JPH05173904A - バス形伝送路の障害検出装置および障害検出方法 - Google Patents

バス形伝送路の障害検出装置および障害検出方法

Info

Publication number
JPH05173904A
JPH05173904A JP3069492A JP6949291A JPH05173904A JP H05173904 A JPH05173904 A JP H05173904A JP 3069492 A JP3069492 A JP 3069492A JP 6949291 A JP6949291 A JP 6949291A JP H05173904 A JPH05173904 A JP H05173904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
transmission line
fault
data transmission
notification signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3069492A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazusumi Oohata
和澄 大畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP3069492A priority Critical patent/JPH05173904A/ja
Publication of JPH05173904A publication Critical patent/JPH05173904A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ伝送路上に複数の端末がそれぞれ分岐
器を介して接続されているバス形伝送路における障害発
生を自動的かつ短時間に検出することを目的とする。 【構成】 障害通知信号用ケーブル2がデータ伝送用ケ
ーブル1に併設され、障害通知信号用ケーブル2から障
害通知信号を入力する切替スイッチ7と障害発生検知回
路6とが端末Kに設けられ、自端末の障害発生検知回路
6による障害発生検知に応答して、各端末に対してあら
かじめ設定された切離し順序に従って自端末をデータ伝
送路から切離し、かつ終端処理を行なうリレー3が分岐
器Kに設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送路に沿って設けら
れた分岐器に端末がそれぞれ接続されて構成されたバス
形伝送路の障害検出装置および障害検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバス形伝送路(半2重)は、図4に
示すように、1本のデータ伝送用ケーブル(ツイストペ
アまたは同軸)1上に複数の分岐器Kが設けられ、各分
岐器Kに端末Tがそれぞれ接続され、かつケーブル1の
両端に終端抵抗Rが取付けられて構成されている。
【0003】ところで図4に示すような伝送路におい
て、ケーブル1または一部の端末Kに障害が発生した場
合、その障害が伝送路全体に影響を与え、全端末間にお
いて通信不能となる可能性があり、このような場合に
は、一般に下記のような手順で障害位置の検出を行なっ
ていた。すなわち、
【0004】(1) 分岐器Kおよび端末Tの数をそれぞれ
N個とするとき、図5に示す伝送路の末端の端末TN
伝送路から切離し、新たに末端となった端末TN-1 へ終
端抵抗Rを取付ける。
【0005】(2) 正常なデータ伝送が行なえるようにな
ったか否かを確認する。
【0006】(3) 依然として障害が存在する場合には、
端末TN-1 を伝送路から切離し、新たに末端となった端
末TN-2 へ終端抵抗Rを取付ける。
【0007】(4) 正常なデータ伝送が行なえるようにな
ったかを確認する。
【0008】以上の手順の反復により伝送路の障害検出
を行なっていた。なお、上述では伝送路の末端の端末か
ら順に切離しを行なっているが、伝送路上の中央の端末
から先に切離した方が効率が良い場合もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな伝送路の障害発生検出方法は、端末の切離しおよび
終端抵抗の接続が手作業となり、多くの人員を必要とす
るのみでなく、障害発生から回復までに長時間を要する
欠点があった。
【0010】上述の事情に鑑み、本発明は伝送路の障害
発生を自動的にかつ短時間に検出することができるバス
形伝送路の障害検出装置および障害検出方法を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、障害通知信号回線がデータ伝送路に併設され、上記
端末に、上記障害通知信号回線から障害通知信号を入力
する手段と、この入手した障害通知信号により障害発生
を検知する手段とが設けられ、上記分岐器に、自端末の
障害発生検知手段による障害発生検知に応答して、各端
末に対してあらかじめ設定された切離し順序に従って自
端末を上記データ伝送路から切離し、かつ終端処理を行
なう手段が設けられていることを特徴とするバス形伝送
路の障害検出装置が提供される。
【0012】請求項2の発明によれば、請求項1の構成
に加えて、上記端末に、上記データ伝送路における障害
発生を検知して上記障害通知信号回線に障害通知信号を
伝送する手段が設けられていることを特徴とする障害検
出装置が提供される。
【0013】請求項3の発明によれば、データ伝送路に
併設された障害通知信号回線にマスタ端末から障害通知
信号を送信し、各スレーブ端末は上記障害通知信号に応
答して、各端末に対してあらかじめ設定された切離し順
序に従って自己を上記データ伝送路から切離し、かつ終
端処理を行ない、上記マスタ端末は、上記スレーブ端末
が上記データ伝送路から1台ずつ切離される毎に残るす
べてのスレーブ端末と交信を行なって障害発生位置を特
定するようにしたことを特徴とするバス形伝送路の障害
検出方法が提供される。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
【0015】図1は本発明による障害検出装置を備えた
バス形伝送路を示し、データ伝送用ケーブル1上にN個
の分岐器Kが設けられ、各分岐器Kに端末T1、T2、…
N-3、TN-2、TN-1、TNがそれぞれ接続され、かつケ
ーブル1の両端に終端抵抗Rが取付けられている。この
場合、伝送路の一方の末端に接続されている端末T1
マスタ端末とし、残りのすべての端末T2〜Tn をスレ
ーブ端末とする。そして障害通知信号用ケーブル2がデ
ータ伝送用ケーブル1に併設されている。
【0016】図2は分岐器Kおよび端末Tの構成を示
し、分岐器Kには、リレー3およびリレー制御回路4が
設けられている。リレー3は1個の可動接点aと2個の
固定接点b、cを備えており、可動接点aには、自端末
よりもマスタ端末側のデータ伝送用ケーブル部分が接続
され、固定接点bには、自端末の通信データ入出力部
と、自端末よりも反マスタ端末側のデータ伝送用ケーブ
ル部分とが接続されている。また固定接点cには終端抵
抗Rが接続されている。そして通常は、図2に示すよう
に、リレー3の可動接点aが固定接点b側に接続されて
いる。
【0017】一方、端末Tには、マスタ端末用としての
障害通知信号発生回路5とスレーブ端末用としての障害
発生検知回路6と、切替スイッチ7とが設けられてい
る。切替スイッチ7は1個の可動接点aと2個の固定接
点b、cを備えており、可動接点aは障害通知信号用ケ
ーブル2に接続され、固定接点bは障害発生検知回路6
に接続され、固定接点cは障害通知信号発生回路5に接
続されている。そしてスレーブ端末においては切替スイ
ッチ7の可動接点aが固定接点b側に接続され、マスタ
端末においては可動接点aが固定接点c側に接続されて
いる。
【0018】上記障害通知信号用ケーブル2は、データ
伝送路上の通信に障害を生じた場合、各端末T2〜Tn
対して自己および自己よりも反マスタ端末側の端末をデ
ータ伝送路から切離すことを各端末T2〜Tnに通信する
ための信号線である。そして障害が発生してマスタ端末
1 の障害通知信号発生回路6から障害通知信号用ケー
ブル2に障害通知信号が伝送されたことを各端末T2
nが障害発生検知回路6により認識した後、自己およ
び自己よりも反マスタ端末側の端末をデータ伝送路から
切離してそこで終端処理を行なうことを可能とするため
に、各分岐器Kにリレー3およびその制御回路4が設け
られている。
【0019】次に図3のタイミングチャートに基づいて
本実施の動作について説明する。なお、下記の動作はデ
ータ伝送路の末端の端末TNから順次切離す場合であ
る。
【0020】(1) 前述したように、図1の左端の端末T
1 をマスタ端末とし、残りのすべての端末T2〜TNをス
レーブ端末とする。
【0021】(2) 通常の状態では、マスタ端末T1の障
害通知信号発生回路5から、「1」、「0」を所定の周期S1
をもって繰り返す信号が障害通知信号用ケーブル2に送
信されている。
【0022】(3) 障害が発生し、マスタ端末T1がデー
タ伝送路上の通信不能(または送受信成功率低下)と判定
すると、障害通知信号データを「1」または「0」に固定する
(図3では「1」に固定した場合である)。
【0023】各スレーブ端末は、障害通知信号が固定さ
れたことを認識すると、分岐器Kに設けられているリレ
ー3をONにしてその可動接点aを固定接点c側に切替
えて、自己および自己よりも反マスタ端末側にある端末
をデータ伝送用ケーブル1から切離し、その分岐器で終
端抵抗Rをケーブル1に接続して終端処理を行なう。但
し、障害通知信号が固定された時点から切離しまでの時
間は各端末によって異なり、マスタ端末T1からもっと
も遠い端末からマスタ端末T1側に向って順次TN、T
N-1、TN-2、TN-3、…と所定遅延時間S2毎に1台ず
つ切離されるように予め設定されている。
【0024】(5) マスタ端末T1 は端末が1台切離され
るごとに、残るすべての端末と交信し、正常な通信が可
能となったか否かを確認する。
【0025】(6) マスタ端末T1 が正常な通信が行なえ
ると判断すると、再び障害通知信号を「1」、「0」の繰り返
しとし、残るスレーブ端末の自己切離し動作を中止させ
る。
【0026】以上の動作により、マスタ端末T1 は、障
害が発生した位置を特定することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、自動的に障害検出位置
を自動的に検出することができるため、従来のような人
員を要する作業が皆無になる。また障害発生位置を短時
間で検出できるため、システムの信頼性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による障害検出装置を備えたバス形伝送
路を示す図である。
【図2】本発明による障害検出装置の実施例を示す図で
ある。
【図3】本発明による障害検出装置の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図4】従来のバス形伝送路を示す図である。
【図5】従来のバス形伝送路の障害検出方法を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 データ伝送用ケーブル 2 障害通知信号用ケーブル 3 リレー 4 リレー制御回路 5 障害通知信号発生回路 6 障害発生検知回路 7 切替スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ伝送路上に複数の端末がそれぞれ
    分岐器を介して接続されているバス形伝送路の障害検出
    装置であって、 障害通知信号回線が上記データ伝送路に併設され、 上記端末に、上記障害通知信号回線から障害通知信号を
    入力する手段と、この入手した障害通知信号により障害
    発生を検知する手段とが設けられ、 上記分岐器に、自端末の障害発生検知手段による障害発
    生検知に応答して、各端末に対してあらかじめ設定され
    た切離し順序に従って自端末を上記データ伝送路から切
    離し、かつ終端処理を行なう手段が設けられていること
    を特徴とするバス形伝送路の障害検出装置。
  2. 【請求項2】 上記端末に、上記データ伝送路における
    障害発生を検知して上記障害通知信号回線に障害通知信
    号を伝送する手段が設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の障害検出装置。
  3. 【請求項3】 データ伝送路上に複数の端末がそれぞれ
    分岐器を介して接続されているバス形伝送路の障害検出
    方法であって、 上記データ伝送路に併設された障害通知信号回線にマス
    タ端末から障害通知信号を送信し、各スレーブ端末は上
    記障害通知信号に応答して、各端末に対してあらかじめ
    設定された切離し順序に従って自己を上記データ伝送路
    から切離し、かつ終端処理を行ない、上記マスタ端末
    は、上記スレーブ端末が上記データ伝送路から1台ずつ
    切離される毎に残るすべてのスレーブ端末と交信を行な
    って障害発生位置を特定するようにしたことを特徴とす
    るバス形伝送路の障害検出方法。
JP3069492A 1991-03-11 1991-03-11 バス形伝送路の障害検出装置および障害検出方法 Pending JPH05173904A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3069492A JPH05173904A (ja) 1991-03-11 1991-03-11 バス形伝送路の障害検出装置および障害検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3069492A JPH05173904A (ja) 1991-03-11 1991-03-11 バス形伝送路の障害検出装置および障害検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05173904A true JPH05173904A (ja) 1993-07-13

Family

ID=13404263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3069492A Pending JPH05173904A (ja) 1991-03-11 1991-03-11 バス形伝送路の障害検出装置および障害検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05173904A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1321001C (en) Transmission line switching system
JPH05173904A (ja) バス形伝送路の障害検出装置および障害検出方法
EP0231907A2 (en) Transmission control apparatus for duplex loop type transmission system
JP3883285B2 (ja) トンネル防災システム
JPH0191547A (ja) 共通バスシステム
JPH07101475B2 (ja) 防災システム
JPH02122730A (ja) 信号ライン終端方式
JP3033103B2 (ja) 交換処理方式
JP3023852B2 (ja) 回線診断制御方式
JPS6124345A (ja) 信号出力ゲ−ト制御方式
JPH1127184A (ja) データ伝送装置
JPS61156350A (ja) 共通バス障害診断・救済方式
JPH09181794A (ja) 回線切替器
JP2540937B2 (ja) 保守試験方式
JPH02308352A (ja) 端末接続確認方式
JPS6189755A (ja) デ−タ処理端末装置
JPS6384229A (ja) 集線装置障害支線探索方式
JPS6256050A (ja) デ−タ回線終端装置
JPH0817398B2 (ja) データ伝送システムにおける異常検出方法
JPH0795217A (ja) 伝送路障害発生箇所検知方式
JPS60106233A (ja) 伝送路切替装置
JPS5821994A (ja) 遠隔制御システムの異常監視方式
JPH0640640B2 (ja) 多重伝送系の自動切替装置
JPH02233027A (ja) 2重化伝送路切替方式
JPH04247725A (ja) ディジタル回線自動切替装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees