JP3042407B2 - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
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- JP3042407B2 JP3042407B2 JP8167956A JP16795696A JP3042407B2 JP 3042407 B2 JP3042407 B2 JP 3042407B2 JP 8167956 A JP8167956 A JP 8167956A JP 16795696 A JP16795696 A JP 16795696A JP 3042407 B2 JP3042407 B2 JP 3042407B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- pedestal
- upper case
- lower case
- bus bar
- Prior art date
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R9/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
- H01R9/22—Bases, e.g. strip, block, panel
- H01R9/223—Insulating enclosures for terminals
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S439/00—Electrical connectors
- Y10S439/949—Junction box with busbar for plug-socket type interconnection with receptacle
Landscapes
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気接続箱に関
し、詳しくは、ケースをロック結合するために押さえた
時に、ケース内部に収容したバスバー積層体の変形や破
損等が発生しないようにするものである。
し、詳しくは、ケースをロック結合するために押さえた
時に、ケース内部に収容したバスバー積層体の変形や破
損等が発生しないようにするものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用ワイヤーハーネスを種々の電装
品に分岐接続するのに用いられる電気接続箱、例えばジ
ョイントボックスJ/Bは、図7および図8に示すよう
に、ロアケース1にアッパーケース2を被せて、ロアケ
ース1の外周壁の係止爪1aにアッパーケース2の外周
壁の係止穴2aを係止してロックしている。
品に分岐接続するのに用いられる電気接続箱、例えばジ
ョイントボックスJ/Bは、図7および図8に示すよう
に、ロアケース1にアッパーケース2を被せて、ロアケ
ース1の外周壁の係止爪1aにアッパーケース2の外周
壁の係止穴2aを係止してロックしている。
【0003】上記ロアケース1とアッパーケース2の内
部には、ロアケース1の保持面1bとアッパーケース2
の保持面2bとの間に、バスバー積層体(バスバーと絶
縁基板とを交互に積層した積層体)3を収容している。
これら保持面1bと2bの間隔Tはバスバー積層体3の
厚みt1に対してクリアランスを設けた寸法に設定して
いる。
部には、ロアケース1の保持面1bとアッパーケース2
の保持面2bとの間に、バスバー積層体(バスバーと絶
縁基板とを交互に積層した積層体)3を収容している。
これら保持面1bと2bの間隔Tはバスバー積層体3の
厚みt1に対してクリアランスを設けた寸法に設定して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ロ
アケース1の係止爪1aにアッパーケース2の係止穴2
aを係止してロックするとき、係止爪1aの高さh1よ
りも係止穴2aの長さh2の方が広いことから、ロアケ
ース1にアッパーケース2を被せて、係止爪1aと係止
穴2aのロックのためにアッパーケース2を被せ方向に
押し込むとき、係止穴2aの長さh2が広い分だけアッ
パーケース2の保持面2bがバスバー積層体3を直接加
圧して無用な負荷を加え場合がある。その場合には、バ
スバーの変形(回路の曲がり、端子の座屈等)や絶縁基
板の破損等が発生するおそれがあり、製造・組み立て時
の不良率が増加して品質が低下するという問題があっ
た。
アケース1の係止爪1aにアッパーケース2の係止穴2
aを係止してロックするとき、係止爪1aの高さh1よ
りも係止穴2aの長さh2の方が広いことから、ロアケ
ース1にアッパーケース2を被せて、係止爪1aと係止
穴2aのロックのためにアッパーケース2を被せ方向に
押し込むとき、係止穴2aの長さh2が広い分だけアッ
パーケース2の保持面2bがバスバー積層体3を直接加
圧して無用な負荷を加え場合がある。その場合には、バ
スバーの変形(回路の曲がり、端子の座屈等)や絶縁基
板の破損等が発生するおそれがあり、製造・組み立て時
の不良率が増加して品質が低下するという問題があっ
た。
【0005】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、収容したバスバー積層体の変形や破損等が
発生しないようにできる電気接続箱を提供することを課
題とするものである。
れたもので、収容したバスバー積層体の変形や破損等が
発生しないようにできる電気接続箱を提供することを課
題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は請求項1で、アッパーケースとロアケース
とを嵌合して、いずれか一方のケースの周壁に突設した
係止爪をいずれか他方のケースの周壁に設けた係止穴に
挿入してロック結合すると共に、上記アッパーケースと
ロアケースと対向して設けた保持面の間にバスバー積層
体を収容する電気接続箱において、上記両ケースのいず
れか一方の隅部内面より相手方ケースに向かって第1台
座を突出させると共に、他方のケースの外周面に設けた
たわみ開き防止用突起に嵌合するたわみ防止用リブに第
2台座を設け、上記第1台座および第2台座の保持面か
らの突出寸法を、バスバー積層体の厚み分より若干大き
いと共に上記保持面間の寸法と略同一に設定し、上記ア
ッパーケースとロアケースとの嵌合時に、上記第1台座
および第2台座の先端面を相手方のケースの保持面に当
接させてバスバー積層体を押さえる方向にケースが移動
しないように規制していることを特徴とする電気接続箱
を提供している。
に、本発明は請求項1で、アッパーケースとロアケース
とを嵌合して、いずれか一方のケースの周壁に突設した
係止爪をいずれか他方のケースの周壁に設けた係止穴に
挿入してロック結合すると共に、上記アッパーケースと
ロアケースと対向して設けた保持面の間にバスバー積層
体を収容する電気接続箱において、上記両ケースのいず
れか一方の隅部内面より相手方ケースに向かって第1台
座を突出させると共に、他方のケースの外周面に設けた
たわみ開き防止用突起に嵌合するたわみ防止用リブに第
2台座を設け、上記第1台座および第2台座の保持面か
らの突出寸法を、バスバー積層体の厚み分より若干大き
いと共に上記保持面間の寸法と略同一に設定し、上記ア
ッパーケースとロアケースとの嵌合時に、上記第1台座
および第2台座の先端面を相手方のケースの保持面に当
接させてバスバー積層体を押さえる方向にケースが移動
しないように規制していることを特徴とする電気接続箱
を提供している。
【0007】請求項1によれば、一方のケース、例えば
ロアケースを他方のアッパーケースを被せて、係止爪と
係止穴のロックのために、アッパーケースをロアケース
に押し込んでロックする時、アッパーケースの内面より
突設した台座が、ロアケースの保持面に当接してアッパ
ーケースの押し込みを規制する。台座はアッパーケース
の保持面よりバスバー積層体の厚さよりも若干突出させ
ているため、アッパーケースとロアケースの保持面の間
の寸法がバスバー積層体よりも小さくなることはなく、
よって、アッパーケースの押し込みによりバスバー積層
体が押圧されることはない。
ロアケースを他方のアッパーケースを被せて、係止爪と
係止穴のロックのために、アッパーケースをロアケース
に押し込んでロックする時、アッパーケースの内面より
突設した台座が、ロアケースの保持面に当接してアッパ
ーケースの押し込みを規制する。台座はアッパーケース
の保持面よりバスバー積層体の厚さよりも若干突出させ
ているため、アッパーケースとロアケースの保持面の間
の寸法がバスバー積層体よりも小さくなることはなく、
よって、アッパーケースの押し込みによりバスバー積層
体が押圧されることはない。
【0008】上記台座は係止爪と係止穴の近傍に設ける
のが好ましい。(請求項2) このようにロック部の近傍に台座を設けると、ロック結
合時に、ケースのロック近傍部分が最も力を加えられる
が、台座により、ケースの無理な押し込みを確実に防止
することができる。
のが好ましい。(請求項2) このようにロック部の近傍に台座を設けると、ロック結
合時に、ケースのロック近傍部分が最も力を加えられる
が、台座により、ケースの無理な押し込みを確実に防止
することができる。
【0009】上記台座は、少なくともケースの4隅に設
けるのが好ましい。このようにケースの4隅に台座を設
けると、ケースの4隅に力を加えて押し込むときに、台
座により、無理な押し込みを防止できる。
けるのが好ましい。このようにケースの4隅に台座を設
けると、ケースの4隅に力を加えて押し込むときに、台
座により、無理な押し込みを防止できる。
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【0012】図2に示すように、電気接続箱J/Bのロ
アケース5には、外周壁の四面に夫々2個で計6個の係
止爪5a〜5hを設けている。また、図1に示すよう
に、アッパーケース6の外周壁には、上記ロアケース5
の各係止爪5a〜5hに対応して、計6個の係止穴6a
〜6hを設けている。これらロアケース5とアッパーケ
ース6とは、図4に示すように、ロアケース5にアッパ
ーケース6を被せて、ロアケース5の係止穴5aにアッ
パーケース6の係止穴6aを係止し、同様に、5bに6
b、5cに6c、……をそれぞれ係止してロックするよ
うにしている。
アケース5には、外周壁の四面に夫々2個で計6個の係
止爪5a〜5hを設けている。また、図1に示すよう
に、アッパーケース6の外周壁には、上記ロアケース5
の各係止爪5a〜5hに対応して、計6個の係止穴6a
〜6hを設けている。これらロアケース5とアッパーケ
ース6とは、図4に示すように、ロアケース5にアッパ
ーケース6を被せて、ロアケース5の係止穴5aにアッ
パーケース6の係止穴6aを係止し、同様に、5bに6
b、5cに6c、……をそれぞれ係止してロックするよ
うにしている。
【0013】一方、図2に示すように、ロアケース5に
は、外周壁の各面や隅に、計5個のT字状のたわみ開き
防止用突起5p〜5tを設けている。また、図1に示す
ように、アッパーケース6の外周壁には、上記ロアケー
ス5の各突起5p〜5tに対応して、計5個のC字状の
たわみ開き防止用リブ6p〜6tを設けている。上記た
わみ開き防止用突起5p〜5tとたわみ開き防止用リブ
6p〜6tとは、図6(A)(B)(C)に示すよう
に、ロアケース5にアッパーケース6を被せるときに、
ロアケース5の突起5pにアッパーケース6のリブ6p
を差し込み、同様に、5qに6q、5rに6r、……を
それぞれ差し込んで、アッパーケース6の外周壁のたわ
み開きを防止するようにしている。
は、外周壁の各面や隅に、計5個のT字状のたわみ開き
防止用突起5p〜5tを設けている。また、図1に示す
ように、アッパーケース6の外周壁には、上記ロアケー
ス5の各突起5p〜5tに対応して、計5個のC字状の
たわみ開き防止用リブ6p〜6tを設けている。上記た
わみ開き防止用突起5p〜5tとたわみ開き防止用リブ
6p〜6tとは、図6(A)(B)(C)に示すよう
に、ロアケース5にアッパーケース6を被せるときに、
ロアケース5の突起5pにアッパーケース6のリブ6p
を差し込み、同様に、5qに6q、5rに6r、……を
それぞれ差し込んで、アッパーケース6の外周壁のたわ
み開きを防止するようにしている。
【0014】図2(B)に示すように、上記ロアケース
5の上面全体は、バスバー積層体3の下面3aを保持す
るフラットな保持面5jになる。また、図1に示すよう
に、アッパーケース6の内部の適所に設けた枠部の下端
面は、バスバー積層体3の上面3bを保持する保持面6
jとなる。これら各保持面5j,6jは、ロアケース5
にアッパーケース6を被せて、係止爪5a〜5hに係止
穴6a〜6hを係止してロックしたときに、両ケース
5,6の内部に収容したバスバー積層体3が被せ方向
(つまり上下方向)に移動してガタつかないように、バ
スバー積層体3の厚みt1に対して僅かの隙間(例え
ば、0.5mm前後)のクリアランスを設けて保持する
間隔T1となるように設定している。
5の上面全体は、バスバー積層体3の下面3aを保持す
るフラットな保持面5jになる。また、図1に示すよう
に、アッパーケース6の内部の適所に設けた枠部の下端
面は、バスバー積層体3の上面3bを保持する保持面6
jとなる。これら各保持面5j,6jは、ロアケース5
にアッパーケース6を被せて、係止爪5a〜5hに係止
穴6a〜6hを係止してロックしたときに、両ケース
5,6の内部に収容したバスバー積層体3が被せ方向
(つまり上下方向)に移動してガタつかないように、バ
スバー積層体3の厚みt1に対して僅かの隙間(例え
ば、0.5mm前後)のクリアランスを設けて保持する
間隔T1となるように設定している。
【0015】図1に示すように、上記アッパーケース6
の内部の図中下側の2隅には、図13および図4に示す
ように、両ケース5,6を被せてロックしたときに、ロ
アケース5の保持面5jに当接する第1台座6k、6k
を突設している。これら第1台座6kは、保持面6jか
らの高さT2を、上記保持面5jと6j間の間隔T1と
同じか僅かに短く設定すると共に、バスバー積層体3の
厚みt1より若干大きく設定する(T1≧T2>t
1)。
の内部の図中下側の2隅には、図13および図4に示す
ように、両ケース5,6を被せてロックしたときに、ロ
アケース5の保持面5jに当接する第1台座6k、6k
を突設している。これら第1台座6kは、保持面6jか
らの高さT2を、上記保持面5jと6j間の間隔T1と
同じか僅かに短く設定すると共に、バスバー積層体3の
厚みt1より若干大きく設定する(T1≧T2>t
1)。
【0016】また、上記アッパーケース6の計5カ所の
たわみ開き防止用リブ6p〜6tには、図5および図6
(A)(B)(C)に示すように、両ケース5,6を被
せてロックしたときに、ロアケース5の保持面5jに当
接する第2台座6m,…,6mを、各リブ6p〜6tと
共用して設けている。上記第2台座6mも上記第1台座
6kと同様に、保持面6jからの高さT2を、間隔T1
と同じか僅かに短く、かつ厚みt1より若干大きくなる
ように設定している(T1≧T2>1)。
たわみ開き防止用リブ6p〜6tには、図5および図6
(A)(B)(C)に示すように、両ケース5,6を被
せてロックしたときに、ロアケース5の保持面5jに当
接する第2台座6m,…,6mを、各リブ6p〜6tと
共用して設けている。上記第2台座6mも上記第1台座
6kと同様に、保持面6jからの高さT2を、間隔T1
と同じか僅かに短く、かつ厚みt1より若干大きくなる
ように設定している(T1≧T2>1)。
【0017】上記のように第1台座6k、第2台6mを
設けた構成としていると、ロアケース5にアッパーケー
ス6を被せて、係止爪5a〜5hと係止穴6a〜6hの
ロックのためにアッパーケース6を被せ方向に押し込む
とき、両ケース5,6がロックされた時点で、各第1台
座6k,第2台座6mがロアケース5の保持部5jに当
接する。よって、バスバー積層体3の厚みt1以上にア
ッパーケース6が被せ方向、即ち、ロアケース側に移動
しなくなる。したがって、アッパーケース6の保持面6
jがバスバー積層体3を直接加圧して無用の負荷を加え
ることがないため、バスバーの変形や絶縁基板の破損等
が発生するおそれがなくなる。
設けた構成としていると、ロアケース5にアッパーケー
ス6を被せて、係止爪5a〜5hと係止穴6a〜6hの
ロックのためにアッパーケース6を被せ方向に押し込む
とき、両ケース5,6がロックされた時点で、各第1台
座6k,第2台座6mがロアケース5の保持部5jに当
接する。よって、バスバー積層体3の厚みt1以上にア
ッパーケース6が被せ方向、即ち、ロアケース側に移動
しなくなる。したがって、アッパーケース6の保持面6
jがバスバー積層体3を直接加圧して無用の負荷を加え
ることがないため、バスバーの変形や絶縁基板の破損等
が発生するおそれがなくなる。
【0018】上記実施の形態において、各第1、第2台
座6k,6mを、各係止爪5a〜5hと係止穴6a〜6
hの近傍に設けているため、アッパーケース6を被せ方
向に押し込むときに、最も力を加える部分で各台座6
k,6mがロアケース5の保持面5jに当接し、アッパ
ーケース6の保持面6jの撓み等でバスバー積層体3に
無用な負荷を加えるおそれがなくなる。
座6k,6mを、各係止爪5a〜5hと係止穴6a〜6
hの近傍に設けているため、アッパーケース6を被せ方
向に押し込むときに、最も力を加える部分で各台座6
k,6mがロアケース5の保持面5jに当接し、アッパ
ーケース6の保持面6jの撓み等でバスバー積層体3に
無用な負荷を加えるおそれがなくなる。
【0019】さらに、上記台座6k,6mは、アッパー
ケース6の4隅に設けられているため、アッパーケース
6の4隅に力を加えて被せ方向に押し込むときに、アッ
パーケースでバスバー積層体1を押圧するのを防止でき
る。また、第2台座6mは、アッパーケース6の外周壁
のたわみ開き防止用リブ6p〜6tと共用しているた
め、スペース的に有利になる。
ケース6の4隅に設けられているため、アッパーケース
6の4隅に力を加えて被せ方向に押し込むときに、アッ
パーケースでバスバー積層体1を押圧するのを防止でき
る。また、第2台座6mは、アッパーケース6の外周壁
のたわみ開き防止用リブ6p〜6tと共用しているた
め、スペース的に有利になる。
【0020】上記実施の形態では、ロアケース5にアッ
パーケース6を外嵌して被せるものであるが、アッパー
ケース6にロアケース5を外嵌して被せるようにしたも
のであっても良い。この場合には、アッパーケース6に
係止爪を設け、ロアケース5に係止穴を設ける。
パーケース6を外嵌して被せるものであるが、アッパー
ケース6にロアケース5を外嵌して被せるようにしたも
のであっても良い。この場合には、アッパーケース6に
係止爪を設け、ロアケース5に係止穴を設ける。
【0021】また、各台座6k,6mをアッパーケース
6の内面より下向に突設して設けているが、ロアケース
5の内面より上向きに突設して設けてもよい。即ち、ロ
アケースの保持面より、バスバー積層体の厚さより若干
大きい寸法の台座を上向きに突出させて、アッパーケー
スの保持面に当接させてもよい。
6の内面より下向に突設して設けているが、ロアケース
5の内面より上向きに突設して設けてもよい。即ち、ロ
アケースの保持面より、バスバー積層体の厚さより若干
大きい寸法の台座を上向きに突出させて、アッパーケー
スの保持面に当接させてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の電気接続箱では、一方のケースに他方のケースを被
せて、ロックのために他方のケースを被せ方向に押し込
むとき、両ケースがロックされた時点で、台座が相手の
ケースの保持面に当接するため、バスバー積層体の厚み
以上にケースを押し込んで移動できなくなる。よって、
ケースを押し込んでバスバー積層体を直接加圧して無用
の負荷を加えることがなく、バスバーの変形や絶縁基板
の破損等が発生を確実に防止できる。その結果、製造・
組み立て時の不良率が減少して品質を向上させることが
できる。
明の電気接続箱では、一方のケースに他方のケースを被
せて、ロックのために他方のケースを被せ方向に押し込
むとき、両ケースがロックされた時点で、台座が相手の
ケースの保持面に当接するため、バスバー積層体の厚み
以上にケースを押し込んで移動できなくなる。よって、
ケースを押し込んでバスバー積層体を直接加圧して無用
の負荷を加えることがなく、バスバーの変形や絶縁基板
の破損等が発生を確実に防止できる。その結果、製造・
組み立て時の不良率が減少して品質を向上させることが
できる。
【0023】また、台座を少なくともケースの4隅に設
けると、他方のケースの4隅に力を加えて被せ方向に押
し込むときに、押し込み部分でケースによりバスバーを
加圧するのを未然に防止できる。
けると、他方のケースの4隅に力を加えて被せ方向に押
し込むときに、押し込み部分でケースによりバスバーを
加圧するのを未然に防止できる。
【0024】さらに、台座を他方のケースの外周壁のた
わみ開き防止用リブと共用すると、台座用に特別のスペ
ースを必要とせず、スペース的に有利になる。
わみ開き防止用リブと共用すると、台座用に特別のスペ
ースを必要とせず、スペース的に有利になる。
【0025】請求項4のように、台座を他方のケースの
外周壁のたわみ開き防止用リブと共用すると、台座用に
特別のスペースを必要とせず、スペース的に有利にな
る。
外周壁のたわみ開き防止用リブと共用すると、台座用に
特別のスペースを必要とせず、スペース的に有利にな
る。
【図1】 本発明の電気接続箱のアッパーケースの底面
図である。
図である。
【図2】 (A)は上記電気接続箱のロアーケースの底
面図、(B)は側面図である。
面図、(B)は側面図である。
【図3】 図1のI−I線断面図である。
【図4】 アッパーケースとロアーケースとをロック結
合した時の図3と同一箇所の断面図である。
合した時の図3と同一箇所の断面図である。
【図5】 (A)はアッパーケース側のたわみ開き防止
用リブを示す底面図、(B)は(A)のII−II線断
面図である。
用リブを示す底面図、(B)は(A)のII−II線断
面図である。
【図6】 (A)はたわみ開き防止用リブにロアーケー
スの突起を嵌合した状態の底面図、(B)は(A)のI
II−III線断面図、(C)は(B)のIV−IV線
断面図である。
スの突起を嵌合した状態の底面図、(B)は(A)のI
II−III線断面図、(C)は(B)のIV−IV線
断面図である。
【図7】 従来の電気接続箱の一部断面図である。
【図8】 従来の電気接続箱のバスバー収容部の説明図
である。
である。
J/B ジョイントボックス(電気接続箱) 3 バスバー積層体 5 ロアケース 5a〜5h 係止爪 5j 保持部 5p〜5t たわみ開き防止用突起 6 アッパーケース 6a〜6h 係止穴 6j 保持部 6k 第1台座 6m 第2台座 6p〜6t たわみ開き防止用リブ
Claims (2)
- 【請求項1】 アッパーケースとロアケースとを嵌合し
て、いずれか一方のケースの周壁に突設した係止爪をい
ずれか他方のケースの周壁に設けた係止穴に挿入してロ
ック結合すると共に、上記アッパーケースとロアケース
と対向して設けた保持面の間にバスバー積層体を収容す
る電気接続箱において、 上記両ケースのいずれか一方の隅部内面より相手方ケー
スに向かって第1台座を突出させると共に、他方のケー
スの外周面に設けたたわみ開き防止用突起に嵌合するた
わみ防止用リブに第2台座を設け、上記第1台座および第2台座の保持面からの突出寸法
を、 バスバー積層体の厚み分より若干大きいと共に上記
保持面間の寸法と略同一に設定し、上記アッパーケースとロアケースとの嵌合時に、上記第
1台座および第2台座の先端面を 相手方のケースの保持
面に当接させて、バスバー積層体を押さえる方向にケー
スが移動しないように規制していることを特徴とする電
気接続箱。 - 【請求項2】 上記台座は、係止爪と係止穴の近傍に設
けている請求項1に記載の電気接続箱。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8167956A JP3042407B2 (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 電気接続箱 |
US08/794,539 US5744751A (en) | 1996-06-27 | 1997-02-03 | Electric junction box and method for assembling same with bus bar |
EP97304400A EP0817552A1 (en) | 1996-06-27 | 1997-06-23 | Electrical connection box |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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