JPH0516956A - 蓋体の取付構造 - Google Patents
蓋体の取付構造Info
- Publication number
- JPH0516956A JPH0516956A JP3191010A JP19101091A JPH0516956A JP H0516956 A JPH0516956 A JP H0516956A JP 3191010 A JP3191010 A JP 3191010A JP 19101091 A JP19101091 A JP 19101091A JP H0516956 A JPH0516956 A JP H0516956A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- engaging
- lid panel
- panel
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置本体１とこの装置本体１に着脱自在に取
付けられる蓋体パネル２を有し、装置本体１側にはフッ
ク状の係合突部６が形成されると共に蓋体パネル２側に
はこの係合突部６と係合する係合凹部７が形成され、蓋
体パネル２を装置本体１から取外すときには蓋体パネル
２を回動させて係合突部６と係合凹部７の係合を解除す
るようにした構造において、装置本体１側に蓋体パネル
２の逃げ部を設けることなく蓋体パネル２の円滑な回動
を可能とする。 【構成】 係合突部６の基部を可撓部１１とする（係合
突部６の基部に撓み性を持たせる）。
付けられる蓋体パネル２を有し、装置本体１側にはフッ
ク状の係合突部６が形成されると共に蓋体パネル２側に
はこの係合突部６と係合する係合凹部７が形成され、蓋
体パネル２を装置本体１から取外すときには蓋体パネル
２を回動させて係合突部６と係合凹部７の係合を解除す
るようにした構造において、装置本体１側に蓋体パネル
２の逃げ部を設けることなく蓋体パネル２の円滑な回動
を可能とする。 【構成】 係合突部６の基部を可撓部１１とする（係合
突部６の基部に撓み性を持たせる）。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は各種蓋体の取付構造に関
する。
する。
【０００２】
【従来の技術】先ず、図５〜図７を参照して従来例を説
明する。同図は車載用オーディオシステムにおける表示
装置を示しており、図中１は装置本体、２はこの装置本
体１の前面部１ａに着脱自在に取付けられる蓋体パネル
である。装置本体１の前面部１ａには表示部３及び調整
操作部４が設けられており、これを覆うように蓋体パネ
ル２が取付けられる。蓋体パネル２には装置本体１の表
示部３と対応して透過窓部５が設けられており、即ち装
置本体１に蓋体パネル２が取付けられているときには調
整操作部４が覆い隠されて表示部３の表示のみを透過窓
部５を介して目視できるようになっている。そして調整
操作部４を操作するときには蓋体パネル２を取外してこ
れを行なう如くなされている。
明する。同図は車載用オーディオシステムにおける表示
装置を示しており、図中１は装置本体、２はこの装置本
体１の前面部１ａに着脱自在に取付けられる蓋体パネル
である。装置本体１の前面部１ａには表示部３及び調整
操作部４が設けられており、これを覆うように蓋体パネ
ル２が取付けられる。蓋体パネル２には装置本体１の表
示部３と対応して透過窓部５が設けられており、即ち装
置本体１に蓋体パネル２が取付けられているときには調
整操作部４が覆い隠されて表示部３の表示のみを透過窓
部５を介して目視できるようになっている。そして調整
操作部４を操作するときには蓋体パネル２を取外してこ
れを行なう如くなされている。
【０００３】この蓋体パネル２の装置本体１に対する取
付構造は、図７に示す如く構成されている。即ち、装置
本体１の前面部１ａを構成する筐体の上部には左右二箇
所に係合突部６が突設され、その先端は上方に向かって
フック状に屈曲されており、一方これに対応して蓋体パ
ネル２の裏面側には上記係合突部６の先端と係合する係
合凹部７が形成されている。また装置本体１の前面部１
ａの下部には左右二箇所にマグネット９が固定され、一
方これに対応して蓋体パネル２の裏面側には鉄製プレー
ト１０が固定されている。そして上記係合突部６に係合
凹部７を係合させると共にマグネット９に鉄製プレート
１０を磁気吸着させることにより蓋体パネル２は装着本
体１の前面部１ａに確実な固定状態で取付けられる。
付構造は、図７に示す如く構成されている。即ち、装置
本体１の前面部１ａを構成する筐体の上部には左右二箇
所に係合突部６が突設され、その先端は上方に向かって
フック状に屈曲されており、一方これに対応して蓋体パ
ネル２の裏面側には上記係合突部６の先端と係合する係
合凹部７が形成されている。また装置本体１の前面部１
ａの下部には左右二箇所にマグネット９が固定され、一
方これに対応して蓋体パネル２の裏面側には鉄製プレー
ト１０が固定されている。そして上記係合突部６に係合
凹部７を係合させると共にマグネット９に鉄製プレート
１０を磁気吸着させることにより蓋体パネル２は装着本
体１の前面部１ａに確実な固定状態で取付けられる。
【０００４】そしてこの蓋体パネル２を装置本体１から
取外すときには図７Ｂに示す如く所要の力で蓋体パネル
２の下部を手前へ引き、蓋体パネル２を係合突部６と係
合凹部７との係合部を支点として回動させるようにして
鉄製プレート１０をマグネット９から離し、その後係合
突部６と係合凹部７との係合を解除する。
取外すときには図７Ｂに示す如く所要の力で蓋体パネル
２の下部を手前へ引き、蓋体パネル２を係合突部６と係
合凹部７との係合部を支点として回動させるようにして
鉄製プレート１０をマグネット９から離し、その後係合
突部６と係合凹部７との係合を解除する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このように蓋体パネル
２を係合突部６と係合凹部７との係合部を支点として回
動させて取外すようにした構成では、蓋体パネル２の回
動時に蓋体パネル２の上端部を逃げるための逃げ部ａを
装置本体１側に設ける必要がある。このため従来は装置
本体１の逃げ部ａと蓋体パネル２との間に隙間が生じる
ことになり、これは外観上見苦しく、デザイン的に芳し
くない。
２を係合突部６と係合凹部７との係合部を支点として回
動させて取外すようにした構成では、蓋体パネル２の回
動時に蓋体パネル２の上端部を逃げるための逃げ部ａを
装置本体１側に設ける必要がある。このため従来は装置
本体１の逃げ部ａと蓋体パネル２との間に隙間が生じる
ことになり、これは外観上見苦しく、デザイン的に芳し
くない。
【０００６】本発明は斯る点に鑑みてなされたもので、
逃げ部を設けることなく円滑な蓋体の回動が行なえる構
造を提供することを目的とする。
逃げ部を設けることなく円滑な蓋体の回動が行なえる構
造を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明は、本体部とこの本体部に着脱自在に取付け
られる蓋体とを有し、本体部側にはフック状の係合突部
が形成されると共に蓋体側にはこの係合突部と係合する
係合凹部が形成され、蓋体を本体部から取外すときには
蓋体を回動させて係合突部と係合凹部の係合を解除する
ようにした蓋体の取付構造において、上記係合突部の基
部を可撓部としたものである。
めに本発明は、本体部とこの本体部に着脱自在に取付け
られる蓋体とを有し、本体部側にはフック状の係合突部
が形成されると共に蓋体側にはこの係合突部と係合する
係合凹部が形成され、蓋体を本体部から取外すときには
蓋体を回動させて係合突部と係合凹部の係合を解除する
ようにした蓋体の取付構造において、上記係合突部の基
部を可撓部としたものである。
【０００８】
【作用】このように構成される本発明構造では、蓋体の
回動時に係合突部の基部が撓むことにより、本体部側に
逃げ部を設けなくとも蓋体は円滑に回動される。
回動時に係合突部の基部が撓むことにより、本体部側に
逃げ部を設けなくとも蓋体は円滑に回動される。
【０００９】
【実施例】以下、図１〜図４を参照しながら本発明の実
施例について説明するに、上述した図５〜図７の従来例
と対応する部分には同一符号を付しその説明は省略す
る。
施例について説明するに、上述した図５〜図７の従来例
と対応する部分には同一符号を付しその説明は省略す
る。
【００１０】本例においては、装置本体１に形成された
係合突部６の基部を可撓部１１としてある。即ち、本例
では図２により明らかな如く装置本体１の前面部１ａを
構成する筐体に設けられた係合突部６の成形用の孔１２
に連続して左右の切込部１２ａ，１２ｂが形成され、こ
の切込部１２ａと１２ｂに挟まれた部分が弾性的な撓み
性を有する可撓部１１となされている（装置本体１の前
面部１ａを構成する筐体は一般に樹脂材で成形されてい
るため、可撓部１１は所要の力を加えることにより弾性
的に撓む）。
係合突部６の基部を可撓部１１としてある。即ち、本例
では図２により明らかな如く装置本体１の前面部１ａを
構成する筐体に設けられた係合突部６の成形用の孔１２
に連続して左右の切込部１２ａ，１２ｂが形成され、こ
の切込部１２ａと１２ｂに挟まれた部分が弾性的な撓み
性を有する可撓部１１となされている（装置本体１の前
面部１ａを構成する筐体は一般に樹脂材で成形されてい
るため、可撓部１１は所要の力を加えることにより弾性
的に撓む）。
【００１１】このように装置本体１の係合突部６の基部
を可撓部１１としたことにより、従来の如く装置本体１
に逃げ部を設けなくとも蓋体パネル２は円滑に回動され
る。即ち、図１に示すように蓋体パネル２を装置本体１
から取外すときには、蓋体パネル２はその上端部が装置
本体１の前面部１ａに当接してここを支点として回動さ
れ、このとき可撓部１１が前方へ撓むことにより蓋体パ
ネル２は何らの支障もなく円滑に回動される。そして蓋
体パネル２がある程度まで回動されると係合突部６と係
合凹部７との係合が解除され、これによって蓋体パネル
２は装置本体１から取外される。
を可撓部１１としたことにより、従来の如く装置本体１
に逃げ部を設けなくとも蓋体パネル２は円滑に回動され
る。即ち、図１に示すように蓋体パネル２を装置本体１
から取外すときには、蓋体パネル２はその上端部が装置
本体１の前面部１ａに当接してここを支点として回動さ
れ、このとき可撓部１１が前方へ撓むことにより蓋体パ
ネル２は何らの支障もなく円滑に回動される。そして蓋
体パネル２がある程度まで回動されると係合突部６と係
合凹部７との係合が解除され、これによって蓋体パネル
２は装置本体１から取外される。
【００１２】以上のように本例の構成によれば、従来の
如く装置本体１に逃げ部を設けることなく蓋体パネル２
を円滑に回動させることができる。従ってこの逃げ部を
不要としたことにより、従来に比して外観性が向上し、
デザイン的に美しく構成できるものである。
如く装置本体１に逃げ部を設けることなく蓋体パネル２
を円滑に回動させることができる。従ってこの逃げ部を
不要としたことにより、従来に比して外観性が向上し、
デザイン的に美しく構成できるものである。
【００１３】尚、本例では装置本体１の前面部１ａに基
部を可撓部１１とした係合突部６を一体に形成してある
が、装置本体１の前面部１ａに別ピースの係合突部材を
取付ける構造としてもよい。また本例においては装置本
体１側に基部を可撓部１１とした係合突部６を設け、蓋
体パネル２側にこの係合突部６と係合する係合凹部７を
設けた構成を示したが、これを逆の構成、即ち蓋体パネ
ル２側に基部を可撓部１１とした係合突部６を設け、装
置本体１側にこの係合突部６と係合する係合凹部７を設
けた構成としてもよい。さらに本発明は実施例に示した
如き表示装置に限ることなく着脱自在な蓋体を有する構
成に広く適用可能なものであることは言うまでもない。
部を可撓部１１とした係合突部６を一体に形成してある
が、装置本体１の前面部１ａに別ピースの係合突部材を
取付ける構造としてもよい。また本例においては装置本
体１側に基部を可撓部１１とした係合突部６を設け、蓋
体パネル２側にこの係合突部６と係合する係合凹部７を
設けた構成を示したが、これを逆の構成、即ち蓋体パネ
ル２側に基部を可撓部１１とした係合突部６を設け、装
置本体１側にこの係合突部６と係合する係合凹部７を設
けた構成としてもよい。さらに本発明は実施例に示した
如き表示装置に限ることなく着脱自在な蓋体を有する構
成に広く適用可能なものであることは言うまでもない。
【００１４】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く本発明構造
は、係合突部の基部を可撓部としたことにより従来の如
く本体部に蓋体の逃げ部を設ける必要がなくなるので、
従来よりも外観性が良好となりデザイン的に美しく構成
できる効果を有する。
は、係合突部の基部を可撓部としたことにより従来の如
く本体部に蓋体の逃げ部を設ける必要がなくなるので、
従来よりも外観性が良好となりデザイン的に美しく構成
できる効果を有する。
【図１】実施例の縦断側面図を示し、Ａは蓋体の取付状
態、Ｂは蓋体の回動時の状態である。
態、Ｂは蓋体の回動時の状態である。
【図２】実施例の要部（係合突部）の正面図である。
【図３】実施例の斜視図で、蓋体を取付けた状態であ
る。
る。
【図４】実施例の斜視図で、蓋体を取外した状態であ
る。
る。
【図５】従来例の斜視図で、蓋体を取付けた状態であ
る。
る。
【図６】従来例の斜視図で、蓋体を取外した状態であ
る。
る。
【図７】従来例の縦断側面図を示し、Ａは蓋体の取付状
態、Ｂは蓋体の回動時の状態である。
態、Ｂは蓋体の回動時の状態である。
１ 装置本体 ２ 蓋体パネル ６ 係合突部 ７ 係合凹部 １１ 可撓部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 本体部と該本体部に着脱自在に取付けら
れる蓋体とを有し、上記本体部と上記蓋体の何れか一方
にはフック状の係合突部が形成されると共に他方には上
記係合突部と係合する係合凹部が形成され、上記蓋体を
上記本体部から取外すときには上記蓋体を回動させて上
記係合突部と係合凹部の係合を解除するようにした蓋体
の取付構造において、上記係合突部の基部を可撓部とし
たことを特徴とする蓋体の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3191010A JPH0516956A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 蓋体の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3191010A JPH0516956A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 蓋体の取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0516956A true JPH0516956A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=16267377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3191010A Pending JPH0516956A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 蓋体の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0516956A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008114768A1 (ja) * | 2007-03-19 | 2008-09-25 | Fujitsu Ten Limited | 電子機器カバー |
| JP2013033509A (ja) * | 2011-06-27 | 2013-02-14 | Nec Infrontia Corp | 情報処理装置用制御装置 |
| JP2016212730A (ja) * | 2015-05-12 | 2016-12-15 | グローリー株式会社 | 貨幣処理装置 |
| JP2019149413A (ja) * | 2018-02-26 | 2019-09-05 | オムロン株式会社 | 電子機器 |
| CN110573381A (zh) * | 2017-04-03 | 2019-12-13 | 护航制造公司 | 用于将电子设备固定到表面的安装装置 |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP3191010A patent/JPH0516956A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008114768A1 (ja) * | 2007-03-19 | 2008-09-25 | Fujitsu Ten Limited | 電子機器カバー |
| US8174845B2 (en) | 2007-03-19 | 2012-05-08 | Fujitsu Ten Limited | Electronic apparatus cover |
| JP2013033509A (ja) * | 2011-06-27 | 2013-02-14 | Nec Infrontia Corp | 情報処理装置用制御装置 |
| JP2013157078A (ja) * | 2011-06-27 | 2013-08-15 | Nec Infrontia Corp | 情報処理装置用制御装置 |
| JP2016212730A (ja) * | 2015-05-12 | 2016-12-15 | グローリー株式会社 | 貨幣処理装置 |
| CN110573381A (zh) * | 2017-04-03 | 2019-12-13 | 护航制造公司 | 用于将电子设备固定到表面的安装装置 |
| JP2020515464A (ja) * | 2017-04-03 | 2020-05-28 | エスコート マニュファクチャリング コーポレイション | 面に電子機器を固定する取り付け装置 |
| US11667249B2 (en) | 2017-04-03 | 2023-06-06 | Escort Inc. | Mount apparatus for securing an electronic device to a surface |
| CN110573381B (zh) * | 2017-04-03 | 2023-06-27 | 护航制造公司 | 用于将电子设备固定到表面的安装装置 |
| JP2019149413A (ja) * | 2018-02-26 | 2019-09-05 | オムロン株式会社 | 電子機器 |
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