JPH0212333B2 - - Google Patents
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- JPH0212333B2 JPH0212333B2 JP58230898A JP23089883A JPH0212333B2 JP H0212333 B2 JPH0212333 B2 JP H0212333B2 JP 58230898 A JP58230898 A JP 58230898A JP 23089883 A JP23089883 A JP 23089883A JP H0212333 B2 JPH0212333 B2 JP H0212333B2
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- Japan
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- valve
- water
- diaphragm
- water supply
- gas
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N1/00—Regulating fuel supply
- F23N1/08—Regulating fuel supply conjointly with another medium, e.g. boiler water
- F23N1/085—Regulating fuel supply conjointly with another medium, e.g. boiler water using electrical or electromechanical means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2235/00—Valves, nozzles or pumps
- F23N2235/12—Fuel valves
- F23N2235/14—Fuel valves electromagnetically operated
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2235/00—Valves, nozzles or pumps
- F23N2235/12—Fuel valves
- F23N2235/18—Groups of two or more valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2235/00—Valves, nozzles or pumps
- F23N2235/12—Fuel valves
- F23N2235/20—Membrane valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2235/00—Valves, nozzles or pumps
- F23N2235/12—Fuel valves
- F23N2235/24—Valve details
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、単一のブツシユ式操作ボタンをブ
ツシユ操作するだけで点火及び出湯と消火及び出
湯停止を可能とした元止式瞬間ガス湯沸器に関す
る。
ツシユ操作するだけで点火及び出湯と消火及び出
湯停止を可能とした元止式瞬間ガス湯沸器に関す
る。
ブツシユ式操作ボタンによりその点滅を行う元
止式瞬間ガス湯沸器として点火用操作ボタン１″
と消火用操作ボタン２″を別々に備え、かつ出湯
用水栓レバー３″を備えたもの（第１図参照）は、
すでに提案されているが、点火用操作ボタン１″
を押すことによりパイロツト点火を行い、その後
水栓レバー３″を開操作することで出湯を行い、
水栓レバー３″を閉操作することにより出湯を停
止し、湯沸器の使用を中止するときは消火用操作
ボタン２″を押すことでパイロツト消火を行うと
いう構造となつているため２つの操作ボタン１″，
２″と水栓レバー３″の操作を必要とすることから
その操作が面倒で誤操作も多く実際の使用にあた
り使い勝手が極めて悪い欠点があるとともに、構
造的にも電気的要素の組入れが多くなることと相
まつて複雑となるためコストアツプするという欠
点があつた。
止式瞬間ガス湯沸器として点火用操作ボタン１″
と消火用操作ボタン２″を別々に備え、かつ出湯
用水栓レバー３″を備えたもの（第１図参照）は、
すでに提案されているが、点火用操作ボタン１″
を押すことによりパイロツト点火を行い、その後
水栓レバー３″を開操作することで出湯を行い、
水栓レバー３″を閉操作することにより出湯を停
止し、湯沸器の使用を中止するときは消火用操作
ボタン２″を押すことでパイロツト消火を行うと
いう構造となつているため２つの操作ボタン１″，
２″と水栓レバー３″の操作を必要とすることから
その操作が面倒で誤操作も多く実際の使用にあた
り使い勝手が極めて悪い欠点があるとともに、構
造的にも電気的要素の組入れが多くなることと相
まつて複雑となるためコストアツプするという欠
点があつた。
更に押し廻し式のガスバルブを用いる方法が実
公昭54―33173号にて知られているが、これでは
ハンドルを押圧状態で回動を行う必要があり、回
動角度が大きくなると操作がし難い、回動操作時
に押し操作と押し解除操作を伴つて誤操作の恐れ
があり、操作性に難点があつた。
公昭54―33173号にて知られているが、これでは
ハンドルを押圧状態で回動を行う必要があり、回
動角度が大きくなると操作がし難い、回動操作時
に押し操作と押し解除操作を伴つて誤操作の恐れ
があり、操作性に難点があつた。
この発明は、かかる欠点の解消を目的としてな
されたものであつて、その構成は水圧応動装置を
備えた元止式瞬間ガス湯沸器において、該水圧応
動装置の水圧自動ガス弁より上流側のガス供給路
に装備した器具栓及び電磁安全弁と前記水圧応動
装置のダイヤフラム室の一次室より上流側の給水
路に装備せるダイヤフラム式給水弁のニードル弁
とを予め決められた進退運動をする単一のブツシ
ユ式操作ボタンと機械的に連設せしめた元止式瞬
間ガス湯沸器に係り、操作ボタンの押圧前進位置
でパイロツトバーナの着火が行われ、押圧を解除
して操作ボタンを中間後退位置にロツクしてダイ
ヤフラム式給水弁を開放し、通水を行うとともに
主バーナに点火して出湯を行い、更に操作ボタン
を若干押圧して後退復帰せしめてダイヤフラム式
給水弁を閉じ主バーナへのガス供給を断つて出湯
を停止するもので、該構成とすることによりその
操作性は著しく向上するばかりでなく、構造的に
も簡略化されてコストダウンをも図ることができ
るものである。
されたものであつて、その構成は水圧応動装置を
備えた元止式瞬間ガス湯沸器において、該水圧応
動装置の水圧自動ガス弁より上流側のガス供給路
に装備した器具栓及び電磁安全弁と前記水圧応動
装置のダイヤフラム室の一次室より上流側の給水
路に装備せるダイヤフラム式給水弁のニードル弁
とを予め決められた進退運動をする単一のブツシ
ユ式操作ボタンと機械的に連設せしめた元止式瞬
間ガス湯沸器に係り、操作ボタンの押圧前進位置
でパイロツトバーナの着火が行われ、押圧を解除
して操作ボタンを中間後退位置にロツクしてダイ
ヤフラム式給水弁を開放し、通水を行うとともに
主バーナに点火して出湯を行い、更に操作ボタン
を若干押圧して後退復帰せしめてダイヤフラム式
給水弁を閉じ主バーナへのガス供給を断つて出湯
を停止するもので、該構成とすることによりその
操作性は著しく向上するばかりでなく、構造的に
も簡略化されてコストダウンをも図ることができ
るものである。
更には水量調節によつて湯温調節とする調温弁
の調温つまみをブツシユ式の操作ボタンの外周部
に同心的に配設せしめて調温つまみの回動角度の
確認を容易となし、操作部のコンパクトな配置を
可能となすものである。
の調温つまみをブツシユ式の操作ボタンの外周部
に同心的に配設せしめて調温つまみの回動角度の
確認を容易となし、操作部のコンパクトな配置を
可能となすものである。
以下この発明による元止式瞬間ガス湯沸器の一
実施例を図面に基づき説明する。
実施例を図面に基づき説明する。
図面において、Ａは水圧応動装置で、主バーナ
Ｂへの供給ガス量を熱交換器Ｃへの給水量に応じ
て自動制御するためのもので、ダイヤフラム室１
をダイヤフラム２で一次室１ａと二次室１ｂとに
区画し一次室１ａを給水路３に臨ませ、該一次室
１ａ側の給水路３に設けた弁室４に水ガバナ弁
V1をその弁シート５に対向して装備し該水ガバ
ナ弁V1をダイヤフラム２に弁軸６を介して一体
結合し発条７により給水圧によるダイヤフラム２
の図示左動を助長せしめ、かつダイヤフラム２の
二次室１ｂ側にはガス供給路８に設けた弁室９内
にその弁シート１０に対向して装備せる水圧自動
ガス弁V2を先端に固定したガス弁開閉用弁軸１
１の基端を連結し該水圧自動ガス弁V2を発条１
２により閉止方向に付勢して水圧自動ガス弁V2
がダイヤフラム２を介して給水圧に応動すること
で主バーナＢへの供給ガス量を熱交換器Ｃへの給
水量に応じて自動制御するとともに、給水の給、
断によりガス供給路８の連通、遮断を行つてリセ
ツト弁を兼備している。また、ダイヤフラム２と
応動する水ガバナ弁V1により給水量の一定化を
図つている。なお、発条７の弾発力を発条１２の
弾発力より弱くして上記水圧自動ガス弁V2の作
動の確実性を図つている。V3は電磁安全弁で、
点火不良その他の異常燃焼時にガスの供給を遮断
して安全を期するためのもので、上記水圧応動装
置Ａの水圧自動ガス弁V2より上流側のガス供給
路８に設けた弁室１３内にその弁シート１４に対
向して装備され、発条１５により閉止方向に付勢
するとともに、軸１６を介して吸着鉄片１７を一
体に備え、該吸着鉄片１７を電磁石Ｍの吸着面に
対設し、電磁石Ｍの電磁コイルには熱電対TCと、
図示しないが点火初動時に電磁石Ｍの励磁を瞬時
に行うクイツクスタート装置のコンデンサとが接
続されて、熱電対TCと電磁コイルとの閉回路に
並列に接続したコンデンサからの電流と熱電対
TCが加熱されることにより生ずる熱起電流で電
磁石Ｍを励磁することで電磁安全弁V3を吸着鉄
片１７を介して開放保持し、点火不良その他の異
常燃焼時は電磁石Ｍへの電流が断たれるようにな
つている。なお、図示しないクイツクスタート装
置は、直流電源、コンデンサ、イグナイタ、熱電
対、電磁石Ｍの電磁コイル等の組合わせからな
り、後記の操作ボタン３０の操作に連動して切替
えスイツチS1がコンデンサを放電回路と充電回路
に切替え、かつイグナイタスイツチS2のオン、オ
フによりイグナイタの起動、停止を行う。V4は
器具栓で、上記電磁安全弁V3の弁室１３に隣設
した弁室１８内にその弁シート１９に対向して装
備され、後述の操作ボタンと連動する操作体２０
と弁軸２１を介して連設されており、その延長軸
２１ａを上記電磁安全弁V3と関連させた両弁V3，
V4が開放方向に連動するようになつている。２
２は操作体２０を自動復帰するための発条で、器
具栓V4の閉止方向への付勢を兼ねている。Ｄは
ダイヤフラム式給水弁で、水圧応動装置Ａのダイ
ヤフラム室１の一次室１ａより上流側の給水路３
に設けたダイヤフラム弁室２３内に張設せるダイ
ヤフラム弁２４をその弁シート２５に接離可能に
設け、ダイヤフラム弁２４の中心に穿つた弁孔２
６に発条２７により閉止方向に付勢されたニード
ル弁２８を付設し、かつダイヤフラム弁２４の周
縁には数個の通水孔２９を穿つた構造となつてお
り、ニードル弁２８が発条２７による押圧力と相
まつて図示左行することによりニードル弁２８で
弁孔２６を閉塞するとともに、ダイヤフラム弁２
４をそ押圧力と通水孔２９から流入する水の水圧
とで図示左方向に押動してその弁シート２５に圧
接せしめて給水路３を閉止し、ニードル弁２８を
発条２７に抗して図示右行させると、ニードル弁
２８が弁孔２６から離れて弁孔２６を開放するこ
とによりダイヤフラム弁室２３内の水圧が急に低
下しその圧力差によつてダイヤフラム弁２４がそ
の弁シート２５から離れて給水路３を開放し熱交
換器Ｃへの給水を開始するようになつている。
尚、ニードル弁２８は図示の如き先尖状に限定さ
れるものではない。３０は予め決められた進退運
動をする単一のブツシユ式操作ボタンで、上記操
作体２０とニードル弁２８の弁軸２８ａとが該操
作ボタン３０と任意の機械的連動機構Ｅを介して
連設されている。操作ボタン３０の進退運動とし
て実施例では第４図に示したように、点火時は一
定のストロークａだけ前進した後その押圧力を解
くと前記ストロークａの略半分に相当するストロ
ークｂだけ後退してロツクされることにより燃焼
状態となり、消火時は、該燃焼位置から一定のス
トロークb′だけ前進させるとロツクが外れその押
圧力を解くと一定のストロークa′だけ後退して初
動位置に戻るようにしているが、この運動に限定
されるものではないこと勿論である。Ｆは水圧応
動装置Ａの水圧自動ガス弁V2と器具栓V4との間
のガス供給路８に設けたガスガバナ装置で、ダイ
ヤフラム３１と該ダイヤフラム３１に連設したガ
スガバナ弁３２及び弾発力の調整を可能とした調
圧発条３３とからなつている。３４は給水路３の
下流側に設けたベンチユリ部で、水圧応動装置Ａ
のダイヤフラム室１の二次室１ｂとスローバルブ
V5をもつ連管３５を介して連通せしめている。
V6は調温弁で、固定弁板３６に穿つた通孔３７
に対して可動弁板３８に穿つた複数個の絞り孔３
９の角度位置を変化させてそれらの重合度を変化
させ異径の絞り孔３９が重合することで熱交換器
Ｃへの給水量を調節して調温できる構造となつて
おり、その弁軸４０に固定した大歯車４１に上記
操作ボタン３０の外周部に回転が自由に行えるよ
う重設した調温つまみ４２に設けた小歯車４３を
噛合わせ調温つまみ４２を回動操作することによ
り可動弁板３８を回動して出湯温度の調節ができ
る回動調節機構を構成している。Ｇは能力切替え
装置で、能力切替えつまみ４４を左右へスライド
させることにより絞り長孔４５ａをもつスライド
弁４５が作動して主バーナＢへの供給ガス量が増
減変化するようになつている。P1は一次パイロ
ツトバーナで、弁V8により点火初期にだけガス
管４６を介してガスが供給され、P2は二次パイ
ロツトバーナで、ガスガバナ装置Ｆの下流側から
導出したガス管４７によりガスが供給されるよう
になつている。４８は水抜栓、４９は給水管、５
０は出湯蛇口、５１は器体外殻、V7は高温水量
調整弁である。
Ｂへの供給ガス量を熱交換器Ｃへの給水量に応じ
て自動制御するためのもので、ダイヤフラム室１
をダイヤフラム２で一次室１ａと二次室１ｂとに
区画し一次室１ａを給水路３に臨ませ、該一次室
１ａ側の給水路３に設けた弁室４に水ガバナ弁
V1をその弁シート５に対向して装備し該水ガバ
ナ弁V1をダイヤフラム２に弁軸６を介して一体
結合し発条７により給水圧によるダイヤフラム２
の図示左動を助長せしめ、かつダイヤフラム２の
二次室１ｂ側にはガス供給路８に設けた弁室９内
にその弁シート１０に対向して装備せる水圧自動
ガス弁V2を先端に固定したガス弁開閉用弁軸１
１の基端を連結し該水圧自動ガス弁V2を発条１
２により閉止方向に付勢して水圧自動ガス弁V2
がダイヤフラム２を介して給水圧に応動すること
で主バーナＢへの供給ガス量を熱交換器Ｃへの給
水量に応じて自動制御するとともに、給水の給、
断によりガス供給路８の連通、遮断を行つてリセ
ツト弁を兼備している。また、ダイヤフラム２と
応動する水ガバナ弁V1により給水量の一定化を
図つている。なお、発条７の弾発力を発条１２の
弾発力より弱くして上記水圧自動ガス弁V2の作
動の確実性を図つている。V3は電磁安全弁で、
点火不良その他の異常燃焼時にガスの供給を遮断
して安全を期するためのもので、上記水圧応動装
置Ａの水圧自動ガス弁V2より上流側のガス供給
路８に設けた弁室１３内にその弁シート１４に対
向して装備され、発条１５により閉止方向に付勢
するとともに、軸１６を介して吸着鉄片１７を一
体に備え、該吸着鉄片１７を電磁石Ｍの吸着面に
対設し、電磁石Ｍの電磁コイルには熱電対TCと、
図示しないが点火初動時に電磁石Ｍの励磁を瞬時
に行うクイツクスタート装置のコンデンサとが接
続されて、熱電対TCと電磁コイルとの閉回路に
並列に接続したコンデンサからの電流と熱電対
TCが加熱されることにより生ずる熱起電流で電
磁石Ｍを励磁することで電磁安全弁V3を吸着鉄
片１７を介して開放保持し、点火不良その他の異
常燃焼時は電磁石Ｍへの電流が断たれるようにな
つている。なお、図示しないクイツクスタート装
置は、直流電源、コンデンサ、イグナイタ、熱電
対、電磁石Ｍの電磁コイル等の組合わせからな
り、後記の操作ボタン３０の操作に連動して切替
えスイツチS1がコンデンサを放電回路と充電回路
に切替え、かつイグナイタスイツチS2のオン、オ
フによりイグナイタの起動、停止を行う。V4は
器具栓で、上記電磁安全弁V3の弁室１３に隣設
した弁室１８内にその弁シート１９に対向して装
備され、後述の操作ボタンと連動する操作体２０
と弁軸２１を介して連設されており、その延長軸
２１ａを上記電磁安全弁V3と関連させた両弁V3，
V4が開放方向に連動するようになつている。２
２は操作体２０を自動復帰するための発条で、器
具栓V4の閉止方向への付勢を兼ねている。Ｄは
ダイヤフラム式給水弁で、水圧応動装置Ａのダイ
ヤフラム室１の一次室１ａより上流側の給水路３
に設けたダイヤフラム弁室２３内に張設せるダイ
ヤフラム弁２４をその弁シート２５に接離可能に
設け、ダイヤフラム弁２４の中心に穿つた弁孔２
６に発条２７により閉止方向に付勢されたニード
ル弁２８を付設し、かつダイヤフラム弁２４の周
縁には数個の通水孔２９を穿つた構造となつてお
り、ニードル弁２８が発条２７による押圧力と相
まつて図示左行することによりニードル弁２８で
弁孔２６を閉塞するとともに、ダイヤフラム弁２
４をそ押圧力と通水孔２９から流入する水の水圧
とで図示左方向に押動してその弁シート２５に圧
接せしめて給水路３を閉止し、ニードル弁２８を
発条２７に抗して図示右行させると、ニードル弁
２８が弁孔２６から離れて弁孔２６を開放するこ
とによりダイヤフラム弁室２３内の水圧が急に低
下しその圧力差によつてダイヤフラム弁２４がそ
の弁シート２５から離れて給水路３を開放し熱交
換器Ｃへの給水を開始するようになつている。
尚、ニードル弁２８は図示の如き先尖状に限定さ
れるものではない。３０は予め決められた進退運
動をする単一のブツシユ式操作ボタンで、上記操
作体２０とニードル弁２８の弁軸２８ａとが該操
作ボタン３０と任意の機械的連動機構Ｅを介して
連設されている。操作ボタン３０の進退運動とし
て実施例では第４図に示したように、点火時は一
定のストロークａだけ前進した後その押圧力を解
くと前記ストロークａの略半分に相当するストロ
ークｂだけ後退してロツクされることにより燃焼
状態となり、消火時は、該燃焼位置から一定のス
トロークb′だけ前進させるとロツクが外れその押
圧力を解くと一定のストロークa′だけ後退して初
動位置に戻るようにしているが、この運動に限定
されるものではないこと勿論である。Ｆは水圧応
動装置Ａの水圧自動ガス弁V2と器具栓V4との間
のガス供給路８に設けたガスガバナ装置で、ダイ
ヤフラム３１と該ダイヤフラム３１に連設したガ
スガバナ弁３２及び弾発力の調整を可能とした調
圧発条３３とからなつている。３４は給水路３の
下流側に設けたベンチユリ部で、水圧応動装置Ａ
のダイヤフラム室１の二次室１ｂとスローバルブ
V5をもつ連管３５を介して連通せしめている。
V6は調温弁で、固定弁板３６に穿つた通孔３７
に対して可動弁板３８に穿つた複数個の絞り孔３
９の角度位置を変化させてそれらの重合度を変化
させ異径の絞り孔３９が重合することで熱交換器
Ｃへの給水量を調節して調温できる構造となつて
おり、その弁軸４０に固定した大歯車４１に上記
操作ボタン３０の外周部に回転が自由に行えるよ
う重設した調温つまみ４２に設けた小歯車４３を
噛合わせ調温つまみ４２を回動操作することによ
り可動弁板３８を回動して出湯温度の調節ができ
る回動調節機構を構成している。Ｇは能力切替え
装置で、能力切替えつまみ４４を左右へスライド
させることにより絞り長孔４５ａをもつスライド
弁４５が作動して主バーナＢへの供給ガス量が増
減変化するようになつている。P1は一次パイロ
ツトバーナで、弁V8により点火初期にだけガス
管４６を介してガスが供給され、P2は二次パイ
ロツトバーナで、ガスガバナ装置Ｆの下流側から
導出したガス管４７によりガスが供給されるよう
になつている。４８は水抜栓、４９は給水管、５
０は出湯蛇口、５１は器体外殻、V7は高温水量
調整弁である。
上記構成において、不使用時、すなわち、消火
時は水圧自動ガス弁V2、器具栓V4及び電磁安全
弁V3はともに閉止状態にある（第３図実線参
照）。そこで、点火に際し操作ボタン３０を予め
決められた一定のストロークａだけ押動前進させ
ると（第４図１）、機械的連動機構Ｅを介してダ
イヤフラム式給水弁Ｄのニードル弁２８が図示左
動しダイヤフラム弁２４の弁孔２６に圧接されて
該弁孔２６を閉塞するとともに、ダイヤフラム弁
２４をその弁シート２５に圧接して給水路３を閉
止するため水圧応動装置Ａは作動せず、したがつ
て、水圧自動ガス弁V2は閉止状態に保たれ、同
時に機械的連動機構Ｅを介して操作体２０が発条
２２に抗して押動するため器具栓V4をその弁シ
ート１９から離しかつ器具栓V4の延長軸２１ａ
で電磁安全弁V3を発条１５に抗して押動しその
弁シート１４から離し、さらに、吸着鉄片１７を
電磁石Ｍの吸着面に押し当て器具栓V4と電磁安
全弁V3をともに開放し弁V8も開きガス管４６，
４７を介して両パイロツトバーナP1，P2にガス
を供給するとともに、クイツクスタート装置のク
イツクスイツチS1を放電回路に切替え、同時に短
絡スイツチの接点を開き、イグナイタスイツチS2
をオンして電磁石Ｍで吸着鉄片１７を瞬時に吸着
しイグナイタに通電してスパークを飛ばしパイロ
ツトバーナP1，P2に点火してパイロツト炎と熱
電対加熱炎を形成し該加熱炎で熱電対TCを加熱
する。しかる後、操作ボタン３０の押圧力を解く
と該操作ボタン３０は先の前進ストロークａの略
半分に相当するストロークｂだけ後退し（中間後
退位置）図示しない任意のロツク装置で操作ボタ
ン３０を該位置（第４図２）にロツクする。しか
して、ダイヤフラム式給水弁Ｄのニードル弁２８
は機械的連動機構Ｅを介して図示右方へ発条２７
に抗して移動しニードル弁２８を弁孔２６から離
して弁孔２６を開放するためダイヤフラム弁室２
３内の水圧が急に低下しその外周部に作用する給
水圧力にてダイヤフラム弁２４をその弁シート２
５から離して給水路３を開放すると同時に器具栓
V4も第３図の鎖線で示す位置まで後退するがガ
ス供給路８は閉止されず、かつ電磁安全弁V3は
電磁石Ｍで開放保持されているため給水路３の開
放によつて熱交換器Ｃへの給水が開始されると水
圧応動装置Ａのダイヤフラム２がその給水圧で図
示左動され水圧自動ガス弁V2をその弁シート１
０から離してガス供給路８を全開となし主バーナ
Ｂへもガスを供給して第２パイロツトバーナP2
のパイロツト炎によりこれに着火し熱交換器Ｃを
加熱することにより熱交換器Ｃ内を流過する水を
加熱昇温し給湯に供する。又、ここで、第２パイ
ロツトバーナP2が第１パイロツトバーナP1によ
り点火されるまではスパークを飛ばし（操作ボタ
ン３０の押動前進時）、点火後操作ボタン３０の
押動を解くと、イグナイタスイツチS2はオフさ
れ、同時に弁V8は閉じられ一次パイロツトバー
ナP1が消火される。（第４図２の状態）。上記し
た一連の点火、燃焼動作は操作ボタン３０を一定
のストロークａだけ押して離すだけのワンアクシ
ヨンで適確に行われるものである。なお、上記点
火動作が点火ミスに終わつた場合とか異常燃焼が
発生した場合等には熱電対TCの加熱が停止され
ることにより電磁安全弁V3が自動閉止されて安
全が確保されるものである。
時は水圧自動ガス弁V2、器具栓V4及び電磁安全
弁V3はともに閉止状態にある（第３図実線参
照）。そこで、点火に際し操作ボタン３０を予め
決められた一定のストロークａだけ押動前進させ
ると（第４図１）、機械的連動機構Ｅを介してダ
イヤフラム式給水弁Ｄのニードル弁２８が図示左
動しダイヤフラム弁２４の弁孔２６に圧接されて
該弁孔２６を閉塞するとともに、ダイヤフラム弁
２４をその弁シート２５に圧接して給水路３を閉
止するため水圧応動装置Ａは作動せず、したがつ
て、水圧自動ガス弁V2は閉止状態に保たれ、同
時に機械的連動機構Ｅを介して操作体２０が発条
２２に抗して押動するため器具栓V4をその弁シ
ート１９から離しかつ器具栓V4の延長軸２１ａ
で電磁安全弁V3を発条１５に抗して押動しその
弁シート１４から離し、さらに、吸着鉄片１７を
電磁石Ｍの吸着面に押し当て器具栓V4と電磁安
全弁V3をともに開放し弁V8も開きガス管４６，
４７を介して両パイロツトバーナP1，P2にガス
を供給するとともに、クイツクスタート装置のク
イツクスイツチS1を放電回路に切替え、同時に短
絡スイツチの接点を開き、イグナイタスイツチS2
をオンして電磁石Ｍで吸着鉄片１７を瞬時に吸着
しイグナイタに通電してスパークを飛ばしパイロ
ツトバーナP1，P2に点火してパイロツト炎と熱
電対加熱炎を形成し該加熱炎で熱電対TCを加熱
する。しかる後、操作ボタン３０の押圧力を解く
と該操作ボタン３０は先の前進ストロークａの略
半分に相当するストロークｂだけ後退し（中間後
退位置）図示しない任意のロツク装置で操作ボタ
ン３０を該位置（第４図２）にロツクする。しか
して、ダイヤフラム式給水弁Ｄのニードル弁２８
は機械的連動機構Ｅを介して図示右方へ発条２７
に抗して移動しニードル弁２８を弁孔２６から離
して弁孔２６を開放するためダイヤフラム弁室２
３内の水圧が急に低下しその外周部に作用する給
水圧力にてダイヤフラム弁２４をその弁シート２
５から離して給水路３を開放すると同時に器具栓
V4も第３図の鎖線で示す位置まで後退するがガ
ス供給路８は閉止されず、かつ電磁安全弁V3は
電磁石Ｍで開放保持されているため給水路３の開
放によつて熱交換器Ｃへの給水が開始されると水
圧応動装置Ａのダイヤフラム２がその給水圧で図
示左動され水圧自動ガス弁V2をその弁シート１
０から離してガス供給路８を全開となし主バーナ
Ｂへもガスを供給して第２パイロツトバーナP2
のパイロツト炎によりこれに着火し熱交換器Ｃを
加熱することにより熱交換器Ｃ内を流過する水を
加熱昇温し給湯に供する。又、ここで、第２パイ
ロツトバーナP2が第１パイロツトバーナP1によ
り点火されるまではスパークを飛ばし（操作ボタ
ン３０の押動前進時）、点火後操作ボタン３０の
押動を解くと、イグナイタスイツチS2はオフさ
れ、同時に弁V8は閉じられ一次パイロツトバー
ナP1が消火される。（第４図２の状態）。上記し
た一連の点火、燃焼動作は操作ボタン３０を一定
のストロークａだけ押して離すだけのワンアクシ
ヨンで適確に行われるものである。なお、上記点
火動作が点火ミスに終わつた場合とか異常燃焼が
発生した場合等には熱電対TCの加熱が停止され
ることにより電磁安全弁V3が自動閉止されて安
全が確保されるものである。
次に、給湯を停止するときは、機械的連動機構
Ｅによつて給湯状態、すなわち、燃焼状態（第４
図２参照）の位置にある操作ボタン３０を一定の
ストロークb′だけ押動前進させると、そのロツク
が外れその後押圧力を解くと操作ボタン３０は一
定のストロークa′だけ後退して初動位置に戻る
（第４図３）と同時にニードル弁２８が図示左動
して弁孔２６を閉じ水圧自動弁V2が閉止する。
したがつて、器具栓V4はその弁シート１９に接
するまで後退してガス供給路８を閉止するために
主バーナＢは消火し給湯を停止する。そして、短
絡スイツチの接点が閉じ電磁石Ｍの電磁コイルを
電気的に短絡せしめて電磁石Ｍを消磁して電磁安
全弁V3をも確実に閉止する。そして、第２パイ
ロツトバーナP2も消火され全工程は終了する。
Ｅによつて給湯状態、すなわち、燃焼状態（第４
図２参照）の位置にある操作ボタン３０を一定の
ストロークb′だけ押動前進させると、そのロツク
が外れその後押圧力を解くと操作ボタン３０は一
定のストロークa′だけ後退して初動位置に戻る
（第４図３）と同時にニードル弁２８が図示左動
して弁孔２６を閉じ水圧自動弁V2が閉止する。
したがつて、器具栓V4はその弁シート１９に接
するまで後退してガス供給路８を閉止するために
主バーナＢは消火し給湯を停止する。そして、短
絡スイツチの接点が閉じ電磁石Ｍの電磁コイルを
電気的に短絡せしめて電磁石Ｍを消磁して電磁安
全弁V3をも確実に閉止する。そして、第２パイ
ロツトバーナP2も消火され全工程は終了する。
なお、調温つまみ４２を回動操作することで出
湯温度が調節でき、能力切替えつまみ４４をスラ
イド操作することにより能力を大、小に切替える
ことも自由となつている。
湯温度が調節でき、能力切替えつまみ４４をスラ
イド操作することにより能力を大、小に切替える
ことも自由となつている。
この発明は以上説明したように、点火及び出湯
と消火及び出湯停止を単一のプツシユ式操作ボタ
ンをプツシユ操作するだけで適確に行ないうる構
造としたからその操作性は著しく向上するととも
に、点火操作時は通水せず、かつ出湯停止時はパ
イロツト炎をも消火するので、省エネと安全性を
向上し、又湯温調節がプツシユ式操作ボタンの外
周部に重設した調温つまみによつて行えるので使
い勝手がよくなり、外観も従来に比しシンプルと
なつて、デザイン的にも秀れたものとなる。
と消火及び出湯停止を単一のプツシユ式操作ボタ
ンをプツシユ操作するだけで適確に行ないうる構
造としたからその操作性は著しく向上するととも
に、点火操作時は通水せず、かつ出湯停止時はパ
イロツト炎をも消火するので、省エネと安全性を
向上し、又湯温調節がプツシユ式操作ボタンの外
周部に重設した調温つまみによつて行えるので使
い勝手がよくなり、外観も従来に比しシンプルと
なつて、デザイン的にも秀れたものとなる。
第１図は従来例の正面図、第２図はこの発明に
よる元止式瞬間ガス湯沸器の一例を示す正面図、
第３図は内部構造の展開断面図、第４図は操作ボ
タンの進退運動の一例を示す線図である。 Ａ…水圧応動装置、V2…水圧自動ガス弁、１
…ダイヤフラム室、１ａ…一次室、２…ダイヤフ
ラム、３…給水路、４…弁室、５…弁シート、６
…弁軸、V3…電磁安全弁、V4…器具栓、８…ガ
ス供給路、Ｄ…ダイヤフラム式給水弁、２８…ニ
ードル弁、３０…操作ボタン、Ｅ…機械的連動機
構、V6…調温弁。
よる元止式瞬間ガス湯沸器の一例を示す正面図、
第３図は内部構造の展開断面図、第４図は操作ボ
タンの進退運動の一例を示す線図である。 Ａ…水圧応動装置、V2…水圧自動ガス弁、１
…ダイヤフラム室、１ａ…一次室、２…ダイヤフ
ラム、３…給水路、４…弁室、５…弁シート、６
…弁軸、V3…電磁安全弁、V4…器具栓、８…ガ
ス供給路、Ｄ…ダイヤフラム式給水弁、２８…ニ
ードル弁、３０…操作ボタン、Ｅ…機械的連動機
構、V6…調温弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 水圧応動装置Ａを備えた元止式瞬間ガス湯沸
器において、該水圧応動装置Ａの水圧自動ガス弁
V2より上流側のガス供給路８に装備した電磁安
全弁V3ないし器具栓４と前記水圧応動装置Ａの
ダイヤフラム室１の一次室１ａより上流側の給水
路３に装備せるダイヤフラム式給水弁Ｄとに予め
決められた進退運動をする単一のブツシユ式の操
作ボタン３０を機械的連動機構Ｅを介して連設せ
しめ、該接作ボタン３０を点火時押圧前進位置と
して電磁安全弁V3ないし器具栓V4を開放させ、
燃焼時押圧を解除して中間後退位置としてダイヤ
フラム式給水弁Ｄを開放させ、消火時後退復帰位
置として電磁安全弁V3ないし器具栓V4及びダイ
ヤフラム式給水弁Ｄを閉止させることを特徴とす
る元止式瞬間ガス湯沸器。 ２ 給水路の途中に設けた水量調整によつて湯温
調節をする調温弁V6の回動調節機構を構成する
調温つまみ４２を前記ブツシユ式操作ボタン３０
の外周部に重合配設せしめた特許請求の範囲第１
項記載の元止式瞬間ガス湯沸器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58230898A JPS60122852A (ja) | 1983-12-07 | 1983-12-07 | 元止式瞬間ガス湯沸器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58230898A JPS60122852A (ja) | 1983-12-07 | 1983-12-07 | 元止式瞬間ガス湯沸器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60122852A JPS60122852A (ja) | 1985-07-01 |
| JPH0212333B2 true JPH0212333B2 (ja) | 1990-03-20 |
Family
ID=16915024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58230898A Granted JPS60122852A (ja) | 1983-12-07 | 1983-12-07 | 元止式瞬間ガス湯沸器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60122852A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102012003912B3 (de) * | 2012-02-28 | 2013-02-07 | Mertik Maxitrol Gmbh & Co. Kg | Armatur für einen Durchlauf-Wassererhitzer |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5433173U (ja) * | 1977-08-08 | 1979-03-05 |
-
1983
- 1983-12-07 JP JP58230898A patent/JPS60122852A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5433173U (ja) * | 1977-08-08 | 1979-03-05 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60122852A (ja) | 1985-07-01 |
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