JP2007019863A - 携帯電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の形態間で変形可能な携帯電話機や外部機器を着脱可能な携帯電話機において、変形や着脱したとしても国家が法で規定する電界強度の上限値を超えない携帯電話機を提供する。
【解決手段】複数の形態間で変形可能な携帯電話機100は、無線送信用の内蔵アンテナ109と、前記内蔵アンテナの送信出力を所定量だけ減衰させる減衰回路117と、前記携帯電話機の変形に伴って、前記内蔵アンテナと前記減衰回路との接続と非接続とを切り換える切換部119aとを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、無線送信アンテナを内蔵する携帯電話機に関し、特に、携帯電話機における無線送信アンテナの送信出力の制御技術に関する。
従来、携帯電話機の筐体内に無線アンテナを内蔵したものがあり、特に近年、携帯電話機の多機能化に伴って、携帯電話通信を行うためのアンテナはもちろん、その他様々な無線通信用のアンテナが筐体内に実装されるようになってきている。
例えば、テレビ受信用アンテナを実装してテレビ放送を視聴することができる携帯電話機や、ラジオ受信用アンテナを実装してラジオ放送を聴くことができる携帯電話機が増えてきている。
これらのように、携帯電話機の筐体内に内蔵されるアンテナを総称して、「内蔵アンテナ」と呼ぶ。
例えば、特許文献1には、互いに異なる複数の周波数帯域に対応して、複数の内蔵アンテナを筐体内に内蔵した携帯電話機が開示されている。
特許公開2004−254098号公報
ところで、近年の携帯電話機は、1つの筐体から成る単純なものだけでなく、ヒンジを介して互いに開閉可能に連結した2つの筐体から成るもの(一般に、「折り畳み式」と呼ぶ)や、スライド機構を設けて互いにスライドすることで開閉可能に連結した2つの筐体から成るもの(一般に、「スライド式」と呼ぶ)等の変形可能なものがある。
しかしながら、これらの折り畳み式やスライド式の携帯電話機に無線送信用の内蔵アンテナを備える場合、連結された2つの筐体を閉状態としたときに内蔵アンテナのすぐ近傍に適切な電波放射を妨害する遮蔽物が位置してしまい、外部から受信できる、内蔵アンテナからの電波の強度が低くなってしまうことがある。
すなわち、例えば、2つの筐体のうち一方にLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部を備え、他方に内蔵アンテナを実装した場合、2つの筐体を閉状態としたときに内蔵アンテナのすぐ近傍にLCDが覆いかぶさり、LCDの枠部材であるマグネシウム合金が内蔵アンテナのすぐ近傍に位置してしまうことがある。このような状況では、マグネシウム合金が内蔵アンテナが放射する電波を吸収してしまい、適切な電波放射を妨げることにより、外部から受信できる電界強度が低くなってしまう。
また、近年の携帯電話機では、筐体にイヤホンジャックを備え、イヤホンを装着してラジオ等を視聴できるものがあるが、このような携帯電話機に内蔵アンテナを備える場合、イヤホンを装着したときにイヤホンのケーブルが内蔵アンテナの電波を受けて伝搬することで、外部アンテナとして機能してしまい、外部から受信できる、内蔵アンテナからの電界強度を高めることがある。
このように、変形可能な携帯電話機やイヤホン等の外部機器を着脱可能な携帯電話機においては、それぞれ、変形や着脱に伴って外部から受信できる電界強度が変化することがあるが、電界強度が低下する状態に合わせて内蔵アンテナの送信出力を強めに調整すると、電界強度が向上する状態では逆に送信出力が強くなり過ぎてしまい、例えば「電波法」等、国家が法で規定する電界強度の上限値を超えてしまうことがある。
そこで、本発明は上記の課題に鑑み、変形可能な携帯電話機や外部機器を着脱可能な携帯電話機において、変形や着脱したとしても国家が法で規定する電界強度の上限値を超えない携帯電話機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る携帯電話機は、複数の形態間で変形可能な携帯電話機であって、無線送信用の内蔵アンテナと、前記内蔵アンテナの送信出力を所定量だけ減衰させる減衰回路と、前記携帯電話機の変形に伴って、前記内蔵アンテナと前記減衰回路との接続と非接続とを切り換える切換部とを備えることを特徴とする。
ここで、変形とは、例えば、折り畳み式やスライド式の携帯電話機における開閉のことである。
上記構成により、本発明に係る携帯電話機によれば、変形に伴って外部から受信できる、内蔵アンテナからの電界強度が変化する場合に、この電界強度が低下する状態に合わせて内蔵アンテナの送信出力を調整していても、電界強度が向上する状態には減衰回路の作用により送信出力が強くなりすぎないように抑制することができる。これにより、外部から受信できる、内蔵アンテナからの電界強度が低下する状態と向上する状態の両方において、国家が法で規定する電界強度の上限値を超えない範囲でなるべく送信出力を高めた携帯電話機を設計することができる。
また、上記携帯電話機は、連結部により互いに開閉可能に連結された2つの筐体と、前記2つの筐体の開閉状態を検出する開閉検出部とを備え、前記切換部は、前記開閉検出部が開状態を検出したとき、前記内蔵アンテナと前記減衰回路とを接続し、前記開閉検出部が閉状態を検出したとき、前記内蔵アンテナと前記減衰回路とを非接続にするようにしてもよい。
これにより、一般に、「折り畳み式」と呼ぶ2つの筐体を互いに開閉可能な携帯電話機や、「スライド式」と呼ぶ2つの筐体を互いに開閉可能な携帯電話機において、開閉に伴って外部から受信できる、内蔵アンテナからの電界強度が変化する場合に、この電界強度が低下する状態に合わせて内蔵アンテナの送信出力を調整していても、電界強度が向上する状態には減衰回路の作用により送信出力が強くなりすぎないように抑制することができる。
また、本発明に係る携帯電話機は、無線送信用の内蔵アンテナと、前記内蔵アンテナの送信出力を所定量だけ減衰させる減衰部と、金属部材を含む外部機器を着脱する着脱部と、前記着脱部と前記外部機器との装着状態を検出する着脱検出部と、前記着脱検出部が装着状態を検出したとき、前記内蔵アンテナと前記減衰回路とを接続し、前記着脱検出部が装着状態を検出しないとき、前記内蔵アンテナと前記減衰回路とを非接続にする切換部とを備えることを特徴とする。
上記構成により、本発明に係る携帯電話機によれば、外部機器の着脱に伴って外部から受信できる、内蔵アンテナからの電界強度が変化する場合に、この電界強度が低下する状態に合わせて内蔵アンテナの送信出力を調整していても、電界強度が向上する状態には減衰回路の作用により送信出力が強くなりすぎないように抑制することができる。これにより、外部から受信できる、内蔵アンテナからの電界強度が低下する状態と向上する状態の両方において、国家が法で規定する電界強度の上限値を超えない範囲でなるべく送信出力を高めた携帯電話機を設計することができる。
また、上記携帯電話機において、前記着脱部と前記外部機器とが装着状態にあるとき、前記金属部材は、前記着脱部を介して前記内蔵アンテナが備わる回路基板と電気的に接続するようにしてもよい。
これにより、内蔵アンテナが備わる回路基板と電気的に接続された金属部材が、内蔵アンテナとともに1つのアンテナとして機能してしまう場合であっても、減衰回路の作用により送信出力が強くなりすぎないように制限することができる。
また、上記携帯電話機において、前記外部機器はケーブルを有するイヤホンであり、当該ケーブルに前記金属部材が含まれているようにしてもよい。
これにより、イヤホンの着脱に伴って外部から受信できる、内蔵アンテナからの電界強度が変化する場合に、この電界強度が低下する状態に合わせて内蔵アンテナの送信出力を調整していても、電界強度が向上する状態には減衰回路の作用により送信出力が強くなりすぎないように抑制することができる。
さらに、上記携帯電話機において、前記内蔵アンテナは、前記携帯電話機の通話用アンテナとは別に備わるFM(Frequency Modulation)送信アンテナであって、前記携帯電話機は、データを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されているデータを前記内蔵アンテナを介して送信するFM送信部とを備えるようにしてもよい。
これにより、変形に伴って外部から受信できる、FM送信アンテナからの電界強度が変化する場合に、この電界強度が低下する状態に合わせてFM送信アンテナの送信出力を調整していても、電界強度が向上する状態には減衰回路の作用により送信出力が強くなりすぎないように抑制することができる。
<第1の実施形態>
以下、本発明に係る携帯電話機の一例として、一般に「折り畳み式」と呼ばれる携帯電話機を例にとり、図面を参照して第1の実施形態について説明する。
<1−1.携帯電話機100の構成>
まず、折り畳み式の携帯電話機の構成について説明する。
図1は、折り畳み式の携帯電話機100の外観を示す斜視図である。
図1に示すように、携帯電話機100は、第1筐体101と第2筐体102とを連結部103を介して連結し、両筐体101及び102を互いに重ね合わせて折り畳むことができるよう構成されている。図1に示すように折り畳まずに筐体同士を開いた状態を「開状態」と呼び、図示はしていないが折り畳んで筐体同士を閉じた状態を「閉状態」と呼ぶ。
第1筐体101には、スピーカ105及び表示部106が外見上視認可能に備わっており、磁石113bが内蔵されている。
スピーカ105は、音声信号を音に変換して放音するものであり、例えば、他の携帯電話機と通話を行う際に、通信相手が発する音声を放音したり、携帯電話機100への着信を報知するための着信音を放音したりする。
表示部106は、LCD(Liquid Crystal Display)等から構成される表示装置であり、携帯電話機100を使用するにあたって必要となる各種情報を表示する。
磁石113bは、後述するホールIC(Integrated Circuit)113aとともに、第1筐体101と第2筐体102の開閉状態を検出する開閉検出部113を構成する。
また、第2筐体102には、ラジオ/テレビ受信アンテナ104、マイクロフォン107、操作部108、及びイヤホンジャック112が外観上視認可能に備わっており、FM送信アンテナ109、CDMA(Code Division Multiple Access)メインアンテナ110、CDMAサブアンテナ111、及びホールIC113aが内蔵されている。
ラジオ/テレビアンテナ104は、FMラジオ波及びTV放送波を受信可能なホイップアンテナである。
マイクロフォン107は、音を集音して音声信号に変換するもので、例えば、他の携帯電話機と通話を行う際に、携帯電話機100のユーザが発する音声を集音する。
操作部108は、英数字や漢字等が印字された押下可能なキー群から成る入力装置であり、ユーザが携帯電話機100の操作に用いる。
イヤホンジャック112は、外部機器として提供される着脱可能なイヤホンを装着するための着脱部である。
FM送信アンテナ109は、任意のFM周波数帯域にて送信を行う送信用のアンテナであって、後述するFM送信部116から送られる電気信号を送信するためのアンテナである。
CDMAメインアンテナ110は、CDMA方式で送受信を行うアンテナであり、受信の際にCDMAサブアンテナ111とダイバシティ受信を行う。
CDMAサブアンテナ111は、CDMA方式で受信を行うアンテナであり、CDMAメインアンテナ110とダイバシティ受信を行う。
ホールIC113aは、磁気を検出するICであって、第1筐体101と第2筐体102とを折り畳んだときに磁石113bの磁気を検出することができるように配置されている。ホールIC113aは磁石113bとともに開閉検出部113を構成し、検出結果は例えば、表示部106のバックライトのON/OFF制御等に利用される。
次に、携帯電話機100を、図1のA−A‘面における断面図を図2及び図3に示す。
図2は、図1のA−A‘線での断面図であり、携帯電話機100の開状態を示している。
図3は、図1のA−A‘線での断面図であり、携帯電話機100の閉状態を示している。
図2に示すように、第2筐体102内部において、FM送信アンテナ109は、第2筐体102の外壁付近の上部であって操作部108のごく近傍に配置されている。一方、CDMAメインアンテナ110及びCDMAサブアンテナ111は、第2筐体102下部において互いに離間して配置されている。
このように各アンテナ109〜111が離間して配置されているのは、互いに作用し得るアンテナ同士の干渉をできるだけ抑制するためである。
なお、回路基板120は、携帯電話機100に必要な構成部品が実装されている基板であり、CDMAメインアンテナ110及びCDMAサブアンテナ111もこの回路基板120上に実装されている。
ここで、図2に示すように開状態にある携帯電話機100において、連結部103を介して第1筐体101を第2筐体102上に折り畳むことにより、図3に示すような閉状態へと遷移する。
図3に示すように、携帯電話機100を閉状態にすることで、第1筐体101と第2筐体102とが重なり合い、表示部106と操作部108とが接触しそうな程に接近する。この状態において、FM送信アンテナ109もまた表示部106に非常に接近することで、FM送信アンテナ109の利得が悪化する。
すなわち、表示部106には外枠106aが含まれているが、この外枠106aはマグネシウム合金から成るため、電波を吸収する特性がある。したがって、この外枠106aがFM送信アンテナ109に極めて接近することで、FM送信アンテナ109から放射される電波を吸収してしまうことがあり、そうなると、外部から受信できる、FM送信アンテナ109からの電界強度が低下することになる。
そこで、本実施例では、閉状態にあるときでも、国家が法、又はそれに準ずる規定により定定める電界強度の上限値を超えない範囲でできるだけ外部から良好に受信できるよう、FM送信アンテナ109の送信出力は閉状態を基準に調整されている。例えば、日本国における電波法によれば、FM周波数でのFM送信に対して「アンテナから3m離れた位置で観測した電界強度が54dBμ/m以内」となるよう規定されている。したがって、本実施例では、FM送信アンテナ109は、閉状態においてこの54dBμ/mを超えないよう、3m離れた位置で観測したときに49dBμ/mの電界強度が得られるよう送信出力が調整されている。
ところが、このままでは、携帯電話機100を開状態として表示部106の外枠106aの影響を受けなくなったときに、3m離れた位置で観測したときのFM送信アンテナ109の電界強度が49dBμ/mを超え、さらに54dBμ/mを超えてしまうことがある。
そこで、携帯電話機100には、FM送信アンテナ109の送信出力を抑制するための減衰回路を設け、閉状態にあるときはFM送信アンテナ109と減衰回路とを非接続にするとともに、開状態としたときにはFM送信アンテナ109と減衰回路とを接続することにより、いずれの状態においても外部から49dBμ/mの電界強度が得られるように調整する。
なお、本実施例においては、表示部106の外枠106aの影響を11dBμ/mとし、閉状態と開状態との遷移に伴って電界強度が11dBμ/mの変化があるものとする。
図4は、携帯電話機100の要部を示す機能ブロック図である。
図4に示すように、携帯電話機100には、前述した構成要素の他、CDMA通信部114、ラジオ/テレビ受信部115、FM送信部116、減衰回路117、記憶部118、及び制御部119が備わっている。
CDMA通信部114は、通話用の通信部であり、CDMA方式で電気信号の変調及び電波の復調を行う。
ラジオ/テレビ受信部115は、ラジオ/テレビ受信アンテナ104で受信したFMラジオ波及びテレビ波を復調する。
FM送信部116は、データを電気信号に変換してFM波に変調する。データは、例えば、後述する記憶部118に記憶されている音楽データであり、このようなデータをFM送信アンテナ109から送信するために変調を行う。
減衰回路117は、具体的構成については後述するが、FM送信アンテナ109と接続可能に配置されており、FM送信アンテナ109の送信出力を11dBμ/m減衰させるよう調整されている。
記憶部118は、メモリであり、携帯電話機100で使用する様々データをユーザの指示に基づいて記憶する。例えば、ユーザの所望の音楽データや画像データ等を記憶することができる。
制御部119は、CPU(Central Processing Unit)であり、他の各構成要素の制御を行う。特に、減衰回路切換部119a及びイヤホン装着検出部119bを含む。
減衰回路切換部119aは、減衰回路117とFM送信アンテナ109との接続部への電圧の印加/非印加を切り換えることで、減衰回路117とFM送信アンテナ109との接続/非接続を切り換える。
また、イヤホン装着検出部119bは、イヤホンジャック112にイヤホンが装着された際にイヤホンジャック112の端子に生じる電位差を検出することで、イヤホンの装着を検出する。
<1−2.減衰回路117の構成>
ここで、減衰回路117の具体的な構成の一例を説明する。
図5は、減衰回路117の構成を概略的に示す回路図である。
図5に示すように、減衰回路117は、コンデンサ117aと抵抗117b及び117cとから成り、スイッチ121を介して、FM送信アンテナ109の増幅用アンプ109aの後段に接続可能に配置されている。
なお、減衰回路117aは、FM送信アンテナ109の送信出力が11dBμ/m低下するように調整されている。
減衰回路切換部119aの指示により電圧がスイッチ121に印加されると、FM送信アンテナ109と減衰回路117とが導通し、FM送信アンテナ109の送信出力が11dBμ/m低下するよう構成されている。
<2.動作>
次に、減衰回路切換部119aに着目し、携帯電話機100の動作について説明する。
図6は、携帯電話機100の動作を示すフローチャートである。
携帯電話機100は、FM送信部116を駆動したときに、携帯電話機100の開閉状態に応じてFM送信アンテナ109と減衰回路117との接続/非接続を切り換えるFM送信制御を実行する。
まず、ユーザが操作部108を操作し、FM送信部116を駆動して記憶部118に記憶されているデータを外部に送信するモードを起動することでFM送信制御を開始する。
次に、制御部119は、開閉検出部113の検出結果に基づいて携帯電話機100が閉状態にあるか否かを判断する(S100)。すなわち、ホールIC113aが磁石113bの磁力を検出していれば閉状態であると判断し、検出していなければ開状態であると判断する。
制御部119が「閉状態」であると判断した場合(S100:YES)、減衰回路切換部119aは電圧を印加せず、FM送信アンテナ109と減衰回路117とを非接続の状態で保つ(S101)。FM送信アンテナ109の送信出力は、調整通り49dBμ/mである。
一方、制御部119が「開状態」であると判断した場合(S100:NO)、減衰回路切換部119aはスイッチ121に電圧を印加することで、FM送信アンテナ109と減衰回路117とを接続する(S102)。FM送信アンテナ109の送信出力は、式「49dBμ/m+(閉状態から開状態にしたことによる電解強度の変化:11dBμ/m)−(減衰回路117による減衰量:11dBμ/m)=49dBμ/m」により、49dBμ/mが保たれる。
このようにFM送信制御を行うことで、FM送信アンテナ109を介してデータの送信を行う際、携帯電話機100が開状態と閉状態の両状態において、国家が定める電界強度の上限値範囲内でなるべく高い電解強度が得られるよう設計することができる。
<第2の実施形態>
<1.第1の実施形態との相違点>
続いて、本発明の第2の実施形態に係る携帯電話機100について説明する。
第2の実施の形態は、第1の実施形態の動作に変更を加えたものであり、第1の実施形態と同じ構成については同じ符号を付し、説明は省略する。
第1の実施形態では、第1筐体101と第2筐体102の開閉による外部から受信できる電界強度の変化に着目したが、第2の実施形態は、携帯電話機100の付属品として提供される着脱可能な外部機器の着脱による電界強度の変化に着目した。
図7は、携帯電話機100のイヤホンジャック112にイヤホン200を装着したところを示す斜視図である。
イヤホン200は、携帯電話機100の純正の付属品として提供されている外部機器である。
ここで、イヤホン200をイヤホンジャック112に装着すると、イヤホン200のケーブル200a内の金属線がFM送信アンテナ109から放射する電波を受けて伝搬してしまい、外部アンテナとして機能してしまうことがある。こうなると、イヤホン200を離脱しているときよりも、イヤホン200を装着しているときのほうが、外部から受信できる、FM送信アンテナ109からの電界強度が強くなる。
そこで、本実施例では、イヤホン離脱状態にあるときでも、国家が法、又はそれに準ずる規定により定められた電解強度の上限値を超えない範囲でできるだけ外部から良好に受信できるよう、FM送信アンテナ109の送信出力はイヤホン離脱状態を基準に調整されている。したがって、本実施例では、FM送信アンテナ109は、イヤホン離脱状態において54dBμ/mを超えないよう、3m離れた位置で観測したときに49dBμ/mの電界強度が得られるよう送信出力が調整されている。
ところが、このままでは、携帯電話機100をイヤホン装着状態としてケーブル200aが外部アンテナとして機能するときに、3m離れた位置で観測したときのFM送信アンテナ109の電界強度が49dBμ/mを超え、さらに54dBμ/mを超えてしまうことがある。
そこで、携帯電話機100には、FM送信アンテナ109の送信出力を抑制するための減衰回路を設け、イヤホン離脱状態にあるときはFM送信アンテナ109と減衰回路とを非接続にするとともに、イヤホン装着状態としたときにはFM送信アンテナ109と減衰回路とを接続することにより、いずれの状態においても外部から49dBμ/mの電界強度が得られるように調整する。
なお、本実施例においては、イヤホン200による影響を11dBμ/mとし、イヤホン離脱状態とイヤホン装着状態との遷移に伴って電界強度が11dBμ/mの変化があるものとする。
<2.動作>
図7は、携帯電話機100の動作を示すフローチャートである。
携帯電話機100は、FM送信部116を駆動したときに、イヤホン200の着脱状態に応じてFM送信アンテナ109と減衰回路117との接続/非接続を切り換えるFM送信制御を実行する。
まず、ユーザが操作部108を操作し、FM送信部116を駆動して記憶部118に記憶されているデータを外部に送信するモードを起動することでFM送信制御を開始する。
次に、イヤホン装着検出部119bは、イヤホン200を装着することでイヤホンジャック112の端子に生じる電位差を基づいて、イヤホン200が装着されたか否かを判断する(S200)。すなわち、イヤホンジャック112の端子に電位差が生じていればイヤホン装着状態であると判断し、電位差が生じていなければイヤホン離脱状態であると判断する。
イヤホン装着検出部119bが「イヤホン離脱状態」であると判断した場合(S200:NO)、減衰回路切換部119aは電圧を印加せず、FM送信アンテナ109と減衰回路117とを非接続の状態で保つ(S201)。FM送信アンテナ109の送信出力は、調整通り49dBμ/mである。
一方、イヤホン装着検出部119bが「イヤホン装着状態」であると判断した場合(S200:YES)、減衰回路切換部119aはスイッチ121に電圧を印加することで、FM送信アンテナ109と減衰回路117とを接続する(S202)。FM送信アンテナ109の送信出力は、式「49dBμ/m+(イヤホン離脱状態からイヤホン装着状態にしたことによる電界強度変化:11dBμ/m)−(減衰回路117による減衰量:11dBμ/m)=49dBμ/m」により、49dBμ/mが保たれる。
このようにFM送信制御を行うことで、FM送信アンテナ109を介してデータの送信を行う際、携帯電話機100がイヤホン装着状態とイヤホン離脱状態の両状態において、国家が定める電界強度の上限値範囲内でなるべく高い電界強度が得られるよう設計することができる。
<補足>
上述の通り、第1及び第2の実施形態に基づいて本発明に係る携帯電話機について説明してきたが、本発明はこれらに限定されるものではない。以下、その変形例について説明する。
(1)第1の実施形態において、表示部106の外枠106aの影響を11dBμ/mとし、閉状態と開状態との遷移に伴って電界強度の変化が11dBμ/mあるものとして説明したが、これに限定されることはない。すなわち、この11dBμ/mの値は当該実施形態における観測値に基づく値の一例を示したに過ぎず、実際は、携帯電話機100の大きさや各構成要素の配置位置等に依存する。
また、これに伴って、減衰回路117の減衰量も11dBμ/mに限らず、上述した表示部106の外枠106aが与える影響の度合いに依存する。
(2)第2の実施形態において、イヤホン200のケーブル200aの影響を11dBμ/mとし、イヤホン離脱状態とイヤホン装着状態との遷移に伴って電界強度の変化が11dBμ/mあるものとして説明したが、これに限定されることはない。すなわち、この11dBμ/mの値は当該実施形態における観測値に基づく値の一例を示したに過ぎず、実際は、ケーブル200の長さや各構成要素の配置位置等に依存する。
また、これに伴って、減衰回路117の減衰量も11dBμ/mに限らず、上述したイヤホン200のケーブル200aが与える影響の度合いに依存する。
(3)第1及び第2の実施形態において、FM送信アンテナ109減衰回路117との接続/非接続を切り換えるためのスイッチ121としてトランジスタを用いる例を示したが、これに限定されるものではなく、例えば、電圧のON/OFFに応じてスイッチとしての働きを持つダイオードであってよい。
(4)第2の実施形態では、外部機器としてイヤホン200を装着する例を示したが、これに限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、外部機器として充電器を着脱してもよく、この場合、充電器のケーブル内の金属線が、外部から受信する内蔵アンテナの電界強度に影響を与える。
(5)第1及び第2の実施形態において、2形態間で変形可能な携帯電話機として、2つの筐体を折り畳んで開閉可能な折り畳み式の携帯電話機を例にとって説明したが、これに限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
すなわち、第1の実施形態では変形可能であればよく、2つの筐体を互いに平行にスライドさせることにより開閉可能な、いわゆる「スライド式」の携帯電話機であってもよいし、一転軸を介して2つの筐体を互いに回動することにより開閉可能な携帯電話機であってもよい。
また、第2の実施形態では、外部機器を着脱可能であればよく、1つの筐体から成る、いわゆる「ストレート式」の携帯電話機であってもよい。
(6)さらに、3形態で変形する携帯電話機において、外部から受信できる、内蔵アンテナからの電波の強度がそれぞれの形態で変化するようであれば、この電界強度が最小なときを基準として好適な出力量となるよう送信出力を調整しておき、他の2形態それぞれに応じた減衰量の減衰回路を各形態に応じて選択的に接続するようにしてもよい。
また、このように各減衰量に対応した複数の減衰回路を選択的に適用することにより、3形態だけでなくそれ以上の形態間で電波の強度が変化する携帯電話機にも本発明は適用可能である。
また、同様に、複数の外部機器を着脱可能な携帯電話機であっても、各外部機器の着脱により電波の強度が変化するようであれば、この電界強度が最小なとき(どの外部機器も装着していいないとき)を基準として好適な出力量となるよう送信出力を調整しておき、各外部機器を装着した状態それぞれに応じた減衰量に対応した複数の減衰回路を選択的に接続するようにしてもよい。
さらにまた、上述した複数の形態のそれぞれに応じた減衰回路の選択と、複数の外部機器のそれぞれに応じた減衰回路の選択とを組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る携帯電話機100の外観を示す斜視図である。 携帯電話機100の開状態を示す断面図である。 携帯電話機100の閉状態を示す断面図である。 携帯電話機100の要部を示す機能ブロック図である。 減衰回路117の構成を示す回路図である。 第1の実施形態における携帯電話機100の動作を示すフローチャートである。 携帯電話機100にイヤホン200を装着したときの外観を示す斜視図である。 第2の実施形態における携帯電話機100の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 携帯電話機
101 第1筐体
102 第2筐体
103 連結部
104 ラジオ/テレビアンテナ
105 スピーカ
106 表示部
107 マイクロフォン
108 操作部
109 FM送信アンテナ
110 CDMAメインアンテナ
111 CDMAサブアンテナ
112 イヤホンジャック
113 開閉検出部
114 CDMA通信部
115 ラジオ/テレビ受信部
116 FM送信部
117 減衰回路
118 記憶部
119 制御部

Claims (6)

  1. 複数の形態間で変形可能な携帯電話機であって、
    無線送信用の内蔵アンテナと、
    前記内蔵アンテナの送信出力を所定量だけ減衰させる減衰回路と、
    前記携帯電話機の変形に伴って、前記内蔵アンテナと前記減衰回路との接続と非接続とを切り換える切換部とを備える
    ことを特徴とする携帯電話機。
  2. 前記携帯電話機は、連結部により互いに開閉可能に連結された2つの筐体と、
    前記2つの筐体の開閉状態を検出する開閉検出部とを備え、
    前記切換部は、前記開閉検出部が開状態を検出したとき、前記内蔵アンテナと前記減衰回路とを接続し、前記開閉検出部が閉状態を検出したとき、前記内蔵アンテナと前記減衰回路とを非接続にする
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  3. 無線送信用の内蔵アンテナと、
    前記内蔵アンテナの送信出力を所定量だけ減衰させる減衰部と、
    金属部材を含む外部機器を着脱する着脱部と、
    前記着脱部と前記外部機器との装着状態を検出する着脱検出部と
    前記着脱検出部が装着状態を検出したとき、前記内蔵アンテナと前記減衰回路とを接続し、前記着脱検出部が装着状態を検出しないとき、前記内蔵アンテナと前記減衰回路とを非接続にする切換部とを備える
    ことを特徴とする携帯電話機。
  4. 前記着脱部と前記外部機器とが装着状態にあるとき、前記金属部材は、前記着脱部を介して前記内蔵アンテナが備わる回路基板と電気的に接続する
    ことを特徴とする請求項3に記載の携帯電話機。
  5. 前記外部機器はケーブルを有するイヤホンであり、当該ケーブルに前記金属部材が含まれている
    ことを特徴とする請求項3記載の携帯電話機。
  6. 前記内蔵アンテナは、前記携帯電話機の通話用アンテナとは別に備わるFM(Frequency Modulation)送信アンテナであって、
    前記携帯電話機は、データを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されているデータを前記内蔵アンテナを介して送信するFM送信部とを備える
    ことを特徴とする請求項1又は3記載の携帯電話機。
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