JPH0517588A - 遮水材料 - Google Patents

遮水材料

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JPH0517588A
JPH0517588A JP3238784A JP23878491A JPH0517588A JP H0517588 A JPH0517588 A JP H0517588A JP 3238784 A JP3238784 A JP 3238784A JP 23878491 A JP23878491 A JP 23878491A JP H0517588 A JPH0517588 A JP H0517588A
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敏充 河目
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    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4429Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
    • G02B6/44384Means specially adapted for strengthening or protecting the cables the means comprising water blocking or hydrophobic materials

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水走り防水性ならびにケーブル接続作業時お
よびケーブル製造時のケーブル成形性に優れた光ファイ
バーケーブル用遮水材料を提供する。 【構成】 1)カルボキシル基含有重合体の塩基性物質
による中和物、及び2)架橋剤としての多価エポキシ化
合物及び/又は多価アミン化合物との混合水溶液をバイ
ンダーとして用いて、粉末状の高吸水性樹脂を支持体に
保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遮水材料に関し、特に光
通信ファイバーケーブルに好適に用いられる遮水材料に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバーケーブル、特に石英ガラス
系の光ファイバーケーブルにおける障害のほとんどは、
通常、シース(ケーブルの最外被層)に生じたクラック
等からの浸水(水走り)によるものであり、光ファイバ
ー強度の劣化、凍結による伝送特性の劣化等の悪影響を
及ぼす。このため、従来ポリブテン、ペトロラクタム系
のゼリーが水走りを防止するための充填材料として用い
られている。しかし該ゼリーは水走り防止性はあるが、
一旦光フィイバーに異常が起ってその補修作業を行う場
合、油特有の粘着感があると同時に有機溶剤を用いない
と拭き取れないため、光ファイバーケーブルと光ファイ
バーケーブルを接続する際の作業性が悪くて接合が不完
全になり易く、また極低温でのマイクロベンディングに
よる伝送損失が増加する等の問題を有している。
【0003】さらに近年、光ファイバーケーブルは地下
に埋設されるケースが増加しており、従来の充填材料の
要求特性である緩衝性能、充填容易性の他に水走り防止
性がますます重要視されている。
【0004】水走り防止性とは、光ファイバーケーブル
において何らかの原因で外被が破れて水が浸入した場合
に、ケーブルの長さ方向に伝わろうとする水を短時間で
吸水遮断して遮水する性能のことである。
【0005】該水走り防止性を向上させるためにポリア
クリル酸系、ポリアクリルアミド系、ポリスルホン酸
系、イソブチレン/無水マレイン酸共重合体系、カルボ
キシメチルセルロース系、ポリビニルアルコール系、ポ
リエチレンオキサイド系等の高吸水性樹脂粉末をケーブ
ル内に充填することが試みられている。この吸水性樹脂
粉末をケーブル内部に充填する方法として、吸水性樹脂
粉末を直接充填する方法、吸水性樹脂粉末をワニス等の
非水溶性接着剤と混合して紙や布等の支持体に塗付した
ものを充填する方法が知られている(特開昭62−24
9117号公報、特開昭63−26610号公報等参
照)。吸水性ポリマーを直接充填した場合は該ポリマー
粉末が固定されていないため、ケーブルを接続する際に
ポリマー粉末が脱落しやすく接続作業性が劣り、またケ
ーブルの傾斜、振動等によってポリマー粉末が動く恐れ
があり、長期に亘ってケーブル内に均一にポリマー粉末
を存在させることが難しいという問題がある。また吸水
性ポリマーを非水溶性接着剤で支持体に塗付したものを
充填する場合は、接着剤により吸水性樹脂の吸水速度が
阻害されて水走り防止性が低下するという欠点がある。
【0006】またバインダーとして水溶性ないしは吸水
性のポリアルキレンオキシドを用いることが提案されて
いるが、ポリアルキレンオキシドの融点が60℃と低い
ため、これを用いると、ケーブル内の温度が60℃以上
に昇温したときに、軟化熔融したポリアルキレンオキシ
ドにより光ファイバーと光ファイバーまたは光ファイバ
ーとテンションメンバーや外被との接着がおこり、その
結果温度変化が起こると光ファイバーと他の素材間の線
膨脹率の違いにより収縮差が発生して光ファイバーに歪
みが生じ、伝送損失が発生するという問題を有してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、遮水
材料、特には水走り防止性ならびにケーブル接続作業時
およびケーブル製造時のケーブル成形性に優れた光ファ
イバーケーブル用遮水材料を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記課題
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、カルボキシル基含
有重合体に塩基性物質を反応させて得られる中和物
(A)と、多価エポキシ化合物および多価アミン化合物
からなる群より選ばれた1種または2種以上の架橋剤
(B)との架橋組成物をバインダーとして、粉末状の高
吸水性樹脂を支持体に保持させたことを特徴とする遮水
材料により上記目的を達成できることを見出し、本発明
を完成した。
【0009】本発明で用いられるカルボキシル基含有重
合体としては、α−オレフィンまたはビニル化合物と無
水マレイン酸またはその誘導体との共重合体(以下、無
水マレイン酸系共重合体と記す)およびアクリル酸また
はメタクリル酸を主単量体とする重合体(以下、(メ
タ)アクリル酸系重合体と記す)からなる群より選ばれ
た1種または2種以上の付加重合体系重合体が好まし
い。ここでα−オレフィンとは直鎖状または分岐状の炭
素数2〜12、好ましくは2〜8の不飽和炭化水素を意
味し、その例としてはエチレン、プロピレン、ブテン−
1、ブテン−2、イソブチレン、n−ペンテン、イソプ
レン、2−メチル−1−ブテン、n−ヘキセン、2−メ
チル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、4−
メチル−1−ペンテン、2−エチル−1−ブテン、ジイ
ソブチレン、1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエ
ン、1,3−ヘキサジエン、1,3−オクタジエン、2
−メチル−4−ジメチル−1−ペンテン、2−メチル−
4−ジメチル−2−ペンテン等が挙げられる。ここでイ
ソブチレンとはイソブチレンを主成分とする混合物、例
えばリターンBBをも包含する。
【0010】またビニル化合物とは無水マレイン酸と共
重合しうる不飽和化合物を言い、例えばスチレンなどの
芳香族オレフィン、塩化ビニルなどの不飽和ハロゲン化
合物、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどの不飽和エ
ステル、メチルビニルエーテルなどの不飽和エーテル、
アクリロニトリルなどの不飽和ニトリル、アクリル酸エ
ステル類あるいは酢酸ビニルをケン化して得られるビニ
ルアルコールなどである。
【0011】これらの単量体は単独で用いてもよいし、
また2種類以上を組合せて用いてもよい。これらの単量
体のうちでもエチレン、イソブチレン等のα−オレフィ
ン、スチレンならびにメチルビニルエーテルが好ましく
用いられるが、α−オレフィン、特にイソブチレンの使
用が本発明の目的によく合致する。
【0012】無水マレイン酸の誘導体はマレイン酸、マ
レイン酸エステルなどを包含する。かかる無水マレイン
酸系共重合体中におけるα−オレフィンまたはビニル化
合物と無水マレイン酸との組成比は、生成した共重合体
を塩基性物質と反応させて得られる反応生成物(中和
物)が水に溶解するようなものであればどの程度であっ
ても差し支えない。本発明において好ましく用いられる
エチレン、イソブチレン、スチレンまたはメチルビニル
エーテルと無水マレイン酸との各共重合体の場合には、
無水マレイン酸1モルに対してエチレン、イソブチレ
ン、スチレンまたはメチルビニルエーテル1〜3モル程
度、多くの場合1モル程度である。
【0013】これらの共重合体の分子量は、ジメチルホ
ルムアミド溶液中、30℃で測定した極限粘度[η]が
0.1〜8(dl/g)、特に好ましくは0.2〜5(dl
/g)に相当するものが望ましく使用される。極限粘度
が0.1より小さいと架橋が不充分でバインダーとして
不適当であり、一方8より大きいと溶液にしたときの溶
液粘度が大きくなりすぎて作業性および製造上問題があ
る。
【0014】また、本発明において好ましく用いられる
もう一つのカルボキシル基含有重合体である(メタ)ア
クリル酸系重合体とは、アクリル酸またはメタクリル酸
を重合して得られる重合体であり、このほかにポリ(メ
タ)アクリル酸エステル類、ポリ(メタ)アクリロニト
リル、ポリ(メタ)アクリルアミドなどを加水分解して
得られたものも含まれる。また(メタ)アクリル酸系重
合体中に共重合可能なビニル化合物が少量共重合されて
いてもよい。
【0015】これらの(メタ)アクリル酸系重合体の分
子量は、電解質を含む水溶液中、30℃で測定した極限
粘度[η]が1.0〜10(dl/g)、好ましくは0.
5〜8(dl/g)に相当するものが望ましく使用され
る。
【0016】これらのカルボキシル基含有重合体のなか
でも、水溶液の粘度が低く、架橋剤との反応が高濃度で
可能であり、また得られた架橋体の耐久性に優れるとい
う点から、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体が最
も好ましい。
【0017】これらのカルボキシル基含有重合体は、塩
基性物質を反応させて水溶性の中和物とされる。この反
応は、例えばカルボキシル基含有重合体を塩基性物質の
水溶液に添加し、反応させることで行われる。
【0018】ここで使用される塩基性物質とは、アルカ
リ金属、アルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩、リン酸
塩またはアンモニアもしくはモノアミンであり、具体的
には水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウ
ム、水酸化マグネシウム、炭酸ナトリウム、リン酸三ナ
トリウム、アンモニア、メチルアミン、エチルアミンな
どである。
【0019】カルボキシル基含有重合体に対する塩基性
物質の反応割合は、得られる中和物が水溶性であること
を必要とするため、カルボキシル基含有重合体と塩基性
物質との反応生成物の中和度が0.2以上、好ましくは
0.4以上であることが望ましい。ここで中和度とは、
無水マレイン酸系共重合体の場合には、共重合体中の無
水マレイン酸基1モルに対して塩基性物質の2モル当量
が反応したときに中和度が1になり、(メタ)アクリル
酸系重合体の場合には、重合体中のカルボン酸1モルに
対して塩基性物質が1モル当量反応したときに中和度は
1となる。
【0020】本発明において架橋剤(B)として用いら
れる多価エポキシ化合物とは、分子中に2個以上のエポ
キシ基を有する水に可溶なまたは水に親和性のあるエポ
キシ化合物を意味し、その例としてはエチレングリコー
ルジグリシジルエーテル、ジエチレングリコールジグリ
シジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエ
ーテル、グリセリンジグリシジルエーテル、ポリエチレ
ングリコーンジグリシジルエーテルなどが揚げられる。
また多価アミン化合物とは、分子中に2個以上のアミノ
基を有する水溶性多価アミンを意味し、その例としては
エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレ
ンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチ
レンヘキサミン、直鎖状または分岐を有するポリエチレ
ンイミンなどが挙げられる。
【0021】上記架橋剤(B)はカルボキシル基含有重
合体の塩(A)に対して通常0.1〜10重量%、好ま
しくは0.5〜5重量%の割合で用いられる。この範囲
の量より少なすぎると、バインダー層の架橋が不充分と
なり、吸水膨潤状態でのゲル強度が極端にに弱くなって
バインダー層の一部が水に溶解する等の問題を生じる。
また、この範囲の量より大き過ぎるとバインダー層の架
橋が過大となり、吸水倍率が小さくなって目的とする遮
水性能が低下するので好ましくない。
【0022】次に本発明に用いられる高吸水性樹脂とし
ては、例えばデン粉−ポリアクリロニトリルグラフト重
合物の加水分解物、デン粉−アクリル酸共重合物、カル
ボキシルメチルセルロース架橋重合物、セルロース−ポ
リアクリロニトリル重合物の加分解物、ポリアクリル酸
ソーダ架橋物、メタクリル酸メチル−酢酸ビニル共重合
物の加水分解物、ポリビニルアルコール架橋重合物、ポ
リアクリロニトリル架橋体の加水分解物、ポリエチレン
オキサイド架橋重合物、ポリアクリルアミド架橋重合物
アクリルアミド−アクリル酸架橋共重合体、スルホアル
キル(メタ)アクリレート−アクリル酸架橋共重合体、
イソブチレン−無水マレイン酸共重合体中和物の架橋物
が挙げられる。これらのなかで好ましいものは、でん粉
−ポリアクリロニトリル重合体の加水分解物、ポリアク
リル酸ソーダ架橋物、メタクリル酸メチル−酢酸ビニル
共重合体加水分解物、ポリアクリルアミド架橋重合物、
アクリルアミド−アクリル酸架橋共重合体、スルホアル
キル(メタ)アクリレート−アクリル酸架橋共重合体、
イソブチレン−無水マレイン酸共重合体中和物の架橋物
であり、耐久性の面からイソブチレン−無水マレイン酸
共重合体中和物の架橋物が特に好ましい。
【0023】本発明に用いられる支持体とは、長繊維ま
たは短繊維の糸、紐、織物、編物、湿式不織布、乾式不
織布、スパンボンド不織布、紙等であり、該支持体に用
いる素材としては特に制限はないが、アクリル系合成繊
維、ナイロン系合成繊維、ポリエステル系合成繊維等が
好ましいものとして挙げられる。
【0024】本発明において前記高吸水性樹脂の吸水能
は、自重の50倍以上の蒸留水もしくは2倍以上の人工
海水を吸収できることが望ましく、それ未満の吸水能力
では水走り防止性は不充分となる。また遮水材中の高吸
水性樹脂の混合比率は、10〜80重量%であることが
好ましい。混合比率が10%未満では水走り防止性が不
足し、一方80%を超えると高吸水性樹脂を安定した形
で支持体に固定するとが困難である。本発明において用
いられる高吸水性樹脂粉末の粒径はテープ状の遮水材料
にあっては250μm 以下であることが望ましく、支持
体と複合されたときの厚みが300μm を超えると光フ
ァイバーが部分的に圧迫されてマイクロベンディングを
起こす恐れを生じる。また糸状もしくは紐状の遮水材料
にあっては粒径は特に限定されないが、500μm 以下
であるのが望ましい。さらには遮水性を向上させるため
には粒度分布があった方がよく、粒度分布は使用部位に
応じて適宜選択される。
【0025】吸水性樹脂の形状は繊維状、球状、塊状、
鱗片状のいずれであっても差し支えないが、遮水性を向
上させる観点からは球状もしくは鱗片状が好ましい。
【0026】本発明の遮水材料を光ファイバーケーブル
に適用するには、適当な支持体表面に、カルボキシル基
含有重合体に塩基性物質を反応させて得られた中和物
(A)と多価エポキシ化合物および多価アミン化合物か
らなる群より選ばれた1種または2種以上の架橋剤
(B)との混合水溶液を塗布後、接着性のあるうちに粉
末状の高吸水性樹脂を塗布面に散布して支持体に保持さ
せる方法や、この方法とは逆に支持体上に粉末状の高吸
水性樹脂を散布した後にその上から中和物(A)と架橋
剤(B)との混合水溶液をスプレーして支持体に保持さ
せる方法等により加工後、乾燥熱処理して本発明の遮水
材料が得られる。熱処理条件は、高吸水性樹脂の種類、
使用するカルボキシル基含有重合体の中和物(A)の種
類や架橋剤(B)の種類およびそれらの使用量により異
なるが、通常100〜200℃の温度条件下で1分〜2
時間程度の熱処置時間とするのが適当である。
【0027】熱処理が不足するとバインダー層の架橋が
不充分となり、バインダー層自体にも吸水による膨潤性
をもたせるという本発明の趣旨にそぐわなくなる。こう
して得られたバインダー層自体は、中和物(A)の種類
や架橋剤(B)の種類およびそれらの使用量によっても
異なるが、通常5〜500倍の吸水(蒸留水)性能を有
し、バインダー層に支持された高吸水性樹脂の吸水膨潤
能力を補強する形で本発明の遮水材料の遮水能力向上を
もたらす。
【0028】なお、本発明の遮水材料を製造するに際
し、中和物(A)と架橋剤(B)の他に多価アルコール
(C)を添加することにより、バインダー層ひいては遮
水材料の柔軟性および吸水速度を向上させることができ
る。
【0029】多価アルコール(C)の例として、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリ
コールのようなアルキレングリコール、グリセリン、ジ
グリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリンのよう
な(ポリ)グリセリン類、低分子量のポリエチレングリ
コール類等が挙げられる。なかでもカルボキシ基含有重
合体中和物(A)の架橋剤(B)による架橋物に対する
可塑効果および他の成分との相溶性の点でグリセリンが
最も好ましい。多価アルコール(C)の添加量は、カル
ボキシ基含有重合体の中和物(A)に対し10〜100
重量%の範囲にあることが好ましい。多価アルコール
(C)の添加量が10重量%より少ないと、可塑効果が
不充分で遮水材料の柔軟性および吸水速度が低下し、一
方添加量が100重量%より多いと、加えた多価アルコ
ールがブリードしやすくなったりして不都合を生じる。
多価アルコール(C)は可塑剤、保湿剤、水ぬれ性向上
剤として作用し、バインダー層ひいては遮水材料の柔軟
性および吸水速度が向上するので、多価アルコール
(C)を併用することで水走り防止性、被覆緩衝性によ
り優れ、かつケーブル接続作業時およびケーブル製造時
のケーブル加工性が向上した光ファイバーケーブル用遮
水材料が得られる。
【0030】また難燃性を付与するための水酸化アルミ
ニウムのような難燃性フィラーや、膨潤速度をコントロ
ールしたりするためにシリカや炭酸カルシウム、クレー
などのフィラーを混合してもよく、さらには酸化防止
剤、忌避剤などを適宜混合してもよい。
【0031】さらに光ファイバーケーブルに水防止材料
を巻く際に巻きやすくなる様にゴム系、アクリル系また
は酢酸ビニル系の各種エマルジョンを添加してもよい。
【0032】図1は、本発明の遮水材料を用いたスロッ
トタイプの光ファイバーケーブルの拡大断面図である。
この装置は最中心部に設けられるコアとしてのテンショ
ンメンバー8と、その周りにスロットを有するスペーサ
ー3と、スロット部分に設けられる光ファイバー心線テ
ープ1、スロット用遮水テープ7および遮水用防止糸1
0とスペーサー3の周りに設けられる押え巻き遮水テー
プ6と全体を被覆する外被層4とからなる。このような
構成において、外被層4にクラックが生じて光ファイバ
ーに水が浸入してくると、浸入してきた水によって、押
え巻き遮水テープ6、スロット用遮水テープ7および遮
水用防止糸10が瞬時に水を吸収して膨潤し、水の浸入
をわずかにとどめ、それ以上の水の浸入を長期間にわた
って防止する。
【0033】なお、ケーブルのスロットの寸法と心線の
本数にもよるが、押え巻き遮水テープの高吸水ポリマー
の付着量を増やすことにより、例えばスロット用遮水テ
ープと遮水用防止糸を省略しても充分な遮水性能を得る
ことができる。
【0034】本発明の遮水材料は光ファイバーケーブル
の水走り防止ばかりでなく、他の用途にも広く応用でき
る。
【0035】例えば衛生材料であるおむつ、ナプキン、
失禁パット、母乳パット。土木建築用の吸水シート、さ
らに詳しくは各種止水材、結露防止シート、遮水マット
さらには鮮度保持やドリップシート保冷材、蓄熱材にも
用いることができ、薄くコンパクトで吸水能力や遮水能
力の優れた製品を作る材料として広く使用できる。
【0036】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
【0037】実施例中の吸水倍率、腐敗テスト、水走り
防止性は下記の測定方法にしたがって行った。 (1)吸水倍率 蒸留水又は人工海水(八州薬品(株)社製 商品名アク
アマリン)に室温下30分間試料を浸漬した後、200
メッシュ・ナイロン布上で10分間水切り後の重量増加
倍率であらわす。 (2)腐敗テスト 図2に示す容器12にテストサンプル14を4g入れ、
下記に述べる土壌抽出液13を200cc入れて混合し、
30℃で日陰に保存し30日経過後に容器のコック11
を開いて空気の部分から2〜4ccの空気を抜き取り、ガ
スクロマトグラフで発生ガスを分析するとともに、肉眼
で溶液の色や状態を調べる。土壌抽出液の作製は以下の
ように行う。 (a)土壌や落ち葉などがある草の生えているところか
ら採取する。 (b)500gの土を200ccの純水に混ぜて撹拌す
る。 (c)12時間放置後上澄み液を濾過し、濾過液50cc
に純水150ccを加え土壌抽出液とする。 (d)土および土壌抽出液は試薬のバッチ毎に新しく採
取、抽出する。 (3)水走り防止性 1)空溝用糸または紐 内径5mmのガラス管に遮水材料を長さ100cm充填して
水平に置き、その先と垂直に立てた内径10mmのガラス
管とをゴム管でつなぎ、垂直に立てたガラス管に前記水
平ガラス管から1mのところまで水を満たし、24時間
後に水平ガラス管の遮水材料への水の浸入長さ(水走り
長さ)を測定する。水走り長さの短いものは、水走り防
止性が良好である。 2)押え巻きテープ 外径10mmで長さ1mのガラス管に押え巻きテープを重
ならずかつ隙間のないようにラセン状に巻きつけ、内径
12mm、外径15mmのガラス管中に挿入して水平に置
き、その先と垂直に立てた内径10mmのガラス管とをゴ
ム管でつなぎ、垂直に立てたガラス管に前記水平ガラス
管から1mのところまで水を満たし、24時間後に水平
ガラス管の遮水材料への水の浸入長さを測定する。水走
り長さの短いものは、水走り防止性が良好である。 3)スロット用細幅テープ 直径1.5cmのポリエチレン製の円柱状の棒に長さ方向
に沿って幅1.6mm、深さ1.2mmの溝(スロット)を
掘る。このスロット棒の溝にまず厚さ400μm 、幅
1.4mmの光ファイバー心線テープを入れた後、その上
にスロット用細幅テープを入れ、さらにその上に光ファ
イバー心線テープを入れる。その全体を水走り防止テス
トで水走り長さが50cm以下の押え巻きテープで覆い、
両端をオープンにして水平に置き、その先と垂直に立て
た内径10mmのガラス管とをゴム管でつなぎ、垂直に立
てたガラス管に前記水平棒から1mのところまで水を満
たし、24時間後に前記水平棒の遮水材料への水の浸入
長さを測定する。水走り長さの短いものは、水走り防止
性が良好である。 実施例1 イソブチレン−無水マレイン酸交互共重合体(極限粘度
1.0、DMF30℃(株)クラレ製イソバン−10)
100重量部、水酸化ナトリウム27重量部および水3
73重量部を混合して加熱溶解し、該共重合体のナトリ
ウム塩(中和度0.52)の水溶液を得た。次いで前記
水溶液500重量部に対し、架橋剤として平均重合度が
1000のポリエチレンイミン1重量部を添加し充分混
合した。なお、この混合物溶液から吸水性樹脂を作製し
たところ、得られた樹脂の吸水倍率は蒸留水で105
倍、人工海水で18倍であった。
【0038】上記混合物水溶液の固形分濃度を15重量
%に希釈したものをスパンライク加工糸LLW((株)
クラレ製商品名)に、溶液の付着量が30重量%/加工
糸になるよう塗布し、その上に微粉状のイソブチレン/
無水マレイン酸系高吸水性樹脂((株)クラレ製 商品
名「KIゲル201K−F2」吸水倍率200倍、20
0メッシュパス)20重量%/加工糸になるように散布
付着させ、風乾後105℃で2時間熱処理を行って遮水
糸を得た。こうして得られた遮水糸の水走り防止性を調
べたところ、水走り長さは人工海水で15cmと良好な結
果が得られた。また、この遮水糸を用いたケーブル接続
作業性は良好で、腐敗テストによる水素ガスの発生は認
められなかった。 比較例1 実施例1において、バインダーとしてワニスを用いる以
外は実施例1と同様にして遮水糸を作製し、水走り長さ
を測定したところ人工海水で76cmと不良であった。 実施例2 ポリエステル不織布70500/WSO(ユニチカ
(株)製、坪量50g/m2 )にKIゲル201K−F
2を40g/m2 均一に散布し、その上に実施例1で用
いたイソブチレン−無水マレイン酸共重合体のNa塩水
溶液とグリセリングリシジルエーテルの混合溶液の希釈
液を付着量(固形分換算)が20g/m2 になるように
均一にスプレーした後風乾し、さらに120℃で1時間
熱処理を行って吸水性シートを得た。こうして得られた
シートを縦方向に2.5cm幅にスリットし、遮水用の押
え巻きテープを作製した。
【0039】該遮水用押さえ巻きテープの水走り防止性
を調べたところ、水走り長さは人工海水で21cmと良好
な結果が得られた。またこの押さえ巻きテープの腐敗テ
ストによる水素ガスの発生は認められなかった。 実施例3 実施例1で用いたイソブチレン−無水マレイ酸共重合体
のNa塩とグリセリングリンシジルエーテルとの混合水
溶液を、厚さ40μm のポリエステルフィルムの片面に
塗布厚みが50μm になるようにコーティングし、さら
にその上にKIゲル201K−F2を20g/m2 均一
に散布後風乾した。上記フィルムの反対の面も同様に処
理して風乾後、120℃で1時間熱処理を行った。
【0040】こうして得られた両面コーティングされた
フィルムを幅1.3mmにスリットし、スロット用遮水テ
ープを得た。該スロット用遮水テープの水張り防止性
を、実施例2で作製した遮水用押え巻きテープを用いて
調べたところ、水走り長さは人工海水で22cmと良好な
結果が得られた。 比較例2 実施例3において、バインダーとしてクロロプレンゴム
系接着剤を用いる以外は実施例3と同様にしてスロット
用遮水テープを作製し、水走り防止性を調べたところ水
走り長さは人工海水で85cmと不良であった。 実施例4 ポリアクリル酸ナトリウム(和光純薬(株)製、中和度
1、重合度2700〜7500)の20%水溶液500
重量部にグリセリンジグリシジルエーテル1重量部を添
加し、充分混合した。なお、この混合物溶液から吸水性
樹脂を作製したところ、得られた樹脂の吸水倍率は蒸留
水で56倍、人工海水で12倍であった。ポリアクリル
酸系高吸水性樹脂(住友精化(株)製「OP−1」、吸
水倍率;590倍(純水)、27倍(人工海水)を用
い、またバインダーとして上記混合物溶液を用いる以外
は実施例2と同様にして遮水用の押え巻きテープを作製
した。該遮水用押え巻きテープの水走り防止性を調べた
ところ、水走り長さは人工海水で23cmと良好であっ
た。また、腐敗テストによる水素ガスの発生は認められ
なかった。 実施例5 イソブチレン−無水マレイン酸交互共重合体(極限粘度
1.8、DMF30℃、(株)クラレ製イソバン−1
8)100重量部、水酸化ナトリウム31重量部および
水2489重量部を混合して加熱溶解し、該共重合体の
ナトリウム塩(中和度0.6)の水溶液を得た。次いで
前記水溶液1000重量部に対し、グリセリン19.1
重量部、グリセリンジグリシジルエーテル0.38重量
部を添加し充分混合した。
【0041】ポリエステル不織布70500/WSO
(ユニチカ(株)製、秤量50g/m2 )に、上記混合
溶液を付着量が固形分換算で10g/m2 になるように
バーコータを用いて均一に塗布し、その上に実施例1で
用いたのと同じ高吸水性樹脂(KIゲル201K−F
2)を80g/m2 均一に散布し、さらにその上に秤量
15g/m2 の薄いポリエステル不織布を重ねた後、1
20℃で10分間熱プレスして本発明の吸水性シートを
得た。こうして得られたシートを縦方向に2.5cm幅に
スリットし、遮水用の押え巻きテープを作製した。
【0042】該遮水用押え巻きテープは、実施例2で得
られたテープよりも柔軟で加工性が良く、吸水速度も向
上したため水走り長さは、人工海水で13cmと非常に良
い結果が得られた。また、この押え巻きテープの腐敗テ
ストによる水素ガスの発生は認められなかった。 実施例6 ポリアクリル酸ナトリウム(和光純薬(株)製、中和度
1、重合度2700〜7500)の10%水溶液500
重量部にプロピレングリコール25重量部、プロピレン
グリコールジグリシジルエーテル1重量部を添加し、充
分混合した。
【0043】粉末状の高吸水性樹脂としてポリアクリル
酸系高吸水性樹脂(住友精化(株)製OP−1)を用
い、またバインダーとして上記混合物溶液を用いる以外
は、実施例5と同様にして遮水用の押え巻きテープを作
製した。
【0044】該遮水用押え巻きテープは、実施例4で得
られたテープより柔軟で加工性が良く、吸水速度も向上
しているため水走り長さは、人工海水で16cmと極めて
良い結果が得られた。また、この押え巻きテープの腐敗
テストによる水素ガスの発生は認められなかった。
【0045】
【発明の効果】本発明の遮水材料は、カルボキシル基含
有重合体に塩基性物質を反応させて得られる中和物
(A)と多価エポキシ化合物および多価アミン化合物か
らなる群より選ばれた1種または2種以上の架橋剤
(B)との架橋組成物からなるバインダーにより、高吸
水性樹脂を支持体に固定したものであるので、ケーブル
コネクト時に樹脂粉末が脱落することがない等作業性に
優れるとともに、ケーブルの水浸入時にも高吸水性樹脂
のみならず、バインダー層も瞬時に吸水遮断して、極め
て優れた水走り防止性を発揮する。
【0046】このように本発明の遮水材料は水走り防止
性、被覆緩衝性、非腐敗性ならびにケーブル接続作業時
およびケーブル製造時のケーブル成形性に優れたもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遮水材料を用いたスロットタイプの光
ファイバーケーブルの拡大断面図である。
【図2】腐敗テスト用装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 光ファイバー心線テープ 2 光ファイバー 3 スペーサー 4 外被層 5 アルミテープ 6 押さえ巻き遮水テープ 7 スロット用遮水テープ 8 テンションメンバー 9 ゼリー 10 遮水用防止糸 11 コック 12 ガラス製三角フラスコ 13 土壌抽出液 14 テストサンプル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5/17 KEV 7167−4J C08L 23/26 C08L 101:00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルボキシル基含有重合体に塩基性物質
    を反応させて得られる中和物(A)と、多価エポキシ化
    合物および多価アミン化合物からなる群より選ばれた1
    種または2種以上の架橋剤(B)との架橋組成物をバイ
    ンダーとして、粉末状の高吸水性樹脂を支持体に保持さ
    せたことを特徴とする遮水材料。
  2. 【請求項2】 架橋組成物がさらに多価アルコール
    (C)を含む請求項1記載の遮水材料。
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