JP3224961B2 - タイマー付ガス炊飯器 - Google Patents

タイマー付ガス炊飯器

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JP3224961B2
JP3224961B2 JP33551194A JP33551194A JP3224961B2 JP 3224961 B2 JP3224961 B2 JP 3224961B2 JP 33551194 A JP33551194 A JP 33551194A JP 33551194 A JP33551194 A JP 33551194A JP 3224961 B2 JP3224961 B2 JP 3224961B2
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真一 郷
清 川島
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パロマ工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガス炊飯器に関し、詳し
くは予約タイマー機能を備えたガス炊飯器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、予約タイマー機能と動作を表
示する表示部とを備えたタイマー付炊飯器が知られてい
る。こうしたタイマー付炊飯器は、図3の流れ図に示す
ように予約タイマーをセットした後に炊飯ボタンが操作
されてONになると(S21;YES)、炊飯開始時間
の予約が確定され「タイマー予約完了」といったメッセ
ージが表示部に表示され図示しない予約ランプが点灯す
る(S22)。そして、予約時間T=Tbに達すると
(S23;YES)、電磁弁が開いて点火動作によりバ
ーナを燃焼させて炊飯を開始する(S24)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来のタイマー付炊飯器の炊飯開始時間の予約は燃料
ガス供給の有無に関係なくセットされるために、たとえ
ば、タイマー予約のセット完了時にガス元栓を開き忘れ
たまま、予約時間がきて点火動作が始まってもバーナに
着火せずに御飯が炊けないといった不具合が生じること
が有った。本発明のタイマー付ガス炊飯器は上記課題を
解決し、ガス元栓の開き忘れを防止した使い勝手の良い
タイマー付ガス炊飯器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の第1のタイマー付ガス炊飯器は、燃料ガスを燃焼さ
せるバーナと、上記バーナによる炊飯開始時間の予約を
行なうタイマー装置と、上記タイマー装置の予約された
時間に上記バーナの燃焼を開始させる燃焼制御手段とを
備えたタイマー付ガス炊飯器において、上記タイマー装
置の予約セット操作時に上記バーナの仮点火動作を行な
い燃料ガス供給の有無を判断する燃料ガス供給判断手段
と、上記燃料ガスが非供給状態にあると判断された時、
その旨を報知する報知手段を備えたことを要旨とする。
【0005】また、本発明の第2のタイマー付ガス炊飯
器は、第1の発明において、上記燃料ガス供給判断手段
は、バーナの着火炎の検知に基づくことを要旨とする。
【0006】また、本発明の第3のタイマー付ガス炊飯
器は、第1の発明において、上記燃料ガス供給判断手段
は、燃料ガスの供給圧力の検知に基づくことを要旨とす
る。
【0007】更に、本発明の第4のタイマー付ガス炊飯
器は、第1又は2又は3の発明において、上記燃料ガス
供給判断手段により供給状態にあると判断された時に予
約セットを確定することを要旨とする。
【0008】
【作用】上記構成を有する本発明のタイマー付ガス炊飯
器は、炊飯開始時間の予約セットにおいて、バーナの着
火炎検知やガス供給圧力検知などの燃料ガス供給判断手
段により燃料ガス供給の有無を判断し、燃料が供給され
ていない場合は報知手段によりその旨を報知するので、
ガス元栓を開くのを忘れて御飯が炊けなかったという不
具合も無く使い勝手が向上する。
【0009】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。図1は一実施例としてのタイマー付ガス炊飯器
の概略構成図である。本実施例のタイマー付ガス炊飯器
は、燃料ガス流路4を開閉する電磁弁10が設けられ、
その下流に燃料ガスと空気との混合気を燃焼させるバー
ナ3が設けられ、バーナ3の上部には炊飯釜7が設置さ
れている。また、バーナ3の混合気にスパークして点火
するイグナイター2と、炎の有無を検知する炎検知素子
1と、炊飯開始時間の予約を行なうタイマー6と、タイ
マー炊飯をスタートさせる炊飯ボタン9と、予約の完了
表示やエラー表示などを行なう表示部8とがコントロー
ラー5に接続され所定の点火・消火の制御が行われる。
【0010】次に、コントローラー5の実行するタイマ
ー炊飯制御処理について図2を用いて説明する。本ルー
チンは予約タイマー6をセットした後に起動し、まず炊
飯ボタン9がONされたか否かを判断し(S1)、ON
になると(S1;YES)、タイマー予約時間に関係な
くイグナイター2を作動してスパークを開始する(S
2)。点火後、着火炎が炎検知素子1の出力によって検
知されない場合には(S3;NO)、イグナイター2の
スパークを停止して電磁弁6を閉じ(S8)、図示しな
い異常報知ランプを点灯して表示部8に「タイマー予約
失敗」「ガス元栓30を開けて下さい」等のエラー表示
を行なう(S9)。
【0011】また、着火炎が検知された場合には(S
3;YES)、それが配管内の残ガスによるものか供給
ガスによるものかを判断するため所定時間Taの間火炎
の検知を行ない(S4;NO)、火炎が検知されない場
合は(S3;NO)、スパークを停止して電磁弁10を
閉じ(S8)、図示しない異常報知ランプを点灯して表
示部8に「タイマー予約失敗」「ガス元栓30を開けて
下さい」等のエラー表示を行なう(S9)。火炎が検知
された場合は(S4;YES)、仮運転を終了して予約
完了ランプを点灯して予約状態に設定する(S5)。そ
して、所定の経過時間が過ぎて予約時間T=Tbに達す
ると(S6;YES)、電磁弁10を開いて点火動作に
よりバーナ3を燃焼させて炊飯を開始する(S7)。こ
の様に本実施例のタイマー付ガス炊飯器によれば、予約
タイマーセット時に仮点火して火炎の検知によりガス供
給の有無を判断しガス供給が無い場合はその旨を表示部
に表示するようにしたのでガス元栓を開くのを忘れて御
飯が炊けなかったという不具合が防止でき使い勝手が向
上する。また、炎検知素子は立ち消え安全装置に使用さ
れる炎検知素子と兼用できるのでコスト面でも安価にで
きる。
【0012】次に別の実施例としての炊飯制御ルーチン
について図4の流れ図を用いて説明する。尚、この実施
例は、第一実施例の図2の流れ図の着火検知(S
3,)、Ta時間経過(S4)、以外は共通しているの
で、共通部分については、同一符号を付して説明を省略
する。ステップ2の点火処理後、燃料ガスの供給圧力を
圧力検出器11によって検出し(S43)、所定供給圧
力が検知されない場合は(S43;NO)、スパークを
停止して電磁弁10を閉じる(S8)。
【0013】また、燃料ガスの所定供給圧力が検知され
た場合には(S43;YES),それが配管内の残ガス
によるものかガスの供給かを判断するため所定時間Tc
の間燃料ガスの供給圧力の検知を行ない(S44;N
O)、所定供給圧力が検知されない場合は(S43;N
O)、スパークを停止して電磁弁10を閉じる(S
8)。所定供給圧力が検知された場合は(S44;YE
S)、仮運転を終了して予約完了ランプを点灯して予約
状態に設定する(S5)。また、燃料ガス供給の判断を
供給圧力を検知することで実施しても点火動作は行なわ
れるため器具内に生ガスが放出されることはなく安全で
ある。この様に本実施例のタイマー付ガス炊飯器によれ
ば、予約タイマーセット時に仮点火して燃料ガスの供給
圧力の検知によりガス供給の有無を判断しガス供給が無
い場合はその旨を表示部に表示するようにしたのでガス
元栓を開くのを忘れて御飯が炊けなかったという不具合
が防止でき使い勝手が向上する。以上本発明の実施例に
ついて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定
されるものではなく、例えば着火検出手段に火炎の温度
を検知する熱電対で有っても良く、また、報知手段にラ
ンプの点滅、警報器等を適用するもので有っても良く、
本発明の要旨を逸脱しない範囲に於いて、種々なる態様
で実施し得る事は勿論である。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のタイマー
付ガス炊飯器によれば、炊飯開始時間の予約セットにお
いてガスの有無を仮点火によって判断し、燃料ガスが無
いと判断された時、その旨を報知する報知手段を備える
といった簡単な機構で確実にガス元栓の開き忘れ防止を
図ることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例としてのガス炊飯器の概略構成図であ
る。
【図2】一実施例としてのガス炊飯器の制御装置の作動
の概要を示す流れ図である。
【図3】従来例としてのガス炊飯器の制御装置の作動の
概要を示す流れ図である。
【図4】他の実施例としてのガス炊飯器の制御装置の作
動の概要を示す流れ図である。
【符号の説明】
1…炎検知素子 2…イグナイター 3…バーナ 4…燃料ガス流路 5…コントローラー 6…タイマー 7…炊飯釜 8…表示部 9…炊飯ボタン 10…電磁弁 30…ガス元栓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−64127(JP,A) 特開 昭59−51816(JP,A) 実開 昭59−190120(JP,U) 実開 昭57−5114(JP,U) 実開 昭63−196618(JP,U) 実開 昭60−148858(JP,U) 実開 昭52−109628(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00 105 A47J 27/00 109

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料ガスを燃焼させるバーナと、 上記バーナによる炊飯開始時間の予約を行なうタイマー
    装置と、 上記タイマー装置の予約された時間に上記バーナの燃焼
    を開始させる燃焼制御手段とを備えたタイマー付ガス炊
    飯器において、 上記タイマー装置の予約セット操作時に上記バーナの仮
    点火動作を行ない燃料ガス供給の有無を判断する燃料ガ
    ス供給判断手段と、上記燃料ガスが非供給状態にあると
    判断された時、その旨を報知する報知手段を備えたこと
    を特徴とするタイマー付ガス炊飯器。
  2. 【請求項2】 上記燃料ガス供給判断手段は、バーナの
    着火炎の検知に基づくことを特徴とする請求項1記載の
    タイマー付ガス炊飯器。
  3. 【請求項3】 上記燃料ガス供給判断手段は、燃料ガス
    の供給圧力の検知に基づくことを特徴とする請求項1記
    載のタイマー付ガス炊飯器。
  4. 【請求項4】 上記燃料ガス供給判断手段により供給状
    態にあると判断された時に予約セットを確定することを
    特徴とする請求項1又は2又は3記載のタイマー付ガス
    炊飯器。
JP33551194A 1994-12-20 1994-12-20 タイマー付ガス炊飯器 Expired - Lifetime JP3224961B2 (ja)

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JPH08173317A JPH08173317A (ja) 1996-07-09
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