JPS5843381Y2 - 電気用ボツクスの不純物防止装置 - Google Patents

電気用ボツクスの不純物防止装置

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Publication number
JPS5843381Y2
JPS5843381Y2 JP15043580U JP15043580U JPS5843381Y2 JP S5843381 Y2 JPS5843381 Y2 JP S5843381Y2 JP 15043580 U JP15043580 U JP 15043580U JP 15043580 U JP15043580 U JP 15043580U JP S5843381 Y2 JPS5843381 Y2 JP S5843381Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box body
prevention device
box
opening
side wall
Prior art date
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Expired
Application number
JP15043580U
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English (en)
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JPS5774626U (ja
Inventor
敏光 新村
Original Assignee
トヨタ工業株式会社
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Publication date
Application filed by トヨタ工業株式会社 filed Critical トヨタ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電気用ボックスの不純物防止装置に関する。
コンクリートによる建造物において、屋内配線等を行う
場合、電気用ボックスが用いられる。
この電気用ボックスは、たとえば第1図に示すように使
用されるのが一般的である。
第1図において11はボックス本体であり、その側壁に
はノックアウト11a、11b、11c・・・が複数形
成されている。
また、このボックス本体11の開口12を形成した縁部
には、複数の舌片13,14が開口内側に折曲して設け
られ、これにねじ穴13a。
14aが形成されている。
このようなボックス本体11に対して、任意のノックア
ウトが抜きとられ、この穴にたとえば電線管15.16
が取付けられる。
この場合、電線管は、第2図に示すように締付は固定さ
れる。
即ち、電線管15の端部における外周囲にはねじ溝が設
けられており、これにロックナツト1γ。
18がねじ付けられる。
ロックナツト17.18は、ボックス本体11の側壁を
挾むように締付ゆられる。
そして、電線管15の端部には、リング状の溝を有する
ブッシング19がねじ付けられ、管の縁で電線被膜が損
傷しないように図られる。
上記の如く電線管15,16がボックス本体に固定され
たのち、このボックス本体11の開口12には、器具枠
周のカバー20がねじ2L22及び先の舌片13,14
を利用して取付けられる。
しかるのち、この電気用ボックスは、第3図に示すよう
に、建造物の設計位置に配設され、仮固定具23によっ
て、建築パネル24に固定される。
図示領域rIJはコンクリートが流し込まれる側である
コンクリート25が第4図に示すように流七込まれたの
ち、固化してから、建築パネルが取り離されると、電線
管内の電線に、電気部品26.27等が先の器具枠周の
カバー20を利用して取付けられる。
電気用ボックスは上記の如く構成され用いられるのであ
るが、第4図に示した状態において、コンクリート内に
埋設するとき、次のような不都合が生じた。
即ち、ボックス本体11の開口12には、器具枠周カバ
ー20を取付けるために、舌片13,14が折曲して設
けられている。
この舌片13,14は、第1図からもわかるように、開
口12の縁部平面に対して、凹部A t Bを形成して
しまう原因となっている。
この結果、ボックス本体11と器具枠周のカバー20と
の接触部分にて、前記凹部A、Bによるすき間を生じる
したがって、第3図に示した状態第4図コンクリートを
流し込んだ際に、前記すき間からコンクリートミルクが
侵入してしまいボックス内部に溜ることがある。
このような事態が生じると、ボックス内における配線時
に、不要コンクリートがじゃまになったり、また配線し
ても、これが不用意にアースされてしまったりするよう
な事故を生じやすい。
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、ボック
ス本体内に不要なコンクリートミルク等の不純物が混入
するのを防止し、安全性と信頼性を向上し得る電気用ボ
ックスの不純物防止装置を提供することを目的とする。
以下この考案の実施例を図面を参照して説明する。
第5図はこの考案の要部となる不純物の流入防止具であ
り、同図a、b、cはそれぞれ正面図、側面図、斜視図
である。
この流入防止具30は、たとえば合成樹脂等により一体
成形されるもので、本体部31.係止部32とからなる
本体部31は、たとえば矩形平板状であって、この本体
部31の一辺側で、係止部32は連続一体となって・い
る。
係止部32は、本体部31とともにボックス本体の側壁
を挾むことができる。
さらに係止部32は、正面図かられかるように、左右方
向からボックス本体の舌片の側部を挾み係止するように
、爪32at32bを有する。
さらに、係止部32と本体部31とを連続一体とする連
結部分33は、その厚みMが、舌片を形成するのに生じ
ている陥没部Aを充填する程度に設定されている。
つまり第6図に示すように、ボックス本体11の側壁1
11に舌片34を形成した場合、開口縁部112より陥
没した部分Aを生じている。
このような舌片の部分に前記流入防止具を取付ける場合
は、係止部32が側壁11、の内面側、本体部31が外
面側に位置するように取付けられる。
第7図は、ボックス本体11の舌片34.35部分に、
流入防止具30.36を取付けた状態を示す。
また、第8図は、さらに、器具枠周のカバー37をボッ
クス本体の開口縁部に当接させて取付けた状態を示す。
上述したこの考案によると、従来、ボックス本体と器具
枠周のカバーとの間に生じていたすき間が流入防止具に
よって閉じられるので、コンクリートの流し込み時にボ
ックス内に流入することない。
よって、ボックス内への不純物混入防止が得られ、安全
性と信頼性を得る電気用ボックスとなる。
また、この考案における流入防止具は、ボックス本体の
開口側から押え付けるだけで取付けることができるため
、とくに、幅l(第7図参照)の挾いボックスに対して
有効である。
上述したようにこの考案は、ボックス本体内に不要なコ
ンクリートミルク等の不純物が混入するのを防止し、安
全性と信頼性を向上し得る電気用ボックスの不純物防止
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電気用ボックスの構成説明図、第2図は
電線管の取付手段を示す説明図、第3図、第4図は電気
用ボックスの使用例を説明するのに示した断面図、第5
図a、b、cはこの考案の要部を示す正面図、側面図、
斜視図、第6図はボックス本体の舌片部分を示す図、第
7図、第8図はこの考案の一実施例を示す斜視図及び断
面図である。 11・・・ボックス本体、111・・・側壁、34,3
5・・・舌片、30・・・流入防止具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口を有したボックス本体と、このボックス本体の開口
    を形成している縁部の複数箇所にボックス本体の側壁を
    内側に折曲して形成され、折曲部分は前記縁部よりも陥
    没しており、先端側にはねじ穴を有した舌片と、前記開
    口の縁部に沿って当接され、前記舌片にねじを用いて取
    付けられる枠状の器具枠周のカバーとを少なくとも具備
    してコンクリート内に埋設される電気用ボックスにおい
    て、前記舌片の突出方向に対する側部に両側から係止す
    る爪を有して、前記ボックス本体の側壁の内面側に位置
    する係止部、及びこの係止部と連続一体となり、前記側
    壁の外面側に位置する本体部とを有し、この本体部と前
    記係止部との連続一体連結部分にて前記陥没した部分を
    充填する流入防止具を備えてなることを特徴とする電気
    用ボックスの不純物防止装置。
JP15043580U 1980-10-23 1980-10-23 電気用ボツクスの不純物防止装置 Expired JPS5843381Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15043580U JPS5843381Y2 (ja) 1980-10-23 1980-10-23 電気用ボツクスの不純物防止装置

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JP15043580U JPS5843381Y2 (ja) 1980-10-23 1980-10-23 電気用ボツクスの不純物防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5774626U JPS5774626U (ja) 1982-05-08
JPS5843381Y2 true JPS5843381Y2 (ja) 1983-10-01

Family

ID=29509800

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JP15043580U Expired JPS5843381Y2 (ja) 1980-10-23 1980-10-23 電気用ボツクスの不純物防止装置

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JPS5774626U (ja) 1982-05-08

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