JP2008271139A - 通信装置、通信制御方法及び通信制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】搬送波の電力を増幅するための増幅器の電源を制御し、通信装置の開閉状態によっても搬送波の出力レベルを一定にし、安定した通信を行うことが可能な通信装置を提供する。
【解決手段】通信装置が開状態か閉状態かを判断し、通信装置が閉状態である場合には、電力増幅器(5)の電源を起動状態に制御し、通信装置が開状態である場合には、電力増幅器(5)の電源を停止状態に制御する。
【選択図】図1
【解決手段】通信装置が開状態か閉状態かを判断し、通信装置が閉状態である場合には、電力増幅器(5)の電源を起動状態に制御し、通信装置が開状態である場合には、電力増幅器(5)の電源を停止状態に制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯電話機等の通信装置、その通信装置における通信制御方法及び通信制御プログラムに関し、特に、FMトランスミッタ機能を搭載した通信装置、その通信装置における通信制御方法及び通信制御プログラムに関するものである。
まず、図3を参照しながら本発明と関連する通信装置における処理動作について説明する。なお、図3は、FMトランスミッタ機能を搭載した通信装置の構成を示す図である。
本発明と関連する従来の通信装置は、図3に示すように、通信装置CPU(101)と、通信装置制御部(102)と、FMトランスミッタ搬送波出力部(103)と、FMトランスミッタ用アンテナ(104)と、を有して構成し、FMトランスミッタ搬送波出力部(103)から出力される搬送波をFMトランスミッタ用アンテナ(104)から通信装置の外部に出力していた。
なお、上述した図3に示す通信装置は、FMトランスミッタを使用する際に、通信装置の状態が開状態と閉状態とで、FMトランスミッタ用アンテナ(104)の効率が異なっていたため、通信装置の開閉状態によっては、FMトランスミッタ用アンテナ(104)から出力される搬送波の出力レベルが不安定となり、安定した通信ができなくなる虞がある。
なお、通信装置の開閉状態とは、例えば、折り畳み可能な携帯電話機の場合には、携帯電話機が折り畳まれた状態が閉状態であり、携帯電話機が折り畳まれていない状態が開状態である。
このようなことから、通信装置の開閉状態によっても搬送波の出力レベルを一定に制御し、安定した通信を行うことを可能とするための制御方法の開発が必要視されることになる。
なお、本発明より先に出願された技術文献として、通話状態及び着信待機状態のそれぞれの場合に適合したインピーダンス整合を行うことが可能な折り畳み機構付き携帯端末機について開示された文献がある(例えば、特許文献1参照)。
また、信号増幅手段によってそれぞれ異なる利得を有する複数の信号路のうち最適な信号路を選択することで、入力端子に供給される送信信号に対して利得調整を施すように制御し、各信号増幅手段の消費電力を利得値に応じて最適化できると共に、選択されない信号路中の信号増幅手段を動作させないように制御し、不要な電力消費を抑制することを可能とする技術について開示された文献がある(例えば、特許文献2参照)。
また、変形可能な携帯電話機や、外部機器を着脱可能な携帯電話機において、その変形や着脱によっても、法規定された電界強度の上限値を超えないようにした携帯電話機について開示された文献がある(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−345882号公報
特開2006−60855号公報
特開2007−19863号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3には、搬送波の電力を増幅するための増幅器の電源を制御し、通信装置の開閉状態によっても搬送波の出力レベルを一定にし、安定した通信を行うことを可能とすることについては何ら記載もその必要性についても示唆されていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、上述した課題である、搬送波の電力を増幅するための増幅器の電源を制御し、通信装置の開閉状態によっても搬送波の出力レベルを一定にし、安定した通信を行うことが可能な通信装置、通信制御方法及び通信制御プログラムを提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有することとする。
本発明にかかる通信装置は、
搬送波の電力を増幅するための増幅器を有する通信装置であって、
通信装置が開状態か閉状態かを判断し、通信装置が閉状態である場合には、増幅器の電源を起動状態に制御し、通信装置が開状態である場合には、増幅器の電源を停止状態に制御する制御手段を有することを特徴とする。
搬送波の電力を増幅するための増幅器を有する通信装置であって、
通信装置が開状態か閉状態かを判断し、通信装置が閉状態である場合には、増幅器の電源を起動状態に制御し、通信装置が開状態である場合には、増幅器の電源を停止状態に制御する制御手段を有することを特徴とする。
また、本発明にかかる通信装置において、
前記制御手段は、
通信装置が閉状態である場合には、増幅器の電源を起動状態に制御し、当該起動状態の増幅器において電力増幅した搬送波をアンテナから出力し、
通信装置が開状態である場合には、増幅器の電源を停止状態に制御し、当該停止状態の増幅器で減衰した搬送波をアンテナから出力することを特徴とする。
前記制御手段は、
通信装置が閉状態である場合には、増幅器の電源を起動状態に制御し、当該起動状態の増幅器において電力増幅した搬送波をアンテナから出力し、
通信装置が開状態である場合には、増幅器の電源を停止状態に制御し、当該停止状態の増幅器で減衰した搬送波をアンテナから出力することを特徴とする。
また、本発明にかかる通信装置は、
通信装置が開状態か閉状態かを検出する開閉検出手段を有し、
前記制御手段は、
前記開閉検出手段により通信装置が開状態か閉状態かを判断することを特徴とする。
通信装置が開状態か閉状態かを検出する開閉検出手段を有し、
前記制御手段は、
前記開閉検出手段により通信装置が開状態か閉状態かを判断することを特徴とする。
また、本発明にかかる通信装置において、
前記制御手段による制御は、搬送波の出力を開始する際に行うことを特徴とする。
前記制御手段による制御は、搬送波の出力を開始する際に行うことを特徴とする。
また、本発明にかかる通信装置において、
前記搬送波は、FMトランスミッタの搬送波であることを特徴とする。
前記搬送波は、FMトランスミッタの搬送波であることを特徴とする。
また、本発明にかかる通信制御方法は、
搬送波の電力を増幅するための増幅器を有する通信装置で行う通信制御方法であって、
通信装置が開状態か閉状態かを判断し、通信装置が閉状態である場合には、増幅器の電源を起動状態に制御し、通信装置が開状態である場合には、増幅器の電源を停止状態に制御する制御工程を、前記通信装置が行うことを特徴とする。
搬送波の電力を増幅するための増幅器を有する通信装置で行う通信制御方法であって、
通信装置が開状態か閉状態かを判断し、通信装置が閉状態である場合には、増幅器の電源を起動状態に制御し、通信装置が開状態である場合には、増幅器の電源を停止状態に制御する制御工程を、前記通信装置が行うことを特徴とする。
また、本発明にかかる通信制御プログラムは、
搬送波の電力を増幅するための増幅器を有する通信装置において実行させる通信制御プログラムであって、
通信装置が開状態か閉状態かを判断し、通信装置が閉状態である場合には、増幅器の電源を起動状態に制御し、通信装置が開状態である場合には、増幅器の電源を停止状態に制御する制御処理を、前記通信装置に実行させることを特徴とする。
搬送波の電力を増幅するための増幅器を有する通信装置において実行させる通信制御プログラムであって、
通信装置が開状態か閉状態かを判断し、通信装置が閉状態である場合には、増幅器の電源を起動状態に制御し、通信装置が開状態である場合には、増幅器の電源を停止状態に制御する制御処理を、前記通信装置に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、搬送波の電力を増幅するための増幅器の電源を制御し、通信装置の開閉状態によっても搬送波の出力レベルを一定にし、安定した通信を行うことが可能となる。
<通信装置の特徴>
まず、図1を参照しながら、本実施形態の通信装置の特徴について説明する。
まず、図1を参照しながら、本実施形態の通信装置の特徴について説明する。
本実施形態における通信装置は、搬送波の電力を増幅するための増幅器(電力増幅器:5に相当)を有する通信装置である。そして、通信装置が開状態か閉状態かを判断し、通信装置が閉状態である場合には、増幅器(5)の電源を起動状態に制御し、通信装置が開状態である場合には、増幅器(5)の電源を停止状態に制御することを特徴とする。
これにより、搬送波の電力を増幅するための増幅器(5)の電源を制御し、通信装置の開閉状態によっても搬送波の出力レベルを一定にし、安定した通信を行うことが可能となる。以下、添付図面を参照しながら、本実施形態の通信装置について詳細に説明する。
<通信装置の構成>
まず、図1を参照しながら、本実施形態の通信装置の構成について説明する。
まず、図1を参照しながら、本実施形態の通信装置の構成について説明する。
本実施形態における通信装置は、開閉検出部(1)と、通信装置CPU(2)と、通信装置制御部(3)と、FMトランスミッタ搬送波出力部(4)と、電力増幅器(5)と、FMトランスミッタ用アンテナ(6)と、を有して構成している。
<開閉検出部:1>
開閉検出部(1)は、通信装置が開状態であるか、または、通信装置が閉状態であるかを検出するものである。なお、開閉検出部(1)は、通信装置が開状態か、または、通信装置が閉状態かを特定するための制御信号を通信装置CPU(2)に出力することになる。
開閉検出部(1)は、通信装置が開状態であるか、または、通信装置が閉状態であるかを検出するものである。なお、開閉検出部(1)は、通信装置が開状態か、または、通信装置が閉状態かを特定するための制御信号を通信装置CPU(2)に出力することになる。
<通信装置CPU:2>
通信装置CPU(2)は、通信装置全体の制御を行うものである。
通信装置CPU(2)は、通信装置全体の制御を行うものである。
なお、本実施形態における通信装置CPU(2)は、FMトランスミッタを使用する場合に、搬送波を出力させるための制御信号をFMトランスミッタ搬送波出力部(4)に出力し、FMトランスミッタ搬送波出力部(4)から搬送波を出力するように制御する。
また、通信装置CPU(2)は、開閉検出部(1)から入力される制御信号を基に、通信装置の状態が開状態か閉状態かを判断し、その開状態か閉状態かに応じた制御信号を通信装置制御部(3)に出力する。
<通信装置制御部:3>
通信装置制御部(3)は、通信装置CPU(2)から入力される制御信号を基に、電力増幅器(5)の電源のON/OFF状態を制御するものである。
通信装置制御部(3)は、通信装置CPU(2)から入力される制御信号を基に、電力増幅器(5)の電源のON/OFF状態を制御するものである。
なお、本実施形態における通信装置制御部(3)は、通信装置の状態が閉状態であれば電力増幅器(5)の電源をON状態(起動状態)に制御し、FMトランスミッタ搬送波出力部(4)から出力される搬送波を電力増幅器(5)において電力増幅させるように制御する。
また、通信装置の状態が開状態であれば電力増幅器(5)の電源をOFF状態(停止状態)に制御し、FMトランスミッタ搬送波出力部(4)から出力される搬送波を電力増幅器(5)において電力増幅させないように制御する。
これにより、通信装置制御部(3)は、FMトランスミッタ用アンテナ(6)の効率が悪い状態(この場合は、閉状態)であれば、FMトランスミッタ搬送波出力部(4)から出力される搬送波を電力増幅器(5)で電力増幅させるように制御することになる。
また、FMトランスミッタ用アンテナ(6)の効率が良い状態(この場合は、開状態)であれば、FMトランスミッタ搬送波出力部(4)から出力される搬送波を電力増幅器(5)で電力増幅させないように制御することになる。
<FMトランスミッタ搬送波出力部:4>
FMトランスミッタ搬送波出力部(4)は、通信装置CPU(2)から入力される制御信号を基に、FMトランスミッタの搬送波を出力するものである。
FMトランスミッタ搬送波出力部(4)は、通信装置CPU(2)から入力される制御信号を基に、FMトランスミッタの搬送波を出力するものである。
<電力増幅器:5>
電力増幅器(5)は、FMトランスミッタ搬送波出力部(4)から出力される搬送波を電力増幅するものである。
電力増幅器(5)は、FMトランスミッタ搬送波出力部(4)から出力される搬送波を電力増幅するものである。
なお、本実施形態における電力増幅器(5)は、電力増幅器(5)の電源がON状態(起動状態)の場合には、FMトランスミッタ搬送波出力部(4)から出力される搬送波を電力増幅し、その電力増幅した搬送波をFMトランス用アンテナ(6)に出力することになる。
また、電力増幅器(5)の電源がOFF状態(停止状態)の場合には、FMトランスミッタ搬送波出力部(4)から出力される搬送波を電力増幅せず、FMトランスミッタ搬送波出力部(4)から出力される搬送波をFMトランス用アンテナ(6)に出力することになる。
なお、電力増幅器(5)の電源がOFF状態(停止状態)の場合には、停止状態の電力増幅器(5)を経由してFMトランス用アンテナ(6)に搬送波を出力することになるため、停止状態の電力増幅器(5)において搬送波が減衰し、その減衰した搬送波がFMトランス用アンテナ(6)に出力されることになる。
<FMトランスミッタ用アンテナ:6>
FMトランスミッタ用アンテナ(6)は、電力増幅器(5)から入力されたFMトランスミッタの搬送波を通信装置の外部に出力するものである。
FMトランスミッタ用アンテナ(6)は、電力増幅器(5)から入力されたFMトランスミッタの搬送波を通信装置の外部に出力するものである。
<通信装置の制御動作>
次に、図1に示す通信装置の制御動作について説明する。
次に、図1に示す通信装置の制御動作について説明する。
FMトランスミッタを使用する際に、開閉検出部(1)は、通信装置が開状態であるか、または、通信装置が閉状態であるかを検出し、通信装置が開状態か、または、通信装置が閉状態かを特定するための制御信号を通信装置CPU(2)に出力することになる。
通信装置CPU(2)は、開閉検出部(1)から入力された制御信号を基に、通信装置が開状態か閉状態かを判断し、その開状態か閉状態かに応じた制御信号を通信装置制御部(3)に出力する。また、通信装置CPU(2)は、搬送波を出力させるための制御信号をFMトランスミッタ搬送波出力部(4)に出力する。
FMトランスミッタ搬送波出力部(4)は、搬送波の出力を開始するための制御信号が通信装置CPU(2)から入力された場合に、搬送波の出力を開始する。
通信装置制御部(3)は、電力増幅器(5)の電源のON/OFFを制御するための制御信号が通信装置CPU(2)から入力された場合に、その通信装置CPU(2)から入力された制御信号を基に、通信装置の状態が閉状態であれば電力増幅器(5)の電源をON状態(起動状態)に制御し、FMトランスミッタ搬送波出力部(4)から出力される搬送波を電力増幅器(5)において電力増幅させるように制御する。
また、通信装置制御部(3)は、通信装置の状態が開状態であれば電力増幅器(5)の電源をOFF状態(停止状態)に制御し、FMトランスミッタ搬送波出力部(4)から出力される搬送波を電力増幅器(5)において電力増幅させないように制御する。
電力増幅器(5)は、電力増幅器(5)の電源がON状態(起動状態)の場合には、FMトランスミッタ搬送波出力部(4)から出力される搬送波を電力増幅し、その電力増幅した搬送波をFMトランス用アンテナ(6)に出力し、FMトランス用アンテナ(6)から外部に出力する。
また、電力増幅器(5)の電源がOFF状態(停止状態)の場合には、FMトランスミッタ搬送波出力部(4)から出力される搬送波を電力増幅せず、FMトランスミッタ搬送波出力部(4)から出力される搬送波を停止状態の電力増幅器(5)において減衰し、その減衰した搬送波をFMトランス用アンテナ(6)に出力し、FMトランス用アンテナ(6)から外部に出力する。
次に、図2を参照しながら、本実施形態の通信装置における制御動作について説明する。
まず、通信装置は、FMトランスミッタの使用を開始する場合に、開閉検出部(1)において、通信装置の状態が開状態であるか、または、閉状態であるかを検出する(ステップS1)。
通信装置は、開閉検出部(1)において検出した通信装置の状態が開状態か閉状態かを判断し(ステップS2)、通信装置の状態が開状態であれば(ステップS2/開)、電力増幅器(5)の電源をOFF状態(停止状態)に制御し、FMトランスミッタ搬送波出力部(4)から出力される搬送波を電力増幅器(5)で電力増幅しないように制御する(ステップS3)。
また、通信装置は、通信装置の状態が閉状態であれば(ステップS2/閉)、電力増幅器(5)の電源をON状態(起動状態)に制御し、FMトランスミッタ搬送波出力部(4)から出力される搬送波を電力増幅器(5)で電力増幅するように制御する(ステップS4)。
通信装置は、電力増幅器(5)の電源がON状態(起動状態)の場合には、FMトランスミッタ搬送波出力部(4)から出力される搬送波を電力増幅器(5)において電力増幅し(ステップS5)、その電力増幅した搬送波をFMトランスミッタ用アンテナ(6)から外部に出力することになる(ステップS6)。
また、通信装置は、電力増幅器(5)の電源がOFF状態(停止状態)の場合には、FMトランスミッタ搬送波出力部(4)から出力される搬送波を停止状態の電力増幅器(5)において減衰し、その減衰した搬送波をFMトランスミッタ用アンテナ(6)から外部に出力することになる(ステップS6)。
このように、本実施形態における通信装置は、通信装置の状態が開状態か閉状態かを判断し、通信装置の状態が閉状態であれば、FMトランスミッタ用アンテナ(6)の効率が悪い状態と判断し、電力増幅器(5)の電源をON状態(起動状態)に制御し、FMトランスミッタ搬送波出力部(4)から出力される搬送波を電力増幅器(5)で電力増幅させるように制御する。
また、通信装置の状態が開状態であれば、FMトランスミッタ用アンテナ(6)の効率が良い状態と判断し、電力増幅器(5)の電源をOFF状態(停止状態)に制御し、FMトランスミッタ搬送波出力部(4)から出力される搬送波を停止状態の電力増幅器(5)において減衰するように制御する。
これにより、FMトランスミッタ用アンテナ(6)の効率の差による搬送波の出力レベルの差分が無くなり、FMトランスミッタの搬送波の出力レベルを、通信装置の開閉状態によらず一定にすることが可能となるため、安定した通信を行うことが可能となる。
また、FMトランスミッタの搬送波の出力レベルが通信装置の開閉状態によらず一定となり、不要輻射の量も一定となるため、通信装置の開閉状態によらず法規定の通信を行うように制御することが可能となる。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において当業者が上記実施形態の修正や代用を行い、種々の変更を施した形態を構築することは可能である。
例えば、上述した実施形態における通信装置における制御動作は、ハードウェア、または、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成によって実行することも可能である。
なお、ソフトウェアによる処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、MO(Magneto optical)ディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、一時的、あるいは、永続的に格納(記録)しておくことが可能である。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することが可能である。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送したりし、コンピュータでは、転送されてきたプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることが可能である。
また、上記実施形態で説明した処理動作に従って時系列的に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に実行するように構築することも可能である。
本発明にかかる通信装置、通信制御方法及び通信制御プログラムは、FMトランスミッタ機能を搭載した機器に適用可能である。
1 開閉検出部
2 通信装置CPU
3 通信装置制御部
4 FMトランスミッタ搬送波出力部
5 電力増幅部
6 FMトランスミッタ用アンテナ
2 通信装置CPU
3 通信装置制御部
4 FMトランスミッタ搬送波出力部
5 電力増幅部
6 FMトランスミッタ用アンテナ
Claims (7)
- 搬送波の電力を増幅するための増幅器を有する通信装置であって、
通信装置が開状態か閉状態かを判断し、通信装置が閉状態である場合には、増幅器の電源を起動状態に制御し、通信装置が開状態である場合には、増幅器の電源を停止状態に制御する制御手段を有することを特徴とする通信装置。 - 前記制御手段は、
通信装置が閉状態である場合には、増幅器の電源を起動状態に制御し、当該起動状態の増幅器において電力増幅した搬送波をアンテナから出力し、
通信装置が開状態である場合には、増幅器の電源を停止状態に制御し、当該停止状態の増幅器で減衰した搬送波をアンテナから出力することを特徴とする請求項1記載の通信装置。 - 通信装置が開状態か閉状態かを検出する開閉検出手段を有し、
前記制御手段は、
前記開閉検出手段により通信装置が開状態か閉状態かを判断することを特徴とする請求項1または2記載の通信装置。 - 前記制御手段による制御は、搬送波の出力を開始する際に行うことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の通信装置。
- 前記搬送波は、FMトランスミッタの搬送波であることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の通信装置。
- 搬送波の電力を増幅するための増幅器を有する通信装置で行う通信制御方法であって、
通信装置が開状態か閉状態かを判断し、通信装置が閉状態である場合には、増幅器の電源を起動状態に制御し、通信装置が開状態である場合には、増幅器の電源を停止状態に制御する制御工程を、前記通信装置が行うことを特徴とする通信制御方法。 - 搬送波の電力を増幅するための増幅器を有する通信装置において実行させる通信制御プログラムであって、
通信装置が開状態か閉状態かを判断し、通信装置が閉状態である場合には、増幅器の電源を起動状態に制御し、通信装置が開状態である場合には、増幅器の電源を停止状態に制御する制御処理を、前記通信装置に実行させることを特徴とする通信制御プログラム。
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