JPH0136686B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0136686B2 JPH0136686B2 JP57213014A JP21301482A JPH0136686B2 JP H0136686 B2 JPH0136686 B2 JP H0136686B2 JP 57213014 A JP57213014 A JP 57213014A JP 21301482 A JP21301482 A JP 21301482A JP H0136686 B2 JPH0136686 B2 JP H0136686B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casting
- core
- coil
- insulating layer
- prepreg insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 20
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 17
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
- H01F41/04—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
- H01F41/12—Insulating of windings
- H01F41/127—Encapsulating or impregnating
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はモールド形コイルの製造方法に関す
るものである。
るものである。
従来のモールド形コイルの製造方法は第１図お
よび第２図に示すようになされていた。まず第１
図に示すように、巻芯１に二次コイル２と絶縁物
３と一次コイル４とを施す。次に巻芯１を引抜い
た後、注型用中芯５を巻芯１の代りに挿入し、注
型金型（図示せず）内に設置してスペーサ６で固
定する。続いて注型金型（図示せず）内に樹脂７
を注入し、第２図に示すようなモールド形コイル
を製造する。
よび第２図に示すようになされていた。まず第１
図に示すように、巻芯１に二次コイル２と絶縁物
３と一次コイル４とを施す。次に巻芯１を引抜い
た後、注型用中芯５を巻芯１の代りに挿入し、注
型金型（図示せず）内に設置してスペーサ６で固
定する。続いて注型金型（図示せず）内に樹脂７
を注入し、第２図に示すようなモールド形コイル
を製造する。
従来の製造方法は以上のようになされていたた
め、二次コイル２と注型用中芯５間の寸法を大き
くすると、モールド形コイル全体が極めて不経済
となり、あまり大きくできない。一方、二次コイ
ル２と注型用中芯５間の寸法を小さくすると、二
次コイル２と注型用中芯５間で樹脂７にクラツク
が発生し、電気的に不安定となる。また巻芯１を
引抜いた後、注型用中芯５を巻芯１の代りに挿入
するため、注型金型（図示せず）内にスペーサ６
によつて、二次コイル２の中空部の軸芯に注型用
中芯５を固定せねばならず、作業性が悪い等の欠
点があつた。
め、二次コイル２と注型用中芯５間の寸法を大き
くすると、モールド形コイル全体が極めて不経済
となり、あまり大きくできない。一方、二次コイ
ル２と注型用中芯５間の寸法を小さくすると、二
次コイル２と注型用中芯５間で樹脂７にクラツク
が発生し、電気的に不安定となる。また巻芯１を
引抜いた後、注型用中芯５を巻芯１の代りに挿入
するため、注型金型（図示せず）内にスペーサ６
によつて、二次コイル２の中空部の軸芯に注型用
中芯５を固定せねばならず、作業性が悪い等の欠
点があつた。
この発明は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたものであり、巻芯１に未硬
化のプリプレグ絶縁層を形成した後、二次コイル
２と絶縁物３と一次コイル４とを施すことによ
り、巻芯１を従来の如き注型用中芯５に抜替える
ことなく、そのまま注型し得るようにしたモール
ド形コイルの製造方法を提供することを目的とし
ている。
去するためになされたものであり、巻芯１に未硬
化のプリプレグ絶縁層を形成した後、二次コイル
２と絶縁物３と一次コイル４とを施すことによ
り、巻芯１を従来の如き注型用中芯５に抜替える
ことなく、そのまま注型し得るようにしたモール
ド形コイルの製造方法を提供することを目的とし
ている。
以下この発明の一実施例を図について説明す
る。この発明のモールド形コイルの製造方法の一
実施例は第３図および第４図に示すようになされ
ていた。まず第３図に示すように、巻芯１にプリ
プレグ絶縁紙を巻き未硬化のプリプレグ絶縁層８
を形成する。次に第３図に示すようにプリプレグ
絶縁層８上に二次コイル２と絶縁物３と一次コイ
ル４とを施す。この場合、プリプレグ絶縁層８の
両側端部８ａ，８ｂは二次コイル２から外部には
み出して巻芯１に形成されており、両側端部８
ａ，８ｂには段差８０１，８０２が形成されて、
注型時に樹脂７との接着性がよくなるように形成
されている。次に、プリプレグ絶縁層８と二次コ
イル２と絶縁物３と一次コイル４とが施された巻
芯１を注型金型（図示せず）内に設置し、注型金
型（図示せず）内に樹脂７を注入して、注型前未
硬化のプリプレグ絶縁層８を硬化させて第４図に
示すようなモールド形コイルを製造する。
る。この発明のモールド形コイルの製造方法の一
実施例は第３図および第４図に示すようになされ
ていた。まず第３図に示すように、巻芯１にプリ
プレグ絶縁紙を巻き未硬化のプリプレグ絶縁層８
を形成する。次に第３図に示すようにプリプレグ
絶縁層８上に二次コイル２と絶縁物３と一次コイ
ル４とを施す。この場合、プリプレグ絶縁層８の
両側端部８ａ，８ｂは二次コイル２から外部には
み出して巻芯１に形成されており、両側端部８
ａ，８ｂには段差８０１，８０２が形成されて、
注型時に樹脂７との接着性がよくなるように形成
されている。次に、プリプレグ絶縁層８と二次コ
イル２と絶縁物３と一次コイル４とが施された巻
芯１を注型金型（図示せず）内に設置し、注型金
型（図示せず）内に樹脂７を注入して、注型前未
硬化のプリプレグ絶縁層８を硬化させて第４図に
示すようなモールド形コイルを製造する。
この発明は以上のようになされ、巻芯１に注型
前に未硬化のプリプレグ絶縁層８を施しているた
め、従来の如く注型用中芯５に抜き替える必要が
なく、作業性が良くなり、安価に作製できる。ま
た注型前に未硬化のプリプレグ絶縁層８を薄くす
ることができ、モールド形コイル全体を小型化で
きる。さらに注型後に硬化されたプリプレグ絶縁
層８は、強度が高くてクラツクの発生がなく、か
つ水分等の吸湿がなく、電気的、機械的に優れて
信頼度が向上する。
前に未硬化のプリプレグ絶縁層８を施しているた
め、従来の如く注型用中芯５に抜き替える必要が
なく、作業性が良くなり、安価に作製できる。ま
た注型前に未硬化のプリプレグ絶縁層８を薄くす
ることができ、モールド形コイル全体を小型化で
きる。さらに注型後に硬化されたプリプレグ絶縁
層８は、強度が高くてクラツクの発生がなく、か
つ水分等の吸湿がなく、電気的、機械的に優れて
信頼度が向上する。
以上のようにこの発明によれば、作業性が良
く、安価に作製でき、小型化され、かつ信頼度が
向上する等の諸効果を有する。
く、安価に作製でき、小型化され、かつ信頼度が
向上する等の諸効果を有する。
第１図および第２図は従来のモールド形コイル
の製造方法の説明図であり、第１図は巻芯にコイ
ルを施した状態を示す側断面図、第２図は従来の
製造方法により製造されたモールド形コイルを示
す部分側断面図である。第３図および第４図はこ
の発明に係るモールド形コイルの製造方法の一実
施例の説明図であり、第３図は巻芯にプリプレグ
絶縁層とコイルとを施した状態を示す側断面図、
第４図はこの発明の製造方法により製造されたモ
ールド形コイルを示す部分側断面図である。 図において、１は巻芯、２は二次コイル、３は
絶縁物、４は一次コイル、７は樹脂、８はプリプ
レグ絶縁層、８ａ，８ｂは両側端部、８０１，８
０２は段差である。なお各図中同一部分には同一
符号を付している。
の製造方法の説明図であり、第１図は巻芯にコイ
ルを施した状態を示す側断面図、第２図は従来の
製造方法により製造されたモールド形コイルを示
す部分側断面図である。第３図および第４図はこ
の発明に係るモールド形コイルの製造方法の一実
施例の説明図であり、第３図は巻芯にプリプレグ
絶縁層とコイルとを施した状態を示す側断面図、
第４図はこの発明の製造方法により製造されたモ
ールド形コイルを示す部分側断面図である。 図において、１は巻芯、２は二次コイル、３は
絶縁物、４は一次コイル、７は樹脂、８はプリプ
レグ絶縁層、８ａ，８ｂは両側端部、８０１，８
０２は段差である。なお各図中同一部分には同一
符号を付している。
Claims (1)
- １ 巻芯にプリプレグ絶縁紙を巻き未硬化のプリ
プレグ絶縁層をその両側端部には段差があるよう
に形成する第１の工程、前記プリプレグ絶縁層上
に巻線を前記両側端部が該巻線から外部にはみ出
して前記巻芯に形成されるよう施す第２の工程、
および前記プリプレグ絶縁層と前記巻線とが施さ
れた前記巻芯を注型金型内に組込んで全体を一体
に注型しかつ前記未硬化のプリプレグ絶縁層を硬
化する第３の工程からなることを特徴とするモー
ルド形コイルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21301482A JPS59103322A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | モ−ルド形コイルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21301482A JPS59103322A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | モ−ルド形コイルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59103322A JPS59103322A (ja) | 1984-06-14 |
| JPH0136686B2 true JPH0136686B2 (ja) | 1989-08-02 |
Family
ID=16632066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21301482A Granted JPS59103322A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | モ−ルド形コイルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59103322A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2777238B2 (ja) * | 1989-12-12 | 1998-07-16 | 株式会社東芝 | モールドコイルの製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5538009A (en) * | 1978-09-08 | 1980-03-17 | Hitachi Ltd | Manufacturing of resin mold coil |
-
1982
- 1982-12-03 JP JP21301482A patent/JPS59103322A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5538009A (en) * | 1978-09-08 | 1980-03-17 | Hitachi Ltd | Manufacturing of resin mold coil |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59103322A (ja) | 1984-06-14 |
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