JPH0411302Y2 - - Google Patents

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JPH0411302Y2
JPH0411302Y2 JP1985105821U JP10582185U JPH0411302Y2 JP H0411302 Y2 JPH0411302 Y2 JP H0411302Y2 JP 1985105821 U JP1985105821 U JP 1985105821U JP 10582185 U JP10582185 U JP 10582185U JP H0411302 Y2 JPH0411302 Y2 JP H0411302Y2
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JP
Japan
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wire
wire insertion
insertion hole
groove portion
protector
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JP1985105821U
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JPS6214631U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、床パネルの枠材や横架材等に設け
た電線挿通孔の内周面に取付けられて、電線を保
護する配線保護具に関するものである。
〔背景技術〕
従来、住宅の内部における配線は、外壁パネル
内から横架材や床パネルの枠材に設けた電線挿通
孔を通して、床下や天井裏等の空間に電線を通し
ている。
しかし、横架材や床パネルの枠材は鉄製である
ため、電線挿通孔の周縁のかえりによつて電線が
損傷し、その結果、横架材や枠材に漏電するとい
う問題があつた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、電線の損傷防止ならびに絶
縁が行なえ、かつ2種類の厚さを有する部材の電
線挿通孔に取付けることができる配線保護具を提
供することである。
〔考案の開示〕
この考案の配線保護具は、幅広溝形部分の底板
部を共有してこの底板部の幅方向に開口した幅狭
溝形部分を設けたものである。
この考案の構成によれば、つぎの作用がある。
すなわち、配線保護具の溝部内に電線挿通孔の周
縁部を嵌入して、配線保護具が電線挿通孔の内周
面を覆つて取付けられる。したがつて、電線挿通
孔を形成した部材に直接触れることなく電線を電
線挿通孔内に挿通して配線でき、電線の損傷防止
ならびに絶縁を図ることができる。
さらに、幅広溝形部分と幅狭溝形部分に2種類
の溝部を有しているので、該溝部内にそれぞれ嵌
入可能な厚さを有した部材の電線挿通孔に取付け
ることができる。
この考案の一実施例を第1図ないし第4図に基
づいて説明する。この実施例の配線保護具Aは、
第1図に示すように、幅広溝形部分12と、この
幅広溝形部分12の底板部13を共有してこの底
板部13の幅方向に開口した幅狭溝形部分16と
を備えたものである。
配線保護具Aは、合成樹脂やゴム等の可撓性の
材料にて形成され、かつ幅広溝形部分12および
幅狭溝形部分16の端縁には配線保護具Aの長手
方向に延びて突条部20,22,24が一体に形
成されている。
次に、配線保護具Aの使用状態を第2図ないし
第4図に基づいて説明する。第2図において、2
6は1階外壁パネルであり、内部には鉄製の上枠
28の電線挿通孔30に開通した紙管32が介装
されている。また、34は2階床パネルであり、
パネル枠36および根太38にそれぞれ電線挿通
孔40,42が設けられている。配線に際して
は、電線挿通孔40の周縁部を幅狭溝形部分16
の幅狭溝部14内に嵌入して、配線保護具A1
電線挿通孔40の下半分に取付ける。そして、電
線44を紙管32および電線挿通孔30を通して
1階外壁パネル26内から導出し、パネル枠36
および根太38の電線挿通孔40,42に挿通し
て床下に配線する。なお、第3図に配線保護具
A1の取付け状態の−断面図を示す。
また、第2図において、46はバルコニー用の
補強胴差しであり、下フランジ片48およびウエ
ブ片50にそれぞれ電線挿通孔52,54が設け
られている。そして、電線挿通孔54の周縁部を
幅広溝形部分12の幅広溝部10内に嵌入して、
配線保護具A2を電線挿通孔54の下半分に取付
ける。1階外壁パネル26から導出した電線58
は、電線挿通孔52,54内に挿通され床下に配
線される。なお、56は2階外壁パネルであり、
また第4図に配線保護具A2の取付け状態の−
断面図を示す。
このように構成さた配線保護具Aによると、第
4図の例に示すように幅広溝部10内に電線挿通
孔54の周縁部を嵌入すると、電線挿通孔54の
内周面が配線保護具A2で覆われる。このため、
ウエブ片50に直接触れることなく電線58を電
線挿通孔54内に挿通して配線できる。したがつ
て、電線58が電線挿通孔54の周縁のかえりで
損傷するのを防止でき、かつウエブ片50との絶
縁を図ることができる。また、第3図の例に示す
ように幅狭溝部14内に電線挿通孔40の周縁部
を嵌入した場でも同様に、電線58の損傷防止な
らびにパネル枠36との絶縁を図ることができ
る。
また、配線保護具Aが幅広溝形部分12の幅広
溝部10と幅狭溝形部分16の幅狭溝部14の2
種類の溝部を有しているので、第4図および第3
図に示すように該溝部10,14内に嵌入可能な
厚さを有した胴差し46のウエブ片50やパネル
枠36の電線挿通孔54,40に取付けることが
できる。しかも、配線保護具Aは、電線挿通孔5
4,40の周縁部を幅広溝部分12または幅狭溝
部分14の一方の溝部内に嵌入することによつ
て、電線挿通孔54,40の下半分に取付けられ
る。このため、電線挿通孔54,40に電線5
8,44を挿通すると、他方の空いている溝形部
分の側片が電線58,44の当たり面となり高い
電線保護機能が得られる。
また、幅広溝形部分12および幅狭溝形部分1
6の端縁に配線保護具Aの長手方向に延びて突条
部20,22,24が形成されているので、配線
保護具Aが電線挿通孔から抜けにくい。
さらに、配線保護具Aが可撓性の材料にて形成
されているので、電線挿通孔の曲率や形状が異な
つても取付けることができる。
〔考案の効果〕
この考案の配線保護具によれば、つぎの各効果
が得られる。
配線保護具の溝部内に電線挿通孔の周縁部を嵌
入して、配線保護具が電線挿通孔の内周面を覆つ
て取付けられる。したがつて、電線挿通孔を形成
した部材に直接触れることなく電線を電線挿通孔
内に挿通して配線でき、電線の損傷防止ならびに
絶縁を図ることができる。
幅広溝形部分と幅狭溝形部分の2種類の溝部を
有しているので、各溝部内にそれぞれ嵌入可能な
厚さを有した部材の電線挿通孔に取付けることが
できる。しかも、配線保護具は、電線挿通孔の周
縁部を幅広溝部分または幅狭溝部分の一方の溝部
内に嵌入して電線挿通孔の下半分に取付けられ
る。このため、電線を電線挿通孔に挿通すると、
他方の空いている溝形部分の側片が電線の当たり
面となり、高い電線保護機能が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の部分斜視図、第
2図はその使用状態を示す説明図、第3図は第2
図の−断面図、第4図は第2図の−断面
図である。 A……配線保護具、10……幅広溝部、12…
…幅広溝形部分、14……幅狭溝部、16……幅
狭溝形部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 幅広溝形部分と、この幅広溝形部分の底板部を
    共有してこの底板部の幅方向に開口した幅狭溝形
    部分とを備えた配線保護具。
JP1985105821U 1985-07-11 1985-07-11 Expired JPH0411302Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985105821U JPH0411302Y2 (ja) 1985-07-11 1985-07-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985105821U JPH0411302Y2 (ja) 1985-07-11 1985-07-11

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JPS6214631U JPS6214631U (ja) 1987-01-28
JPH0411302Y2 true JPH0411302Y2 (ja) 1992-03-19

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ID=30980609

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JP1985105821U Expired JPH0411302Y2 (ja) 1985-07-11 1985-07-11

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JP (1) JPH0411302Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4729499U (ja) * 1971-04-28 1972-12-04

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Publication number Publication date
JPS6214631U (ja) 1987-01-28

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