JPH05167465A - 受信装置 - Google Patents
受信装置Info
- Publication number
- JPH05167465A JPH05167465A JP33325491A JP33325491A JPH05167465A JP H05167465 A JPH05167465 A JP H05167465A JP 33325491 A JP33325491 A JP 33325491A JP 33325491 A JP33325491 A JP 33325491A JP H05167465 A JPH05167465 A JP H05167465A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- level
- reference level
- frequency amplifier
- voltage signal
- high frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】受信待機時における感度を低下させずに消費電
力の低減化を図る。 【構成】アンテナ21で受信した受信信号を高周波増幅
器23で増幅し、さらにミキサー24で中間周波信号に
変換し、その中間周波信号を復調器26で検波して復調
信号を出力する。またレベル検出器27で受信電界強度
を検出し、受信電界強度に対応した電圧信号を比較器2
8に供給する。また基準レベル器29からの基準レベル
を比較器に供給する。比較器はレベル検出器からの電圧
信号レベルと基準レベル器からの基準レベルを比較し、
その比較結果を制御回路30に供給する。制御回路は比
較器からの比較出力により高周波増幅器を制御し、電圧
信号レベルが基準レベルを越えると、高周波増幅器の電
源をオフ制御する。
力の低減化を図る。 【構成】アンテナ21で受信した受信信号を高周波増幅
器23で増幅し、さらにミキサー24で中間周波信号に
変換し、その中間周波信号を復調器26で検波して復調
信号を出力する。またレベル検出器27で受信電界強度
を検出し、受信電界強度に対応した電圧信号を比較器2
8に供給する。また基準レベル器29からの基準レベル
を比較器に供給する。比較器はレベル検出器からの電圧
信号レベルと基準レベル器からの基準レベルを比較し、
その比較結果を制御回路30に供給する。制御回路は比
較器からの比較出力により高周波増幅器を制御し、電圧
信号レベルが基準レベルを越えると、高周波増幅器の電
源をオフ制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信に使用される
受信装置に関する。
受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の受信装置において、消費電力の
低減化を図ったものが種々知られている。例えば実開昭
63−200930号公報に示すものは、図5に示すよ
うに、アンテナ1で受信した受信信号をフイルタ回路2
及びRFアンプ3を介して増幅し、さらにフイルタ回路
4を介してミキサー6に供給する。一方、制御回路19
によりPLL回路8を制御し、電圧制御発振器7の発振
周波数を所定の周波数にしてミキサー回路6に局部発振
信号として供給する。そしてミキサー6からの中間周波
信号をIFアンプ9、局部発振器11から局部発振信号
が供給されるミキサー10、IFアンプ12及び復調回
路13を介して処理し、復調回路13から復調信号を取
り出している。
低減化を図ったものが種々知られている。例えば実開昭
63−200930号公報に示すものは、図5に示すよ
うに、アンテナ1で受信した受信信号をフイルタ回路2
及びRFアンプ3を介して増幅し、さらにフイルタ回路
4を介してミキサー6に供給する。一方、制御回路19
によりPLL回路8を制御し、電圧制御発振器7の発振
周波数を所定の周波数にしてミキサー回路6に局部発振
信号として供給する。そしてミキサー6からの中間周波
信号をIFアンプ9、局部発振器11から局部発振信号
が供給されるミキサー10、IFアンプ12及び復調回
路13を介して処理し、復調回路13から復調信号を取
り出している。
【0003】また送信信号は電圧制御発振器16に供給
され、制御回路19にてPLL回路17を制御し所定の
周波数となった電圧制御発振器16のキャリアを変調す
る。そして変調されたキャリアをパワーアンプ14にて
パワーコントロール15で制御されたパワー信号がフイ
ルタ5を通ってアンテナ1より放射されるようになって
いる。
され、制御回路19にてPLL回路17を制御し所定の
周波数となった電圧制御発振器16のキャリアを変調す
る。そして変調されたキャリアをパワーアンプ14にて
パワーコントロール15で制御されたパワー信号がフイ
ルタ5を通ってアンテナ1より放射されるようになって
いる。
【0004】そして制御回路19は待ち受け時にはRF
アンプ3に対してLレベルの信号を供給し、通話時には
RFアンプ3に対してHレベルの信号を供給し、待ち受
け時においてRFアンプ3のバイアス電流を通話時に比
べて低減させることにより消費電力の低減を図ってい
る。また特開昭52−80703号公報に見られるよう
に、受信不要な期間において受信装置の一部を休止させ
るというものもある。
アンプ3に対してLレベルの信号を供給し、通話時には
RFアンプ3に対してHレベルの信号を供給し、待ち受
け時においてRFアンプ3のバイアス電流を通話時に比
べて低減させることにより消費電力の低減を図ってい
る。また特開昭52−80703号公報に見られるよう
に、受信不要な期間において受信装置の一部を休止させ
るというものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
装置では、受信待機時においてRFアンプのバイアス電
流を低減したり、装置の一部を休止させたりしているの
で、受信待機時における感度が低下する問題があった。
そこで本発明は、受信待機時における感度を低下させる
ことなく、しかも消費電力の低減化を図ることができる
受信装置を提供しようとするものである。
装置では、受信待機時においてRFアンプのバイアス電
流を低減したり、装置の一部を休止させたりしているの
で、受信待機時における感度が低下する問題があった。
そこで本発明は、受信待機時における感度を低下させる
ことなく、しかも消費電力の低減化を図ることができる
受信装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
アンテナにより受信した受信信号を高周波増幅器で増幅
し、ミキサーで中間周波に変換した後復調器で検波して
復調信号を出力する受信装置において、受信電界強度を
検出し、その受信電界強度に対応した電圧信号を出力す
るレベル検出器と、基準レベルを出力する基準レベル器
と、レベル検出器からの電圧信号レベルが基準レベル器
からの基準レベルを越えると、高周波増幅器の電源をオ
フ制御する制御回路とを設けたものである。
アンテナにより受信した受信信号を高周波増幅器で増幅
し、ミキサーで中間周波に変換した後復調器で検波して
復調信号を出力する受信装置において、受信電界強度を
検出し、その受信電界強度に対応した電圧信号を出力す
るレベル検出器と、基準レベルを出力する基準レベル器
と、レベル検出器からの電圧信号レベルが基準レベル器
からの基準レベルを越えると、高周波増幅器の電源をオ
フ制御する制御回路とを設けたものである。
【0007】請求項2対応の発明は、受信電界強度を検
出し、その受信電界強度に対応した電圧信号を出力する
レベル検出器と、各種基準レベルを出力する複数の基準
レベル器と、レベル検出器からの電圧信号レベルの各基
準レベル器からの基準レベルに対する大小によって、高
周波増幅器の利得を増減制御する制御回路とを設けたも
のである。
出し、その受信電界強度に対応した電圧信号を出力する
レベル検出器と、各種基準レベルを出力する複数の基準
レベル器と、レベル検出器からの電圧信号レベルの各基
準レベル器からの基準レベルに対する大小によって、高
周波増幅器の利得を増減制御する制御回路とを設けたも
のである。
【0008】
【作用】このような構成の本発明においては、レベル検
出器は受信電界強度を検出して電圧信号を出力する。そ
してレベル検出器からの電圧信号レベルと基準レベル器
からの基準レベルが比較され、電圧信号レベルが基準レ
ベルを越えると、高周波増幅器の電源がオフ制御され
る。
出器は受信電界強度を検出して電圧信号を出力する。そ
してレベル検出器からの電圧信号レベルと基準レベル器
からの基準レベルが比較され、電圧信号レベルが基準レ
ベルを越えると、高周波増幅器の電源がオフ制御され
る。
【0009】また本発明においては、レベル検出器から
の電圧信号レベルと各基準レベル器からの基準レベルが
比較され、電圧信号レベルの各基準レベルに対する大小
によって高周波増幅器の利得が増減制御される。
の電圧信号レベルと各基準レベル器からの基準レベルが
比較され、電圧信号レベルの各基準レベルに対する大小
によって高周波増幅器の利得が増減制御される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0011】図1に示すように、アンテナ21で受信し
た受信信号をフイルタ22を介して高周波増幅器23に
供給し増幅している。そして高周波増幅器23で増幅さ
れた受信信号をミキサー24に供給している。前記ミキ
サー24にはまた局部発振器25から局部発振信号が供
給されている。前記ミキサー24は受信信号と局部発振
信号を混合して中間周波信号に変換し、その中間周波信
号を復調器26に供給している。前記復調器26は入力
される中間周波信号を検波して出力端子Oに復調信号を
出力するようになっている。
た受信信号をフイルタ22を介して高周波増幅器23に
供給し増幅している。そして高周波増幅器23で増幅さ
れた受信信号をミキサー24に供給している。前記ミキ
サー24にはまた局部発振器25から局部発振信号が供
給されている。前記ミキサー24は受信信号と局部発振
信号を混合して中間周波信号に変換し、その中間周波信
号を復調器26に供給している。前記復調器26は入力
される中間周波信号を検波して出力端子Oに復調信号を
出力するようになっている。
【0012】27はレベル検出器で、このレベル検出器
27は前記復調器26に入力される中間周波信号から受
信電界強度を検出し、受信電界強度に対応した電圧信号
を比較器28に供給している。29は基準レベル器で、
この基準レベル器29からの基準レベルを前記比較器2
8に供給している。前記比較器28はレベル検出器27
からの電圧信号レベルと基準レベル器29からの基準レ
ベルを比較し、その比較結果を制御回路30に供給して
いる。
27は前記復調器26に入力される中間周波信号から受
信電界強度を検出し、受信電界強度に対応した電圧信号
を比較器28に供給している。29は基準レベル器で、
この基準レベル器29からの基準レベルを前記比較器2
8に供給している。前記比較器28はレベル検出器27
からの電圧信号レベルと基準レベル器29からの基準レ
ベルを比較し、その比較結果を制御回路30に供給して
いる。
【0013】前記制御回路30は、比較器28からの比
較出力により前記高周波増幅器23及び基準レベル器2
9を制御するもので、電圧信号レベルが基準レベル以下
の状態では前記高周波増幅器23の電源をオン状態に保
持させるとともに前記基準レベル器29からの基準レベ
ルをレベルLH に保持させ、電圧信号レベルが基準レベ
ルを越えると、前記高周波増幅器23の電源をオフ制御
するとともに前記基準レベル器29からの基準レベルを
レベルLH からレベルLL に低下させるようになってい
る。
較出力により前記高周波増幅器23及び基準レベル器2
9を制御するもので、電圧信号レベルが基準レベル以下
の状態では前記高周波増幅器23の電源をオン状態に保
持させるとともに前記基準レベル器29からの基準レベ
ルをレベルLH に保持させ、電圧信号レベルが基準レベ
ルを越えると、前記高周波増幅器23の電源をオフ制御
するとともに前記基準レベル器29からの基準レベルを
レベルLH からレベルLL に低下させるようになってい
る。
【0014】このような構成の実施例においては、アン
テナ21を介して受信された受信信号はフイルタ22を
介して高周波増幅器23に供給され増幅される。そして
増幅された受信信号はミキサー24で中間周波信号に変
換され、復調器26で検波されて出力される。
テナ21を介して受信された受信信号はフイルタ22を
介して高周波増幅器23に供給され増幅される。そして
増幅された受信信号はミキサー24で中間周波信号に変
換され、復調器26で検波されて出力される。
【0015】一方、レベル検出器27は受信電界強度を
検出し、その受信電界強度に対応した電圧信号を出力す
る。そして図2に示すように、レベル検出器27からの
電圧信号レベルL1 が基準レベル器29からの基準レベ
ルLH 以下のときには制御回路30は高周波増幅器23
の電源をオン状態に保持している。
検出し、その受信電界強度に対応した電圧信号を出力す
る。そして図2に示すように、レベル検出器27からの
電圧信号レベルL1 が基準レベル器29からの基準レベ
ルLH 以下のときには制御回路30は高周波増幅器23
の電源をオン状態に保持している。
【0016】そして時刻t1 においてレベル検出器27
からの電圧信号レベルL1 が基準レベル器29からの基
準レベルLH を越えると、制御回路30は高周波増幅器
23の電源をオフ制御するとともに基準レベル器29か
らの基準レベルをLH からLL に切替える。高周波増幅
器23は電源がオフされることによって減衰器として作
用するようになる。こうして受信電界強度が大きくなり
過ぎるのを防止する。
からの電圧信号レベルL1 が基準レベル器29からの基
準レベルLH を越えると、制御回路30は高周波増幅器
23の電源をオフ制御するとともに基準レベル器29か
らの基準レベルをLH からLL に切替える。高周波増幅
器23は電源がオフされることによって減衰器として作
用するようになる。こうして受信電界強度が大きくなり
過ぎるのを防止する。
【0017】その後受信電界強度が低下し時刻t2 にお
いてレベル検出器27からの電圧信号レベルL1 が基準
レベル器29からの基準レベルLL 以下になると、制御
回路30は高周波増幅器23の電源を再びオン状態に復
帰させるとともに基準レベル器29からの基準レベルを
LL からLHに切替える。
いてレベル検出器27からの電圧信号レベルL1 が基準
レベル器29からの基準レベルLL 以下になると、制御
回路30は高周波増幅器23の電源を再びオン状態に復
帰させるとともに基準レベル器29からの基準レベルを
LL からLHに切替える。
【0018】このように受信信号の受信電界強度が基準
レベルLH 以下のときには高周波増幅器23の電源はオ
ン状態に保持されるので、受信待機状態においては高周
波増幅器23の電源はオン状態に保持されることにな
り、受信感度が低下することはない。従ってより確実な
受信動作ができる。
レベルLH 以下のときには高周波増幅器23の電源はオ
ン状態に保持されるので、受信待機状態においては高周
波増幅器23の電源はオン状態に保持されることにな
り、受信感度が低下することはない。従ってより確実な
受信動作ができる。
【0019】そして受信状態においては受信信号の受信
電界強度が基準レベルLH を越えると高周波増幅器23
の電源をオフして増幅器23を減衰器として作用させる
ので、消費電力の低減化を図ることができるとともに、
大きな受信入力に対して回路保護や増幅器23の飽和等
による不要輻射を防止できる。次に本発明の他の実施例
を図面を参照して説明する。なお、前記実施例と同一の
部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
電界強度が基準レベルLH を越えると高周波増幅器23
の電源をオフして増幅器23を減衰器として作用させる
ので、消費電力の低減化を図ることができるとともに、
大きな受信入力に対して回路保護や増幅器23の飽和等
による不要輻射を防止できる。次に本発明の他の実施例
を図面を参照して説明する。なお、前記実施例と同一の
部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0020】これは図3に示すように、2つの比較器2
81 ,282 を設けるとともに2つの基準レベル器29
1 ,292 を設け、第1の比較器281 でレベル検出器
27からの電圧信号レベルL1 と第1の基準レベル器2
91 からの基準レベルLA を比較し、第2の比較器28
2 でレベル検出器27からの電圧信号レベルL1 と第2
の基準レベル器292 からの基準レベルLB (<LA )
を比較し、各比較器281 ,282 の比較結果を制御回
路30′に供給している。
81 ,282 を設けるとともに2つの基準レベル器29
1 ,292 を設け、第1の比較器281 でレベル検出器
27からの電圧信号レベルL1 と第1の基準レベル器2
91 からの基準レベルLA を比較し、第2の比較器28
2 でレベル検出器27からの電圧信号レベルL1 と第2
の基準レベル器292 からの基準レベルLB (<LA )
を比較し、各比較器281 ,282 の比較結果を制御回
路30′に供給している。
【0021】前記制御回路30′は高周波増幅器23の
電源がオン状態のときにはレベル検出器27からの電圧
信号レベルL1 が第1の基準レベル器291 からの基準
レベルLA を越えるまでは高周波増幅器23の利得を最
大利得に制御し、電圧信号レベルL1 が基準レベルLA
を越えると高周波増幅器23の利得を低減制御し、以
降、電圧信号レベルL1 が基準レベルLA を越える状態
になる度に高周波増幅器23の利得を低減制御するとと
もに、電圧信号レベルL1 が第2の基準レベル器292
からの基準レベルLB を下回ると高周波増幅器23の利
得を増加制御するようになっている。そして電圧信号レ
ベルL1 が基準レベルLA を越えることが度重なって高
周波増幅器23の利得が最小利得まで低下後に電圧信号
レベルL1が基準レベルLA を越えることがあると高周
波増幅器23の電源をオフ制御するようになっている。
電源がオン状態のときにはレベル検出器27からの電圧
信号レベルL1 が第1の基準レベル器291 からの基準
レベルLA を越えるまでは高周波増幅器23の利得を最
大利得に制御し、電圧信号レベルL1 が基準レベルLA
を越えると高周波増幅器23の利得を低減制御し、以
降、電圧信号レベルL1 が基準レベルLA を越える状態
になる度に高周波増幅器23の利得を低減制御するとと
もに、電圧信号レベルL1 が第2の基準レベル器292
からの基準レベルLB を下回ると高周波増幅器23の利
得を増加制御するようになっている。そして電圧信号レ
ベルL1 が基準レベルLA を越えることが度重なって高
周波増幅器23の利得が最小利得まで低下後に電圧信号
レベルL1が基準レベルLA を越えることがあると高周
波増幅器23の電源をオフ制御するようになっている。
【0022】このような構成の実施例においては、図4
に示すように高周波増幅器23の電源がオン状態にある
ときに受信電界強度が大きくなり、時刻t1 にて電圧信
号レベルL1 が基準レベルLA を越えると制御回路3
0′は高周波増幅器23の利得を低減制御する。これに
よりレベル検出器27の検出する受信電界強度は一旦低
下する。しかしその後も受信電界強度が増加し続け、時
刻t2 にて再び電圧信号レベルL1 が基準レベルLA を
越えると制御回路30′は高周波増幅器23の利得をよ
り低く低減制御する。これによりレベル検出器27の検
出する受信電界強度は低下する
に示すように高周波増幅器23の電源がオン状態にある
ときに受信電界強度が大きくなり、時刻t1 にて電圧信
号レベルL1 が基準レベルLA を越えると制御回路3
0′は高周波増幅器23の利得を低減制御する。これに
よりレベル検出器27の検出する受信電界強度は一旦低
下する。しかしその後も受信電界強度が増加し続け、時
刻t2 にて再び電圧信号レベルL1 が基準レベルLA を
越えると制御回路30′は高周波増幅器23の利得をよ
り低く低減制御する。これによりレベル検出器27の検
出する受信電界強度は低下する
【0023】その後受信電界強度が弱くなり、時刻t3
にて電圧信号レベルL1 が基準レベルLB を下回ると、
制御回路30′は今度は高周波増幅器23の利得を増加
制御する。これによりレベル検出器27の検出する受信
電界強度は一旦増加する。
にて電圧信号レベルL1 が基準レベルLB を下回ると、
制御回路30′は今度は高周波増幅器23の利得を増加
制御する。これによりレベル検出器27の検出する受信
電界強度は一旦増加する。
【0024】このように受信電界強度の大きさに応じて
高周波増幅器23の利得を増減制御することにより、前
記実施例同様に受信待機時の受信感度を低下させること
無く、消費電力の低減化を図ることができる。また大き
な受信入力に対しても回路保護や増幅器23の飽和等に
よる不要輻射を防止できる。
高周波増幅器23の利得を増減制御することにより、前
記実施例同様に受信待機時の受信感度を低下させること
無く、消費電力の低減化を図ることができる。また大き
な受信入力に対しても回路保護や増幅器23の飽和等に
よる不要輻射を防止できる。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、受
信待機時における感度を低下させることなく、しかも消
費電力の低減化を図ることができる受信装置を提供でき
るものである。
信待機時における感度を低下させることなく、しかも消
費電力の低減化を図ることができる受信装置を提供でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】同実施例における制御回路の制御動作を説明す
るためのグラフ。
るためのグラフ。
【図3】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図4】同実施例における制御回路の制御動作を説明す
るためのグラフ。
るためのグラフ。
【図5】従来例を示すブロック図。
21…アンテナ、23…高周波増幅器、24…ミキサ
ー、26…復調器、27…レベル検出器、28…比較
器、29…基準レベル器、30…制御回路。
ー、26…復調器、27…レベル検出器、28…比較
器、29…基準レベル器、30…制御回路。
Claims (2)
- 【請求項1】 アンテナにより受信した受信信号を高周
波増幅器で増幅し、ミキサーで中間周波に変換した後復
調器で検波して復調信号を出力する受信装置において、
受信電界強度を検出し、その受信電界強度に対応した電
圧信号を出力するレベル検出器と、基準レベルを出力す
る基準レベル器と、前記レベル検出器からの電圧信号レ
ベルが前記基準レベル器からの基準レベルを越えると、
前記高周波増幅器の電源をオフ制御する制御回路とを設
けたことを特徴とする受信装置。 - 【請求項2】 アンテナにより受信した受信信号を高周
波増幅器で増幅し、ミキサーで中間周波に変換した後復
調器で検波して復調信号を出力する受信装置において、
受信電界強度を検出し、その受信電界強度に対応した電
圧信号を出力するレベル検出器と、各種基準レベルを出
力する複数の基準レベル器と、前記レベル検出器からの
電圧信号レベルの前記各基準レベル器からの基準レベル
に対する大小によって、前記高周波増幅器の利得を増減
制御する制御回路とを設けたことを特徴とする受信装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33325491A JPH05167465A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33325491A JPH05167465A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05167465A true JPH05167465A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18264054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33325491A Pending JPH05167465A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05167465A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0746148A (ja) * | 1993-07-29 | 1995-02-14 | Japan Radio Co Ltd | Agc回路付受信機 |
JP2006340255A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Hitachi Media Electoronics Co Ltd | デジタル放送用受信装置 |
JP2008271139A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Nec Saitama Ltd | 通信装置、通信制御方法及び通信制御プログラム |
JP2009044306A (ja) * | 2007-08-07 | 2009-02-26 | Denso Wave Inc | Rfidタグ用リーダ |
JP2009194499A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Kenwood Corp | 受信装置 |
JPWO2007125775A1 (ja) * | 2006-04-24 | 2009-09-10 | パナソニック株式会社 | 受信装置、それを用いた電子機器、及び受信方法 |
JP2013183284A (ja) * | 2012-03-01 | 2013-09-12 | Nec Access Technica Ltd | 移動局およびこれの通信制御方法 |
JP2014230268A (ja) * | 2013-05-20 | 2014-12-08 | Necトーキン株式会社 | 通信装置 |
CN110915134A (zh) * | 2017-08-10 | 2020-03-24 | 三星电子株式会社 | 电子装置及基于电子装置的状态来控制放大器的方法 |
-
1991
- 1991-12-17 JP JP33325491A patent/JPH05167465A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0746148A (ja) * | 1993-07-29 | 1995-02-14 | Japan Radio Co Ltd | Agc回路付受信機 |
JP2006340255A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Hitachi Media Electoronics Co Ltd | デジタル放送用受信装置 |
JPWO2007125775A1 (ja) * | 2006-04-24 | 2009-09-10 | パナソニック株式会社 | 受信装置、それを用いた電子機器、及び受信方法 |
JP2008271139A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Nec Saitama Ltd | 通信装置、通信制御方法及び通信制御プログラム |
JP2009044306A (ja) * | 2007-08-07 | 2009-02-26 | Denso Wave Inc | Rfidタグ用リーダ |
JP2009194499A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Kenwood Corp | 受信装置 |
JP2013183284A (ja) * | 2012-03-01 | 2013-09-12 | Nec Access Technica Ltd | 移動局およびこれの通信制御方法 |
JP2014230268A (ja) * | 2013-05-20 | 2014-12-08 | Necトーキン株式会社 | 通信装置 |
CN110915134A (zh) * | 2017-08-10 | 2020-03-24 | 三星电子株式会社 | 电子装置及基于电子装置的状态来控制放大器的方法 |
CN110915134B (zh) * | 2017-08-10 | 2024-04-19 | 三星电子株式会社 | 电子装置及基于电子装置的状态来控制放大器的方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6075978A (en) | Automatic gain control system and method of automatic gain control | |
JPH09162773A (ja) | 消費電流低減機能付無線送受信装置 | |
JPH05167465A (ja) | 受信装置 | |
JP3185741B2 (ja) | 無線選択呼出受信機 | |
US6980610B2 (en) | Wireless terminal device | |
US7103336B1 (en) | Radio receiver, radio receiving method, and recording medium | |
EP1504527B1 (en) | Digital automatic gain control for transceiver devices | |
JPH05110464A (ja) | 受信装置 | |
JPH0613921A (ja) | Amチューナ | |
JP2892218B2 (ja) | 携帯電話 | |
JP3180750B2 (ja) | 携帯無線機 | |
GB2250402A (en) | Power saving arrangement for a radiotelephone | |
JPH0897651A (ja) | 自動利得制御回路 | |
JPH06188773A (ja) | 適応電流ドレインを有する無線受信機 | |
JPH0746988Y2 (ja) | Fm受信機のagc制御回路 | |
JPH07135514A (ja) | ダイレクトコンバージョン受信装置及び携帯無線受令機 | |
JP2001053636A (ja) | 自動利得制御回路 | |
JPH02305118A (ja) | 無線通信装置 | |
JP3213088B2 (ja) | 受信機の自動選局方法および受信装置 | |
KR100231464B1 (ko) | 이동통신기기의 rssi 검출회로 및 검출방법 | |
JP2778546B2 (ja) | 受信信号減衰制御装置 | |
JPS63260308A (ja) | ラジオ受信機 | |
JP2001086176A (ja) | ディジタル送受信機 | |
JPH1022943A (ja) | ラジオ受信機 | |
JP4532635B2 (ja) | 送信電力制御システム及び通信局 |