JPH05177148A - 精米装置 - Google Patents
精米装置Info
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- JPH05177148A JPH05177148A JP3359026A JP35902691A JPH05177148A JP H05177148 A JPH05177148 A JP H05177148A JP 3359026 A JP3359026 A JP 3359026A JP 35902691 A JP35902691 A JP 35902691A JP H05177148 A JPH05177148 A JP H05177148A
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- JP
- Japan
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- cylinder
- rice
- vertical
- grinding
- rice polishing
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02B—PREPARING GRAIN FOR MILLING; REFINING GRANULAR FRUIT TO COMMERCIAL PRODUCTS BY WORKING THE SURFACE
- B02B3/00—Hulling; Husking; Decorticating; Polishing; Removing the awns; Degerming
- B02B3/04—Hulling; Husking; Decorticating; Polishing; Removing the awns; Degerming by means of rollers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02B—PREPARING GRAIN FOR MILLING; REFINING GRANULAR FRUIT TO COMMERCIAL PRODUCTS BY WORKING THE SURFACE
- B02B3/00—Hulling; Husking; Decorticating; Polishing; Removing the awns; Degerming
- B02B3/06—Hulling; Husking; Decorticating; Polishing; Removing the awns; Degerming by means of screws or worms
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02B—PREPARING GRAIN FOR MILLING; REFINING GRANULAR FRUIT TO COMMERCIAL PRODUCTS BY WORKING THE SURFACE
- B02B7/00—Auxiliary devices
- B02B7/02—Feeding or discharging devices
Abstract
類の上昇を良好にさせる。 【構成】 縦回転主軸10に固定した研削式精米ロール
38の外周を除糠筒43で包囲して前記研削式精米ロー
ル38と前記除糠筒43の間に研削精米室44を形成す
る。除糠筒43の下部の一隅に流入口45を形成して前
記研削精米室44内を上昇しながら精米するように構成
する。流入口45の外部に縦の強制供給筒46を設け、
該供給筒46の底壁47には縦軸48を軸装し、該縦軸
48の外周に下方送り螺旋翼49を取付ける。前記除糠
筒43の内面にはその下縁52から上縁53に達する多
条螺旋54を設ける。前記下方送り螺旋翼49の下端は
前記流入口45の上部付近とし、前記流入口45の臨む
ところの縦軸48には押込羽根50を取付ける。前記押
込羽根50のボス51は山形とする。
Description
である。
公報には、縦回転主軸に固定した研削式精米ロールの外
周を除糠筒で包囲して前記研削式精米ロールと前記除糠
筒の間に研削精米室を形成し、前記研削精米室の下部に
上昇用送穀螺旋を送穀筒で包囲した送穀室を形成し、送
穀室の下部の一隅に流入口を形成し、前記流入口の外部
に横の強制供給筒を設け、該供給筒には横軸を軸装し、
該横軸の外周に横送り螺旋翼を取付けた精米装置につい
て記載されている。
精米ロールの下部に上昇用送穀螺旋を設けているが、研
削式精米ロールとは所謂グラインダのことであるから回
転は高速であり、上昇用送穀螺旋までも一緒に高速回転
するから上昇が激し過ぎる難点と、強制供給筒も横筒で
あり、螺旋翼も横軸であるから、強制供給も激し過ぎる
難点がある。
転主軸10に固定した研削式精米ロール38の外周を除
糠筒43で包囲して前記研削式精米ロール38と前記除
糠筒43の間に研削精米室44を形成し、前記除糠筒4
3の下部の一隅に流入口45を形成して前記研削精米室
44内を上昇しながら精米されるようにした精米装置に
おいて、前記流入口45の外部に縦の強制供給筒46を
設け、該供給筒46の底壁47には縦軸48を軸装し、
該縦軸48の外周に下方送り螺旋翼49を取付けた精米
装置、および、前記において、前記下方送り螺旋翼49
の下端は前記流入口45の上部付近とし、前記流入口4
5の臨むところの縦軸48には押込羽根50を取付けた
精米装置、および、前記において、前記押込羽根50の
ボス51は山形とした精米装置、および、前記におい
て、前記除糠筒43の内面に、その下縁52から上縁5
3に達する多条螺旋54を設けた精米装置としたもので
ある。
と、1は床上に設置された一個のケース、2はケース1
の骨枠で、ケース1は、薄鉄板により全体は縦長四角箱
に形成されている。
設け、横仕切台3の下部に下部伝動室4を形成する。横
仕切台3の中心には上下方向の透孔5を形成し、横仕切
台3の透孔5の上部中央には縦固定筒6を載置し、縦固
定筒6は横仕切台3にネジ7により固定する。
形成する。縦固定筒6内には軸受9を介して中空の縦回
転主軸10を軸装する。11は縦回転主軸10と縦固定
筒6との間に形成される吹込室、12は縦固定筒6の外
周に取付けた吹込筒、13は縦回転主軸10に形成した
吹込穴である。
仕切台3よりも下方に突き出して下部伝動室4内に至
り、下端に下部受動プ−リ14を固定する。縦回転主軸
10の上端は支持台8より上方に突き出し、摩擦式精穀
ロ−ル15を上方から嵌合して取付け、その上方に下方
送り送穀螺旋16を上方から嵌合して取付ける。
筒17で包囲し、摩擦式精穀ロ−ル15と除糠筒17の
間に摩擦精米室18を形成する。摩擦精米室18は上部
仕切枠19と下部仕切枠20の間に形成される。除糠筒
17は装着後開閉自在枠21によって外側より押さえ付
けられている。開閉自在枠21は、左右2組で構成さ
れ、左自在枠22と右自在枠23の一端が縦軸24と縦
軸25によりそれぞれ軸着され、左自在枠22と右自在
枠23の他端は固定ボルト26で締め付けられ、除糠筒
17を交換するときは、開閉自在枠21を左右に開いて
交換する。
包囲する中間壁で、中間壁27の内側が吸引室28とな
り、任意の位置に設けたブロアに連結する。中間壁27
は除糠筒17の交換作業のとき邪魔であるから、開閉自
在構成であり、固定ボルト29をゆるめると左右に分解
する。前記ケース1の摩擦精米室18のある部分の外壁
30は下部を嵌めた後上部をネジ31で締めることによ
って着脱自在にする。
透孔32より上方に突出し、そこに下方送り送穀螺旋1
6を取付け、下方送り送穀螺旋16の周囲に送穀筒33
を嵌合し、ネジで止着する。
背丈は低く、送穀筒33の上部に上端に至るに従って開
く環状漏斗34を嵌合させる。前記送穀筒33の外周に
はベアリング35を介して回転筒36を取付け、回転筒
36の下端外周には上部受動プーリ37を取付け、回転
筒36の上端外周には研削式精米ロール38を嵌合させ
る。研削式精米ロール38は図のように上下幅の小さい
環状構造であり、その上縁39は下方送り送穀螺旋16
の上縁40より稍々高く、下縁41は下方送り送穀螺旋
16の上下中間位置あたりである。
削った傾斜部42としてあり、研削式精米ロール38の
外周を除糠筒43で包囲する。研削式精米ロール38と
除糠筒43の間が研削精米室44となる。除糠筒43の
下部の一隅には流入口45を形成し、流入口45の外部
に強制供給筒46を設ける。強制供給筒46は縦筒であ
って底壁47に縦軸48が軸装され、縦軸48の外周に
下方送り螺旋翼49が取付けられる。下方送り螺旋翼4
9は前記流入口45の上部付近まで設けられていて、流
入口45の臨むところには、押込羽根50が取付けられ
る。51は押込羽根50のボスで山形である。縦軸48
と下方送り螺旋翼49の上端は自由端である。
から上縁53に達する螺旋54が設けられるが、螺旋5
4は多条螺旋であって実施例では9本が等間隔を置いて
設けられている。前記除糠筒43と研削式精米ロール3
8と下方送り送穀螺旋16の上部には開閉自在の蓋55
がされ、蓋55は一端のヒンジ機構56によって開閉自
在である。蓋55は平面形状正円形であって、中心には
送穀筒33と略等しい丸穴57が穿けてあり丸穴57に
回転板58を嵌合してある。蓋55の内面には周囲から
中心に向かう放射状の誘導板59が約6個程取付けてあ
る。誘導板59は全体として放射状であり、内端の丸穴
57の近傍部分ではカギ状に屈曲した屈曲部60とな
り、流入口45より流入し研削精米室44内を上昇した
穀物は誘導板59と誘導板59の間の連絡路61を通っ
て環状漏斗34に供給される。
して連絡路61を閉塞する抵抗板63がそれぞれ設けら
れ、抵抗板63より突出したアーム64は回転板58に
設けた突起65に当接し、抵抗板63が負荷を感じて開
くとアーム64により突起65を押して回転板58を負
荷によって回転する。
て、モータ67に接続されて強弱調節される。前記摩擦
式精穀ロ−ル15の下部には環状の流出口68を形成
し、流出口68には上下動して開閉する開閉弁69を設
ける。70は支持アーム、71はバネ、72はモータで
ある。前記強制供給筒46の上部には流量調節弁73が
設けられる。74は流量調節弁73を開閉するモータ、
75は残米吹送口、76は主モータ、77は副モータ、
78はボルトである。
させると摩擦式精穀ロ−ル15と下方送り送穀螺旋16
が回転し、副モータ76により上部受動プーリ37を回
転させると研削式精米ロール38が回転する。
螺旋翼49を回転させると、強制供給筒46内の玄米は
下方送り螺旋翼49により下降し、山形のボス51に取
付けた押込羽根50の回転により流入口45内に送ら
れ、流入口45より研削精米室44内に流入する。流入
口45より研削精米室44内に流入した玄米は、公知例
のように上昇用の螺旋はないから、あまり強力に上昇し
ようとしないが、後続玄米が次々に下方送り螺旋翼49
により強制的に送られてくることと、除糠筒43の内面
には下縁52から上縁53に至る多条螺旋54が約9本
も形成されていることから、研削精米室44内を上昇し
て初期搗精される。この初期搗精は、研削式精米ロール
38の上下幅が小さいことから円滑に行なわれ、上昇し
て誘導板59と誘導板59の間の連絡路61内に貯留さ
れる。連絡路61内に貯留した穀物は、次第に圧力を増
してその抵抗板63を押して開放し、少しずつ、送穀筒
33内に流入して下方送り送穀螺旋16により下方に送
られ、摩擦精米室18内で精米されるものである。
号公報には、縦回転主軸に固定した研削式精米ロールの
外周を除糠筒で包囲して前記研削式精米ロールと前記除
糠筒の間に研削精米室を形成し、前記研削精米室の下部
に上昇用送穀螺旋を送穀筒で包囲した送穀室を形成し、
送穀室の下部の一隅に流入口を形成し、前記流入口の外
部に横の強制供給筒を設け、該供給筒には横軸を軸装
し、該横軸の外周に横送り螺旋翼を取付けた精米装置に
ついて記載されているが、前記公知例は、研削式精米ロ
ールの下部に上昇用送穀螺旋を設けているから不具合が
多く、また、強制供給筒も横筒であり、螺旋翼も横軸で
あるから強制供給も激し過ぎるという不具合がある。し
かるに、本発明は、縦回転主軸10に固定した研削式精
米ロール38の外周を除糠筒43で包囲して前記研削式
精米ロール38と前記除糠筒43の間に研削精米室44
を形成し、前記除糠筒43の下部の一隅に流入口45を
形成して前記研削精米室44内を上昇しながら精米され
るようにした精米装置において、前記流入口45の外部
に縦の強制供給筒46を設け、該供給筒46の底壁47
には縦軸48を軸装し、該縦軸48の外周に下方送り螺
旋翼49を取付けた精米装置としたから、除糠筒43の
下部の一隅に流入口45を形成してあって公知例のよう
な上昇用螺旋は設けない構成としたから、上昇用螺旋を
持つための不具合は解消でき、上昇用螺旋は設けないが
縦軸48の外周に下方送り螺旋翼49を取付けた縦の強
制供給筒46を設けたから、供給は確保できる。かつ、
強制供給筒46は公知例のように横ではなく縦であるの
で、供給に軟らかみを持たせられるばかりでなく、下方
送り螺旋翼49の流入口45近傍を軸止でき堅牢にもな
る。また、前記下方送り螺旋翼49の下端は前記流入口
45の上部付近とし、前記流入口45の臨むところの縦
軸48には押込羽根50を取付けた精米装置としたか
ら、押込みは良好である。また、前記押込羽根50のボ
ス51は山形としたから一層流れは良好になる。また、
前記除糠筒43の内面に、その下縁52から上縁53に
達する多条螺旋54を設けた精米装置としたものである
から、下方送り螺旋翼49の作用を補助する。
室、5…透孔、6…縦固定筒、7…ネジ、8…鍔状の支
持台、9…軸受、10…縦回転主軸、11…吹込室、1
2…吹込筒、13…吹込穴、14…下部受動プ−リ、1
5…摩擦式精穀ロ−ル、16…下方送り送穀螺旋、17
…除糠筒、18…摩擦精米室、19…上部仕切枠、20
…下部仕切枠、21…開閉自在枠、22…左自在枠、2
3…右自在枠、24…縦軸、25…縦軸、26…固定ボ
ルト、27…中間壁、28…吸引室、29…固定ボル
ト、30…外壁、31…ネジ、32…透孔、33…送穀
筒、34…環状漏斗、35…ベアリング、36…回転
筒、37…上部受動プーリ、38…研削式精米ロール、
39…上縁、40…上縁、41…下縁、42…傾斜部、
43…除糠筒、44…研削精米室、45…流入口、46
…強制供給筒、47…底壁、48…縦軸、49…下方送
り螺旋翼、50…押込羽根、51…ボス、52…下縁、
53…上縁、54…多条螺旋、55…蓋、56…ヒンジ
機構、57…丸穴、58…回転板、59…誘導板、60
…屈曲部、61…連絡路、62…縦軸、63…抵抗板、
64…アーム、65…突起、66…バネ、67…モー
タ、68…流出口、69…開閉弁、70…支持アーム、
71…バネ、72…モータ、73…流量調節弁、74…
モータ、75…残米吹送口、76…主モータ、77…副
モータ、78…着脱ボルト。
である。
公報には、縦研削式精米ロールの外周を除糠筒で包囲し
て前記精米ロールと前記除糠筒の間に研削精米室を形成
し、前記精米ロールの下部には上昇用螺旋を設けた精米
装置について記載されている。
精米ロールの下部に上昇用送穀螺旋を設けているから、
その分構造複雑となってコスト高になる。また、研削式
精米ロールとは所謂グラインダーのことであるから回転
は高速であり、上昇用送穀螺旋までも一緒に高速回転す
ると上昇が激し過ぎる課題もある。
削式精米ロール38の外周を除糠筒43で同心状に包囲
して前記研削式精米ロール38と前記除糠筒43の間に
研削精米室44を形成し、前記除糠筒43の下部の一隅
に流入口45を形成して前記研削精米室44内を上昇し
ながら精米されるようにした精米装置において、前記流
入口45の外部に縦の強制供給筒46を設け、該供給筒
46には底壁47に軸装される縦軸48を設け、該縦軸
48の外周に下方送り螺旋翼49を取付けた精米装置と
したものである。また、本発明は、前記において、前記
下方送り螺旋翼49の下端は前記流入口45の上部付近
とし、前記流入口45の臨むところの縦軸48の外周に
は押込羽根50を取付けた精米装置としたものである。
また、本発明は、前記において、前記押込羽根50のボ
ス51は山形とした精米装置としたものである。
と、1は床上に設置された一個のケース、2はケース1
の骨枠で、ケース1は、薄鉄板により全体は縦長四角箱
に形成されている。
設け、横仕切台3の下部に下部伝動室4を形成する。横
仕切台3の中心には上下方向の透孔5を形成し、横仕切
台3の透孔5の上部中央には縦固定筒6を載置し、縦固
定筒6は横仕切台3にネジ7により固定する。
形成する。縦固定筒6内には軸受9を介して中空の縦回
転主軸10を軸装する。11は縦回転主軸10と縦固定
筒6との間に形成される吹込室、12は縦固定筒6の外
周に取付けた吹込筒、13は縦回転主軸10に形成した
吹込穴である。
仕切台3よりも下方に突き出して下部伝動室4内に至
り、下端に下部受動プ−リ14を固定する。縦回転主軸
10の上端は支持台8より上方に突き出し、摩擦式精穀
ロ−ル15を上方から嵌合して取付け、その上方に下方
送り送穀螺旋16を上方から嵌合して取付ける。
筒17で包囲し、摩擦式精穀ロ−ル15と除糠筒17の
間に摩擦精米室18を形成する。摩擦精米室18は上部
仕切枠19と下部仕切枠20の間に形成される。除糠筒
17は装着後開閉自在枠21によって外側より押さえ付
けられている。開閉自在枠21は、左右2組で構成さ
れ、左自在枠22と右自在枠23の一端が縦軸24と縦
軸25によりそれぞれ軸着され、左自在枠22と右自在
枠23の他端は固定ボルト26で締め付けられ、除糠筒
17を交換するときは、開閉自在枠21を左右に開いて
交換する。
包囲する中間壁で、中間壁27の内側が吸引室28とな
り、任意の位置に設けたブロアに連結する。中間壁27
は除糠筒17の交換作業のとき邪魔であるから、開閉自
在構成であり、固定ボルト29をゆるめると左右に分解
する。前記ケース1の摩擦精米室18のある部分の外壁
30は下部を嵌めた後上部をネジ31で締めることによ
って着脱自在にする。
透孔32より上方に突出し、そこに下方送り送穀螺旋1
6を取付け、下方送り送穀螺旋16の周囲に送穀筒33
を嵌合し、ネジで止着する。
背丈は低く、送穀筒33の上部に上端に至るに従って開
く環状漏斗34を嵌合させる。前記送穀筒33の外周に
はベアリング35を介して回転筒36を取付け、回転筒
36の下端外周には上部受動プーリ37を取付け、回転
筒36の上端外周には研削式精米ロール38を嵌合させ
る。研削式精米ロール38は図のように上下幅の小さい
環状構造であり、その上縁39は下方送り送穀螺旋16
の上縁40より稍々高く、下縁41は下方送り送穀螺旋
16の上下中間位置あたりである。
削った傾斜部42としてあり、研削式精米ロール38の
外周を除糠筒43で包囲する。研削式精米ロール38と
除糠筒43の間が研削精米室44となる。除糠筒43の
下部の一隅には流入口45を形成し、流入口45の外部
に強制供給筒46を設ける。強制供給筒46は縦筒であ
って底壁47に縦軸48が軸装され、縦軸48の外周に
下方送り螺旋翼49が取付けられる。下方送り螺旋翼4
9は前記流入口45の上部付近まで設けられていて、流
入口45の臨むところには、押込羽根50が取付けられ
る。51は押込羽根50のボスで山形である。縦軸48
と下方送り螺旋翼49の上端は自由端である。
から上縁53に達する螺旋54が設けられるが、螺旋5
4は多条螺旋であって実施例では9本が等間隔を置いて
設けられている。前記除糠筒43と研削式精米ロール3
8と下方送り送穀螺旋16の上部には開閉自在の蓋55
がされ、蓋55は一端のヒンジ機構56によって開閉自
在である。蓋55は平面形状正円形であって、中心には
送穀筒33と略等しい丸穴57が穿けてあり丸穴57に
回転板58を嵌合してある。蓋55の内面には周囲から
中心に向かう放射状の誘導板59が約6個程取付けてあ
る。誘導板59は全体として放射状であり、内端の丸穴
57の近傍部分ではカギ状に屈曲した屈曲部60とな
り、流入口45より流入し研削精米室44内を上昇した
穀物は誘導板59と誘導板59の間の連絡路61を通っ
て環状漏斗34に供給される。
して連絡路61を閉塞する抵抗板63がそれぞれ設けら
れ、抵抗板63より突出したアーム64は回転板58に
設けた突起65に当接し、抵抗板63が負荷を感じて開
くとアーム64により突起65を押して回転板58を負
荷によって回転する。
て、モータ67に接続されて強弱調節される。前記摩擦
式精穀ロ−ル15の下部には環状の流出口68を形成
し、流出口68には上下動して開閉する開閉弁69を設
ける。70は支持アーム、71はバネ、72はモータで
ある。前記強制供給筒46の上部には流量調節弁73が
設けられる。74は流量調節弁73を開閉するモータ、
75は残米吹送口、76は主モータ、77は副モータ、
78はボルトである。
させると摩擦式精穀ロ−ル15と下方送り送穀螺旋16
が回転し、副モータ76により上部受動プーリ37を回
転させると研削式精米ロール38が回転する。
螺旋翼49を回転させると、強制供給筒46内の玄米は
下方送り螺旋翼49により下降し、山形のボス51に取
付けた押込羽根50の回転により流入口45内に送ら
れ、流入口45より研削精米室44内に流入する。流入
口45より研削精米室44内に流入した玄米は、公知例
のように上昇用の螺旋はないから、あまり強力に上昇し
ようとしないが、後続玄米が次々に下方送り螺旋翼49
により強制的に送られてくることと、除糠筒43の内面
には下縁52から上縁53に至る多条螺旋54が約9本
も形成されていることから、研削精米室44内を上昇し
て初期搗精される。この初期搗精は、研削式精米ロール
38の上下幅が小さいことから円滑に行なわれ、上昇し
て誘導板59と誘導板59の間の連絡路61内に貯留さ
れる。連絡路61内に貯留した穀物は、次第に圧力を増
してその抵抗板63を押して開放し、少しずつ、送穀筒
33内に流入して下方送り送穀螺旋16により下方に送
られ、摩擦精米室18内で精米されるものである。
の外周を除糠筒で包囲して前記研削式精米ロールと前記
除糠筒の間に研削精米室を形成し、前記研削精米室の下
部に上昇用送穀螺旋を取付けた精米装置について記載さ
れているが、前記公知例は、上昇用送穀螺旋を設ける分
構造が複雑であってコスト高となり、研削式精米ロール
の下部と一緒に上昇用送穀螺旋を高速回転させるから不
具合が多かった。しかるに、本発明は、縦研削式精米ロ
ール38の外周を除糠筒43で同心状に包囲して前記研
削式精米ロール38と前記除糠筒43の間に研削精米室
44を形成し、前記除糠筒43の下部の一隅に流入口4
5を形成して前記研削精米室44内を上昇しながら精米
されるようにした精米装置において、前記流入口45の
外部に縦の強制供給筒46を設け、該供給筒46には底
壁47に軸装される縦軸48を設け、該縦軸48の外周
に下方送り螺旋翼49を取付けた精米装置としたから、
公知例のような上昇用螺旋は設けない構成としたので、
上昇用螺旋を持つための不具合は解消でき、流入口45
の外部には下方送り螺旋翼49を取付けた縦の強制供給
筒46を設けたから、供給は確保できる。また、前記に
おいて、前記下方送り螺旋翼49の下端は前記流入口4
5の上部付近とし、前記流入口45の臨むところの縦軸
48の外周には押込羽根50を取付けた精米装置とした
ものであるから、押込みが良好になる。また、前記にお
いて、前記押込羽根50のボス51は山形とした精米装
置としたものであるから、強制供給筒46内に残留米を
残さない。
室、5…透孔、6…縦固定筒、7…ネジ、8…鍔状の支
持台、9…軸受、10…縦回転主軸、11…吹込室、1
2…吹込筒、13…吹込穴、14…下部受動プ−リ、1
5…摩擦式精穀ロ−ル、16…下方送り送穀螺旋、17
…除糠筒、18…摩擦精米室、19…上部仕切枠、20
…下部仕切枠、21…開閉自在枠、22…左自在枠、2
3…右自在枠、24…縦軸、25…縦軸、26…固定ボ
ルト、27…中間壁、28…吸引室、29…固定ボル
ト、30…外壁、31…ネジ、32…透孔、33…送穀
筒、34…環状漏斗、35…ベアリング、36…回転
筒、37…上部受動プーリ、38…研削式精米ロール、
39…上縁、40…上縁、41…下縁、42…傾斜部、
43…除糠筒、44…研削精米室、45…流入口、46
…強制供給筒、47…底壁、48…縦軸、49…下方送
り螺旋翼、50…押込羽根、51…ボス、52…下縁、
53…上縁、54…多条螺旋、55…蓋、56…ヒンジ
機構、57…丸穴、58…回転板、59…誘導板、60
…屈曲部、61…連絡路、62…縦軸、63…抵抗板、
64…アーム、65…突起、66…バネ、67…モー
タ、68…流出口、69…開閉弁、70…支持アーム、
71…バネ、72…モータ、73…流量調節弁、74…
モータ、75…残米吹送口、76…主モータ、77…副
モータ、78…着脱ボルト。
Claims (4)
- 【請求項1】 縦回転主軸10に固定した研削式精米ロ
ール38の外周を除糠筒43で包囲して前記研削式精米
ロール38と前記除糠筒43の間に研削精米室44を形
成し、前記除糠筒43の下部の一隅に流入口45を形成
して前記研削精米室44内を上昇しながら精米されるよ
うにした精米装置において、前記流入口45の外部に縦
の強制供給筒46を設け、該供給筒46の底壁47には
縦軸48を軸装し、該縦軸48の外周に下方送り螺旋翼
49を取付けた精米装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記除糠筒43の内
面に、その下縁52から上縁53に達する多条螺旋54
を設けた精米装置。 - 【請求項3】 請求項1において、前記下方送り螺旋翼
49の下端は前記流入口45の上部付近とし、前記流入
口45の臨むところの縦軸48には押込羽根50を取付
けた精米装置。 - 【請求項4】 請求項3において、前記押込羽根50の
ボス51は山形とした精米装置。
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