JP2665623B2 - 精穀装置 - Google Patents

精穀装置

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JP2665623B2
JP2665623B2 JP2214720A JP21472090A JP2665623B2 JP 2665623 B2 JP2665623 B2 JP 2665623B2 JP 2214720 A JP2214720 A JP 2214720A JP 21472090 A JP21472090 A JP 21472090A JP 2665623 B2 JP2665623 B2 JP 2665623B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、同芯円型精穀装置に係るものである。
(従来技術) 従来公知の、特公昭32−8660号公報・特公昭33−64号
公報には、研削精米した後加水精米する技術が記載され
ている。上記公知例は、研削精米機と摩擦精米機が各別
体であるが、一軸形状としたものも特公昭47−652号公
報に記載されて公知である。
なお、ケース内に内側精穀ロールを固定した回転縦主
軸を設け、前記内側精穀ロールの外周を精白筒で包囲し
て上部が開口している内側流下式精白室を形成し、前記
内側流下式精白室の上方の外周に同心状に外側精穀ロー
ルを設け、該外側精穀ロールの外周を精白筒で包囲して
上部が開口している外側上昇式精白室を形成して該外側
上昇式精白室内を上昇して初期搗精された穀物は中心部
の前記内側流下式精白室に流入して仕上搗精されるよう
にしたものは、同一出願人の先願の特願平2−15788、
特願平2−15789、特願平2−48730に記載されている。
(発明が解決しようとする課題) 前者は、研削精米機と摩擦精米機とが各別体構造であ
るから、互いを種々結合しなくてはならないし、場所も
必要とし、構造複雑である。後者は、一軸形状にしてあ
るが、回転速度に問題がある。研削精米と摩擦精米と
は、その回転速度がまるで相違するのに、その差を生じ
させられない。
また、同一出願人の先願の各発明は、糠の除去を要旨
にしていないから、美麗な精米に課題があった。
(課題を解決するための手段) よって、本発明は、ケース2内に内側精穀ロール15を
固定した回転縦主軸10を設け、前記内側精穀ロール15の
外周を精白筒19で包囲して上部が開口している内側流下
式精白室Aを形成し、前記内側流下式精白室Aの上方の
外周に同心状の外側精穀ロール27を設け、該外側精穀ロ
ール27の外周を精白筒31で包囲して上部が開口している
外側上昇式精白室Bを形成して該外側上昇式精白室B内
を上昇して初期搗精された穀物は中心部の前記内側流下
式精白室Aに流入して仕上搗精されるようにしたものに
おいて、前記精白筒19及び前記精白筒31はいずれも多孔
筒で形成し、前記精白筒19の外側には糠排出室37を前記
精白筒31の外側には糠排出室35をそれぞれ形成し、前記
糠排出室37には吸引筒38を前記糠排出室35には吸引筒36
をそれぞれ接続した同芯円型精穀装置としたものであ
る。
(実施例) 本発明の実施例について説明すると、1は床、2は床
1上に設置された一個のケース、3はケース2を構成す
る骨枠である。ケース2は、薄鉄板で縦長の箱型に形成
されている。
ケース2内の下部位置には、横仕切台4を設け、横仕
切台4の下部に伝道室5を形成する。横仕切台4の中心
には上下方向の透孔40を形成し、横仕切台4の透孔40の
上部中央には縦軸筒6を載置し、横仕切台4にネジ7に
より固定する。
縦軸筒6の上端には、鍔状の支持台8を形成する。縦
軸筒6内には、軸受9、9を介して中空の回転縦主軸10
を軸装する。
11は回転縦主軸10と縦軸筒6との間に形成される吸込
室、12は縦軸筒6の外周に取付けた吹込筒、13は回転縦
主軸10に形成した吹込孔である。回転縦主軸10の下端は
前記透孔40を通って下方に突き出し、受動プーリ14を固
定する。回転縦主軸10の上端は支持台8より上方に突き
出し、内側精穀ロール15を上方から嵌合して取付け、そ
の上方に送穀ロール16を上方から嵌合して取付ける。
内側精穀ロール15の下端には、円錐面17aで仕上米を
外部に送り出す送出しロール17を、内側精穀ロール15と
一体または別体に設ける。送出しロール17の対面する位
置に白米排出口18を形成する。白米排出口18にはバネま
たは分銅で圧力を調節する抵抗弁51を設ける。
内側精穀ロール15の周囲は多孔の精白筒19で包囲し、
内側精穀ロール15と精白筒19との間に内側流下式精米室
Aを形成する。送穀ロール16の周囲は送穀筒20で包囲す
る。
21は前記回転縦主軸10の外周の一部を二重に包囲する
固定円筒である。実施例では固定円筒は上方よりケース
2内に挿入され、下端21aは、支持台8上に当接し、ネ
ジ22により止着される。
前記送穀筒20の上部はテーパー状に拡大していて穀物
流入を容易にし、その上端にホッパ状のキャップ23を載
置固定する。
固定円筒21の外周面は正円形であり、外周に軸受24、
24を嵌合させ、軸受24、24の外周に回転筒28を嵌合させ
る。実施例は、回転筒28の下部に移送螺旋25を形成し、
該移送螺旋25を嵌合させている。
移送螺旋25の下端には受動プーリー26を一体的(別体
のものを固定しても可)に形成し、受動プーリー26にベ
ルトを掛け回して回転筒28を高速で回転させる。
回転筒28の上端縁は、固定円筒21の上端縁と略同一高
さであり、回転筒28の外周には外側精穀ロール27を取付
ける。外側精穀ロール27は複数の環状研削砥石を重合さ
せて形成する。29は外側精穀ロール27を上方から外れな
いように押える、押さえ板である。
移送螺旋25の外周は縦揚穀外筒30で包囲し、外側精穀
ロール28の外周は多孔の精白筒31で包囲する。外側精穀
ロール27と精白筒31の間が外側上昇式精米室Bとなる。
実施例では、前記縦揚穀外筒30の下端30aは、前記支
持台8の上面に達してネジ30bで固定されるが、下端30a
は、前記固定円筒21の下端21aの外周21bに嵌合して位置
決めされる。縦揚穀外筒30には供給口32を設け、供給口
32に供給樋33を取付ける。34は精白筒31の上部に重合さ
れた上部筒、35は精白筒31の外側の糠排出室、36は糠排
出室35に接続した吸引筒、37は精白筒19の外側の糠排出
室、38は糠排出室37に接続した吸引筒、39は白米排出口
18に取付けた排出樋、41は上部筒34内に形成される外側
上昇式精白室Bから内側流下式精白室Aに至る連絡室で
ある。
該連絡室41の上方にはケース2の上蓋43が設けられ、
上蓋43の中央に縦筒44を固定し、縦筒44に調節ハンドル
45の下部のネジ部を螺合する。調節ハンドル45の中心に
は縦孔46を形成し、縦孔46上に上下棒47を下方から挿入
する。上下棒47の下端には鍔48を固定し、鍔48と調節ハ
ンドル45の間にバネ49を介在させる。鍔48にはアーム50
の上端を固定し、アーム50の下端には前記外側上昇式精
米室Bより上昇する初期精米粒の上昇を押さえる抵抗弁
42を固定する。
(実施例の作用) 次に使用方法を述べる。
主モータにより受動プーリー14を回転させて回転縦主
軸10を回転させ、内側精穀ロール15および送穀ロール16
を回転させる。また、副モータにより受動プーリー26を
回転させて、移送螺旋25および外側精穀ロール27を回転
させる。
次に、吸引筒36および吸引筒38に取付けられている吸
引ファンを夫々回転させ、吹込筒12および吹込室11なら
びに吹込孔13を通って内側精穀ロール15より吹き出した
風を吸引筒38より吸引し、また、糠排出室35内を吸引筒
36より吸引する。
この状態で、供給樋33より玄米を供給すると、移送螺
旋25により上昇させられ、外側精穀ロール27により表面
が初期精米され、表面に傷が付された玄米は上部筒34内
の連絡室41に排出される。
この場合の、初期精米の度合は上蓋43に設けられてい
る縦筒44に螺合している調節ハンドル45により調節す
る。即ち、調節ハンドル45を回転させると、鍔48と調節
ハンドル45の間のバネ49を強弱調節するので、抵抗弁42
の抵抗が調節される。
初期精米を受けた玄米は、キャップ23内に流入し、送
穀ロール16により下降させられ、内側精穀ロール15によ
り仕上精米を受け、送出しロール17の円錐面17aにより
白米排出口18に送出され、仕上米として取出される。仕
上摩擦精米の度合は、抵抗弁51により調節される。
(効果) 公知例のうち前者は、研削精米機と摩擦精米機とが各
別体構造であるから、互いを種々結合しなくてはならな
いし、場所も必要とし、構造複雑である。後者は、一軸
形状にしてあるが、回転速度に問題がある。研削精米と
摩擦精米とは、その回転速度がまるで相違するのに、そ
の差を生じさせられない。
また、同一出願人の先願の各発明は、糠の除去を要旨
にしていないから、美麗な精米に課題があった。
しかるに、本発明は、ケース2内に内側精穀ロール15
を固定した回転縦主軸10を設け、前記内側精穀ロール15
の外周を精白筒19で包囲して上部が開口している内側流
下式精白室Aを形成し、前記内側流下式精白室Aの上方
の外周に同心状の外側精穀ロール27を設け、該外側精穀
ロール27の外周を精白筒31で包囲して上部が開口してい
る外側上昇式精白室Bを形成して該外側上昇式精白室B
内を上昇して初期搗精された穀物は中心部の前記内側流
下式精白室Aに流入して仕上搗精されるようにしたもの
において、前記精白筒19及び前記精白筒31はいずれも多
孔筒で形成し、前記精白筒19の外側には糠排出室37を前
記精白筒31の外側には糠排出室35をそれぞれ形成し、前
記糠排出室37には吸引筒38を前記糠排出室35には吸引筒
36をそれぞれ接続した同芯円型精穀装置としたものであ
るから、内側流下式精白室Aの外側に同心状に外側上昇
式精白室Bを形成したので構造簡単になり、前記精白筒
19及び前記精白筒31はいずれも多孔筒で形成し、前記精
白筒19の外側には糠排出室37を前記精白筒31の外側には
糠排出室35をそれぞれ形成し、前記糠排出室37には吸引
筒38を前記糠排出室35には吸引筒36をそれぞれ接続した
から、糠のない美麗な精米ができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体縦断側面図である。 符号の説明 1……床、2……ケース、3……骨枠、4……横仕切
台、5……伝動室、6……縦軸筒、7……ネジ、8……
支持台、9……軸受、10……回転縦主軸、11……吹込
室、12……吹込筒、13……吹込孔、14……受動プーリ
ー、15……内側精穀ロール、16……送穀ロール、17……
送出しロール、17a……円錐面、18……白米排出口、19
……精白筒、20……送穀筒、21……固定円筒、21a……
下端、21b……外周、22……ネジ、23……キャップ、24
……軸受、25……移送螺旋、26……受動プーリー、27…
…外側精穀ロール、28……回転筒、29……押さえ板、30
……縦揚穀外筒、30a……下端、30b……ネジ、31……精
白筒、32……供給口、33……供給樋、34……上部筒、35
……糠排出室、36……吸引筒、37……糠排出室、38……
吸引筒、39……排出樋、40……透孔、41……連絡室、42
……抵抗弁、43……上蓋、44……縦筒、45……調節ハン
ドル、46……縦孔、47……上下棒、48……鍔、49……バ
ネ、50……アーム、51……抵抗弁、A……内側流下式精
米室、B……外側上昇式精米室。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース2内に内側精穀ロール15を固定した
    回転縦主軸10を設け、前記内側精穀ロール15の外周を精
    白筒19で包囲して上部が開口している内側流下式精白室
    Aを形成し、前記内側流下式精白室Aの上方の外周に同
    心状の外側精穀ロール27を設け、該外側精穀ロール27の
    外周を精白筒31で包囲して上部が開口している外側上昇
    式精白室Bを形成して該外側上昇式精白室B内を上昇し
    て初期搗精された穀物は中心部の前記内側流下式精白室
    Aに流入して仕上搗精されるようにしたものにおいて、
    前記精白筒19及び前記精白筒31はいずれも多孔筒で形成
    し、前記精白筒19の外側には糠排出室37を前記精白筒31
    の外側には糠排出室35をそれぞれ形成し、前記糠排出室
    37には吸引筒38を前記糠排出室35には吸引筒36をそれぞ
    れ接続した同芯円型精穀装置。
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