JPH05177102A - 被洗浄物に付着した水分の除去方法 - Google Patents
被洗浄物に付着した水分の除去方法Info
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- JPH05177102A JPH05177102A JP35976291A JP35976291A JPH05177102A JP H05177102 A JPH05177102 A JP H05177102A JP 35976291 A JP35976291 A JP 35976291A JP 35976291 A JP35976291 A JP 35976291A JP H05177102 A JPH05177102 A JP H05177102A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】被洗浄物の化学的水分分離方法に於いて、水分
分離液に界面活性剤を用いず、被洗浄物に付着した水分
の分離を可能とし、界面活性剤を落とすための被洗浄物
の再度の洗浄を不要とする。また、水分分離液中の水分
を水吸着剤で容易に除去し、何回でも同一の水分分離液
を使用することができる。 【構成】炭化水素系溶剤、塩素系溶剤、完全フッ素化液
体、フッ素系溶剤、HCFC、HFC、シリコン系溶
剤、テルペン系溶剤の一種又は二種以上からなる水分分
離液3と、水分付着の被洗浄物1を接触した状態で、被
洗浄物1に物理力を加え、水分を剥離させる。この水分
混入の水分分離液3を、水吸着剤7中を通過させること
により水分を除去する
分離液に界面活性剤を用いず、被洗浄物に付着した水分
の分離を可能とし、界面活性剤を落とすための被洗浄物
の再度の洗浄を不要とする。また、水分分離液中の水分
を水吸着剤で容易に除去し、何回でも同一の水分分離液
を使用することができる。 【構成】炭化水素系溶剤、塩素系溶剤、完全フッ素化液
体、フッ素系溶剤、HCFC、HFC、シリコン系溶
剤、テルペン系溶剤の一種又は二種以上からなる水分分
離液3と、水分付着の被洗浄物1を接触した状態で、被
洗浄物1に物理力を加え、水分を剥離させる。この水分
混入の水分分離液3を、水吸着剤7中を通過させること
により水分を除去する
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械部品、電子部品等
を水洗浄した場合に、被洗浄物に付着する水分の除去方
法に係るものである。
を水洗浄した場合に、被洗浄物に付着する水分の除去方
法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、機械部品、電子部品等を水洗浄し
た後、被洗浄物に付着した水分を除去するには、その一
つとして、熱風乾燥方法、遠心分離方法のごとき、物理
的な水分除去方法が存在する。
た後、被洗浄物に付着した水分を除去するには、その一
つとして、熱風乾燥方法、遠心分離方法のごとき、物理
的な水分除去方法が存在する。
【0003】また、アルコール等の、水分を溶解する水
分溶解液を使用して行ったり、水とは比重の異なる水分
分離液中に、水分の付着した被洗浄物を浸漬して、水分
を、水分分離液中で浮上したり沈降させることにより行
っていた。
分溶解液を使用して行ったり、水とは比重の異なる水分
分離液中に、水分の付着した被洗浄物を浸漬して、水分
を、水分分離液中で浮上したり沈降させることにより行
っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のごとき
課題を解決しようとするものであって、物理的な水分除
去方法は、被洗浄物の形状が凹部を有する等の複雑な形
状の場合には適さないとともに、熱風乾燥の方法も、被
洗浄物の耐熱性が要求され、必ずしも好ましいものでは
無かった。
課題を解決しようとするものであって、物理的な水分除
去方法は、被洗浄物の形状が凹部を有する等の複雑な形
状の場合には適さないとともに、熱風乾燥の方法も、被
洗浄物の耐熱性が要求され、必ずしも好ましいものでは
無かった。
【0005】また、この物理的な水分除去方法の欠点を
補うものとして、アルコール等の水分を溶解する水分溶
解液を使用する方法があるが、水を溶解したアルコール
等の水分分離液の処理が困難で、廃棄による公害問題を
生じる可能性が高い欠点を有している。
補うものとして、アルコール等の水分を溶解する水分溶
解液を使用する方法があるが、水を溶解したアルコール
等の水分分離液の処理が困難で、廃棄による公害問題を
生じる可能性が高い欠点を有している。
【0006】また、水とは比重の異なる水分分離液中
に、水分の付着した被洗浄物を浸漬して水分を除去する
場合は、水の表面張力を減少し、水の分離を容易とする
ため、水分分離液中に界面活性剤を混合して行ってい
る。
に、水分の付着した被洗浄物を浸漬して水分を除去する
場合は、水の表面張力を減少し、水の分離を容易とする
ため、水分分離液中に界面活性剤を混合して行ってい
る。
【0007】しかしながら、水分分離液中に界面活性剤
が入ると、この界面活性剤が被洗浄物に付着し、電子部
品のごとき精密な被洗浄物の場合は好ましくないものと
なる。そのため、この界面活性剤を落とすための洗浄作
業が、別個に必要となる欠点を有している。
が入ると、この界面活性剤が被洗浄物に付着し、電子部
品のごとき精密な被洗浄物の場合は好ましくないものと
なる。そのため、この界面活性剤を落とすための洗浄作
業が、別個に必要となる欠点を有している。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述のごとき課
題を解決するため、炭化水素系溶剤、塩素系溶剤、完全
フッ素化液体、フッ素系溶剤、HCFC、HFC、シリ
コン系溶剤、テルペン系溶剤の一種又は二種以上からな
る水分分離液と、水洗浄により水分が付着した被洗浄物
を接触し、この接触状態で被洗浄物に水分分離液を介し
て物理力を加え、被洗浄物に付着した水分を水分分離液
中に剥離するとともにこの水分分離液を、水吸着剤中を
通過させることにより、水分を除去することを特徴とし
て成るものである。
題を解決するため、炭化水素系溶剤、塩素系溶剤、完全
フッ素化液体、フッ素系溶剤、HCFC、HFC、シリ
コン系溶剤、テルペン系溶剤の一種又は二種以上からな
る水分分離液と、水洗浄により水分が付着した被洗浄物
を接触し、この接触状態で被洗浄物に水分分離液を介し
て物理力を加え、被洗浄物に付着した水分を水分分離液
中に剥離するとともにこの水分分離液を、水吸着剤中を
通過させることにより、水分を除去することを特徴とし
て成るものである。
【0009】また、被洗浄物と水分分離液との接触は、
被洗浄物を水分分離液中に浸漬して行うものであっても
良い。
被洗浄物を水分分離液中に浸漬して行うものであっても
良い。
【0010】また、被洗浄物と水分分離液との接触は、
被洗浄物に水分分離液を噴射して行うものであっても良
い。
被洗浄物に水分分離液を噴射して行うものであっても良
い。
【0011】また、物理力は、水分分離液中に浸漬した
被洗浄物に、超音波振動により加えるものであっても良
い。
被洗浄物に、超音波振動により加えるものであっても良
い。
【0012】また、物理力は、水分分離液中で被洗浄物
を揺動することにより被洗浄物に加えるものであっても
良い。
を揺動することにより被洗浄物に加えるものであっても
良い。
【0013】また、水吸着剤は、水分分離液を収納する
洗浄槽の一部に装着したものであっても良い。
洗浄槽の一部に装着したものであっても良い。
【0014】また、水吸着剤は、水分分離液を収納する
洗浄槽とは別個に形成したものであっても良い。
洗浄槽とは別個に形成したものであっても良い。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に於いて説明す
れば、(1)は洗浄槽で、炭化水素系溶剤、塩素系溶剤、
完全フッ素化液体、フッ素系溶剤、HCFC、HFC、
シリコン系溶剤、テルペン系溶剤の一種又は二種以上か
らなる水分分離液(3)を充填している。
れば、(1)は洗浄槽で、炭化水素系溶剤、塩素系溶剤、
完全フッ素化液体、フッ素系溶剤、HCFC、HFC、
シリコン系溶剤、テルペン系溶剤の一種又は二種以上か
らなる水分分離液(3)を充填している。
【0016】また、洗浄槽(1)の外周壁(2)には、水分
分離液(3)を介して被洗浄物(4)に、超音波振動により
物理力を加えるための超音波振動子(5)を設置してい
る。
分離液(3)を介して被洗浄物(4)に、超音波振動により
物理力を加えるための超音波振動子(5)を設置してい
る。
【0017】また、洗浄槽(1)の下底壁(6)の内側に
は、水分分離液(3)中の水分を吸着するための水吸着剤
(7)を位置している。この水吸着剤(7)は、任意のもの
を用いることができるが、一例では、シリカゲル、高重
合度ポリアクリル酸ナトリュウム架橋体等を用いること
ができる。
は、水分分離液(3)中の水分を吸着するための水吸着剤
(7)を位置している。この水吸着剤(7)は、任意のもの
を用いることができるが、一例では、シリカゲル、高重
合度ポリアクリル酸ナトリュウム架橋体等を用いること
ができる。
【0018】また、洗浄槽(1)の下底壁(6)には液導入
管(8)及び液排出管(9)を接続している。この、液導入
管(8)及び液排出管(9)は水吸着剤(7)を介して水分分
離液(3)と連通するとともに、液導入管(8)には第1開
閉弁(11)を、液排出管(9)には第2開閉弁(12)を介
して吸排ポンプ(13)に接続している。
管(8)及び液排出管(9)を接続している。この、液導入
管(8)及び液排出管(9)は水吸着剤(7)を介して水分分
離液(3)と連通するとともに、液導入管(8)には第1開
閉弁(11)を、液排出管(9)には第2開閉弁(12)を介
して吸排ポンプ(13)に接続している。
【0019】また、この吸排ポンプ(13)には、導出管
(14)と導入管(15)を接続し、その端部を洗浄槽(1)
の上部に接続している。
(14)と導入管(15)を接続し、その端部を洗浄槽(1)
の上部に接続している。
【0020】また、導出管(14)は第3開閉弁(16)、
第4開閉弁(17)、シャワーポンプ(18)、供給管(1
9)を介してプールタンク(21)に接続し、水分分離液
(3)をシャワー又は高圧噴射により、被洗浄物(4)へ供
給可能としている。
第4開閉弁(17)、シャワーポンプ(18)、供給管(1
9)を介してプールタンク(21)に接続し、水分分離液
(3)をシャワー又は高圧噴射により、被洗浄物(4)へ供
給可能としている。
【0021】上述のごとく構成したものに於いて、被洗
浄物(4)に付着した水分の除去を行うには、水分の付着
した被洗浄物(4)を洗浄槽(1)の水分分離液(3)中に浸
漬する。そして、超音波振動子(5)により超音波振動を
生じさせ、被洗浄物(4)に水分分離液(3)を介して物理
力を加える。
浄物(4)に付着した水分の除去を行うには、水分の付着
した被洗浄物(4)を洗浄槽(1)の水分分離液(3)中に浸
漬する。そして、超音波振動子(5)により超音波振動を
生じさせ、被洗浄物(4)に水分分離液(3)を介して物理
力を加える。
【0022】この物理力により、被洗浄物(4)に付着し
ている水分は分離し、水分分離液(3)中に混入する。こ
の水分を混入した水分分離液(3)が、水分よりも比重の
軽いものであれば、第2開閉弁(12)を開弁して吸排ポ
ンプ(13)を作動し、液排出管(9)から水分分離液(3)
を排出する。
ている水分は分離し、水分分離液(3)中に混入する。こ
の水分を混入した水分分離液(3)が、水分よりも比重の
軽いものであれば、第2開閉弁(12)を開弁して吸排ポ
ンプ(13)を作動し、液排出管(9)から水分分離液(3)
を排出する。
【0023】水分を混入した水分分離液(3)が、水分よ
りも比重の軽いものであれば、水分は洗浄槽(1)の下底
に沈殿するから、水分分離液(3)とともに水分は水吸着
剤(7)を通過し、水吸着剤(7)で吸着除去される。そし
て、水分を含まない水分分離液(3)が、導出管(14)、
第3開閉弁(16)を介して洗浄槽(1)の上部に還流す
る。
りも比重の軽いものであれば、水分は洗浄槽(1)の下底
に沈殿するから、水分分離液(3)とともに水分は水吸着
剤(7)を通過し、水吸着剤(7)で吸着除去される。そし
て、水分を含まない水分分離液(3)が、導出管(14)、
第3開閉弁(16)を介して洗浄槽(1)の上部に還流す
る。
【0024】また、水分を混入した水分分離液(3)が、
水分よりも比重の重いものであれば、水分は洗浄槽(1)
の液面まで上昇する。次に、導出管(14)の第3開閉弁
(16)、液排出管(9)の第1開閉弁(11)を閉止し、導
入管(15)の第2開閉弁(12)を開弁する。そして、吸
排ポンプ(13)を作動すれば、一端を水分分離液(3)の
液面の近くに接続した導入管(15)は、水分を混入した
水分分離液(3)を吸入し、洗浄槽(1)の下底から水吸着
剤(7)を介して洗浄槽(1)内に還流する。この還流によ
り、水分は水吸着剤(7)に吸着して除去され、水分分離
液(3)のみが洗浄槽(1)内に還流する。
水分よりも比重の重いものであれば、水分は洗浄槽(1)
の液面まで上昇する。次に、導出管(14)の第3開閉弁
(16)、液排出管(9)の第1開閉弁(11)を閉止し、導
入管(15)の第2開閉弁(12)を開弁する。そして、吸
排ポンプ(13)を作動すれば、一端を水分分離液(3)の
液面の近くに接続した導入管(15)は、水分を混入した
水分分離液(3)を吸入し、洗浄槽(1)の下底から水吸着
剤(7)を介して洗浄槽(1)内に還流する。この還流によ
り、水分は水吸着剤(7)に吸着して除去され、水分分離
液(3)のみが洗浄槽(1)内に還流する。
【0025】また、水分の比重が水分分離液(3)よりも
重い場合は、導出管(14)から、第3開閉弁(16)、第
4開閉弁(17)、シャワーポンプ(18)、供給管(19)
を介してプールタンク(21)に、水分を分離除去した水
分分離液(3)を収納し、水分分離液(3)を、シャワー又
は高圧噴射により、被洗浄物(4)へ供給しても良い。
重い場合は、導出管(14)から、第3開閉弁(16)、第
4開閉弁(17)、シャワーポンプ(18)、供給管(19)
を介してプールタンク(21)に、水分を分離除去した水
分分離液(3)を収納し、水分分離液(3)を、シャワー又
は高圧噴射により、被洗浄物(4)へ供給しても良い。
【0026】また、上記実施例では、水分分離液(3)を
介して被洗浄物(4)に物理力を加えるのに、超音波振動
又は水分分離液(3)のシャワー、高圧噴射による方法を
用いたが、他の実施例では、適宜の上下動機構により被
洗浄物(4)を保持して、水分分離液(3)中で被洗浄物
(4)を揺動することにより、被洗浄物(4)に物理力を加
えるものであっても良い。
介して被洗浄物(4)に物理力を加えるのに、超音波振動
又は水分分離液(3)のシャワー、高圧噴射による方法を
用いたが、他の実施例では、適宜の上下動機構により被
洗浄物(4)を保持して、水分分離液(3)中で被洗浄物
(4)を揺動することにより、被洗浄物(4)に物理力を加
えるものであっても良い。
【0027】また、上記実施例では、水吸着剤(7)を洗
浄槽(1)に形成したが、他の異なる実施例では、水吸着
剤(7)を、洗浄槽(1)とは別個に独立して設けるもとし
ても良い。
浄槽(1)に形成したが、他の異なる実施例では、水吸着
剤(7)を、洗浄槽(1)とは別個に独立して設けるもとし
ても良い。
【0028】また、上記実施例では、水分を混入した水
分分離液(3)は、吸排ポンプ(13)により流動して水吸
着剤(7)を通過させるが、ポンプ類を用いる事なく、水
分分離液(3)の重量により、落差を利用して水吸着剤
(7)を通過させるものであっても良い。この場合、落差
により水吸着剤(7)を通過した水分分離液(3)を、任意
のポンプ類を用いて適宜の位置に導くことができるのは
勿論である。
分分離液(3)は、吸排ポンプ(13)により流動して水吸
着剤(7)を通過させるが、ポンプ類を用いる事なく、水
分分離液(3)の重量により、落差を利用して水吸着剤
(7)を通過させるものであっても良い。この場合、落差
により水吸着剤(7)を通過した水分分離液(3)を、任意
のポンプ類を用いて適宜の位置に導くことができるのは
勿論である。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述のごとく、被洗浄物の形
状、耐熱性等に影響されない、化学的水分分離方法に於
いて、水分分離液中に界面活性剤を用いることが無いか
ら、電子部品のごとき精密な被洗浄物の場合にも、再度
の洗浄が不要となり、迅速で廉価な洗浄作業を可能とす
る。
状、耐熱性等に影響されない、化学的水分分離方法に於
いて、水分分離液中に界面活性剤を用いることが無いか
ら、電子部品のごとき精密な被洗浄物の場合にも、再度
の洗浄が不要となり、迅速で廉価な洗浄作業を可能とす
る。
【0030】また、水分分離液中に水分を溶解するもの
ではないから、水吸着剤を用いて容易に水分と、水分分
離液との分離が可能となり、何回でも同一の水分分離液
を使用することができる。そのため、経済的であるとと
もに水分分離液の廃棄に伴う公害問題を生じることが無
い。
ではないから、水吸着剤を用いて容易に水分と、水分分
離液との分離が可能となり、何回でも同一の水分分離液
を使用することができる。そのため、経済的であるとと
もに水分分離液の廃棄に伴う公害問題を生じることが無
い。
【図1】本発明の実施例を示す断面である。
1 洗浄槽 3 水分分離液 4 被洗浄物 7 水吸着剤
Claims (7)
- 【請求項1】 炭化水素系溶剤、塩素系溶剤、完全フッ
素化液体、フッ素系溶剤、HCFC、HFC、シリコン
系溶剤、テルペン系溶剤の一種又は二種以上からなる水
分分離液と、水洗浄により水分が付着した被洗浄物を接
触し、この接触状態で被洗浄物に水分分離液を介して物
理力を加え、被洗浄物に付着した水分を水分分離液中に
剥離するとともにこの水分分離液を、水吸着剤中を通過
させることにより、水分を除去することを特徴とする被
洗浄物に付着した水分の除去方法。 - 【請求項2】 被洗浄物と水分分離液との接触は、被洗
浄物を水分分離液中に浸漬して行うものであることを特
徴とする請求項1記載の被洗浄物に付着した水分の除去
方法。 - 【請求項3】 被洗浄物と水分分離液との接触は、被洗
浄物に水分分離液を噴射して行うものであることを特徴
とする請求項1記載の被洗浄物に付着した水分の除去方
法。 - 【請求項4】 物理力は、水分分離液中に浸漬した被洗
浄物に、超音波振動により加えるものであることを特徴
とする請求項2記載の被洗浄物に付着した水分の除去方
法。 - 【請求項5】 物理力は、水分分離液中で被洗浄物を揺
動することにより、被洗浄物に加えるものであることを
特徴とする請求項1記載の被洗浄物に付着した水分の除
去方法。 - 【請求項6】 水吸着剤は、水分分離液を収納する洗浄
槽に装着したものであることを特徴とする請求項1記載
の被洗浄物に付着した水分の除去方法。 - 【請求項7】 水吸着剤は、水分分離液を収納する洗浄
槽とは別個に形成したものであることを特徴とする請求
項1記載の被洗浄物に付着した水分の除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3359762A JPH07114881B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 被洗浄物に付着した水分の除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3359762A JPH07114881B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 被洗浄物に付着した水分の除去方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05177102A true JPH05177102A (ja) | 1993-07-20 |
JPH07114881B2 JPH07114881B2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=18466166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3359762A Expired - Fee Related JPH07114881B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 被洗浄物に付着した水分の除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07114881B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102500570A (zh) * | 2011-11-01 | 2012-06-20 | 宁波市鑫友光伏有限公司 | 太阳能电池硅片清洗方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6079501U (ja) * | 1983-11-04 | 1985-06-03 | 島田理化工業株式会社 | 水切り乾燥溶剤液循環装置 |
JPH02184302A (ja) * | 1989-01-09 | 1990-07-18 | Taisei Shokai:Kk | 物品の水切り方法 |
JPH0316604A (ja) * | 1989-06-13 | 1991-01-24 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 水切り方法および装置 |
JPH0448903A (ja) * | 1990-06-15 | 1992-02-18 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | 物品の乾燥方法 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP3359762A patent/JPH07114881B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6079501U (ja) * | 1983-11-04 | 1985-06-03 | 島田理化工業株式会社 | 水切り乾燥溶剤液循環装置 |
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JPH0316604A (ja) * | 1989-06-13 | 1991-01-24 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 水切り方法および装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102500570A (zh) * | 2011-11-01 | 2012-06-20 | 宁波市鑫友光伏有限公司 | 太阳能电池硅片清洗方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07114881B2 (ja) | 1995-12-13 |
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