JPH079553Y2 - 蓋体の固定構造 - Google Patents

蓋体の固定構造

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JPH079553Y2
JPH079553Y2 JP8572688U JP8572688U JPH079553Y2 JP H079553 Y2 JPH079553 Y2 JP H079553Y2 JP 8572688 U JP8572688 U JP 8572688U JP 8572688 U JP8572688 U JP 8572688U JP H079553 Y2 JPH079553 Y2 JP H079553Y2
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JP
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lid
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protector
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container
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JP8572688U
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博章 米山
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は、容器本体に対する蓋体の固定構造に関す
る。
(従来の技術) 容器本体に対する蓋体の固定構造としては、例えば第3
図及び第4図に示すようなものがある。これは、コネク
タやリレーボックス等の電気機器に接続される電線やこ
れらを収束したワイヤハーネス等を収納して保護するプ
ロテクタであり、このプロテクタはプロテクタ本体1と
蓋体3とから構成されている。蓋体3はプロテクタ本体
1の屈曲した部位を主に閉塞するもので、プロテクタ本
体1の側壁に形成された係止突起5に係止孔7を嵌合す
ることで蓋体3はプロテクタ本体1に固定される。
(考案が解決しようとする課題) ところが、このような従来の蓋体の固定構造では、プロ
テクタ本体1に蓋体3を被せる際、プロテクタ自体が屈
曲しているため、この屈曲部側に蓋体3を押し付けるこ
とによって、ある程度の位置決めができるものの、これ
と反対側へのずれに対する位置決め機構が特になく、蓋
体3のプロテクタ本体1への固定作業能率を低下させて
いた。特にプロテクタ自体に屈曲部がなく直線状となっ
ている場合には、固定作業は更に煩雑ものとなる。
また、このプロテクタ周辺に電線等が配線されている
と、第4図のA部で示す蓋体3の角部にこの電線等が引
掛かりやすく、蓋体3が外れるという不具合もある。
そこでこの考案は、蓋体の容器本体への固定作業能率を
向上させ、かつ蓋体が容易に外れないようにした蓋体の
固定構造の提供を目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前述した課題を解決するためにこの考案は、容器本体に
対し係合手段によって係合されて容器本体の一部位を閉
塞する蓋体の固体構造において、上記蓋体の容器本体に
対する非閉塞部側の端縁部に近接して上記容器本体に、
蓋体載置状態で蓋体の上方から見て、蓋体の非閉塞部側
の端縁部を覆わないように位置決め突起を形成すると共
に、前記係合手段は、係合枠とこの係合枠に係合する係
合突起からなり、上記蓋体を上記容器本体に固定するに
際しては、上記蓋体の非閉塞部側の端縁部を上記位置決
め突起に宛がい、これを回動支点として蓋体を容器本体
側へ回動させ、蓋体載置状態では蓋体側と容器本体側の
係合手段とが係合するように構成したことを特徴とす
る。
(作用) 蓋体を容器本体に固定するには、まず、蓋体の端縁部を
容器本体の位置決め突起に宛がって位置決めし、ここを
支点として蓋体を回動させるようにして容器本体に被せ
る。これにより、位置決めが容易となって蓋体の固定作
業能率が向上する。又、位置決め突起は、容器本体上に
蓋体を載置した状態では、蓋体上方から見て、蓋体の上
記端縁部が位置決め突起によって覆われないように形成
されるため、上述した固定作業の際の蓋体の回動を可能
にする。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を第1図及び第2図に基づい
て説明する。
第1図はプロテクタ本体11と蓋体13とから構成されるプ
ロテクタを示している。プロテクタ本体11は、屈曲部11
aにてクランク状に屈曲形成されており、底壁15とこの
底壁15の両端から立設された左右の側壁17,19を有して
断面ほぼ凹状に形成され、図示しないワイヤハーネス等
を収納する収納部21を備えている。
蓋体13はプロテクタ本体11の一部位である屈曲部11a周
辺の上部開口に被せられるもので、したがって蓋体13も
プロテクタ本体11の屈曲形状に合わせてクランク状に屈
曲形成されている。蓋体13の長手方向両端近傍の両側縁
部には、蓋体13の主体面13aに対し直角に張り出した矩
形状突起23が形成され、この突起23に係合孔が穿設され
て係合手段の一方である係合枠25が構成されている。一
方、プロテクタ本体11の側壁17,19の上部外側面には、
蓋体13の係合枠25に入り込む他方の係合手段である係合
突起27が形成されている。
蓋体13をプロテクタ本体11に被せ、上記各係合手段を構
成する係合枠25と係合突起27とを相互に係合させた状態
での蓋体13の長手方向の一端縁部13bに近接した側壁17,
19の上端には、プロテクタ本体11の上に蓋体13を被せた
状態では、蓋体13の上方から見て、蓋体13の端縁部13b
を覆わないような位置決め突起29であって、かつ蓋体13
の肉厚とほぼ同じ高さの位置決め突起29が形成されてい
る。
このような蓋体13の固定構造において、蓋体13をプロテ
クタ本体11に固定する際には、まず蓋体13の端縁部13b
を位置決め突起29に宛がい、この宛がった部位を支点と
して蓋体13を回動させるようにしてプロテクタ本体11に
被せる。そして、蓋体13の上面を押圧することで係合枠
25と係合突起27とによる係合がなされ蓋体13はプロテク
タ本体11に固定される。
このように、蓋体13をプロテクタ本体11に固定する際に
は、蓋体13を位置決め突起29に宛がうことで位置決めが
容易にでき、これによって、蓋体13の固定作業能率が向
上する。また、第2図に示すように、蓋体13をプロテク
タ本体11に固定した状態においては、蓋体13の左右両角
部13cの端縁部13b側は、位置決め突起29によって覆われ
ているので、プロテクタ周囲に電線等が配線されていて
も、この電線等が上記角部13cに引掛かることはなく、
蓋体11の外れは防止される。
なお、上記実施例でのプロテクタはクランク状に屈曲形
成されているが、直線状のプロテクタにこの考案を適用
してもよい。また、ここではワイヤハーネス等を収納保
護するプロテクタにこの考案を適用したが、プロテクタ
に限らず容器の一部位を閉塞する蓋体を備えたものであ
れば、どのようなものでもよい。
[考案の効果] 以上説明してきたようにこの考案によれば、容器本体の
一部位を閉塞する蓋体の端縁部に近接して容器本体に位
置決め突起を設けたので、蓋体を容器本体に固定する際
に位置決めが容易にでき、蓋体の容器本体への固定作業
能率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すプロテクタの分解斜
視図、第2図は同プロテクタの斜視図、第3図は従来の
プロテクタの分解斜視図、第4図は同プロテクタの斜視
図である。 11…プロテクタ本体(容器本体) 13…蓋体、29…位置決め突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体に対し係合手段によって係合され
    て容器本体の一部位を閉塞する蓋体の固体構造におい
    て、上記蓋体の容器本体に対する非閉塞部側の端縁部に
    近接して上記容器本体に、蓋体載置状態で蓋体の上方か
    ら見て、蓋体の非閉塞部側の端縁部を覆わないように位
    置決め突起を形成すると共に、前記係合手段は、係合枠
    とこの係合枠に係合する係合突起からなり、上記蓋体を
    上記容器本体に固定するに際しては、上記蓋体の非閉塞
    部側の端縁部を上記位置決め突起に宛がい、これを回動
    支点として蓋体を容器本体側へ回動させ、蓋体載置状態
    では蓋体側と容器本体側の係合手段とが係合するように
    構成したことを特徴とする蓋体の固定構造。
JP8572688U 1988-06-30 1988-06-30 蓋体の固定構造 Expired - Lifetime JPH079553Y2 (ja)

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JPH0210718U JPH0210718U (ja) 1990-01-23
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