JPH07244545A - マイコン使用機器 - Google Patents

マイコン使用機器

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JPH07244545A
JPH07244545A JP6033970A JP3397094A JPH07244545A JP H07244545 A JPH07244545 A JP H07244545A JP 6033970 A JP6033970 A JP 6033970A JP 3397094 A JP3397094 A JP 3397094A JP H07244545 A JPH07244545 A JP H07244545A
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JP
Japan
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microcomputer
circuit
switch
battery
signal
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JP6033970A
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Atsushi Ando
厚史 安藤
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Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3234Power saving characterised by the action undertaken
    • G06F1/3287Power saving characterised by the action undertaken by switching off individual functional units in the computer system
    • GPHYSICS
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    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3234Power saving characterised by the action undertaken
    • G06F1/3243Power saving in microcontroller unit

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転停止中はマイクロコンピュータへ作動用
電力の供給がなされず電池の消耗が防止できるととも
に、運転スイッチを押圧操作するとマイクロコンピュー
タへの作動用電力の供給が始まって機器の運転が開始さ
れ、運転中に運転スイッチを再押圧操作するとアクチュ
エータの制御を終わらせた後にマイクロコンピュータへ
の作動用電力の供給を断って機器の運転が停止されるマ
イコン使用機器の提供。 【構成】 運転スイッチ93を押圧操作すると閉成信号
933がスイッチ回路91に入力して導通し、マイクロ
コンピュータ92が作動開始してスイッチ回路91を導
通維持する通電指示信号923の送出を開始するととも
にアクチュエータ94の制御を始め、作動中に閉成信号
933が入力されるとアクチュエータ94の制御を終わ
らせた後に通電指示信号923の送出を停止してスイッ
チ回路91を非導通にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池式のマイコン使用
機器に関する。
【0002】
【従来の技術】運転開始、又は運転開始と運転停止を、
押圧操作時に接点が閉成するアンロック式の運転スイッ
チで行なう様にして操作性を向上させたマイコン使用機
器(マイコンは複雑な制御の処理の為に使用される)が
知られている。
【0003】例えば、ガス衣料乾燥機の場合、運転スイ
ッチを押圧操作すると運転が開始し、予め設定した所定
時間が終了すると運転が停止する。
【0004】又、ガス湯沸器の場合、運転スイッチを押
圧操作すると出湯が開始し、出湯中に運転スイッチを再
押圧操作すると出湯が停止する。
【0005】更に、ファンヒータの場合、運転スイッチ
を押圧操作すると燃焼が開始して温風の吹き出しが始ま
り、設定した時間になったり、或いは、運転スイッチを
再押圧操作すると燃焼が停止して温風の吹き出しが停止
する。
【0006】そして、商用電源を使用するマイコン使用
機器においては、運転スイッチの押圧を検出する為、マ
イクロコンピュータに常時作動用の電力を供給してお
き、運転停止中もマイクロコンピュータを待機状態にし
ておく事が一般的である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、作動用電源に
乾電池を用いる、電池式のマイコン使用機器では、マイ
クロコンピュータに常時作動用の電力を供給する様にす
ると、運転停止中も消費電流が流れるので電池の消耗が
早いので、その解決策が望まれていた。又、電池式のマ
イコン使用機器の場合、電池電圧を高める昇圧回路や電
圧を安定化させる定電圧回路等の電源回路が、電池- マ
イクロコンピュータの受電端子間に接続される場合もあ
る。
【0008】尚、上記電池式のマイコン使用機器におい
て、電池消耗を減らす為、電池とマイクロコンピュータ
との間に、オン・オフ状態を保持できるロック式の電源
スイッチを別途設ける事も考えられる。この場合、運転
開始は電源スイッチをオン側に切り替え運転スイッチを
押圧操作して行ない、運転終了は運転スイッチを再押圧
操作して電源スイッチをオフ側に切り替える必要がある
為、手間がかかるとともに、電源スイッチをオフ側にし
忘れると電池が消耗する。
【0009】本発明の第1の目的は、運転停止中はマイ
クロコンピュータへ作動用電力の供給がなされず電池の
消耗が防止できるとともに、押圧操作時に接点が閉成す
るアンロック式の運転スイッチを押圧操作するとマイク
ロコンピュータへの作動用電力の供給が始まって所定の
様式に従って機器の運転が行われるマイコン使用機器の
提供にある。
【0010】本発明の第2の目的は、運転停止中はマイ
クロコンピュータへ作動用電力の供給がなされず電池の
消耗が防止できるとともに、押圧操作時に接点が閉成す
るアンロック式の運転スイッチを押圧操作するとマイク
ロコンピュータへの作動用電力の供給が始まって機器の
運転が開始され、運転中に運転スイッチを再押圧操作す
るとマイクロコンピュータへの作動用電力の供給が断た
れて機器の運転が停止されるマイコン使用機器の提供に
ある。
【0011】本発明の第3の目的は、運転停止中はマイ
クロコンピュータへ作動用電力の供給がなされず電池の
消耗が防止できるとともに、押圧操作時に接点が閉成す
るアンロック式の運転スイッチを押圧操作するとマイク
ロコンピュータへの作動用電力の供給が始まって機器の
運転が開始され、運転中に運転スイッチを再押圧操作す
るとアクチュエータの制御を停止した後にマイクロコン
ピュータへの作動用電力の供給が断たれて機器の運転が
停止されるマイコン使用機器の提供にある。
【0012】本発明の第4の目的は、マイクロコンピュ
ータの受電端子に印加される電圧を安定化する為の定電
圧回路や電圧を昇圧する為の昇圧回路等の電源回路を有
するマイコン使用機器において、上記第1〜第3の目的
が達成できるマイコン使用機器の提供にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、以下の構成を採用した。 (1)作動用電力を蓄えた電池と、作動状態になると所
定の様式に従ってアクチュエータの制御を始めるととも
に、制御が終了する迄、通電指示信号の送出を行なうマ
イクロコンピュータと、押圧操作時に接点が閉成するア
ンロック式の運転スイッチと、前記電池とマイクロコン
ピュータの受電端子との間に配され、前記運転スイッチ
の閉成信号又は前記通電指示信号の入力により導通する
スイッチ回路とを備える。
【0014】(2)作動用電力を蓄えた電池と、押圧操
作時に接点が閉成するアンロック式の運転スイッチと、
作動状態になるとアクチュエータの制御を始めるととも
に通電指示信号の送出を開始し、作動中に前記運転スイ
ッチより閉成信号が入力されると通電指示信号の送出を
停止するマイクロコンピュータと、前記電池とマイクロ
コンピュータの受電端子との間に配され、閉成信号又は
通電指示信号の入力により導通するスイッチ回路とを備
える。
【0015】(3)作動用電力を蓄えた電池と、押圧操
作時に接点が閉成するアンロック式の運転スイッチと、
作動状態になるとアクチュエータの制御を始めるととも
に通電指示信号の送出を開始し、作動中に前記運転スイ
ッチより閉成信号が入力されるとアクチュエータの制御
を終わらせた後に通電指示信号の送出を停止するマイク
ロコンピュータと、前記電池とマイクロコンピュータの
受電端子との間に配され、閉成信号又は通電指示信号の
入力により導通するスイッチ回路とを備える。
【0016】(4)上記(1) 又は(2) 又は(3) の構成を
有し、前記閉成信号又は前記通電指示信号の入力により
導通するスイッチ回路の電源入力端子に前記電池を接続
し、定電圧回路や昇圧回路等の電源回路の入力端を前記
スイッチ回路の出力端子に接続し、出力端を前記マイク
ロコンピュータの受電端子に接続した。
【0017】
【作用】
(請求項1について;図4参照)運転停止中、スイッチ
回路91は非導通状態になっており、マイクロコンピュ
ータ92の受電端子920には電池電圧が印加されな
い。
【0018】使用者が運転スイッチ93を押圧操作する
と、操作の間、接点が閉成して閉成信号931がスイッ
チ回路91へ送出され、スイッチ回路91が導通する。
【0019】マイクロコンピュータ92の受電端子92
0に電池電圧が印加され、マイクロコンピュータ92が
作動開始し、スイッチ回路91への通電指示信号921
の送出が開始される。
【0020】マイクロコンピュータ92からの通電指示
信号921がスイッチ回路91に入力される(連続的)
為、スイッチ回路91は閉成信号931の入力がなくな
った後も導通状態を維持する。
【0021】マイクロコンピュータ92は、所定の様式
に従ってアクチュエータ94の制御を行ない、制御が終
了すると通電指示信号921の送出を停止する。
【0022】スイッチ回路91が非導通状態になり、マ
イクロコンピュータ92の受電端子920に電池電圧が
印加されなくなる。
【0023】(請求項2について;図4参照)運転停止
中、スイッチ回路91は非導通状態になっており、マイ
クロコンピュータ92の受電端子920には電池電圧が
印加されない。
【0024】使用者が運転スイッチ93を押圧操作する
と、操作の間、接点が閉成して閉成信号932がスイッ
チ回路91へ送出され、スイッチ回路91が導通する。
【0025】マイクロコンピュータ92の受電端子92
0に電池電圧が印加され、マイクロコンピュータ92が
作動開始し、スイッチ回路91への通電指示信号922
の送出が開始される。
【0026】マイクロコンピュータ92からの通電指示
信号(連続)922がスイッチ回路91に入力される
為、スイッチ回路91は閉成信号932の入力がなくな
った後も導通状態を維持する。
【0027】この状態(運転中)で、使用者が運転スイ
ッチ93を再押圧すると、操作の間、接点が閉成して閉
成信号932がマイクロコンピュータ92へ入力され
(スイッチ回路91にも入力される)、マイクロコンピ
ュータ92は通電指示信号922の送出を停止する。
【0028】再押圧が終了した時点(閉成信号932が
スイッチ回路91に入力されなくなった時点)でスイッ
チ回路91が非導通状態になり、マイクロコンピュータ
92の受電端子920に電池電圧が印加されなくなり、
マイクロコンピュータ92によるアクチュエータ94の
制御が停止し、機器運転が停止する。
【0029】(請求項3について;図4参照)運転停止
中、スイッチ回路91は非導通状態になっており、マイ
クロコンピュータ92の受電端子920には電池電圧が
印加されない。
【0030】使用者が運転スイッチ93を押圧操作する
と、操作の間、接点が閉成して閉成信号933がスイッ
チ回路91へ送出され、スイッチ回路91が導通する。
【0031】マイクロコンピュータ92の受電端子92
0に電池電圧が印加され、マイクロコンピュータ92が
作動開始し、スイッチ回路91への通電指示信号923
の送出が開始される。
【0032】マイクロコンピュータ92からの通電指示
信号(連続)923がスイッチ回路91に入力される
為、スイッチ回路91は閉成信号933の入力がなくな
った後も導通状態を維持する。
【0033】この状態(運転中)で、使用者が運転スイ
ッチ93を再押圧すると、操作の間、接点が閉成して閉
成信号933がマイクロコンピュータ92へ入力され
(スイッチ回路91にも入力される)、マイクロコンピ
ュータ92はアクチュエータ94の制御を終わらせた後
に通電指示信号923の送出を停止する。
【0034】再押圧が終了し、且つ通電指示信号923
の送出が停止した時点(閉成信号933及び通電指示信
号923がスイッチ回路91に入力されなくなった時
点)でスイッチ回路91が非導通状態になり、マイクロ
コンピュータ92の受電端子920に電池電圧が印加さ
れなくなり、マイクロコンピュータ92によるアクチュ
エータ94の制御が停止し、機器運転が停止する。
【0035】(請求項4について;図5参照)運転停止
中、スイッチ回路91は非導通状態になっており、マイ
クロコンピュータ92の受電端子920には電池電圧が
印加されない。
【0036】使用者が運転スイッチ93を押圧操作する
と、操作の間、接点が閉成して閉成信号934がスイッ
チ回路91へ送出され、スイッチ回路91が押圧の間、
導通する。
【0037】定電圧回路や昇圧回路等の電源回路95が
作動を開始して、マイクロコンピュータ92の受電端子
920に電圧が印加され、マイクロコンピュータ92が
作動開始し、スイッチ回路91への通電指示信号924
の送出が開始される。
【0038】マイクロコンピュータ92からの通電指示
信号924(連続)がスイッチ回路91に入力される
為、スイッチ回路91は閉成信号934の入力がなくな
った後も導通状態を維持する。
【0039】請求項1の構成を引用した場合、マイクロ
コンピュータ92は、所定の様式に従ってアクチュエー
タ94の制御を行ない、制御が終了すると通電指示信号
924の送出を停止する。そして、スイッチ回路91が
非導通状態になり、マイクロコンピュータ92の受電端
子920に電圧が印加されなくなる。
【0040】請求項2の構成を引用し、この状態(運転
中)で、使用者が運転スイッチ93を再押圧すると、操
作の間、接点が閉成して閉成信号934がマイクロコン
ピュータ92へ入力され(スイッチ回路91にも入力さ
れる)、マイクロコンピュータ92は、通電指示信号9
24の送出を停止する。そして、再押圧が終了した時点
(閉成信号934がスイッチ回路91に入力されなくな
った時点)でスイッチ回路91が非導通状態になり、マ
イクロコンピュータ92の受電端子920に電圧が印加
されなくなり、マイクロコンピュータ92によるアクチ
ュエータ94の制御が停止し、機器運転が停止する。
【0041】請求項3の構成を引用し、この状態(運転
中)で、使用者が運転スイッチ93を再押圧すると、操
作の間、接点が閉成して閉成信号934がマイクロコン
ピュータ92へ入力され(スイッチ回路91にも入力さ
れる)、マイクロコンピュータ92は、アクチュエータ
94の制御を停止した後に通電指示信号924の送出を
停止する。そして、再押圧が終了し、且つ通電指示信号
924の送出が停止した時点(閉成信号934及び通電
指示信号924がスイッチ回路91に入力されなくなっ
た時点)でスイッチ回路91が非導通状態になり、マイ
クロコンピュータ92の受電端子920に電圧が印加さ
れなくなり、マイクロコンピュータ92によるアクチュ
エータ94の制御が停止し、機器運転が停止する。
【0042】
【発明の効果】
〔請求項1について〕運転スイッチを押圧操作する前に
おける運転停止中、及びマイクロコンピュータによるア
クチュエータの制御終了後はマイクロコンピュータへ作
動用電力の供給がなされないので電池の消耗が防止でき
る。
【0043】所定の様式に従って運転がなされる機器に
適用し、押圧操作時に接点が閉成するアンロック式の運
転スイッチを押圧操作すると、マイクロコンピュータへ
の作動用電力の供給が始まって機器の運転を開始させる
事ができ使い勝手に優れる。
【0044】運転スイッチがアンロック式であるので弱
い力で操作が行なえ、容易に機器の運転開始を指示する
事ができる。
【0045】〔請求項2について〕運転スイッチを押圧
操作する前における運転停止中、及び運転中における運
転スイッチの再押圧操作後における運転停止後はマイク
ロコンピュータへ作動用電力の供給がなされないので電
池の消耗が防止できる。
【0046】押圧操作時に接点が閉成するアンロック式
の運転スイッチを押圧操作するとマイクロコンピュータ
への作動用電力の供給が始まり、運転中に運転スイッチ
を再押圧操作するとマイクロコンピュータへの作動用電
力の供給が停止して機器の運転を停止させる事ができ、
運転開始と停止が必要な機器への適用に好適である。
【0047】運転スイッチがアンロック式であるので弱
い力で操作が行なえ、容易に機器の運転開始を指示する
事ができる。
【0048】〔請求項3について〕運転スイッチを押圧
操作する前における運転停止中、及び運転スイッチの再
押圧による運転停止後はマイクロコンピュータへ作動用
電力の供給がなされないので電池の消耗が防止できる。
【0049】押圧操作時に接点が閉成するアンロック式
の運転スイッチを押圧操作するとマイクロコンピュータ
への作動用電力の供給が始まり、運転中に運転スイッチ
を再押圧操作すると、アクチュエータの制御を終わらせ
た後にマイクロコンピュータへの作動用電力の供給を停
止して機器の運転を停止させる事ができ、運転開始と停
止が必要で、且つ途中で運転が停止すると不具合が生じ
る機器への適用に好適である。
【0050】運転スイッチがアンロック式であるので弱
い力で操作が行なえ、容易に機器の運転開始を指示する
事ができる。
【0051】〔請求項4について〕マイクロコンピュー
タの作動用電圧が電池電圧より低い場合や作動用電圧が
安定度が要求される場合(この場合は電源回路は定電圧
回路となる)、又はマイクロコンピュータの作動用電圧
が電池電圧より高い場合(この場合は電源回路は昇圧回
路となる)における機器への適用に好適であり、運転ス
イッチを押圧操作する前における運転停止中、及び運転
スイッチの再押圧による運転停止後はマイクロコンピュ
ータへ作動用電力の供給がなされないので電池の消耗が
防止できる。
【0052】
【実施例】本発明の第1実施例{請求項3を引用した請
求項4に対応}を図1に基づいて説明する。図に示す様
に、ガス瞬間湯沸器の制御装置Aは、電池1と、受電端
子20、21、ウォッチドクパルス出力端子22、及び
信号入力ポート23等の端子を有するマイクロコンピュ
ータ2と、運転スイッチ3と、スイッチ回路4と、電源
回路5とを有する。
【0053】電池1は、本実施例では、単一形1.5V
のマンガン乾電池を2個直列に繋ぎ、3Vの起電力を有
する。
【0054】マイクロコンピュータ2は、受電端子20
- 受電端子21間に+5Vの作動用電圧が印加される
と、通電指示信号であるウォッチドクパルス221をウ
ォッチドクパルス出力端子22からスイッチ回路4の信
号入力端子4211へ送出を開始するとともに、アクチ
ュエータである、電磁安全弁回路(図示せず)、ガスバ
ーナ(図示せず)に火花放電させる為のイグナイタ回路
201、止水弁2022をモータ2021により駆動す
るモータ回路202、及びフレームロッド2031等の
出力を監視する安全監視回路203の制御を開始して湯
を出湯管(図示せず)から吐出させる。
【0055】又、出湯中(イグナイタ回路201及びモ
ータ回路202の動作が完了している)に運転スイッチ
3を押圧操作し、信号入力ポート23に閉成信号442
が入力されるとモータ回路202に通電を行ない、モー
タ2021により電磁止水弁(図示せず)が閉弁状態に
なった事を位置検出スイッチ2023が検出するとウォ
ッチドクパルス221の送出を停止する。
【0056】運転スイッチ3は、押圧操作時に接点が閉
成状態に切り替わって閉成信号30を送出するアンロッ
ク式の押しボタンスイッチであり、一端31が電池1の
正極11側に接続され、他端32がスイッチ回路4の信
号入力端子4212に接続されている。
【0057】スイッチ回路4は、トランジスタ回路4
1、トランジスタ駆動回路42、パルス処理回路43、
閉成信号処理回路44とを有する。
【0058】トランジスタ回路41は、入力端子411
を電池1の正極11に接続し、出力端子412を電源回
路5の入力端子51に接続し、閉成信号30又はウォッ
チドクパルス221のスイッチ回路4への入力によりト
ランジスタ410がオン状態になると出力端子412に
電池電圧が現れる。
【0059】トランジスタ駆動回路42は、運転スイッ
チ3を押圧操作して送出される閉成信号30が信号入力
端子4212に入力されると、トランジスタ410をオ
ンにする。
【0060】パルス処理回路43は、一定周期で送出さ
れるウォッチドクパルス221を監視し、ウォッチドク
パルス221の送出が検知されている間、トランジスタ
410をオン状態に保持する。
【0061】閉成信号処理回路44は、運転スイッチ3
が押圧操作され、閉成信号30が信号入力端子4212
に入力されると、閉成信号442をマイクロコンピュー
タ2の信号入力ポート23に送出する。
【0062】電源回路5は、3Vの電池電圧を5V(直
流)に昇圧する昇圧回路52と、昇圧電圧(5V)を降
圧して安定化させる定電圧回路53とにより構成され、
昇圧電圧は受電端子20、イグナイタ回路201、モー
タ回路202に印加され、安定化電圧は安全監視回路2
03に印加される。
【0063】つぎに、ガス瞬間湯沸器の制御装置Aの作
動を図2に示すフローチャートに基づいて述べる。
【0064】使用者が運転スイッチ3を押圧する{ステ
ップs1でYES}と、閉成信号30が信号入力端子4
212に入力する。
【0065】閉成信号30により、トランジスタ駆動回
路42は、トランジスタ410をオンにする{ステップ
s2}。尚、この時、閉成信号30により、閉成信号4
42がマイクロコンピュータ2の信号入力ポート23に
送出される。
【0066】電源回路5の入力端子51に電池電圧が印
加され、出力端子54に現れた+5Vが受電端子20に
印加され、マイクロコンピュータ2が作動開始する。こ
の為、マイクロコンピュータ2は、信号入力ポート23
に入力される閉成信号442を検出し、モータ回路20
2、イグナイタ回路201、電磁安全弁回路(図示せ
ず)等のアクチュエータの作動を開始する(出湯動作の
開始)とともに、ウォッチドクパルス221の送出を開
始する{ステップs3}。
【0067】ウォッチドクパルス221の送出が続くの
でトランジスタ410のオン状態が継続する{ステップ
s4}。この状態では、出湯管から湯が吐出し続ける。
【0068】出湯中に、使用者が運転スイッチ3を再押
圧する{ステップs5でYES}と、閉成信号30が入
力端子4212に入力する。
【0069】閉成信号30の入力により、閉成信号処理
回路44は、閉成信号442をマイクロコンピュータ2
の信号入力ポート23に送出する{ステップs6}。
【0070】マイクロコンピュータ2は、止水弁202
2が閉弁状態になる様にモータ回路202に通電を行な
う{ステップs7}。
【0071】止水弁2022が閉弁状態になった事を位
置検出スイッチ(2023)で検出すると、ウォッチド
クパルス221の送出をマイクロコンピュータ2が止め
る{ステップs8}。
【0072】ウォッチドクパルス221の送出が止まる
ので、パルス処理回路43がトランジスタ410をオフ
状態にし、機器運転が停止するとともに、電池1の消費
電流が略ゼロになる{ステップs9}。
【0073】以下、本実施例のガス瞬間湯沸器の制御装
置Aの利点を述べる。 〔ア〕運転スイッチ3を押圧操作する前や、出湯中にお
ける運転スイッチ3の再押圧による給湯停止後は、電源
回路5やマイクロコンピュータ2へ作動用電力の供給が
なされず、電池1の消耗が防止できる。
【0074】〔イ〕出湯中に運転スイッチ3を再押圧操
作すると、モータ回路202を制御し、止水弁2022
を閉弁した後にマイクロコンピュータ2への作動用電力
の供給を停止して運転を停止させる構成であるので、水
が出続けるという不具合は生じない。
【0075】〔ウ〕運転スイッチ3はアンロック式であ
るので弱い力で操作が行なえ、容易にガス瞬間湯沸器の
運転や運転停止を行なう事ができる。
【0076】〔エ〕昇圧回路52によりマイクロコンピ
ュータ2の作動電圧を電池電圧より高い所定電圧(本実
施例では+5V)にできる。又、定電圧回路53により
安全監視回路203の作動電圧が安定化するので精度良
く安全が監視できる。
【0077】尚、上記実施例では、止水弁2022をモ
ータ2021で駆動するものを示したが、止水弁202
2を電磁止水弁としても良い。この場合は、出湯中に運
転スイッチ3を再押圧操作すると、直ぐにマイクロコン
ピュータ2への作動用電力の供給を停止する構成を採用
する事ができる{請求項2を引用した請求項4に対
応}。
【0078】つぎに、本発明の第2実施例{請求項1を
引用した請求項4に対応}を図3に基づいて説明する。
【0079】第2実施例のガス瞬間湯沸器の制御装置B
は、第1実施例の制御装置Aと比較して出湯時間を計時
するタイマ6及びタイマモードを設定する設定手段(図
示せず)を備えている点が異なる。尚、第1実施例と同
じ構成については、同じ符号を付け説明を省略する。
【0080】つぎに、ガス瞬間湯沸器の制御装置Bの作
動について述べる。タイマモードを設定し、運転スイッ
チ3を押圧操作すると、タイマ6の計時を開始するとと
もに、第1実施例に示す如く出湯を開始する。尚、この
時、マイクロコンピュータ2への作動用電力の供給は第
1実施例と同様である。
【0081】タイマ6の計時時間が30秒を越えた時、
マイクロコンピュータ2はモータ回路202に信号を送
出し、止水弁2022を閉弁する。止水弁2022が閉
弁した事を位置検出スイッチ2023により検知すると
マイクロコンピュータ2はウォッチドクパルス221の
送出を停止する。
【0082】ウォッチドクパルス221の送出が止まる
ので、パルス処理回路43がトランジスタ410をオフ
して機器の運転が停止するとともに、電池1の消費電流
が略ゼロとなる。
【0083】尚、タイマモードでない通常運転モードで
は、出湯中に運転スイッチ3の再押圧操作が無い場合、
タイマ6の計時時間が30分を越えた時に出湯を停止
し、機器の運転が停止する様になっている。
【0084】以下、本実施例のガス瞬間湯沸器の制御装
置Bが有する特有の利点を述べる。 〔オ〕タイマモードを設定しておくと、出湯中、運転ス
イッチ3を再押圧操作しなくても所定時間後に自動的に
出湯が停止する為、操作性に優れ、又、スイッチの切り
忘れ等も防止できる。
【0085】〔カ〕自動的に出湯が停止した後は、マイ
クロコンピュータ2への作動用電力の供給がなされない
ので、電池1の消耗が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るガス瞬間湯沸器の制
御装置の電気回路図である。
【図2】その制御装置の作動を説明したフローチャート
である。
【図3】本発明の第2実施例に係るガス瞬間湯沸器の制
御装置の電気回路図である。
【図4】請求項1、2、3の構成を有するマイコン使用
機器のブロック図である。
【図5】請求項4の構成を有するマイコン使用機器のブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 電池 2 マイクロコンピュータ 3 運転スイッチ 4 スイッチ回路 5 電源回路 20 受電端子 30 閉成信号 51 入力端子(入力端) 52 昇圧回路 53 定電圧回路 54 出力端子(出力端) 201 イグナイタ回路(アクチュエータ) 202 モータ回路(アクチュエータ) 203 安全監視回路(アクチュエータ) 221 ウォッチドクパルス(通電指示信号) 411 入力端子 412 出力端子 A、B ガス瞬間湯沸器の制御装置(マイコン使用機
器)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動用電力を蓄えた電池と、 作動状態になると所定の様式に従ってアクチュエータの
    制御を始めるとともに、制御が終了する迄、通電指示信
    号の送出を行なうマイクロコンピュータと、 押圧操作時に接点が閉成するアンロック式の運転スイッ
    チと、 前記電池とマイクロコンピュータの受電端子との間に配
    され、前記運転スイッチの閉成信号又は前記通電指示信
    号の入力により導通するスイッチ回路とを備えるマイコ
    ン使用機器。
  2. 【請求項2】 作動用電力を蓄えた電池と、 押圧操作時に接点が閉成するアンロック式の運転スイッ
    チと、 作動状態になるとアクチュエータの制御を始めるととも
    に通電指示信号の送出を開始し、作動中に前記運転スイ
    ッチより閉成信号が入力されると通電指示信号の送出を
    停止するマイクロコンピュータと、 前記電池とマイクロコンピュータの受電端子との間に配
    され、閉成信号又は通電指示信号の入力により導通する
    スイッチ回路とを備えるマイコン使用機器。
  3. 【請求項3】 作動用電力を蓄えた電池と、 押圧操作時に接点が閉成するアンロック式の運転スイッ
    チと、 作動状態になるとアクチュエータの制御を始めるととも
    に通電指示信号の送出を開始し、作動中に前記運転スイ
    ッチより閉成信号が入力されるとアクチュエータの制御
    を終わらせた後に通電指示信号の送出を停止するマイク
    ロコンピュータと、 前記電池とマイクロコンピュータの受電端子との間に配
    され、閉成信号又は通電指示信号の入力により導通する
    スイッチ回路とを備えるマイコン使用機器。
  4. 【請求項4】 前記閉成信号又は前記通電指示信号の入
    力により導通するスイッチ回路の電源入力端子に前記電
    池を接続し、 定電圧回路や昇圧回路等の電源回路の入力端を前記スイ
    ッチ回路の出力端子に接続し、出力端を前記マイクロコ
    ンピュータの受電端子に接続した、請求項1又は請求項
    2又は請求項3記載のマイコン使用機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002373037A (ja) * 2001-03-30 2002-12-26 Fuji Photo Film Co Ltd 電源制御装置

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JPH04347541A (ja) * 1991-05-24 1992-12-02 Mitsuba Electric Mfg Co Ltd コンピュータの電源回路
JPH05172399A (ja) * 1991-12-24 1993-07-09 Rinnai Corp ガス湯沸器

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