JP2000090797A - リレーの制御装置 - Google Patents

リレーの制御装置

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JP2000090797A
JP2000090797A JP10261063A JP26106398A JP2000090797A JP 2000090797 A JP2000090797 A JP 2000090797A JP 10261063 A JP10261063 A JP 10261063A JP 26106398 A JP26106398 A JP 26106398A JP 2000090797 A JP2000090797 A JP 2000090797A
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relay
voltage
battery
coil
auxiliary battery
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JP10261063A
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Tsutomu Matsuki
務 松木
Yasushi Kojima
靖 小島
Hiroshi Demura
洋志 出村
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L2270/00Problem solutions or means not otherwise provided for
    • B60L2270/20Inrush current reduction, i.e. avoiding high currents when connecting the battery

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リレーの瞬断を防止する。 【解決手段】 補機バッテリ32の電圧低下を電圧計3
6により検出した場合には、制御部38がPWM部34
に制御信号を送り、出力のデューティー比を増大させ
る。これによって、補機バッテリ32の電圧低下時にお
けるリレーコイル30への通電量の低下を防止でき、シ
ステムメインリレー12の瞬断発生を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メインバッテリか
ら負荷への電力供給をオンオフするリレーの制御装置、
特にリレーの瞬断に基づく溶着を防止するものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気自動車やハイブリッド自動車では、
駆動源としてのモータと、このモータへ電力を供給する
ためのメインバッテリを有している。そして、このメイ
ンバッテリとモータを結ぶ電力配線には、リレーが設け
られ、電力の供給をオンオフできるようになっている。
【0003】すなわち、ドライバーが車両に乗り込み、
運転開始のためのキー操作を行った場合にはリレーをオ
ンし、運転終了のキー操作を行った場合にはリレーをオ
フしている。また、このリレーのオンオフは、リレーコ
イルへの通電のオンオフによって行われ、このリレーコ
イルへの電力は補機バッテリから供給されるようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、この補機バッ
テリは、車両に搭載されるパワーステアリング装置や、
エアーコンディショナーや、ライト類などの各種補機に
も電力を供給している。このため、補機の使用状態によ
っては、補機バッテリの電圧が変動する。特に、電力消
費量の大きな補機のスイッチがオンされた直後には、そ
こに比較的大きな電流が流れ、補機バッテリの電圧が瞬
間的にかなり低くなる場合も考えられる。このような場
合、リレーコイルへの供給電流が減少し、リレーが瞬断
するおそれがある。そして、リレーの瞬断後における接
点再接続時に、接点が溶着を起こす可能性があり、これ
によってリレーがオフできなくなってしまう。
【0005】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、リレーの瞬断の発生を効果的に防止できるリレーの
制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、メインバッテ
リから負荷への電力供給をオンオフするリレーの制御装
置であって、前記リレーを駆動するリレーコイルに電力
を供給する補機バッテリと、この補機バッテリの電圧を
検出する電圧検出手段と、補機バッテリから前記リレー
コイルに供給する電力をPWM制御するPWM制御手段
と、前記電圧検出手段において補機バッテリの電圧にお
ける所定の電圧低下を検出したときに前記PWM制御手
段からの出力のデューティ比を増加させるリレー電力制
御手段と、を有することを特徴とする。
【0007】このように、補機バッテリの電圧低下時に
リレーコイルへ供給するPWM信号のデューティー比を
増加する。これによって、リレーコイルにおける通電量
を確保することができる。従って、リレーの瞬断を防止
することができ、その溶着を防止することができる。
【0008】また、本発明は、メインバッテリから負荷
への電力供給をオンオフするリレーの制御装置であっ
て、前記リレーを駆動するリレーコイルに電力を供給す
る補機バッテリと、この補機バッテリの電圧を検出する
電圧検出手段と、補機バッテリから前記リレーコイルに
供給する電力をオンオフするスイッチ手段と、前記電圧
検出手段において補機バッテリの電圧における所定の電
圧低下を検出したときに前記スイッチ手段により、前記
リレーコイルへの供給電力を遮断するリレー電力制御手
段と、を有することを特徴とする。
【0009】このように、補機バッテリの電圧低下時に
リレーコイルにおける通電を遮断する。これによってリ
レーを完全にオフすることができ、リレーの瞬断を防止
することができ、その溶着を防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0011】「第1実施形態」図1は、第1実施形態の
全体システムを示す図である。メインバッテリ10は、
多数の電池セルからなる組電池であり、約300Vの出
力電圧を有する。このメインバッテリ10の正極には、
システムメインリレー(SMR)12を介し、負荷14
の一端が接続されている。また、メインバッテリ10の
負極には、負側リレー16を介し、負荷14の他端が接
続されている。従って、システムメインリレー12及び
負側リレー16の両方をオンすることで、負荷14に電
力が供給される。
【0012】負荷14は、インバータ及びモータからな
り、インバータをスイッチングすることで、所定の電力
がモータに供給されてモータが駆動され、車両が走行す
る。
【0013】また、電圧計18が負荷14の両端に接続
されており、負荷14に印加される電圧Vbを計測して
いる。この電圧計18により計測する電圧Vbは、シス
テムメインリレー12および負側リレー16がオンされ
ていれば、メインバッテリ10の出力電圧に等しい。
【0014】さらに、システムメインリレー12には、
補助リレー20および抵抗22の直列接続したものが、
並列接続されている。システムメインリレー12をオフ
した状態で、補助リレー20をオンした場合、負荷14
への電流は抵抗22を介して流れる。そこで、リレーオ
ン時の電流量を抑制することができる。
【0015】ユーザが車両の運転開始するためのキー操
作を行った場合には、まず負側リレー16をオンし、次
に補助リレー20をオンする。これによって、抵抗22
によって制限された電流が負荷に供給される。その後シ
ステムメインリレー12をオンすることによって、メイ
ンバッテリ10と負荷16が直接接続される。このよう
に、補助リレー20をメインリレー12に先立ってオン
することによりリレーオン時の大きな突入電流の発生を
防止することができる。また、システムメインリレー1
2をオンした後に、補助リレー20はオフしておく。
【0016】そして、システムメインリレー12は、こ
のオンオフのためのリレーコイル30を有している。こ
のリレーコイル30の一端は、補機バッテリ32の正極
に接続され、負極はリレー電力制御手段としてのPWM
部34を介し補機バッテリ32の負極に接続されてい
る。PWM部34は、補機バッテリ32からの電流をパ
ルス幅変調したPWM信号としてリレーコイル30に供
給するものであり、このPWM部34によってリレーコ
イル30に流れる電流量が制御される。
【0017】補機バッテリ32の両端には、電圧計36
が接続されており、これによって補機バッテリ32の電
圧を計測する。電圧計36には、制御部38が接続され
ており、この制御部38がPWM部34に制御信号を供
給する。そして、この制御信号によって、PWM部34
は出力するパルスのデューティー比を制御し、リレーコ
イル30への電流量を制御する。
【0018】次に、このシステムにおける動作を図2に
基づいて説明する。まず、電圧計36の出力により補機
バッテリ32の電圧が所定値αを超えているかを否かを
判定する(S11)。この所定値αは、リレーコイル3
0を確実に保持できる最低の電圧値であり、例えば補機
バッテリ32の通常時電圧の70%程度の電圧値とす
る。
【0019】そして、この判定において、YESであれ
ば、PWMのデューティー比はそのままの値に保ち、リ
レーコイル30への電流量はそのまま通常の値に維持す
る(S12)。例えば、通常時のPWMのデューティー
比は、20%程度である。
【0020】一方、S11の判定において、NOであれ
ば制御部38は、PWM部34への制御信号により、P
WM部34の出力のデューティー比を上昇させる。例え
ば、デューティー比を90%とする。これによって、補
機バッテリ32の電圧が50%以下になってもリレーコ
イル30に流れる電流量を十分大きなものに維持して、
システムメインリレー12の瞬断の発生を防止すること
ができる。
【0021】図3に、PWM部34への入力電圧、PW
M信号、リレーコイル電流、接点オンオフについてのタ
イミングチャートを示す。まず、ユーザの運転開始のキ
ー操作により、図示を省略したスイッチがオンされ、補
機バッテリ32からの電力がPWM部34に供給される
ようになる。所期の入力電圧の80%(感動電圧)にま
で、入力電圧が上昇したときには、PWM部34は、P
WM信号の出力を開始する。当初は、システムメインリ
レー12をオンするために、デューティー比100%と
し、その後徐々にデューティー比を下げる。これは、シ
ステムメインリレー12が一旦オンされれば、これをオ
ン状態に維持するためには、それ程電力を必要としない
からである。すなわち、リレーコイル30には、当初比
較的大きな投入電流が流れ、その後は比較的小さな保持
電流が流れる。PWM信号のパルスの周波数は20kH
z程度である。また、システムメインリレー12の開放
電圧は、最大電圧の50%程度である。
【0022】そして、図において斜線で示すように、補
機バッテリ32の電圧値が70%以下になった場合に
は、デューティー比を90%程度に上昇する。これによ
って、リレーコイル30に流れる電流量を上昇して、シ
ステムメインリレー12をオン状態に維持することがで
きる。
【0023】なお、図においては、システムメインリレ
ー12についてのみ、リレーコイル30およびその駆動
回路を示したが、負側リレー16および補助リレー20
についてもこれをオンオフするためのリレーコイルおよ
びこの駆動回路が存在する。そして、これらについても
同様のPWMのデューティー比変更手段を設けてもよ
い。しかし、瞬断による溶着が最も発生しやすく、問題
が大きいのは、システムメインリレー12であり、少な
くとも、システムメインリレー12について、上述のデ
ューティーの変更手段を設けることが好適である。
【0024】また、S11の判定にヒステリシスを設け
たり、変更したデューティー比を一定時間維持したりす
ることで、制御が頻繁に変更されるのを防止することも
好適である。
【0025】「第2実施形態」図4は、第2実施形態の
システムの構成を示す図である。このシステムでは、補
機バッテリ32と、リレーコイル30の間にリレー電力
制御手段としてのスイッチ40を有しており、またこの
スイッチ40を電圧計36の出力に応じて制御する制御
部42を有している。従って、このスイッチ40をオン
オフすることで、リレーコイル30の通電をオンオフす
ることができる。そして、制御部42は、電圧計36お
よび18の検出結果に基づいてスイッチ40を制御す
る。
【0026】図3に、制御部42の動作のフローチャー
トを示す。まず、初期設定として、励磁を強制的にオフ
しているか否かを示すFlagについて、強制的にオフ
している状態を示すため、Flagを0にセットする
(S21)。次に、Flagが1かを判定する(S2
2)。最初のループでは、このS22の判定は必ずNO
となる。S22の判定がNOであれば、次に電圧計36
で計測した補機バッテリ32の電圧Vcが所定値αより
大きいかを判定する(S23)。この判定でYESであ
れば、リレーコイル30において十分な電流が得られる
ため、スイッチ40をオンのままとして、励磁オンを維
持する(S24) 一方、S23においてNOであった場合、リレーコイル
30の電流量が十分でないため、そのままにするとシス
テムメインリレー12において、瞬断が生じるおそれが
ある。そこで、本実施形態では、スイッチ40をオフ
し、リレーコイル30への電流供給をオフ(励磁オフ)
する(S25)。そして、電圧計18の検出値によりV
bが0であるかを判定する(S26)。これは、システ
ムメインリレー12が完全にオフされたことを確認する
ためであり、この判定でYESであれば、Flagを0
にセットし(S27)S22に戻る。従って、Vbが0
になった後は、S23のVcがαより大きいかの判定に
戻る。なお、S22においてYES(Flag=1)場
合には、強制的な励磁オフの処理を行っており、そのま
まS25に進む。
【0027】一方、S26ににおいてNOであれば、シ
ステムメインリレー12は完全にオフされていない。そ
こで、Flagを1にセットし(S28)、S22に戻
る。この場合、S22において、YESとなり、S26
においてVb=0になるまで、S25の励磁オフを繰り
返す。
【0028】このように、本実施形態の処理では、補機
バッテリ32の電圧が所定値α以下になった場合には、
システムメインリレー12のリレーコイル30への通電
を遮断し、負荷14へ印加される電圧Vbが0になるの
を確認する。これによって、システムメインリレー12
は、一旦完全にオフされ、瞬断の発生が防止される。
【0029】なお、本実施形態におけるPWM部34
は、補機バッテリ32の電圧低下時に、デューティー比
を変更することはないが、上述の第1実施形態と同様に
リレーコイル30への通電を制御することに変わりはな
い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
補機バッテリの電圧低下時において、リレーコイルへ通
電量を増加するかまたはリレーコイルへの通電を遮断す
ることで、リレーにおける瞬断が生じないようにでき
る。従って、リレーにおける溶着を効果的に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態のシステム構成を示す図であ
る。
【図2】 同実施形態のシステムの動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】 同実施形態のシステムにおける動作を示すタ
イミングチャートである。
【図4】 第2実施形態のシステムの構成を示す図であ
る。
【図5】 同実施形態のシステムの動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
10 メインバッテリ、12 システムメインリレー、
14 負荷、16 負側リレー、18,36 電圧計、
20 補助リレー、22 抵抗、30 リレーコイル、
32 補機バッテリ、34 PWM部、38,42 制
御部、40 スイッチ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインバッテリから負荷への電力供給を
    オンオフするリレーの制御装置であって、 前記リレーを駆動するリレーコイルに電力を供給する補
    機バッテリと、 この補機バッテリの電圧を検出する電圧検出手段と、 補機バッテリから前記リレーコイルに供給する電力をP
    WM制御するPWM制御手段と、 前記電圧検出手段において補機バッテリの電圧における
    所定の電圧低下を検出したときに前記PWM制御手段か
    らの出力のデューティ比を増加させるリレー電力制御手
    段と、 を有することを特徴とするリレーの制御装置。
  2. 【請求項2】 メインバッテリから負荷への電力供給を
    オンオフするリレーの制御装置であって、 前記リレーを駆動するリレーコイルに電力を供給する補
    機バッテリと、 この補機バッテリの電圧を検出する電圧検出手段と、 補機バッテリから前記リレーコイルに供給する電力をオ
    ンオフするスイッチ手段と、 前記電圧検出手段において補機バッテリの電圧における
    所定の電圧低下を検出したときに前記スイッチ手段によ
    り、前記リレーコイルへの供給電力を遮断するリレー電
    力制御手段と、 を有することを特徴とするリレーの制御装置。
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