JP3142938B2 - 上昇式精米装置 - Google Patents
上昇式精米装置Info
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Description
るものである。
号公報、特開昭63−218258号公報には、縦軸回
転の研削式精米ロールの外周を除糠筒により包囲して前
記研削式精米ロールの外面と前記除糠筒の内面の間に研
削精米室を形成し、該研削精米室の下部に螺旋の上方送
り送穀室を形成し、該送穀室の下部に流入口を、研削精
米室の上部に流出口を形成し、前記流入口の外部に横筒
の供給筒を取付け、該供給筒内には横軸を設け、該横軸
の外周には横送り螺旋翼片を固着した上昇式精米装置に
ついて記載されている。
上方送り送穀室の下部に流入口を形成し、該流入口の外
部に供給筒を取付けた構造である点、および、該供給筒
が横筒である点に課題がある。研削精米室に直接玄米を
供給して精米する構造ではなく、研削精米室の下部に設
けた螺旋の上方送り送穀室に供給する構造だから、上方
送り螺旋と研削精米ロールは一体であり一緒に回転する
ので、猛烈な回転速度を必要とする研削精米ロールにつ
られて、上方送り螺旋までも猛烈な高速回転をし、円滑
な作用が望めない。また、流入口の外部に横筒の供給筒
を取付け、該供給筒内には横軸を設け、該横軸の外周に
は横送り螺旋翼片を固着した構造であるから、供給筒の
横送り螺旋翼片で押し出された玄米群は、真ともに上方
送り螺旋体に命中するように供給されるので、供給が真
とも過ぎて、その部分が強過ぎ円滑でなくなる。更に、
前記公知のものは、流入口の外部に横筒の供給筒を取付
けたものであるから、装置が横に大きく出張って、大型
になる。
回転の研削式精米ロール38の外周を除糠筒43により
包囲して前記研削式精米ロール38の外面と前記除糠筒
43の内面との間に研削精米室44を形成し、該研削精
米室44の下部に流入口45を上部に流出口85を形成
し、前記流入口45の外部に下端部において前記流入口
45と連通する上下方向に長い縦の供給筒46を取付
け、該供給筒46の下端部は水平底壁47で閉塞し、前
記供給筒46内には前記水平底壁47に軸装されている
縦軸48を設け、該縦軸48の外周には下端が前記流入
口45の上部と略同一高さである下方送り螺旋翼片49
を固着し、前記流入口45に臨む縦軸48外周には押込
羽根50を取付け、前記供給筒46には、残米を風で送
る吹送口75を接続した上昇式精米装置、および、前記
において、前記縦軸48は、下端を軸止し、上端は自由
端とした上昇式精米装置としたものである。
と、1は床上に設置された一個のケース、2はケース1
の骨枠で、ケース1は、薄鉄板により全体は縦長四角箱
に形成されている。
設け、横仕切台3の下部に下部伝動室4を形成する。横
仕切台3の中心には上下方向の透孔5を形成し、横仕切
台3の透孔5の上部中央には縦固定筒6を載置し、縦固
定筒6は横仕切台3にネジ7により固定する。
形成する。縦固定筒6内には軸受9を介して中空の縦回
転主軸10を軸装する。11は縦回転主軸10と縦固定
筒6との間に形成される吹込室、12は縦固定筒6の外
周に取付けた吹込筒、13は縦回転主軸10に形成した
吹込穴である。
仕切台3よりも下方に突き出して下部伝動室4内に至
り、その下端に下部受動プーリ14を固定する。縦回転
主軸10の上端は支持台8より上方に突き出し、摩擦式
精穀ロール15を上方から嵌合して取付け、その上方に
下方送り送穀螺旋16を上方から嵌合して取付ける。
筒17で包囲し、摩擦式精穀ロール15と除糠筒17の
間に摩擦精米室18を形成する。摩擦精米室18は上部
仕切枠19と下部仕切枠20の間に形成される。除糠筒
17は装着後開閉自在枠21によって外側より押さえ付
けられている。開閉自在枠21は、左右2組で構成さ
れ、左自在枠22と右自在枠23の一端が縦軸24と縦
軸25によりそれぞれ軸着され、左自在枠22と右自在
枠23の他端は固定ボルト26で締め付けられ、除糠筒
17を交換するときは、開閉自在枠21を左右に開いて
交換する。
包囲する中間壁で、中間壁27の内側が吸引室28とな
り、任意の位置に設けたブロアに連結する。中間壁27
は除糠筒17の交換作業のとき邪魔であるから、開閉自
在かつ着脱自在構成であり、固定ボルト29を緩めると
左右に分解する。前記ケース1の摩擦精米室18の存在
する部分の外壁30は下部を嵌めた後、上部をネジ31
止めすることによって着脱自在に取付けられる。
透孔32より上方に突出し、そこに下方送り送穀螺旋1
6を取付け、下方送り送穀螺旋16の周囲に送穀筒33
を嵌合し、ネジ78で上部仕切枠19に止着する。
背丈は低く、送穀筒33の上部に上端に至るに従って開
く環状漏斗34を嵌合させる。前記送穀筒33の外周に
はベアリング35を介して回転筒36を取付け、回転筒
36の下端外周には上部受動プーリ37を取付け、回転
筒36の上端外周には研削式精米ロール38を嵌合させ
る。研削式精米ロール38は図のように上下幅の小さい
環状構造であり、その上縁39は下方送り送穀螺旋16
の上縁40より稍々高く、下縁41は下方送り送穀螺旋
16の上下中間位置あたりである。
削った傾斜部42としてあり、研削式精米ロール38の
外周を除糠筒43で包囲する。研削式精米ロール38と
除糠筒43の間が研削精米室44となる。除糠筒43の
下部の一隅には研削精米室44の流入口45を形成す
る。研削精米室44の流出口85は、研削精米室44の
上部に全周に亘り環状に形成する。流入口45の外部に
は縦に長い供給筒46を設ける。供給筒46は縦筒であ
って、下端は水平底壁47で閉鎖され、水平底壁47に
縦軸48の下端を軸装し、縦軸48の外周に下方送り螺
旋翼片49を取付ける。下方送り螺旋翼片49の下端
は、前記流入口45の上縁付近であり、流入口45に臨
むところには、押込羽根50が取付けられる。51は押
込羽根50のボスで下半分は山形である。縦軸48と下
方送り螺旋翼片49の上端は自由端の片持ちであり、ベ
アリングは設けられていない。供給筒46の上部の側部
には残米を吹込みうる吹込筒75を接続する。吹込筒7
5には送風ブロア86が結合される。
から上縁53に達する螺旋54が設けられるが、螺旋5
4は多条螺旋であって実施例では9本が等間隔を置いて
設けられている。前記除糠筒43と研削式精米ロール3
8と下方送り送穀螺旋16の上部には開閉自在の蓋55
がされ、蓋55は一端のヒンジ機構56によって開閉自
在である。蓋55は平面形状正円形であって、中心には
送穀筒33と略等しい丸穴57が穿けてあり丸穴57に
回転板58を嵌合してある。蓋55の内側下面は研削精
米室44から下方送り送穀室79に至る連通室80とな
り、連通室80には、周囲から中心に向かう放射状の誘
導板59が約6個程取付けてある。誘導板59は全体と
して放射状であり、外端は除糠筒43か除糠筒43の近
傍に位置して遠心力で外端に滞留しようとする穀物を掻
き出すように作用し、内端の丸穴57の近傍部分ではカ
ギ状に屈曲した屈曲部60となり、流入口45より流入
し研削精米室44内を上昇した穀物は誘導板59と誘導
板59の間の連絡路61を通って環状漏斗34に供給さ
れるようにする。
して連絡路61を閉塞する抵抗板63がそれぞれ設けら
れ、抵抗板63より突出したアーム64は回転板58に
設けた突起65に当接し、抵抗板63が負荷を感じて開
くとアーム64により突起65を押して回転板58を負
荷によって回転する。
ネであって、モータ67に接続されて強弱調節される。
前記摩擦式精穀ロール15の下部には環状の流出口68
を形成する。該流出口68を形成した前記縦回転主軸1
0の外周には、上下一対のベアリング81、81を取付
け、その外周に不動筒82を嵌合させる。ベアリング8
1、81の外周に不動筒82を嵌合させと、縦回転主軸
10が回転しても、不動筒82は回転しない。そして不
動筒82の外周に上下摺動自在に前記流出口68の一方
を形成する環状抵抗弁69を持つ抵抗筒83を嵌合させ
る。84は、前記流出口68の他方を形成する前記環状
抵抗弁69が臨む相手側筒状部材である。70は支持ア
ーム、71はバネ、72はモータである。前記供給筒4
6の上部には流量調節弁73が設けられる。74は流量
調節弁73を開閉するモータ、76は主モータ、77は
副モータ、78はボルトである。
摩擦式精穀ロール15と下方送り送穀螺旋16が回転
し、副モータ76により上部受動プーリ37を回転させ
ると研削式精米ロール38が回転する。しかして、流量
調節弁73を開くと、供給筒46内の下方送り螺旋翼片
49で下方送りされ、押込羽根50で流入口45より研
削精米室44に流入し、研削式精米ロール38により研
削精米され、研削精米室44の上部の環状の流出口85
より流出して、連通室80より下方送り送穀室79に移
行する。下方送り送穀室79では、下方送り送穀螺旋1
6により下方に送られ、摩擦精米室18内で精米され、
流出口68より精白米が取出される。
下部の一隅に形成し、研削精米室44の流出口85は研
削精米室44の上部の全周に環状に形成した構成にする
と、研削精米室44は上昇式の研削精米室44となる
が、上昇式の研削精米室44は飲み込みが悪く、供給が
円滑に行なえない。しかし、本発明は、流入口45の外
部には縦に長い供給筒46が設けられ、供給筒46の下
端は水平底壁47で閉鎖され、水平底壁47には縦軸4
8の下端を軸装し、縦軸48の外周に下方送り螺旋翼片
49を取付け、下方送り螺旋翼片49の下端は、前記流
入口45の上縁付近であり、流入口45に臨むところに
は、押込羽根50が取付けてあるうえ、前記縦軸48は
下端を軸止し、上端は自由端としてあるので、円滑に下
方送り螺旋翼片49に供給された穀物は下方送りされる
が、そのまま、直に押し込まれるのでなく、方向を変え
て押込羽根50により流入口45に押し込まれるから、
無理なく円滑に供給される。また、供給の最後では、残
米が出来るが、そのときは、ブロア86で風を送ると、
その風で、残米を流入口45に押し込むことができ、清
掃もできる。
下部に流入口を形成し、該流入口の外部に供給筒を取付
けた構造である点、および、該供給筒が横筒である点に
課題がある。研削精米室に直接玄米を供給して精米する
構造ではなく、研削精米室の下部に設けた螺旋の上方送
り送穀室に供給する構造だから、上方送り螺旋と研削精
米ロールは一体であり一緒に回転するので、猛烈な回転
速度を必要とする研削精米ロールにつられて、上方送り
螺旋までも猛烈な高速回転をし、円滑な作用が望めな
い。また、流入口の外部に横筒の供給筒を取付け、該供
給筒内には横軸を設け、該横軸の外周には横送り螺旋翼
片を固着した構造であるから、供給筒の横送り螺旋翼片
で押し出された玄米郡は、真ともに上方送り螺旋体に命
中するように供給されるので、供給が真とも過ぎて、そ
の部分が強過ぎ円滑でなくなる。更に、前記公知のもの
は、流入口の外部に横筒の供給筒を取付けたものである
から、装置が横に大きく出張って、大型になる。
米ロール38の外周を除糠筒43により包囲して前記研
削式精米ロール38の外面と前記除糠筒43の内面との
間に研削精米室44を形成し、該研削精米室44の下部
に流入口45を上部に流出口85を形成し、前記流入口
45の外部に下端部において前記流入口45と連通する
上下方向に長い縦の供給筒46を取付け、該供給筒46
の下端部は水平底壁47で閉塞し、前記供給筒46内に
は前記水平底壁47に軸装されている縦軸48を設け、
該縦軸48の外周には下端が前記流入口45の上部と略
同一高さである下方送り螺旋翼片49を固着し、前記流
入口45に臨む縦軸48外周には押込羽根50を取付
け、前記供給筒46には、残米を風で送る吹送口75を
接続した上昇式精米装置としたものであるから、供給の
最後では、残米が出来るが、そのときは、ブロア86で
風を送ると、その風で、残米を流入口45に押し込むこ
とができ、清掃もできる効果がある。また、本発明は、
前記において、前記縦軸48は、下端を軸止し、上端は
自由端とした上昇式精米装置としてあるから、丁度流入
口45に臨む圧力を受ける部分が軸受され、穀物が流入
する上端は自由端で邪魔物はなく、流入円滑で合理的で
ある。
室、5…透孔、6…縦固定筒、7…ネジ、8…鍔状の支
持台、9…軸受、10…縦回転主軸、11…吹込室、1
2…吹込筒、13…吹込穴、14…下部受動プーリ、1
5…摩擦式精穀ロール、16…下方送り送穀螺旋、17
…除糠筒、18…摩擦精米室、19…上部仕切枠、20
…下部仕切枠、21…開閉自在枠、22…左自在枠、2
3…右自在枠、24…縦軸、25…縦軸、26…固定ボ
ルト、27…中間壁、28…吸引室、29…固定ボル
ト、30…外壁、31…ネジ、32…透孔、33…送穀
筒、34…環状漏斗、35…ベアリング、36…回転
筒、37…上部受動プーリ、38…研削式精米ロール、
39…上縁、40…上縁、41…下縁、42…傾斜部、
43…除糠筒、44…研削精米室、45…流入口、46
…供給筒、47…水平底壁、48…縦軸、49…下方送
り螺旋翼片、50…押込羽根、51…ボス、52…下
縁、53…上縁、54…多条螺旋、55…蓋、56…ヒ
ンジ機構、57…丸穴、58…回転板、59…誘導板、
60…屈曲部、61…連絡路、62…縦軸、63…抵抗
板、64…アーム、65…突起、66…バネ、67…モ
ータ、68…流出口、69…開閉弁、70…支持アー
ム、71…バネ、72…モータ、73…流量調節弁、7
4…モータ、75…残米吹送口、76…主モータ、77
…副モータ、78…着脱ボルト、79…送穀室、80…
連通室、81…ベアリング、82…不動筒、83…抵抗
筒、84…相手側筒状部材、85…流出口、86…送風
ブロア。
Claims (2)
- 【請求項1】 縦軸回転の研削式精米ロール38の外周
を除糠筒43により包囲して前記研削式精米ロール38
の外面と前記除糠筒43の内面との間に研削精米室44
を形成し、該研削精米室44の下部に流入口45を上部
に流出口85を形成し、前記流入口45の外部に下端部
において前記流入口45と連通する上下方向に長い縦の
供給筒46を取付け、該供給筒46の下端部は水平底壁
47で閉塞し、前記供給筒46内には前記水平底壁47
に軸装されている縦軸48を設け、該縦軸48の外周に
は下端が前記流入口45の上部と略同一高さである下方
送り螺旋翼片49を固着し、前記流入口45に臨む縦軸
48外周には押込羽根50を取付け、前記供給筒46に
は、残米を風で送る吹送口75を接続した上昇式精米装
置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記縦軸48は、下
端を軸止し、上端は自由端とした上昇式精米装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04034290A JP3142938B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 上昇式精米装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04034290A JP3142938B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 上昇式精米装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05200317A JPH05200317A (ja) | 1993-08-10 |
JP3142938B2 true JP3142938B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=12410028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04034290A Expired - Fee Related JP3142938B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 上昇式精米装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3142938B2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP04034290A patent/JP3142938B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH05200317A (ja) | 1993-08-10 |
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