JPH05162205A - フィルム張付装置 - Google Patents

フィルム張付装置

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JPH05162205A
JPH05162205A JP35237191A JP35237191A JPH05162205A JP H05162205 A JPH05162205 A JP H05162205A JP 35237191 A JP35237191 A JP 35237191A JP 35237191 A JP35237191 A JP 35237191A JP H05162205 A JPH05162205 A JP H05162205A
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JP
Japan
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roller
film
substrate
wiping
pressure
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JP35237191A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Taguchi
博 田口
Seiji Sugimoto
清二 杉本
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Somar Corp
Original Assignee
Somar Corp
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Publication date
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    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B37/00Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding
    • B32B37/0038Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding involving application of liquid to the layers prior to lamination, e.g. wet laminating
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B5/00Drying solid materials or objects by processes not involving the application of heat
    • F26B5/14Drying solid materials or objects by processes not involving the application of heat by applying pressure, e.g. wringing; by brushing; by wiping
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B2457/00Electrical equipment
    • B32B2457/08PCBs, i.e. printed circuit boards
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0073Masks not provided for in groups H05K3/02 - H05K3/46, e.g. for photomechanical production of patterned surfaces
    • H05K3/0079Masks not provided for in groups H05K3/02 - H05K3/46, e.g. for photomechanical production of patterned surfaces characterised by the method of application or removal of the mask

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧着ローラの拭き取りローラの耐久性を高め
て、圧着不良を未然に防止することができる。 【構成】 ウェットローラ48から基板6に水を付着さ
せるウェットローラ48を有して、水の付着された基板
6のフィルム張付面に圧着ローラ28により積層体フィ
ルム1Bを張付ける際に、圧着ローラ28に接して回動
し、圧着ローラ28に付着した水を拭き取りローラ78
で除去する。この際、拭き取りローラ78の拭き取り面
は金属材からなるメッシュ構造のため、耐久性が高く、
しかも、拭き取りが迅速且つ確実なため圧着不良が生じ
ることがない。又、耐久性の高さから拭き取りローラ交
換の作業時間を著しく減少させて作業能率、生産性を向
上させ得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水等の空泡防止液を基
板に付着させる手段を有し、空泡防止液の付着された基
板のフィルム張付面に圧着ローラによりフィルムを張付
けるためのフィルム張付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等の電子機器に使用される
プリント配線板は、銅等からなる所定パターンの配線が
絶縁基板の片面又は両面に形成されたものである。
【0003】この種のプリント配線板の製造工程におい
ては、先ず、絶縁性基板上に設けられた導電層(銅薄
膜)上に、感光性樹脂(フォトレジスト)層とそれを保
護する透光性樹脂フィルム(保護膜)とからなる積層体
フィルムを熱圧着(熱圧着ラミネートとも称される)す
る。この熱圧着は、フィルム張付装置(薄膜張付装置と
も称される)、いわゆるラミネータによる量産工程にお
いて行われる。
【0004】前記のフィルム張付装置に関して、従来か
ら種々の技術が提案されている(例えば、出願人が既に
特開昭63−208037号公報、特開平3−7344
号公報で提案したものがある)。
【0005】図7は、前記のような従来のフィルム張付
装置の構成例を示すものである。なお、図7には、絶縁
性基板(以下単に基板という)の搬送経路を中心に上・
下の構成機器が略同様なため、当該経路から上部側の構
成のみを示している。
【0006】薄膜張付装置においては、透光性樹脂フィ
ルム、感光性樹脂層及び透光性樹脂フィルムの3層構造
からなる積層体フィルム(以下、3層積層体フィルムと
いう)が、供給ローラ2に連続的に巻き回されている。
該3層積層体フィルム1は、前記供給ローラ2から巻き
出され、その後、薄膜分離ローラ3で、透光性樹脂フィ
ルム1Aと、1面(接着面となる)が露出された感光性
樹脂層及び透光性樹脂フィルムからなる積層体フィルム
1Bとに分離される。分離された積層体フィルム1B
は、テンションローラ9を経由してメインバキュームプ
レート(フィルム供給部材)5の表面上に供給される。
その後、積層体フィルム1Bの供給経路にはサブバキュ
ームプレート13とカッタ14とが設けられ、その先に
バキュームバー15及び圧着ロール16が設けられてい
る。
【0007】前記圧着ロール16は、一般に、金属ロー
ルの表面をゴムシートで被覆した構造とされている。
【0008】前記メインバキュームプレート5は、前記
積層体フィルム1Bを吸着して保持しながら、前記供給
ローラ2から基板6の導電層上に仮付けするためのもの
である。前記メインバキュームプレート5は、図7に示
されるように、前記基板6に近接し且つ離反する(矢印
B方向に移動する)支持部材7に進退動可能に設けられ
ている。
【0009】前記この支持部材7は、ガイド部材8に摺
動して矢印B方向に移動可能なように装置本体(フィル
ム張付装置のフレーム部材)9に設けられる。又、支持
部材7は、前記基板6の搬送経路を中心に、上下、一対
に設けられており、上部の支持部材7と下部の支持部材
7とは、ラックアンドピニオン機構により連動的に動作
する。つまり、上下、一対の支持部材7には、各々にラ
ック7Aが設けられており、この各々のラック7Aと噛
合うピニオン7B(このピニオン7Bは前記装置本体9
に固定されている)が設けられて、図示しない駆動源の
駆動力が与えらることにより、連動的に動作する。
【0010】又、前記メインバキュームプレート5は、
前記支持部材7の移動とは独立的に基板6に近接し且つ
離反する(矢印C方向に移動する)動作をするように、
支持部材7に設けられている。即ち、メインバキューム
プレート5は、支持部材12に設けられたシリンダ等か
らなるラックアンドピニオン機構により前記のような動
作をする。このラックアンドピニオン機構は、支持部材
7に固着された第1のラック12Aと、第2の駆動源1
1により前記ラック12Aに沿い前後動し、且つ当該ラ
ック12Aと噛合うピニオン12Bと、前記ラック12
Aと平行に移動し、且つ、前記ピニオン12Bと噛合う
第2のラック12Cとからなる。
【0011】なお、前記メインバキュームプレート5の
先端には仮付部5Aが設けられている。この仮付け部5
Aはその内部に発熱体5Bが設けられている。メインバ
キュームプレート5で積層体フィルム1Bを基板に仮付
けするときには、前記仮付け部5Aが積層体フィルム1
Bを巻き付けた状態で基板6に近接(あるいは当接)す
る。この際、前記仮付部5Aは、前記発熱体5Bの発熱
により加熱されており、これにより積層体フィルム1B
の先端部を熱圧着により仮付けする。
【0012】前記サブバキュームプレートは、前記積層
体1Bの供給方向の先端部を吸着し、前記仮付け部5A
に当該先端部を吸着(保持)させるように動作する。こ
のサブバキュームプレート13の動作は、支持部材7に
取付けられた、例えばエアシリンダからなる駆動源13
Aで、積層体1Bの供給経路に対して近接及び離反(矢
印D方向に移動)することにより行われる。又、この動
作は、メインバキュームプレート5が積層体フィルム1
3を基板6に仮付けする際も行われる。
【0013】前記カッタ14は、積層体フィルム1Bを
基板6の寸法に応じた長さ分に切断するものである。前
記カッタ14は、前記サブバキュームプレート13に前
記供給経路を挟んで、対向して設けれられる。
【0014】前記圧着ローラ16は、基板搬送経路の上
・下に設けられており、上・下の圧着ロール16は、積
層体フィルム1Bが仮付された基板6を所定圧力で挟
み、且つ、熱を加えることにより、該積層体フィルム1
Bを基板6に熱圧着する。
【0015】前記のようなフィルム張付装置により、積
層体フィルム1Bを圧着するに際しては、圧着後に該フ
ィルム1Bと基板6間に気泡(空泡)が生じては、圧着
製品の不良の原因になる。そこで、この気泡を防止する
ため、圧着前の基板6にウェットローラにより、水等の
空泡防止液を塗布している。
【0016】ここで、圧着される積層体フィルム1B
は、基板6全面よりやや小さい面積に張付けられるのが
通常であり、基板6の端部に塗布された水(空泡防止
液)は、圧着ローラに付着する。又、基板の全面に積層
体フィルム1Bが張付けられたときも、張付けた端部か
ら水がしみ出すときがあり、この場合も圧着ローラに水
が付着する。
【0017】この圧着ローラに水が付着したままとなっ
たならば、積層体フィルム1B表面に付着水が転写さ
れ、後の露光工程でマスクとして作用してしまい、パタ
ーン不良を生じる。更に、積層体フィルム1Bへの伝熱
不良が生じて、圧着不良が生じる恐れがある。
【0018】このため、圧着ローラには、前記水を拭き
取って除去するための拭き取りローラが設けられてい
る。従来の拭き取りローラはその拭き取り面がフェル
ト、スポンジ等からなっていた。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】圧着ローラは熱圧着す
るために熱を発しており、該圧着ローラに接する拭き取
りローラに、熱が伝わる。
【0020】しかしながら、従来の拭き取りローラは、
その拭き取り面に、前記のようにスポンジ、フェルト等
を用いており、これらは熱に弱いことから耐久力がなか
った。このため、拭き取りローラの拭き取り能力が一定
せず、拭き取り能力の低下により、拭き取り残りが生じ
て圧着不良が生じる恐れがあった。
【0021】又、従来の圧着ローラの拭き取りローラ
は、耐久性の低さから頻繁な交換が必要となり、作業負
荷が大きいという問題点があった。
【0022】本発明は、前記従来の問題点を解消するた
めなされたものであって、圧着ローラの拭き取りローラ
の耐久性を高めて、圧着不良を未然に防止できる圧着ロ
ーラの拭き取りローラを提供することを課題とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、水等の空泡防
止液を基板に付着させる手段を有し、空泡防止液の付着
された基板のフィルム張付面に圧着ローラによりフィル
ムを張付けるためのフィルム張付装置において、前記圧
着ローラに接して回動し、前記圧着ローラに付着した空
泡防止液を除去するための拭き取りローラが設けられ、
該拭き取りローラの拭き取り面が、金属材とされている
ことにより、前記課題を解決するものである。
【0024】又、本発明においては、前記拭き取りロー
ラの拭き取り面を吸液構造とすることができる。
【0025】又、本発明においては、前記吸液構造をメ
ッシュ構造とすることができる。
【0026】又、本発明においては、前記吸液構造を多
孔質構造とすることができる。
【0027】又、本発明においては、前記吸液構造を溝
構造とすることができる。
【0028】又、本発明においては、前記拭き取りロー
ラにより拭き取った液を、該拭き取りローラ内に吸引す
るようにすることができる。
【0029】更に、本発明においては、前記拭き取りロ
ーラにヒータが内蔵されているようにすることができ
る。
【0030】
【作用】本発明においては、フィルム張付装置におい
て、圧着ローラに接して回動し、該圧着ローラに付着し
た水等の空泡防止液を除去する拭き取りローラを設け、
該拭き取りローラの拭き取り面を金属材としている。
【0031】従って、拭き取りローラの回転によって拭
き取り面が常に更新され、拭き取った付着液は蒸発等す
るので、常に乾いた面が圧着ローラに接する。
【0032】更に、拭き取り面が金属材からなるものの
ため、拭き取りローラは熱に対する耐久力が高い。よっ
て、圧着ローラが熱圧着のため熱を発して拭き取りロー
ラに熱が伝わった場合でも、拭き取りローラは劣化せ
ず、あるいは、劣化が少ない。このため、拭き取り能力
が安定するため、拭き取り不良が発生せず、これが原因
する、空泡防止液の残存による圧着不良が生じる恐れが
全くない。
【0033】又、耐久性が高いことから、頻繁な拭き取
りローラ交換を必要としない。従って、ローラ交換によ
る装置停止時間が著しく減少するため、作業能率更には
生産能率が向上する。
【0034】なお、前記吸液構造をメッシュ構造や多孔
質構造としたり、溝幅が小さな溝構造とすれば、メッシ
ュ間に毛細管現象が生じるため、吸液能力が高く、従っ
て、圧着ローラ上の空泡防止液を迅速且つ確実に除去す
ることができる。
【0035】又、前記吸液構造を、メッシュ構造、多孔
質構造、溝構造等の拭き取りローラの表面積を増やす構
成とすれば、拭き取った付着液の蒸発が促進され、常に
乾いた面が圧着ローラに接する。
【0036】更に、ヒータを併用すれば、蒸発が一層促
進される。
【0037】又、拭き取りローラを吸引構造として、該
拭き取りローラ内に付着液を吸引除去してもよい。
【0038】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0039】この実施例は、基板(絶縁性基板)6のフ
ィルム張付面に基板の長さに応じた積層体フィルム1B
を張付けるためのフィルム張付装置に本発明を実施した
ものである。
【0040】図1は、実施例に係るフィルム張付装置の
全体的な構成を示すものである。
【0041】又、図2は、前記張付装置の基板搬送路か
ら上方向の構成を中心に示したものである。
【0042】図1及び図2に示されるように、前記フィ
ルム張付装置は、主に、基板6を仮付け及び圧着位置に
前進させて搬入するための搬入部20と、前記積層体フ
ィルム1Bが圧着された基板6を搬出するための搬出部
22と、透光性樹脂フィルム、感光性樹脂層及び透光性
樹脂フィルムの3層構造からなる3層積層体フィルム1
を蓄積し、一面(接着面)が露出された感光性樹脂層及
び透光性樹脂フィルムからなる積層体フィルム1Bを供
給するための積層体フィルム蓄積部24と、供給された
積層体フィルム1Bを吸着し、基板6のフィルム張付面
に積層体フィルム1の先端側を仮止めするための仮止め
部26と、前記フィルム1Bが仮止めされた基板6に当
該フィルム1Bを圧着ローラ28で熱圧着(熱圧着ラミ
ネート)させるための圧着部30とを有する。
【0043】即ち、図1及び図2に示されるように、前
記積層体フィルム蓄積部24においては、前記3層積層
体フィルム1が、供給ローラ2に連続的に巻き回されて
蓄積されている。巻き回された積層体フィルム1は、巻
き出されて、ガイドローラ32を介してフィルム分離ロ
ーラ(フィルムの分離部材)3に至る。このフィルム分
離ローラ3は、前記積層体フィルムを、透光性樹脂フィ
ルム(保護膜)1Aと、前記一面(接着面)が露出され
た感光性樹脂層及び透光性樹脂フィルムからなる積層体
フィルム1Bとに分離するものである。分離された透光
性樹脂フィルム1Aは、ガイドローラ34を介して前記
巻き回されて積層体フィルム1上を移動し、巻取ローラ
4に巻取られるようになっている。なお、巻き回されて
積層体フィルム1の側面側には、フィルムの蓄積されて
いる量を、フィルム巻径から検出する巻径検出センサ、
即ち、フィルム巻径用が所定に大きいことを検出する大
径用フィルム巻径検出センサ36Aと、フィルム巻径が
所定に小さいことを検出する小径用フィルム巻径検出セ
ンサ36Bが設けられる。
【0044】前記搬入部20には、基板6に駆動力を与
えて搬送するための駆動ローラ38が、搬入経路に沿っ
て、適宜の間隔で複数設けられている。この駆動ローラ
38は、図示されないモータ等の駆動手段から駆動力が
与えられて駆動する。又、この駆動ローラ38の1つお
き(又は、適宜の駆動ローラ38)のものの搬送経路を
挟んで対向する位置には、回動自在な従動ローラ40が
設けられている。この従動ローラ40は、駆動ローラ3
8と共に基板6を挟んで、基板6に確実に駆動力を付与
するものである。
【0045】又、前記搬送経路に沿い、且つ、駆動ロー
ラ38間の適宜の箇所には、前記基板6の幅方向位置を
所定位置に合せるための幅寄せ器42が設けられてい
る。
【0046】又、前記駆動ローラ38のうち、圧着部3
0側終端のものの搬送経路を挟んで対向する側には、回
動自在な基板押えローラ46が設けられている。例えば
この基板押えローラ46はエアシリンダからなる基板押
え部材44により上昇及び下降する。この基板押えロー
ラ46は、基板押え部材44により下降したときに、当
該駆動ローラ38と共に基板6を挟持して、積層体フィ
ルム1Bが仮付け又は熱圧着される際の基板6の上下方
向の揺動を制止するものである。
【0047】又、前記終端の駆動ローラ38の搬送方向
下流側には、熱圧着される積層体フィルム1Bと基板6
との間に気泡(空泡)が生じるのを防止するため、水等
の空泡防止液を基板6に付着させるウェットローラ48
が設けられている。
【0048】なお、前記基板6の搬送経路の近傍には、
基板6を検出する各センサS1〜S3が設けられる。搬
送経路の上流側に設けられたセンサS1は、前記搬入部
20中に送られてきた基板6の例えば先端位置を検出し
て、その検出信号により、前記幅寄せ器42を作動させ
るための幅寄せ開始センサS1である。又、この幅寄せ
開始センサS1の下流側に設けられたセンサS2は、基
板6の後端部を検出するための基板後端検出センサS2
である。又、前記圧着部30入側に設けられたセンサS
3は、基板6の先端部を検出するための基板先端検出セ
ンサS3である。
【0049】前記搬出部22には、基板6に駆動力を与
えて搬送するための、図示されない駆動モータで駆動さ
せる出側駆動ローラ50が複数設けられる。その駆動ロ
ーラ50の適宜のものには、搬送経路を挟んでに対向す
る位置に、回動自在な従動ローラ52が設けられてい
る。この従動ローラ52は、前記駆動ローラ50と共に
基板6を挟んで、基板6に確実に駆動力を付与するため
のものである。又、この搬出部22の圧着部30出側近
傍には、基板6の通過したことを検出するための基板通
過検出センサS4が設けられる。
【0050】前記仮付部26には、前記積層体フィルム
蓄積部24から供給された積層体フィルム1Bが、テン
ションローラ54を介して搬送されるようになってい
る。なお、このテンションローラ54は、前記供給ロー
ラ2とメインバキュームプレート(フィルム供給部材に
相当)56との間の積層体フィルム1Bに適度な張力を
与えるものである。この適度な張力により前記メインバ
キュームプレート56に供給する積層体フィルム1Bに
はしわ等が生じない。
【0051】又、前記テンションローラ54出側からメ
インバキュームプレート56迄の積層体フィルム1B供
給経路上には、当該積層体フィルム1Bの静電気を除去
する静電気除去器58が設けられている。
【0052】又、メインバキュームプレート56と前記
圧着部30間の積層体フィルム搬送路上には、先端巻き
付けフィルム保持部材60と、カッタ62と、サポート
ローラ64が設けられている。
【0053】前記メインバキュームプレート56は、前
記供給ローラ2から送られてきた積層体フィルム1Bの
先端側を吸着し、且つ、搬送された基板6の搬送方向先
端部に近接して、当該基板6先端部表面(上・下の両表
面)に積層体フィルム1Bの先端側を仮付けするよう作
動するものである。なお、このメインバキュームプレー
ト56は取付け部材66に固着されて当該取付部材66
と一体的に作動し、且つ、上・下のメインバキュームプ
レート56が同調して動作し、基板6に同時に接近して
仮付けするようになっている。
【0054】前記先端巻き付けフィルム保持部材60
は、前記積層体フィルム1Bの先端側を負圧により吸引
し、基板搬送方向(図1中に、矢印Aの方向)に後退す
ることによりメインバキュームプレート56の先端側フ
ィルム仮付け部56Aに当該積層体フィルム1Bを吸着
させるものである。
【0055】前記カッタ62は、円筒部材の外周面にや
や螺旋を描くように切断刃が設けられた回転刃62Aと
直線状の切断刃からなる固定刃62Bを有するものであ
る。固定刃62B上を搬送される積層体フィルム1B
を、前記回転刃62Aの回転によりフィルム1Bをその
搬送方向に直角に切断するものである。カッタ62は回
転刃62Aが回転することにより、回転刃62A及び固
定刃62B同士を接近させて積層体フィルム1Bを基板
6の寸法に応じた所定の長さに切断するものである。こ
のカッタ62は積層体フィルム1Bを供給する方向に直
角に切断するため、積層体フィルム1B供給中に回転刃
62A及び固定刃62Bの長手方向片側を供給方向に移
動させ、カッタ62の切断点が供給方向に移動する速度
を前記フィルム1Bの供給速度と同調するようになって
いる。
【0056】前記サポートローラ64は、カッタ62及
び圧着ローラ28間のフィルム供給経路上に前記メイン
バキュームプレート56の吸着面上のフィルム供給経路
と同一平面に接するように設けられたローラからなるも
のである。
【0057】前記サポートローラ64は、圧着ローラ2
8に送られる積層体フィルム1Bが、前記カッタ62で
切断された後の、しわ等が寄らないように当該ロール2
8に円滑に送るように導くものである。
【0058】前記メインバキュームプレート56が固着
される取付部材66は、図1に示すように、上と下で同
様の構成を有し、これら取付部材66を、同調して基板
方向に移動させるため、各取付部材66にはラックギヤ
68が設けられると共に、当該ラックギヤ68の双方に
噛合うピニオンギヤ70が設けられる。
【0059】又、前記取付部材66は、ガイドレール7
2上を摺動して移動し、このガイドレール72に従った
取付け部材66の移動方向がメインバキュームプレート
56の移動方向となるようになってる。
【0060】前記ピニオンギヤ70は、フィルム張付装
置の本体フレームの一定位置で回動するため、ラックギ
ヤ68と共に上・下のメインバキュームプレート56を
同調動作させる。又、前記ピニオンギヤ70は、図示さ
れないサーボモータ(メインバキュームプレート駆動用
サーボモータ)で電磁クラッチを介して駆動される。上
・下の取付部材66にはバキュームプレート56幅方向
に一対設けられたシリンダ(図示省略)のシリンダ管
体、ピストンロッドがそれぞれ連結され、上・下の取付
部材66が連動するようになっている。なお、実施例で
は、基板6から所定距離となるまでは前記サーボモータ
で前進させる。その後、電磁クラッチを切り、シリンダ
で駆動して仮付けし、仮付け後、基板からの離反はシリ
ンダで行うようになっている。
【0061】前記圧着部30には、前記積層体フィルム
1Bを基板上に熱圧着するための圧着ローラ28と共
に、当該圧着ローラ28が軸支され、当該圧着ローラ2
8を前後動させるように保持する圧着ローラ保持部材7
4と、当該圧着ローラ28の周囲を、前記積層体フィル
ム1Bを吸着しながら回動するバキュームバー76と、
前記圧着ローラ28に付着した水等の空泡防止液を拭き
取るための圧着ローラ拭き取りローラ78と、圧着後の
基板6の表面の空泡防止液を拭き取るための基板拭き取
りローラ80と、上・下に対称となる圧着ローラ保持部
材78を揺動させて、圧着ローラ28で積層体フィルム
1Bを基板6上に圧着させるための圧着ローラ上下移動
用エアシリンダ82を有する。
【0062】図3に詳細に示すように、前記圧着ローラ
拭き取りローラ78は、圧着ローラ28の圧着側以外の
適宜の箇所に設けられる。
【0063】この圧着ローラ拭き取りローラ78は、自
重、あるいは、ばね部材の付勢力により、圧着ローラ2
8にある程度の力で接して従動するように、圧着ローラ
保持部材74に回動自在に設けられている。なお、図3
において符号78Aは軸受けである。
【0064】前記拭き取りローラ78は、図4に示すよ
うに、その外周面が金属材からなるメッシュ構造を有し
ている。
【0065】この場合、前記外周面が、金属材からなる
もののため、熱に対する耐久性が高く、圧着ローラ28
の発熱が伝わっても劣化せず、あるいは劣化が少ない。
【0066】このため、拭き取り能力が安定し、拭き取
り不良が原因する、水の残存による圧着不良が生じる恐
れが全く生じない。
【0067】又、耐久性の高いことから頻繁な拭き取り
ローラ交換を必要としない。従って、作業能率、更には
生産能率が向上する。
【0068】又、前記のメッシュ構造によれば、圧着ロ
ーラ28に付着した空泡防止液を毛細管現象により速や
かに吸い上げるため、迅速、且つ、確実に前記空泡防止
液を除去することができる。
【0069】なお、実施例では、前記拭き取りローラ7
8の拭き取り面の吸液構造は、前記のようにメッシュ構
造とされている。
【0070】しかしながら、本発明の拭き取りローラの
吸液構造は、これに限定されるものではなく、吸液能力
のある構造であれば他の構造を採用できる。例えば、梨
地肌等細かい凹凸がついた構造や比較的細い棒状材料を
束ねた構造とすることができる。
【0071】又、前記拭き取りローラ78は中実あるい
は中空いずれでもよい。中空の場合、その中空部に乾燥
空気、温風等を吹き込めば乾燥が早いため、更に、圧着
ロールの水分除去能力が向上する。
【0072】圧着ローラ保持部材74の基板6搬出側に
は、前記基板6に付着した残余の空泡防止液を拭き取る
ための基板拭き取りローラ80が回動自在に設けられて
いる。
【0073】なお、前記圧着ローラ上下移動用エアシリ
ンダ82は、左右で上下に対になっている圧着ローラ保
持部材74に対して一つずつ設けられている。
【0074】前記実施例のフィルム張付け装置の制御系
の信号経路を図5に示す。
【0075】図5に示すように、この制御系において
は、各センサS1〜S4と共に、各シリンダ前・後端の
検出センサ(図示省略)やフィルム巻径の各センサ36
Aと36Bの検出信号に従って、中央制御ユニット11
0が各シリンダ用ソレノイド及び各モータの制御信号を
出力するようになっている。カウンタやタイマの機能も
有している。この中央制御ユニット110は、図6に示
す手順に従って前記フィルム張付装置を制御するように
構成されている。この中央制御ユニット110は、例え
ばプログラマブルコントローラやリレーシーケンス回路
により構成することができる。
【0076】次に、実施例の作用を説明する。
【0077】実施例に係るフィルム張付装置は、主に図
6の手順に従って作動する。
【0078】先ず、積層体フィルム1Bの張付け開始準
備状態に手動により設定する(ステップ1)。即ち、十
分な三層積層体フィルム1が巻き回された供給ローラ2
をこのフィルム張付装置に設置する。次いで、前記三層
積層体フィルム1をガイドローラ32からフィルム分離
部材3に通過させて、透光性樹脂フィルム1A、積層体
フィルム1Bに分離する。フィルム分離部材3で分離さ
れた積層体フィルム1Bをメインバキュームプレート5
6からカッタ62の先まで送る。この場合、カッタ62
の回転刃62Aは、手動により固定刃62Bと離すこと
ができ、その間に前記積層体フィルム1Bを通す。
【0079】次いで、積層体フィルム1Bをカッタ62
で切断する(ステップ2)。即ち、回転刃62A及び固
定刃62Bを傾斜させない状態で手動により回転刃62
Aを回転させてフィルム1Bを切断する。
【0080】次いで、メインバキュームプレート56、
圧着ローラ28等を原位置とする(ステップ3)。この
場合、メインバキュームプレート56は、上昇端からあ
る程度下がると共に、メインバキュームプレート56と
先端巻き付けフィルム保持部材60のフィルム搬送面側
は一致する状態とする。
【0081】次いで、自動運転を開始する(ステップ
4)。
【0082】即ち、自動運転が開始すると、前記フィル
ム保持部材60が積層体フィルム1Bを吸着しながら基
板搬送方向に移動する。これにより、積層体フィルム1
Bは、メインバキュームプレート56の先端の仮付け部
56Aに巻き付けられる。
【0083】一方、基板の搬入部20においては、基板
6が搬送されてきて、幅寄せ開始位置センサS1で当該
基板6が検出されると、該基板6は、幅寄せ装置42で
幅寄せされ、所定の幅方向位置になる。
【0084】次いで、幅寄せされた基板6を搬送方向に
進行させ、当該基板の先端を基板先端検出センサS3で
検出すると、その検出信号に従って、中央制御ユニット
110がカウンタのカウントを始める。このカウント
は、予め設定された所定時間をカウントして、基板6の
搬送方向先端部を仮付け位置に停止させる。又、前記基
板先端検出センサS3の信号により、前記中央制御ユニ
ット110の他のカウンタがカウントを開始する。該カ
ウンタが所定時間カウントすると、前記先端巻き付けフ
ィルム保持部材60が基板搬送方向出側に後退して、メ
インバキュームプレート56の仮付部56Aに積層体フ
ィルム1Bを巻付ける。
【0085】なお、前記メインバキュームプレート56
が前進して仮付けするまでに、基板押えローラ46は、
基板押え部材44の駆動により基板6方向に下降し、駆
動ローラ38と共に基板6を挟み付ける。
【0086】次いで、メインバキュームプレート56の
前進により、積層体フィルム1Bを基板6に仮付けする
(ステップ7)。
【0087】即ち、前記他のカウンタが作動しながら、
上・下のメインバキュームプレート56は、ラックギヤ
68及びピニオンギヤ70により同調しながらメインバ
キュームプレート駆動用サーボモータ(図示省略)の駆
動により、基板6の上・下面に向かって前進してくる。
この場合、基板6の上・下面表面上の例えば2cm手前の
位置で、メインバキュームプレート駆動用サーボモータ
の駆動を停止する。その後、メインバキュームプレート
駆動用エアシリンダ(図示省略)の駆動力で上下のメイ
ンバキュームプレート56を前進させ、仮付部56Aを
基板6上・下表面に接近させる。この際、メインバキュ
ームプレート幅方向(積層体フィルム1B幅方向に沿
う)両端に設けられた一対のエアシリンダで仮付けの押
圧力を与える。このため、基板6の両面には、同じ力で
積層体フィルム1Bを仮付けすることができる。なお、
この際、前記サーボモータの駆動力は、前記サーボモー
タの電磁クラッチが解放されるため、ピニオンギヤ70
へは伝達されないようになっている。
【0088】次いで、メインバキュームプレート56を
基板6から離す方向へ後退させ、圧着ローラ28は、前
記メインバキュームプレート56の仮止め部56Aと干
渉し合わないように前進させて、当該圧着ローラ28で
前記仮止めされた積層体フィルム1Bの圧着を開始する
(ステップ8)。
【0089】次いで、積層体フィルム1Bの圧着ローラ
28による圧着が進行していき、基板6に張付けるべき
積層体フィルム1Bの後端がカッタの位置まできたと
き、メインバキュームプレート56による積層体フィル
ム1Bの吸着、及びカッタ62による当該フィルム1B
の切断を行う(ステップ9)。
【0090】即ち、カッタ62の切断点が積層体フィル
ム1Bの供給速度と応じた積層体フィルムを供給方向に
直接に切断可能な傾斜をカッタ62に与えて、カッタ6
2で切断を開始させる。この切断により、積層体フィル
ム1Bは搬送方向に直角に切断される。
【0091】なお、切断中及び切断後、積層体フィルム
1Bはサポートローラ64で誘導される。このため、圧
着ローラ28の径が小さいものであっても、積層体フィ
ルム1Bは固定刃62Bに摺動することなく送られる。
又、圧着中及び切断後にバキュームバー76の吸引が開
始されており、このバキュームバー76は、積層体フィ
ルム1Bを吸着しながらその外周面上を滑らせて、熱圧
着させる。熱圧着するべき積層体フィルム1Bの後端部
に近くなったならば、バキュームバー76は、基板6に
接近するように圧着ローラ28の周囲を旋回動し、熱圧
着が終了する直前まで吸着動作を行う。これにより、積
層体フィルム1Bに適度な張力を与え、積層体フィルム
1Bにしわ等が発生することを防止している(ステップ
9)。なお、前記積層体フィルム1Bをカッタ62で切
断した後は、メインバキュームプレート56及び先端巻
き付けフィルム保持部材60は吸着動作を行い、積層体
フィルム1Bを吸着して保持する。
【0092】次いで、積層体フィルム1Bの熱圧着動作
を続行するか否かを判断する。続行するならば、ステッ
プ5から再び圧着作業を続行する。又、続行しないなら
ば、この作業を終了する。
【0093】なお、前記実施例においては、図1及び図
2に示すフィルム張付装置の圧着ローラの拭き取りロー
ラについて本発明を実施していたが、本発明の拭き取り
ローラを用いることができるフィルム張付装置は、図1
及び図2の構成のものに限定されず、他のいずれの種類
のフィルム張付装置でも本発明の拭き取りローラを用い
ることができる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
圧着ローラの拭き取りローラの耐久性を高めて、圧着不
良を未然に防止することができる。
【0095】又、耐久性の高いことから拭き取りローラ
交換の作業時間を著しく減少させて作業能率更には生産
性を向上させることができる等の優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例に係るフィルム張付装
置の全体構成を示す直面図である。
【図2】図2は、前記フィルム張付装置の基板搬送路か
ら上側の構成を詳細に示す側面図である。
【図3】図3は、前記装置に設けられる圧着ローラ拭き
取りローラの詳細な取付構成を示す側面図である。
【図4】図4は、前記拭き取りローラの詳細な構成を示
す斜視図である
【図5】図5は、前記装置の電気的な信号入出力の構成
を示すブロック図である。
【図6】図6は、前記実施例の作用を説明するための前
記装置における圧着手順を示す流れ図である。
【図7】図7は、従来のフィルム張付装置の構成例を示
す側面図である。
【符号の説明】
1B…積層体フィルム、 2…供給ローラ、 3…分離ローラ、 20…搬入部、 22…搬出部、 24…積層体フィルム蓄積部、 26…仮付け部、 28…圧着ローラ、 30…圧着部、 38…駆動ローラ、 40…従動ローラ、 42…幅寄せ器、 44…基板押え部材(エアシリンダ)、 46…基板押えローラ、 48…ウェットローラ、 50…搬出部の駆動ローラ、 52…搬出部の従動ローラ、 54…テンションローラ、 56…メインバキュームプレート、 60…先端巻付フィルム保持部材、 62…カッタ、 62A…回転刃、 62B…固定刃、 64…サポートローラ、 66…取付部、 68…ラックギヤ、 70…ピニオンギヤ、 74…圧着ローラ保持部材、 76…バキュームバー、 78…圧着ローラ拭き取りローラ、 80…基板拭き取りローラ、 82…圧着ローラ上下移動用シリンダ、 S1…幅寄せ開始位置センサ、 S2…基板後端検出センサ、 S3…基板先端検出センサ、 S4…基板通過検出センサ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水等の空泡防止液を基板に付着させる手段
    を有し、空泡防止液の付着された基板のフィルム張付面
    に圧着ローラによりフィルムを張付けるためのフィルム
    張付装置において、 前記圧着ローラに接して回動し、前記圧着ローラに付着
    した空泡防止液を除去するための拭き取りローラが設け
    られ、 該拭き取りローラの拭き取り面が、金属材とされている
    ことを特徴とするフィルム張付装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記拭き取りローラの拭き取り面が吸液構造とされてい
    ることを特徴とするフィルム張付装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記吸液構造がメッシュ構造とされていることを特徴と
    するフィルム張付装置。
  4. 【請求項4】請求項2において、 前記吸液構造が多孔質構造とされていることを特徴とす
    るフィルム張付装置。
  5. 【請求項5】請求項2において、 前記吸液構造が溝構造とされていることを特徴とするフ
    ィルム張付装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、 前記拭き取りローラにより拭き取った液を、該拭き取り
    ローラ内に吸引するようにされていることを特徴とする
    フィルム張付装置。
  7. 【請求項7】請求項1において、 前記拭き取りローラにヒータが内蔵されていることを特
    徴とするフィルム張付装置。
JP35237191A 1991-12-13 1991-12-13 フィルム張付装置 Pending JPH05162205A (ja)

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