JPH05181753A - データ処理システム - Google Patents

データ処理システム

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JPH05181753A
JPH05181753A JP3359809A JP35980991A JPH05181753A JP H05181753 A JPH05181753 A JP H05181753A JP 3359809 A JP3359809 A JP 3359809A JP 35980991 A JP35980991 A JP 35980991A JP H05181753 A JPH05181753 A JP H05181753A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、不正なコピーデータを有
する光学式情報記録媒体の使用を、より確実に防止し得
るデータ処理システムを提供することである。 【構成】 CD−ROM4には、ゲームのために必要な
種々のデータとともに第1の照合用音楽データが記録さ
れている。一方、外部メモリカートリッジ3におけるR
OM302には、第2の照合用音楽データおよび照合用
プログラムデータが記憶されている。CPU101a
は、システムの起動時において、照合用プログラムデー
タを実行することにより、CD−ROM4から読み出し
た第1の照合用音楽データとROM302から読み出し
た第2の照合用音楽データとを照合し、その結果が一致
する場合のみCD−ROM4に記録されたゲーム用プロ
グラムの実行を許容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データ処理システム
に関し、より特定的には、起動時において所定の照合処
理を実行し、外部メモリとして光学式情報記録媒体の適
合性を判別するようなデータ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばテレビゲーム機やパーソナルコ
ンピュータに代表されるように、外部メモリからプログ
ラムデータ(テレビゲーム機の場合はゲーム用プログラ
ムデータ)を読み出して、それを実行し、モニタ装置
(たとえばCRT,液晶表示装置)に所定の画像を表示
させ音声を出力させるようなデータ処理システムが従来
から知られている。
【0003】このようなデータ処理システムにおいて、
外部メモリに記憶されたプログラムデータは、不正にコ
ピーされたものであってはならない。もし、外部メモリ
に記憶されたプログラムデータが不正にコピーされたも
のである場合、プログラムデータの著作権所有者の利益
が害される。また、不正にコピーされたプログラムデー
タが粗悪品であった場合、データ処理システムの誤動作
を招き、外部メモリを購入したユーザーの利益が害され
る。したがって、プログラムデータの不正なコピーは厳
重に防止されなければならない。
【0004】従来、プログラムデータの不正なコピーを
防止する方法として、以下のような方法が知られてい
る。
【0005】第1の方法は、1984年7月24日付で
発行された米国特許第4,462,076号に開示され
た方法である。この方法は、本体装置のメモリと外部カ
ートリッジのメモリとの両方に著作権所有者を示すキャ
ラクタまたは文字データを記憶しておき、両者のデータ
を比較し、一致すれば、単に著作権所有者データを文字
で表示した後、ゲームプログラムの実行を開始するもの
である。
【0006】第2の方法は、平成2年(1990年)8
月21日付で出願公開された特開平2−210562号
公報に開示された方法である。この方法は、外部メモリ
ユニットにトレードマークを表示する第1のキャラクタ
データを、情報処理装置の内部メモリに第1のキャラク
タデータと対応する第2のキャラクタデータを記憶させ
ておき、外部メモリユニットが情報処理装置に装着され
たときに、第1のキャラクタデータをモニタ装置に表示
させるとともに、第1および第2のキャラクタデータを
照合して両データが一致すればプログラムデータの実行
を可能とするようにしたものである。
【0007】第3の方法は、昭和61年(1986年)
12月27日付で出願公開された特開昭61−2964
33号公報および昭和62年(1987年)1月9日付
で出願公開された特開昭62−3331号公報(対応米
国特許第4,799,635号)に開示された方法であ
る。この第3の方法は、情報処理装置と外部記憶装置と
の両方に外部記憶装置の適合性をチェックするためのI
Cを設け、両IC間でデータ通信を行うことにより、外
部記憶装置の適合性を判別するようにしたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】第1の方法は、外部カ
ートリッジを差し替えるごとに本体装置側メモリの著作
権所有者データを変更する必要があり、極めて煩雑であ
る。また、第1の方法は、本体装置側メモリに記憶され
た著作権所有者データと外部カートリッジ側メモリに記
憶された著作権所有者データとが一致した後に、著作権
所有者データをモニタ装置に表示するようにしているた
め、両データが不一致のときに、モニタ装置には何も表
示されないことになる。したがって、この第1の方法
は、両データが不一致のときに、あたかもテレビゲーム
機自身が故障しているのかのような不安感をユーザーに
対して与えることになる。
【0009】第2の方法は、トレードマークのキャラク
タデータを照合用データとして用いているため、第1の
方法のように、外部メモリユニットを差し替えるごとに
本体メモリの照合データを変更する必要はない。しかし
ながら、第2の方法では、情報処理装置内のCPUが実
行する照合プログラムを、情報処理装置内のROMに格
納するようにしている。したがって、そのような照合プ
ログラム格納のためのROMを内部に備えていない装置
については、この第2の方法を実施することが不可能で
あるという問題点があった。なお、このような問題点
は、第1の方法においても同様に生じる。
【0010】さらに、第1および第2の方法は、画像デ
ータを照合データとして用いているため、照合データや
照合用プログラムデータのデータ量が増大するととも
に、照合処理のための時間が長くなるという問題点もあ
った。
【0011】第3の方法は、情報処理装置と外部記憶装
置との両方に外部記憶装置の適合性をチェックするため
のICを設けなければならない。しかしながら、外部記
憶装置として、光学的に読取可能にデータが記録された
光学式情報記録媒体(たとえば、CD−ROM)を用い
た場合、そのようなチェック用ICを光学式情報記憶媒
体に設けることができない。また、第1および第2の方
法と同様に、内部にチェック用ICを備えていない装置
については、この第3の方法を実施することが不可能で
あるという問題点もあった。
【0012】それゆえに、この発明の目的は、光学式情
報記憶媒体の適合性のチェックに有効であり、既に販売
されている照合プログラムを格納していない情報処理装
置または画像処理装置に適用することができ、適合する
光学式情報記憶媒体のみ使用可能にして不正な光学式情
報記憶媒体の出現を防止し得るようなデータ処理システ
ムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
画像信号を受けて画像を表示しかつ音声信号を受けて音
声を出力するモニタ装置に関連的に設けられ、起動時に
おいて所定の照合処理を実行し、外部メモリとしての光
学式情報記録媒体の適合性を判別するようなデータ処理
システムであって、少なくとも、第1の照合用音楽デー
タと、音声データと、画像データを光学的に読取可能に
記録した光学式情報記録媒体、光学式情報記録媒体から
各記録データを読み出すための光学式再生手段、第1の
照合用音楽データと所定の関係を有する第2の照合用音
楽データを記憶する第2の照合用音楽データ記憶手段、
照合用プログラムデータを記憶するための照合用プログ
ラムデータ記憶手段、画像処理および音声処理のための
プログラムデータを記憶するプログラム記憶手段、プロ
グラムデータ記憶手段に記憶されているプログラムデー
タを実行することにより、光学式情報記録媒体に記録さ
れた音声データおよび画像データに基づく音声信号およ
び画像信号を発生してモニタ装置に与えるプログラム実
行手段、データ処理システムの起動時において、照合用
プログラムデータ記憶手段に記憶された照合用プログラ
ムデータを実行することにより、光学式情報記録媒体か
ら読み出した第1の照合用音楽データと第2の照合用音
楽データ記憶手段に記憶された第2の照合用音楽データ
とを照合して両データが所定の関係を有するか否かを判
断し、所定の関係を有するときのみプログラム実行手段
のプログラムデータに基づく本来的な動作を許容する照
合用プログラム実行手段、および照合用プログラム実行
手段が読み出した第1の照合用音楽データに基づいて、
照合用音楽信号を発生し、モニタ装置に与える音声信号
発生手段を備えている。
【0014】請求項2に係る発明では、プログラム実行
手段と、照合用プログラム実行手段と、照合用音楽信号
発生手段とが、モニタ装置に接続された本体装置内に配
置され、第2の照合用音楽データ記憶手段と、照合用プ
ログラムデータ記憶手段とが、本体装置に着脱自在に装
着される外部記憶カートリッジ内に配置され、光学式再
生手段は、本体装置に選択的に接続され、光学式情報記
録媒体が着脱自在に装着されるプレイヤ装置内に配置さ
れている。
【0015】請求項3に係る発明は、プログラム実行手
段に関連して、光学式情報記録媒体に記録されている少
なくとも音声データと画像データを一時記憶するための
書込可能記憶手段をさらに含み、プログラム実行手段
は、照合プログラム実行手段が第1の照合用音楽データ
と第2の照合用音楽データを照合するのに平行して、光
学式再生手段が光学式情報記録媒体から読み出した音声
データおよび画像データを書込可能記憶手段へ転送して
書き込み、照合プログラム実行手段は、第1の照合用音
楽データと第2の照合用音楽データが所定の関係でない
ことを判断したとき、プログラム実行手段が音声データ
と画像データを書込可能記憶手段へ書き込むのを禁止す
る。
【0016】請求項4に係る発明では、光学式情報記録
媒体は、書込可能記憶手段の記憶容量よりもはるかに大
きな記憶容量に選ばれていて、照合プログラム実行手段
は、第1の照合用音楽データと第2の音楽データが所定
の関係を有しないことを判断したとき、以後に音声デー
タと画像データを書込可能記憶手段へ転送するのを禁止
する。
【0017】
【作用】この発明に係るデータ処理システムにおいて
は、光学式情報記録媒体から読み出した第1の照合用音
楽データと、第2の照合用音楽データ記憶手段に記憶さ
れた第2の照合用音楽データとを照合し、両データーが
所定の関係を有する場合のみプログラムに基づく本来的
な動作の実行を許容するようにしているため、適正な光
学式情報記録媒体のみを使用の対象とすることができ
る。また、音楽データを照合データとして用いているた
め、画像データを照合データとして用いる従来の装置に
比べて、少ないデータ量で高速に照合処理を実行でき
る。また、システムの起動時において、光学式情報記録
媒体から読み出した第1の照合用音楽データを照合用音
楽信号に変換し、それをモニタ装置から音声出力させる
ため、ユーザーはデータ処理システムが正常に動作して
いることを確認してから照合処理の結果を知ることにな
る。したがって、たとえ照合結果が不一致であっても、
ユーザーに不安感を与えることがない。さらに、不適正
な光学式情報記録媒体を照合用音楽の音楽著作権の侵害
として排除することもできる。
【0018】
【実施例】図1は、この発明の第1の実施例の構成を示
すブロック図である。なお、この実施例のデータ処理シ
ステムは、外部メモリから読み出したプログラムデータ
に従ってモニタ装置にゲームのためのキャラクタを表示
させ、かつゲームのための音声(音楽や効果音等)を出
力させるようなテレビゲームシステムとして構成されて
いる。
【0019】図において、この実施例は、ゲーム機本体
(以下、単にゲーム機と称する)1と、CD−ROMプ
レイヤ(以下、単にプレイヤと称する)2と、外部メモ
リカートリッジ3とを備えている。プレイヤ2は、図示
しない接続コードを介してゲーム機1に選択的に接続さ
れる。外部メモリカートリッジ3は、ゲーム機1に対し
て着脱自在に装着される。外部メモリカートリッジ3
は、ゲーム機1に装着されたとき、図示しないコネクタ
を介してゲーム機1と電気的に接続される。
【0020】プレイヤ2は、外部メモリとしてのCD−
ROM4から記録データを再生するためのもので、駆動
装置201と、ピックアップ202と、サーボ回路20
3と、信号処理回路204と、マイクロコンピュータ2
05と、デコーダ206とを含む。
【0021】CD−ROM4は、たとえば500Mバイ
トの大容量外部メモリであり、プレイヤ2に着脱自在に
装着される。図4に示すように、CD−ROM4は複数
の記憶領域を含み、それぞれの記憶領域には、第1の照
合用音楽データ401,ゲーム用音声データ402,ゲ
ーム用映像(画像)データ403およびゲーム処理のた
めのプログラムデータ404が光学的に読取可能に記録
されている。これらの各種データのうち画像データの容
量が最も大きく、第1の照合用音楽データは数秒〜数十
秒程度の音楽を発生するのに必要な僅かな容量である。
【0022】第1の照合用音楽データ401は、著作権
の対象となる音楽著作物として認められるように、少な
くとも4〜8小節以上の音のデータを含む。ゲーム用音
声データ402は、ゲーム用音楽とゲーム用効果音(た
とえば、キャラクタが移動したり攻撃したりするときの
音)とを含む。第1の照合用音楽データ401およびゲ
ーム用音声データ402の記録方法としては、種々の方
法が考えられるが、この実施例では、以下の記録方法を
採用している。すなわち、第1の照合用音楽データ40
1およびゲーム用音声データ402は、それぞれ波形デ
ータとパラメータを含む。波形データは、複数種類の楽
器の音色に相当する複数の波形(たとえば、正弦波、矩
形波、三角波等)を発生するための波形テーブルデータ
である。パラメータデータは、1つの音符ごとに音程
(音高)データとその音符の長さを示す音長データを含
む。音楽または効果音等の音声の発生は、音程データに
基づいて波形データの周波数を変化させ、かつ音長デー
タに基づいて波形データの発生期間を変化させることに
よって行われる。図4に示す各データは、EFM変調
(Eight to Fourteen Modula
tion)されてCD−ROM4に記録されている。
【0023】ゲーム用映像データ403は、種々のキャ
ラクタのデータを含む。ゲーム用プログラムデータ40
4は、ゲームの処理に必要な種々のプログラムデータを
含む。
【0024】駆動装置201は、CD−ROM4を回転
させるためのものである。ピックアップ202は、CD
−ROM4の記録トラックに光(たとえばレーザ光)を
照射し、その反射光(または透過光)を検知することに
より、記録トラックから記録データを読み取るためのも
のである。CD−ROM4の記録トラックには、たとえ
ばピット列の形態でデータが記録されている。サーボ回
路203は、駆動装置201の回転速度およびピックア
ップ202の変位をフィードバック制御することによ
り、トラッキングおよびフォーカスのための制御を行
う。信号処理回路204は、ピックアップ202によっ
て読み取られたデータをもとのデータに復調するための
ものである。マイクロコンピュータ205は、サーボ回
路203および信号処理回路204の動作を制御するた
めのものである。デコーダ206は、ゲーム機1内のC
PUブロック101から与えられるアドレスデータをデ
コードするためのものである。デコーダ206から出力
されるデコード信号は、信号処理回路204およびマイ
クロコンピュータ205に与えられる。
【0025】ゲーム機1は、CPUブロック101と、
ワーキングRAM102と、ピクチャ・プロセッシング
・ユニット(以下、PPUと称する)103と、ビデオ
RAM104と、RGBエンコーダ105と、ビデオア
ンプ106と、オーディオ・プロセッシング・ユニット
(以下、APUと称する)107と、オーディオRAM
108と、オーディオアンプ109と、入力ポート11
0と、デコーダ111と、チェック用IC(以下、CI
Cと称する)112とを備えている。
【0026】CPUブロック101は、セントラル・プ
ロセッシング・ユニット(以下、CPUと称する)10
1aと、ダイレクト・メモリ・アクセス(以下、DMA
と称する)回路101bとを含む。DMA回路101b
は、データのDMA転送を制御するための回路である。
周知のごとく、DMA転送は、データバスの占有権をC
PU101aの支配下から切り離すことにより、データ
を高速に転送させるモードをいう。ワーキングRAM1
02は、CPU101aの処理データを一時的に記憶す
るための作業用のメモリである。
【0027】PPU103は、CPU101aから与え
られる画像データを処理してRGB信号に変換するため
の回路である。ビデオRAM104は、背景画となる静
止画キャラクタの画像データを、1フレーム分記憶する
ためのメモリである。RGBエンコーダ105は、PP
U103から与えられるRGB信号を複合映像信号に変
換するための回路である。ビデオアンプ106は、RG
Bエンコーダ105から与えられる複合映像信号を電流
増幅するための回路である。ビデオアンプ106の出力
信号は、モニタ装置としてのテレビジョン受像機5に与
えられる。
【0028】APU107は、CPUブロック101か
ら与えられる音声データを、アナログ音声信号に変換す
るための回路である。オーディオRAM108は、AP
U107の処理に必要なデータを一時的に記憶するため
の作業用メモリである。オーディオアンプ109は、A
PU107から出力されるアナログ音声信号を電流増幅
するための回路である。オーディオアンプ109の出力
信号は、テレビジョン受像機5に与えられる。
【0029】入力ポート110には、コントローラ6が
接続される。コントローラ6は、モードの切り換えやキ
ャラクタの移動を指示するために、遊戯者によって操作
されるものである。コントローラ6の出力信号は、入力
ポート110を介してCPU101aに与えられる。
【0030】デコーダ111は、CPU101aから与
えられるアドレスデータをデコードするための回路であ
る。デコーダ111から出力されるデコード信号は、ワ
ーキングRAM102,外部メモリカートリッジ3にお
けるプログラムRAM301およびROM302に与え
られる。
【0031】CIC112は、外部メモリカートリッジ
3におけるCIC303と協働して、外部メモリカート
リッジ3の適合性の判別処理を行う。
【0032】CPUブロック101には、Aアドレスバ
ス113A,Bアドレスバス113Bおよびデータバス
114が接続される。CPUブロック101からAアド
レスバス113Aに出力されるアドレスデータは、ワー
キングRAM102,APU107,入力ポート11
0,デコーダ111,プログラムRAM301およびR
OM302に与えられる。CPUブロック101からB
アドレスバス113Bに出力されるアドレスデータは、
PPU103およびデコーダ206に与えられる。CP
Uブロック101は、データバス114を介して、PP
U103,信号処理回路204,マイクロコンピュータ
205,ワーキングRAM102,APU107,入力
ポート110,プログラムRAM301およびROM3
02と接続される。
【0033】外部メモリカートリッジ3は、プログラム
RAM301と、ROM302と、CIC303とを備
えている。ROM302には、図5に示すように、シス
テムタイトル出力プログラムデータ302aと、第2の
照合用音楽データ302bと、照合用プログラムデータ
302cと、ドライブ制御プログラムデータ302dと
が不揮発的に記憶されている。
【0034】システムタイトル出力プログラムデータ3
02aは、データ処理システムの起動時においてテレビ
ジョン受像機5にシステムタイトルを表示させるための
プログラムデータおよび表示データを含む。
【0035】第2の照合用音楽データ302bは、前述
の第1の照合用音楽データ401と所定の関係を有する
データである。より具体的に説明すると、第2の照合用
音楽データ302bは、第1の照合用音楽データ401
が有する基準データおよびパラメータのうち、パラメー
タのみを含む。パラメータは、前述したように音程デー
タおよび音長データを含むが、第2の照合用音楽データ
302bは第1の照合用音楽データ401のパラメータ
に対応する音程データおよび/または音長データを含
む。したがって、後述する照合処理においては、第1の
照合用音楽データ401の音程データおよび/または音
長データと、第2の照合用音楽データ302bとが照合
されることになる。
【0036】照合用プログラムデータ302cは、照合
処理に必要な種々のプログラムデータを含む。ドライブ
制御プログラムデータ302dは、CD−ROM4から
記録データを読み取る際に、プレイヤ2の動作を制御す
るためのプログラムデータを含む。
【0037】プログラムRAM301は、ROM302
から読み出されたシステムタイトル出力プログラムデー
タ302a,照合用プログラムデータ302cおよびド
ライブ制御プログラムデータ302dを一時的に記憶す
るためのメモリである。CIC303は、ゲーム機1内
のCIC112と協働して外部メモリカートリッジ3の
適合性の判別処理を行う。
【0038】図2は、図1に示す信号処理回路204の
より詳細な構成を示すブロック図である。図において、
信号処理回路204は、データ復調回路204aと、デ
ータ抽出・出力回路204bと、バッファRAM204
cとを含む。データ復調回路204aには、ピックアッ
プ202によってCD−ROM4から読み取られた記録
信号が与えられる。データ復調回路204aは、EFM
変調された記録信号を、復調するとともに、データのエ
ラー訂正を行う。データ復調回路204aの出力は、デ
ータ抽出・出力回路204bに与えられる。データ抽出
・出力回路204bは、データ復調回路204bから与
えられる復調データのフォーマットを変換するための回
路である。すなわち、データ抽出・出力回路204b
は、CD−ROM4に特定のフォーマットで記録された
データを、CPU101aで処理可能なフォーマットを
有するデータに変換する。バッファRAM204cは、
データ抽出・出力回路204bによって処理されたデー
タを一時的に記憶するためのメモリである。データ抽出
・出力回路204bは、バッファRAM204cに一定
量以上の復調データがロードされたときに割込信号を出
力する。この割込信号は、データの転送を要求する信号
としてCPUブロック101へ与えられる。データ抽出
・出力回路204bには、デコーダ206からデコード
信号が与えられる。このデコード信号は、CPUブロッ
ク101が信号処理回路204に対して復調データの出
力を要求するときに活性化される。データ抽出・出力回
路204bは、このデコード信号が活性化されたことに
応答して、バッファRAM204cに記憶された復調デ
ータをデータバス114に出力する。
【0039】図3は、図1に示すAPU107のより詳
細な構成を示すブロック図である。図において、APU
107は、IOポート107aと、オーディオ用CPU
107bと、ディジタル・シグナル・プロセッサ(以
下、DSPと称する)107cと、DAコンバータ10
7dとを含む。オーディオ用CPU107bは、IOポ
ート107aを介してAアドレスバス113Aおよびデ
ータバス114と接続される。さらに、オーディオ用C
PU107bには、CPUブロック101からリード・
ライト信号が与えられる。オーディオ用CPU107b
は、CPU101aから与えられる音声処理用プログラ
ムを実行することにより、音声信号の発生タイミングを
制御するとともに、CPU101aとAPU107との
間のインターフェースのための制御を行う。DSP10
7cは、オーディオ用CPU107bから入力される音
声データのフォーマットを変換するための回路である。
すなわち、DSP107cは、CD−ROM4に特定の
フォーマットで記録された音声データを元の音声データ
に変換する。DSP107cがデータのフォーマットを
変換する際に、オーディオRAM108がワーキングメ
モリとして使用される。DSP107cから出力される
ディジタル音声データは、DAコンバータ107dでア
ナログ音声信号に変換される。DAコンバータ107d
の出力は、オーディオアンプ109へ与えられる。
【0040】図6は、システムの起動時におけるCPU
101aの動作を示すフローチャートである。図7は、
CPU101aが図5に示すドライブ制御プログラムデ
ータ302dを実行するときの動作を示すフローチャー
トである。図8は、DMA回路101bが図7における
DMA転送のサブルーチンステップS203を実行する
ときの動作を示すフローチャートである。図9は、CP
U101aからリード開始コマンドを受信したときのマ
イクロコンピュータ205の動作を示すフローチャート
である。以下、これら図6〜図9を参照して、図1〜図
3に示す実施例の動作を説明する。
【0041】まず、図6を参照して、システムの起動時
におけるCPU101aの動作を説明する。図1に示す
データ処理システムが起動(たとえば電源が投入)され
ると、CPU101aは、ROM302から照合用プロ
グラムデータ302c(図5参照)を読み出して以下の
動作を実行する。
【0042】まず、ステップS101において、CPU
101aは、ROM302から図5に示すシステムタイ
トル出力プログラムデータ302aを読み出し、このシ
ステムタイトル出力プログラムデータに従って、初期画
面のためのシステムタイトル画像データを作成し、PP
U103に出力する。PPU103は、与えられたシス
テムタイトル画像データをRGB信号に変換し、RGB
エンコーダ105に出力する。RGBエンコーダ105
は、与えられたRGB信号を複合映像信号に変換する。
この複合映像信号は、ビデオアンプ106において電流
増幅された後、テレビジョン受像機5に出力される。し
たがって、テレビジョン受像機5には、初期画面として
のシステムタイトルが表示される。
【0043】次に、ステップS102に進み、CPU1
01aは、プレイヤ2にCD−ROM4が装着された否
かを判断する。CD−ROM4が装着されたことが判断
されると、ステップS103に進む。
【0044】ステップS103において、CPU101
aは、プレイヤ2を制御して、CD−ROM4から第1
の照合用音楽データ401(図4参照)を読み出し、ワ
ーキングRAM102にロードする。このステップS1
03の動作においては、ROM302に記憶されたドラ
イブ制御プログラムデータ302dが読み出されて実行
される。ドライブ制御プログラムについては、図7およ
び図8を参照して後述する。
【0045】次に、ステップS104に進み、CPU1
01aは、ワーキングRAM102にロードされた第1
の照合用音楽データを、音楽として再生する処理を行
う。すなわち、CPU101aは、ワーキングRAM1
02にロードされた第1の照合用音楽データを読み出し
て、APU107に転送する。APU107では、与え
られた第1の照合用音楽データをオーディオ用CPU1
07bが取り込み、DSP107cに与える。DSP1
07cは、与えられた第1の照合用音楽データのフォー
マットを、音楽信号として再生可能なフォーマットに変
換し、DAコンバータ107dに出力する。DAコンバ
ータ107dは、フォーマット変換後の第1の照合用音
楽データをアナログ音声信号に変換して出力する。DA
コンバータ107dから出力されるアナログ音声信号
は、オーディオアンプ109で電流増幅された後、テレ
ビジョン受像機5に与えられる。したがって、テレビジ
ョン受像機5のスピーカから第1の照合用音楽が出力さ
れる。その結果、ユーザーはデータ処理システムが正常
に動作していることを認識する。ところで、CD−RO
M4に記録されているゲーム処理のためのゲーム用音声
データ402,映像データ403およびプログラムデー
タ404は、大容量であるのに対して、オーディオRA
M108,ビデオRAM104およびワーキングRAM
102の記憶容量が大幅に小さいので、何回かに分割し
て転送されることにより、ゲーム処理が実現されること
になる。したがって、CD−ROM4に記録されている
ゲーム処理のためのゲーム用音声データ402,映像デ
ータ403およびプログラムデータ404のうちのゲー
ムの開始後のある時間に使用される一部のデータが、照
合用音楽の出力に平行して、オーディオRAM108,
ビデオRAM104およびワーキングRAM102に転
送されることにより、ユーザーはデータ転送時間に音楽
を聞きながら待つことができ、ユーザーが退屈したり苛
々するのを解消できる。
【0046】次に、ステップS105に進み、CPU1
01aは、ワーキングRAM102にロードされた第1
の照合用音楽データと、ROM302に記憶された第2
の照合用音楽データ302b(図5参照)との照合動作
を行う。前述したように、第1の照合用音楽データは、
基準データとしての音色データ(楽器別の音色のデー
タ)と、パラメータとしての音程および音長データとを
含む。一方、第2の照合用音楽データは、照合用音楽の
音程データまたは音長データもしくは音程および音長の
両方のデータを含む。したがって、ステップS105の
照合動作においては、音程データのみの照合、音長デー
タのみの照合、音程および音長の両方のデータの照合の
いずれかが行われる。しかしながら、このような照合方
法は、単なる一例であって、他の照合方法を採用するこ
とももちろん可能である。たとえば、第1の照合用音楽
データを16小節以上記録させておき、そのうちも最も
特徴のある4〜8小節の音程データおよび/または音長
データを用いて比較し、其の他の小節は第N拍(4/4
拍子ではN=1〜4のいずれか)めの音程データおよび
/または音長データだけを用いて比較してもよい。さら
に、1つの音符を音程データと音長データに分けて記憶
しない記憶方法、たとえば音楽データをCD−ROM4
にPCM記録する場合は、サンプリング周波数と一定周
期ごとの比較すべき音楽PMCデータとを用いて比較し
てもよい。
【0047】次に、ステップS106に進み、CPU1
01aは、ステップS105の照合処理の結果、第1の
照合用音楽データと第2の照合用音楽データとが一致し
たか否かを判断する。不一致の場合、ステップS107
に進み、CPU101aはエラー処理を実行する。この
エラー処理の態様としては、種々のものが考えられる。
たとえば、不一致が判断されると即座にテレビジョン受
像機5からCD−ROM4が適正品でないことを示すメ
ッセージを表示するための画像情報または音声情報を出
力させるようにしてもよい。また、CPU101aは、
CD−ROM4からゲーム用プログラムデータ404
(図4参照)の最初の一部を読み出して実行し、それ以
後のゲーム用プログラムデータの読み出しを禁止するよ
うにしてもよい。要するに、CPU101aは、CD−
ROM4が不適正品であることをユーザーに警告するよ
うな処理を行えばよい。このようなエラー処理を実行す
ることにより、所定の音楽データを記録していない不正
な模倣CD−ROMの使用を禁止することができる。す
なわち、CD−ROM4のデータ読出の禁止またはCD
−ROM4から読み出したデータをビデオRAM104
および/またはワーキングRAM102に書き込む動作
を禁止すれば、ゲームを初めの部分の途中まで進行でき
るが、これらのRAMの記憶容量を越える画面以降のゲ
ームへ進行することを禁止できる。その結果、ユーザー
またはプレーヤがゲームに対する面白味を無くし、不正
に模倣されたCD−ROMの購入をしなくなり、模倣製
品の氾濫の防止に役立つ。さらに、その他のエラー処理
としては、CPUブロック101,PPU103および
APU107のいずれか1つまたは幾つかの組合せで選
んだもの、もしくはこれらのすべてを不能動化してもよ
い。
【0048】ステップS106において、一致が判断さ
れた場合は、ステップS108に進む。ステップS10
8において、CPU101aは、プレイヤ2を制御して
CD−ROM4からゲーム用プログラムデータ404を
読み出し、プログラムRAM301にロードする。この
ステップS108の動作においては、ROM302に記
憶されたドライブ制御プログラムデータ302dが読み
出されて実行される。ドライブ制御プログラムについて
は、図7および図8を参照して後に詳細に説明する。
【0049】次に、ステップS109に進み、CPU1
01aは、プログラムRAM301にロードされたゲー
ム用プログラムデータの実行を開始する。
【0050】次に、図7および図8を参照して、図6に
示すステップS103およびS108で実行されるドラ
イブ制御プログラムに従う動作を説明する。
【0051】まず、図7のステップS201において、
CPU101aは、プレイヤ2のマイクロコンピュータ
205にリード開始コマンドを送出する。このリード開
始コマンドに応答して、マイクロコンピュータ205
は、図9に示すような動作を行う。
【0052】図9のステップS401において、CPU
101aからリード開始コマンドを受信したマイクロコ
ンピュータ205は、以下の動作を行う。まず、ステッ
プS402において、ピックアップ202を第1の照合
用音楽データが記録されている記録トラックに移動さ
せ、さらにフォーカス制御およびトラッキング制御のた
めにCD−ROM4に対する読取ヘッド(ピックアップ
202に含まれている)の位置あわせを行う。
【0053】次に、ステップS403に進み、マイクロ
コンピュータ205は、信号処理回路204の動作を制
御する。これによって、データ復調回路204aにおけ
るデータ復調動作およびエラー訂正動作の処理タイミン
グおよびデータ抽出・出力回路204bにおけるフォー
マット変換動作の処理タイミングが制御される。このと
き、ピックアップ202から出力される記録信号は、デ
ータ復調回路204aにおいて復調およびエラー訂正が
行われた後、データ抽出・出力回路204bにおいてフ
ォーマットの変換が行われる。データ抽出・出力回路2
04bは、フォーマット変換後の復調データをバッファ
RAM204cに一時的に記憶させる。バッファRAM
204cに記憶された復調データが所定量以上たまる
と、データ抽出・出力回路204bは、CPUブロック
101への割込信号を活性化する。
【0054】次に、ステップS404に進み、マイクロ
コンピュータ205は、CPU101aからの次のコマ
ンドが与えられるのを待機する。
【0055】再び図7に戻って、CPU101aは、ス
テップS202において、プレイヤ2の信号処理回路2
04からの割込信号が活性化されるのを待機する。前述
したように信号処理回路204は、図2に示すバッファ
RAM204cに復調データが所定量以上蓄積される
と、割込信号を活性化し、CPU101aに対して復調
データを転送したい旨を要求する。
【0056】信号処理回路204からの割込信号が活性
化されると、ステップS203に進み、CPU101a
は、DMA回路101bに処理を移行する。DMA回路
101bは、信号処理回路204からワーキングRAM
102またはプログラムRAM301に復調データをD
MA転送し、そこにロードする。このステップS203
のサブルーチンの動作の詳細は、図8を参照して後に説
明する。
【0057】次に、ステップS204に進み、CPU1
01aは、DMA転送された復調データがワーキングR
AM102またはプログラムRAM301にエラーなく
ロードされたか否かを判断する。エラーが生じた場合
は、ステップS205に進み、CPU101aは、エラ
ー処理を実行する。一方、エラーが生じていない場合
は、ステップS206に進み、CPU101aは、ステ
ップS206に進み、復調データのロード処理を完了す
る。
【0058】次に、図8を参照して、図7におけるステ
ップS203のサブルーチン処理の詳細を説明する。
【0059】まず、ステップS301において、DMA
回路101bは、CPU101aの動作を停止させる。
これによって、データバス114の占有権がCPU10
1aの支配下から外される。
【0060】次に、ステップS302に進み、DMA回
路101bは、Bアドレスバス113Bにデータ転送元
のアドレスデータ(信号処理回路204のポートアドレ
スのデータ)を出力する。このアドレスデータは、デコ
ーダ206に与えられ、デコードされる。デコーダ20
6から出力されるデコード信号は、マイクロコンピュー
タ205に与えられる。応じて、マイクロコンピュータ
205は、信号処理回路204をデータ出力可能状態に
する。
【0061】次に、ステップS303に進み、DMA回
路101bは、Aアドレスバス113Aにデータ転送先
のアドレスデータを出力する。このアドレスデータは、
データ転送先のメモリ(ワーキングRAM102または
プログラムRAM301)に与えられてそのメモリにお
けるアドレスを指定する。
【0062】次に、ステップS304に進み、DMA回
路101bは、Bアドレスバス113Bにリード信号を
出力し、Aアドレスバス113Aにライト信号を出力す
る。Bアドレスバス113Bに出力されたリード信号
は、デコーダ206に与えられてデコードされる。この
とき、デコーダ206は、復調データの転送開始を要求
するデコード信号を、信号処理回路204のデータ抽出
・出力回路204bに与える。このデコード信号に応答
して、データ抽出・出力回路204bは、バッファRA
M204cに記憶された復調データを、データバス11
4に出力する。一方、Aアドレスバス113Aに出力さ
れたライト信号は、デコーダ111に与えられ、デコー
ドされる。このときデコーダ111は、書き込みを許容
するデコード信号をデータの転送先のメモリに出力す
る。これによって、データ転送先のメモリが書込可能状
態となる。信号処理回路204のデータ抽出・出力回路
204bからデータバス114に出力される復調データ
は、CPU101aを介さずに直接転送先のメモリ(ワ
ーキングRAM102またはプログラムRAM301)
に転送され、そこにロードされる。このデータ転送は、
たとえば1バイト(たとえば8ビット)ずつ行われる。
【0063】次に、ステップS305に進み、DMA回
路101bは、すべてのデータの転送が終了したか否か
を判断する。データの転送が終了していない場合は、再
び前述のステップS302に戻って、上記ステップS3
02〜S304と同様の動作が繰り返される。一方、す
べてのデータの転送が終了した場合は、ステップS30
6に進み、DMA回路101bは、CPU101aの動
作の停止を解除する。これによって、データバス114
は再びCPU101aの支配下に入る。
【0064】なお、図1〜図3に示す実施例において
は、システムの起動時においてCIC112とCIC3
03との間でデータの通信が行われ、外部メモリカート
リッジ3が適正品であるか否かの判断も行われる。した
がって、上記実施例では不正なコピーを防止するために
二重のチェックが行われ、ほぼ完全に不正なコピーが防
止される。なお、CIC112とCIC303との構成
および動作は、特開昭61−296433号公報および
特開昭62−3331号公報に詳しく開示されているの
で、この明細書ではその説明を省略する。
【0065】図10は、この発明の他の実施例の構成を
示すブロック図である。図において、この実施例のデー
タ処理システムは、テレビジョン受像機5に接続された
ゲーム機10と、このゲーム機10に選択的に接続され
るプレイヤ20と、ゲーム機10に着脱自在に装着され
るシステムROMカートリッジ30とを備えている。
【0066】プレイヤ20は、図1に示すプレイヤ2と
同様に、CD−ROM4から記録データを読み出すため
のものである。さらに、プレイヤ20は、CD−ROM
4の記録データが不正なコピーであるか否かを判別する
ための照合処理を行う機能も有している。そのために、
プレイヤ20には、図1に示す信号処理回路204に代
えて照合処理機能を有する信号処理回路207が設けら
れている。さらに、プレイヤ20には、音楽再生回路2
08が追加されている。この音楽再生回路208は、D
Aコンバータ等を含み、信号処理回路204から与えら
れるディジタル音声信号をアナログ音声信号に変換す
る。プレイヤ20のその他の構成は、図1に示すプレイ
ヤ2と同様であり、相当する部分には同一の参照番号を
付しておく。なお、CD−ROM4には、図4に示すデ
ータが記録されている。ただし、第1の照合用音楽デー
タ401およびゲーム用音声データ402は、元のアナ
ログ音声信号をサンプリングしかつディジタルコード化
したPCMデータを、さらにEFM変調した形態で記録
されている。
【0067】ゲーム機10はミキサ115を含む。この
ミキサ115は、APU107から出力されるアナログ
音声信号と音楽再生回路208から与えられるアナログ
音声信号とを混合してオーディオアンプ109に出力す
る。なお、ゲーム機10は、図1に示すようなCIC1
12を含まない。ゲーム機10のその他の構成は、図1
に示すゲーム機1と同様であり、相当する部分には同一
の参照番号を付しておく。
【0068】外部メモリカートリッジ30は、図1に示
す外部メモリカートリッジ3と同様に、プログラムRA
M301およびROM302を含む。ただし、ROM3
02には、図5に示すような第2の照合用音楽データ3
02b,照合用プログラムデータ302cおよびドライ
ブ制御プログラムデータ302dは格納されていない。
また、外部メモリカートリッジ30は、図1に示すよう
なCIC303を含まない。
【0069】図11は、図10に示す信号処理回路20
7のより詳細な構成を示すブロック図である。図におい
て、信号処理回路207は、データ復調回路207a
と、AD−PCMデコーダ207bと、音声出力スイッ
チ207cと、データ抽出・出力回路207dと、アド
レス回路207eと、ROM207fと、比較器207
gと、フリップフロップ207hと、ワーキングRAM
207iとを含む。
【0070】データ復調回路207aは、ピックアップ
202によってCD−ROM4から読み取られたデータ
を復調するとともに、そのエラー訂正を行う。データ復
調回路207aから出力される復調データは、AD−P
CMデコーダ207b,データ抽出・出力回路207d
および比較器207gに与えられる。
【0071】AD−PCMデコーダ207bは、与えら
れた復調データ(圧縮化されたPCMデータ)の伸長処
理を行い、伸長後のPCMデータを音声出力スイッチ2
07cに出力する。この音声出力スイッチ207cに
は、マイクロコンピュータ205からミュート信号が与
えられている。音声出力スイッチ207cは、このミュ
ート信号によってそのオン・オフが制御される。音声出
力スイッチ207cの出力は、音楽再生回路208に与
えられる。
【0072】データ抽出・出力回路207dは、図2に
示すデータ抽出・出力回路204bと同様に、復調デー
タのフォーマットの変換を行う。
【0073】前述のデータ復調回路207aは、1バイ
トのデータを出力するごとに、1つのパルスをアドレス
回路207eにタイミング信号として出力する。アドレ
ス回路207eは、カウンタを含み、タイミング信号の
1パルスごとにインクリメントされる。アドレス回路2
07eの計数出力は、アドレスデータとしてROM20
7fに与えられる。このROM207fには第2の照合
用音楽データが格納されている。ROMA207fから
読み出された第2の照合用音楽データは、比較器207
gに与えられる。比較器207gは、データ復調回路2
07aから与えられる第1の照合用音楽データとROM
207fから与えられる第2の照合用音楽データとを比
較し、両データに不一致が生じたときフリップフロップ
207hをセット状態にする。フリップフロップ207
hの出力信号は、比較結果としてマイクロコンピュータ
205に与えられる。
【0074】なお、上記アドレス回路207eは、その
内部カウンタが桁溢れを生じたときに、キャリー信号を
出力する。このキャリー信号は、比較終了信号としてマ
イクロコンピュータ205に与えられる。アドレス回路
207eおよびフリップフロップ207hは、システム
の起動時において、マイクロコンピュータ205からの
リセット信号によりリセットされる。
【0075】図12は、図10に示すマイクロコンピュ
ータ205が含む内部ROM(図示せず)のメモリマッ
プを示す図解図である。図において、マイクロコンピュ
ータ205の内部ROMは、照合用プログラムデータ2
05aと、ドライブ制御プログラムデータ205bと、
データ転送プログラムデータ205cと、転送許可フラ
グ205dとを記憶している。
【0076】図13は、データ処理システムの起動時に
おける図10のマイクロコンピュータ205の動作を示
すフローチャートである。図14は、データ処理システ
ムの起動時における図10の信号処理回路207の動作
を示すフローチャートである。図15は、マイクロコン
ピュータ205がCPU101aからコマンドを受信し
たときの動作を示すフローチャートである。以下、これ
ら図13〜図15を参照して、図10および図11に示
す実施例の動作を説明する。
【0077】データ処理システムが起動されると、マイ
クロコンピュータ205は、まず図13のステップS5
01において、転送許可フラグ205d(図12参照)
をオフ状態とする。次に、ステップS502に進み、マ
イクロコンピュータ205は、信号処理回路207への
リセット信号を活性化する。上記リセット信号が活性化
されたことに応答して、信号処理回路207では、アド
レス回路207eおよびフリップフロップ207hがリ
セットされる(図14のステップS601)。より詳細
に説明すると、アドレス回路207eにおけるカウンタ
の計数値がクリアされ、フリップフロップ207hにた
とえば論理“0”が設定される。
【0078】次に、マイクロコンピュータ205は、ス
テップS503に進み、ピックアップ202の移動制御
および読取ヘッドの位置あわせ制御を行う。これによっ
て、ピックアップ202は、CD−ROM4において第
1の照合用音楽データが記録されている記録トラックに
移動される。また、ピックアップ202が含む読取ヘッ
ドのためのフォーカス制御およびトラッキング制御が行
われる。
【0079】上記ステップS503の動作により、ピッ
クアップ202からは、CD−ROM4から読み取られ
た第1の照合用音楽データが出力される。ピックアップ
202から出力される第1の照合用音楽データは、信号
処理回路207におけるデータ復調回路207aに与え
られ、そこにおいて復調される(図14のステップS6
02)。
【0080】復調された第1の照合用音楽データは、比
較器207gに与えられる。このとき、データ復調回路
207aは、第1の照合用音楽データを1バイトずつ比
較器207gに出力する。一方、ROM207fは、ア
ドレス回路207eによって指定されるアドレスから1
バイト分の第2の照合用音楽データを読み出し、比較器
207gに出力している。したがって、比較器207g
は、1バイト分の第1の照合用音楽データと、1バイト
分の第2の照合用音楽データとを比較して照合する(図
14のステップS603)。
【0081】比較器207gは、比較および照合の結
果、両データの不一致を検出すると、論理“1”の信号
を出力し、フリップフロップ207hをセット状態(論
理“1”がセットされた状態)にする(図14のステッ
プS604およびS605)。一方、比較器207g
は、両データの一致を検出すると、フリップフロップ2
07hをセット状態にしない。
【0082】一方、データ復調回路207aによって復
調された第1の照合用音楽データは、AD−PCMデコ
ーダ107bで伸長処理が施された後、音声出力スイッ
チ207cに与えられる。このとき、マイクロコンピュ
ータ205は、ステップS504において音声出力スイ
ッチ207cをオン状態にしている。したがって、第1
の照合用音楽データは、音声出力スイッチ207cを介
して音楽再生回路208に与えられ、そこにおいてアナ
ログ音声信号に変換される。アナログ音声信号に変換さ
れた第1の照合用音楽データは、ミキサ115を介して
オーディオアンプ109に与えられ、そこにおいて電流
増幅された後、テレビジョン受像機5に出力される。し
たがって、テレビジョン受像機5から第1の照合用音楽
が音声出力される。
【0083】データ復調回路207aは、第1の照合用
音楽データの最初の1バイト分を出力し終わると、1個
のパルス信号をアドレス回路207eに出力する。これ
によって、アドレス回路207eにおけるカウンタの計
数値がインクリメントされ、ROM207fに対するア
ドレスが1だけ更新される(図14のステップS60
6)。したがって、ROM207fから次のアドレスの
1バイト分の第2の照合用音楽データが読み出される。
一方、データ復調回路207aは、2バイト目の第1の
照合用音楽データを復調し、出力している。したがっ
て、次に比較器207gにおいては、2バイト目の第1
の照合用音楽データと2バイト目の第2の照合用音楽デ
ータとの比較および照合が行われる。以下、同様にし
て、第1の照合用音楽データと第2の照合用音楽データ
とが各バイト順次に比較および照合される。
【0084】比較器207gにおいて最終バイトの照合
用音楽データの比較および照合処理が終了すると(図1
4のステップS607)、アドレス回路207eはデー
タ復調回路207aからのパルス信号に応答して桁溢れ
を生じ、キャリー信号を発生する。このキャリー信号
は、比較終了信号としてマイクロコンピュータ205に
与えられる(図14のステップS608)。その後、信
号処理回路207は、マイクロコンピュータ205から
の次のリセット信号またはコマンドデータの待機状態と
なる(図14のステップS609)。
【0085】一方、マイクロコンピュータ205は、ア
ドレス回路207eからのキャリー信号すなわち比較終
了信号を受けて、照合処理の終了を判断する(ステップ
S505)。次に、マイクロコンピュータ205は、ス
テップS506において、音声出力スイッチ207cを
オフ状態にする。これによって、テレビジョン受像機5
への第2の照合用音楽信号の供給が停止される。
【0086】次に、ステップS507に進み、マイクロ
コンピュータ205は、フリップフロップ207hの出
力信号を読み取る。このとき、フリップフロップ207
hの出力信号の論理状態は、比較器207gの照合結果
によって決定される。すなわち、比較器207gが第1
および第2の照合用音楽データの不一致を1バイトでも
検出した場合は、フリップフロップ207hの出力信号
の論理は“1”となる。一方、比較器207gが第1お
よび第2の照合用音楽データの全てのバイトについて一
致を検出した場合は、フリップフロップ207hの出力
信号の論理は“0”となる。したがって、マイクロコン
ピュータ205は、フリップフロップ207hの出力信
号を読み取ることにより、第1および第2の照合用音楽
データの照合結果を認識できることになる。
【0087】次に、ステップS508に進み、マイクロ
コンピュータ205は、フリップフロップ207hから
読み取った出力信号の論理状態に基づいて、転送許可フ
ラグ205d(図12参照)の設定を行う。すなわち、
フリップフロップ207hの出力信号の論理が“1”の
場合は転送許可フラグ205dに論理“1”を設定し、
逆にフリップフロップ207hの出力信号の論理が
“0”の場合は転送許可フラグ205dに論理“0”を
設定する。
【0088】次に、ステップS509に進み、マイクロ
コンピュータ205は、第1および第2の照合用音楽デ
ータの照合結果が一致か不一致かを判断する。この判断
は、転送許可フラグ205dに設定された論理に基づい
て行われる。すなわち、転送許可フラグ205dに論理
“1”が設定されている場合は、照合結果が不一致であ
ると判断して、マイクロコンピュータ205はCPU1
01aに照合結果の不一致を示すデータを出力する(ス
テップS510)。一方、転送許可フラグ205dに論
理“0”が設定されている場合は、マイクロコンピュー
タ205は照合結果が一致であると判断して、CPU1
01aに照合結果の一致を示すデータを出力する(ステ
ップS511)。
【0089】上記ステップS510またはS511の動
作の後、マイクロコンピュータ205は、ステップS5
12に進み、CPU101aからの次のコマンドデータ
を待機する。
【0090】次に、図15を参照して、マイクロコンピ
ュータ205がCPU101aからコマンドデータを受
信した場合の動作を説明する。
【0091】ステップS701において、マイクロコン
ピュータ205はCPU101aからコマンドデータを
受信すると、次にステップS702に進み、受信したコ
マンドデータがリード開始コマンドデータであるか否か
を判断する。受信したコマンドデータがリード開始コマ
ンドデータでない場合は、マイクロコンピュータ205
はステップS703において対応するコマンド処理を実
行した後、ステップS707に進み、CPU101aか
らの次のコマンドデータを待機する。
【0092】一方、受信したコマンドデータがリード開
始コマンドデータである場合は、ステップS704に進
み、マイクロコンピュータ205は、転送許可フラグ2
05dに論理“0”が設定されているか否かを判断す
る。転送許可フラグ205dに論理“0”が設定されて
いる場合は、ステップS705に進み、マイクロコンピ
ュータ205はピックアップ202の移動および読取ヘ
ッドの位置あわせを行う。これによって、ピックアップ
202は、CD−ROM4から所定のデータ(たとえば
ゲーム用プログラムデータ404:図4参照)を読み出
す。
【0093】次に、ステップS706に進み、マイクロ
コンピュータ205は信号処理回路207にデータの出
力指示を与える。これによって、信号処理回路207
は、ピックアップ202によって読み出されたデータを
復調してゲーム機10に出力する。応じて、CPU10
1aにおいてゲーム用プログラムの実行が開始される。
なお、このときの信号処理回路207からゲーム機10
へのデータ転送動作は、図7および図8に示す動作と同
様である。次に、マイクロコンピュータ205は、ステ
ップS707に進み、CPU101aからの次のコマン
ドデータを待機する。
【0094】一方、転送許可フラグ205dに論理
“1”が設定されていた場合、すなわち照合結果が不一
致であった場合、マイクロコンピュータ205はステッ
プS705およびS706の動作を行わず、直接ステッ
プS707の動作に進む。したがって、照合結果が不一
致であった場合は、ゲーム機10にゲーム用プログラム
データが供給されない。これによって、CD−ROM4
に不正なコピーデータが記録されていた場合、その使用
が禁止される。
【0095】なお、上記実施例は、すべてテレビゲーム
システムとして構成されているが、この発明はテレビゲ
ームシステム以外のデータ処理システムにも適応可能で
ある。たとえば、教育のために使用されるデータ処理シ
ステムや汎用的な目的のために使用されるデータ処理シ
ステム(たとえば、パーソナルコンピュータシステム)
にもこの発明を適用し得る。
【0096】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、所定
の音楽データを記録していない模倣された不正な光学式
情報記録媒体の使用を確実に禁止することができる。
【0097】また、音楽情報を照合用データとして用い
ているため、少ないデータ量でかつ高速に照合処理を行
うことができる。
【0098】さらに、照合用音楽データそのものが不正
にコピーされた場合であっても、そのような不正データ
を記録した光学式情報記録媒体の使用を音楽著作権の侵
害として排除することもできる。
【0099】さらに、請求項2に係る発明によれば、第
2の照合用音楽データ記憶手段および照合用プログラム
データ記憶手段が本体装置の外部に設けられるため、第
2の照合用音楽データや照合用プログラムデータを格納
していないような装置についてもこの発明を適用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の構成を示すブロック
図である。
【図2】図1に示す信号処理回路のより詳細な構成を示
すブロック図である。
【図3】図1に示すAPUのより詳細な構成を示すブロ
ック図である。
【図4】図1に示すCD−ROMのメモリマップを示す
図解図である。
【図5】図1に示す外部メモリカートリッジ内のROM
のメモリマップを示す図解図である。
【図6】図1に示すCPUが、システムの起動時におい
て実行する動作を示すフローチャートである。
【図7】図1に示すCPUが、ドライブ制御プログラム
を実行する際の動作を示すフローチャートである。
【図8】図1に示すDMA回路が、図7に示すDMA転
送サブルーチンを実行する際の動作を示すフローチャー
トである。
【図9】図1に示すマイクロコンピュータが、CPUか
らのリード開始コマンドを受信したときに行う動作を示
すフローチャートである。
【図10】この発明の第2の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図11】図10に示す信号処理回路のより詳細な構成
を示すブロック図である。
【図12】図10に示すマイクロコンピュータが備える
内部ROMのメモリマップを示す図解図である。
【図13】図10に示すマイクロコンピュータが、シス
テムの起動時において実行する動作を示すフローチャー
トである。
【図14】図10に示す信号処理回路が、システムの起
動時において実行する動作を示すフローチャートであ
る。
【図15】図10に示すマイクロコンピュータが、CP
Uからのコマンドデータを受信したときに行う動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1および10: ゲーム機 2および20: プレイヤ 3および30: 外部メモリカートリッジ 4: 光学式情報記録媒体としてのCD−ROM 101a: CPU 103: PPU(ピクチャー・プロセッシング・ユニ
ット) 107: APU(オーディオ・プロセッシング・ユニ
ット) 202: ピックアップ 204および207: 信号処理回路 205: マイクロコンピュータ 302: ROM 301: プログラムRAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号を受けて画像を表示しかつ音声
    信号を受けて音声を出力するモニタ装置に関連的に設け
    られ、起動時において所定の照合処理を実行し、外部メ
    モリとしての光学式情報記録媒体の適合性を判別するよ
    うなデータ処理システムであって、 少なくとも、第1の照合用音楽データと、音声データ
    と、画像データを光学的に読取可能に記録した光学式情
    報記録媒体、 前記光学式情報記録媒体から各記録データを読み出すた
    めの光学式再生手段、 前記第1の照合用音楽データと所定の関係を有する第2
    の照合用音楽データを記憶する第2の照合用音楽データ
    記憶手段、 照合用プログラムデータを記憶するための照合用プログ
    ラムデータ記憶手段、 画像処理および音声処理のためのプログラムデータを記
    憶するプログラム記憶手段、 前記プログラムデータ記憶手段に記憶されているプログ
    ラムデータを実行することにより、前記光学式情報記録
    媒体に記録された前記音声データおよび前記画像データ
    に基づく音声信号および画像信号を発生して前記モニタ
    装置に与えるプログラム実行手段、 前記データ処理システムの起動時において、前記照合用
    プログラムデータ記憶手段に記憶された前記照合用プロ
    グラムデータを実行することにより、前記光学式情報記
    録媒体から読み出した前記第1の照合用音楽データと前
    記第2の照合用音楽データ記憶手段に記憶された前記第
    2の照合用音楽データとを照合して両データが前記所定
    の関係を有するか否かを判断し、所定の関係を有すると
    きのみ前記プログラム実行手段の前記プログラムデータ
    に基づく本来的な動作を許容する照合用プログラム実行
    手段、および前記照合用プログラム実行手段が読み出し
    た前記第1の照合用音楽データに基づいて、照合用音楽
    信号を発生し、前記モニタ装置に与える音声信号発生手
    段を備える、データ処理システム。
  2. 【請求項2】 前記プログラム実行手段と、前記照合用
    プログラム実行手段と、前記照合用音楽信号発生手段と
    は、前記モニタ装置に接続された本体装置内に配置さ
    れ、 前記第2の照合用音楽データ記憶手段と、前記照合用プ
    ログラムデータ記憶手段とは、前記本体装置に着脱自在
    に装着される外部記憶カートリッジ内に配置され、 前記光学式再生手段は、前記本体装置に選択的に接続さ
    れ、前記光学式情報記録媒体が着脱自在に装着されるプ
    レイヤ装置内に配置されている、請求項1に記載の画像
    ・音声処理システム。
  3. 【請求項3】 前記プログラム実行手段に関連して、前
    記光学式情報記録媒体に記録されている少なくとも音声
    データと画像データを一時記憶するための書込可能記憶
    手段をさらに含み、 前記プログラム実行手段は、前記照合プログラム実行手
    段が第1の照合用音楽データと第2の照合用音楽データ
    を照合するのに平行して、前記光学式再生手段が前記光
    学式情報記録媒体から読み出した音声データおよび画像
    データを前記書込可能記憶手段へ転送して書き込み、 前記照合プログラム実行手段は、前記第1の照合用音楽
    データと前記第2の照合用音楽データが所定の関係でな
    いことを判断したとき、前記プログラム実行手段が音声
    データと画像データを前記書込可能記憶手段へ書き込む
    のを禁止する、請求項1に記載のデータ処理システム。
  4. 【請求項4】 前記光学式情報記録媒体は、前記書込可
    能記憶手段の記憶容量よりもはるかに大きな記憶容量に
    選ばれていて、 前記照合プログラム実行手段は、第1の照合用音楽デー
    タと第2の音楽データが所定の関係を有しないことを判
    断したとき、以後に前記音声データと画像データを前記
    書込可能記憶手段へ転送するのを禁止する、請求項3に
    記載のデータ処理システム。
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