JP2003318770A - 携帯無線端末 - Google Patents
携帯無線端末Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】端末が備える外部接続端子の仕様を変更するこ
となく、外部接続端子に接続された外部アンテナと、内
部アンテナにより基地局からの無線信号を最良の状態で
受信することのできる携帯無線端末を提供する。 【解決手段】 携帯無線端末1は、無線信号を送受信す
るメイアンテナ10、無線信号を受信するサブアンテナ
11、外部アンテナ20を接続する外部接続端子12、
メインアンテナ10又はサブアンテナ11を選択するス
イッチ13、メインアンテナ10又は外部アンテナ20
を選択するスイッチ14を含んで構成される。そして、
外部アンテナ20が外部接続端子12を介して接続され
ると、スイッチ14が外部接続端子12からの制御信号
に基づいて、メインアンテナ10に換えて外部アンテナ
20を選択するとともに、スイッチ13が上記制御信号
に基づいて、サブアンテナ11に換えてメインアンテナ
10を選択する。
となく、外部接続端子に接続された外部アンテナと、内
部アンテナにより基地局からの無線信号を最良の状態で
受信することのできる携帯無線端末を提供する。 【解決手段】 携帯無線端末1は、無線信号を送受信す
るメイアンテナ10、無線信号を受信するサブアンテナ
11、外部アンテナ20を接続する外部接続端子12、
メインアンテナ10又はサブアンテナ11を選択するス
イッチ13、メインアンテナ10又は外部アンテナ20
を選択するスイッチ14を含んで構成される。そして、
外部アンテナ20が外部接続端子12を介して接続され
ると、スイッチ14が外部接続端子12からの制御信号
に基づいて、メインアンテナ10に換えて外部アンテナ
20を選択するとともに、スイッチ13が上記制御信号
に基づいて、サブアンテナ11に換えてメインアンテナ
10を選択する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線信号を送信な
らびに受信する複数の内部アンテナと、外部アンテナを
接続可能な外部接続端子とを備える携帯無線端末に係わ
り、特に、外部アンテナが接続された場合に好適な携帯
無線端末に関する。
らびに受信する複数の内部アンテナと、外部アンテナを
接続可能な外部接続端子とを備える携帯無線端末に係わ
り、特に、外部アンテナが接続された場合に好適な携帯
無線端末に関する。
【0002】
【従来の技術】無線により通信する携帯電話機など携帯
無線端末には、外部アンテナを接続するための外部接続
端子が設けられている。例えば、特開2000−115
040号公報に記載の無線通信装置のアンテナ切り換え
回路には、内蔵アンテナとホイップアンテナとを備え、
より大きい受信信号が得られるアンテナに切り換えるこ
とで受信感度の向上が図られている。図3はこの種の従
来の携帯無線電話機に設けられたアンテナ切り換え回路
を示すブロック図である。図3に示したアンテナ切り換
え回路2は、一例として携帯無線電話機4に設けられ、
携帯無線電話機4は、内蔵アンテナ6およびホイップア
ンテナ8と、高周波信号を外部から入力しまた高周波信
号を外部に出力する第1および第2の外部接続端子1
0、12と、受信回路14と、送信回路16とを有して
いる。第1および第2の外部接続端子10、12は、外
部接続コネクタ18として携帯無線電話機4の不図示の
筐体ケースにコネクタ接続部が外部に露出した状態で取
り付けられている。また、内蔵アンテナ6は上記ケース
内に収容され、ホイップアンテナ8は筐体ケース外に延
設されている。そして、アンテナ切り換え回路は、第1
および第2の端子22、24、ならびに第1および第2
の端子22、24のいずれかに切り換えて接続される共
通端子26をそれぞれ備えた第1ないし第4のスイッチ
28、30、32、34を含み、第1のスイッチ28
は、第2の端子24が送信回路16の出力端子36に接
続され、第2のスイッチ30は、共通端子26が受信回
路14の入力端子38に接続され第1の端子22が内蔵
アンテナ6に接続され第2の端子24が第1のスイッチ
28の第1の端子22に接続されている。また、第3の
スイッチ32は、共通端子26が第1のスイッチ28の
共通端子26に接続され第1の端子22がホイップアン
テナ8に接続され、第4のスイッチ34は、共通端子2
6が第3のスイッチ32の第2の端子24に接続され、
第1および第2の端子22、24がそれぞれ第1および
第2の外部接続端子10、12に接続されている。
無線端末には、外部アンテナを接続するための外部接続
端子が設けられている。例えば、特開2000−115
040号公報に記載の無線通信装置のアンテナ切り換え
回路には、内蔵アンテナとホイップアンテナとを備え、
より大きい受信信号が得られるアンテナに切り換えるこ
とで受信感度の向上が図られている。図3はこの種の従
来の携帯無線電話機に設けられたアンテナ切り換え回路
を示すブロック図である。図3に示したアンテナ切り換
え回路2は、一例として携帯無線電話機4に設けられ、
携帯無線電話機4は、内蔵アンテナ6およびホイップア
ンテナ8と、高周波信号を外部から入力しまた高周波信
号を外部に出力する第1および第2の外部接続端子1
0、12と、受信回路14と、送信回路16とを有して
いる。第1および第2の外部接続端子10、12は、外
部接続コネクタ18として携帯無線電話機4の不図示の
筐体ケースにコネクタ接続部が外部に露出した状態で取
り付けられている。また、内蔵アンテナ6は上記ケース
内に収容され、ホイップアンテナ8は筐体ケース外に延
設されている。そして、アンテナ切り換え回路は、第1
および第2の端子22、24、ならびに第1および第2
の端子22、24のいずれかに切り換えて接続される共
通端子26をそれぞれ備えた第1ないし第4のスイッチ
28、30、32、34を含み、第1のスイッチ28
は、第2の端子24が送信回路16の出力端子36に接
続され、第2のスイッチ30は、共通端子26が受信回
路14の入力端子38に接続され第1の端子22が内蔵
アンテナ6に接続され第2の端子24が第1のスイッチ
28の第1の端子22に接続されている。また、第3の
スイッチ32は、共通端子26が第1のスイッチ28の
共通端子26に接続され第1の端子22がホイップアン
テナ8に接続され、第4のスイッチ34は、共通端子2
6が第3のスイッチ32の第2の端子24に接続され、
第1および第2の端子22、24がそれぞれ第1および
第2の外部接続端子10、12に接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の携帯無線機のアンテナ切り換え回路では、ホ
イップアンテナ8を送信回路16に接続する場合、第3
のスイッチ32の第1の端子22および第1のスイッチ
28の第2の端子24をそれぞれ介して接続された状態
となる。このように第3および第1のスイッチ32、2
8という2つのスイッチを経由する結果、スイッチロス
が増大する。また、ホイップアンテナ8を受信回路に接
続する場合、第3のスイッチ32の第1の端子22およ
び第1のスイッチ28の第1の端子22および第2のス
イッチ30の第2の端子24をそれぞれ介して接続され
た状態となる。このように第3および第1および第2の
スイッチという3つのスイッチを経由する結果、スイッ
チロスが増大し信号の減衰が大きくなる。また、このよ
うに複数のスイッチを経由するために価格上昇し、小型
化し難いという課題がある。
うな従来の携帯無線機のアンテナ切り換え回路では、ホ
イップアンテナ8を送信回路16に接続する場合、第3
のスイッチ32の第1の端子22および第1のスイッチ
28の第2の端子24をそれぞれ介して接続された状態
となる。このように第3および第1のスイッチ32、2
8という2つのスイッチを経由する結果、スイッチロス
が増大する。また、ホイップアンテナ8を受信回路に接
続する場合、第3のスイッチ32の第1の端子22およ
び第1のスイッチ28の第1の端子22および第2のス
イッチ30の第2の端子24をそれぞれ介して接続され
た状態となる。このように第3および第1および第2の
スイッチという3つのスイッチを経由する結果、スイッ
チロスが増大し信号の減衰が大きくなる。また、このよ
うに複数のスイッチを経由するために価格上昇し、小型
化し難いという課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の携帯無線端末は、複数の内部アンテナと、
外部アンテナを接続可能な外部接続端子とを備える携帯
無線端末において、前記複数の内部アンテナが、送受信
兼用の第1のアンテナと、該第1のアンテナより受信利
得の低い受信専用の第2のアンテナとからなり、外部ア
ンテナが前記外部接続端子に接続されて送受信兼用アン
テナに切り換えられたときに、前記第1のアンテナを受
信専用アンテナに切り換えるアンテナ切換手段を備える
ことを特徴とする。
に、本発明の携帯無線端末は、複数の内部アンテナと、
外部アンテナを接続可能な外部接続端子とを備える携帯
無線端末において、前記複数の内部アンテナが、送受信
兼用の第1のアンテナと、該第1のアンテナより受信利
得の低い受信専用の第2のアンテナとからなり、外部ア
ンテナが前記外部接続端子に接続されて送受信兼用アン
テナに切り換えられたときに、前記第1のアンテナを受
信専用アンテナに切り換えるアンテナ切換手段を備える
ことを特徴とする。
【0005】この発明によれば、外部アンテナが前記外
部接続端子に接続されて送受信兼用アンテナに切り換え
られたときに、アンテナ切換手段が、受信専用の第2の
アンテナの代わりに第1のアンテナを受信専用アンテナ
として受信処理部に接続するようにスイッチを切り換え
るので、外部アンテナが接続された場合に、第2のアン
テナより利得の高い第1のアンテナを受信アンテナとし
て使用して基地局からの無線信号を受信することが可能
となり、外部アンテナと第1のアンテナによるダイバシ
チ受信機能によって受信性能の改善効果がより一層期待
できる。
部接続端子に接続されて送受信兼用アンテナに切り換え
られたときに、アンテナ切換手段が、受信専用の第2の
アンテナの代わりに第1のアンテナを受信専用アンテナ
として受信処理部に接続するようにスイッチを切り換え
るので、外部アンテナが接続された場合に、第2のアン
テナより利得の高い第1のアンテナを受信アンテナとし
て使用して基地局からの無線信号を受信することが可能
となり、外部アンテナと第1のアンテナによるダイバシ
チ受信機能によって受信性能の改善効果がより一層期待
できる。
【0006】また、本発明の携帯無線端末は、前記第1
のアンテナが受信専用アンテナに切り換えられたとき
に、前記第2のアンテナに接続されていた受信信号処理
手段が、前記第1のアンテナに接続されるよう切り換え
ることを特徴とする。
のアンテナが受信専用アンテナに切り換えられたとき
に、前記第2のアンテナに接続されていた受信信号処理
手段が、前記第1のアンテナに接続されるよう切り換え
ることを特徴とする。
【0007】この発明によれば、第1のアンテナが受信
専用アンテナに切り換えられたときに、第2のアンテナ
に接続されていた受信信号処理手段が、第1のアンテナ
に接続されるよう切り換えるので、より利得の高い第1
のアンテナで受信した無線信号に対する受信処理が可能
となり、受信状態を向上することができる。
専用アンテナに切り換えられたときに、第2のアンテナ
に接続されていた受信信号処理手段が、第1のアンテナ
に接続されるよう切り換えるので、より利得の高い第1
のアンテナで受信した無線信号に対する受信処理が可能
となり、受信状態を向上することができる。
【0008】また、本発明の携帯無線端末は、上記発明
において、前記アンテナ切換手段が、前記外部接続端子
に設けられた検出手段から出力される外部アンテナの接
続状態信号に基づいて前記第1のアンテナを第1のアン
テナを受信専用アンテナとして受信処理部に接続するよ
うにスイッチを切り換えることを特徴とする。
において、前記アンテナ切換手段が、前記外部接続端子
に設けられた検出手段から出力される外部アンテナの接
続状態信号に基づいて前記第1のアンテナを第1のアン
テナを受信専用アンテナとして受信処理部に接続するよ
うにスイッチを切り換えることを特徴とする。
【0009】この発明によれば、アンテナ切換手段が、
外部接続端子に設けられた検出手段から出力される外部
アンテナの接続状態信号に基づいて第1のアンテナを切
り換えるので、携帯無線端末では、内部アンテナの切り
換え動作を制御する制御信号の生成回路を新たに設ける
必要が無く、従来の携帯無線端末から容易に移行でき
る。
外部接続端子に設けられた検出手段から出力される外部
アンテナの接続状態信号に基づいて第1のアンテナを切
り換えるので、携帯無線端末では、内部アンテナの切り
換え動作を制御する制御信号の生成回路を新たに設ける
必要が無く、従来の携帯無線端末から容易に移行でき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
による携帯電話機の構成を示したブロック図である。こ
の図において、本実施形態による携帯電話機1(携帯無
線端末)は、複数のアンテナにより基地局からの無線信
号を受信するダイバシチ受信機能を有する端末であり、
基地局と無線信号を受信するメインアンテナ10(第1
のアンテナ)、基地局からの無線信号を受信するサブア
ンテナ11(第2のアンテナ)、外部アンテナ20を接
続する外部接続端子12、メインアンテナ10又はサブ
アンテナ11を選択するスイッチ13(アンテナ切換手
段)、メインアンテナ10又は外部接続端子12を介し
て接続される外部アンテナ20を選択するスイッチ1
4、スイッチ13で選択されたアンテナと接続された受
信処理部30、スイッチ14で選択されたアンテナと共
用器31を介して接続される受信処理部32、送信処理
部33を含んで構成される。なお、携帯電話機1は、音
声通話などの無線通信を行うための図示しないマイク、
スピーカ、音声信号処理部、操作部や、ダイバシチ受信
機能を制御する制御部等を有している。
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
による携帯電話機の構成を示したブロック図である。こ
の図において、本実施形態による携帯電話機1(携帯無
線端末)は、複数のアンテナにより基地局からの無線信
号を受信するダイバシチ受信機能を有する端末であり、
基地局と無線信号を受信するメインアンテナ10(第1
のアンテナ)、基地局からの無線信号を受信するサブア
ンテナ11(第2のアンテナ)、外部アンテナ20を接
続する外部接続端子12、メインアンテナ10又はサブ
アンテナ11を選択するスイッチ13(アンテナ切換手
段)、メインアンテナ10又は外部接続端子12を介し
て接続される外部アンテナ20を選択するスイッチ1
4、スイッチ13で選択されたアンテナと接続された受
信処理部30、スイッチ14で選択されたアンテナと共
用器31を介して接続される受信処理部32、送信処理
部33を含んで構成される。なお、携帯電話機1は、音
声通話などの無線通信を行うための図示しないマイク、
スピーカ、音声信号処理部、操作部や、ダイバシチ受信
機能を制御する制御部等を有している。
【0011】メインアンテナ10は、例えば携帯電話機
1の本体上部に設けられた伸縮可能なホイップアンテナ
やヘリカルアンテナであり、通信時には端末本体から外
側へ伸長されて使用され、また、待ち受け時には端末本
体に伸縮され、格納されて使用される。
1の本体上部に設けられた伸縮可能なホイップアンテナ
やヘリカルアンテナであり、通信時には端末本体から外
側へ伸長されて使用され、また、待ち受け時には端末本
体に伸縮され、格納されて使用される。
【0012】サブアンテナ11は、ダイバシチ受信用の
受信専用アンテナであり、例えば携帯電話機1の本体内
部の回路基板上に設けられたセラミック等の誘電体によ
る小型のチップアンテナである。一般に、サブアンテナ
11としては、メインアンテナ10より受信利得の低い
ものが使用されている。
受信専用アンテナであり、例えば携帯電話機1の本体内
部の回路基板上に設けられたセラミック等の誘電体によ
る小型のチップアンテナである。一般に、サブアンテナ
11としては、メインアンテナ10より受信利得の低い
ものが使用されている。
【0013】外部接続端子12は、必要に応じて外部ア
ンテナ20が接続されるコネクタであり、例えば携帯電
話機1の本体下部に設けられている。また、外部接続端
子12には、外部アンテナ20の接続状態を検出する検
出端子12aが設けられていて、接続状態に応じた制御
信号を出力する。ここでは、検出端子12aは抵抗Rを
介して所定の電源(+5V)にプルアップされ、また、
外部アンテナ20が接続されると接地(=0V)される
ようになっている。これにより、検出端子12aから
は、外部アンテナ20が接続された場合は制御信号
“L”(ローレベル=0V)が出力される。他方、外部
アンテナ20が接続されていない場合は制御信号“H”
(ハイレベル=+5V)が出力される。なお、この外部
接続端子12は、外部アンテナ20のほか、各種コンピ
ュータ端末、あるいは内部充電池用の充電器を接続でき
るようになっている。
ンテナ20が接続されるコネクタであり、例えば携帯電
話機1の本体下部に設けられている。また、外部接続端
子12には、外部アンテナ20の接続状態を検出する検
出端子12aが設けられていて、接続状態に応じた制御
信号を出力する。ここでは、検出端子12aは抵抗Rを
介して所定の電源(+5V)にプルアップされ、また、
外部アンテナ20が接続されると接地(=0V)される
ようになっている。これにより、検出端子12aから
は、外部アンテナ20が接続された場合は制御信号
“L”(ローレベル=0V)が出力される。他方、外部
アンテナ20が接続されていない場合は制御信号“H”
(ハイレベル=+5V)が出力される。なお、この外部
接続端子12は、外部アンテナ20のほか、各種コンピ
ュータ端末、あるいは内部充電池用の充電器を接続でき
るようになっている。
【0014】外部アンテナ20は、例えば携帯電話機1
を自動車に搭載して使用する場合に接続される車載用ア
ンテナである。一般に、外部アンテナ20として、メイ
ンアンテナ10及びサブアンテナ11より無線信号に対
する受信利得の高いものが使用される。
を自動車に搭載して使用する場合に接続される車載用ア
ンテナである。一般に、外部アンテナ20として、メイ
ンアンテナ10及びサブアンテナ11より無線信号に対
する受信利得の高いものが使用される。
【0015】スイッチ13は、外部アンテナ20の接続
状態に基づいてメインアンテナ10又はサブアンテナ1
1を選択し、後段の受信処理部30に接続する。ここで
は、外部接続端子12から出力される制御信号の出力レ
ベルに基づいて外部アンテナ20の接続状態が判断でき
るので、スイッチ13では、例えば、図2に示すように
制御信号が“L”(=外部アンテナ20の接続された状
態)の場合にメインアンテナ10を選択するようになっ
ている。また、制御信号が“H”(外部アンテナ20の
接続されていない状態)の場合はサブアンテナ11が選
択される。受信処理部30は、選択されたアンテナが受
信した無線信号を復調する。
状態に基づいてメインアンテナ10又はサブアンテナ1
1を選択し、後段の受信処理部30に接続する。ここで
は、外部接続端子12から出力される制御信号の出力レ
ベルに基づいて外部アンテナ20の接続状態が判断でき
るので、スイッチ13では、例えば、図2に示すように
制御信号が“L”(=外部アンテナ20の接続された状
態)の場合にメインアンテナ10を選択するようになっ
ている。また、制御信号が“H”(外部アンテナ20の
接続されていない状態)の場合はサブアンテナ11が選
択される。受信処理部30は、選択されたアンテナが受
信した無線信号を復調する。
【0016】スイッチ14は、外部アンテナ20が外部
接続端子12に接続されると、接続された外部アンテナ
20を選択し、共用器31を介して後段の各処理部3
2、33に接続する。ここでは、スイッチ14では、ス
イッチ13と同様にして上記制御信号が“L”の場合に
外部アンテナ20を選択するようになっている。受信処
理部32は、受信処理部30と同様にして無線信号を復
調し、他方、送信処理部33は、選択されたアンテナに
より送信される無線信号を変調を行う。また、共用器3
1は、1本のアンテナ(送受信兼用アンテナ)を受信処
理部32と送信処理部33で共用するためのものであ
る。
接続端子12に接続されると、接続された外部アンテナ
20を選択し、共用器31を介して後段の各処理部3
2、33に接続する。ここでは、スイッチ14では、ス
イッチ13と同様にして上記制御信号が“L”の場合に
外部アンテナ20を選択するようになっている。受信処
理部32は、受信処理部30と同様にして無線信号を復
調し、他方、送信処理部33は、選択されたアンテナに
より送信される無線信号を変調を行う。また、共用器3
1は、1本のアンテナ(送受信兼用アンテナ)を受信処
理部32と送信処理部33で共用するためのものであ
る。
【0017】なお、スイッチ13、14には制御信号を
入力する入力端子13a、14aが設けられていて、そ
れぞれ検出端子12aと接続されている。また、上記し
た外部接続端子12、スイッチ14、受信処理部30、
32、送信処理部33及び共用器31には、従来の携帯
電話機と同一構成のものが利用できる。
入力する入力端子13a、14aが設けられていて、そ
れぞれ検出端子12aと接続されている。また、上記し
た外部接続端子12、スイッチ14、受信処理部30、
32、送信処理部33及び共用器31には、従来の携帯
電話機と同一構成のものが利用できる。
【0018】このように構成された携帯電話機1では、
車載用アンテナ等の外部アンテナ20が外部接続端子1
2を介して接続されると、スイッチ14が外部接続端子
12からの制御信号に基づいて、メインアンテナ10に
換えて外部アンテナ20を選択し、共用器31を介して
後段の各処理部32、33に接続するとともに、スイッ
チ13が上記制御信号に基づいて、サブアンテナ11に
換えてメインアンテナ10を選択して受信処理部30に
接続する。
車載用アンテナ等の外部アンテナ20が外部接続端子1
2を介して接続されると、スイッチ14が外部接続端子
12からの制御信号に基づいて、メインアンテナ10に
換えて外部アンテナ20を選択し、共用器31を介して
後段の各処理部32、33に接続するとともに、スイッ
チ13が上記制御信号に基づいて、サブアンテナ11に
換えてメインアンテナ10を選択して受信処理部30に
接続する。
【0019】したがって、携帯電話機1では、最も受信
利得の高い外部アンテナ20と次に受信利得の高い端末
本体のメインアンテナ10を受信アンテナとして使用す
るので、最も良好な受信環境で基地局からの無線信号を
受信することができる。また、受信アンテナとして使用
する外部アンテナと内部アンテナの受信利得の差が小さ
くなり、ダイバシチ受信機能による受信性能の改善効果
がより一層期待できる。
利得の高い外部アンテナ20と次に受信利得の高い端末
本体のメインアンテナ10を受信アンテナとして使用す
るので、最も良好な受信環境で基地局からの無線信号を
受信することができる。また、受信アンテナとして使用
する外部アンテナと内部アンテナの受信利得の差が小さ
くなり、ダイバシチ受信機能による受信性能の改善効果
がより一層期待できる。
【0020】また、外部接続端子12は、従来の構成が
利用できるので、互換性が保たれ、外部アンテナを含む
従来の外部接続端子用の接続機器を使用することができ
る。これにより、外部接続機器の買い換えによる新たな
コストの負担等、ユーザに対する利便性の低下を防止す
ることができる。
利用できるので、互換性が保たれ、外部アンテナを含む
従来の外部接続端子用の接続機器を使用することができ
る。これにより、外部接続機器の買い換えによる新たな
コストの負担等、ユーザに対する利便性の低下を防止す
ることができる。
【0021】また、本発明は、上述した実施形態に限定
されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更でき
ることは勿論である。例えば、外部接続端子に2系統の
外部アンテナが接続できる場合でもよく、この外部接続
端子に1系統の外部アンテナが接続された場合は、上述
の実施形態と同様にして、携帯無線端末では、接続され
た1系統の外部アンテナを使用して最も良好な受信環境
で基地局からの無線信号を受信することができる。
されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更でき
ることは勿論である。例えば、外部接続端子に2系統の
外部アンテナが接続できる場合でもよく、この外部接続
端子に1系統の外部アンテナが接続された場合は、上述
の実施形態と同様にして、携帯無線端末では、接続され
た1系統の外部アンテナを使用して最も良好な受信環境
で基地局からの無線信号を受信することができる。
【0022】さらに、本実施形態では、検出端子12a
から出力される制御信号により直接スイッチ13を制御
しているが、検出端子12aから出力される制御信号を
図示しないCPU(中央演算処理装置)等により一括し
て処理し、このCPUからスイッチ13に対して制御信
号を出力するように構成してもよい。
から出力される制御信号により直接スイッチ13を制御
しているが、検出端子12aから出力される制御信号を
図示しないCPU(中央演算処理装置)等により一括し
て処理し、このCPUからスイッチ13に対して制御信
号を出力するように構成してもよい。
【0023】また、本実施形態では、スイッチ13とス
イッチ14が独立したスイッチの場合について説明して
いるが、例えば図3に示すように連動した2回路からな
るスイッチ13によりスイッチ13とスイッチ14を1
つのスイッチとして構成してもよく、また、これらのス
イッチは機械的スイッチでも半導体スイッチでもよい。
イッチ14が独立したスイッチの場合について説明して
いるが、例えば図3に示すように連動した2回路からな
るスイッチ13によりスイッチ13とスイッチ14を1
つのスイッチとして構成してもよく、また、これらのス
イッチは機械的スイッチでも半導体スイッチでもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
部アンテナが前記外部接続端子に接続されて送受信兼用
アンテナに切り換えられたときに、アンテナ切換手段
が、送受信兼用の第1のアンテナを該第1のアンテナよ
り受信利得の低い受信専用の第2のアンテナに替わって
切り換えるので、携帯無線端末では、外部アンテナが接
続された場合に、第1のアンテナより利得の高い第1の
アンテナを使用して基地局からの無線信号をダイバーシ
チ受信することが可能となり、無線信号に対する受信性
能を向上することができる。
部アンテナが前記外部接続端子に接続されて送受信兼用
アンテナに切り換えられたときに、アンテナ切換手段
が、送受信兼用の第1のアンテナを該第1のアンテナよ
り受信利得の低い受信専用の第2のアンテナに替わって
切り換えるので、携帯無線端末では、外部アンテナが接
続された場合に、第1のアンテナより利得の高い第1の
アンテナを使用して基地局からの無線信号をダイバーシ
チ受信することが可能となり、無線信号に対する受信性
能を向上することができる。
【0025】また、本発明によれば、アンテナ切換手段
が、外部接続端子に設けられた検出手段から出力される
外部アンテナの接続状態信号に基づいて第1のアンテナ
を切り換えるので、内部アンテナの切り換え動作を制御
する制御信号の生成回路を新たに設ける必要が無く、従
来の携帯無線端末から容易に移行できる。
が、外部接続端子に設けられた検出手段から出力される
外部アンテナの接続状態信号に基づいて第1のアンテナ
を切り換えるので、内部アンテナの切り換え動作を制御
する制御信号の生成回路を新たに設ける必要が無く、従
来の携帯無線端末から容易に移行できる。
【図1】 本発明の第1の実施形態による携帯電話機の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】スイッチ13の制御信号に対する選択内容を示
す図である。
す図である。
【図3】従来の無線通信装置のアンテナ切り換え回路を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
1 携帯電話機(携帯無線端末)
10 メインアンテナ(第1のアンテナ)
11 サブアンテナ(第2のアンテナ)
12 外部接続端子
12a 検出端子(検出手段)
13、13‘ スイッチ(アンテナ切換手段)
20 外部アンテナ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 5J021 AA03 AA13 AB02 AB06 CA06
DB05 EA03 FA31 FA32 GA03
HA06 HA10 JA07
5K011 AA16 DA02 DA21 JA01
5K067 AA44 BB04 EE02 KK03
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の内部アンテナと、外部アンテナを
接続可能な外部接続端子とを備える携帯無線端末におい
て、前記複数の内部アンテナが、送受信兼用の第1のア
ンテナと、該第1のアンテナより受信利得の低い受信専
用の第2のアンテナとからなり、外部アンテナが前記外
部接続端子に接続されたときに、前記第1のアンテナを
受信専用アンテナに切り換えるアンテナ切換手段を備え
ることを特徴とする携帯無線端末。 - 【請求項2】 前記第1のアンテナが受信専用アンテナ
に切り換えられたときに、前記第2のアンテナに接続さ
れていた受信信号処理手段を、前記第1のアンテナに接
続されるよう切り換えることを特徴とする請求項1また
は2記載の携帯無線端末。 - 【請求項3】前記アンテナ切換手段が、前記外部接続端
子に設けられた検出手段から出力される外部アンテナの
接続状態信号に基づいて前記第1のアンテナを受信専用
アンテナに切り換えることを特徴とする請求項1または
2の何れかに記載の携帯無線端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002123133A JP2003318770A (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | 携帯無線端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002123133A JP2003318770A (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | 携帯無線端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003318770A true JP2003318770A (ja) | 2003-11-07 |
Family
ID=29538559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002123133A Pending JP2003318770A (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | 携帯無線端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003318770A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7292192B2 (en) | 2004-09-27 | 2007-11-06 | Kyocera Corporation | Antenna system and portable terminal having the antenna system |
WO2012171245A1 (zh) * | 2011-06-13 | 2012-12-20 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种微微基站内外天线自动切换方法、装置及系统 |
-
2002
- 2002-04-24 JP JP2002123133A patent/JP2003318770A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7292192B2 (en) | 2004-09-27 | 2007-11-06 | Kyocera Corporation | Antenna system and portable terminal having the antenna system |
WO2012171245A1 (zh) * | 2011-06-13 | 2012-12-20 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种微微基站内外天线自动切换方法、装置及系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041018 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060911 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060919 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070130 |