JPH03121525A - 情報記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、記録媒体として光ディスクを用いた情報記憶
装置に関し、特に、追記型の光ディスクに情報を書き込
むものに関する。

（ロ）従来の技術 従来からレーザ光等の光ビームを用いた光学式の記録及
び／または再生装置には、記録媒体として光ディスクが
用いられている。光ディスクには、機能別に、再生専用
のもの、ユーザによる記録が一回だけできる追記型のも
の、記録・消去の繰り返しが可能な書換え型のものがあ
る。

予め情報が書き込まれている再生専用の光ディスク（所
謂オーディオのＣＤやＣＤ−ＲＯＭ）は、プレス方式で
ディスクの製作を行っているため、少量・少数枚の製作
には不向きで、非効率、非経済的であった。

そこで、記録する情報をＣＤ−ＲＯＭの記録７オーマツ
トに合わせて編集し、追記型の光ディスクに記録する少
枚数用のＣＤ−ＲＯＭ製作システムが開発されている（
共同計画■出版事業部ｒＤａｔａＮｅｔ」２．２５／１
９８９第５頁参照）。

斯様なシステムでは、光ディスクに記録する情報は、−
旦、磁気ディスク等の記憶装置に記憶され、光ディスク
に記録を行った後、光ディスクから記録した情報を読出
し再生して、記憶装置に記憶されている情報と内容が一
致するか比較を行い、光ディスクに正しく情報が記録さ
れているかの確認が取られる。

（ハ）発明が解決しようとする課題 ところで、上述のシステムで光ディスクに記録する情報
は、通常、磁気テープや磁気ディスクにより供給される
。

しかし、光ディスクに記録した情報の確認のために、光
ディスクから情報の読出し再生が可能であるため、市販
のオーディオ用のＣＤＪ？３ＣＤ−ＲＯＭに記録された
情報の読出し再生が簡単にでき、市販のオーディオ用の
ＣＤやＣＤ−ＲＯＭに記録された情報を、追記型の光デ
ィスクに記録する情報として用いれば、市販のオーディ
オ用のＣＤＪ？３ＣＤ−ＲＯＭが容易に複製されてしま
う。

本発明は、斯様な点に鑑みて為されたもので、予め情報
の記録された光ディスクの複製を防止し得る、追記型の
光ディスクを記録媒体とした情報記録装置を提供するも
のである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、光ディスクに記録された情報を読出す情報読
取り手段と、光ディスクに情報を記録する情報書込み手
段と、該情報書込み手段で光ディスクに書き込む情報を
入力する情報入力手段と、前記情報書込み手段で光ディ
スクに情報を書込む際に書込む情報の一部を記憶する記
憶手段と、前記情報読取り手段で光ディスクから情報を
読み出すときに該光ディスクに記録された情報と前記記
憶手段に記憶された情報との比較を行う比較手段とを具
備し、比較手段で光ディスクに記録された情報と記憶手
段に記憶された情報との一致が取れないときは、光ディ
スクからの情報の読取りを禁止する情報記録装置である
。

（ホ）作用 光ディスクに情報を記録するときに、記録する情報の一
部を記憶手段に記憶しておき、情報の記録された光ディ
スクから情報を読み出すときに、記憶手段に光ディスク
に記録された情報が記憶されているか比較手段で判別を
行う。そして、光ディスクに記録された情報と記憶手段
に記憶された情報との一致が取れないときは、光ディス
クから情報の読み取りを禁止することにより、本情報記
録装置で情報の記録を行った光デイスク以外の光ディス
クから情報を読み出すことが防止される。

（へ）実施例 第１図は、本発明一実施例の情報記録装置としてのＣＤ
−ＲＯＭ作成装置である。

（１）は装置全体の制御を司る制御回路、（２）は処理
命令等の入力を行うためのキーボード、（３）は表示制
御回路（４）により制御されて表示を行う表示装置とし
てのＣＲＴである。

（５）は光ディスクに記録する情報を供給するための情
報入力手段としての磁気テープ装置、（６）は光ディス
クに記録する情報を記憶するハードディスク等の磁気デ
ィスク装置、（７）はＲＡＭにより構成される作業領域
としてのメモリである。

情報入力手段としての磁気テープ装置（５）や、磁気デ
ィスク装置（６）、メモリ（７）は、例えば、フロッピ
ーディスクのような他の情報記憶装置であってもよい。

（８）は光ディスクに記録する情報に誤り検出訂正用の
符号であるＥ　Ｄ　Ｃ（Ｅｒｒｏｒ、Ｄｅｔｅｃｔｉｏ
ｎ　Ｃ。

ｄｅ）及びＥ　ＣＣ（Ｅｒｒｏｒ　Ｃｏｒｒｅｃｔｉｏ
ｎ　Ｃｏｄｅ）を付加し、更にビットスクランブルをか
けるＣＤ−ＲＯＭエンコーダ、（９）は該ＣＤ−ＲＯＭ
エンコーダ（８）から出力される情報を、追記型の光デ
ィスク（１０）に記録する情報書込み手段としてのディ
スク書込み装置である。この書込み装置（９）により情
報の記録がされた光ディスクは、情報の記録は一回だけ
しかできないので、それ以降再生専用の光ディスク（た
とえばＣＤ−ＲＯＭ）と同等に扱われる。

（１１）は情報の記録されている光ディスク（１２）か
ら情報を読出すための情報読取り手段としてのＣＤ−Ｒ
ＯＭドライブ装置で、該ＣＤ−ＲＯＭドライブ装置（１
１）はＣＤ−ＲＯＭコントローラ（１３）により読出し
制御がされる。

（１４）はディスク書込み装＠（９）により光ディスク
（１０）に情報が記録される際に、記録する情報の一部
が記録される記録手段としてのメモリカードで、このメ
モリカード（１４）に対する情報の記憶や読出しはメモ
リカードリードライタ（１５）によって行われる。

尚、このメモリカード（１４）は、メモリカードリード
ライタ（１５）に、着脱自在に構成される。

（１７）は比較手段としての比較器で、ＣＤ−ＲＯＭド
ライブ装置（１１）により光ディスク（１２）からに記
録された情報を読出すときに、比較用読出し制御回路（
１６）の制御により読出されたメモリカード（１４）に
記憶された情報と光ディスク（１２）に記録された情報
とを比較し、これら情報が一致しているかの判別を行う
。

斯様な装置において、光ディスク（１０）への情報の記
録は次の様にして行われる。

まず、光ディスク（１０）に記録したい情報を磁気テー
プ装置（５）により読出し、磁気ディスク装置（６）に
−旦記憶する。

ＣＤ−ＲＯＭに記録する情報のフォーマットは、第２図
に示すように、記録したい情報の他に、■ブロックごと
に同期のための５ＹＮＣ（１２バイト）、正確なサーチ
に必要なＨＥＡＤＥＲ（４バイト）が付加され、更に第
２図に示すＣＤ−ＲＯＭ物理７オーマツトのモード１で
は誤り検出訂正用の符号であるＥＤＣ（４バイト）及び
ＥＣＣ（２７６バイト）が必要とされる。

そこで、制御回路（１）は磁気ディスク装置（６）に記
憶した情報をメモリ（７）に読出し、メモリ（７）上で
５ＹＮＣとＨＥＡＤＥＲの符号を付加する。

そして、この５ＹＮＣとＨＥ　Ａ　Ｄ　Ｅ　Ｒが付加さ
れた情報を再び磁気ディスク装置（６）に記憶する。

制御回路（１）は、磁気ディスク装置（６）に５ＹＮＣ
とＨＥＡＤＥＲが付加された情報が記憶されると、磁気
ディスク装置（６）から直接５ＹＮＣとＨＥＡＤＥＲが
付加された情報をＣＤ−ＲＯ’Ｍエンコーダ（８）に転
送する。

ＣＤ−ＲＯＭエンコーダ（８）では、入力された情報に
ＥＤＣとＥＣＣの符号を付加し、更に５ＹＮＣを除く他
の情報にビットスクランブルをかける。

このようにして加工された情報は、ディスク書込み装置
（９）に出力され、光ディスク（１０）に記録される。

而して、追記型の光ディスク（１０）に情報の記録が行
われ、記録の為された光ディスクはこれ以降再生専用の
光ディスク、即ちＣＤ−ＲＯＭ　（あるいはオーディオ
用のＣＤ）として扱われる。

また、光ディスク（１０）への情報の書込み処理では、
光ディスク（１０）への記録が終了すると、制御回路（
１）は、光ディスク（１０）に記録した情報の一部、本
実施例では光ディスク（１０）のＯ分２秒Ｏフレームの
物理アドレスのセクタに書込まれた情報２０４８バイト
を、磁気ディスク装置（６）から読出し、メモリカード
リーダライタ（１５）によりメモリカード（１４）に記
憶する。

尚、このメモリカード（１４）への情報の記憶は、光デ
ィスク（１０）への情報の記録動作に先だって行っても
よい。

さて、光ディスク（１０）に記録された情報の確認を行
う場合は、その光ディスク（１０）をＣＤ−ＲＯＭドラ
イブ装置（１１）に装着し、更にその光ディスク（１０
）に情報の記録を行った際に、記録した情報の一部を記
憶したメモリカード（１４）をメモリカードリードライ
タ（１５）に装着する。

キーボード（２）からＣＤ−ＲＯＭドライブ装置（１１
）に装着した光ディスク（１０）に記録された情報の読
出し、あるいは光ディスク（１０）へのアクセスを許容
するように指示すると、制御回路（１）は、比較用読出
し制御回路（１６）により、ＣＤ−ＲＯＭコントローラ
（１３）を制御して光ディスク（１０）のＯ分２秒θフ
レームの物理アドレスのセクタに書込まれた情報２０４
８バイトをＣＤ−ＲＯＭドライブ装置（１１）で読出し
、また、メモリカードリードライタ（１５）で読出しア
ドレスを順次変化させて、装着されているメモリカード
（１４）から記憶されている情報を読出す。

光ディスク（１０）及びメモリカード（１４）から読出
された情報は、共に比較＠（１７）に入力され、比較器
（１７）でメモリカード（１４）から読み出した情報が
、光ディスク（１０）から読出した２０４８バイトの情
報と一致するか否かの比較判定が行われる。

比較判定の結果、情報の一致が取られた場合は、制御回
路（１）の制御の下で、ＣＤ−ＲＯＭコントローラ（１
３）からＣＤ−ＲＯＭドライブ装置（１１）に光ディス
ク（ｌＯ）の取り出しを無効にするコマンドを送出させ
て、光ディスク（１０）の入れ換えを不能にしておき、
それ以降の光ディスク（１０）に記録された情報の読出
し、あるいは光ディスク（１０）へのアクセスが許容さ
れる。

ここで、（１：Ｄ−ＲＯＭドライブ装！装置１１）に装
着された光ディスクへの情報の記録を行った際にその光
ディスクに記録した情報の一部を記憶したメモリカード
（１４）がメモリカードリードライタ（１５）に装着さ
れていない場合、例えば市販のオーディオ用のＣＤやＣ
Ｄ−ＲＯＭのような、ディスクに情報を記録するときに
その一部の情報が記憶されたメモリカード（１４）が存
在しない光ディスクがＣＤ−ＲＯＭドライブ装置（１１
）に装着されているときには、比較！（１７）でメモリ
カード（１４）から読み出した情報と光ディスクから読
出した２０４８バイトの情報との一致は取られない。

すると、ＣＤ−ＲＯＭコントローラ（１３）は、制御回
路（１）の制御の下で、ＣＤ−ＲＯＭドライブ装置（１
１）に対し、装着された光ディスクを排出するコマンド
を送出して、その光ディスクに記録された情報の読出し
、あるいは光ディスクへのアクセスを禁止する。

この時、制御回路（１）はＣＲＴ　（３）に、ＣＤ−Ｒ
ＯＭドライブ装置（１１）に装着されている光ディスク
かメモリカードリーダライタ（１５）に装着されている
メモリカードを交換するようにメツセージを表示する。

以上の比較判定処理のフローチャートを第３図に示す。

（ト）発明の効果 本発明は、以上の説明から明らかなように、追記型の光
ディスクに情報を記録するときに、記録する情報の一部
をメモリカードに記憶しておき、情報の記録された光デ
ィスクから情報を読み出すときに、メモリカード光ディ
スクに記録された情報の一部が記憶されているか比較器
で判別する。

そして、光ディスクに記録された情報とメモリカードに
記憶された情報との一致が取れないときは、光ディスク
から情報の読み取りを禁止することにより、本発明装置
で情報の記録を行った光デイスク以外の光ディスクから
情報を読み出すことが防止される。

従って、例えば市販のオーディオ用のＣＤやＣＤ−ＲＯ
Ｍのような、光ディスクに情報を記録するときにその一
部の情報が記憶されたメモリカードが存在しない光ディ
スクを、ＣＤ−ＲＯＭドライブ装置に装着してその情報
を読出そうとしても、比較器でメモリカードから読み出
した情報と光ディスクから読出した情報との一致が取れ
ないので、光ディスクからの情報の読出しが禁止される
。即ち、市販のオーディオ用のＣＤやＣＤ−ＲＯＭの複
製が防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例の概略構成図、第２図はモード
１におけるＣＤ−ＲＯＭ物理フォーマットを示す図、第
３図は本発明一実施例に係る比較判定処理のフローチャ
ートを示す図である。 （１）・・・制御回路、（２）・・・キーボード、（３
）・・・ＣＲＴ、（４）・・・表示制御回路、（５）・
・・磁気テープ装置（情報入力手段）、（６）・・・磁
気ディスク装置、（７）・・・メモリ、（８）・・・Ｃ
Ｄ−ＲＯＭエンコーダ、（９）・・・ディスク書込み装
置（情報書込み手段）、（１０）・・・光ディスク、（
１１）・・・ＣＤ−ＲＯＭドライブ装置（情報読取り手
段）、（１２）・・・光ディスク、（１３）・・・ＣＤ
−ＲＯＭコントローラ、（１４）・・・メモリカード（
記憶手段）、　（１５）・・・メモリカードリードライ
タ、（１６）・・・比較用読出し制御回路、（１７）・
・・比較器（比較手段）。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）光ディスクに記録された情報を読出す情報読取り
   手段と、光ディスクに情報を記録する情報書込み手段と
   、該情報書込み手段で光ディスクに書き込む情報を入力
   する情報入力手段と、前記情報書込み手段で光ディスク
   に情報を書込む際に書込む情報の一部を記憶する記憶手
   段と、前記情報読取り手段で光ディスクから情報を読み
   出すときに該光ディスクに記録された情報と前記記憶手
   段に記憶された情報との比較を行う比較手段とを具備し
   、 比較手段で光ディスクに記録された情報と記憶手段に記
   憶された情報との一致が取れないときは、光ディスクか
   らの情報の読取りを禁止することを特徴とする情報記録
   装置。
2. （２）前記記憶手段は、情報記録装置本体に対して着脱
   自在に構成されることを特徴とする請求項１記載の情報
   記録装置。
3. （３）前記情報書込み手段で情報を記録する光ディスク
   は、追記型の光ディスクであることを特徴とする請求項
   １または２記載の情報記録装置。