JPH0424739Y2 - - Google Patents

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JPH0424739Y2
JPH0424739Y2 JP19795687U JP19795687U JPH0424739Y2 JP H0424739 Y2 JPH0424739 Y2 JP H0424739Y2 JP 19795687 U JP19795687 U JP 19795687U JP 19795687 U JP19795687 U JP 19795687U JP H0424739 Y2 JPH0424739 Y2 JP H0424739Y2
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bellows
lid
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は室内において床面や壁面などに沿つて
配設される電線の屈曲する部分を覆うようにした
電線保護カバーに関するものである。
従来の技術 従来から電話用の電線や電気器具用の電線など
の各種電線を室内の床面や壁面などに沿つて設け
る場合、電線を合成樹脂製の電線保護カバーによ
つて覆つている。電線保護カバーは直線部分と屈
曲部分を覆うものを用意する必要があり、屈曲部
分を覆うものとしては例えば実開昭60−79211号
公報に開示される電線保護カバーが知られてい
る。上記公報に開示される電線保護カバーは第7
図に示すように、基体1とこの基体1を覆う蓋体
2とからなる直線状の電線保護カバー3,3間を
つなぐ電線保護カバーであつて、前記基体1の端
部に嵌合して覆うべく形成された硬い両端部分
4,4と、この両端部分4,4間に位置する断面
ほぼ〓状の可撓性蛇腹部分5とからなつており、
この可撓性蛇腹部分5を以つて屈曲自在に構成さ
れている。
考案が解決しようとする問題点 このような電線保護カバーは壁面に沿つて配設
される電線を覆うものとしては適しているが、床
面上に配設された電線の屈曲部分を覆うために用
いられたとき、前記蛇腹部分5は可撓性を持たせ
るために肉厚が薄く形成されているので踏んだと
きに容易に破損するという問題があつた。また、
この電線保護カバーは電線の屈曲部分を上方から
覆うだけで下端は開口しており、この電線保護カ
バーの内部にごみなどが入るという問題があつ
た。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
床面上において電線の屈曲部分を覆うように使用
されて、蛇腹部分が踏まれても破損に対して強度
の大で、内部にごみなどが入るのを防止するよう
にした電線保護カバーを提供することを目的とす
るものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、基体と
この基体を覆う蓋体とからなる電線保護カバー間
をつなぐ合成樹脂製の電線保護カバーであつて、
基体部と、この基体部の一側部に基体部の上端を
開閉自在に一体的に連設された蓋体部とからな
り、これら基体部および蓋体部には長手方向に可
撓性蛇腹部分と硬く形成された非蛇腹部分とを交
互に一体的に備えたものである。
作 用 この構成により、基体部および蓋体部における
蛇腹部分と蛇腹部分との間には硬く形成された非
蛇腹部が存在するので、仮に両端部分間を踏んで
も非蛇腹部分で強度が保持され、蛇腹部分の破損
を防止することができる。また、電線の屈曲部分
は基体部と蓋体部とからなる電線保護カバーによ
つて完全に覆われることになり、この電線保護カ
バーの内部にごみなどが浸入するのを防止でき
る。さらに、蓋体部は基体部の上端を開閉自在に
基体部に一体的につながつているため、この電線
保護カバーを使用する迄に基体部、蓋体部のどち
らか一方が紛失するようなことなく、常にセツト
の状態で使用することができる。
実施例 以下、本考案の実施例について、図面に基づい
て説明する。
まず、第1図〜第4図に示す第1実施例につい
て説明すると、11は電線(図示せず)の直線部
分を覆うべく合成樹脂にて作られた電線保護カバ
ーで、基体12と蓋体13とにより構成されてい
る。基体12は底板14上に内方に向つて互いに
対向するように(状の側板部15,15を有し、
こられ側板部15,15の上端間の開口部16よ
り側板部15,15間に電線を収納し得るように
なつている。前記蓋体13は断面がほぼ〓状(ト
ンネル状)で、前記基体12の開口部16を閉じ
る上板部17と、この上板部17の両側に滑らか
に連設されて前記基体12の側板部15,15の
外面に重なり係合する(状の側板部18,18と
を有している。
第2図において前記電線保護カバー11,11
は床面上において互いに直交する方向に設けられ
て、2本の電線保護カバー11,11の端部間を
合成樹脂からなる屈曲自在な電線保護カバー19
によつてつないで電線の屈曲部分を覆うようにし
ている。屈曲自在な電線保護カバー19は前記直
線部分を覆う電線保護カバー11の基体12と同
じ断面形状の基体部20と、この基体部20の一
側部の下端近傍に薄肉部21を介して基体部20
の上端を開閉自在に連設され前記直線部分を覆う
電線保護カバー11の蓋体13と同じ断面形状の
蓋体部22とからなり、前記基体部20は前記直
線部分を覆う電線保護カバー11の蓋体13の端
部に嵌合する両端部分23,23を備え、この両
端部分23,23間には適当長さの可撓性の蛇腹
部分24と適当長さの非蛇腹部分25とが長手方
向に交互に一体的に設けられ、前記両端部分2
0,20および非蛇腹部分25はともに硬く形成
されている。また、前記蓋体部22は前記基体部
20の蛇腹部分24の位置と同位置の可撓性の蛇
腹部分26と前記基体部20の非蛇腹部分25の
位置と同位置の非蛇腹部分27とが長手方向に交
互に一体的に設けられ、かつ両端に位置する蛇腹
部分26,26には前記基体部20の両端部分2
3,23よりも短かい非蛇腹部分28,28が連
設されている。
このような蛇腹部分24,26を持つ電線保護
カバー19で第2図に示すように互いに直交する
方向に配設された電線保護カバー11,11の端
部間をつなぐときは、各電線保護カバー11の端
部において蓋体13の端部を基体12の端部より
も突出させるようにし、この基体12の端部より
突出する蓋体13の端部に前記基体部20の両端
部分23を嵌合させるとともに前記蛇腹部分2
4,26で以つて基体部20、蓋体部22を平面
形状ほぼL状に屈曲させれば良い。
上記構成において、屈曲可能な電線保護カバー
19の蛇腹部分24,26が靴などで踏まれた場
合、蛇腹部分24間、26間には硬い非蛇腹部分
25,27が存在しているのでその部分で強度が
保持され、蛇腹部分24,26の破損を防止する
ことができる。
次に、第5図および第6図に示す第2実施例に
ついて説明すると、この第2実施例は直線部分を
覆う電線保護カバー11の端部において基体部2
0、蓋体部22を互いに揃え、互いに直交する電
線保護カバー11,11間を屈曲自在な電線カバ
ー19によつてつないでいる。この屈曲自在な電
線保護カバー19の基体部20の両端部分23,
23の端面は蓋体部22の両端の非蛇腹部分2
8,28の端面に揃えられている。他の構成およ
び作用は前記第1実施例と同じである。
ところで、以上述べた2つの実施例では平面的
な屈曲部分を覆うように電線保護カバー19を屈
曲させているが、例えば段差のある床面上に配設
された直線状の電線保護カバーの端部間を屈曲自
在な電線保護カバーでつなぐようにしても良い。
考案の効果 以上のように本考案によれば、基体部および蓋
体部における蛇腹部分と蛇腹部分との間には硬く
形成された非蛇腹部が存在するので、仮に両端部
分間を踏んでも非蛇腹部分で強度が保持され、蛇
腹部分の破損を防止することができる。また、電
線の屈曲部分は基体部と蓋体部とからなる電線保
護カバーによつて完全に覆われることになり、こ
の電線保護カバーの内部にごみなどが浸入するの
を防止できる。さらに、蓋体部は基体部の上端を
開閉自在に基体部に一体的につながつているた
め、この電線保護カバーを使用する迄に基体部、
蓋体部のどちらか一方が紛失するようなことな
く、常にセツトの状態で使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の第1実施例を示すも
ので、第1図は屈曲自在な電線保護カバーの斜視
図、第2図は屈曲自在な電線保護カバーを配設し
た状態を示す斜視図、第3図は第2図のX−X断
面図、第4図は同じく第2図のY−Y断面図、第
5図および第6図は本考案の第2実施例を示し、
第5図は屈曲自在な電線保護カバーの斜視図、第
6図は屈曲自在な電線保護カバーを配設した状態
を示す斜視図、第7図は従来例を示す斜視図であ
る。 11……電線保護カバー、12……基体、13
……蓋体、19……電線保護カバー、20……基
体部、21……薄肉部、22……蓋体部、23…
…両端部分、24……蛇腹部分、25……非蛇腹
部分、26……蛇腹部分、27,28……非蛇腹
部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基体とこの基体を覆う蓋体とからなる電線保護
    カバー間をつなぐ合成樹脂製の電線保護カバーで
    あつて、基体部と、この基体部の一側部に基体部
    の上端を開閉自在に一体的に連設された蓋体部と
    からなり、これら基体部および蓋体部には長手方
    向に可撓性蛇腹部分と硬く形成された非蛇腹部分
    とを交互に一体的に備えた電線保護カバー。
JP19795687U 1987-12-25 1987-12-25 Expired JPH0424739Y2 (ja)

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JP19795687U JPH0424739Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25

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JP19795687U JPH0424739Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25

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JPH01101109U JPH01101109U (ja) 1989-07-07
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JPH01101109U (ja) 1989-07-07

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