JPH0518215U - 配線ケーブル用ダクト - Google Patents

配線ケーブル用ダクト

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Publication number
JPH0518215U
JPH0518215U JP7103191U JP7103191U JPH0518215U JP H0518215 U JPH0518215 U JP H0518215U JP 7103191 U JP7103191 U JP 7103191U JP 7103191 U JP7103191 U JP 7103191U JP H0518215 U JPH0518215 U JP H0518215U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
wiring cable
cable duct
support
longitudinal direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP7103191U
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English (en)
Inventor
雅克 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Kagaku Co Ltd
Original Assignee
Toyo Kagaku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Kagaku Co Ltd filed Critical Toyo Kagaku Co Ltd
Priority to JP7103191U priority Critical patent/JPH0518215U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋体が開閉自在な配線ケーブル用ダクトを提
供することにある。 【構成】 底部10と当該底部10から略直角に伸びる
側部11,11とで断面略コ字状に形成し、当該側部1
1,11の先端部に係合部12,12を配設して支持体
1を形成する。前記係合部12,12と互いに係合する
ように配設された係合部20,20を設け前記支持体1
の長手方向に沿って設けられる開口部を覆う蓋体2を形
成する。前記蓋体2の表面端縁のいずれか一方又は双方
に前記長手方向に沿って連設させた突出部21を設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、室内の壁面や床に沿って配設される電線、通信線の他、各種センサ 等の配線ケーブルを収納して保護する配線ケーブル用ダクトに関し、特に前記配 線ケーブルを覆う蓋体を開閉自在に配設した配線ケーブル用ダクトに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の配線ケーブル用ダクトにあっては、例えば実開昭59−126522号 公報記載の配線ケーブル用ダクトで開示されているように、断面略コ字状に形成 された支持体と、前記支持体の開口部を蓋する蓋体とを有し、支持体と蓋体には 互いに係合する係合部をそれぞれ設けたものがある。なお、当該配線ケーブル用 ダクトは一般に合成樹脂で形成されている。また、ここで、前記係合部同士は当 該合成樹脂の弾力性によって一旦係合したらむやみに離脱しないように形成され ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような配線ケーブル用ダクトにあっては、一旦係合させると係 合部同士の係合力によってむやみに前記蓋体が開かないように構成されており、 一度配線を収納したら、再度配線し直すのに非常に手間がかかるという課題があ った。また、上記配線ケーブル用ダクトは、一般に合成樹脂で形成されているた め、蓋体を開ける際に不要な力を加えると蓋体や支持体の係合部が損傷してしま うという課題があった。
【0004】 したがって、本考案は上記従来品の課題を解決すべく考案された配線ケーブル 用ダクトであって、本考案の目的とするところは、蓋体が開閉自在な配線ケーブ ル用ダクトを提供することにある。
【0005】
【課題を解決する手段】 本考案は、上記に鑑み考案されたものであって、底部と当該底部から略直角に 伸びる側部とで断面略コ字状に形成し当該側部の先端部に係合部を配設した支持 体と、前記係合部と互いに係合するように配設された係合部を有し前記支持体の 長手方向に沿って設けられる開口部を覆う蓋体を備える配線ケーブル用ダクトに おいて、前記蓋体の表面端縁のいずれか一方又は双方に前記長手方向に沿って連 設させた突出部を設けたことを特徴とする配線ケーブル用ダクトである。
【0006】 本考案に用いられる上記蓋体の突出部は、所定の長さで蓋体の外表面と同一角 度又は所定の傾斜角で突出したものであり、その突出長さや突出角度は、作業者 が当該突出部を反支持体方向(蓋体を支持体から離脱させる方向)に引っ張るこ とができる大きさ及び角度であれば適宜変更して差支えない。また、当該突出部 は、前記蓋体のいずれか一方の端縁に前記長手方向に沿って設けられていれば当 該蓋体の反対側にある端縁の係合部を梃の軸にして前記蓋体を開けることが自在 になるが、前記蓋体の双方の端縁に設けても同様な作用が生じさせることができ るのは勿論のことである。なお、当該突出部の材質としては前記蓋体と同質又は 異質のものを適宜使用してもよいが、製造上同一の材質が好ましい。
【0007】 また、本考案に用いられる上記係合部としては、蓋を開ける方向への力を受け ても前記蓋部と前記支持部が離脱しないもの同士であれば従来公知の如何なる係 合手段を利用したものであっても差し支えなく、例えば互いに相手の離脱方向に 突起を有するもの、前記蓋体と前記支持体の係合時にのみ係合し合う凹部、凸部 からなるものの他、一方が他方を包み込んで係合し合うもの等がある。
【0008】
【作用】
本考案によれば、配線ケーブル用ダクトの蓋体のいずれか一方又は双方の端縁 に前記長手方向に略沿うように突出部を突設しているため、当該突出部とこの突 出部とは反対側端縁にある係合部を梃の軸にして自在に上記蓋体を動かして上記 開口部を開口することができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案に係る第一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案に係る配線ケーブル用ダクトの第一実施例を示した斜視図であり 、図2は図1の配線ケーブル用ダクトのI−I断面を示した説明図であり、図3 は支持体と蓋体を開閉する作用を示す説明図である。
【0010】 本実施例に示す配線ケーブル用ダクトは、図1,図2に示すように、底部10 と2つの側部11,11から断面略コ字状に形成され長手方向に沿って開口部を 有する支持体1と、前記開口部を当該長手方向に沿って覆う蓋体2とで主要部が 形成されている。そして、当該配線ケーブル用ダクトは、この支持体1によって 形成される空間に光ケーブルや電線を配線することによって配線ケーブル用ダク トとしての作用を備えるものである。
【0011】 上記側部11,11の先端部には係合部12が支持体1の外側を向いた係合突 起として配設され、上記蓋体2の端縁近傍には係合部20が互いに先端部を内側 に折れ曲がった係合突起として配設されている。そして、前記蓋体2の蓋体表面 部の一方の端縁には突出部21が前記長手方向に沿って連設されている。図中符 号13は上記開口部を仕切る仕切板である。なお、図示は省略しているが、当該 配線ケーブル用ダクトは底部10を壁又は床に接触させて木螺子等により前記低 部10が貫通されて当該壁等に固着されるものである。
【0012】 本実施例に係る配線ケーブル用ダクトの蓋体2は、図3に示す段階を経て以下 のように支持体1に着脱される。
【0013】 図2の係合状態にある配線ケーブル用ダクトにおいて、蓋体2の突出部21に 対して図中矢印A方向に力を加え側部11に対して矢印B方向に力を加えると、 突出部21非配設側の係合部12,20自身の弾力性によって当該係合が解除さ れ、図3に示す状態に移される。その後、突出部21非配設側の係合部12,2 0同士の係合も解除され、これにより支持体1と蓋体2は離脱される。なお、支 持体1に蓋体2を装着するのは以上の作用を逆に行えばよいのは勿論のことであ る。
【0014】 以上の実施例にあっては、蓋体の近傍に突出部を設けているため、容易に支持 体から蓋体を離脱することができ、これにより支持体内の空間に一度配線された ケーブルを容易に配線し直すことができ、さらに蓋体を開ける際に蓋体や支持体 の係合部が損傷しない。
【0015】 また、本考案に係る第二実施例を図4に示す。
【0016】 この実施例に係る配線ケーブル用ダクトは、上記第一実施例の係合部12,2 0に丸みを持たせたものである。
【0017】 以上の実施例にあっては、第一実施例の係合部よりも丸みを持たせているため 、当該係合部を回動軸として蓋体をより容易に回動することができ、これにより 、蓋体の着脱をさらに容易にすることができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、蓋体の表面端縁のいずれか一方又は双方に前記長手方向に沿って連 設させた突出部を設けているため、容易に支持体から蓋体を離脱することができ 、これにより支持体内の空間に一度配線されたケーブルを容易に配線し直すこと ができ、さらに蓋体を開ける際に蓋体や支持体の係合部が損傷しないという効果 を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る配線ケーブル用ダクトの第一実施
例を示した斜視図である。
【図2】図1の配線ケーブル用ダクトのI−I断面を示
した説明図である。
【図3】図1の支持体と蓋体を開閉する作用を示す説明
図である。
【図4】本考案に係る配線ケーブル用ダクトの第二実施
例を示した断面図である。
【符号の説明】
1 支持体 10 底部 11 側部 12 係合部 2 蓋体 20 係合部 21 突出部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部10と当該底部10から略直角に伸
    びる側部11,11とで断面略コ字状に形成し当該側部
    11,11の先端部に係合部12,12を配設した支持
    体1と、前記係合部12,12と互いに係合するように
    配設された係合部20,20を有し前記支持体1の長手
    方向に沿って設けられる開口部を覆う蓋体2を備える配
    線ケーブル用ダクトにおいて、前記蓋体2の表面端縁の
    いずれか一方又は双方に前記長手方向に沿って連設させ
    た突出部21を設けたことを特徴とする配線ケーブル用
    ダクト。
JP7103191U 1991-08-09 1991-08-09 配線ケーブル用ダクト Pending JPH0518215U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7103191U JPH0518215U (ja) 1991-08-09 1991-08-09 配線ケーブル用ダクト

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JP7103191U JPH0518215U (ja) 1991-08-09 1991-08-09 配線ケーブル用ダクト

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Publication Number Publication Date
JPH0518215U true JPH0518215U (ja) 1993-03-05

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ID=13448754

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JP7103191U Pending JPH0518215U (ja) 1991-08-09 1991-08-09 配線ケーブル用ダクト

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