JP3305894B2 - 給湯器の燃焼制御装置 - Google Patents

給湯器の燃焼制御装置

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JP3305894B2
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淳 西村
紀生 坂本
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パロマ工業株式会社
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、給湯運転を行うため
の給湯スイッチが自動復帰型スイッチ構成で、かつ水流
スイッチを備えた各種給湯器の燃焼制御装置であって、
バーナの点火、消火が軽い押し操作で行えるもので、接
点の短絡等の異常をチェックすることによるガス燃焼器
具の安全性を図る燃焼制御装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】接点の短絡等の異常をチェックする燃焼
制御装置としては、特開昭63ー156924号公報に
提案されており、該燃焼制御装置がグリル付きこんろに
適用された従来例を3、4、5図に基づいてその概略を
説明する。4図においてグリル40を備え、二口のこん
ろ200を有するグリル付きこんろであって、該こんろ
は、自動復帰型の点消火ボタン90を備えており、該点
消火ボタン90を押して手を離すと、点火器(図示しな
い)を放電し、電磁弁140、モータコック150を開
にして、バーナ160を点火燃焼させる。(図5におい
てステップb1からステップb3参照。)そして点消火
ボタン90を押してから5秒後に、再度マイコン(図示
しない)にて点消火ボタン90の信号を読み取って接点
のオフ状態をチェックする。点消火ボタン90がオンし
続けておれば、図略のマイコンの安全回路が動作し、前
記モータコック150、電磁弁140を閉じてバーナ1
60の燃焼を停止させる。(5図におけるステップb
5、b7参照。)しかし、点消火ボタン90が押されて
から、5秒後にオンし続けていなければ安全回路が動作
せず、バーナ160の燃焼が続行される(スッテプb
5、b6参照)ように構成されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、本従来技
術を後述する給湯器の給湯スイッチに適用すると、通水
の有無に拘わらす、点消火ボタン90を押圧して接点を
オンすると同時に計時され、一定時間(5秒)経過して
ユーザが点消火ボタン90を押し続けることがあり、一
定時間(5秒)以上押し続けると、点消火ボタン90の
接点の短絡等の異常と検出されて、上述の通りバーナ1
60の燃焼が停止する欠点がある。本発明の燃焼制御装
置は、これを給湯器に適用するに際して接点の短絡状態
のチェックを水流スイッチのオン作動を条件となすこと
により上記従来例の欠点を解消するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記欠点を解消するため
に、自動復帰型スイッチ構成の給湯スイッチ(31)を
備え、該給湯スイッチ(31)の押圧オン後、給水配管
の水流を検知する水流スイッチ(6)のオンにてバーナ
(10)の点火、燃焼開始を行うと共に、該給水配管の
上流側の器具外に止水弁(22)が設けられた給湯器に
おいて、水流スイッチ(6)のオン後、所定時間後に給
湯スイッチ(31)の短絡状態を検出し、短絡状態にあ
れば、給湯を停止させることを特徴とする給湯器の燃焼
制御装置を提供するものである。
【0005】
【作用】給湯スイッチ(31)の押圧オン後に、ステッ
プa3における水流スイッチ(6)のオン作動にて点火
プラグ(14)にて火花放電が行われ、元電磁弁(1
2)が開かれるので、バーナ(10)の燃焼が開始され
る。そして、水流スイッチ(6)のオン作動時からの一
定時間経過後に給湯スイッチ(31)の接点Sが短絡し
ているか否かがチェックされて、燃焼を続行するか否か
が決定される。(スッップa4、・・・・・ステップa
9ないしはステップa10参照。)
【0006】
【実施例】以下にこの発明に係わる燃焼制御装置の実施
例を1、2図に基づいて説明する。図1は本発明が適用
されるガス給湯器の概略図であり、ガス給湯器1は、上
水道に接続される給水管2と、該給水管2に介装される
給水弁21、給水弁21の上流側に介装され、器具外に
設けられた止水弁22、給水管2に導かれた水をバーナ
10の燃焼熱により加熱する熱交換器3と、該熱交換器
3で加熱された湯を送り出す給湯管4とで器具内の水流
路が構成されている。給水管2には、給水圧の変動に関
係なく所定流量を保持させるるための水ガバナー5と、
その下流側で水流の有無を検知する水流スイッチ6が設
けられている。一方、給湯管4には、熱交換器3の出口
側に出湯温度を検出するためのサーミスタ7が設けら
れ、また、先端の接続口には台所の流し台等に通じる外
部配管9が接続されている。バーナ10へ通じるガス導
管11には、その上流側からガス流路の開閉を司どる元
電磁弁12と、該元電磁弁12の下流側にガス流量を調
整する比例制御弁13とが設けられている。
【0007】以上構成のガス給湯器1を燃焼制御するた
めに、器具内にはコントローラ20が設けられている。
コントローラ20は、周知の論理演算回路を構成するマ
イクロコンピュータが収納設置されており、上記水流ス
イッチ6、サーミスタ7、火炎を検知するフレームロッ
ド15からの信号が入力されるとともに、元電磁弁1
2、比例制御弁13、給水弁21、点火プラグ14や燃
焼用空気を強制的に燃焼室に供給する図示しないファン
等のアクチュエータ等を駆動する駆動制御信号を出力す
る。30はコントローラ20と接続され、自動復帰型ス
イッチ構成のオン、オフ接点S(以下本文において接点
Sと言う。)を備えて、給湯器1の燃焼運転、消火指令
を行う給湯スイッチ31が取付けられた操作盤であり、
32は、該操作盤30に設けられた給湯運転を表示する
給湯ランプである。
【0008】引き続いて、上記ガス給湯器1の燃焼制御
について2図の流れ図に従って説明する。出湯開始を行
うにあたり、止水弁22を開いてから給湯スイッチ31
の接点Sを押してオンさせ、そのオン状態により、給湯
ランプ32にて給湯表示が行われ、この後に給水弁21
が開かれて給水管2に通水されて水流スイッチ6がオン
状態となって、ガスバーナ10が燃焼中でないスタート
時には、点火プラグ14より火花放電が行われるととも
に元電磁弁12が開かれ、バーナ10は点火、燃焼さ
れ、バーナ10の燃焼開始が行われる。(2図における
ステップa1からスッテプa5参照。)
【0009】水流スイッチ(6)がオンして後、クロッ
クパルスの計数器等にて構成された図示しないタイマー
を始動させて(ステップa4参照。)後、計時が行わ
れ、該タイマーの設定時間である所定時間(6秒)経過
後に、給湯スイッチ(31)の接点Sのオン状態がチェ
ックされ、オン状態が検出されると、接点Sの短絡等の
異常と見なされて元電磁弁12が閉じられてバーナ(1
0)の燃焼を停止させる。(ステップa10参照。)そ
して、接点Sがオフ状態にあれば、バーナ10の燃焼制
御が続行される。(ステップa9参照)
【0010】上記実施例によれば、止水弁22が閉じら
れたまま、給湯スイッチ31を押圧オンして出湯しよう
とした場合、通水が行われることはないため、水流スイ
ッチ6がオンせず、該水流スイッチ6がオンしない故
に、給湯スイッチ31が押し続けられてもステップa4
以降に進行することはないので、接点Sの短絡が検出さ
れることはない。従って止水弁22が閉じられた状態
で、使用者が給湯スイッチ31を押しても燃焼および出
湯しないので、更に押し続けることを、接点Sの短絡、
溶着等の異常と検知することはない。
【0011】
【発明の効果】上記した本発明に係わる給湯器の燃焼制
御装置によれば、水流スイッチ(6)の作動後の所定時
間後に自動復帰型スイッチ構成の給湯スイッチ(31)
の接点(S)のオン状態をチェックすることにより、
水弁(22)が閉じられたまま給湯スイッチ(31)を
オンして出湯しようとした場合、通水が行われることが
ないため、給湯スイッチ(31)が押し続けられても水
流スイッチ(6)がオンせず、給湯スイッチ(31)の
接点の短絡、溶着等の異常と検知することはない。従っ
て、自動復帰型スイッチ構成の給湯スイッチ(31)を
備えた給湯器で、かつ水流スイッチ(6)を備えた安全
性の高い給湯器おいて、給湯スイッチ(31)の押し続
けを、接点(S)の短絡、溶着等の異常と検知する欠点
を解消して使用勝手の向上を図ることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる燃焼制御装置のガス給湯器への
適用例を示す概略全体図である。
【図2】本発明の作動の一実施例の要部を示す流れ図で
ある。
【図3】従来の燃焼制御装置をこんろに適用した場合の
ガス供給回路を示す概略図である。
【図4】従来の燃焼制御装置をこんろに適用した場合の
操作パネル部を示す概略斜視図である。
【図5】従来の燃焼制御装置の要部を示す流れ図であ
る。
【符号の説明】
1 ガス給湯器 3 熱交換器 10 バーナ 12 元電磁弁 14 点火プラグ 21 給水弁 31 給湯スイッチ S オン、オフ接点

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動復帰型スイッチ構成の給湯スイッチ
    (31)を備え、該給湯スイッチ(31)の押圧オン
    後、給水配管の水流を検知する水流スイッチ(6)のオ
    ンにてバーナ(10)の点火、燃焼開始を行うと共に、
    該給水配管の上流側の器具外に止水弁(22)が設けら
    れた給湯器において、水流スイッチ(6)のオン後、所
    定時間後に給湯スイッチ(31)の短絡状態を検出し、
    短絡状態にあれば、給湯を停止させることを特徴とする
    給湯器の燃焼制御装置。
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