JPH0521914Y2 - - Google Patents

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JPH0521914Y2
JPH0521914Y2 JP13197587U JP13197587U JPH0521914Y2 JP H0521914 Y2 JPH0521914 Y2 JP H0521914Y2 JP 13197587 U JP13197587 U JP 13197587U JP 13197587 U JP13197587 U JP 13197587U JP H0521914 Y2 JPH0521914 Y2 JP H0521914Y2
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JP
Japan
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cord
grommet
case
packing
cord grommet
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JP13197587U
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JPS6437093U (ja
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は密封型ケースのコード引出装置に関
し、特にオートバイ、農耕機械、土工機械等の振
動雰囲気中および外部雰囲気中で使用される計
器、コントローラ等のプリント板を収容する密封
型ケースにおけるコード引出装置に関する。
[従来の技術] 従来、密封型ケースのコード引出装置として、
上ケースと下ケースとの間に挾圧潰状態に介在さ
れるパツキンの適宜位置に、コードを被覆保持す
るグロメツトを一体形成したものを出願人は実開
昭59−10257号公報で提案している。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来技術においては、外部の振動雰囲気中
において使用した場合、コードに引張り力や圧縮
力が加わつてコードに伸縮が生じ、これに伴い複
数のコードが挿通しているグロメツトがコードと
同体的に移動して撓んでしまい、結果的にグロメ
ツトと一体形成されたパツキンが上ケースから離
間し、離間により生じた隙間から雨水や塵埃等が
ケース内に浸入するという問題があつた。
そこで本考案はコードに力が加わつてもコード
グロメツトが撓むことを予防でき密封性に優れた
密封型ケースのコード引出装置を提供することを
目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案はコードグロメツトの少なくとも外面側
に位置するようにしてコードグロメツトの撓みを
規制する規制部をケースと一体に設けて構成され
る。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説
明する。
第1図乃至第3図は本考案の第1実施例であ
り、1は下ケースであり、この下ケース1は底壁
2の周囲にフランジ3を形成するようにして側周
壁4が一体に形成されている。5は計器やコント
ローラ等の回路部品6が装備されたプリント板で
あり、前記底壁2に固定されたナツト7に緩衝材
8を介しビス9により固定されている。10は前
記側周壁4の適所に上端から切込形成した開口部
である。11はゴム等の弾性材料により前記側周
壁4と同形に形成された断面コ字形状の環状のパ
ツキンであり、このパツキン11は嵌合溝12を
介して前記側周壁4の上端に被装されている。1
3は前記開口部10を密封するようにして前記パ
ツキン11と一体形成されたコードグロメツトで
あり、このコードグロメツト13は複数の挿通孔
14を有しているとともに、周縁には前記開口部
10の周縁に被嵌するための嵌合溝15が形成さ
れている。16,17は前記コードグロメツト1
3の外面側および内面側の中程に位置するように
して前記下ケース1の内底面から一体に立上り形
成した規制部であり、この規制部16,17によ
つてコードグロメツト13の撓みを予防するよう
にしている。18は前記下ケース1のフランジ3
に、前記コードグロメツト13の近傍に位置して
設けらけた切欠溝であり、ゴム等の弾性材料から
なる環状のコード案内部材19が溝20を介し嵌
装着されている。21は前記プリント板5の端子
に電気的に接続された複数のコードであり、この
コード21は前記コードグロメツト13の挿通孔
14に横方向に挿通してケース内から外部へ導出
され、前記コード案内部材19に縦方向に挿通し
ている。22は上ケースであり、この上ケース2
2は前記パツキン11およびコードグロメツト1
3を介し下ケース1と密封状態で閉塞され、ビス
23により固定されている。
そして、上記のようにして構成された密封型ケ
ースを室外の雰囲気中で使用してコード21に引
張力または圧縮力が加わつてコードグロメツト1
3に撓み力が加わつた場合においても、コードグ
ロメツト13の内、外面には下ケース1と一体に
形成された規制部16,17が位置しているた
め、この規制部16,17によつてコードグロメ
ツト13の外方への撓みおよび内方への撓みが良
好に予防され、結果的にコードグロメツト13の
上部と一体的なパツキン11は上ケース22の下
面に密接した状態を維持し密封状態を保持しケー
ス内への雨水や塵埃等の浸入を良好に予防でき
る。また、コード21はコードグロメツト13か
ら横方向に導出するとともに、コード案内部材1
9から縦方向に導出しているため、コード21に
加えられる力が一旦、コード案内部材19によつ
て緩衝されるため、コードグロメツト13には直
接的な力が加わらずコードグロメツト13の撓み
を一層良好に予防できる。
第4図は本考案の第2実施例であり、上記実施
例で示す規制部16,17がコードグロメツト1
3の両側に位置するようにして下ケース1と一体
に形成されている。そして、コード21に引張力
または圧縮力が加わつても上記規制部16,17
によつてコードグロメツト13の撓み変形を良好
に予防できる。
第5図は本考案の第3実施例であり、規制部1
6,17が上ケース22と一体形成されたもので
あり、規制部16,17によつてコードグロメツ
ト13の上側を内、外面から規制し、コード21
に引張力または圧縮力が加わつても上記規制部1
6,17によつて遊端部であるコードグロメツト
13の上端の動きを防止できる。
第6図は本考案の第4実施例であり、コードグ
ロメツト13の外面側にのみ規制部16を設け、
しかもコードグロメツト13の外面側の上、下に
位置するようにして上、下ケース22,1とそれ
ぞれ一体的に規制部16,17を設けたものであ
り、規制部16,17はそれぞれ短いものであつ
てもコード21に引張力が加わつた場合、コード
グロメツト13の外方への撓みを規制できる程度
に設定してあればよい。
第7図は本考案の第5実施例であり、規制部1
6をコードグロメツト13の横幅とほぼ同幅にし
て形成したものであり、縦幅寸法の短いもので良
好にコードグロメツト13の撓みを規制できる。
なお本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく本考案の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能である。例えば規制部の大きさ、形状、
数は適宜選定すればよく、また規制部はコードグ
ロメツトの内面側には必要に応じ設ければよい。
また側周壁は上ケースに設けたりあるいは上、下
ケースに設けたりしてもよい。
[考案の効果] 本考案はコードグロメツトの少なくとも外面側
に位置するようにしてコードグロメツトの撓みを
規制する規制部をケースと一体に設けて、コード
に力が加わつてもコードグロメツトが撓むことを
予防でき密封性に優れた密封型ケースのコード引
出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の第1実施例を示
し、第1図は分解斜視図、第2図は断面図、第3
図はコード案内部材の断面図、第4図は同第2実
施例の斜視図、第5図は同第3実施例の断面図、
第6図は同第4実施例の断面図、第7図は同第5
実施例の断面図である。 1……下ケース、4……側周壁、10……開口
部、11……パツキン、13……コードグロメツ
ト、14……挿通孔、16,17……規制部、2
2……上ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上ケースと下ケースとからなる密封型ケース内
    に電気機器を収納し、前記ケースの少なくとも一
    方の側周壁に開口部を設け、前記側周壁の上端縁
    にパツキンを設けるとともに前記開口部を密封す
    るようにして複数の挿通孔を有するコードグロメ
    ツトを前記パツキンと一体に設け、前記パツキン
    およびコードグロメツトを介し前記各ケースを密
    封配設し、前記コードグロメツトの少なくとも外
    側面側に位置し、そのコードグロメツトの撓みを
    規制する規制部を上、下ケースの少なくとも一方
    と一体に設け、前記コードグロメツトの挿通孔を
    介しケース内から外部へコードを導出したことを
    特徴とする密封型ケースのコード引出装置。
JP13197587U 1987-08-29 1987-08-29 Expired - Lifetime JPH0521914Y2 (ja)

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JP13197587U JPH0521914Y2 (ja) 1987-08-29 1987-08-29

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JP13197587U JPH0521914Y2 (ja) 1987-08-29 1987-08-29

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Publication Number Publication Date
JPS6437093U JPS6437093U (ja) 1989-03-06
JPH0521914Y2 true JPH0521914Y2 (ja) 1993-06-04

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ID=31388526

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102004033559A1 (de) * 2004-07-09 2006-02-09 Zf Friedrichshafen Ag Abdichtung eines Steuergerätes
JP5950770B2 (ja) * 2012-09-06 2016-07-13 三菱電機株式会社 防水形電子基板ボックス

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JPS6437093U (ja) 1989-03-06

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