JPH01300157A - ガス瞬間湯沸器 - Google Patents

ガス瞬間湯沸器

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Publication number
JPH01300157A
JPH01300157A JP63130709A JP13070988A JPH01300157A JP H01300157 A JPH01300157 A JP H01300157A JP 63130709 A JP63130709 A JP 63130709A JP 13070988 A JP13070988 A JP 13070988A JP H01300157 A JPH01300157 A JP H01300157A
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JP
Japan
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valve
hot water
gas
water supply
water
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Application number
JP63130709A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Uchida
宏明 内田
Takatsugu Nomura
野村 隆次
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Harman Co Ltd
Original Assignee
Harman Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水加熱用の熱交換器、及び、それに対する加
熱用のがスバーナを設け、押ボタン式の給湯操作具を設
けたガス瞬間湯沸器に関する。
〔従来の技術〕
従来、上記の如きガス瞬間湯沸器においては、ガスバー
ナに対する燃料供給を断続するガス弁と、熱交換器に対
する給水を断続する水栓との夫々を、機械式連動機構に
より押ボタン式給湯操作具の押し操作に連動させて開き
操作するようにしたもの(尚、開き操作後は、ガス弁を
熱電対の起電力により閉じ付勢力に抗して電磁的に開弁
状態に保持するようにしている。)があり、又、ガス弁
及び水栓の夫々を電動弁として、それらガス弁と水栓と
を押ボタン式給湯操作具の押し操作に連係させて電気的
に開き操作するようにしたものがあった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、ガス弁及び水栓の両方を機械式連動機構により
開き操作するものは、押ボタン式給湯操作具に対する人
為操作力をガス弁及び水栓の両方に対する開き操作力に
変換するものであるために、給湯操作具の押し操作が重
く、又、必要操作ストロークも大きいといった操作性上
の問題があった。
一方、ガス弁及び水栓の両方を電気的に開き操作するも
のは、操作性は高いものの、それらガス弁及び水栓の両
方の開き操作に大きな電力を消費するために、乾電池等
の内蔵電源では消費電力を賄い切れず、そのために、一
般交流100V等の外部電源が必要となって設置面、施
工面、並びに、汎用性の面で不利となる問題があった。
本発明の目的は、合理的な改良により、乾電池等の内蔵
電源を使用するものでありながらも操作性の高いガス瞬
間湯沸器を提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によるガス瞬間湯沸器の特徴構成は、水加熱用の
熱交換器、及び、それに対する加熱用のガスバーナを設
け、押ボタン式の給湯操作具を設ける構成において、前
記熱交換器に対する給水を断続するパイロット式のダイ
ヤプラム型水栓を設け、前記ガスバーナに対する燃料供
給を断続する電動弁を設け、前記給湯操作具の押し操作
に連係してONする電気スイッチを設け、前記電気スイ
ッチのONに伴い、内蔵電源からの出力により前記電動
弁を開き操作する電気制御手段を設け、前記給湯操作具
の押し操作に連動して前記ダイヤフラム型水栓の操作部
を開弁側に操作する機械式連動機構を設けたことにあり
、その作用・効果は次の通りである。
〔作 用〕
つまり、ガス弁及び水栓のうち、ガス弁を電動弁として
ガス弁のみを電気的に開き操作するようにしたから、ガ
ス弁及び水栓の両方を電気的に開き操作するものに比し
て消費電力が半減し、そのことから、乾電池等の内蔵電
源であっても実用上の支障無く消費電力を十分に賄える
一方、押ボタン式の給湯操作具については、下記(イ)
〜(ニ)、つまり、 (イ)機械式連動機構による開き操作対象、すなわち、
押ボタン式給湯操作具に対する人為操作力をもって開き
操作する対象が水栓のみとなること、 (ロ)一般にガス瞬間湯沸器ではガス弁は安全上、常時
閉じ付勢されており、ガス弁を人為操作力をもって開き
操作する場合はその閉じ付勢力に抗する必要があるが、
上述(イ)のことにより、そのようなガス弁の常時閉じ
付勢力に抗する必要がなくなること、 (ハ)水栓に適用したパイロット式のダイヤフラム型水
栓がその本来機能上、他の型式の水栓に比して、極めて
小さい操作力で、かつ、極めて小さい操作量で開き操作
できるものであること、 (ニ)給湯操作具の押し操作に連係して電気スイッチを
ONさせるに要する操作力、並びに、操作量は無視でき
るほど軽微であること、等々から、ガス弁及び水栓の両
方を機械式連動機構により開き操作するものに比して、
必要押し操作力が大巾に小さくなると共に、必要操作ス
トロークも大巾に小さくなる。
〔発明の効果〕
以上の結果、乾電池等の内蔵電源だけで実用上支障無く
継続使用できて、外部電源が不必要であることから設置
面、施工面、並びに、汎用性の面で有利であり、しかも
、操作性については、押ボタン式の給湯操作具を軽快に
操作できて、ガス弁及び水栓の両方を外部電源により電
気的に開き操作するものに近い極めて高い操作性を有す
る優れたガス瞬間湯沸器を提供し得るに至った。
〔実施例〕
次に実施例を説明する。
第1図はガス瞬間湯沸器の全体構成を示し、上端部に排
気口(1)を設けたケーシング(2)に、フィンチニー
ブ型の水加熱用熱交換器(3)、板状バーナ(4a)を
並設したバーナユニ7ト(4)、及び、コントローラ(
5)を内装してあり、又、ケーシング(2) には燃焼
用空気の取入口(6)を設けである。
(7)は、熱交換器(3)を内装すると共に、熱交換!
 (3)とバーナユニット(4)との間に燃焼室(8)
を形成する筒胴である。
熱交換器(3)への給水路(9)には、給水を断続する
水栓(10)、給水圧を適正圧に保つ水ガバナ(11)
、及び、出湯温度調整用の分流弁(12)を介装してあ
り、熱交換器(3)からの出湯路(13)はフレキシブ
ル管(14)を介して出湯具(15)に接続しである。
又、バーナユニット(4)への燃料ガス供給路(16)
には、燃料供給を断続するガス弁(17)、連動杆(1
8a)を介しての水ガバナ(11〉との連動により適正
給水状態でのみ開(水圧応動弁(18)、供給ガス圧を
適正圧に保つガスガバナ(19)、及び、供給ガス量を
調整する調整弁(20)を介装しである。
(21)はガス弁(17)と水圧応動弁(18)との間
で燃料ガス供給路(16)に接続したパイロットバーナ
、(22)はパイロットバーナ(21)の燃焼炎により
加熱されることで起電する第1熱電対、(23)は点火
プラグ、(24)は排気風路閉塞検出用の第2熱電対で
あり、又、(25)は内蔵電源としての乾電池である。
分流弁(12)は、熱交換器(3)への給水量と、バイ
パス路(26)を介して給水路(9)から出湯路(13
)へ分流供給するバイパス水量とを調整するものであり
、出湯温度調整は、この分流弁(12)による水量調整
と調整弁(20)による供給ガス量調整とをもって行う
ようにしである。
水ガバナ(11)は、連通路(27)を介して2次圧室
(lla)に導入される下流側水圧と1次圧室(llb
)にあける上流側水圧との差圧によるダイヤフラム(l
lc)の変位に対しガバナ弁体(lld)を連動変位さ
せることで給水圧調整を行わせるようにしたものである
水栓(10)には所謂パイロット式のダイヤフラム型水
栓を用いてあり、(28)は給水路(9)を開閉するダ
イヤフラム弁体、(29)はダイヤフラム弁体(28)
に形成したパイロット孔(30)を開閉するパイロット
弁体、(31)はパイロット弁体(29)を閉じ側に付
勢するスプリング、(32)はパイロット弁体り29)
を閉じ付勢力に抗して開き操作する操作杆、(33)は
ダイヤフラム室(34〉と上流側給水路(9)とを連通
ずる細孔である。
つまり、閉じ付勢されたパイロット弁体(29)により
パイロット孔(30)が閉じられた状態においては、細
孔(33)を介してダイヤフラム室(34)内に導入さ
れる上流側水圧によりダイヤフラム弁体(28)が閉弁
状態に保持され、又、その閉弁状態おいて操作杆(32
)の引き操作によるパイロット弁体(29)の開き操作
でパイロット孔(30)を開くと、ダイヤフラム室(3
4)内における水圧封入が解除されて、ダイヤフラム弁
体(28)がその水路側受圧面にかかる水圧により開く
構造となっており、小径のパイロット弁体(29)に対
する操作だけで大径の給水路(9)を開閉できて、必要
操作力、及び、必要操作量が極めて小さいという利点を
有するものである。
ガス弁(17)には閉じ付勢型の電磁弁を適用してあり
、(17a)はスプリング(17b)により閉じ側に常
時付勢された弁体、(17c) は閉じ付勢力に抗して
弁体(17a)を開き操作する電磁コイルである。
給湯開始及び停止操作はケーシング(2) の前面に配
置した押ボタン式給湯操作具(35)により行うように
してあり、この給湯操作具(35)は、第2図ないし第
5図に示すように、それに連設のロッド部(36)に設
けた保持機構(37)と、給湯操作具(35)を突出側
に付勢するスプリング(38)との連係作用により、突
出位置(a)からの押し操作に伴い所定の押込み位置(
b)で自動的に保持され、かつ、押込み位置(b)で保
持されている状態で再度押し操作されると、保持が解除
されて初期の突出位置(a)へ自動的に復帰するように
しである。
そして、水栓(10)の操作については、水栓操作用の
機械式連動機構として、給湯操作具(35)の突出位置
(a)からの押し操作に伴いロッド部(36)先端との
当接により復帰用スプリング(39)の付勢力に抗して
第1軸芯(Pl)周りで揺動する第1揺動部材(40)
を設け、この第1揺動部材(40)の先端部に、パイロ
ット式ダイヤフラム型水栓(10)の操作杆(32)を
係止により引き操作するフォーク部(40a)を設けで
ある。
つまり、給湯操作具(35)の突出位置(a)からの押
し操作に伴う第1揺動部材(40)の揺動により操作杆
(32)を引き操作して水栓(10)を開弁させ、かつ
、給湯操作具(35)の押込み位置(b)での保持によ
り操作杆(32)を引き操作状態に保つて水栓(10)
を開弁状態に保持し、又、給湯操作具(35)を再度の
押し操作で突出位置(a)に復帰させたときには、復帰
用スプリング(39)の付勢力による第1揺動部材(4
0)の復帰揺動により操作杆(32)の引き操作を解除
して水栓(10)を閉弁させるようにしである。
一方、ガス弁(17)の操作については、操作片(41
a)を付勢力に抗して押し操作することによりOFFと
なるマイクロスイッチ(41)を設けると共に、第1揺
動部材(40)に、復帰用スプリング(39)の付勢力
により操作片(41a)を押圧してマイクロスイッチ(
41)をOFFにするスイッチ操作部(40b)を連設
し、このマイクロスイッチ(41)のON・OFFによ
る着火指令回路のON・OFFに基づきコントローラ(
5)にガス弁(17)の開閉操作を実行させるようにし
である。
すなわち、給湯操作具(35)を突出位置(a)から押
し操作したときには、それに伴う第1揺動部材(40)
の揺動により操作片(41a)に対するスイッチ操作部
(40b)の押圧を解除してマイクロスイッチ(41)
をONとし、このONに基づきガス弁(17)の開き操
作をコントローラ(5) に実行させ、又、再度の押し
操作で給湯操作具(35)を突出位置(a)に復帰させ
たときには、復帰用スプリング(39)の付勢力による
第1揺動部材(40)の復帰揺動に伴いスイッチ操作部
(40b) により操作片(41a)を押圧してマイク
ロスイッチ(41)をOFFとし、このOFFに基づき
ガス弁(17)の閉じ操作をコントローラ(5) に実
行させるようにしである。
コントローラ(5)において、(5A)はマイクロスイ
ッチ(41)のONに基づき、乾電池〈25)からガス
弁電磁コイル(17c)への開弁操作電力供給を開始し
てガス弁(17)を開くと共に、点火回路(5B)に作
動指令を与えて乾電池(25)からの電力供給により点
火プラグ(23)を設定点火時間(T1)だけスパーク
作動させ、かつ、マイクロスイッチ(41)のOFFに
基づき、乾電池(25)からガス弁電磁コイル(17c
)への開弁操作電力供給を断ってガス弁(17)を閉じ
付勢力により閉弁させる操作回路であるが、この操作回
路(5A)には上述基本操作機能に加えて、 パイロットバーナ(21)の着火により第1熱電対(2
2)の起電力が前記の設定点火時間(T1)内で設定値
を上回ったときには、設定点火時間(T1)の経過後も
引続きガス弁電磁コイル(17c)への開弁操作電力供
給を継続してガス弁り17)を開弁状態に保持するが、
ミス着火のために設定点火時間(T、)内で第1熱電対
(22)の起電力が設定値に達しなかったときには、設
定点火時間(T、)の経過時点でガス弁電磁コイル(i
7c)への開弁操作電力供給を断ってガス弁(17)を
閉じ付勢力により自動閉弁させるミス着火時速断機能、 並びに、ガス弁電磁コイル(17c)への開弁操作電力
供給を継続している燃焼運転途中において、酸欠等によ
る不完全燃焼発生に起因した第1熱電対(22)に対す
るパイロットバーナ(21)の加熱作用低下のために第
1熱電対(22)の起電力が設定値よりも低下したとき
、その時点でガス弁電磁コイル(17c)への開弁操作
電力供給を断ってガス弁(17)を閉じ付勢力により自
動閉弁させる不完全燃焼発生時遮断機能 の夫々を備えさせてあり、これら機能によりミス着火時
の生ガス洩出、並びに、不完全燃焼状態での継続運転を
防止するようにしである。
以上要するに、給湯操作については、押ボタン式の給湯
操作具(35)を突出位置(a)から押し操作すると、
水栓(10)が機械的運動により開かれて給水が開始さ
れると共に、マイクロスイッチ(41)のONに基づき
点火プラグ(23)がスパーク作動し、かつ、ガス弁(
17)が開かれてバーナユニット(4)及びパイロッパ
ーナ(21)が着火し、ミス着火によるガス弁(17)
の自動閉弁が無いかぎり、これによって給湯が開始され
る。
又、給湯開始後、給湯操作具(35)が押込み位置(b
)に保持されている間は、その保持により水栓(lO)
が機械的に開弁状態に保たれ、かつ、マイクロスイッチ
(41)のON状態保持によりガス弁(17)が開弁状
態に保たれ、これによって、不完全燃焼発生によるガス
弁(17)の自動閉弁が無いかぎり給湯が継続される。
その後、押込み位置(b)  に保持されている給湯操
作具(35)を再度の押し操作で突出位置(a)に復帰
させると、水栓(10)が機械的運動により閉じられて
給水が停止すると共に、マイクロスイッチ(41)のO
FFに基づきガス弁(17)が閉じられてバーナユニッ
ト(4)及びパイロ−/ )バーナ(21)が消火し、
もって、給湯が停止される。
コントローラ(5)には、前述操作回路(5A)、及び
、点火回路(5B)に加えて、バーナユニット(4)の
再着火時における逆火を防止するための逆火防止回路(
5C)を設けると共に、排気風路閉塞に起因した不完全
燃焼の放置を防止するための閉塞運転防止回路(5D)
を設けてあり、具体的には、逆火防止回路(5C)は、
マイクロスイッチ(41)が0FFt、た時点から設定
制限時間(T2)をタイマ(TI)によりカウントし、
そして、その設定制限時間(T2)のカウント中におけ
るマイクロスイッチ(41)の再度のONについは、そ
のON信号の着火操作指令としてのコントローラ(5)
内への受入れを阻止するものである。
つまり、マイクロスイッチ(41)のOFFに基づきガ
ス弁(17)が閉弁した直後では、バーナユニット(4
)でのガス噴出停止に伴い残火が各板状バーナ(4a)
の炎孔内奥部に入り込んで残っている可能性があり、そ
のような残火状態で再度ガス弁(17)を開くと、本来
、点火プラグ(23)のスパーク作動により炎孔出口で
開始されるべき燃焼が残火のために炎孔内奥部で開始さ
れて所謂逆火現象を生じてしまう。
そこで、上述逆火防止回路(5C)を設け、給湯操作具
(35)が−旦突出位置(a)に復帰操作されて給湯停
止が行われた直後に給湯操作具(35)が再度押し操作
されても、先の復帰操作時のマイクロスイッチ(41)
のOFF時点から設定制限時間(T、)内はON信号の
受入れを阻止して、その設定制限時間(T2)内でのガ
ス弁(17)の開き操作は行わないようにすることで、
残火が完全消火するに要する時間を与えて上述逆火現象
が起こることを防止するようにしである。
一方、閉塞運転防止回路(5D)は、排気風路閉塞検出
用第2熱電対(24)の起電力が設定値を上回ったとき
にガス弁電磁コイル(17c)への開弁操作電力供給を
断つものであり、第2熱電対(24)は第6図及び第7
図に示すように、燃焼室(8)の上部と筒胴(7)の外
側とを連通ずる検出用開口(7a)に臨ませる状態で筒
胴(7)の外側に配置してあり、熱交換器(3)の閉塞
等、排気風路に閉塞が生じたときには、その閉塞に起因
した燃焼室(8)内の過熱と室圧上昇とにより検出用開
口(7a)から流出するようになる高温燃焼ガスに晒さ
れて第2熱電対(24)の起電力が増大するようにしで
ある。
すなわち、上述の如き第2熱電対(24)による排気風
路閉塞の検出に基づき、ガス弁電磁コイル(17c)へ
の開弁操作電力供給を断ってガス弁(17)をその閉じ
付勢力により自動閉弁させ、それによって、熱交換器閉
塞等の排気風路閉塞に起因した不完全燃焼の発生並びに
放置を防止するようにしである。
分流弁(12)及び調整弁(20)を操作しての出湯温
度調整は、押ボタン式給湯操作具(35)の外周部に配
置したダイヤル式の温度調整具(42)により行うよう
にしてあり、温度調整具(42)と一体的に回転するド
ーナツ型回転体(43)を設けて、その回転体(43)
の周部の一部にギア部(43a)を形成し、そして、分
流弁(12)の回転操作軸(12a)に連結した扇形ギ
ア(44)を回転体(43)のギア部(43a)に咬合
させ、もって、温度調整具(42)と分流弁(12)と
を連動させるようにしである。
又、温度調整具(42)と調整弁(20)との連動につ
いては、調整弁(20)を、弁体(20a)、その弁体
(20a)を開弁側に付勢するスプリング(20b)、
及び、スプリング(20b)の付勢力に抗して弁体(2
0a)を閉弁側に押し操作する操作杆(20c)を備え
るリフト型弁とし、そして、その操作杆(20C)を第
2軸芯(P2)周りでの揺動により押し操作する第2揺
動部材(45)を設けると共に、前記の回転体(43)
の裏面に、第2揺動部材(45)の一端に対する接当に
より回転体(43)の一方側への回転に伴い第2揺動部
材(45)を操作杆押し操作側に揺動させる第1カム(
43b)を設けてあり、もって、温度調整具(42)の
一方側への回転に伴い調整弁(20)がスプリング(2
0b)の開弁付勢力に抗して閉弁側に操作され、かつ、
温度調整具(42)の他方側への回転に伴い調整弁(2
0)がスプリング(20b)の付勢力により開弁側に操
作されるようにしである。
尚、連動関係としては、調整弁(20)を閉弁させる側
への温度調整具(42)の回転操作に対しては、分流弁
(12)がバイパス水量を増大させる側へ連動操作され
るようにしてあり、もって、ダイヤル式の温度調整具(
42)を一方側へ回転操作すると、調整弁(20)が閉
弁側に操作され、かつ、分流弁(12)がバイパス水量
増大側に操作されて出湯温度が低下するように、又、温
度調整具(42)を他方側へ回転操作すると、調整弁(
20)が開弁側に操作され、かつ、分流弁(12)がバ
イパス水壷減少側に操作されて出湯温度が上昇するよう
にしである。
上述出湯温度調整機能に加えて、温度調整具(42)の
回転操作範囲の一端には、給湯運転途中においてバーナ
ユニット(4) 及びパイロットバーナ(21)を消火
して単なる水を出湯具(15)から吐出させる出水位置
を設けてあり、そのような出水状態を現出するための操
作構造としては、第3軸芯(P3)周りでの揺動により
マイクロスイッチ(41)の操作片(41a)を押し操
作する第3揺動部材(46)を、第1揺動部材(40)
におけるスイッチ操作部(40b)の横に並べて設け、
回転体(43)の裏面に、温度調整具(42)が出水位
置に回転操作されたときに第3揺動部材(46)の一端
に対する接当により第3揺動部材(46)を操作片押し
操作側に揺動させる第2カム(43c)を設けである。
つまり、押ボタン式給湯操作具(35)が押込み位置(
b)に保持されている給湯状態(すなわち、第1揺動部
材(40)のスイッチ操作部(40b)による操作片(
41a)の押圧が解除されてマイクロスイッチ(41)
がONとなっている状態)において、ダイヤル式の温度
調整具(42)が出水位置へ回転操作されると、第2カ
ム(43c)の接当による第3揺動部材(46)の揺動
により押圧解除状態にある操作片(41a)が押し操作
されてマイクロスイッチ(41)がOFFとなり、それ
によって、ガス弁(17)が閉弁してバーナユニット(
4)及びパイロットバーナ(21)が消火することによ
り出水状態が現出されるようにしである。
又、給湯状態から出水状態への一方向の切換えのみなら
ず、上述出水操作構造では、温度調整具(42)が出水
位置から再度、出湯温度調整範囲内へ回転操作されると
、第3揺動部材(46)に対する第2カム(43c)の
接当が解除されることにより第3揺動部材(46)の操
作片押し操作が解除されてマイクロスイッチ(41)が
自己付勢力によりONに復帰し、そして、そのONに基
づき給湯開始時と同様にコントローラ(5)操作により
ガス弁(17)が開かれると共に点火プラグ(23)が
スパーク作動することでバーナユニット(4)及びパイ
ロットバーナ(21)が再着火するようにしである。す
なわち、温度調整具(42)の復帰操作だけで出水状態
から給湯状態への復帰を行えるようにしである。
温度調整具(42)により回転操作する分流弁(12)
は、第8図に示すように、回転操作軸(12a)に連結
した有底筒状の回転弁体(12b)に、上流側給水路(
9a)を熱交換器(3)への下流側給水路(9b)に導
通する第1流路孔(12c) と、上流側給水路(9a
)をバイパス路(26)に導通する第2流路孔(12d
)とを形成し、第1流路孔(12c)と下流側給水路(
9b)の入口との重なり状態、並びに、第2 流11(
12d)とバイパス路(26)の人口との重なり状態を
回転弁体(12b)の回転操作により調整することで、
熱交換器(3)への給水量とバイパス水量とを変更調整
するようにしたものである。
そして、具体的水量変更調整形態としては、第1流路孔
(12c)及び第2流路孔(12d)の夫々の形状と相
対的配置関係の設定により、第9図に示すように、温度
調整具(42)が高温側端から低温側に回転操作される
に伴い、ある中間温度まではバイパス水!(QB)を0
に保って熱交換器(3)への給水量(QH)のみを漸次
増大させ、かつ、その中間温度から更に低温側への回転
操作に対しては、熱交換器(3)への給水1(QI()
を徐々に減少させながら、バイパス水!(QII)を増
大させて、全水量(QH+Oa)を先の中間温度までの
熱交換器給水量(QM)の増大に連続させる状態で漸次
増大させるようにしである。
つまり、フィンチューブ型の熱交換器(3) では管路
が蛇行状で、かつ、長いためにバイパス路(26)に比
して給水量増大に伴う圧力損失の増大が顕著であるが、
出湯温度調整状態が低温側端にある場合では、熱交換器
(3)でのそのような大きな圧力損失(ΔP、) に加
えてバイパス路(26)での圧力損失(ΔP11)、並
びに、バイパス路(26)と出湯路(13)との合流部
での圧力損失(ΔP、)も夫々大きくなるために、全体
圧力損失(ΔP=ΔPH+ΔPB+ΔP、)が極めて大
きくなり、そのために、出湯温度調整状態が低温側端付
近にある状態で給湯開始操作を行ったとき、そのときの
発給水圧が何らかの原因で低くなっていると、水ガバナ
(11)において水圧応動弁(18)を開弁させるに要
する十分な水圧差が得られないことに起因して給湯開始
が実行できないといった事態を生じることがある。
そこで、前述の如くある中間温度から更に低温側への出
湯温度調整については、熱交換器給水!(Q□)を減少
させながらバイパス水量(Q、)ヲ増大させて全水量(
Qo+Ga)を漸次増大させるようにしたことにより、
第9図中破線に示すように、中間温度以降で熱交換器給
水量(Q’ H)を単に一定に保つようにしている在来
湯沸器に比して、出湯温度調整状態が低温側端付近にあ
るときの全体圧力損失(ΔP=ΔPII+ΔP、+ΔP
に)を、圧力損失が最も顕著に生じる熱交換器(3) 
への給水量(QH)を減少させることで効果的に低減し
、もって、前述の如く水ガバナ(11)での水圧差不足
に起因して給湯開始が不能となってしまうような事態の
発生を抑制し、発給水圧の変動に対する対応性の向上を
図っである。
尚、第10図において、Gは温度調整具(42)の回転
操作に対するガス供給量の変化形態を示す。
〔別実施例〕
次に別実施例を説明する。
パイロット式ダイヤフラム型水栓は、基本的に小径パイ
ロット弁体の開閉操作により大径ダイヤフラム弁体を開
閉させる型式のものであれば種々の構造のものを適用で
き、細部構造は種々の改良が可能である。
ガス弁としてガスバーナに対する燃料供給を断続する電
動弁は、電磁弁であっても良く、又、電動モータにより
開閉操作する型式の弁であっても良い。
内蔵電源としては、−乾電池に代えて、例えば、充電が
可能な電池や、あるいは、燃焼熱により起電した電力を
蓄電する蓄電池等を適用しても良い。
押ボタン式給湯操作具の押し操作に連係してONする電
気スイッチの具体的構造、並びに、その電気スイッチと
押しボタン式給湯操作具との具体的連係構造は種々の改
良が可能である。
又、押ボタン式給湯操作具とパイロット式ダイヤフラム
型水栓とを連動させる機械式連動機構の具体的構造も種
々の改良が可能である。
電気スイッチのONに伴い内蔵電源からの出力によりガ
ス弁としての電動弁を開き操作する電気制御手段(コン
トローラ)は、種々の型式のシーケンス回路により構成
したもの、又、マイクロコンビコータを適用したもの等
、どのような構成であっても良い。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図は本発明の実施例を示し、第1図
は瞬間湯沸器の全体構成図、第2図ないし第5図は操作
構造を示す概略図、第6図及び第7図は第2熱電対の取
付構造を示す拡大図、第8図は分流弁の拡大断面図、第
9図及び第10図は湯温調整形態を示すグラフである。 (3)・・・・・・熱交換器、(4)・・・・・・ガス
バーナ、(5)・・・・・・電気制御手段、(10)・
・・・・・水栓、(17)・・・・・・電動弁、(25
)・・・・・・内蔵電源、(32)・・・・・・操作部
、(35)・・・・・・給湯操作具、(40)・・・・
・・機械式連動機構、(41)・・・・・・電気スイッ
チ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水加熱用の熱交換器(3)、及び、それに対する加
    熱用のガスバーナ(4)を設け、押ボタン式の給湯操作
    具(35)を設けたガス瞬間湯沸器であって、前記熱交
    換器(3)に対する給水を断続するパイロット式のダイ
    ヤフラム型水栓(10)を設け、前記ガスバーナ(4)
    に対する燃料供給を断続する電動弁(17)を設け、前
    記給湯操作具(35)の押し操作に連係してONする電
    気スイッチ(41)を設け、前記電気スイッチ(41)
    のONに伴い、内蔵電源(25)からの出力により前記
    電動弁(17)を開き操作する電気制御手段(5)を設
    け、前記給湯操作具(35)の押し操作に連動して前記
    ダイヤフラム型水栓(10)の操作部(32)を開弁側
    に操作する機械式連動機構(40)を設けたガス瞬間湯
    沸器。 2、前記電気制御手段(5)が、前記電気スイッチ(4
    1)のONに伴い前記電動弁(17)の開き操作ととも
    に前記内蔵電源(25)からの出力により前記ガスバー
    ナ(4)に対する点火操作を行うものである請求項1記
    載のガス瞬間湯沸器。 3、前記電動弁(17)が、常時閉弁側に付勢された電
    磁弁である請求項1又は2記載のガス瞬間湯沸器。
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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04240350A (ja) * 1991-01-24 1992-08-27 Rinnai Corp 給湯装置
EP0834700A3 (de) * 1996-10-04 1998-09-09 Joh. Vaillant GmbH u. Co. Brauchwasserheizer

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