JPH1054479A - ガス湯沸器 - Google Patents
ガス湯沸器Info
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- JPH1054479A JPH1054479A JP22749796A JP22749796A JPH1054479A JP H1054479 A JPH1054479 A JP H1054479A JP 22749796 A JP22749796 A JP 22749796A JP 22749796 A JP22749796 A JP 22749796A JP H1054479 A JPH1054479 A JP H1054479A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- water pressure
- spindle
- gas
- opening
- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Combustion (AREA)
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
- Fluid-Driven Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 流水圧の変動があったとしても、給水自動ガ
ス弁が開弁したときには、確実な点火ができるガス湯沸
器を提供する。 【解決手段】 水圧スイッチは、給水自動ガス弁がスナ
ップ的に開弁するストローク途中でONし、点火手段が
火花放電を発生して燃料ガスに点火する。また、水圧ス
イッチは、給水自動ガス弁がスナップ的に閉弁するスト
ローク途中でOFFし、次の点火に備える。
ス弁が開弁したときには、確実な点火ができるガス湯沸
器を提供する。 【解決手段】 水圧スイッチは、給水自動ガス弁がスナ
ップ的に開弁するストローク途中でONし、点火手段が
火花放電を発生して燃料ガスに点火する。また、水圧ス
イッチは、給水自動ガス弁がスナップ的に閉弁するスト
ローク途中でOFFし、次の点火に備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス湯沸器に用い
られる水圧スイッチに関し、特に流水圧に応動して作動
する水圧スイッチの設定に関するものである。
られる水圧スイッチに関し、特に流水圧に応動して作動
する水圧スイッチの設定に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、ガス湯沸器には、空炊きを防
止するために通水時にのみガス流路を開弁する給水自動
ガス弁が設けられる。しかしながら、給水自動ガス弁
は、流水圧を作動源とする関係で、流水圧の高低によっ
てガス流路の開弁動作に緩急が生じ、常時敏速なる開閉
動作が期待できない。また、使用条件によっては、流水
圧は必ずしも十分であるとは限らず、給水自動ガス弁を
開閉する流水圧が増減し、給水自動ガス弁が不安定な開
閉をする場合がある。このような使用条件下では、中途
半端な開弁状態となるために、ガス量が少な過ぎること
となり、不着火となって生ガスを放出したり、又は火が
消えてしまうこととなる。また、流出した生ガスに再点
火操作によって爆発的な着火をする可能性がある。そこ
で、実公昭55−34379号公報に記載されたガス弁
開閉装置では、図5に示すように、給水自動ガス弁40
の下流に、流水圧による押動力を伝達する押圧環体43
と、この押動力によってスナップ動作をする皿状板ばね
42と、この皿状板ばね42のスナップ動作を給水自動
ガス弁40に伝える押圧カラー41とを設け、所定の流
水圧に達した時にのみ皿状板ばね42のスナップ動作を
給水自動ガス弁40へ伝達することによって、瞬時に一
定の開度に開閉するガス弁開閉装置が知られている。
尚、図中の符号1は、水圧応動装置であり、流水圧に応
じてスピンドル3を進退させて、押圧環体43を押圧
し、または押圧を開放する。また、水圧スイッチ47
は、スピンドル3の進退を検出し、給水自動ガス弁40
の開弁前にON信号(又はOFF信号)を検出し、図示
しない燃焼コントローラへ送る。燃焼コントローラは、
火花放電を発生して燃料ガスへ点火し、燃焼を開始す
る。この給水自動ガス弁40では、開弁時の点火時に、
必要な開度を確保できるため、十分なガス量で点火させ
ることができ、点火ミスが起こらず、生ガスの放出を防
ぐことができる。
止するために通水時にのみガス流路を開弁する給水自動
ガス弁が設けられる。しかしながら、給水自動ガス弁
は、流水圧を作動源とする関係で、流水圧の高低によっ
てガス流路の開弁動作に緩急が生じ、常時敏速なる開閉
動作が期待できない。また、使用条件によっては、流水
圧は必ずしも十分であるとは限らず、給水自動ガス弁を
開閉する流水圧が増減し、給水自動ガス弁が不安定な開
閉をする場合がある。このような使用条件下では、中途
半端な開弁状態となるために、ガス量が少な過ぎること
となり、不着火となって生ガスを放出したり、又は火が
消えてしまうこととなる。また、流出した生ガスに再点
火操作によって爆発的な着火をする可能性がある。そこ
で、実公昭55−34379号公報に記載されたガス弁
開閉装置では、図5に示すように、給水自動ガス弁40
の下流に、流水圧による押動力を伝達する押圧環体43
と、この押動力によってスナップ動作をする皿状板ばね
42と、この皿状板ばね42のスナップ動作を給水自動
ガス弁40に伝える押圧カラー41とを設け、所定の流
水圧に達した時にのみ皿状板ばね42のスナップ動作を
給水自動ガス弁40へ伝達することによって、瞬時に一
定の開度に開閉するガス弁開閉装置が知られている。
尚、図中の符号1は、水圧応動装置であり、流水圧に応
じてスピンドル3を進退させて、押圧環体43を押圧
し、または押圧を開放する。また、水圧スイッチ47
は、スピンドル3の進退を検出し、給水自動ガス弁40
の開弁前にON信号(又はOFF信号)を検出し、図示
しない燃焼コントローラへ送る。燃焼コントローラは、
火花放電を発生して燃料ガスへ点火し、燃焼を開始す
る。この給水自動ガス弁40では、開弁時の点火時に、
必要な開度を確保できるため、十分なガス量で点火させ
ることができ、点火ミスが起こらず、生ガスの放出を防
ぐことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、給水自
動ガス弁を瞬時に一定の開度に開閉するガス弁開閉装置
であっても、点火を開始するための信号を的確に発信で
きない場合には、点火ミスとなって生ガスを放出する問
題があった。従来では、常火式のパイロット炎を用いて
いる場合が一般的であり、この場合には、パイロット炎
が常に待機しており、バーナから噴出するガスへ火移り
することによって確実な点火が行われ問題はない。一
方、ダイレクトに燃料ガスへ着火する方式には、点火が
開始できなければ点火ミスとなってしまう。このダイレ
クト着火方式の場合には、通常、連続放電を行ってお
り、一定時間の連続放電を行った後にタイマーによって
放電を停止している。また、流水圧によって前進するス
ピンドル3が水圧スイッチ47をONすることで連続放
電を開始し、後退するスピンドル3が水圧スイッチ47
をOFFすることで、そのタイマーをリセットしてい
る。
動ガス弁を瞬時に一定の開度に開閉するガス弁開閉装置
であっても、点火を開始するための信号を的確に発信で
きない場合には、点火ミスとなって生ガスを放出する問
題があった。従来では、常火式のパイロット炎を用いて
いる場合が一般的であり、この場合には、パイロット炎
が常に待機しており、バーナから噴出するガスへ火移り
することによって確実な点火が行われ問題はない。一
方、ダイレクトに燃料ガスへ着火する方式には、点火が
開始できなければ点火ミスとなってしまう。このダイレ
クト着火方式の場合には、通常、連続放電を行ってお
り、一定時間の連続放電を行った後にタイマーによって
放電を停止している。また、流水圧によって前進するス
ピンドル3が水圧スイッチ47をONすることで連続放
電を開始し、後退するスピンドル3が水圧スイッチ47
をOFFすることで、そのタイマーをリセットしてい
る。
【0004】図4は、スナップ動作をする皿状板ばね4
2へ押動力を伝達する押圧環体43について、流水圧と
ストロークとの関係を示している。流水圧が上昇し所定
の水圧に達すると(o点→a点)、スピンドル3が前進
し、押圧環体43がスナップ動作をする皿状板ばね42
へ押動力を伝える。また、皿状板ばね42は、スナップ
的に湾曲するに十分な押動力に達するまで動作せず、給
水圧が上昇していく(a点→b点)。そして、流水圧が
所定の流水圧に達した時に、皿状板ばね42がスナップ
動作をし、給水自動ガス弁へ伝達されて、給水自動ガス
弁が瞬時に一定の開度へ開弁する(b点→d点)。そし
て、流水圧が更に上昇すると、その開度を拡げe点に達
する(d点→e点)。
2へ押動力を伝達する押圧環体43について、流水圧と
ストロークとの関係を示している。流水圧が上昇し所定
の水圧に達すると(o点→a点)、スピンドル3が前進
し、押圧環体43がスナップ動作をする皿状板ばね42
へ押動力を伝える。また、皿状板ばね42は、スナップ
的に湾曲するに十分な押動力に達するまで動作せず、給
水圧が上昇していく(a点→b点)。そして、流水圧が
所定の流水圧に達した時に、皿状板ばね42がスナップ
動作をし、給水自動ガス弁へ伝達されて、給水自動ガス
弁が瞬時に一定の開度へ開弁する(b点→d点)。そし
て、流水圧が更に上昇すると、その開度を拡げe点に達
する(d点→e点)。
【0005】水圧スイッチのON位置の設定は、給水自
動ガス弁40がスナップ的に開弁する途中位置(b点→
d点)のc点に設定される。また、水圧スイッチには、
スイッチ固有の応差(ONする位置とOFFする位置と
の差)があって、ON位置を設定するとOFF位置は、
給水自動ガス弁40がスナップ的に閉弁(f点→h点)
した後のg点になる。従って、水圧スイッチがONする
c点とOFFするg点との水圧差は大きい。
動ガス弁40がスナップ的に開弁する途中位置(b点→
d点)のc点に設定される。また、水圧スイッチには、
スイッチ固有の応差(ONする位置とOFFする位置と
の差)があって、ON位置を設定するとOFF位置は、
給水自動ガス弁40がスナップ的に閉弁(f点→h点)
した後のg点になる。従って、水圧スイッチがONする
c点とOFFするg点との水圧差は大きい。
【0006】一方、燃焼状態から流水圧が低下すると
(e点→f点)、給水自動ガス弁が瞬時に閉弁して(f
点→h点)燃焼を停止する。この場合に、流水圧の変動
によって水圧スイッチが0FFする(g点)前に、流水
圧が上昇に転じると、水圧スイッチがONしたままとな
り、タイマーをリセットできず、点火を開始できない。
その結果、熱電対(図略)の起電力が低下するまで、マ
グネット式安全弁26が開弁状態を保つため、生ガスを
放出してしまうことになる。本発明のガス湯沸器は上記
課題を解決し、たとえ流水圧の変動があったとしても、
給水自動ガス弁が開弁したときには、確実な点火ができ
るガス湯沸器を提供することにある。
(e点→f点)、給水自動ガス弁が瞬時に閉弁して(f
点→h点)燃焼を停止する。この場合に、流水圧の変動
によって水圧スイッチが0FFする(g点)前に、流水
圧が上昇に転じると、水圧スイッチがONしたままとな
り、タイマーをリセットできず、点火を開始できない。
その結果、熱電対(図略)の起電力が低下するまで、マ
グネット式安全弁26が開弁状態を保つため、生ガスを
放出してしまうことになる。本発明のガス湯沸器は上記
課題を解決し、たとえ流水圧の変動があったとしても、
給水自動ガス弁が開弁したときには、確実な点火ができ
るガス湯沸器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のガス湯沸器は、流水圧に応動して進退するスピンド
ルと、流水圧の上昇によって上記スピンドルが前進して
所定の水圧に達すると、スナップ的に所定開度まで開弁
し、流水圧の降下によって上記スピンドルが後退して所
定の水圧に達すると、スナップ的に所定開度から閉弁す
る給水自動ガス弁と、上記スピンドルの進退を検出し、
進退位置に応じてON信号(又はOFF信号)を発する
スイッチと、流水圧の上昇によって上記スピンドルが前
進する過程で、上記スイッチの検出信号によって、火花
放電を発生して燃料ガスに点火する点火手段とを備えた
ガス湯沸器において、上記スイッチは、上記給水自動ガ
ス弁がスナップ的に開弁するストローク途中でON(又
はOFF)し、かつ、上記給水自動ガス弁がスナップ的
に閉弁するストローク途中でOFF(又はON)する設
定をしたことを要旨とする。
明のガス湯沸器は、流水圧に応動して進退するスピンド
ルと、流水圧の上昇によって上記スピンドルが前進して
所定の水圧に達すると、スナップ的に所定開度まで開弁
し、流水圧の降下によって上記スピンドルが後退して所
定の水圧に達すると、スナップ的に所定開度から閉弁す
る給水自動ガス弁と、上記スピンドルの進退を検出し、
進退位置に応じてON信号(又はOFF信号)を発する
スイッチと、流水圧の上昇によって上記スピンドルが前
進する過程で、上記スイッチの検出信号によって、火花
放電を発生して燃料ガスに点火する点火手段とを備えた
ガス湯沸器において、上記スイッチは、上記給水自動ガ
ス弁がスナップ的に開弁するストローク途中でON(又
はOFF)し、かつ、上記給水自動ガス弁がスナップ的
に閉弁するストローク途中でOFF(又はON)する設
定をしたことを要旨とする。
【0008】上記構成を有する本発明のガス湯沸器は、
スピンドルの進退を検出する水圧スイッチの設定につい
て、給水自動ガス弁がスナップ的に閉弁するストローク
途中でOFF(又はON)する設定をする。従って、火
が消えるレベルに達したときには、確実に水圧スイッチ
をOFFして、次の点火に備えることができる。また、
給水自動ガス弁がスナップ的に開弁するストローク途中
でON(又はOFF)する設定をする。従って、給水自
動ガス弁の開弁時に、点火手段が火花放電を確実に発生
して燃料ガスへ点火することができる。また、流水圧の
変動があったとしても確実な点火ができる。
スピンドルの進退を検出する水圧スイッチの設定につい
て、給水自動ガス弁がスナップ的に閉弁するストローク
途中でOFF(又はON)する設定をする。従って、火
が消えるレベルに達したときには、確実に水圧スイッチ
をOFFして、次の点火に備えることができる。また、
給水自動ガス弁がスナップ的に開弁するストローク途中
でON(又はOFF)する設定をする。従って、給水自
動ガス弁の開弁時に、点火手段が火花放電を確実に発生
して燃料ガスへ点火することができる。また、流水圧の
変動があったとしても確実な点火ができる。
【0009】
【発明の実施形態】以上説明した本発明の構成・作用を
一層明らかにするために、以下、本発明のガス湯沸器の
好適な実施例について説明する。図1は、一実施例とし
てのガス湯沸器の概略図である。水入口からの給水経路
には、押ボタン17による手動操作によって流路を開閉
する水栓19が設けられ、その下流には水圧応動装置1
が設けられる。水圧応動装置1には、前後に移動自在な
ダイアフラム15が設けられ、このダイアフラム15で
仕切って一次室13と二次室12とが形成される。ま
た、水圧応動装置1の一次室13への入路には、ダイア
フラム15と同軸上に、給水圧の変動が生じても流量を
一定に保つ水ガバナ16が設けられる。また、一次室1
3から続く流路には、湯温調節部18が設けられる。湯
温調節部18で流路は2方向に分岐され、ベンチュリー
22を経由し、熱交換器23へ通じた後ミキシング部2
1に至る加熱経路28と、ミキシング部21へ直接に通
じるバイパス路20とに分岐される。そして、分岐され
た流路は、ミキシング部21で合流し出湯口に至る。
一層明らかにするために、以下、本発明のガス湯沸器の
好適な実施例について説明する。図1は、一実施例とし
てのガス湯沸器の概略図である。水入口からの給水経路
には、押ボタン17による手動操作によって流路を開閉
する水栓19が設けられ、その下流には水圧応動装置1
が設けられる。水圧応動装置1には、前後に移動自在な
ダイアフラム15が設けられ、このダイアフラム15で
仕切って一次室13と二次室12とが形成される。ま
た、水圧応動装置1の一次室13への入路には、ダイア
フラム15と同軸上に、給水圧の変動が生じても流量を
一定に保つ水ガバナ16が設けられる。また、一次室1
3から続く流路には、湯温調節部18が設けられる。湯
温調節部18で流路は2方向に分岐され、ベンチュリー
22を経由し、熱交換器23へ通じた後ミキシング部2
1に至る加熱経路28と、ミキシング部21へ直接に通
じるバイパス路20とに分岐される。そして、分岐され
た流路は、ミキシング部21で合流し出湯口に至る。
【0010】加熱経路28に設けられるベンチュリー2
2は、流路を絞ると共に、流路と直角方向に横孔が設け
られ水圧応動装置1の二次室12に通じている。ベンチ
ュリー22へ通水されると、ベンチュリー効果によって
横孔の水圧の低下に応じて二次室12の圧力が低下す
る。従って、一次室13と二次室12間に差圧が生じ
て、前後に変位自在なダイアフラム15に変位力を(図
の左方向への)発生させる。また、ダイアフラム15に
は、変位を伝える押軸14及びスピンドル3が同一軸線
上に当接して設けられる。また、流水圧による押動力が
無い場合に、スピンドル3は停止方向(図の右方向)へ
戻るように戻しばね11で付勢されている。スピンドル
3の押軸14側には、スピンドル3の前進によって水圧
スイッチ2をONし、後退によってOFFするスイッチ
作動部10が設けられる。水圧スイッチ2はこの検知信
号をコントローラ29へ送り、コントローラ29は後述
する点火制御を行う。
2は、流路を絞ると共に、流路と直角方向に横孔が設け
られ水圧応動装置1の二次室12に通じている。ベンチ
ュリー22へ通水されると、ベンチュリー効果によって
横孔の水圧の低下に応じて二次室12の圧力が低下す
る。従って、一次室13と二次室12間に差圧が生じ
て、前後に変位自在なダイアフラム15に変位力を(図
の左方向への)発生させる。また、ダイアフラム15に
は、変位を伝える押軸14及びスピンドル3が同一軸線
上に当接して設けられる。また、流水圧による押動力が
無い場合に、スピンドル3は停止方向(図の右方向)へ
戻るように戻しばね11で付勢されている。スピンドル
3の押軸14側には、スピンドル3の前進によって水圧
スイッチ2をONし、後退によってOFFするスイッチ
作動部10が設けられる。水圧スイッチ2はこの検知信
号をコントローラ29へ送り、コントローラ29は後述
する点火制御を行う。
【0011】流水圧によって進退するスピンドル3の軸
上には、流水圧による押動力を伝達する円筒形状の押圧
体9を設ける。また、流水圧に応じて進退するスピンド
ル3上には、ガス流路を開閉する第1開閉弁4、および
第2開閉弁8からなる給水自動ガス弁をスピンドル3に
対して摺動可能に設ける。(以下、第2開閉弁4と第1
開閉弁8の両方を指す場合には、「給水自動ガス弁」と
呼ぶ。) ガス流路の下流側には、ガス流路に設けたシート部32
と接離して流路を開閉する第1開閉弁8を設け、この第
1開閉弁8の上流側の面には、第2開閉弁4を第1開閉
弁8の上流側(図の左側)へ重ねるように設ける。ま
た、給水自動ガス弁は、各々バルブバネa5、バルブバ
ネb6によって、ガス流路の下流方向へ閉止するように
付勢される。
上には、流水圧による押動力を伝達する円筒形状の押圧
体9を設ける。また、流水圧に応じて進退するスピンド
ル3上には、ガス流路を開閉する第1開閉弁4、および
第2開閉弁8からなる給水自動ガス弁をスピンドル3に
対して摺動可能に設ける。(以下、第2開閉弁4と第1
開閉弁8の両方を指す場合には、「給水自動ガス弁」と
呼ぶ。) ガス流路の下流側には、ガス流路に設けたシート部32
と接離して流路を開閉する第1開閉弁8を設け、この第
1開閉弁8の上流側の面には、第2開閉弁4を第1開閉
弁8の上流側(図の左側)へ重ねるように設ける。ま
た、給水自動ガス弁は、各々バルブバネa5、バルブバ
ネb6によって、ガス流路の下流方向へ閉止するように
付勢される。
【0012】また、第1開閉弁8には、スピンドル3か
らの押動力によってスナップ動作をする皿状板バネ7が
組み込まれる。この皿状板バネ7は、板バネ材で作製さ
れ、中心を下流方向に湾曲する(図2(イ)参照)円盤
形状に作製され、中心部の孔にスピンドル3が挿通され
る。そして、皿状板バネ7の外周端が第1開閉弁8のシ
ート部32の中心側寄りに止めリング34で固定され
る。更に、第1開閉弁8には、第2開閉弁4が開弁した
ときの流路となる通過孔35が設けられる。また、皿状
板バネ7と第1開閉弁8との間には、ガスが通過できる
図示しない隙間が設けられる。
らの押動力によってスナップ動作をする皿状板バネ7が
組み込まれる。この皿状板バネ7は、板バネ材で作製さ
れ、中心を下流方向に湾曲する(図2(イ)参照)円盤
形状に作製され、中心部の孔にスピンドル3が挿通され
る。そして、皿状板バネ7の外周端が第1開閉弁8のシ
ート部32の中心側寄りに止めリング34で固定され
る。更に、第1開閉弁8には、第2開閉弁4が開弁した
ときの流路となる通過孔35が設けられる。また、皿状
板バネ7と第1開閉弁8との間には、ガスが通過できる
図示しない隙間が設けられる。
【0013】また、流水圧が上昇し、押動力によって皿
状板バネ7が反対側へ湾曲した場合に、その湾曲したス
トロークを第2開閉弁4へ伝達する円筒状の押圧カラー
36を設ける。押圧カラー36は、スピンドル3上に設
けられ、皿状板バネ7と第2開閉弁4間に遊挿される。
尚、この場合に、皿状板バネ7が過大な押動力によって
塑性変形をしないように、第1開閉弁8に押圧カラー3
6の移動を規制するストッパー部(図略)を設けてもよ
い。
状板バネ7が反対側へ湾曲した場合に、その湾曲したス
トロークを第2開閉弁4へ伝達する円筒状の押圧カラー
36を設ける。押圧カラー36は、スピンドル3上に設
けられ、皿状板バネ7と第2開閉弁4間に遊挿される。
尚、この場合に、皿状板バネ7が過大な押動力によって
塑性変形をしないように、第1開閉弁8に押圧カラー3
6の移動を規制するストッパー部(図略)を設けてもよ
い。
【0014】点火操作および消火操作を行う押ボタン1
7には、点火操作時にONし、次の押操作(消火操作)
までONを維持する操作スイッチ30が設けられる。ま
た、バーナ27へのガス供給経路には、この押ボタン1
7によって、ガス通路を開閉する器具栓25が設けられ
る。この下流には、操作スイッチ30がON状態にあ
り、水圧スイッチ2がONしたときに、通電されて押動
力を発生するプッシュソレノイド31が設けられる。ま
た、このプッシュソレノイド31に対向し、押動されて
開弁し、燃焼中に熱電対(図略)の熱起電力によって開
弁状態を保ち、燃焼異常が発生すれば熱起電力を低下さ
せて閉弁するマグネット式安全弁26が設けられる。ま
た、バーナ27には放電によりガスへ着火する電極(図
略)が設けられる。
7には、点火操作時にONし、次の押操作(消火操作)
までONを維持する操作スイッチ30が設けられる。ま
た、バーナ27へのガス供給経路には、この押ボタン1
7によって、ガス通路を開閉する器具栓25が設けられ
る。この下流には、操作スイッチ30がON状態にあ
り、水圧スイッチ2がONしたときに、通電されて押動
力を発生するプッシュソレノイド31が設けられる。ま
た、このプッシュソレノイド31に対向し、押動されて
開弁し、燃焼中に熱電対(図略)の熱起電力によって開
弁状態を保ち、燃焼異常が発生すれば熱起電力を低下さ
せて閉弁するマグネット式安全弁26が設けられる。ま
た、バーナ27には放電によりガスへ着火する電極(図
略)が設けられる。
【0015】コントローラ29へ点火信号を送る水圧ス
イッチ2は、第2開閉弁4がスナップ的に開弁する途中
でONし、第2開閉弁4がスナップ的に閉弁する途中で
OFFするように設定される。従って、水圧スイッチ2
の応差より、第2開閉弁4のスナップ的な開閉ストロー
クが大きくなるように、皿状板バネ7の形状を大きく設
ける。
イッチ2は、第2開閉弁4がスナップ的に開弁する途中
でONし、第2開閉弁4がスナップ的に閉弁する途中で
OFFするように設定される。従って、水圧スイッチ2
の応差より、第2開閉弁4のスナップ的な開閉ストロー
クが大きくなるように、皿状板バネ7の形状を大きく設
ける。
【0016】次に、給水自動ガス弁の動作を図2に基づ
いて説明する。(イ)は、給水自動ガス弁の閉弁状態を
示し、この時、水圧スイッチ2は、0FFとなってい
る。この停止状態から流水圧が上昇すると、水圧応動装
置1が働き、スピンドル3が前進(図左方向へ)移動す
る。また、スピンドル3に固定された押圧体9は、皿状
板バネ7の方向へ移動する。そして、押圧体9が第1開
閉弁8の皿状板バネ7に当接し、皿状板バネ7が湾曲で
きる押動力に達すると、皿状板バネ7が瞬時に開弁方向
へ湾曲し、必要ガス量を確保できる開度(H寸法)まで
一気に第2開閉弁4を開弁する(ロ)。また、スピンド
ル3が瞬時に移動する過程で、水圧スイッチ2がONす
る。こうして、ガス入口からの燃料ガスは、器具栓25
→マグネット式安全弁26→第2開閉弁4→第1開閉弁
8の通過孔35→バーナ27への経路で供給され(図
1)、イグナイタ(図略)の放電により流入したガスに
着火し、バーナ27で燃焼が開始する。更に、流水圧の
上昇に伴って第1開閉弁8が移動し、全開状態となる
(ハ)。
いて説明する。(イ)は、給水自動ガス弁の閉弁状態を
示し、この時、水圧スイッチ2は、0FFとなってい
る。この停止状態から流水圧が上昇すると、水圧応動装
置1が働き、スピンドル3が前進(図左方向へ)移動す
る。また、スピンドル3に固定された押圧体9は、皿状
板バネ7の方向へ移動する。そして、押圧体9が第1開
閉弁8の皿状板バネ7に当接し、皿状板バネ7が湾曲で
きる押動力に達すると、皿状板バネ7が瞬時に開弁方向
へ湾曲し、必要ガス量を確保できる開度(H寸法)まで
一気に第2開閉弁4を開弁する(ロ)。また、スピンド
ル3が瞬時に移動する過程で、水圧スイッチ2がONす
る。こうして、ガス入口からの燃料ガスは、器具栓25
→マグネット式安全弁26→第2開閉弁4→第1開閉弁
8の通過孔35→バーナ27への経路で供給され(図
1)、イグナイタ(図略)の放電により流入したガスに
着火し、バーナ27で燃焼が開始する。更に、流水圧の
上昇に伴って第1開閉弁8が移動し、全開状態となる
(ハ)。
【0017】一方、この状態から流水圧が低下すると、
バルブバネa5、バルブバネb6、および戻しばね11
力がダイアフラム15による押動力に勝ることとなり、
スピンドル3の右方向への移動と共に、給水自動ガス弁
が一体的に閉止方向へ移動する。第1開閉弁8が本体の
シート部32に当接して閉弁し、第2開閉弁4は所定開
度Hを維持する。更に、水圧応動装置1からの押動力が
一定の値まで低下すると、皿状板ばね7は自らの回復力
により、閉弁方向へスナップ的に湾曲する。その結果、
第2開閉弁4は、一定開度から瞬時に閉弁する(イ)。
また、スピンドル3が瞬時に移動する過程で、水圧スイ
ッチ2がOFFする。この水圧スイッチ2のOFFによ
ってコントローラ29は、放電時間を決定するタイマを
リセットし、次の開弁時の連続放電に備える。更に、流
水圧が低下すると、戻しばね11力によりスピンドル3
が停止状態ヘ戻る(イ)。
バルブバネa5、バルブバネb6、および戻しばね11
力がダイアフラム15による押動力に勝ることとなり、
スピンドル3の右方向への移動と共に、給水自動ガス弁
が一体的に閉止方向へ移動する。第1開閉弁8が本体の
シート部32に当接して閉弁し、第2開閉弁4は所定開
度Hを維持する。更に、水圧応動装置1からの押動力が
一定の値まで低下すると、皿状板ばね7は自らの回復力
により、閉弁方向へスナップ的に湾曲する。その結果、
第2開閉弁4は、一定開度から瞬時に閉弁する(イ)。
また、スピンドル3が瞬時に移動する過程で、水圧スイ
ッチ2がOFFする。この水圧スイッチ2のOFFによ
ってコントローラ29は、放電時間を決定するタイマを
リセットし、次の開弁時の連続放電に備える。更に、流
水圧が低下すると、戻しばね11力によりスピンドル3
が停止状態ヘ戻る(イ)。
【0018】従って、本実施例に示す第2開閉弁4は、
スナップ動作をする皿状板ばね7によって開閉され、ス
ナップ動作のストローク過程で水圧スイッチ2が作動す
る。従って、イグナイタが放電しているのに生ガスが放
出されないとか、生ガスが放出されているのに、イグナ
イタが放電しないということはない。即ち、確実な放電
ができるので、安全性を更に向上させることができる。
しかも、開弁前から予め放電を開始するのではなく、開
弁過程で開始するので、限られた電池エネルギーを節約
することができる。
スナップ動作をする皿状板ばね7によって開閉され、ス
ナップ動作のストローク過程で水圧スイッチ2が作動す
る。従って、イグナイタが放電しているのに生ガスが放
出されないとか、生ガスが放出されているのに、イグナ
イタが放電しないということはない。即ち、確実な放電
ができるので、安全性を更に向上させることができる。
しかも、開弁前から予め放電を開始するのではなく、開
弁過程で開始するので、限られた電池エネルギーを節約
することができる。
【0019】次に、スピンドル3における水圧とストロ
ークとの関係特性を図3に示し、給水自動ガス弁の開閉
動作を説明する。図のo点→a点→b点→d点→e点
は、スピンドル3が前進するときのストロークと水圧と
の関係を示し、e点→f点→h点→j点→o点は、スピ
ンドル3が後退するときの関係を示している。尚、以下
の説明で単に「流水圧」という場合には、水圧応動装置
1による押動力から逆方向に働く戻しばね11力を差し
引いたスピンドル3の押動力をいう。
ークとの関係特性を図3に示し、給水自動ガス弁の開閉
動作を説明する。図のo点→a点→b点→d点→e点
は、スピンドル3が前進するときのストロークと水圧と
の関係を示し、e点→f点→h点→j点→o点は、スピ
ンドル3が後退するときの関係を示している。尚、以下
の説明で単に「流水圧」という場合には、水圧応動装置
1による押動力から逆方向に働く戻しばね11力を差し
引いたスピンドル3の押動力をいう。
【0020】流水圧の無い停止状態では、スピンドル3
は後退位置にある(図2(イ))。この停止状態から流
水圧が上昇し、水圧応動装置1が戻しばね11力に打ち
勝って、スピンドル3は前進を開始する。更に流水圧が
上昇すると、スピンドル3に設けた押圧体9が皿状板ば
ね7に当接して押動を開始する(図3のa点→b点)。
そして、皿状板ばね7が湾曲し(図2(ロ))、第2開
閉弁4が瞬時に開弁する(b点→d点)。また、水圧ス
イッチ2は、スナップ的な開弁途中のc点でONし、コ
ントローラ29のタイマによって一定時間イグナイタ
(図略)が連続放電する。第2開閉弁4が開弁すると、
ガスはバーナ27へ流入し、イグナイタの放電によって
着火し、燃焼を開始する。そして更に、流水圧の上昇に
応じてバルブバネb5は圧縮され、第1開閉弁8の開度
を拡げ(d点→e点)、燃焼を継続する(図2
(ハ))。
は後退位置にある(図2(イ))。この停止状態から流
水圧が上昇し、水圧応動装置1が戻しばね11力に打ち
勝って、スピンドル3は前進を開始する。更に流水圧が
上昇すると、スピンドル3に設けた押圧体9が皿状板ば
ね7に当接して押動を開始する(図3のa点→b点)。
そして、皿状板ばね7が湾曲し(図2(ロ))、第2開
閉弁4が瞬時に開弁する(b点→d点)。また、水圧ス
イッチ2は、スナップ的な開弁途中のc点でONし、コ
ントローラ29のタイマによって一定時間イグナイタ
(図略)が連続放電する。第2開閉弁4が開弁すると、
ガスはバーナ27へ流入し、イグナイタの放電によって
着火し、燃焼を開始する。そして更に、流水圧の上昇に
応じてバルブバネb5は圧縮され、第1開閉弁8の開度
を拡げ(d点→e点)、燃焼を継続する(図2
(ハ))。
【0021】一方、燃焼状態では、スピンドルは前進位
置にある(e点)。この燃焼状態(e点)から流水圧が
低下していくと、第1開閉弁8の開度が小さくなって、
閉弁する(図2の(ロ))(e点→f点)。更に、流水
圧が低下してスピンドル3の押動力が低下すると、皿状
板ばね7がスナップ的に反対方向へ湾曲し、第2開閉弁
4が瞬時に閉弁する(f点→h点)。水圧スイッチ2
は、スナップ的な閉弁途中のg点でOFFし、コントロ
ーラ29における連続放電のタイマをリセットする。ま
た更に、流水圧が低下すると、スピンドル3が後退し
(h点→j点→o点)、停止位置へ戻る(図2
(イ))。
置にある(e点)。この燃焼状態(e点)から流水圧が
低下していくと、第1開閉弁8の開度が小さくなって、
閉弁する(図2の(ロ))(e点→f点)。更に、流水
圧が低下してスピンドル3の押動力が低下すると、皿状
板ばね7がスナップ的に反対方向へ湾曲し、第2開閉弁
4が瞬時に閉弁する(f点→h点)。水圧スイッチ2
は、スナップ的な閉弁途中のg点でOFFし、コントロ
ーラ29における連続放電のタイマをリセットする。ま
た更に、流水圧が低下すると、スピンドル3が後退し
(h点→j点→o点)、停止位置へ戻る(図2
(イ))。
【0022】以上のように、本実施例に示すガス湯沸器
は、流水圧の上昇に伴う第2開閉弁4の開弁時には、生
ガスが放出された後に放電されることは無く、瞬時に行
われる開弁途中でイグナイターの連続放電が開始される
ので確実な着火ができ、安全である。また、開弁前から
無駄な放電を開始することは無いので、限られた電池電
力を有効に利用できる。また、流水圧の降下に伴う第2
開閉弁4の閉弁時には、瞬時に閉弁する途中で水圧スイ
ッチ2がOFFし、次の点火に確実に備えることができ
る。従って、生ガスを放出せず、爆発的な着火をするこ
ともなく、安全性の高いガス湯沸器とすることができ
る。
は、流水圧の上昇に伴う第2開閉弁4の開弁時には、生
ガスが放出された後に放電されることは無く、瞬時に行
われる開弁途中でイグナイターの連続放電が開始される
ので確実な着火ができ、安全である。また、開弁前から
無駄な放電を開始することは無いので、限られた電池電
力を有効に利用できる。また、流水圧の降下に伴う第2
開閉弁4の閉弁時には、瞬時に閉弁する途中で水圧スイ
ッチ2がOFFし、次の点火に確実に備えることができ
る。従って、生ガスを放出せず、爆発的な着火をするこ
ともなく、安全性の高いガス湯沸器とすることができ
る。
【0023】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はこうした実施例に何等限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲に於いて、種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。例えば、マグネ
ット式安全弁は、プッシュソレノイドによって電気的に
押動して開弁されることに限定されず、流水圧または手
動による押動力によって開弁しても良い。
が、本発明はこうした実施例に何等限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲に於いて、種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。例えば、マグネ
ット式安全弁は、プッシュソレノイドによって電気的に
押動して開弁されることに限定されず、流水圧または手
動による押動力によって開弁しても良い。
【0024】また、実施例では、スピンドルに設けたス
イッチ作動部で水圧スイッチを作動するとしたが、スピ
ンドルのストロークをレバー等によって拡大し、水圧ス
イッチを作動する構成としても良い。
イッチ作動部で水圧スイッチを作動するとしたが、スピ
ンドルのストロークをレバー等によって拡大し、水圧ス
イッチを作動する構成としても良い。
【0025】また、点火器による生ガスへの連続放電
は、一定時間に限定されず、放電を開始した後に、炎検
知するフレームガードによって連続放電を停止する構成
としても良い。
は、一定時間に限定されず、放電を開始した後に、炎検
知するフレームガードによって連続放電を停止する構成
としても良い。
【0026】また、スナップ動作をして給水自動ガス弁
を瞬時に開閉するのは、皿状板ばねに限定されず、瞬時
に開閉動作をするものであれば、他の方法であっても良
い。
を瞬時に開閉するのは、皿状板ばねに限定されず、瞬時
に開閉動作をするものであれば、他の方法であっても良
い。
【0027】点火器による生ガスへの連続放電は、一定
時間に限定されず、放電を開始した後に、炎検知するフ
レームガードによって連続放電を停止する構成としても
良い。
時間に限定されず、放電を開始した後に、炎検知するフ
レームガードによって連続放電を停止する構成としても
良い。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のガス湯沸
器によれば、給水自動ガス弁は所定の開度へ瞬時に開弁
すると共に、イグナイターの放電が開始されるので確実
な着火ができ、安全性を向上できる。また、開弁前から
無駄な放電を開始することは無いので、限られた電池電
力を節約でき、省エネを図れる。また、流水圧の降下に
伴う給水自動ガス弁の閉弁時には、瞬時に閉弁すると共
に、次の点火に備える(水圧スイッチをリセットする)
ので、安全性を向上できる。従って、生ガスを放出する
ことはなく、確実な着火ができて安全なガス湯沸器とす
ることができる。
器によれば、給水自動ガス弁は所定の開度へ瞬時に開弁
すると共に、イグナイターの放電が開始されるので確実
な着火ができ、安全性を向上できる。また、開弁前から
無駄な放電を開始することは無いので、限られた電池電
力を節約でき、省エネを図れる。また、流水圧の降下に
伴う給水自動ガス弁の閉弁時には、瞬時に閉弁すると共
に、次の点火に備える(水圧スイッチをリセットする)
ので、安全性を向上できる。従って、生ガスを放出する
ことはなく、確実な着火ができて安全なガス湯沸器とす
ることができる。
【図1】本発明の実施例に係るガス湯沸器の概略図であ
る。
る。
【図2】本発明の実施例に係る給水自動ガス弁の動作を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図3】本発明の実施例に係る水圧とストロークとの関
係を示すグラフである。
係を示すグラフである。
【図4】従来例に係る水圧とストロークとの関係を示す
グラフである。
グラフである。
【図5】従来のガス湯沸器の概略図である。
1…水圧応動装置 2…水圧スイッチ 3…スピンドル 4…第2開閉弁 5…バルブバネa 6…バルブバネb 7…皿状板ばね 8…第1開閉弁 9…押圧体
Claims (1)
- 【請求項1】 流水圧に応動して進退するスピンドル
と、 流水圧の上昇によって上記スピンドルが前進して所定の
水圧に達すると、スナップ的に所定開度まで開弁し、流
水圧の降下によって上記スピンドルが後退して所定の水
圧に達すると、スナップ的に所定開度から閉弁する給水
自動ガス弁と、 上記スピンドルの進退を検出し、進退位置に応じてON
信号(又はOFF信号)を発するスイッチと、 流水圧の上昇によって上記スピンドルが前進する過程
で、上記スイッチの検出信号によって、火花放電を発生
して燃料ガスに点火する点火手段とを備えたガス湯沸器
において、 上記スイッチは、上記給水自動ガス弁がスナップ的に開
弁するストローク途中でON(又はOFF)し、かつ、
上記給水自動ガス弁がスナップ的に閉弁するストローク
途中でOFF(又はON)する設定をしたことを特徴と
するガス湯沸器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22749796A JPH1054479A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | ガス湯沸器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22749796A JPH1054479A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | ガス湯沸器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1054479A true JPH1054479A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16861824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22749796A Pending JPH1054479A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | ガス湯沸器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1054479A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2171137A1 (es) * | 2000-12-05 | 2002-08-16 | Puzol Ind S A | Dispositivo de control y funcionamiento de calentadores de gas a baja tension. |
CN107490197A (zh) * | 2017-08-08 | 2017-12-19 | 广东竣凯电器有限公司 | 一种水气联动阀 |
-
1996
- 1996-08-08 JP JP22749796A patent/JPH1054479A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2171137A1 (es) * | 2000-12-05 | 2002-08-16 | Puzol Ind S A | Dispositivo de control y funcionamiento de calentadores de gas a baja tension. |
CN107490197A (zh) * | 2017-08-08 | 2017-12-19 | 广东竣凯电器有限公司 | 一种水气联动阀 |
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