JP2575613Y2 - 電気接続箱のカバーロック構造 - Google Patents

電気接続箱のカバーロック構造

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JP2575613Y2
JP2575613Y2 JP1992042419U JP4241992U JP2575613Y2 JP 2575613 Y2 JP2575613 Y2 JP 2575613Y2 JP 1992042419 U JP1992042419 U JP 1992042419U JP 4241992 U JP4241992 U JP 4241992U JP 2575613 Y2 JP2575613 Y2 JP 2575613Y2
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locking
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、上下に分割された電気
接続箱のカバーを相互に係止させる構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図3は、実願平2−16584号公報に
記載された従来の電気接続箱のカバーロック構造を示す
ものである。図で、20は、上カバー21と下カバー2
2とをロック手段23,24で係止させた電気接続箱、
25は、該電気接続箱20に取り付けられるスルーコネ
クタを示す。
【0003】該上カバー21と下カバー22との外壁面
には、前記ロック手段として係止突起23と係合枠部2
4とを設けると共に、該ロック手段の側方にスルーコネ
クタ取付部として一対のガイドレール26,26を上下
に連設してあり、該ガイドレール26にコネクタ外壁の
スライドレール27を係合させてコネクタ25を固定さ
せる。
【0004】しかしながら、上記構造にあっては、取り
付られたコネクタ25にこじり方向の力が作用した場合
に、カバー壁21が撓んでカバーのロック23,24が
外れやすいという欠点があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記した点
に鑑み、コネクタにこじり方向の力が作用した場合で
も、上カバーと下カバーとがロック外れを起こさない電
気接続箱のカバーロック構造を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、外壁面にスルーコネクタ取付部を連設し
た電気接続箱の上下カバーを相互に係止させるカバーロ
ック構造であって、該スルーコネクタ取付部に対応して
一方の該カバーの内壁面に係止部を設け、該内壁面に対
する他方のカバーの係合外壁面に、該係止部に対する係
合部を設け、該係止部と係合部とが前記スルーコネクタ
取付部に対応して位置することを特徴とする。
【0007】
【作用】カバーの係止部と係合部とは、ロックした状態
でスルーコネクタによって外側から押さえられる。従っ
て、ロック外れを起こすことがない。
【0008】
【実施例】図1は、本考案に係る電気接続箱のカバーロ
ック構造の一実施例を示す分解斜視図、図2は、同じく
組付状態を示す縦断面図である。図で、1,2は、電気
接続箱3の接続箱本体を構成する合成樹脂製の上カバー
と下カバー、4は、該電気接続箱3に取り付られるスル
ーコネクタを示す。
【0009】該上カバー1と下カバー2との外壁面5,
6には、従来同様にスルーコネクタ取付部としての一対
のガイドレール7,7を連設し、該上カバー1の外壁面
5の該ガイドレール7,7の中間にコネクタ係止突起8
を配設してある。該スルーコネクタ4の外壁面9には、
該ガイドレール7,7に対する一対のスライド係合レー
ル10,10と、該係止突起8に対する係合板11とを
設けている。該係合板11は、一対のスライドレール1
0,10を中央で連結するように設けられ、スライドレ
ール表面と同一面まで突出している。
【0010】さらに、該上カバー1の内壁面12には、
カバーロック用の係止突起13を設けている。該係止突
起13は、前記一対のガイドレール7,7の中間位置に
対応して、すなわち図2に示す如く、スルーコネクタ4
の係合板11とほぼ対応した位置に設けられる。また、
下カバー2には、該上カバー1の内壁面12に対面する
係合壁14を、前記ガイドレール7を突設した外壁6よ
りも内側に立設し、該係合壁14の外壁面15に、該係
止突起13に対する係合溝16を設けている。
【0011】該係合溝16の上方すなわち該係合壁14
の上端には、係止突起13の傾斜面13aに対する摺接
用テーパ面17を形成してあり、該係合溝16の内端面
16aに係止突起13の垂直壁13bを当接係止させ
る。該係合溝16に係合した係止突起13は、前述した
如く、スルーコネクタ4の係合板11とほぼ対応して位
置する。そして該係合板11がカバー外壁面5に接して
カバー1の撓みを阻止するから、ロック外れを起こすこ
とがない。
【0012】なお、上記ロック部(係止突起13と係合
溝16)の位置は、必ずしもスルーコネクタ4の係合板
11に対応する必要はなく、一対のガイドレール7,7
の間で、例えばスライドレール10上に対応しても良
く、またスライドレール10,10の間に位置していて
もカバー壁5の撓みが抑えられるから有効である。
【0013】
【考案の効果】以上の如くに、本考案によれば、コネク
タにこじり方向の力が作用した場合に、カバーの係止部
と係合部とがロックした状態で該コネクタによって外側
から押さえ付けられるから、ロック外れが防止され、電
気的接続の信頼性や防水性が良好に保たれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電気接続箱のカバーロック構造の
一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同じく組付状態を示す縦断面図である。
【図3】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 上カバー 2 下カバー 3 電気接続箱 4 スルーコネクタ 5,6 外壁面 7 ガイドレール 12 内壁面 13 係止突起 14 係合壁 16 係合溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁面にスルーコネクタ取付部を連設し
    た電気接続箱の上下カバーを相互に係止させるカバーロ
    ック構造であって、該スルーコネクタ取付部に対応して
    一方の該カバーの内壁面に係止部を設け、該内壁面に対
    する他方のカバーの係合外壁面に、該係止部に対する係
    合部を設け、該係止部と係合部とが前記スルーコネクタ
    取付部に対応して位置することを特徴とする電気接続箱
    のカバーロック構造。
JP1992042419U 1992-06-19 1992-06-19 電気接続箱のカバーロック構造 Expired - Fee Related JP2575613Y2 (ja)

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JP3681586B2 (ja) * 1999-09-30 2005-08-10 矢崎総業株式会社 電気接続箱のバッテリーへの組付け構造
JP6793159B2 (ja) * 2018-08-21 2020-12-02 矢崎総業株式会社 ロック構造、電気接続箱及びワイヤハーネス

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JPH065326U (ja) 1994-01-21

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