JPH05172399A - ガス湯沸器 - Google Patents
ガス湯沸器Info
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- JPH05172399A JPH05172399A JP3340701A JP34070191A JPH05172399A JP H05172399 A JPH05172399 A JP H05172399A JP 3340701 A JP3340701 A JP 3340701A JP 34070191 A JP34070191 A JP 34070191A JP H05172399 A JPH05172399 A JP H05172399A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24H—FLUID HEATERS, e.g. WATER OR AIR HEATERS, HAVING HEAT-GENERATING MEANS, e.g. HEAT PUMPS, IN GENERAL
- F24H9/00—Details
- F24H9/20—Arrangement or mounting of control or safety devices
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータ駆動式の止水弁を採用した電池式のガ
ス湯沸器において、給湯中に電池の起電力が低下して
も、操作スイッチを操作すれば、確実に電磁弁が閉弁し
てガスバーナを消火できる様にすることにある。 【構成】 給湯中に操作スイッチ７が給湯の停止を指示
する場合、燃焼制御器８は、水流スイッチ５による水流
検知の如何に関わらず電磁安全弁４１への通電を停止す
る。
ス湯沸器において、給湯中に電池の起電力が低下して
も、操作スイッチを操作すれば、確実に電磁弁が閉弁し
てガスバーナを消火できる様にすることにある。 【構成】 給湯中に操作スイッチ７が給湯の停止を指示
する場合、燃焼制御器８は、水流スイッチ５による水流
検知の如何に関わらず電磁安全弁４１への通電を停止す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、モータ駆動式の止水弁
を採用した電池式のガス湯沸器に関する。
を採用した電池式のガス湯沸器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、給水管、熱交換器および出湯
管を連設してなる熱交水路と、この熱交水路内に配設さ
れるモータ駆動式の止水弁と、熱交水路内を水が流れる
と接点がオンになる水流スイッチと、熱交換器を加熱す
るガスバーナと、電磁弁を配設し、ガスバーナへ燃料ガ
スを供給するガス管路と、給湯の開始や停止の指示を行
う操作スイッチと、該操作スイッチの指示に基づいてモ
ータや電磁弁へ通電する燃焼制御器と、電池とを備える
ガス湯沸器が知られている。このガス湯沸器では、操作
スイッチが給湯の開始を指示するとモータが作動して止
水弁を開弁状態にするので熱交水路内を水が流れて水流
スイッチがオンし、燃焼制御器は電磁弁を開弁するとと
もにガスバーナを燃焼させるので、出湯管から湯が吐出
する。また、操作スイッチが給湯の停止を指示するとモ
ータが作動して止水弁を閉弁状態にするので熱交水路内
を水が流れなくなり水流スイッチがオフし、燃焼制御器
は電磁弁を閉弁するとともにガスバーナを消火させるの
で、湯が止まる。
管を連設してなる熱交水路と、この熱交水路内に配設さ
れるモータ駆動式の止水弁と、熱交水路内を水が流れる
と接点がオンになる水流スイッチと、熱交換器を加熱す
るガスバーナと、電磁弁を配設し、ガスバーナへ燃料ガ
スを供給するガス管路と、給湯の開始や停止の指示を行
う操作スイッチと、該操作スイッチの指示に基づいてモ
ータや電磁弁へ通電する燃焼制御器と、電池とを備える
ガス湯沸器が知られている。このガス湯沸器では、操作
スイッチが給湯の開始を指示するとモータが作動して止
水弁を開弁状態にするので熱交水路内を水が流れて水流
スイッチがオンし、燃焼制御器は電磁弁を開弁するとと
もにガスバーナを燃焼させるので、出湯管から湯が吐出
する。また、操作スイッチが給湯の停止を指示するとモ
ータが作動して止水弁を閉弁状態にするので熱交水路内
を水が流れなくなり水流スイッチがオフし、燃焼制御器
は電磁弁を閉弁するとともにガスバーナを消火させるの
で、湯が止まる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のガス湯
沸器では、給湯中にモータが作動不能な電圧（例えば
１．９Ｖ未満）に電池の起電力が低下すると、操作スイ
ッチが給湯の停止を指示してもモータが作動不能とな
り、止水弁は開弁状態を維持し、水流スイッチもオン状
態を維持し、電磁弁が開弁状態を維持するので燃焼は継
続され湯の吐出が続くという不具合が発生する。本発明
の目的は、モータ駆動式の止水弁を採用した電池式のガ
ス湯沸器において、給湯中に電池の起電力が低下して
も、操作スイッチを操作すれば、確実に電磁弁が閉弁し
てガスバーナを消火できるようにすることにある。
沸器では、給湯中にモータが作動不能な電圧（例えば
１．９Ｖ未満）に電池の起電力が低下すると、操作スイ
ッチが給湯の停止を指示してもモータが作動不能とな
り、止水弁は開弁状態を維持し、水流スイッチもオン状
態を維持し、電磁弁が開弁状態を維持するので燃焼は継
続され湯の吐出が続くという不具合が発生する。本発明
の目的は、モータ駆動式の止水弁を採用した電池式のガ
ス湯沸器において、給湯中に電池の起電力が低下して
も、操作スイッチを操作すれば、確実に電磁弁が閉弁し
てガスバーナを消火できるようにすることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、給水管、熱交換器および出湯管を連設し
てなる熱交水路と、該熱交水路内に配設され、モータの
作動により開閉する止水弁と、前記熱交換器を通過する
水流を検知する水流スイッチと、前記熱交換器を加熱す
るガスバーナと、該ガスバーナへ燃料ガスを供給するガ
ス管路と、該ガス管路中に配設され、通電により開弁す
る電磁弁と、給湯の開始や停止の指示を行う操作スイッ
チと、該操作スイッチの指示に基づいて、前記モータや
前記電磁弁への通電を制御する燃焼制御器と、前記モー
タ、電磁弁および燃焼制御器の作動用電力を蓄えた電池
とを備えるガス湯沸器において、前記操作スイッチが給
湯の開始を指示する場合、前記燃焼制御器は、前記水流
スイッチによる水流検知に基づいて前記電磁弁へ通電
し、給湯中に、前記操作スイッチが給湯の停止を指示す
る場合、前記燃焼制御器は、前記水流スイッチによる水
流検知の如何に関わらず前記電磁弁への通電を停止する
構成を採用した。
め、本発明は、給水管、熱交換器および出湯管を連設し
てなる熱交水路と、該熱交水路内に配設され、モータの
作動により開閉する止水弁と、前記熱交換器を通過する
水流を検知する水流スイッチと、前記熱交換器を加熱す
るガスバーナと、該ガスバーナへ燃料ガスを供給するガ
ス管路と、該ガス管路中に配設され、通電により開弁す
る電磁弁と、給湯の開始や停止の指示を行う操作スイッ
チと、該操作スイッチの指示に基づいて、前記モータや
前記電磁弁への通電を制御する燃焼制御器と、前記モー
タ、電磁弁および燃焼制御器の作動用電力を蓄えた電池
とを備えるガス湯沸器において、前記操作スイッチが給
湯の開始を指示する場合、前記燃焼制御器は、前記水流
スイッチによる水流検知に基づいて前記電磁弁へ通電
し、給湯中に、前記操作スイッチが給湯の停止を指示す
る場合、前記燃焼制御器は、前記水流スイッチによる水
流検知の如何に関わらず前記電磁弁への通電を停止する
構成を採用した。
【０００５】
（給湯開始時の作動；電池の電圧正常）使用者が操作ス
イッチを操作して、操作スイッチが給湯の開始を指示す
ると、燃焼制御器は、モータに通電し、止水弁が開弁す
る。熱交水路に水が流れ、水流スイッチは熱交水路を流
れる水を検知し、燃焼制御器は、水流スイッチの水流検
知に基づいて電磁弁に通電し、ガスバーナに燃焼を指示
する。ガスバーナは、燃焼を開始して熱交換器を加熱す
る。水が熱交換器を通過すると湯になり出湯管から吐出
する。 （給湯停止時の作動；電池の電圧正常）給湯中に、使用
者が操作スイッチを操作して、給湯停止を指示すると、
燃焼制御器は、電磁弁への通電を停止するのでガスバー
ナへのガス供給が断たれ、ガスバーナは消火する。ま
た、燃焼制御器は、モータに通電するので止水弁が閉弁
し、湯の吐出が止まる。 （給湯中に、モータが作動不能な電圧に電池の起電力が
低下した場合）給湯中に、使用者が操作スイッチを操作
して、給湯停止を指示すると、燃焼制御器は、電磁弁へ
の通電を停止するのでガスバーナへのガス供給が断た
れ、ガスバーナは消火する。ただし、モータは作動しな
いので止水弁は開弁状態を維持し、出湯管から水が吐出
する。
イッチを操作して、操作スイッチが給湯の開始を指示す
ると、燃焼制御器は、モータに通電し、止水弁が開弁す
る。熱交水路に水が流れ、水流スイッチは熱交水路を流
れる水を検知し、燃焼制御器は、水流スイッチの水流検
知に基づいて電磁弁に通電し、ガスバーナに燃焼を指示
する。ガスバーナは、燃焼を開始して熱交換器を加熱す
る。水が熱交換器を通過すると湯になり出湯管から吐出
する。 （給湯停止時の作動；電池の電圧正常）給湯中に、使用
者が操作スイッチを操作して、給湯停止を指示すると、
燃焼制御器は、電磁弁への通電を停止するのでガスバー
ナへのガス供給が断たれ、ガスバーナは消火する。ま
た、燃焼制御器は、モータに通電するので止水弁が閉弁
し、湯の吐出が止まる。 （給湯中に、モータが作動不能な電圧に電池の起電力が
低下した場合）給湯中に、使用者が操作スイッチを操作
して、給湯停止を指示すると、燃焼制御器は、電磁弁へ
の通電を停止するのでガスバーナへのガス供給が断た
れ、ガスバーナは消火する。ただし、モータは作動しな
いので止水弁は開弁状態を維持し、出湯管から水が吐出
する。
【０００６】
【発明の効果】給湯中に、モータが作動不能な電圧に電
池の起電力が低下しても、ガスバーナの燃焼を確実に停
止できるので安全である。
池の起電力が低下しても、ガスバーナの燃焼を確実に停
止できるので安全である。
【０００７】
【実施例】本発明の一実施例を図１〜図６に基づいて説
明する。図２等に示すように、ガス湯沸器Ａは、給水管
１１、熱交換器１２および出湯管１３を連設してなる熱
交水路１と、モータ２１の作動により開閉する止水弁２
と、熱交換器１２を加熱するガスバーナ３と、ガスバー
ナ３へ燃料ガスｇを供給するガス管路４と、熱交水路１
内に水が流れると接点が閉成する水流スイッチ５と、ガ
ス管路４内に配設される電磁安全弁４１と、電池６と、
操作スイッチ７と、電磁安全弁４１やモータ２１等へ通
電を行う燃焼制御器８とを備える。なお、図１に示す９
は電池電圧確認用ＬＥＤであり、スパーク中に電池６の
電圧が２．１Ｖ以上ある場合に点灯するとともに、給湯
を停止する際、閉弁信号ｈが送出されて所定時間が経過
しても、位置スイッチ２５が再び開成しない（止水弁２
の閉弁を検知しない）場合、点滅して電池６の交換を報
知する。
明する。図２等に示すように、ガス湯沸器Ａは、給水管
１１、熱交換器１２および出湯管１３を連設してなる熱
交水路１と、モータ２１の作動により開閉する止水弁２
と、熱交換器１２を加熱するガスバーナ３と、ガスバー
ナ３へ燃料ガスｇを供給するガス管路４と、熱交水路１
内に水が流れると接点が閉成する水流スイッチ５と、ガ
ス管路４内に配設される電磁安全弁４１と、電池６と、
操作スイッチ７と、電磁安全弁４１やモータ２１等へ通
電を行う燃焼制御器８とを備える。なお、図１に示す９
は電池電圧確認用ＬＥＤであり、スパーク中に電池６の
電圧が２．１Ｖ以上ある場合に点灯するとともに、給湯
を停止する際、閉弁信号ｈが送出されて所定時間が経過
しても、位置スイッチ２５が再び開成しない（止水弁２
の閉弁を検知しない）場合、点滅して電池６の交換を報
知する。
【０００８】給水管１１は、最上流に止水弁２を配設
し、その下流に水圧応動部材としても働く水ガバナ弁１
４を配設し、水ガバナ弁１４の下流に水量調節弁１１２
を配設している。出湯管１３は、金属製のフレキシブル
管に樹脂管を被覆して構成され、先端にシャワーヘッド
１３１を嵌着している。このシャワーヘッド１３１には
水流切り替え器１３２が組み付けられ、シャワーまたは
ストレート状の水流１３３が選択できるようになってい
る。
し、その下流に水圧応動部材としても働く水ガバナ弁１
４を配設し、水ガバナ弁１４の下流に水量調節弁１１２
を配設している。出湯管１３は、金属製のフレキシブル
管に樹脂管を被覆して構成され、先端にシャワーヘッド
１３１を嵌着している。このシャワーヘッド１３１には
水流切り替え器１３２が組み付けられ、シャワーまたは
ストレート状の水流１３３が選択できるようになってい
る。
【０００９】止水弁２は、図３に示すように、スピンド
ル２２が押圧されるとパイロット弁２３が作動して開弁
する弁である。モータ２１が回転駆動するカム２４に
は、切り欠き２４１、２４２が形成され、薄肉部２４３
（切り欠き２４２側）、厚肉部２４４（切り欠き２４１
側）を有し、厚肉部２４４がスピンドル２２を押圧する
断面円形のカム２４を駆動軸に固着している。また、２
５は位置スイッチであり、モータ２１の回転によりバネ
状の可動片２５１がカム２４の切り欠き２４１、２４２
に嵌まると電気接点が開成する。
ル２２が押圧されるとパイロット弁２３が作動して開弁
する弁である。モータ２１が回転駆動するカム２４に
は、切り欠き２４１、２４２が形成され、薄肉部２４３
（切り欠き２４２側）、厚肉部２４４（切り欠き２４１
側）を有し、厚肉部２４４がスピンドル２２を押圧する
断面円形のカム２４を駆動軸に固着している。また、２
５は位置スイッチであり、モータ２１の回転によりバネ
状の可動片２５１がカム２４の切り欠き２４１、２４２
に嵌まると電気接点が開成する。
【００１０】ガス管路４は、上流側より、電磁安全弁４
１、水ガバナ弁１４に連結された水圧応動弁４２、ガス
ガバナ弁４３およびガス量調節弁４４を配設している。
なお、ガス量調節弁４４は、水量調節弁１１２とともに
湯温設定レバーＬに連結され、湯温設定レバーＬのスラ
イド量に対応したガス量、水量がガスバーナ３、熱交換
器１２にそれぞれ供給される。なお、図１において、湯
温設定レバーＬを左端にした場合は、湯水切り替えスイ
ッチＳが開成状態となってガスバーナ３は点火されず、
シャワーヘッド１３１から水が吐出する。
１、水ガバナ弁１４に連結された水圧応動弁４２、ガス
ガバナ弁４３およびガス量調節弁４４を配設している。
なお、ガス量調節弁４４は、水量調節弁１１２とともに
湯温設定レバーＬに連結され、湯温設定レバーＬのスラ
イド量に対応したガス量、水量がガスバーナ３、熱交換
器１２にそれぞれ供給される。なお、図１において、湯
温設定レバーＬを左端にした場合は、湯水切り替えスイ
ッチＳが開成状態となってガスバーナ３は点火されず、
シャワーヘッド１３１から水が吐出する。
【００１１】水流スイッチ５は、水ガバナ弁１４および
水圧応動弁４２に連結され、水ガバナ弁１４が熱交水路
１内の流水を検知すると電気接点が導通する。
水圧応動弁４２に連結され、水ガバナ弁１４が熱交水路
１内の流水を検知すると電気接点が導通する。
【００１２】電池６は、本実施例では、単一形１．５Ｖ
のマンガン乾電池を２個直列に繋いだものであり、正常
時には３Ｖの起電力を出す。
のマンガン乾電池を２個直列に繋いだものであり、正常
時には３Ｖの起電力を出す。
【００１３】操作スイッチ７は、軽い押圧操作により接
点が導通する常開形の押しボタンスッチである。
点が導通する常開形の押しボタンスッチである。
【００１４】図５に示す燃焼制御器８は、Ｆ／Ｆ等で構
成した止水弁駆動回路８１と、ＣＲ、トランジスタ等で
構成した閉弁制御回路８２と、後述する安全信号が維持
されている間、電磁安全弁４１を開弁保持するととも
に、閉弁信号ｈが入力されると安全信号が維持されてい
ても直ちに電磁安全弁４１を閉弁させる電磁安全弁駆動
回路８３と、熱電対８４１およびフレームロッド８４２
によりガスバーナ３の燃焼を監視し、正常燃焼が維持さ
れている間、電磁安全弁駆動回路８３に安全信号を送出
する燃焼検出回路８４と、水流スイッチ５と湯水切り替
えスイッチＳとが共に閉成状態になると作動し、所定時
間の間、スパーカ８５１に通電してガスバーナ３を点火
する点火制御回路８５とを備える。止水弁駆動回路８１
には、操作スイッチ７および位置スイッチ２５の各抵抗
側端子から送出される各電気信号が入力され、これら電
気信号に基づいてモータ２１に通電（ただしモータ２１
の駆動には電池電圧が１．９Ｖ以上必要）する。
成した止水弁駆動回路８１と、ＣＲ、トランジスタ等で
構成した閉弁制御回路８２と、後述する安全信号が維持
されている間、電磁安全弁４１を開弁保持するととも
に、閉弁信号ｈが入力されると安全信号が維持されてい
ても直ちに電磁安全弁４１を閉弁させる電磁安全弁駆動
回路８３と、熱電対８４１およびフレームロッド８４２
によりガスバーナ３の燃焼を監視し、正常燃焼が維持さ
れている間、電磁安全弁駆動回路８３に安全信号を送出
する燃焼検出回路８４と、水流スイッチ５と湯水切り替
えスイッチＳとが共に閉成状態になると作動し、所定時
間の間、スパーカ８５１に通電してガスバーナ３を点火
する点火制御回路８５とを備える。止水弁駆動回路８１
には、操作スイッチ７および位置スイッチ２５の各抵抗
側端子から送出される各電気信号が入力され、これら電
気信号に基づいてモータ２１に通電（ただしモータ２１
の駆動には電池電圧が１．９Ｖ以上必要）する。
【００１５】以下、ガス湯沸器Ａの作動（電池電圧が正
常時）を、図４のフローチャートとともに述べる。軽い
押圧操作を操作スイッチ７に施し｛ステップｓ１でＹＥ
Ｓ｝、操作スイッチ７の接点を閉成させると、止水弁駆
動回路８１の入力端子８１ａにＨｉ信号が入力され、モ
ータ２１は駆動する｛ステップｓ２｝。なお、この時、
モータ２１を駆動させても水流スイッチ５が遅れて閉成
するので、止水弁駆動回路８１が駆動信号ｄを送出して
も閉弁制御回路８２は、作動することがなく、電磁安全
弁駆動回路８３に閉弁信号ｈを送出しない。モータ２１
の駆動に伴ってカム２４が回転し、カム２４の切り欠き
２４１が位置スイッチ２５の可動片２５１の押圧を解く
と、位置スイッチ２５の接点が開成され｛ステップｓ３
でＹＥＳ｝、止水弁駆動回路８１の入力端子８１ｂにＬ
ｏ信号が入力されモータ２１は停止する｛ステップｓ
４｝。この状態ではスピンドル２２がカム２４に押圧さ
れ、止水弁２は開弁状態となり、水がシャワーヘッド１
３１から吐出する。水流スイッチ５が水流により閉成し
｛ステップｓ５でＹＥＳ｝、湯水切り替えスイッチＳが
閉成状態であると、電磁安全弁駆動回路８３、燃焼検出
回路８４および点火制御回路８５に電池６の起電力が加
わり、スパーカ８５１が所定時間作動するとともに｛ス
テップｓ６｝、電磁安全弁４１が通電により開弁して燃
焼が開始され｛ステップｓ７｝、出湯管１３から湯が吐
出する。また、給湯中に軽い押圧操作を操作スイッチ７
に施し｛ステップｓ８でＹＥＳ｝、操作スイッチ７の接
点を閉成させると、止水弁駆動回路８１の入力端子８１
ａにＨｉ信号が入力される。この時、水流スイッチ５お
よび水切り替えスイッチＳが閉成状態にあるので、閉弁
制御回路８２は、止水弁駆動回路８１が送出する駆動信
号ｄを受けて閉弁信号ｈを送出する（図６参照）。電磁
安全弁駆動回路８３は、閉弁信号ｈが入力されると水流
スイッチ５の接点が開成状態になるのを待たずに直ちに
電磁安全弁４１への通電を停止して｛ステップｓ９｝閉
弁し、ガスバーナ３へのガス供給を断ち、ガスバーナ３
は消火する。同時に、止水弁駆動回路８１は、モータ２
１に通電する｛ステップｓ１０｝。モータ２１の駆動に
伴い、カム２４が回転し、カム２４の切り欠き２４２が
位置スイッチ２５の可動片２５１の押圧を解くと、位置
スイッチ２５の接点が開成され｛ステップｓ１１でＹＥ
Ｓ｝、止水弁駆動回路８１の入力端子８１ｂにＬｏ信号
が入力され、モータ２１は停止する｛ステップｓ１
２｝。
常時）を、図４のフローチャートとともに述べる。軽い
押圧操作を操作スイッチ７に施し｛ステップｓ１でＹＥ
Ｓ｝、操作スイッチ７の接点を閉成させると、止水弁駆
動回路８１の入力端子８１ａにＨｉ信号が入力され、モ
ータ２１は駆動する｛ステップｓ２｝。なお、この時、
モータ２１を駆動させても水流スイッチ５が遅れて閉成
するので、止水弁駆動回路８１が駆動信号ｄを送出して
も閉弁制御回路８２は、作動することがなく、電磁安全
弁駆動回路８３に閉弁信号ｈを送出しない。モータ２１
の駆動に伴ってカム２４が回転し、カム２４の切り欠き
２４１が位置スイッチ２５の可動片２５１の押圧を解く
と、位置スイッチ２５の接点が開成され｛ステップｓ３
でＹＥＳ｝、止水弁駆動回路８１の入力端子８１ｂにＬ
ｏ信号が入力されモータ２１は停止する｛ステップｓ
４｝。この状態ではスピンドル２２がカム２４に押圧さ
れ、止水弁２は開弁状態となり、水がシャワーヘッド１
３１から吐出する。水流スイッチ５が水流により閉成し
｛ステップｓ５でＹＥＳ｝、湯水切り替えスイッチＳが
閉成状態であると、電磁安全弁駆動回路８３、燃焼検出
回路８４および点火制御回路８５に電池６の起電力が加
わり、スパーカ８５１が所定時間作動するとともに｛ス
テップｓ６｝、電磁安全弁４１が通電により開弁して燃
焼が開始され｛ステップｓ７｝、出湯管１３から湯が吐
出する。また、給湯中に軽い押圧操作を操作スイッチ７
に施し｛ステップｓ８でＹＥＳ｝、操作スイッチ７の接
点を閉成させると、止水弁駆動回路８１の入力端子８１
ａにＨｉ信号が入力される。この時、水流スイッチ５お
よび水切り替えスイッチＳが閉成状態にあるので、閉弁
制御回路８２は、止水弁駆動回路８１が送出する駆動信
号ｄを受けて閉弁信号ｈを送出する（図６参照）。電磁
安全弁駆動回路８３は、閉弁信号ｈが入力されると水流
スイッチ５の接点が開成状態になるのを待たずに直ちに
電磁安全弁４１への通電を停止して｛ステップｓ９｝閉
弁し、ガスバーナ３へのガス供給を断ち、ガスバーナ３
は消火する。同時に、止水弁駆動回路８１は、モータ２
１に通電する｛ステップｓ１０｝。モータ２１の駆動に
伴い、カム２４が回転し、カム２４の切り欠き２４２が
位置スイッチ２５の可動片２５１の押圧を解くと、位置
スイッチ２５の接点が開成され｛ステップｓ１１でＹＥ
Ｓ｝、止水弁駆動回路８１の入力端子８１ｂにＬｏ信号
が入力され、モータ２１は停止する｛ステップｓ１
２｝。
【００１６】つぎに、長期間の使用により、電池６が寿
命直前となった各場合の作動について述べる。給湯中、
電池６の起電力が１．９Ｖ未満に低下すると、操作スイ
ッチ７を押圧操作してもモータ２１が作動しなくなり、
止水弁２は開弁状態を保持する。しかし、止水弁駆動回
路８１は駆動信号ｄを送出し、閉弁制御回路８２は駆動
信号ｄを受けて閉弁信号ｈをタイマで設定された所定時
間（短時間）だけ送出する。そして、電磁安全弁駆動回
路８３は、閉弁信号ｈを受けると直ちに電磁安全弁４１
への通電を停止するので、ガスバーナ３へのガス供給は
断たれ、ガスバーナ３は消火する。
命直前となった各場合の作動について述べる。給湯中、
電池６の起電力が１．９Ｖ未満に低下すると、操作スイ
ッチ７を押圧操作してもモータ２１が作動しなくなり、
止水弁２は開弁状態を保持する。しかし、止水弁駆動回
路８１は駆動信号ｄを送出し、閉弁制御回路８２は駆動
信号ｄを受けて閉弁信号ｈをタイマで設定された所定時
間（短時間）だけ送出する。そして、電磁安全弁駆動回
路８３は、閉弁信号ｈを受けると直ちに電磁安全弁４１
への通電を停止するので、ガスバーナ３へのガス供給は
断たれ、ガスバーナ３は消火する。
【００１７】以下、本実施例のガス湯沸器Ａの利点を述
べる。 （ア）ガス湯沸器Ａの使用状態（湯の吐出中）におい
て、電池６の起電力がモータ２１が作動不能になる電圧
に低下しても、操作スイッチ７を押圧操作すると電磁安
全弁４１が閉弁し、ガスバーナ３が燃焼停止するので安
全である。 （イ）電池電圧確認用ＬＥＤ９が、スパーク中に点灯し
なくなった場合は、電池６の寿命が尽きる直前であるこ
とが判る。また、給湯を停止する際、水が止まらない場
合は、電池電圧確認用ＬＥＤ９が点滅するので、電池６
を交換する必要があることが容易に判る。
べる。 （ア）ガス湯沸器Ａの使用状態（湯の吐出中）におい
て、電池６の起電力がモータ２１が作動不能になる電圧
に低下しても、操作スイッチ７を押圧操作すると電磁安
全弁４１が閉弁し、ガスバーナ３が燃焼停止するので安
全である。 （イ）電池電圧確認用ＬＥＤ９が、スパーク中に点灯し
なくなった場合は、電池６の寿命が尽きる直前であるこ
とが判る。また、給湯を停止する際、水が止まらない場
合は、電池電圧確認用ＬＥＤ９が点滅するので、電池６
を交換する必要があることが容易に判る。
【図１】本発明の一実施例にかかるガス湯沸器の外観図
である。
である。
【図２】そのガス湯沸器の構造説明図である。
【図３】そのガス湯沸器の止水弁付近の要部拡大図であ
る。
る。
【図４】そのガス湯沸器に用いられる燃焼制御器の作動
を説明するフローチャートである。
を説明するフローチャートである。
【図５】そのガス湯沸器のブロック図である。
【図６】燃焼制御器の閉弁制御回路が送出する閉弁信号
の説明図である。
の説明図である。
１ 熱交水路 ２ 止水弁 ３ ガスバーナ ４ ガス管路 ５ 水流スイッチ ６ 電池 ７ 操作スイッチ ８ 燃焼制御器 １１ 給水管 １２ 熱交換器 １３ 出湯管 ２１ モータ ４１ 電磁安全弁 Ａ ガス湯沸器 ｇ 燃料ガス
Claims (1)
- 【請求項１】 給水管、熱交換器および出湯管を連設し
てなる熱交水路と、 該熱交水路内に配設され、モータの作動により開閉する
止水弁と、 前記熱交換器を通過する水流を検知する水流スイッチ
と、 前記熱交換器を加熱するガスバーナと、 該ガスバーナへ燃料ガスを供給するガス管路と、 該ガス管路中に配設され、通電により開弁する電磁弁
と、 給湯の開始や停止の指示を行う操作スイッチと、 該操作スイッチの指示に基づいて、前記モータや前記電
磁弁への通電を制御する燃焼制御器と、 前記モータ、電磁弁および燃焼制御器の作動用電力を蓄
えた電池とを備えるガス湯沸器において、 前記操作スイッチが給湯の開始を指示する場合、前記燃
焼制御器は、前記水流スイッチによる水流検知に基づい
て前記電磁弁へ通電し、 給湯中に、前記操作スイッチが給湯の停止を指示する場
合、前記燃焼制御器は、前記水流スイッチによる水流検
知の如何に関わらず前記電磁弁への通電を停止すること
を特徴とするガス湯沸器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3340701A JPH05172399A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | ガス湯沸器 |
| KR1019920013432A KR960005777B1 (ko) | 1991-12-24 | 1992-07-27 | 가스탕비기 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3340701A JPH05172399A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | ガス湯沸器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05172399A true JPH05172399A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=18339490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3340701A Pending JPH05172399A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | ガス湯沸器 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05172399A (ja) |
| KR (1) | KR960005777B1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07244545A (ja) * | 1994-03-04 | 1995-09-19 | Rinnai Corp | マイコン使用機器 |
| ES2171137A1 (es) * | 2000-12-05 | 2002-08-16 | Puzol Ind S A | Dispositivo de control y funcionamiento de calentadores de gas a baja tension. |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02261135A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-23 | Harman Co Ltd | 給水装置 |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP3340701A patent/JPH05172399A/ja active Pending
-
1992
- 1992-07-27 KR KR1019920013432A patent/KR960005777B1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02261135A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-23 | Harman Co Ltd | 給水装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07244545A (ja) * | 1994-03-04 | 1995-09-19 | Rinnai Corp | マイコン使用機器 |
| ES2171137A1 (es) * | 2000-12-05 | 2002-08-16 | Puzol Ind S A | Dispositivo de control y funcionamiento de calentadores de gas a baja tension. |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR960005777B1 (ko) | 1996-05-01 |
| KR930013634A (ko) | 1993-07-22 |
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