JP3058750B2 - 精米装置 - Google Patents

精米装置

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JP3058750B2
JP3058750B2 JP4084453A JP8445392A JP3058750B2 JP 3058750 B2 JP3058750 B2 JP 3058750B2 JP 4084453 A JP4084453 A JP 4084453A JP 8445392 A JP8445392 A JP 8445392A JP 3058750 B2 JP3058750 B2 JP 3058750B2
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rice
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惣一 山本
晴夫 森
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、精米装置に関するもの
である。
【0002】
【従来技術】従来、中空縦回転主軸に固定した精穀ロ−
ルの周囲を除糠筒で包囲して流下式精米室を形成し、該
精米室の下部に排出口を形成し、該排出口には上下動し
て該排出口を大小に開閉する抵抗弁を設け、該抵抗弁の
下方に外側が低くコニカル状を呈し前記縦回転主軸に固
定されている誘導回転体を設け、該誘導回転体で精白米
を誘導排出するようにした精米装置は公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、誘導回
転体の、特に外周近傍に糠が付着し、その糠が玉になっ
て、製品の白米に混入することがある。玉になった糠
は、洗米しても、除去できないばかりでなく、変質腐敗
することもあるので、糠玉にならないようにしたもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、中空
縦回転主軸10に固定した精穀ロ−ル15の周囲を除糠
筒17で包囲して流下式精米室18を形成し、該精米室
18の下部に排出口68を形成し、該排出口68には上
下動して該排出口68を大小に開閉する抵抗弁69を設
け、該抵抗弁69の下方に外側が低くコニカル状を呈し
前記縦回転主軸10に固定されている誘導回転体76を
設け、該誘導回転体76の下部の前記縦回転主軸10に
は噴風穴77を形成して、ここから吹き出した風で前記
誘導回転体76のへり近傍の付着糠を吹き飛ばすように
した精米装置としたものである。
【0005】
【実施例】本発明の構造を、一実施例により説明する
と、1は床上に設置されたケース、2はケース1の骨枠
で、ケース1は、薄鉄板により全体は縦長四角箱に形成
されている。ケース1内の下部位置には、横仕切台3を
設け、横仕切台3の下部に下部伝動室4を形成する。横
仕切台3の中心には上下方向の透孔5を形成し、横仕切
台3の透孔5の上部中央には縦固定筒6を載置し、縦固
定筒6は横仕切台3上にネジ7により固定する。縦固定
筒6の上端は横に開いて鍔状の支持台8を形成する。縦
固定筒6内には上下の軸受9を介して中空の縦回転主軸
10を軸装する。11は縦回転主軸10と縦固定筒6と
の間に形成される吹込室、12は縦固定筒6の外周に取
付けた吹込筒、13は縦回転主軸10に形成した吹込穴
である。
【0006】縦回転主軸10の下端は、透孔5を通って
横仕切台3よりも下方に突き出して下部伝動室4内に至
り、下端に下部受動プ−リ14を固定する。縦回転主軸
10の上端は支持台8より上方に突き出し、精穀ロ−ル
15を上方から嵌合して取付け、その上方に下方送り送
穀螺旋16を上方から嵌合して取付ける。精穀ロ−ル1
5の周囲は二つ割り除糠筒17で包囲し、精穀ロ−ル1
5と除糠筒17の間に流下式精米室18を形成する。流
下式精米室18は上部仕切枠19と下部仕切枠20の間
に形成される。除糠筒17は装着後開閉自在枠21によ
って外側より押さえ付けられている。27は開閉自在枠
21の外側を、略同心状に包囲する中間壁で、中間壁2
7の内側が吸引室28となり、任意の位置に設けたブロ
アに連結する。前記ケース1の流下式精米室18の外壁
30は、除糠筒17の交換のため、下部を嵌めた後上部
をネジ31で締めることによって簡単に脱着できる構造
にする。
【0007】縦回転主軸10は上部仕切枠19に設けた
透孔32より上方に突出し、そこに下方送り送穀螺旋1
6を取付け、下方送り送穀螺旋16の周囲に送穀筒33
を嵌合し、送穀筒33はネジで上部仕切枠19に止着す
る。送穀筒33は下方送り送穀螺旋16よりも背丈は低
く、送穀筒33の上部に上端に至るに従って開く環状漏
斗34を嵌合させる。前記送穀筒33の外周にはベアリ
ング35を介して回転筒36を取付け、回転筒36の下
端外周には上部受動プーリ37を取付け、回転筒36の
上端外周には上部精米ロール38を嵌合させる。上部精
米ロール38は図のように上下幅の小さい環状構造であ
り、その上縁39は下方送り送穀螺旋16の上縁40よ
り稍々高く、下縁41は下方送り送穀螺旋16の上下中
間位置あたりであり、直径と上下幅の割合は、直径を1
としたとき上下幅は0.3〜0.5である。
【0008】上部精米ロール38の上縁40は斜めに削
った傾斜部42としてあり、上部精米ロール38の外周
を除糠筒43で包囲する。上部精米ロール38と除糠筒
43の間が上昇式精米室44となる。除糠筒43の下部
の一隅には流入口45を形成し、流入口45の外部に強
制供給筒46を設ける。66はバネであって、モータ6
7に接続されて強弱調節される。前記精穀ロ−ル15の
下部には環状の排出口68を形成し、排出口68には上
下動して開閉する抵抗弁69を設ける。70は抵抗弁6
9をてこ式に支持する支持アーム、71は支持アーム7
0の外端を下方に牽引するバネ、72はバネ71の強さ
を調節するモータ、76は前記抵抗弁69の下方で回転
する外側が低いコニカル状の誘導回転体で、誘導回転体
76は縦回転主軸10に固定されていて縦回転主軸10
とともに前記鍔状の支持台8の上で回転する。77は縦
回転主軸10の鍔状の支持台8のすぐ上の部分に開口し
た噴風穴で、ここから風を吹き出し、誘導回転体76の
へりに付着した糠を吹き飛ばす。
【0009】前記強制供給筒46の上部には流量調節弁
73が設けられる。74は流量調節弁73を開閉するモ
ータ、75は残米吹送口、86はファンである。
【0010】
【作用】主モータにより下部受動プーリ14を回転させ
ると精穀ロ−ル15と下方送り送穀螺旋16が回転し、
副モータにより上部受動プーリ37を回転させると上部
精米ロール38が回転する。この状態で玄米を供給する
と、玄米は下方送り螺旋翼により下降し、流入口45よ
り上昇式精米室44内に流入し、上昇式精米室44内を
上昇するとき一割か二割の初期搗精がされ、連絡路80
を通って送穀筒33内に流入して下方送り送穀螺旋16
により下方に送られ、流下式精米室18内で精米され
る。精米されたものは、排出口68より排出され、抵抗
弁69の下方で回転するコニカル状の誘導回転体76で
遠心力で誘導排出されるが、このとき、誘導回転体76
の外周近傍位置には、精米作業で発生した糠が付着する
ことがあるが、本発明は、特に、縦回転主軸10の鍔状
の支持台8のすぐ上の部分に噴風穴77を開口し、ここ
から風を吹き出すようにしてあるので、誘導回転体76
のへり近傍に付着した糠を吹き飛ばすものである。
【0011】
【発明の効果】前記公知例は、誘導回転体の、特に外周
近傍に糠が付着し、その糠が玉になって、製品の白米に
混入することがある。玉になった糠は、洗米しても、除
去できない。しかるに、本発明は、中空縦回転主軸10
に固定した精穀ロ−ル15の周囲を除糠筒17で包囲し
て流下式精米室18を形成し、該精米室18の下部に排
出口68を形成し、該排出口68には上下動して該排出
口68を大小に開閉する抵抗弁69を設け、該抵抗弁6
9の下方に外側が低くコニカル状を呈し前記縦回転主軸
10に固定されている誘導回転体76を設け、該誘導回
転体76の下部の前記縦回転主軸10には噴風穴77を
形成して、ここから吹き出した風で前記誘導回転体76
のへり近傍の付着糠を吹き飛ばすようにした精米装置と
したものであるから、玉になるまえに付着糠を吹き飛ば
すので、前記問題を解決する。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体側面図。
【図2】全体縦断側面図。
【符号の説明】
1…ケース、2…骨枠、3…横仕切台、4…下部伝動
室、5…透孔、6…縦固定筒、7…ネジ、8…鍔状の支
持台、9…軸受、10…縦回転主軸、11…吹込室、1
2…吹込筒、13…吹込穴、14…下部受動プ−リ、1
5…摩擦式精穀ロ−ル、16…下方送り送穀螺旋、17
…除糠筒、18…摩擦精米室、19…上部仕切枠、20
…下部仕切枠、21…開閉自在枠、27…中間壁、28
…吸引室、30…外壁、31…ネジ、32…透孔、33
…送穀筒、34…環状漏斗、35…ベアリング、36…
回転筒、37…上部受動プーリ、38…上部精米ロール
38、39…上縁、40…上縁、41…下縁、42…傾
斜部、43…除糠筒、44…上昇式精米室、45…流入
口、46…強制供給筒、66…バネ、67…モータ、6
8…流出口、69…開閉弁、70…支持アーム、71…
バネ、73…流量調節弁、74…モータ、75…残米吹
送口、79…送穀室、80…連通室、86…フアン。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02B 1/00 - 7/02 109

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空縦回転主軸10に固定した精穀ロ−
    ル15の周囲を除糠筒17で包囲して流下式精米室18
    を形成し、該精米室18の下部に排出口68を形成し、
    該排出口68には上下動して該排出口68を大小に開閉
    する抵抗弁69を設け、該抵抗弁69の下方に外側が低
    くコニカル状を呈し前記縦回転主軸10に固定されてい
    る誘導回転体76を設け、該誘導回転体76の下部の前
    記縦回転主軸10には噴風穴77を形成して、ここから
    吹き出した風で前記誘導回転体76のへり近傍の付着糠
    を吹き飛ばすようにした精米装置。
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