JP2640013B2 - 湯沸器 - Google Patents

湯沸器

Info

Publication number
JP2640013B2
JP2640013B2 JP13074190A JP13074190A JP2640013B2 JP 2640013 B2 JP2640013 B2 JP 2640013B2 JP 13074190 A JP13074190 A JP 13074190A JP 13074190 A JP13074190 A JP 13074190A JP 2640013 B2 JP2640013 B2 JP 2640013B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
time
water
electromagnetic
suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP13074190A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0424416A (ja
Inventor
忠雄 廣木
清磨 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP13074190A priority Critical patent/JP2640013B2/ja
Publication of JPH0424416A publication Critical patent/JPH0424416A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2640013B2 publication Critical patent/JP2640013B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Combustion (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は台所や洗面所等で使用される元止め式ガス
瞬間湯沸器等の湯沸器に関する。
(ロ)従来の技術 この種の湯沸器では、例えば、特公平2-13219号公報
に開示されているように、手動操作される操作部材の1
回目の操作時に止水弁を開放して熱交換器に通水させる
とともに、電磁開閉弁を開放してガスバーナに燃焼を行
わせ、操作部材の2回目の操作時に通水を止め、燃焼を
停止させるものが多く使用されており、ワンタッチ操作
で出湯と出湯停止が交互に行えるようになっている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところで、上述した湯沸器では操作部材の1回目の操
作時に所定時間オン信号を発するタイマ回路を制御装置
に設け、このタイマ回路がオン信号を発している間にオ
ンとなるスイッチング素子とリードリレー接点とを介し
て電磁開閉弁の吸引コイルに通電し、電磁開閉弁を吸着
開弁させるようにしている。
しかしながら、リードリレー接点の定格電流が500mA
程度であるのに対し、電磁開閉弁の吸引コイルを流れる
電流は常温で300〜400mAあり、低温時にコイル抵抗が下
がった場合やコイル抵抗にばらつきがある場合には定格
電流を超えることがあった。リードリレー接点の電流が
定格値を超えると、リードリレー接点が溶着する心配が
あった。また、タイマ回路が故障してオン信号が出たま
まになると、吸引コイルに電流が流れ続けて危険な状態
になる心配があった。
この発明は上述した事実に鑑みてなされたものであ
り、電磁開閉弁の開弁制御が安全に行えるようにするこ
とを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明では、熱交換器と、この熱交換器を加熱する
ガスバーナと、熱交換器に水を供給する通水路と、この
通水路に設けられた止水弁と、ガスバーナにガス燃料を
供給するガス流路と、このガス流路に設けられ、吸引コ
イル及び保持コイルを有する電磁開閉弁と、手動操作さ
れる操作部材と、この操作部材の1回目の操作時に止水
弁を開弁させ、2回目の操作時(再操作時)に止水弁を
閉弁させる連動装置と、操作部材の1回目の操作時に点
火装置を作動させるとともに電磁開閉弁を開弁させ、か
つ、操作部材の2回目の操作時に電磁開閉弁を閉弁させ
る制御装置とを備え、この制御装置には操作部材の1回
目の操作時にスイッチング素子を所定時間オンさせるタ
イマ回路と、操作部材の手動操作中にオンになるマイク
ロスイッチとが設けられ、電磁開閉弁が上記タイマ回路
のスイッチング素子とマイクロスイッチとを介して吸引
コイルに通電された際に開弁するようにした構成であ
る。
(ホ)作用 マイクロスイッチはリードリレー接点に比べて定格電
流が格段に大きいため、電磁開閉弁の吸引コイルを流れ
る電流によって溶着する心配がない。また、タイマ回路
のスイッチング素子と操作部材の手動操作中にオンにな
るマイクロスイッチとを介して電磁開閉弁の吸引コイル
に通電させることによって電磁開閉弁を開弁させるよう
にしたので、タイマ回路が故障してスイッチング素子が
オンしたままになっても、操作部材を手動操作しない限
り、電磁開閉弁の吸引コイルに通電されることはない。
(ヘ)実施例 以下、この発明を図面に示す実施例について説明す
る。
第3図において、(1)は通水路(2)及び出湯路
(3)が接続された熱交換器、(4)は熱交換器を加熱
するガスバーナ、(5)はパイロットバーナ、(6)は
通水路に設けられた止水弁、(7)は止水弁(6)の下
流側に設けられたダイヤフラム、(8)はガスバーナ
(4)及びパイロットバーナ(5)にガス燃料を供給す
るガス流路、(9)はガス流路(8)に設けられた電磁
開閉弁、(10)は電磁開閉弁(9)の下流側に設けられ
た水圧応動ガス弁である。この水圧応動弁(10)はダイ
ヤフラム(7)が0.4kg/cm2以上の水圧を検知すると開
弁し、ダイヤフラム(7)が0.2kg/cm2以下の水圧を検
知すると閉弁するものである。(11)は点火プラグ、
(12)はガスバーナ(4)及びパイロットバーナ(5)
の炎を検知する第1熱電対、(13)は熱交換器(1)の
フィン詰まりを検知するための第2熱電対、(14)は点
火及び出湯操作用の操作釦、(15)は操作釦(14)と操
作レバー(16)を介して連結され、操作釦(14)による
押圧操作(点火、出湯操作)時に止水弁(6)を開弁さ
せるとともに、押圧操作解除後も止水弁(6)の開弁を
保持(ロック)し、操作釦(14)の再操作(停止操作)
時に止水弁(6)を閉弁させる連動装置である。(17)
は操作釦(14)の最初の押圧操作時に所定時間点火プラ
グ(11)を作動させるとともに、電磁開閉弁(9)を開
弁させ、かつ、所定時間経過後は熱電対(12)(13)の
熱起電力によって電磁開閉弁(9)の開弁を保持させる
制御装置であり、この制御装置(17)は操作釦(14)の
再操作時に電磁開閉弁(9)の開弁の保持を解くもので
ある。
第1図は上述した湯沸器の制御装置(17)の回路構成
を示すものである。第1図において、(18)は直列接続
された2個の乾電池よりなる直流電源、(19)は操作釦
(14)の押圧操作時に閉となる点火スイッチ、(20)は
1.6Vの定電圧を発生させる3端子レギュレータ等の定電
圧回路、(21)は直流電源(18)の電源電圧が2V以下か
否かを判別する電池チェック回路、(22)は電源電圧が
2V以上あるとき、点火スイッチ(19)がオンになった時
点から10秒の間、タイマ信号を発する点火タイマ回路、
(23)は点火タイマ回路(22)のタイマ信号がある間、
点火プラグ(11)に放電させる点火装置、(24)は点火
タイマ回路(22)がタイマ信号を発した時点から0.5秒
間、タイマ信号を発してトランジスタ(25)を導通させ
る吸引タイマ回路、(26)は操作釦(14)が一杯に押圧
操作されているときにのみ閉となる吸着スイッチ、(2
7)は点火タイマ回路(22)がタイマ信号を発している
間は熱電対(12)(13)の熱起電力とは無関係にトラン
ジスタ(28)(29)を導通させ、その後、熱電対(12)
(13)の熱起電力によってトランジスタ(28)(29)を
オン・オフ制御する炎検出回路であり、電磁開閉弁
(9)の吸引コイル(91)はトランジスタ(25)及び吸
着スイッチ(26)を介して給電され、保持コイル(92)
はトランジスタ(28)(29)を介して給電されるように
結線されている。点火スイッチ(19)及び吸着スイッチ
(26)は操作釦(14)の押圧操作中に連動装置(15)に
よってオンするものであり、マイクロスイッチが使用さ
れている。
第2図に示すように、操作釦(14)が初期位置のA点
からB点まで押されると、操作レバー(16)を介して連
動装置(15)が作動し、この連動装置(15)によって止
水弁(6)が開き、通水路(2)に水が流れる。そし
て、ダイヤフラム(7)が0.4kg/cm2以上の水圧を検知
すると、水圧応動ガス弁(10)が開く。この時点で点火
スイッチ(19)がオンになり、制御装置(16)では各回
路に通電される。このとき、電池チェック回路(21)で
は直流電源(18)の電源電圧がチェックされ、電源電圧
が2V以上ある場合には点火タイマ回路(22)が10秒間の
タイマ信号を発する。このため、点火装置(23)によっ
て点火プラグ(11)が放電を開始する。この直後に操作
釦(14)が一杯に押され、C点に到達すると、吸着スイ
ッチ(26)がオンになる。このとき、吸引タイマ回路
(24)は点火タイマ回路(22)がタイマ信号を発した時
点から0.5秒間、タイマ信号を出してトランジスタ(2
5)をオンさせているので、電磁開閉弁(9)は吸引コ
イル(91)がトランジスタ(25)と吸着スイッチ(26)
を介して通電され、開弁する。また、点火タイマ回路
(54)がタイマ信号を発している間は炎検出回路(27)
によってトランジスタ(28)(29)がオンになっている
ので、吸引コイル(91)の通電が切られた後も、保持コ
イル(92)にトランジスタ(28)(29)を介して通電さ
れ、電磁開閉弁(9)は開弁を維持する。このようにし
て、操作釦(14)を一杯に押すと、熱交換器(1)に水
が供給されるとともに、水圧応動ガス弁(10)及び電磁
開閉弁(9)が開き、ガス流路(8)のガス燃料はガス
バーナ(4)及びパイロットバーナ(5)に供給され
る。そして、点火プラグ(11)により点火され、ガスバ
ーナ(4)及びパイロットバーナ(5)で燃焼が行われ
る。燃焼ガスは熱交換器(1)で熱交換され、熱交換器
(1)で加熱された湯は出湯路(3)を通って出湯され
る。
次に、操作釦(14)から手を離すと、操作釦(14)は
連動装置(15)に設けられたストローク規制体(図示せ
ず)により途中のD点まで戻り、その位置でロックされ
る。このとき、点火スイッチ(19)はオンのまま保持さ
れ、吸着スイッチ(26)はオフになる。点火タイマ回路
(22)のタイマ信号がなくなると、点火プラグ(11)は
放電を停止し、炎検出回路(27)は熱電対(12)(13)
の熱起電力によってトランジスタ(28)(29)をオン・
オフ制御する。すなわち、熱交換器(1)にフィン詰ま
りがなく、ガスバーナ(4)及びパイロットバーナ
(5)で燃焼が行われている間は熱電対(12)の熱起電
力が大きく、熱電対(13)の熱起電力が小さいため、炎
検出回路(27)はトランジスタ(28)(29)をオンのま
まにし、電磁開閉弁(9)は保持コイル(92)の通電が
継続され、開弁状態が維持される。また、止水弁(6)
も開弁状態のままロックされ、出湯を継続する。
出湯を停止する場合は、再び操作釦(14)をD点から
C点まで押してから手を離すと、連動装置(15)のスト
ローク規制体のロックが解除され、操作釦(14)及び操
作レバー(16)が初期位置に復帰する。このとき、点火
スイッチ(19)がオフして保持コイル(92)の通電を切
り、電磁開閉弁(9)がガス流路(8)を閉塞するとと
もに、連動装置(15)によって止水弁(6)が閉じ、燃
焼が停止し、出湯停止となる。また、ダイヤフラム
(7)が0.2kg/cm2以下の水圧を検知するため、水圧応
動ガス弁(10)も閉となる。
本実施例では操作釦(操作部材)(14)の1回目の押
圧操作時に吸引タイマ回路(24)によって0.5秒間オン
になるとトランジスタ(スイッチング素子)(25)と、
操作釦(14)を一杯に押圧操作したときにオンになる吸
着スイッチ(マイクロスイッチ)(26)とを介して電磁
開閉弁(9)の吸引コイル(91)に電流を流し、電磁開
閉弁(9)を吸着開弁させるようにしたので、吸引タイ
マ回路(24)のタイマ信号が出たままとなる故障が発生
し、トランジスタ(25)がオンのままになっても、操作
釦(14)を一杯に押圧操作しない限り、吸引コイル(9
2)に電流が流れることはなく、安全性が確保されると
ともに、直流電源(18)の電池の消耗を早めることがな
い。また、マイクロスイッチの定格電流は3〜5Aであ
り、リードリレー接点のそれ(500mA)に比べて格段と
大きいため、吸引コイル(91)のコイル抵抗にばらつき
があったり、低温時にコイル抵抗が低下した場合でも、
吸着スイッチ(26)を流れる電流が定格を超える心配が
なく、吸着スイッチ(26)が溶着しないようにできる。
(ト)発明の効果 この発明は以上説明したように、タイマ回路によって
オンとなるスイッチング素子と操作部材の手動操作中に
オンになるマイクロスイッチとを介して電磁開閉弁の吸
引コイルに通電が行われるようにしたので、定格電流の
大きなマイクロスイッチを用いて吸引コイルを流れる電
流による接点溶着を防止でき、信頼性の向上が図れるば
かりでなく、タイマ回路が故障してスイッチング素子が
オンのままになった場合でも、操作部材を手動操作して
いるとき以外は吸引コイルに電流が流れないようにで
き、安全性の向上を図れるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの発明の一実施例に関するもの
であり、第1図は湯沸器の制御装置のブロック図、第2
図は操作釦の移動量と制御装置の動作との関係を示す説
明図、第3図は湯沸器の概略構成説明図である。 (1)……熱交換器、(2)……通水路、(4)……ガ
スバーナ、(6)……止水弁、(8)……ガス流路、
(9)……電磁開閉弁、(91)……吸引コイル、(92)
……保持コイル、(14)……操作釦(操作部材)、(1
5)……連動装置、(16)……制御装置、(23)……点
火装置、(24)……吸引タイマ回路、(25)……トラン
ジスタ(マイクロスイッチ)、(26)……吸着スイッチ
(マイクロスイッチ)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱交換器と、この熱交換器を加熱するガス
    バーナと、熱交換器に水を供給する通水路と、この通水
    路に設けられた止水弁と、ガスバーナにガス燃料を供給
    するガス流路と、このガス流路に設けられ、吸引コイル
    及び保持コイルを有する電磁開閉弁と、手動操作される
    操作部材と、この操作部材の1回目の操作時に止水弁を
    開弁させ、2回目の操作時(再操作時)に止水弁を閉弁
    させる連動装置と、操作部材の1回目の操作時に点火装
    置を作動させるとともに電磁開閉弁を開弁させ、かつ、
    操作部材の2回目の操作時に電磁開閉弁を閉弁させる制
    御装置とを備え、この制御装置には操作部材の1回目の
    操作時にスイッチング素子を所定時間オンさせるタイマ
    回路と、操作部材の手動操作中にオンになるマイクロス
    イッチとが設けられ、電磁開閉弁が上記タイマ回路のス
    イッチング素子とマイクロスイッチとを介して吸引コイ
    ルに通電された際に開弁するようにしたことを特徴とす
    る湯沸器。
JP13074190A 1990-05-21 1990-05-21 湯沸器 Expired - Lifetime JP2640013B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13074190A JP2640013B2 (ja) 1990-05-21 1990-05-21 湯沸器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13074190A JP2640013B2 (ja) 1990-05-21 1990-05-21 湯沸器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0424416A JPH0424416A (ja) 1992-01-28
JP2640013B2 true JP2640013B2 (ja) 1997-08-13

Family

ID=15041521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13074190A Expired - Lifetime JP2640013B2 (ja) 1990-05-21 1990-05-21 湯沸器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2640013B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0424416A (ja) 1992-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR890002768Y1 (ko) 순간온수기의 연소제어회로
US5607294A (en) Device for automatically controlling the operation of a burner in general
JP2640013B2 (ja) 湯沸器
JPH068698B2 (ja) 給湯器
JP2525100B2 (ja) 湯沸器
JP2580097B2 (ja) 給湯器
JPH1054479A (ja) ガス湯沸器
JPH08285268A (ja) 燃焼装置
JP2500301B2 (ja) 燃焼装置の制御装置
JP2000020101A (ja) 制御装置
JPH0318840Y2 (ja)
JPS5812022Y2 (ja) ガス器具の燃焼安全装置
JP2624562B2 (ja) 湯沸器の制御装置
JPH0134042Y2 (ja)
JP3347627B2 (ja) ガス湯沸器
JPH0330705Y2 (ja)
JPH05172399A (ja) ガス湯沸器
KR0142394B1 (ko) 급수장치
JP2599016B2 (ja) 燃焼装置の制御装置
JPH0317172Y2 (ja)
JPH0146777B2 (ja)
JPS5838286Y2 (ja) ガス燃焼器
KR20210072684A (ko) 가스 레인지
JPH0136046Y2 (ja)
JPH0435713Y2 (ja)