JP3577298B2 - スタ−タ制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、スタータ制御装置に関し、特に、自動車等のエンジンを始動させるためのスタータを制御するためのスタータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジン用スタータの電磁スイッチを電気的に制御する従来の装置として、例えば特開平11−190267号公報の様に一般的に知られている。この種の従来のスタータ制御回路の結線図を図8に示す。図8において、1はスタータモータ部、2はメインスイッチ部、3はスタータM端子、4はスタータB端子、5は補助スイッチ、6は補助スイッチコイル、7はスタータ制御装置、8はS端子、9はB端子、10はL端子、11は制御回路部、12は半導体リレー、13はE端子、14はキースイッチ、15はバッテリである。
【0003】
図8に示す従来のスタータ制御回路においては、キースイッチ14やエンジンコントロールユニット等からスタータ制御装置7に直接駆動信号が入力され、当該駆動信号をS端子8より検出して、半導体リレー12をON状態にし、スタータの電磁スイッチ例えばスタータ補助スイッチ(以降補助スイッチと呼ぶ)5を駆動する電力をスタータB端子4から供給する。
【0004】
従来のスタータ制御回路の機能系統図を図9に示す。図9において、21は保護回路部、22は駆動信号入力部、23は演算処理部、24は保護回路部、25は電源回路部、26は出力制御部である。
【0005】
キースイッチ14からの駆動信号は、スタータ制御装置7内の制御回路部11(図8参照)に設けられている保護回路部21を通って駆動信号入力部22に入力され、演算処理部23でスタータ動作のオン(以下、ONとする。)/オフ(以下、OFFとする。)が可能であるかの可否を判断し、スタータ動作がONであれば出力制御部26に駆動信号を送信し、補助スイッチ5を動作させる。尚、補助スイッチ5を動作させる為の補助スイッチコイル6(図8)の電力はスタータB端子4から供給する。
【0006】
また、スタータ制御装置7が起動していない時は、補助スイッチ5を駆動する半導体リレー12(図8)はOFF状態であり、スタータ制御装置7が起動し、駆動信号を検出した時に、半導体リレー12はON状態とされ、補助スイッチ5を駆動する電力を供給するという方法が一般的である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の装置は上記のように構成され、キースイッチやエンジンコントロールユニット等からの駆動信号を直接検出するため、制御装置に前記駆動信号を検出する端子及びリード線が必要となる。したがって補助スイッチとスタータ制御回路を一体化する際に、構造が複雑となってしまうという問題点があった。
【0008】
また、補助スイッチをスタータB端子電圧からの電力で駆動すると、スタータB端子は直接バッテリB端子に接続されている為、補助スイッチを駆動する半導体リレーがショート状態で破壊するとスタータが廻り放しとなってしまうという問題点があった。
【0009】
また、制御回路部の一部例えば演算処理部が破壊すると補助スイッチを駆動する電力を供給することが不可能となりスタータを駆動することができなくなるという問題点があった。
【0010】
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、補助スイッチとスタータ制御装置を一体化する際の構造を容易にするとともに、半導体リレーがショート状態で破壊した場合にもスタータが廻り放しの状態になることを防止し、また、演算処理部が破壊した場合にもスタータを駆動させることができるスタータ制御装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明は、キースイッチの投入時に閉成されるエンジン用スタータの電磁スイッチを半導体リレーで制御するスタータ制御装置であって、制御回路と、上記電磁スイッチに接続され、上記制御回路の制御により当該電磁スイッチの動作の制御を行う半導体リレーと、上記電磁スイッチと上記半導体リレーとを接続している上記半導体リレーの端子の端子電圧を測定して、測定値が0でない場合には、上記キースイッチからの上記電磁スイッチへの駆動信号がONであるとして、当該駆動信号のON/OFFの検出を行う駆動信号検出手段とを備え、上記駆動信号検出手段の検出結果に基づいて、上記電磁スイッチを動作させることにより、スタータの制御を行うことを特徴とするスタ−タ制御装置である。
【0012】
また、上記駆動信号検出手段が上記駆動信号のONを検出した場合に上記制御回路の電源を起動させるとともに、上記駆動信号のOFFを検出した場合には、当該OFFになった時点から一定時間経過後に、消費電力を抑制するために上記制御回路の電源を休止させる電源制御手段を備えている。
【0013】
また、上記電磁スイッチを駆動させる上記半導体リレーは常時通電状態であって、上記制御回路からの信号によって遮断状態となる。
【0014】
また、上記電磁スイッチの電力は上記キースイッチから供給される。
【0015】
また、上記スタータを保護するためのスタータ保護手段が上記制御回路に設けられている。
【0016】
また、上記スタータの電源電圧を測定し、その電源電圧の直流成分を減算し、交流成分のみを検出する微分回路を備え、当該交流成分に基づいて、上記スタータ保護手段が、上記スタータのオーバーラン及び過熱の保護を行う。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1にこの発明の一実施形態におけるスタータ制御装置の結線図を示し、図2に、図1のスタータ制御装置に設けられたスタータ制御回路の機能系統図を示す。これらの図において、1はスタータモータ部、2はメインスイッチ部、3はスタータM端子、4はスタータB端子、5は補助スイッチ、6は補助スイッチコイル、7はスタータ制御装置、9はB端子、10はL端子、11は制御回路部、12は半導体リレー、13はE端子、14はキースイッチ、15はバッテリである。また、図2において、23は演算処理部、24は保護回路部、25は電源回路部、26は出力制御部、30は駆動信号検出部である。
【0018】
本実施の形態と上述の従来例との構造の違いは、図1と図8を比較すれば明らかなように、本実施の形態においては、図8に示したS端子10が設けられていない点が異なる。さらには、図2と図9を比較すれば明らかなように、本実施の形態においては、S端子10の省略に伴って、当該端子に対する図9に示した保護回路部21及び駆動信号入力部22とが設けられていない点が異なっており、さらに、本実施の形態においては駆動信号を検出するための駆動信号検出部30が追加されている点が異なる。
【0019】
図1及び図2に示したスタータ制御装置の制御方法について説明する。まず、キースイッチ14やエンジンコントロールユニット(図示せず)等から入力された駆動信号は補助スイッチ5の補助スイッチコイル6に通電される。この通電電流と補助スイッチ5に接続されている制御基板上の半導体リレー12のON抵抗によるL端子10の電圧を駆動信号検出部30で検出することにより、キースイッチ14やエンジンコントロールユニット等から入力された駆動信号のON・OFFを判断する。駆動信号がONであれば、出力制御部26に駆動信号を送信し、補助スイッチ5を動作させる。なお、本実施の形態においては、補助スイッチ5を動作させるための電力は、キースイッチ14の回路から供給されるものとする。
【0020】
すなわち、補助スイッチ5と半導体リレー12とを接続している半導体リレー12のL端子10の電圧は、図3の表のようになる。図3の表において、(1)は補助スイッチコイル通電電流×半導体リレーON抵抗、(2)はバッテリ電圧である。尚、駆動信号ON、半導体リレーOFFという状態は、スタータ保護装置が作動している状態である。
【0021】
図3の表の(1)及び(2)の電圧を駆動信号検出部30が測定することにより、キースイッチ14やエンジンコントロールユニット等から入力された駆動信号のON・OFFをS端子及びリード線が無くとも判断することが可能になる。
【0022】
尚、補助スイッチコイル通電電流×半導体リレーON抵抗による電位差は小さい為、オペアンプ等の増幅回路で増幅した方がより精度高く検出することが可能になる。
【0023】
したがって、補助スイッチコイル通電電流×半導体リレーON抵抗による電位差を検出することにより、キ−スイッチ14やエンジンコントロールユニット等から入力された駆動信号のON・OFFを、例えばマイコン等で構成された演算処理部23で判断することにより、その駆動信号を送る結線が不要となり、構造が簡単になり、コスト低減が可能になる。
【0024】
次に、駆動信号検出部30が駆動信号を検出すると、演算処理部23が、スタータ制御装置7の電源回路部25を自動的に起動(ON)させ、一方、駆動信号検出部30が一定時間内に信号を検出しなければ、演算処理部23が、電源回路部25を自動的に休止(OFF)させるようにしたので、制御回路部11の消費電力を少なくすることが可能になる。
【0025】
また、補助スイッチ5を駆動する半導体リレー12を常時ON状態とし、演算処理部23が、その補助スイッチ5を駆動する半導体リレー12をOFFさせるよう設定している。また、補助スイッチの電力はキースイッチ側より供給する。よって、演算処理部23破壊や半導体リレー12がショート状態で破壊してもスタータの動作はキースイッチの駆動信号に準じ、制御回路が装着されていないスタータと同じ動作状態となる為、スタータが動作不能となることが無くなる。
【0026】
よって、フェールセーフとして、マイコンから構成された演算処理部23を監視する為の2つ目のマイコンの設定が不要、あるいは、2つ目の半導体リレーの設定が不要となり、コスト低減が容易に可能になる。
【0027】
一般的に、スタータ制御回路が装着されている装置にはスタータ保護装置が内蔵されているので、本実施の形態においてもスタータ保護装置を設けている。スタータ保護装置の機能としては、例えば、オーバーラン防止機能・過熱保護機能・再噛み防止機能等がある。
【0028】
スタータ保護装置の機能の中でスタータB端子電圧の脈動を利用する方法は知られている。簡単に図4に沿ってスタータB端子4の電圧の脈動を説明しておく。
【0029】
ユーザがキースイッチ14を操作してスタータを作動させるとスタータには瞬時的に大電流(ラッシュ電流)が流れるため、スタータB端子電圧は(a)点において、図示されたように急激に低下する。
【0030】
続いて、期間(b)において、エンジンがスタータによって回転され始めると、スタータへの通電電流が除々に低下するので、スタータB端子電圧は除々に上昇する。
【0031】
次に、期間(c)においてエンジンがスタータによって回転される状態(クランキング状態)になると、エンジン回転トルクが圧縮工程及び膨張行程に応じて変動するので、スタータB端子電圧の波形はエンジン回転トルクの変動と同様に周期的に変化する。
【0032】
次に、期間(d)において、エンジンが始動開始すると、エンジンの発生トルクによってスタータに対する負荷が減少するので、スタータB端子電圧は上昇する。
【0033】
その後、期間(e)において、エンジンが始動開始しているにもかかわらずスタータがエンジンによって廻されている状態(オーバーラン状態)になると、スタータが無負荷状態になるので、スタータB端子電圧は一定電圧となる。
【0034】
最後に、(f)点において、キースイッチ14をOFFするとスタータはOFFされるのでスタータB端子電圧はエンジン始動以前の初期値に復帰する。
【0035】
スタータB端子電圧の期間(c)及び期間(e)の状態を脈動と呼んでいるが、この脈動を利用してオーバーラン防止機能・過熱保護機能を実現する方法は一般的に知られている。
【0036】
但し、上記スタータB端子電圧の脈動は、直流成分に交流成分が加算された波形となっている。この波形では電圧が高い為、そのまま演算処理部で処理することが困難である。したがって、直流成分をある程度減算するか、除く必要がある。
【0037】
減算する場合、図5の様にツエナーダイオード等によって直流成分の一部を除く方法や図6の様に抵抗をシリーズに接続し分圧する方法があるが、バッテリーが12vと24vで制御回路基板を分ける必要があり、共用化することが困難となる。また分圧する方法はスタータB端子電圧の期間(c)及び期間(e)の状態を脈動の幅が小さくなってしまう。
【0038】
スタータB端子電圧の脈動の直流成分を除くには、図7の様にコンデンサと抵抗によって構成される微分回路を設定することにより容易に省くことができる。
【0039】
この微分回路によってスタータB端子電圧の脈動の直流成分を除くことにより演算処理部23での処理が容易になりスタータB端子電圧の期間(c)及び期間(e)の状態を脈動も小さくならず精度も向上する。また、12v用と24v用で制御回路基板を共通することが容易に可能になる。
【0040】
以上のように、本実施の形態においては、スタータ制御装置7は、直接キースイッチ14やエンジンコントロールユニット等からの駆動信号を駆動信号検出部30により検出するようにしたため、従来用いられていた駆動信号を検出するためのS端子及びその駆動信号を送るための結線が制御装置において不要となる。したがって、補助スイッチ(電磁スイッチ)5とスタータ制御装置7を一体化する際に、構造を容易にすることができる。
【0041】
また、本実施の形態においては、補助スイッチ(電磁スイッチ)をキ−スイッチ14からの電力で駆動するようにしたので、半導体リレー12がショート状態で破壊してもスタータが廻り放しになることを防止することができる。したがって、フェールセーフの為に2つ目のマイコンや半導体リレー等を設けることが不要であり、コスト低減が図れる。但し、スタータ動作はキースイッチ14に準じる。
【0042】
また、本実施の形態においては、補助スイッチ(電磁スイッチ)を駆動する半導体リレーを常時ONとし、制御回路は半導体リレーをOFFさせる信号を出力するように設定され、また、補助スイッチの電力をS端子側より供給するように設定されているので、制御回路の一部(例えば演算処理部23)が破壊しても、補助スイッチ(電磁スイッチ)を駆動する電力を供給することが可能であるので、スタータを駆動することができる。
【0043】
さらに、本実施の形態においては、スタータB端子の脈動をスタータ保護機能に利用している装置において、スタータB端子の脈動を微分回路で処理することにより、バッテリー12vと24v用基板を容易に共用化することが可能となる。
【0044】
【発明の効果】
この発明は、キースイッチの投入時に閉成されるエンジン用スタータの電磁スイッチを半導体リレーで制御するスタータ制御装置であって、制御回路と、上記電磁スイッチに接続され、上記制御回路の制御により当該電磁スイッチの動作の制御を行う半導体リレーと、上記電磁スイッチと上記半導体リレーとを接続している上記半導体リレーの端子の端子電圧を測定して、測定値が0でない場合には、上記キースイッチからの上記電磁スイッチへの駆動信号がONであるとして、当該駆動信号のON/OFFの検出を行う駆動信号検出手段とを備え、上記駆動信号検出手段の検出結果に基づいて、上記電磁スイッチを動作させることにより、スタータの制御を行うことを特徴とするスタ−タ制御装置であるので、駆動信号を検出するための端子が不要となるため、端子の個数が減った分、補助スイッチとスタータ制御装置を一体化する際の構造を容易にできるとともに、半導体リレーがショート状態で破壊した場合にもスタータが廻り放し状態になることを防止し、また、演算処理部が破壊した場合にもスタータを駆動させることができる。
【0045】
また、上記駆動信号検出手段が上記駆動信号のONを検出した場合に上記制御回路の電源を起動させるとともに、上記駆動信号のOFFを検出した場合には、当該OFFになった時点から一定時間経過後に、消費電力を抑制するために上記制御回路の電源を休止させる電源制御手段を備えているので、制御回路の消費電力を少なくすることができる。
【0046】
また、上記電磁スイッチを駆動させる上記半導体リレーは常時通電状態であって、上記制御回路からの信号によって遮断状態となるように設定されているので、たとえ制御回路が破壊しても電磁スイッチの動作はキースイッチから入力される駆動信号に準じ、スタータが動作不能となることを防止することができる。
【0047】
また、上記電磁スイッチの電力は上記キースイッチから供給されるので、半導体リレーがショート状態で破壊した場合においても、スタータが廻り放しになることを防止することができる。
【0048】
また、上記スタータを保護するためのスタータ保護手段が上記制御回路に設けられているので、オーバラン防止・加熱保護・再噛み防止を行うことができる。
【0049】
また、上記スタータの電源電圧を測定し、その電源電圧の直流成分を減算し、交流成分のみを検出する微分回路を備え、当該交流成分に基づいて、上記スタータ保護手段が、上記スタータのオーバーラン及び過熱の保護を行うようにしたので、バッテリー12vと24v用基板を容易に共有化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るスタータ制御装置の構成を示した結線図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係るスタータ制御装置の構成を示した構成図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係るスタータ制御装置のL端子の電圧の変化を表形式にまとめた説明図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係るスタータ制御装置のスタータB端子電圧の脈動をグラフで示した説明図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係るスタータ制御装置において、ツエナーダイオードによって直流成分の一部を除いた場合のスタータB端子電圧の脈動をグラフで示した説明図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係るスタータ制御装置において、抵抗をシリーズに接続し分圧した場合のスタータB端子電圧の脈動をグラフで示した説明図である。
【図7】本発明の実施の形態1に係るスタータ制御装置において、微分回路によって直流成分を除いた場合のスタータB端子電圧の脈動をグラフで示した説明図である。
【図8】従来のスタータ保護装置の構成を示した結線図である。
【図9】従来のスタータ制御回路の構成を示した構成図である。
【符号の説明】
1 スタータモータ部、2 メインスイッチ部、3 スタータM端子、4 スタータB端子、5 補助スイッチ、6 補助スイッチコイル、7 スタータ制御装置、9 B端子、10 L端子、11 制御回路部、12 半導体リレー、13 E端子、14 キースイッチ、15 バッテリ、21,24 保護回路部、22駆動信号入力部、23 演算処理部、25 電源回路部、26 出力制御部、30 駆動信号検出部。
Claims (6)
- キースイッチの投入時に閉成されるエンジン用スタータの電磁スイッチを半導体リレーで制御するスタータ制御装置であって、
制御回路と、
上記電磁スイッチに接続され、上記制御回路の制御により当該電磁スイッチの動作の制御を行う半導体リレーと、
上記電磁スイッチと上記半導体リレーとを接続している上記半導体リレーの端子の端子電圧を測定して、測定値が0でない場合には、上記キースイッチからの上記電磁スイッチへの駆動信号がONであるとして、当該駆動信号のON/OFFの検出を行う駆動信号検出手段とを
備え、
上記駆動信号検出手段の検出結果に基づいて、上記電磁スイッチを動作させることにより、スタータの制御を行うことを特徴とするスタ−タ制御装置。 - 上記駆動信号検出手段が上記駆動信号のONを検出した場合に上記制御回路の電源を起動させるとともに、上記駆動信号のOFFを検出した場合には、当該OFFになった時点から一定時間経過後に、消費電力を抑制するために上記制御回路の電源を休止させる電源制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のスタ−タ制御装置。
- 上記電磁スイッチを駆動させる上記半導体リレーは常時通電状態であって、上記制御回路からの信号によって遮断状態となることを特徴とする請求項1または2に記載のスタ−タ制御装置。
- 上記電磁スイッチの電力は上記キースイッチから供給されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のスタ−タ制御装置。
- 上記スタータを保護するためのスタータ保護手段が上記制御回路に設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のスタ−タ制御装置。
- 上記スタータの電源電圧を測定し、その電源電圧の直流成分を減算し、交流成分のみを検出する微分回路を備え、
当該交流成分に基づいて、上記スタータ保護手段が、上記スタータのオーバーラン及び過熱の保護を行うことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のスタ−タ制御装置。
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