JP4677905B2 - 携帯無線機 - Google Patents

携帯無線機 Download PDF

Info

Publication number
JP4677905B2
JP4677905B2 JP2006007514A JP2006007514A JP4677905B2 JP 4677905 B2 JP4677905 B2 JP 4677905B2 JP 2006007514 A JP2006007514 A JP 2006007514A JP 2006007514 A JP2006007514 A JP 2006007514A JP 4677905 B2 JP4677905 B2 JP 4677905B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless device
portable wireless
circuit board
liquid crystal
crystal display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006007514A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007189609A (ja
Inventor
正則 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2006007514A priority Critical patent/JP4677905B2/ja
Publication of JP2007189609A publication Critical patent/JP2007189609A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4677905B2 publication Critical patent/JP4677905B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Transceivers (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Description

本発明は、液晶表示板が収容された第1筐体と、アンテナ素子が収容された第2筐体とがヒンジ部を介して開閉自在に連結された折り畳み型の携帯無線機に関する。
従来、携帯無線機としては、受話部が設けられた第1回路基板を収容する受話側筐体と、送話部が設けられた第2回路基板を収容する送話側筐体とを備え、これら受話側筐体と送話側筐体とがヒンジ部を介して開閉可能に連結された、いわゆる折り畳み型の携帯無線機が知られている。
この種の従来の携帯無線機では、外観デザインの自由度を大きく確保するために、アンテナ素子の小型化が図られるとともに、筐体内部にアンテナ素子が収容される内蔵型アンテナが採用された構成が普及している。
内蔵型アンテナを採用する従来の携帯無線機としては、ヒンジ部内にアンテナ素子を配置することで、アンテナ特性の低下を抑える構成が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、従来の携帯無線機は、更なる小型化、薄型化が求められており、筐体の機械的強度の維持や、外観デザインの要求により、筐体の少なくとも一部を金属材料で構成する必要がある。
特開2001−284934号公報(図1)
ところで、従来の折り畳み型の携帯無線機としては、第1回路基板および液晶表示板が収容された受話側筐体と、第2回路基板およびアンテナ素子が収容された送話側筐体とがヒンジ部を介して開閉可能に連結され、第1回路基板と第2回路基板とが、ヒンジ部内を通るフレキシブル配線板を介して電気的に接続されたものがある。また、この従来の携帯無線機は、送話側筐体内のヒンジ部近傍にアンテナ素子が配置されている。また、受話側筐体は、液晶表示板が組み込まれた前面側筐体が、導電性を有する金属材料によって形成されている。
この従来の携帯無線機について、受話側筐体および送話側筐体に生じる誘導電流の分布状態を図5に示す。図5において、濃淡で示す各領域の濃度が薄いほど、誘導電流が大きい領域であることを示している。
図5に示すように、携帯無線機101では、アンテナ素子から給電された電力が、ヒンジ部108内のフレキシブル配線板および、受話側筐体106に配置された液晶表示板113の表示面の周りに誘導電流となって集中する。このような誘導電流によって、従来の携帯無線機は、アンテナ特性の劣化が著しいという問題がある。
そこで、本発明は、アンテナ特性を向上することができる携帯無線機を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明に係る携帯無線機は、第1回路基板および液晶表示板が収容された第1筐体と、第2回路基板およびアンテナ素子が収容された第2筐体とがヒンジ部を介して開閉可能に連結され、第1回路基板と第2回路基板とが電気的に接続された携帯無線機であって、第1筐体は少なくとも一部が導電性材料からなる。第2筐体内には、ヒンジ部近傍にアンテナ素子が設けられている。そして、液晶表示板の外周部の少なくとも一部には、導電性材料からなる短絡壁が設けられ、この短絡壁を介して第1筐体が第1回路基板の接地部に電気的に接続されている。
以上のように構成した本発明に係る携帯無線機によれば、第1筐体における液晶表示板の周囲に生じる誘導電流が、短絡壁を介して第1回路基板の接地部に流れることによって、第1筐体に生じる誘導電流が低減される。したがって、この携帯無線機は、使用者が第1筐体を頭部に近づける通話時におけるアンテナ特性が向上される。
また、本発明に係る携帯無線機が備えるアンテナ素子は、1/4波長エレメント、L字型のエレメント、ミアンダエレメント、螺旋状のエレメントのいずれを有していてもよい。
また、本発明に係る携帯無線機が備える短絡壁は、液晶表示板の外周部の全周に亘って設けられているのが好ましい。これによって、液晶表示板の周囲の誘導電流が更に良好に低減され、アンテナ特性が更に向上される。
上述したように本発明に係る携帯無線機によれば、第1筐体内の液晶表示板の周りが短絡壁を介して第1回路基板に電気的に接続されたことによって、アンテナ特性の向上を図ることができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、携帯無線機1は、受話部が設けられた第1回路基板11を収容する第1筐体としての受話側筐体6と、送話部が設けられた第2回路基板12を収容する第2筐体としての送話側筐体7と、これら受話側筐体6と送話側筐体7とを開閉可能に連結するヒンジ部8とを備えている。
受話側筐体6は、図2に示すように、一組の前面側筐体6aと背面側筐体6bとが組み合わされて構成されている。前面側筐体6aは、導電性を有する金属材料によって形成されている。第1回路基板11には、図示しないが、受話部を構成するスピーカ素子が設けられている。
また、受話側筐体6には、各種情報を表示する液晶表示板13が設けられている。前面側筐体6aには、液晶表示板13の表示面を露出させる窓部14が設けられており、この窓部14に液晶表示板13が組み付けられている。
そして、液晶表示板13の外周部には、例えば、金属材等の導電性材料からなる短絡壁15が、液晶表示板13の全周に亘って設けられている。この短絡壁15は、四角形の枠状に形成されており、前面側筐体6aの窓部14近傍に接合されている。また、第1回路基板11には、接地部11aが設けられており、この接地部11aに短絡壁15が、例えばハンダ付けや電気配線(不図示)を介して電気的に接続されている。
したがって、本実施形態の携帯無線機1は、前面側筐体6aに生じる誘導電流が、短絡壁15を介して第1回路基板11の接地部11aに流れることで、前面側筐体6aを流れる誘導電流が低減される。
なお、本実施形態では、短絡壁15が、液晶表示板13の外周部の全周に亘って設けられる構成が採られたが、液晶表示板13の外周部の少なくとも一部に短絡壁が設けられれば、前面側筐体6aを流れる誘導電流を第1回路基板11の接地部11aに流し、誘導電流を抑制する効果が得られる。また、短絡壁15は、前面側筐体6aの窓部14近傍に一体に形成されてもよい。
送話側筐体7は、一組の前面側筐体と背面側筐体とが組み合わされて構成されている。第2回路基板12には、図示しないが、送話部を構成するマイクロホン素子が設けられている。図1に示すように、第2回路基板12は、ヒンジ部8内を通るフレキシブル配線板17を介して、第1回路基板11と電気的に接続されている。
また、送話側筐体7内には、ヒンジ部8近傍に、アンテナ素子18が配置されている。アンテナ素子18としては、例えば1/4波長エレメント、L字型のエレメント、ミアンダエレメント、螺旋状のエレメントのいずれを有していてもよい。第2回路基板12には、アンテナ素子18が電気的に接続されるアンテナ回路19が設けられている。
以上のように構成された携帯無線機1について、受話側筐体6の前面側筐体6a、送話側筐体7の前面側筐体に生じる誘導電流の分布状態を図面を参照して説明する。
図3に、本実施形態の携帯無線機について、受話側筐体および送話側筐体に生じる誘導電流の分布状態を示す。図3において、濃淡で示す各領域の濃度が薄いほど、誘導電流が大きい領域であることを示している。
図3に示すように、携帯無線機1では、アンテナ素子18から給電された電力が、ヒンジ部8内のフレキシブル配線板17および、受話側筐体6に配置された液晶表示板13の表示面の周りに誘導電流となって集中する。
携帯無線機1は、第1回路基板11の接地部11aと、受話側筐体6の液晶表示板13の周りとが短絡壁15で電気的に接続されることで、図5に示した従来の誘導電流の分布状態に比較して、受話側筐体6に生じる誘導電流が減少した。特に、携帯無線機1では、液晶表示板13の表示面の周りに生じる誘導電流が大幅に低減された。
そして、短絡壁15を除いて本実施形態の構成と同一にされた比較形態、つまり従来の携帯無線機では、図4に示すように、デシベル損失が「−3.2」dB程度であった。一方、本実施形態の携帯無線機1では、短絡壁15を備えることによって、デシベル損失が「−2.5」dB程度に低減することができた。
上述したように、携帯無線機1によれば、受話側筐体6における液晶表示板13の外周部と、第1回路基板11の接地部11aとを電気的に接続する短絡壁15を備えることによって、受話側筐体6における液晶表示板13の表示面の周りに生じる誘導電流が、短絡壁15を介して第1回路基板11の接地部11aに流されるので、受話側筐体6に生じる誘導電流が低減することができる。したがって、この携帯無線機1によれば、アンテナ特性を向上することができる。携帯無線機1は、特に、通話時に、使用者の頭部に近接される受話側筐体6の誘導電流が良好に低減されるので、通話状態を良好に確保することができる。
実施形態の携帯無線機を透視して示す斜視図である。 前記携帯無線機を示す分解斜視図である。 前記携帯無線機における誘導電流の分布状態を模式的に示す斜視図である。 実施形態の携帯無線機と比較形態の携帯無線機のアンテナ特性を比較して説明するための図である。 従来の携帯無線機における誘導電流の分布状態を模式的に示す斜視図である。
符号の説明
1 携帯無線機
6 受話側筐体
7 送話側筐体
8 ヒンジ部
11 第1回路基板
11a 接地部
12 第2回路基板
13 液晶表示板
15 短絡壁
18 アンテナ素子
19 アンテナ回路

Claims (7)

  1. 第1回路基板および液晶表示板が収容された第1筐体と、第2回路基板およびアンテナ素子が収容された第2筐体とがヒンジ部を介して開閉可能に連結され、前記第1回路基板と前記第2回路基板とが電気的に接続された携帯無線機であって、
    前記第1筐体は少なくとも一部が導電性材料からなり、
    前記第2筐体内には、前記ヒンジ部近傍に前記アンテナ素子が設けられ、
    前記液晶表示板の外周部の少なくとも一部には、導電性材料からなる短絡壁が設けられ、該短絡壁を介して前記第1筐体が前記第1回路基板の接地部に電気的に接続されていることを特徴とする携帯無線機。
  2. 前記第1筐体には、前記液晶表示板の表示面を外方に露出する窓部が設けられ、該窓部近傍に前記短絡壁が一体に形成されている請求項1に記載の携帯無線機。
  3. 前記アンテナ素子は1/4波長エレメントを有している請求項1に記載の携帯無線機。
  4. 前記アンテナ素子はL字型のエレメントを有している請求項1に記載の携帯無線機。
  5. 前記アンテナ素子はミアンダエレメントを有している請求項1に記載の携帯無線機。
  6. 前記アンテナ素子は螺旋状のエレメントを有している請求項1に記載の携帯無線機。
  7. 前記短絡壁は前記液晶表示板の外周部の全周に亘って設けられている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の携帯無線機。
JP2006007514A 2006-01-16 2006-01-16 携帯無線機 Expired - Fee Related JP4677905B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006007514A JP4677905B2 (ja) 2006-01-16 2006-01-16 携帯無線機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006007514A JP4677905B2 (ja) 2006-01-16 2006-01-16 携帯無線機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007189609A JP2007189609A (ja) 2007-07-26
JP4677905B2 true JP4677905B2 (ja) 2011-04-27

Family

ID=38344459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006007514A Expired - Fee Related JP4677905B2 (ja) 2006-01-16 2006-01-16 携帯無線機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4677905B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002246935A (ja) * 2001-02-22 2002-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 内蔵アンテナを備えた無線装置及び携帯無線装置
JP2002353733A (ja) * 2001-05-25 2002-12-06 Sony Corp 無線端末装置
JP2003008320A (ja) * 2001-06-25 2003-01-10 Nec Saitama Ltd 携帯無線機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002246935A (ja) * 2001-02-22 2002-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 内蔵アンテナを備えた無線装置及び携帯無線装置
JP2002353733A (ja) * 2001-05-25 2002-12-06 Sony Corp 無線端末装置
JP2003008320A (ja) * 2001-06-25 2003-01-10 Nec Saitama Ltd 携帯無線機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007189609A (ja) 2007-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101879705B1 (ko) 휴대용 단말기의 안테나 장치
JP2004134976A (ja) 通信端末
JP4786197B2 (ja) 携帯無線装置
WO2006082860A1 (ja) 携帯無線機
JPWO2006057350A1 (ja) 折畳式携帯無線装置
JP2006050056A (ja) 折り畳み式携帯無線機
US7457650B2 (en) Portable radio communication apparatus provided with boom portion with through hole
WO2006011322A1 (ja) 携帯電話装置
JP4616094B2 (ja) 携帯電話機
WO2005096437A1 (ja) 携帯無線機
US20060034476A1 (en) Headset case arrangement for wind control
JP2006304072A (ja) 携帯無線装置
JP2007143086A (ja) 無線通信端末
JP4677905B2 (ja) 携帯無線機
JP2008227560A (ja) 携帯無線機
JPWO2009139100A1 (ja) 携帯無線機
GB2366082A (en) Portable radio device with metal cover
JP2006005567A (ja) 携帯無線機
JP2007104493A (ja) 無線装置
JP4692750B2 (ja) 折畳み式携帯無線機
JP4962281B2 (ja) アンテナ装置およびそれを用いた携帯端末
JP2006166225A (ja) 折畳式携帯無線装置
JP2008153801A (ja) アンテナおよび無線機能を有する端末装置
JP4097577B2 (ja) 携帯無線通信装置
JP4642588B2 (ja) 携帯無線装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110104

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees