JPH0780332A - 除糠装置 - Google Patents

除糠装置

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JPH0780332A
JPH0780332A JP25475993A JP25475993A JPH0780332A JP H0780332 A JPH0780332 A JP H0780332A JP 25475993 A JP25475993 A JP 25475993A JP 25475993 A JP25475993 A JP 25475993A JP H0780332 A JPH0780332 A JP H0780332A
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JP
Japan
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bran
chamber
rice
bran removing
net
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JP25475993A
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English (en)
Inventor
Soichi Yamamoto
惣一 山本
Haruo Mori
晴夫 森
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 除糠網の目詰まり防止。 【構成】 精米機より排出した穀物を除糠室38内の傾
斜している除糠網39上を流して糠小米を除糠網39の
下部の糠小米室40に落下させ、糠小米室40には吸引
管41を接続して吸引排除するようにした装置におい
て、前記吸引管41による吸引が前記除糠網39上の前
記除糠室38内に及ばないように前記糠小米室40に吸
引風用の隙間52を設けた除糠装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、除糠装置に関するもの
である。
【0002】
【従来技術】従来、精米機より排出した穀物を除糠室内
の傾斜している除糠網上を流して糠小米を除糠網の下部
の糠小米室に落下させるようにしたものは公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知の除糠装置
は、糠小米室に落下した糠を、吸引除去しようとする
と、除糠網に穀物糠等が吸引風で付着し、除糠網が目詰
まりする。即ち、吸引風は、除糠網の上から下に吹抜け
るのでそのときフィルターのようになって目詰まりを起
す。よって、本発明は、吸引風は、除糠網の上から下に
吹抜けないようにしたものである。
【0004】
【発明の目的】除糠網の目詰まり防止。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、精米
機より排出した穀物を除糠室38内の傾斜している除糠
網39上を流して糠小米を除糠網39の下部の糠小米室
40に落下させ、糠小米室40には吸引管41を接続し
て吸引排除するようにした装置において、前記吸引管4
1による吸引が前記除糠網39上の前記除糠室38内に
及ばないように前記糠小米室40に吸引風用の隙間52
を設けた除糠装置としたものである。また、本発明は、
前記装置において、前記吸引管41には、吸引調節弁5
3を設けた除糠装置としたものである。
【0006】
【実施例】1は床上に設置されたケースで、薄鉄板によ
り全体は縦長四角箱に形成されている。ケース1内の下
部位置には、横仕切台2を設け、横仕切台2の下部に下
部伝動室3を形成する。横仕切台2の中心上には縦固定
筒4を載置し、縦固定筒4内には軸受5を介して縦回転
主軸6を軸装する。縦回転主軸6の下端は横仕切台2よ
りも下方に突き出して下部伝動室3内に至り、下端に下
部受動プーリー7を固定する。縦回転主軸6の上端は縦
固定筒4より上方に突き出し、摩擦式精穀ロール8を上
方から交換可能に嵌合して取付け、その上方に下方送り
送穀螺旋9を上方から交換可能に嵌合して取付ける。送
穀螺旋9はケース1の上蓋10より上方に突出る。
【0007】摩擦式精穀ロール8の周囲は除糠筒11で
包囲し、摩擦式精穀ロール8と除糠筒11の間に流下式
摩擦精米室12を形成する。前記下方送り送穀螺旋9の
周囲を送穀筒13で包囲し、下方送り送穀螺旋9と送穀
筒13の間に送穀室14を形成する。送穀筒13は、ネ
ジ15でケース1の上蓋10の上面に着脱自在に止着す
る。前記送穀筒13の外周にはベアリング16を介して
回転筒17を取付け、回転筒17の下端外周には上部受
動プーリー18を取付け、回転筒17の上端外周には研
削式精穀ロール19を嵌合させる。上部受動プーリー1
8は上蓋10より上である。研削式精穀ロール19は図
のように上下幅の小さい環状構造である。研削式精穀ロ
ール19の外周を除糠筒20で包囲し、研削式精穀ロー
ル19と除糠筒20の間に上昇式研削精穀室21を形成
する。除糠筒20の下部の一隅には流入口22を形成
し、流入口22の外部に強制供給筒23を設ける。強制
供給筒23は縦筒であって、内部に下方送り螺旋翼24
を有する。
【0008】前記精穀室21で精穀されたものは通路2
5を通って送穀室14に流入する。前記除糠筒20と強
制供給筒23は回転筒17の外周に設けた外枠26に取
付けられ、外枠26はネジ27で上蓋10上に固定され
る。それゆえ、ネジ15、27を抜くと、回転筒13と
研削式精穀ロール19と除糠筒20と強制供給筒23は
一緒に上方に外れる。この外したところに、ホッパー2
8を取付けたのが、第3図の左側の二番機29であり、
二番機29は研削式精穀ロール19は有せず、摩擦式精
穀ロール8のみを有する。
【0009】図3は、本発明の連座精米装置の一部縦断
正面図であり、30は張込昇降機、31は張込昇降機3
0の下部位置に取付けた張込ホッパー、32は張込昇降
機30の上部位置に設けた供給タンク、33は供給タン
ク32から強制供給筒23に至る傾斜樋、34は一番機
35の排出樋、36は一番機35から二番機29に至る
昇降機、37は排出樋34から昇降機36の下部に至る
傾斜樋である。傾斜樋37の下端は除糠室38に接続す
る。除糠室38の内部には、昇降機36に近付くに従い
低く傾斜する除糠網39を矢印イの方向に抜差し自在に
設け、傾斜樋37から流入した精白米は除糠網39上を
流れて、昇降機36に流入するように形成する。除糠網
39の下側は糠小米室40に形成し、下端に吸引管41
を接続する。除糠室38の上部は全面開口し、開閉蓋4
2をする。43は昇降機36の上部から二番機29のホ
ッパー28に至る傾斜樋、44は二番機29の排出樋、
45は仕上昇降機、46は排出樋44から仕上昇降機4
5に至る傾斜樋であるが、傾斜樋46の先端部にも、前
記除糠室38と同一のものを取付ける。47は仕上昇降
機45の上端に設けた切替弁、48は切替弁47から張
込ホッパー31に戻る戻し樋、49は仕上米排出樋であ
る。しかして、前記糠小米室40はその底面は傾斜底壁
50により全面閉鎖されるが、傾斜底壁50の上端51
と除糠網39との間に隙間52が形成される。隙間52
は、前記除糠網39の交換と吸引管41の吸引を兼用す
る。即ち、隙間52を形成しないと、吸引管41は除糠
室38の空気を吸引するようになって、たちまち目詰ま
りするが、隙間52があると、隙間52から吸引するの
で、目詰まりは少ない。53は吸引調節弁である。
【0010】
【作用】図3において、張込ホッパー31に玄米を供給
すると、張込昇降機30を上昇し、供給タンク32に貯
留されて徐々に強制供給筒23内に流入し、下方送り螺
旋翼24により下方に送られ、流入口22より上昇式研
削精穀室21内に流入し、上昇式研削精穀室21内を上
昇しながら初期精米され、流路25を通って送穀筒13
内に流入して下方送り送穀螺旋9により下方に送られ、
流下式摩擦精穀室12内で中期精米される。中期精米さ
れたものは、排出樋34より排出し、傾斜樋37を流れ
て昇降機36の下部に供給されるが、昇降機36の下部
には、除糠室38が形成され、除糠室38内には傾斜し
ている除糠網39が張設されているので、中期精米中に
含まれる糠と小米は除糠網39で篩われて除糠網39の
下の糠小米室40に分離され、吸引管41により吸引除
去される。
【0011】上記の場合、吸引管41による吸引は、傾
斜底壁50の上端51と除糠網39との間の隙間52か
ら行なわれるので、除糠室38内は吸引しないから、除
糠網39には風は通らず、単なる篩だけの作用なので目
詰まりは少ない。しかし、長時間連続作業をしていると
除糠網38は次第に目詰まりしてくるが、その時は、除
糠室38の上部に設けた開閉蓋42を開くことにより、
運転中でも、除糠網39をブラシ等で訳無く清掃でき
る。また、運転中止すると、隙間52より除糠網39を
引抜けるので湯で洗浄もできる。また、吸引調節弁53
により、吸引風を調節することにより、除糠室38内は
殆ど吸引せず、主として隙間52からのみ吸引するよう
に調節できるので、目詰まりを一層防止する。
【0012】除糠室38内で除糠された糠のない精白米
は、昇降機36を上昇し、傾斜樋43を流れてホッパー
28に流入し、二番機29により仕上げ精米され、排出
樋44より排出し、傾斜樋46を流れて昇降機45の下
部の除糠室38に流入し、前と同様に、除糠室38内の
傾斜している除糠網39上を流下するとき、仕上精米中
に含まれる糠と小米は除糠網39で篩われて除糠網39
の下の糠小米室40に分離され、吸引管41により吸引
除去される。
【0013】なお、先頭の仕上精白米は、充分精米され
てなく、半搗米を含むので、切替弁47を切替えて戻し
樋48の方に流し張込ホッパー31に戻し、一定時間経
過後切替弁47を切替えて仕上米排出樋49に流して取
出す。
【0014】以上により、本発明は、昇降機36、45
内に糠溜り(糠玉)を作らず、糠溜りに伴なう害虫発生
もなく、糠のない精白米を得ることができる。
【0015】
【発明の効果】前記公知の除糠装置は、糠小米室に落下
した糠を、吸引除去しようとすると、除糠網に穀物糠等
が吸引風で付着し、除糠網が目詰まりする。即ち、吸引
風は、除糠網の上から下に吹抜けるのでそのときフィル
ターのようになって目詰まりを起す。しかるに、本発明
は、精米機より排出した穀物を除糠室38内の傾斜して
いる除糠網39上を流して糠小米を除糠網39の下部の
糠小米室40に落下させ、糠小米室40には吸引管41
を接続して吸引排除するようにした装置において、前記
吸引管41による吸引が前記除糠網39上の前記除糠室
38内に及ばないように前記糠小米室40に吸引風用の
隙間52を設けた除糠装置としたものであるから、糠小
米室40を吸引する風は、隙間52から吸引され、除糠
網39は通らないので、除糠網39は目詰まりしない。
また、本発明は、前記装置において、前記吸引管41に
は、吸引調節弁53を設けた除糠装置としたものである
から、吸引調節弁53により吸引風の強弱を調節するこ
とにより、除糠室38内は殆ど吸引せず、主として隙間
52からのみ吸引するように調節できるので、目詰まり
を一層防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一番機の全体縦断側面図。
【図2】 一番機の研削部の拡大縦断側面図。
【図3】 連座精米装置の一部縦断側面図。
【図4】 要部の縦断面図。
【符号の説明】
1…ケース、2…横仕切台、3…下部伝動室、4…縦固
定筒、5…軸受、6…縦回転主軸、7…下部受動プーリ
ー、8…摩擦式精穀ロール、9…下方送り送穀螺旋、1
0…上蓋、11…除糠筒、12…流下式摩擦精米室、1
3…送穀筒、14…送穀室、15…ネジ、16…ベアリ
ング、17…回転筒、18…上部受動プーリー、19…
研削式精穀ロール、20…除糠筒、21…上昇式研削精
穀室、22…流入口、23…強制供給筒、24…下方送
り螺旋翼、25…通路、26…外枠、27…ネジ、28
…ホッパー、29…左側の二番機、30…張込昇降機、
31…張込ホッパー、32…供給タンク、33…傾斜
樋、34…排出樋、35…一番機、36…昇降機、37
…傾斜樋、38…除糠室、39…除糠網、40…糠小米
室、41…吸引管、42…開閉蓋、43…傾斜樋、44
…排出樋、45…仕上昇降機、46…傾斜樋、47…切
替弁、48…戻し樋、49…仕上米排出樋、50…傾斜
底壁、51…上端、52…隙間、53…吸引調節弁。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 精米機より排出した穀物を除糠室38内
    の傾斜している除糠網39上を流して糠小米を除糠網3
    9の下部の糠小米室40に落下させ、糠小米室40には
    吸引管41を接続して吸引排除するようにした装置にお
    いて、前記吸引管41による吸引が前記除糠網39上の
    前記除糠室38内に及ばないように前記糠小米室40に
    吸引風用の隙間52を設けた除糠装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記吸引管41に
    は、吸引調節弁53を設けた除糠装置。
JP25475993A 1993-09-17 1993-09-17 除糠装置 Pending JPH0780332A (ja)

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JP25475993A JPH0780332A (ja) 1993-09-17 1993-09-17 除糠装置

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JP25475993A JPH0780332A (ja) 1993-09-17 1993-09-17 除糠装置

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JPH0780332A true JPH0780332A (ja) 1995-03-28

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ID=17269489

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JP25475993A Pending JPH0780332A (ja) 1993-09-17 1993-09-17 除糠装置

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JP (1) JPH0780332A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5510543A (en) * 1994-12-09 1996-04-23 General Electric Company Removal and neutralization of acid catalyst from products of cumene hydroperoxide cleavage
US5672774A (en) * 1995-10-24 1997-09-30 General Electric Company Phenol tar processing method
KR100504247B1 (ko) * 2001-08-30 2005-08-17 대한민국 쌀겨 제거장치
JP2013248600A (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 Satake Corp 精穀機

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000926