JPH0548377Y2 - - Google Patents

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JPH0548377Y2
JPH0548377Y2 JP1989112397U JP11239789U JPH0548377Y2 JP H0548377 Y2 JPH0548377 Y2 JP H0548377Y2 JP 1989112397 U JP1989112397 U JP 1989112397U JP 11239789 U JP11239789 U JP 11239789U JP H0548377 Y2 JPH0548377 Y2 JP H0548377Y2
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JP
Japan
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housing
rod
sealing member
female housing
shaped body
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JP1989112397U
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JPH0353769U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電線同志を接続し、ハウジングの結
合部にシール部材を介在させた防水コネクタに関
するものである。
[従来の技術] 従来、この種の防水コネクタとして、一般的に
は例えば実開昭61−54677号公報に開示されたも
のが知られている。この従来の防水コネクタは第
7図に示すように、雄型ハウジング1を嵌め込む
雌型ハウジング2の奥部に合成ゴム等から成る枠
体状のシール部材3を装着している。
[考案が解決しようとする課題] しかしながらこの防水コネクタにおいては、雄
型ハウジング1、雌型ハウジング2及びシール部
材3の形式が固定され、雌型ハウジング1に対し
て1種類の雄型ハウジング2しか対応できないと
いう問題がある。
そして、これらのハウジングを製造するための
金型は極めて高価であり、ハウジングの種類を増
加することは得策ではない。
本考案の目的は、1種類の雌型ハウジングに対
して複数種類の雄型ハウジングを対応できるよう
にした防水コネクタを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本考案に係る防
水コネクタにおいては、弾性部材から成り枠体状
の本体を有するシール部材を奥部に装着した雌型
ハウジングに雄型ハウジングを水封的に嵌合する
防水コネクタにいおて、前記雌型ハウジングの内
面に前記雄型ハウジングに対する案内のための複
数個の案内溝を設け、前記シール部材は前記案内
溝のうちの少なくとも1個を埋め込む棒状体を前
記本体から突設し、前記雄型ハウジングの外周
に、前記棒状体が埋め込まれていない前記案内溝
に嵌合する条片部を設けたことを特徴とする。
[作用] 上記の構成を有する防水コネクタにおいては、
雌型ハウジングの複数個の案内部の少なくとも1
つにシール部材の棒状体が埋め込まれ、棒状体が
ない案内溝に雄型ハウジングの条片部が嵌合す
る。
[実施例] 本考案を第1図〜第6図の実施例により詳細に
説明する。
第1図はシール部材1の斜視図であり、このシ
ール部材1はたとえば合成ゴムから成り、雌型ハ
ウジング内に収納される波型の断面を有する枠体
状の本体2から、例えば断面角型の棒状体3が突
出されている。
第2図はこのシール部材1を取り付けた状態の
雌型ハウジング4を示し、雌型ハウジング4の内
面の両側に雄型ハウジング5に対する断面角型の
案内溝6a,6bが設けられている。シール部材
1はこの雌型ハウジング4内の奥部に装着され、
例えば案内溝6a,6bのうちの片側の案内溝6
bは、シール部材1の棒状体3により埋め込まれ
ている。
ここで、雄型ハウジング5には案内溝6aに嵌
合する左側の条片部7だけが設けられ、右側には
条片部が設けられていない。従つて、この雄型ハ
ウジング5を雌型ハウジング4に挿入する際には
条片部7が案内溝6aに嵌合し、シール部材1の
棒状体3の存在が雄型ハウジング5の挿入の障害
となることはない。
しかしながら、例えば右側のみ或いは両側に条
片部7を有する形式の雄型ハウジング5は、棒状
体3の存在により雌型ハウジング4内に入り込む
ことはできない。従つて、シール部材1を実施例
のような右側に棒状体3を有するもの、左側に棒
状体3を有するものの2種類を造り、これらを適
宜選択して装着することにより、1種類の雌型ハ
ウジング4に合致すべき雄型ハウジングの種類を
2種類とし、これらを使い分けることが可能とな
る。
なお、実施例においては、シール部材1は雌型
ハウジング4との摩擦力により取り付けるように
しているが、このシール部材1が雌型ハウジング
4から容易に離脱しないようにするためには、例
えば第3図に示すように棒状体3の外側に爪状の
係止部8を設け、この係止部8を雌型ハウジング
4の案内溝6b内に設けた凹部9に係止すること
によつて、強固な固定を可能とすることができ
る。
更には、シール部材1の本体2には合成樹脂材
等から成る硬質の芯材を内蔵し、棒状体3内にも
この芯材を延長することにより、棒状体3による
雄型ハウジング5の挿入の規制は更に確実とな
る。また、この芯材を係止部8にも使用すれば、
シール部材1の係止も更に強固となる。
第4図波第6図は同一の雌型ハウジング4を使
用し、3種類のシール部材1を用いた場合の実施
例を説明している。即ち、雌型ハウジング4には
左右及び下部に計3個の案内溝6a,6b,6c
が形成されており、第4図aに示すようにシール
部材1には左側と下側に棒状体3が突出されたも
のを使用すれば、第4図bに示すように雌型ハウ
ジング4は右側の案内溝6bのみが空いているこ
とになり、この部分のみに条片部7を有する雄型
ハウジング5のみが対応し得ることになる。
また、第5図aにおけるシール部材1には左右
に棒状体3が付設されており、このシール部材1
を雌型ハウジング4に装着すると、第5図bに示
すように案内溝6cのみが有効となる。更には、
第6図aのシール部材1は右側と下側に棒状体3
が突出されており、bに示すように雌型ハウジン
グ4の左側の案内溝6aが空くことになる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係る防水コネクタ
は、雌型ハウジングに設けた案内溝の少なくとも
一つをシール部材の棒状体を埋め込み、棒状体が
埋め込まれていない案内溝に雄型ハウジングの条
片部が嵌合するため、比較的安価に製造し得る複
数種類のシール部材を用意しておけば、雌型ハウ
ジングの形式は1種類であつても、数種類の雄型
ハウジングを適用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面第1図〜第6図は本考案に係る防水コネク
タの実施例を示し、第1図はシール部材の斜視
図、第2図は雌型ハウジングと雄型ハウジングの
斜視図、第3図は係止部の断面図、第4図〜第6
図はそれぞれ他の実施例の断面図であり、第7図
は従来例の断面図である。 符号1はシール部材、2は本体、3は棒状体、
4は雌型ハウジング、5は雄型ハウジング、6
a,6b,6cは案内溝、7は条片部、8は係止
部、9は凹部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性部材から成り枠体状の本体を有するシール
    部材を奥部に装着した雌型ハウジングに雄型ハウ
    ジングを水封的に嵌合する防水コネクタにおい
    て、前記雌型ハウジングの内面に前記雄型ハウジ
    ングに対する案内のための複数個の案内溝を設
    け、前記シール部材は前記案内溝のうちの少なく
    とも1個を埋め込む棒状体を前記本体から突設
    し、前記雄型ハウジングの外周に、前記棒状体が
    埋め込まれていない前記案内溝に嵌合する条片部
    を設けたことを特徴とする防水コネクタ。
JP1989112397U 1989-09-26 1989-09-26 Expired - Lifetime JPH0548377Y2 (ja)

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JPH0353769U JPH0353769U (ja) 1991-05-24
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KR101501249B1 (ko) * 2014-07-11 2015-03-12 (주)한국에어로테크 각도 조절이 가능한 철제 안전 시설판

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JPS59214178A (ja) * 1983-05-12 1984-12-04 モレツクス・インコ−ポレ−テツド コネクタ組立体
JPS6182692A (ja) * 1984-09-27 1986-04-26 ジーメンス・アクチエンゲゼルシヤフト コーダを有する多極型の電気的差込みコネクタ
JPS6361776B2 (ja) * 1982-08-16 1988-11-30

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JPH0353769U (ja) 1991-05-24

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