JPH0711809U - 防水型中継箱 - Google Patents

防水型中継箱

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Publication number
JPH0711809U
JPH0711809U JP4285793U JP4285793U JPH0711809U JP H0711809 U JPH0711809 U JP H0711809U JP 4285793 U JP4285793 U JP 4285793U JP 4285793 U JP4285793 U JP 4285793U JP H0711809 U JPH0711809 U JP H0711809U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
box body
opening
relay box
waterproof
Prior art date
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Pending
Application number
JP4285793U
Other languages
English (en)
Inventor
和美 峯岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUISEIKI KOGYO KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
MITSUISEIKI KOGYO KABUSHIKI KAISHA
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡便な手段により中継箱内に切削液等が進入
するのを完全に防止すべく構成される防水型中継箱を提
供する。 【構成】 箱本体2とその開口部3を閉止すべく着脱可
能に係着する蓋体4からなる中継箱1の箱本体2の開口
部3側の周縁部に鍔部5を設け、蓋体4の折曲部6を係
着する。鍔部5により切削液等が遮られ、箱本体2の内
部への進入が防止される。 【効果】 切削液等の進入防止と製作の容易化が図れ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気機器類を収納し、制御装置と機械側とを連結する中継箱に係り 、特に、防水性を有する防水型中継箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
工作機械等において機械本体と制御装置間には中継箱が介設される。中継箱と しては各種形状のものがあるが図3に示す型式のものが一般的に採用されている 。図示のように、中継箱1aは横断面がコ字型状の箱本体2aと、その開口部3 を閉止する蓋体4aから形成される。箱本体2a内には図略の電気機器類が収納 され、箱本体2aに設けた貫通孔15,16を通る電線類を介して図略の制御装 置および機械側と連結される。また、箱本体2aは建物等の不動側19に止め具 18により固定される。一般に箱本体2aの開口部3は内部に収納される電気機 器類のメンテナンスの都合上側方を向いて配置され、蓋体4aは側方から開口部 3を閉止すべく着脱可能に係合する。蓋体4aと箱本体2aとの係合は蓋体4a の周縁に設けた係止部20を箱本体2aの開口部の周縁に係着して行われる。更 に、詳しくは、係止部20は蓋体4aの外縁から直角に折曲げられたものからな り、折曲部21の内面を箱本体2aの外縁22に接触させて蓋体4aを箱本体2 aに係着する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
中継箱1aは機械外部に取り付けられる場合もあるが、内部に設置される場合 も多い。そのため、切削液等に曝される。箱本体2aおよび蓋体4aの表面は防 水処理されているため防錆される。しかしながら、図4に示すように、蓋体4a の折曲部21の内面と箱本体2aの外縁22との間には若干の隙間があり、該隙 間から切削液等14が箱本体2aの内部に進入する問題点がある。その防止手段 として図示のように箱本体2aと蓋体4aとの接触部位に防水用シール部材23 を介在させている。しかしながら、押す断面が小さく、線接触になるため防水用 シール部材のしめ代が不均一の場合や、長期間使用による防水用シール部材23 の劣化等によりシールが不完全になり、箱本体2a内に切削液等14が進入し内 部の電気機器類を損傷させる問題点がある。
【0004】 本考案は、以上の問題点を解決するもので、きわめて簡単な構造で、かつ安価 に製作し得る手段により中継箱の防水を確実にする防水型中継箱を提供すること を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、以上の目的を達成するために、一方側に開口部を有し横断面がコ字 形状の箱体であってその内部に電気機器類を収納し前記開口部を側方に向けて不 動側に固定される箱本体と、該箱本体の前記開口部に着脱可能に係着して該開口 部を閉止する蓋体からなる中継箱であって、前記箱本体の前記開口部の周縁に外 方に向かって突出する鍔部を設けてなる防水型中継箱を構成し、更に、防水を完 全にすべく鍔部と前記蓋体との係合部に防水用シール部材を介設してなる防水型 中継箱を特徴とするものである。
【0006】
【作用】
外方に向かって立ち上る鍔部を設けることにより、箱本体の外周に係着した切 削液等は鍔部を乗り越えることが出来ず、内部に進入することが出来ない。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。図1は本実施例の全体構造 を示す横断面図であり、図2はその防水作用を説明するための拡大一部断面図で ある。
【0008】 図1に示すように、防火型中継箱1は大別して横断面コ字形成の箱本体2と、 その開口部3を閉止する蓋体4から構成される。箱本体2は一方側に開口部3を 形成する箱体からなり、その内部には図略の電気機器等が収納される。また、前 記箱本体2の壁部には配線(図略)等の通過する貫通孔15,16が形成される 。また、箱本体2の底面17は止め具18により不動側19に固定される。なお 、開口部3は側方に向けて配置される。箱本体2の開口部3側の外縁には、外縁 から外方に向かって突出する鍔部5が形成される。
【0009】 一方、蓋体4は平板状のものからなり、その周縁には折曲部6が形成される。 折曲部6は図2に拡大表示されるように蓋体4の平板部7の周縁を直角に折り曲 げ、更に、その折り曲げ端を内方側に向かって直角に折り曲げて屈曲部8を形成 するものからなる。なお、屈曲部8はその内部に鍔部5が緩挿可能な巾寸法を有 するものから形成される。蓋体4は折曲部6を鍔部5に係着して取り付けられる ため、折曲部6の屈曲部8の内面と鍔部5の先端部との間には蓋体4を装着可能 にするための小間隙が形成されるが極力小さいことが望ましい。
【0010】 後に説明するように前記間隙があっても防水効果はあるが、防水をより確実に するため図2に示すように係止部の間隙には防水用シール部材10が挿着される 。なお、防水用シール部材10は鍔部5又は蓋体4側に予め貼着することが望ま しい。
【0011】 図1に示すように、箱本体2と蓋体4とは鍔部5と折曲部6との係着により連 結されるが、連結をより確実にするためと、シール性を向上するため両者間には 取付具11が設けられる。取付具11は箱本体2側に固定されるナット状部材1 2と、蓋体4側から挿入されてナット状部材12に螺合するボルト13からなる 。ボルト13を締め付けることにより蓋体4は防水用シール部材10の一部を押 圧しながら箱本体2側に固定される。
【0012】 図2に示すように、箱本体2の外面に切削液等14が当っても、切削液等14 は鍔部5により遮られ、鍔部5の突出端側には回り込まない。そのため、箱本体 2内には切削液等14が進入しない。また、折曲部6に廻り込んだ切削液等14 は防水用シール部材10により遮られ、箱本体2の内部には進入出来ない。以上 により、ほぼ完全の防水が行われる。
【0013】 本実施例における鍔部5および折曲部6の成形は箱本体2および蓋体4の板金 成形加工時において比較的容易に加工し得るもので、特別の工数を必要としない 。また、防水用シール部材10および取付具11の形状も本実施例に限定するも のではない。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば、次のような効果が上げられる。 1)箱本体の開口部側に外方に突出する鍔部を設け、該鍔部に蓋体を係着する 構造にすることにより、切削液等が遮られ、箱本体内への切削液等の進入が完全 に防止される。 2)防水用シール部材を鍔部と蓋体との係止部位に設けることにより、更に、 確実な防水効果を上げることが出来る。 3)鍔部やそれに係止する折曲部は箱本体および蓋体の板金成形時に一体的に 形成されるもので特別な工数を必要としない。そのため、安価に実施することが 出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の全体構造を示す横断面図
【図2】図1の鍔部まわりの拡大一部断面図
【図3】従来の中継箱の横断面図
【図4】図3における係止部まわりの拡大一部断面図
【符号の説明】
1 防水型中継箱 2 箱本体 3 開口部 4 蓋体 5 鍔部 6 折曲部 7 平板部 8 屈曲部 10 防水用シール部材 11 取付具 12 ナット状部材 13 ボルト 14 切削液等 15 貫通孔 16 貫通孔 17 底面 18 止め具 19 不動側

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方側に開口部を有し横断面がコ字形状
    の箱体であってその内部に電気機器類を収納し前記開口
    部を側方に向けて不動側に固定される箱本体と、該箱本
    体の前記開口部に着脱可能に係着して該開口部を閉止す
    る蓋体からなる中継箱であって、前記箱本体の前記開口
    部の周縁に外方に向かって突出する鍔部を形成すること
    を特徴とする防水型中継箱。
  2. 【請求項2】 前記鍔部と前記蓋体との係合部に防水用
    シール部材を介設してなる請求項1の防水型中継箱。
JP4285793U 1993-07-12 1993-07-12 防水型中継箱 Pending JPH0711809U (ja)

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JP4285793U JPH0711809U (ja) 1993-07-12 1993-07-12 防水型中継箱

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JP4285793U JPH0711809U (ja) 1993-07-12 1993-07-12 防水型中継箱

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Publication Number Publication Date
JPH0711809U true JPH0711809U (ja) 1995-02-21

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ID=12647702

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JP4285793U Pending JPH0711809U (ja) 1993-07-12 1993-07-12 防水型中継箱

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114336451A (zh) * 2021-12-24 2022-04-12 镇江太平洋电气有限公司 一种基于双重密封的新型防水散热型电缆桥架

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