JPH05178706A - 有害節足動物忌避剤 - Google Patents

有害節足動物忌避剤

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JPH05178706A
JPH05178706A JP34710591A JP34710591A JPH05178706A JP H05178706 A JPH05178706 A JP H05178706A JP 34710591 A JP34710591 A JP 34710591A JP 34710591 A JP34710591 A JP 34710591A JP H05178706 A JPH05178706 A JP H05178706A
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group
compound
repellent
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carbon atoms
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JP34710591A
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Yoshinori Shono
美徳 庄野
Masaya Suzuki
雅也 鈴木
Masahiro Takahashi
政弘 高橋
Noritada Matsuo
憲忠 松尾
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】構造式 化1 【化1】 〔式中、R1 は炭素数1〜10のアルキル基、炭素数3
〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル
基、炭素数2〜10のアルキニル基または全炭素数10
以下のフェニルアルキル基を表わし、R2 は水素原子ま
たは水酸基を表わす。R3 およびR4 は、それぞれ低級
アルキル基を表わすか、若しくはR3 とR 4 とで全炭素
数3〜6のアルキレン基を表わす。〕で示されるラクト
ン系化合物を有効成分とする有害節足動物忌避剤。 【効果】本化合物は、カ類、ブユ、サシバエ、サンドフ
ライ、ヌカカ等の吸血害虫およびイエバエ等の衛生害
虫、マダニ類等の有害吸血動物等の有害節足動物に優れ
た忌避効力を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、α,β−不飽和−γ−
ラクトン系化合物を有効成分とする有害節足動物忌避剤
に関する。
【0002】
【従来の技術】ある種の、α,β−不飽和−γ−ラクト
ン系化合物の製造法については、J.Org.Che
m.,Vol.28 P.552(1963)等に記載
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、α,β
−不飽和−γ−ラクトン系化合物が有害節足動物に忌避
効力を有することは、全く見い出されていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な状況に鑑み、蚊等の吸血害虫に、優れた忌避効力を示
す化合物を開発すべく鋭意検討した結果、ある種のα,
β−不飽和−γ−ラクトン系化合物が優れた害虫忌避効
力を有することを見い出し、本発明に至った。
【0005】すなわち、本発明は、一般式(I) 化2
【0006】
【化2】 〔式中、R1 は炭素数1〜10のアルキル基、炭素数3
〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル
基、炭素数2〜10のアルキニル基または全炭素数10
以下のフェニルアルキル基を表わし、R2 は水素原子ま
たは水酸基を表わす。R3 およびR4 は、それぞれ低級
アルキル基を表わすか、若しくはR3 とR 4 とで全炭素
数3〜6のアルキレン基を表わす。〕で示されるα,β
−不飽和−γ−ラクトン系化合物(以下、本化合物と記
す。)を有効成分とする有害節足動物忌避剤(以下、本
発明組成物と記す。)を提供する。
【0007】一般式(I)において示されるR1 として
は、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イ
ソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、2−
メチルプロピル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、
n−ヘプチル基、n−オクチル基、n−ノニル基、n−
デチル基等のアルキル基、シクロプロピル基、シクロブ
チル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のシク
ロアルキル基、エテニル基、1−プロペニル基、2−プ
ロペニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基、3−ブ
テニル基、1−メチル−2−プロペニル基、3−メチル
−2−ブテニル基等のアルケニル基、エチニル基、2−
プロピニル基、2−ブチニル基、2−ペンチニル基等の
アルキニル基、ベンジル基、2−フェニルエチル基、1
−フェニルエチル基、2−メチル−2−フェニルプロピ
ル基等のフェニルアルキル基があげられる。
【0008】一般式(I)において示されるR3 および
4 としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、イソプロピル基、n−ブチル基等の低級アルキ
ル基、R3 とR4 とでトリメチレン基、テトラメチレン
基等のアルキレン基があげられる。
【0009】次に、本化合物の具体例を表1、表2、表
3、表4および表5に示す。
【0010】
【表1】
【0011】
【表2】
【0012】
【表3】
【0013】
【表4】
【0014】
【表5】
【0015】本化合物が忌避効果を発揮する有害節足動
物としては、例えば、ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ
等のAedes類、熱帯地域のマラリア媒介蚊である
nopheles albimanus等のハマダラカ
類、アカイエカ、コガタアカイエカ等のイエカ類等のカ
類、ブユ、サシバエ、サンドフライ、ヌカカ等の吸血害
虫またはイエバエ等の衛生害虫等があげられる。
【0016】また、本化合物は、上記の吸血害虫ばかり
でなく、重要な有害吸血動物であるAmblyomm
RhipicepheuvsIxodesHa
emaphysalisBoophilusDer
macentor等のマダニ類等にも優れた忌避効力を
示す。
【0017】まず、本化合物を有害節足動物忌避剤の有
効成分として用いる場合、原体そのものを用いることも
できるが、通常、適当な担体に配合した組成物(本発明
組成物)として用いることができ、例えば、ローショ
ン、エアゾール等の液剤やクリーム剤等の形態に調製し
て利用される。
【0018】液剤を調製する際に用いられる担体として
は、例えば、水、メタノール、エタノール、グリセリ
ン、ポリエチレングリコール等のアルコール類、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、ヘキサン、
ケロシン、パラフィン、石油ベンジン等の脂肪族炭化水
素類、酢酸エチル等のエステル類等があげられる。
【0019】液剤には、さらに、通常の乳化剤または分
散剤、展着・湿潤剤、懸濁化剤、保存剤、噴射剤等の製
剤用補助剤等を添加配合することもでき、さらに、通常
の塗膜形成剤を配合することもできる。
【0020】具体的には、例えば、石鹸類、ポリオキシ
エチレンオレイルエーテル等のポリオキシエチレン脂肪
酸アルコールエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェ
ニルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルアリール
エーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、脂肪酸
グリセリド、ソルビタン脂肪酸エステル、高級アルコー
ルの硫酸エステル、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ
等のアルキルアリールスルホン酸塩等の乳化剤、グリセ
リン、ポリエチレングリコール等の展着・湿潤剤、カゼ
イン、ゼラチン、アルギン酸、カルボキシメチルセルロ
ース、アラビアガム、ヒドロキシプロピルセルロース、
ベントナイト等の懸濁化剤、パラオキシ安息香酸メチ
ル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プ
ロピル、パラオキシ安息香酸ブチル等の保存剤、ジメチ
ルエーテル、クロロフルオロカーボン、炭酸ガス等の噴
射剤、ニトロセルロース、アセチルセルロース、アセチ
ルブチルセルロース、メチルセルロース等のセルロース
誘導体、酢酸ビニル樹脂等のビニル樹脂、ポリビニルア
ルコール等の各種塗膜形成剤をあげることができる。
【0021】クリーム剤を調製する際に用いられる担体
としては、例えば、流動パラフィン、ワセリン、パラフ
ィン等の炭化水素類、ジメチルシロキサン、コロイド状
シリカ、ベントナイト等のシリコン類、エタノール、ス
テリルアルコール、ラウリルアルコール等のアルコール
類、ポリエチレングリコール、エチレングリコール、グ
リセリン等の多価アルコール類、ラウリル酸、ステリン
酸等のカルボン酸類、蜜蝋、ラノリン等のエステル類等
があげられる。さらに、液剤と同様の製剤補助剤を添加
配合することもできる。
【0022】また、マイクロカプセル化した形態に調製
して、ローション、エアゾール等に製剤化して用いるこ
ともできる。
【0023】本発明組成物には、他の害虫忌避剤、共力
剤、酸化防止剤、その他の添加剤等を配合することもで
きる。配合可能な他の害虫忌避剤としては、例えば、D
eet、カラン−3,4−ジオール、ピナン−2,3−
ジオール、p−メンタン−3,8−ジオール、2,3,
4,5−ビス(Δ2 −ブチレン)テトラヒドロフルフラ
ール、ジ−n−プロピルイソシンコメロネート、ジ−n
−ブチルサクシネート、2−ヒドロキシエチルオクチル
スルフィド、エンペントリン〔1−エチニル−2−メチ
ル−ペンテニル d−シス,トランス−クリサンセメー
ト(シス:トランス比=2:8)〕等を、酸化防止剤と
しては、例えば、ブチルヒドラキシアニソール、ジブチ
ルヒドロキシトルエン、トコフェロール、γ−オリザノ
ール等をそれぞれあげられる。
【0024】上記のようにして調製された本発明組成物
または本化合物そのものは、直接皮膚等に処理すること
ができ、また、予め、シート状、フィルム状、網目状帯
状等の適当な基材に塗布、含浸、混練、滴下等の処理を
しておき、該基材で皮膚の露出部または衣服の上を被覆
する等の方法で使用できる。
【0025】該基材の材質としては、例えば、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリエス
テル、ビニロン、ナイロン等の合成繊維、樹脂、絹、
綿、羊毛等の動植物繊維、アルミニウム等の無機質繊
維、またはそれらの混合物があげられる。網目状の基材
を用いる場合、網目は細かいほど好ましいが、一般に1
6メッシュ以下程度であれば充分に有効である。
【0026】本発明組成物中、有効成分である本化合物
の量は、剤型や適用方法により異なるが、例えば、ロー
ション、エアゾール等の液剤、クリーム剤等で用いる場
合または基材に含有させて用いる場合には、0.5〜7
0重量%、好ましくは2〜40重量%である。
【0027】本発明組成物の処理量は、通常、皮膚の面
積1cm2 当り本化合物を0.05〜2mg、好ましく
は0.1〜1mg含有する量であり、これらの量は、本
化合物を単独で処理する場合にも用いられる量である。
【0028】上述の処理量は、製剤の種類、対象の有害
節足動物種、その密度、使用時刻、気象条件、使用する
人の年令等によっても異なり、上記の範囲にこだわるこ
となく、増減させることができる。
【0029】
【実施例】以下、参考例、製剤例および試験例をあげて
本発明を具体的に説明するが、本発明は以下の例のみに
限定されるものではない。
【0030】参考例1 化合物(1)および化合物
(2)の製造 2,3−ジメチルマレイン酸無水物2.52gを無水テ
トラヒドロフラン20mlに溶かし、窒素気流中、−3
0〜40℃で攪拌しながら2M塩化ブチルマグネシウム
のテトラヒドロフラン溶液10mlを滴下した。同温度
で1時間攪拌後、10%塩化アンモニウム水溶液を加
え、ジエチルエーテルで3回抽出し、ジエチルエーテル
層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮した。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 n−
ヘキサン:酢酸エチル=5:1)で精製することによ
り、3,4−ジメチル−5−ブチル−5−ヒドロキシ−
2(5H)−フラノン〔化合物(1)〕0.90gを得
た。nD 21.0 1.472
【0031】得られた化合物(1)0.85gおよび無
水炭酸カリウム0.76gをメタノール10mlに混合
し、氷冷化水素化ホウ素ナトリウム(含量90%)0.
11gを加えた。氷温で1時間攪拌した後、室温で24
時間攪拌した。反応溶液を氷水にあけ、ジエチルエーテ
ルで3回抽出し、ジエチルエーテル層を無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(展開溶媒 n−ヘキサン:酢酸エチ
ル=10:1)で精製することにより3,4−ジメチル
−5−ブチル−2(5H)−フラノン〔化合物(2)〕
0.69gを得た。 nD 19.5 1.467
【0032】参考例2 化合物(8)および化合物
(9)の製造 4−ブロモ−1−ブテン6.82gと削状マグネシウム
1.22gを用いて無水ジエチルエーテル中でグリニャ
ール溶液を調製し、窒素気流化−30〜40℃で、2,
3−ジメチルマレイン酸無水物2.52gを無水テトラ
ヒドロフラン20mlに加えた溶液に滴下した。同温度
で1時間攪拌した後、10%塩化アンモニウム水溶液を
加え、ジエチルエーテルで3回抽出し、ジエチルエーテ
ル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮した。残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 n
−ヘキサン:酢酸エチル=5:1)で精製することによ
り、3,4−ジメチル−5−(3−ブテニル)−5ヒド
ロキシ−2(5H)−フラノン〔化合物(8)〕0.7
6gを得た。 nD 23.5 1.484
【0033】得られた化合物(8)0.71gおよび無
水炭酸カリウム0.65gをメタノール10mlに混合
し、氷冷下水素下ホウ素ナトリウム(含量90%)0.
090gを加えた。氷温で1時間攪拌した後、室温で2
4時間攪拌した。反応溶液を氷水にあけ、ジエチルエー
テルで3回抽出し、ジエチルエーテル層を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマ
トグラフィー(展開溶媒 n−ヘキサン:酢酸エチル=
10:1)で精製することにより、3,4−ジメチル−
5−(3−ブテニル)−2(5H)−フラノン〔化合物
(9)〕0.54gを得た。 nD 20.5 1.478
【0034】参考例3 化合物(18)の製造 トリフルオロ酢酸銀1.38gを塩化メチレン20ml
に懸濁させ、この溶液にアルゴン気流下−70℃で攪拌
しながら、2−トリメチルシロキシフラン1.0mlお
よび4−ブロモ−2−メチル−2−ブテン0.72ml
を順次加えた。同温度で20分間攪拌した後、さらに、
反応温度を徐々に室温まで戻した。10%塩化アンモニ
ウム水溶液を加え、塩化メチレンで抽出し、塩化メチレ
ン層を10%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィ
ー(展開溶媒 n−ヘキサン:酢酸エチル=10:1)
で精製することにより、5−(3−メチル−2−ブテニ
ル)−2(5H)−フラノン〔化合物(18)〕0.4
3gを得た。 nD 27.0 1.482
【0035】次に、製剤例を示す。なお、部は重量部を
表わす。本化合物は表1〜表5に記載の化合物番号で表
わす。
【0036】製剤例1 化合物(2)10部をエタノールに溶解して全体を35
部とし、エアゾール容器に充填する。次いで、バルブを
取り付けた後、該バルブ部分を通じて、プロパンガス
(噴射剤)65部を加圧充填してエアゾールを得る。
【0037】製剤例2 化合物(23)10部とをエタノールに溶かして全体を
35部とし、エアゾール容器に充填する。次いで、製剤
例1と同様の処理をしてエアゾールを得る。
【0038】製剤例3 化合物(9)10部にステアリン酸10部、セチルアル
コール2部、ラノリン1部、流動パラフィン2部および
水62部を加え、加熱して溶解混和し、これに加熱した
グリセリン13部を注入し、よく攪拌してクリーム剤を
得る。
【0039】製剤例4 ステアリン酸6部、ラノリン0.5部およびTween
60(商品名:ポリオキシエチレンソルビタンモノステ
アレート)6部からなる混合物を80℃に加熱し、これ
を、水75部とサリチル酸2.5部との混合物(60
℃)中に入れ、迅速に攪拌しながら、化合物(18)1
0部を添加してローションを得る。
【0040】次に、試験例を示す。本化合物は表1〜表
5に記載の化合物番号で表わす。
【0041】試験例1 ネッタイシマカ成虫200〜400頭(性比約1:1)
を放飼したケージ(22×22×30cm)を準備し
た。誘引源として、循環恒温槽と褐色ビン(底径6c
m、高さ10cm)2個を直列にシリコンチューブで接
続し、温水(38℃)が循環する装置を用いた。
【0042】6×6cmに切った半透膜の表面に、所定
濃度の本化合物のアセトン溶液90μlを塗布した。処
理薬量は167mg/m2 とした。
【0043】風乾後、半透膜の裏面を水で湿らせ、褐色
ビンの底面に貼り付け、その後ケージの片面に密着させ
た。もう片面には、無処理半透膜を貼った褐色ビンを密
着させた。密着後、2、4、6分後の3回それぞれのビ
ンに誘引された雌の蚊の合計数を観察した。その結果を
表6に示す。
【0044】なお、忌避率は下記の式により求めた。
【0045】
【表6】
【0046】
【発明の効果】本発明組成物は、カ類、ブユ、サシバ
エ、サンドフライ、ヌカカ、マダニ類等の吸血害虫およ
びイエバエ等の衛生害虫、マダニ類等の有害吸血動物等
の有害節足動物に優れた忌避効力を示すことから忌避剤
の種々の用途に用いることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松尾 憲忠 兵庫県宝塚市高司4丁目2番1号 住友化 学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 化1 【化1】 〔式中、R1 は炭素数1〜10のアルキル基、炭素数3
    〜6のシクロアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル
    基、炭素数2〜10のアルキニル基または全炭素数10
    以下のフェニルアルキル基を表わし、R2 は水素原子ま
    たは水酸基を表わす。R3 およびR4 は、それぞれ低級
    アルキル基を表わすか、若しくはR3 とR 4 とで全炭素
    数3〜6のアルキレン基を表わす。〕で示されるラクト
    ン系化合物を有効成分として含有することを特徴とする
    有害節足動物忌避剤。
JP34710591A 1991-12-27 1991-12-27 有害節足動物忌避剤 Pending JPH05178706A (ja)

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