JP2009194499A - 受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、放送電波を広範囲で受信することができる安価な受信装置を提供する。
【解決手段】複数のアンテナ10a〜40aと、従来の受信装置に搭載されたLNA(Low Noise Amplifier)よりも大きな増幅度に設定された各アンテナに対応する複数のLNA10b〜40bと、を備える受信装置1の制御部120は、アンテナ10a〜40aが受信した信号の信号強度に基づいて、LNA30b,40bに電力を供給する電源部50fとLNA30b,40bとを接続する電力供給経路130h途上にあるスイッチ部60を制御して、電力供給経路130hを接続又は切断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送電波を受信する受信装置に関する。
従来、車載用デジタル放送受信装置に用いられるデジタル放送受信装置として、例えば、特許文献1に開示されているような移動体テレビ用ダイバシティ装置が用いられてきた。自動車などの移動体に搭載される車載用デジタル放送受信装置は、家庭用デジタル放送受信装置で用いられる八木アンテナのような高感度アンテナを使用することができない。したがって、従来のデジタル放送受信装置は、低雑音増幅器(LNA:Low Noise Amplifier)を内蔵して受信感度を補償するタイプのアンテナを使用している。
また、車載用デジタル放送受信装置は、移動体とともに移動する。したがって、車載用デジタル放送受信装置は、例えば東京タワー周辺のような電波強度が非常に強い地域から電波強度が弱い地域に至るまで、安定して電波を受信することができることが望ましい。
アンテナに内蔵されるLNAは、信号強度の大きい信号と信号強度の小さい信号とを同程度の信号強度に増幅しなければならない。そこで、LNAは、信号強度の小さい信号の信号強度を大きくするために、増幅度を大きくする必要がある。しかしながら、増幅度を大きくすると、信号強度の大きい信号を受信した場合、LNAから出力された信号が歪む場合がある。この歪成分が雑音となり、見かけ上の信号対雑音比(Signal to Noise ratio:S/N比)が小さくなる。そこで、従来のLNAは、信号強度の小さい信号は犠牲になるが、信号強度の大きい信号が入力された場合でも、出力信号が歪みにくいよう増幅度を下げた仕様になっていた。
特開2000−341185号公報(第3頁、図1)
しかしながら、上記のようにLNAの増幅度を下げた場合、受信感度が制限されていた。したがって、従来の車載用デジタル放送受信装置は、家庭用テレビと比較して、デジタル放送を受信することができるエリアが狭くなるという問題があった。
また、従来の車載用デジタル放送受信装置には、受信感度を調整するために、LNAの内部にAGCアンプ(Automatic Gain Control amplifier)や制御回路が追加され、又は、シリコンゲルマニウムを用いた半導体等の高価なデバイスが使用されていた。このように従来の車載用デジタル放送受信装置では、受信感度を調整するための構成を追加しなければならなかった。そのため、従来の車載用デジタル放送受信装置は高価であった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものである。本発明は、放送電波を広範囲で受信することができる安価な受信装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る受信装置は、
信号を受信する少なくとも1つ以上の第1の受信部と、
各第1の受信部に対応して配置され、前記第1の受信部が受信した信号を増幅する少なくとも1つ以上の第1の増幅部と、
信号を受信する少なくとも1つ以上の第2の受信部と、
各第2の受信部に対応して配置され、前記複数の第2の受信部が受信した信号を増幅する少なくとも1つ以上の第2の増幅部と、
前記第1の増幅部と第2の増幅部とに電力を供給する電源手段と、
前記複数の第2の増幅部と電源手段とを接続する電力供給経路と、
前記電力供給経路を接続又は切断する接続手段と、
前記第1の受信部と第2の受信部とが受信した信号の受信信号強度を求め、前記電力供給経路の接続状態を判別し、前記受信信号強度に基づいて、前記接続手段に前記電力供給経路を接続又は切断させる制御部と、を備えることを特徴とする。
例えば、前記制御部は、前記接続手段が前記電力供給経路を接続していると判別した場合、前記受信信号強度と第1の信号強度との大小を判別し、前記受信信号強度が前記第1の信号強度より大きいと判別したときに、前記接続手段に前記電力供給経路を切断させてもよい。
例えば、前記制御部は、前記接続手段が前記電力供給経路を切断していると判別した場合、前記受信信号強度と前記第1の信号強度より小さい第2の信号強度との大小を判別し、前記受信信号強度が前記第2の信号強度より小さいと判別したきに、前記接続手段に前記電力供給経路を接続させてもよい。
例えば、前記受信装置は、前記第1の受信部と第2の受信部とが受信した信号のうちの最新の受信信号の信号強度を所定時間分記憶する記憶部、をさらに備え、
前記制御部は、前記記憶部に記憶された最新の所定時間分の信号強度を前記所定時間で平均した平均値を前記受信信号強度に設定してもよい。
本発明によれば、放送電波を広範囲で受信することができる安価な受信装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
本発明に係る受信装置を、デジタル放送の電波信号を受信して映像・音声を再生する車載用デジタル放送受信装置に適用した例について説明する。
本実施の形態に係る車載用デジタル放送受信装置の構成を図1に示す。本実施の形態に係る車載用デジタル放送受信装置1は、アンテナ10a〜40aと、LNA(Low Noise Amplifier:低雑音増幅器)10b〜40bと、チューナ10c〜40cと、電源回路10d〜40dと、電源部50e,50fと、スイッチ部60と、復調部70と、データ処理部80と、映像音声再生部90と、記憶部100と、入力部110と、制御部120と、電力供給経路130g,130hと、から構成される。
車載用デジタル放送受信装置1は、デジタル放送の放送電波を受信して、映像と音声とを出力する。車載用デジタル放送受信装置1は、移動体とともに移動し、例えば自動車に搭載される。車載用デジタル放送受信装置1は、デジタル放送の放送電波を受信して、放送電波を放送信号に変換し、映像及び音声を再生する。
放送電波は、地上波放送のものであり、複数のチャネルの映像データ、音声データ等を含む。この放送電波は、デジタル放送の送信装置(図示せず)から送出される。
この送信装置は、付加データと映像データと音声データとを多重化してTS(Transport Stream:トランスポートストリーム)信号を生成し、生成したTS信号にデスクランブル処理、変調処理を施して放送電波を生成する。
ここで付加データとは、PSI(Program Specific Information:番組特定情報)、SI(Service Information:番組配列情報)等のような、デジタル放送に付属したデータである。PSIは、放送信号処理部12が、チャネルを構成する要素(符号化された映像データ、音声データ、データコンポーネント等)をTS信号から抜き出すための情報である。SIは、EPG(電子番組表)を作成するための情報である。
アンテナ10a〜40aは、デジタル放送の送信装置から送出された放送電波を受信し、それぞれLNA(Low Noise Amplifier:低雑音増幅器)10b〜40bに受信した信号を供給する。また、アンテナ10a〜40aは、それぞれ同調回路10i〜40iを内蔵している。同調回路10i〜40iは、アンテナ10a〜40aが受信した信号の信号強度を示す信号を制御部120に供給する。
LNA10b〜40bは、受信機初段に適用される雑音指数の小さい増幅器である。LNA10b〜40bは、それぞれアンテナ10a〜40aからデジタル放送の信号を取得して、信号を増幅し、それぞれチューナ10c〜40cに供給する。
LNA10b〜40bの増幅度は、従来の車載用デジタル放送受信装置で用いられたLNAの増幅度よりも3dB〜6dB程度高い値に設定されている。
チューナ10c〜40cは、制御部120の制御のもとに、それぞれLNA10b〜40bから増幅されたデジタル放送の信号を取得する。デジタル放送の信号を取得すると、チューナ10c〜40cは、信号に含まれるチャネル情報に基づいて、複数のチャネルのうちの1つのチャネルを選局する。そして、チューナ10c〜40cは、選局したチャネルの放送信号の周波数を中間周波数に変換し、復調部70に供給する。
電源回路10d,20dは、電源部50eから供給された電力をそれぞれLNA10b,20bが動作するのに必要な電力に変換し、それぞれLNA10b,20bに供給する。
電源回路30d,40dも同様に、電源部50fから供給された電力をそれぞれLNA30b、40bが動作するのに必要な電力に変換し、それぞれLNA30b、40bに供給する。
なお、電源部50fと電源回路30d,40dとを接続する電力供給経路130hには、スイッチ部60が設けられている。スイッチ部60については後述する。
電源部50eは、電源回路10d,20dに電力を供給する。
電源部50fも同様に、電源回路30d,40dに電力を供給する。
電力供給経路130g,130hは、電源部50e,50fとLNA10a〜40aとを接続して、電源部50e,50fから供給される電力をLNA10a〜40aに供給する。
なお、電力供給経路130hには次に述べるスイッチ部60が設置されている。
スイッチ部60は、電源部50fと電源回路30d,40dとを接続する電力供給経路130hに設けられている。スイッチ部60は、制御部120の制御のもとに、電力供給経路130hを接続又は切断する。
スイッチ部60が電源部50fと電源回路30d,40dとを接続する電力供給経路130hを切断すると、電源部50fからLNA30b,40bへと電力が供給されなくなる。すると、LNA30b,40bはデジタル放送の信号を増幅せずにチューナ30c,40cへと供給する。
復調部70は、各アンテナが受信した信号を復調するとともに、信号対雑音特性が最も良くなるようにダイバシティ合成処理を実行し、1つの信号に合成する。
データ処理部80は、デマルチプレクサ等から構成され、復調されたTS信号から付加データと映像データと音声データとを分離する。そして、データ処理部80は、分離した映像データと音声データとを映像音声再生部90に供給する。
映像音声再生部90は、ビデオデコーダ、オーディオデコーダ等から構成され、データ処理部から供給された映像データと音声データとをデコードして、映像及び音声を再生する。
記憶部100は、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等から構成され、制御部120から供給された信号強度データを記憶する。記憶部100は、常に過去のデータを上書きしながら、予め決められた直近α時間分の最新の受信信号強度データを一時的に記憶していく。
入力部110は、キーボード等から構成され、ユーザによって操作され、入力された操作情報を制御部120に供給する。
制御部120は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)等から構成され、ROMに格納されたプログラムに従って車載用デジタル放送受信装置1全体を制御する。例えば、制御部120は、記憶部100にアクセスして各アンテナが受信した信号の受信信号強度データを読み出し、読み出したデータに基づいて、スイッチ部60を制御し、電源部50fと電源回路30d,40dとを接続する電力供給経路130hを接続又は切断する。
次に、制御部120がスイッチ部60を制御してLNA30b,40bへの電力供給を制御する車載用デジタル放送受信装置1の動作について、図2のフローチャートを参照して説明する。
なお、各LNAの増幅度は、従来の車載用デジタル放送受信装置のLNAの増幅度よりも3dB〜6dB程度高い値に設定されている。
制御部120は、各アンテナが信号を受信し、各アンテナに内蔵された同調回路が信号を供給すると、図2のフローチャートで示す電源制御処理を開始する。
まず、制御部120は、各アンテナが受信した信号の受信信号強度データを各アンテナから取得し、記憶部100に記憶する(ステップS11)。
制御部120は、現在から所定時間αだけ前までの間の受信信号強度データを記憶部100から取得し、データに示された受信信号強度の所定時間α分の移動平均を算出する(ステップS12)。
次いで制御部120は、スイッチ部60が電源部50fとLNA30b,40bとの間の電力供給経路130hを接続しているか否かを判別する(ステップS13)。
スイッチ部60が電力供給経路130hを接続していると判別した場合(ステップS13;Yes)、制御部120は、ステップS12で算出した移動平均と信号強度閾値TAとの大小を判別する(ステップS14)。
移動平均が信号強度閾値TAよりも小さいと判別した場合(ステップS14;No)、制御部120は、処理をステップS11に戻す。すなわち、移動平均が信号強度閾値TAよりも小さいと判別した場合、各アンテナが受信した信号強度は、各LNAが増幅して出力した信号に歪成分が発生しない程度に適切な強度である。このため、制御部120は、電力供給経路130hの接続を維持する。
移動平均が信号強度閾値TAよりも大きいと判別した場合(ステップS14;Yes)、制御部120は、スイッチ部60に電力供給経路130hを切断させる。すると、電源部50fからLNA30b,40bへの電力供給が停止し、LNA30b,40bはアンテナ30a,40aが受信した信号を増幅せずにチューナ30c,40cに供給する。そして、制御部120は、処理をステップS11に戻す。すなわち、移動平均が信号強度閾値TAよりも大きいと判別した場合、各アンテナが受信した信号強度は、各LNAが増幅して出力した信号に歪成分が発生してしまう。このため、制御部120は、電力供給経路130hの接続を切断し、LNA30b,40bが信号を増幅するのを停止する。
一方、スイッチ部60が電力供給経路130hを切断していると判別した場合(ステップS13;No)、制御部120は、信号強度の移動平均と信号強度閾値TB(TB<TA)との大小を判別する(ステップS15)。
移動平均が信号強度閾値TB(TB<TA)よりも大きいと判別した場合(ステップS15;No)、制御部120は、処理をステップS11に戻す。すなわち、移動平均が信号強度閾値TB(TB<TA)よりも大きいと判別した場合、各アンテナが受信した信号強度は、全てのLNAが受信信号を増幅しなくても良好に映像・音声を再生できる適切な信号強度である。このため、制御部120は、電力供給経路130hの切断状態を維持する。
一方、移動平均が信号強度閾値TB(TB<TA)よりも小さいと判別した場合(ステップS15;Yes)、制御部120は、スイッチ部60に電力供給経路130hを接続させる。すると、電源部50fからLNA30b,40bへと電力が供給され、LNA30b,40bはアンテナ30b,30bが受信した信号の増幅を開始する。そして、制御部120は、処理をステップS11に戻す。すなわち、移動平均が信号強度閾値TB(TB<TA)よりも小さいと判別した場合、各アンテナが受信した信号強度は、放送信号の強度とノイズの強度とが同程度な程に微弱である。このため、制御部120は、受信信号を増幅するLNAを増やし、よりノイズの少ない信号に基づいて映像・音声を再生する。
制御部120は、信号強度の移動平均と信号強度閾値TA,TBとの大小に関わらず、すべてのアンテナが受信した信号に基づいてダイバシティ合成処理を実行し、復調する。
本実施の形態の車載用デジタル放送受信装置でデジタル放送信号を受信した場合の受信信号強度の経時変化を測定した結果を図3に示す。この測定では、信号強度閾値TA,TBは、その差が10dBになるように設定されている。
信号強度閾値TA、TBとの比較に、瞬間的に変化する受信信号そのものの信号強度を用いるのではなく、受信信号強度の移動平均を用いるため、頻繁な電源の切替が抑制される。また、信号強度閾値TA,TBに10dBのヒステリシスを設けることで、頻繁な電源の切替がさらに抑制される。
この電源制御処理により、本実施の形態の車載用デジタル放送受信装置は、電波強度が強い領域では所定のLNAへの電力供給を停止するので、LNAが出力する信号の歪みを抑制することができる。
また、本実施の形態の車載用デジタル放送受信装置は、LNAの増幅度が従来の車載用デジタル放送受信装置に搭載されたLNAの増幅度よりも大きい値に設定されているため、従来のデジタル放送受信装置よりも広範囲でデジタル放送電波を受信することができる。例えば、従来のLNAの増幅度よりも3dB〜6dB高い値に設定すると、受信が可能な範囲が従来の受信範囲の1.5〜2.0倍に拡大する。
また、LNAへの電力供給がある場合とない場合とでは、LNAの出力する信号強度の変化は数十dB程度あるため、スイッチ部を切り替えた瞬間、信号の位相が途切れてしまう。また、地上デジタルテレビ放送の変調方式では振幅位相変調方式が用いられている。したがって、従来の地上デジタル放送用の車載用デジタル放送受信装置は、電波強度が急激に低下すると信号の位相が途切れてしまうため、シームレスに映像・音声を再生することができなかった。
しかしながら、本実施の形態の車載用デジタル放送受信装置では、4本のアンテナのうち2本のアンテナが受信した信号が常にLNAで増幅される。したがって、電源制御したアンテナが受信する信号の位相、振幅が急激に変化しても、電源制御しないアンテナが受信する信号をダイバシティ合成することで補償することが可能となり、復調誤りが発生しにくい。このため、特に地上デジタル放送を受信する場合に受信信号の信号強度が急激に低下しても映像・音声をシームレスに再生することができる。
また、本実施の形態の車載用デジタル放送受信装置を構成するには、従来の車載用デジタル放送受信装置の構成に加えて、LNAの動作を比較的容易な電源制御で制御して、LNAの増幅度を変更するだけでよい。したがって、本実施の形態の車載用デジタル放送受信装置は、受信感度を調整するためにAGCアンプ(Automatic Gain Control amplifier)や制御回路又は高価なデバイス(シリコンゲルマニウムを用いた半導体等)を追加する必要がないため、従来の車載用デジタル放送受信装置よりも構成、制御が容易になる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明を実施するにあたっては、種々の形態による変形及び応用が可能であり、上記実施の形態に限られるものではない。
上述の説明では、説明を容易にするために、電源部50fと電源回路30d,40dとの間にスイッチ部60を設けた回路構成を用いた。回路構成これに限定されない。例えば、図4に示すように、電源部50e,50fと電源回路部10d〜40dとの間にバイアストランス140a〜140hを設けた回路構成でもよい。
また、アンテナの数やスイッチの数は必要に応じて変更してもよい。また、ダイバシティ合成を行う信号を受信するアンテナの数も適宜変更してもよい。また、記憶する信号強度データの長さも適宜変更してもよい。
また、受信信号の信号強度の大小の判別に用いた信号強度を適宜変更してもよい。また、上記の実施の形態では、記憶した信号強度を時間積算し所定の時間で平均したが、例えば、所定時間の間に変化した信号強度の中央値などの代表値を用いてもよい。
また、本実施の形態では、LNAの増幅度を従来の車載用デジタル放送受信装置のLNAの増幅度よりも3dB〜6dB高い値を設定したが、異なる値を設定してもよい。
また、デジタル放送の電波の電波強度は、例えば山間部では市街地に比べて低くなる。したがって、例えば本発明車載用デジタル放送受信装置をカーナビゲーションシステムに搭載する場合、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)から位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいて電波強度を推定し、受信信号を増幅するLNAを適宜選択してもよい。
本発明の実施の形態に係る車載用デジタル放送受信装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る車載用デジタル放送受信装置の制御部が実行する電源制御処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る車載用デジタル放送受信装置が受信するデジタル放送信号の受信レベル、その移動平均及びスイッチの切替状態の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る車載用デジタル放送受信装置の構成の変形例を示す図である。
符号の説明
1・・・受信装置、10a〜40a・・・アンテナ、10b〜40b・・・LNA(Low Noise Amplifier)、50e,50f・・・電源部、60・・・スイッチ部、70・・・復調部、100・・・記憶部、120・・・制御部、130g,130h・・・電力供給経路

Claims (4)

  1. 信号を受信する少なくとも1つ以上の第1の受信部と、
    各第1の受信部に対応して配置され、前記第1の受信部が受信した信号を増幅する少なくとも1つ以上の第1の増幅部と、
    信号を受信する少なくとも1つ以上の第2の受信部と、
    各第2の受信部に対応して配置され、前記第2の受信部が受信した信号を増幅する少なくとも1つ以上の第2の増幅部と、
    前記第1の増幅部と第2の増幅部とに電力を供給する電源手段と、
    前記第2の増幅部と電源手段とを接続する電力供給経路と、
    前記電力供給経路を接続又は切断する接続手段と、
    前記第1の受信部と第2の受信部とが受信した信号の受信信号強度を求め、前記電力供給経路の接続状態を判別し、前記受信信号強度に基づいて、前記接続手段に前記電力供給経路を接続又は切断させる制御部と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 前記制御部は、前記接続手段が前記電力供給経路を接続していると判別した場合、前記受信信号強度と第1の信号強度との大小を判別し、前記受信信号強度が前記第1の信号強度より大きいと判別したときに、前記接続手段に前記電力供給経路を切断させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記制御部は、前記接続手段が前記電力供給経路を切断していると判別した場合、前記受信信号強度と前記第1の信号強度より小さい第2の信号強度との大小を判別し、前記受信信号強度が前記第2の信号強度より小さいと判別したきに、前記接続手段に前記電力供給経路を接続させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記受信装置は、前記第1の受信部と第2の受信部とが受信した信号のうちの最新の受信信号の信号強度を所定時間分記憶する記憶部、をさらに備え、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶された最新の所定時間分の信号強度を前記所定時間で平均した平均値を前記受信信号強度に設定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の受信装置。
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