JP2719725B2 - 精穀装置 - Google Patents

精穀装置

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JP2719725B2
JP2719725B2 JP6051990A JP6051990A JP2719725B2 JP 2719725 B2 JP2719725 B2 JP 2719725B2 JP 6051990 A JP6051990 A JP 6051990A JP 6051990 A JP6051990 A JP 6051990A JP 2719725 B2 JP2719725 B2 JP 2719725B2
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milling
friction
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惣一 山本
一雄 中村
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、精穀装置に係るものである。
(従来技術) 従来公知の、特公昭32−8660号公報・特公昭33−64号
公報には、研削搗精した後加水(摩擦)搗精する技術が
記載されている。
上記は、研削搗精機と摩擦搗精機が各別であるが、一
軸形状としたものも特公昭47−652号公報に記載されて
公知である。
(発明が解決しようとする課題) 前者は、研削搗精機と摩擦搗精機とが各別であるか
ら、構造複雑である。後者は、一軸形状であるから構造
簡易であるが、横軸のため穀物は下部のみ分布するから
斑搗きは避けられない。また、研削搗精と摩擦搗精と
は、その回転数がまるで相違するのに、その差を生じさ
せられない。
しかし、縦軸として全周斑なく分布するものでも、小
型構造とした、研削摩擦搗精装置は得ることができる。
(発明の目的) よって本発明は、縦軸として斑搗精を防止し、かつ小
型とし、精穀の趣旨に則った搗精がなし得るようにした
ものである。
(課題を解決するための手段) よって本発明は、縦回転主軸10に研削回転精穀ロール
16を固定して該研削回転精穀ロール16周りに下降式研削
搗精室Aを形成し、該研削搗精室Aの外周部に同心状に
摩擦回転精穀ロール23を設けて該摩擦回転精穀ロール23
周りに上昇式摩擦搗精室Bを形成し、両室ABを前記研削
搗精室Aから前記摩擦搗精室Bに至るように互いに連通
させた精穀装置、および、前記研削搗精室Aの上方部に
供給口31を、前記摩擦搗精室Bの上方部に白米排出口29
を設けた精穀装置、および、前記研削搗精室Aの下部排
出口26に抵抗弁38を設けた精穀装置、および、前記研削
回転精穀ロール16の上部または下部に下方送り螺旋15を
設けた精穀装置としたものである。
(実施例) 本発明の構造を、一実施例により説明すると、1は
床、2は床1上に設置された一個のフレーム、3はフレ
ーム2を構成する骨枠である。フレーム2は、薄鉄板で
箱型に形成されている。
フレーム2内の下部位置には、横仕切台4を設け、横
仕切台4の下部に伝動室5を形成する。横仕切台4の中
心には上下方向の透孔6を形成し、横仕切台4の透孔6
の上部中央には、縦軸筒7を載置し、横仕切台4にネジ
8により固定する。
縦軸筒7の上端には、鍔状の支持台9を形成する。縦
軸筒7内には、軸受を介して中空の縦回転主軸10を軸装
する。
11は縦回転主軸10と縦軸筒7との間に形成される吸引
室、12は縦回転主軸10に形成した吸引穴である。
縦回転主軸10の下端13は横仕切台4よりも下方に突き
出し、受動プーリ14を固定する。縦回転主軸10の上端は
支持台9より上方に突き出し、下方送り螺旋15を上方か
ら嵌合して取付け、その下方に研削回転精穀ロール16を
上方から嵌合して取付ける。
下方送り螺旋15の周囲は送穀筒17で包囲し、研削回転
精穀ロール16の周囲は研削搗精網18で包囲し、研削回転
精穀ロール16と研削搗精網18の間に研削精米室Aを形成
する。下方送り螺旋15と研削回転精穀ロール16は、上下
逆にすることがある。
19は研削搗精網18の外側に設けた中間筒である。
中間筒19は、上方よりフレーム2内に挿入され、中間
筒19の下端を支持台9上に当接し、ネジ20により下側か
ら支持台9を止着する。
研削搗精網18は中間筒19に対して上方より嵌められ、
研削搗精網18の下端が中間筒19の段部21に係合して止め
られ、送穀筒17も中間筒19に対して上方より嵌められ
る。
中間筒19の外周は円筒であり、軸受22を嵌合させ、軸
受22の外周に摩擦回転精穀ロール23を嵌合させる。摩擦
回転精穀ロール23の上端には受動プーリ24を一体的(別
体固定も可)に形成し、受動プーリ24にベルトを掛け回
して摩擦回転精穀ロール23を回転させる。
摩擦回転精穀ロール23の下端には、上方送り送穀螺旋
25を一体的(別体固定も可)に設ける。上送り送穀螺旋
25の下端は研削精米室Aの排出口26より低い。
摩擦回転精穀ロール23の外周は摩擦搗精網27で包囲
し、上方送り送穀螺旋25の外周は送穀筒28で包囲する。
摩擦回転精穀ロール23と摩擦搗精網27の間が摩擦精穀室
Bとなる。
摩擦搗精網27の上部には白米排出口29を設け、排出口
29に排出樋30を取付ける。31は供給口、32は供給ホッ
パ、33は糠排出室、34は吸引穴、35は糠排出室、36は吸
引穴、37は連絡路、38は抵抗弁、39は抵抗弁である。
(実施例の作用) 次に使用方法を述べる。
モーターにより受動プーリ14を回転させて縦回転主軸
10を回転させ、下方送り螺旋15および研削回転精穀ロー
ル16を研削回転に適する回転数で回転させる。また、モ
ーターにより受動プーリ24を回転させて、摩擦回転精穀
ロール23および上方送り送穀螺旋25を摩擦回転に適する
回転数で回転させる。
次に、吸引穴34および吸引穴36に取付けられている吸
引機を夫々回転させ、糠排出室33内を吸引穴34より糠排
出室35内を吸引穴36より吸引する。
この状態で、供給ホッパ32より玄米を供給すると、最
適状態で回転する下方送り螺旋15により玄米は下降させ
られて、研削回転精穀ロール16により表面が初期研削搗
精され、表面に傷が付された玄米は排出口26より連絡路
37を介して、送穀筒28内に流入する。
この場合の、初期研削搗精の度合は、抵抗弁38の抵抗
で調節する。
初期研削搗精を受けた玄米は、上方送り送穀螺旋25に
より上昇させられる。上方送り送螺旋25による上昇も、
適した状態で行なわれ、摩擦精穀回転ロール23により仕
上摩擦搗精を受け、白米排出口29に送出され、仕上米と
して取出される。仕上摩擦搗精の度合は、抵抗弁39によ
り調節される。
(効果) 従来公知の、特公昭32−8660号公報・特公昭33−64号
公報には、研削搗精した後加水(摩擦)搗精する技術が
記載されている。
上記は、研削搗精機と摩擦搗精機が各別であるが、一
軸形状としたものも特公昭47−652号公報に記載されて
公知である。
前者は、研削搗精機と摩擦搗精機とが各別であるか
ら、構造複雑である。後者は、一軸形状であるから構造
簡易であるが、横軸のため穀物は下部にのみ分布するか
ら斑搗きは避けられない。また、研削搗精と摩擦搗精と
は、その回転数がまるで相違するのに、その差を生じさ
せられない。
しかるに本発明は、縦回転主軸10に研削回転精穀ロー
ル16を固定して該研削回転精穀ロール16周りに下降式研
削搗精室Aを形成し、該研削搗精室Aの外周部に同心状
に摩擦回転精穀ロール23を設けて該摩擦回転精穀ロール
23周りに上昇式摩擦搗精室Bを形成し、両室ABを前記研
削搗精室Aから前記摩擦搗精室Bに至るように互いに連
通させた精穀装置としたから、研削回転精穀ロール16と
摩擦回転精穀ロール23をそれぞれ適した回転で回転させ
ることができ、最良の精米ができる。また、研削搗精室
Aの外周部に同心状に摩擦搗精室Bを形成したから、構
成が簡単である。
また、前記研削搗精室Aの上方部に供給口31を、前記
摩擦搗精室Bの上方に白米排出口29を設けた精穀装置と
したから、供給作業も排出作業も容易である。
また、前記研削搗精室Aの下部排出口26に抵抗弁38を
設けた精穀装置としたから、初期搗精を所望の度合に行
なえる。
また、前記研削回転精穀ロール16の上部または下部に
下方送り螺旋15を設けた精穀装置としたから、研削効果
を増進させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体縦断側面図である。 符号の説明 1……床、2……フレーム、3……骨枠、4……横仕切
台、5……伝動室、6……透孔、7……縦軸筒、8……
ネジ、9……支持台、10……縦回転主軸、11……吸引
室、12……吸引穴、13……下端、14……受動プーリ、15
……下方送り送穀螺旋、16……研削回転精穀ロール、17
……送穀筒、18……研削搗精網、19……中間筒、20……
ネジ、21……段部、22……軸受、23……摩擦回転精穀ロ
ール、24……受動プーリ、25……上方送り送穀螺旋、26
……排出口、27……摩擦搗精網、28……送穀筒、29……
白米排出口、30……排出樋、31……供給口、32……供給
ホッパ、33……糠排出室、34……吸引穴、35……糠排出
室、36……吸引穴、37……連絡路、38……抵抗弁、39…
…抵抗弁、A……研削搗精室、B……摩擦搗精室。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦回転主軸10に研削回転精穀ロール16を固
    定して該研削回転精穀ロール16周りに下降式研削搗精室
    Aを形成し、該研削搗精室Aの外周部に同心状に摩擦回
    転精穀ロール23を設けて該摩擦回転精穀ロール23周りに
    上昇式摩擦搗精室Bを形成し、両室ABを前記研削搗精室
    Aから前記摩擦搗精室Bに至るように互いに連通させた
    精穀装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第(1)項において、前記
    研削搗精室Aの上方部に供給口31を、前記摩擦搗精室B
    の上方部に白米排出口29を設けた精穀装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第(1)項において、前記
    研削搗精室Aの下部排出口26に抵抗弁38を設けた精穀装
    置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第(1)項において、前記
    研削回転精穀ロール16の上部または下部に下方送り螺旋
    15を設けた精穀装置。
JP6051990A 1990-03-12 1990-03-12 精穀装置 Expired - Lifetime JP2719725B2 (ja)

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JPH03262546A JPH03262546A (ja) 1991-11-22
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