JPH05161440A - 電動リール - Google Patents
電動リールInfo
- Publication number
- JPH05161440A JPH05161440A JP32937191A JP32937191A JPH05161440A JP H05161440 A JPH05161440 A JP H05161440A JP 32937191 A JP32937191 A JP 32937191A JP 32937191 A JP32937191 A JP 32937191A JP H05161440 A JPH05161440 A JP H05161440A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mode
- jig
- learning
- electric motor
- motor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 さそい学習途中であっても、任意に巻上げ操
作可能な電動リールを提供する点にある。 【構成】 さそい学習途中であっても、さそい学習モー
ドに優先して電動モータを強制的に連続巻上げ動作させ
ることが可能な、巻上げスイッチ19を設けてある。
作可能な電動リールを提供する点にある。 【構成】 さそい学習途中であっても、さそい学習モー
ドに優先して電動モータを強制的に連続巻上げ動作させ
ることが可能な、巻上げスイッチ19を設けてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は釣り糸巻き取り用の回転
体を巻上げ作動させる電動モータと、前記電動モータの
作動・停止状態を制御するモータ制御手段と、電動モー
タが作動・停止を繰り返すさそいパターンを記憶する記
憶手段とを備え、前記さそいパターンに従って前記電動
モータを駆動するさそいモードを有し、そのさそいモー
ドに前記モータ制御手段を設定するさそいモード設定手
段を設けてある電動リールに関する。
体を巻上げ作動させる電動モータと、前記電動モータの
作動・停止状態を制御するモータ制御手段と、電動モー
タが作動・停止を繰り返すさそいパターンを記憶する記
憶手段とを備え、前記さそいパターンに従って前記電動
モータを駆動するさそいモードを有し、そのさそいモー
ドに前記モータ制御手段を設定するさそいモード設定手
段を設けてある電動リールに関する。
【0002】
【従来の技術】前記記憶手段にさそいパターンを記憶す
る方法として、従来、電動モータを人為的に発停制御さ
せるか、又は、ハンドル操作により回転体としてのスプ
ールを回転させるか何れかの方法で、模擬的にさそい動
作を作り出しそのさそい動作を前記記憶手段に記憶させ
る方法を採っていた。(特開昭58−170421号公
報)このような記憶方法をさそい学習と称する。
る方法として、従来、電動モータを人為的に発停制御さ
せるか、又は、ハンドル操作により回転体としてのスプ
ールを回転させるか何れかの方法で、模擬的にさそい動
作を作り出しそのさそい動作を前記記憶手段に記憶させ
る方法を採っていた。(特開昭58−170421号公
報)このような記憶方法をさそい学習と称する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さそい学習において
も、実際には仕掛が上下して魚に誘いを掛ける動作を行
っているので、途中で、魚の当たりがあることがある。
そのような場合に前記公報においては具体的な対処手段
の提示はない。
も、実際には仕掛が上下して魚に誘いを掛ける動作を行
っているので、途中で、魚の当たりがあることがある。
そのような場合に前記公報においては具体的な対処手段
の提示はない。
【0004】そこで、本出願人らにおいて、次のような
対処手段を提案した。つまり、図3に示すように、さそ
いモードとさそい学習モードとを設定するさそいスイッ
チ兼用のモードスイッチ11、後記する底棚等を表示す
る表示スイッチ12、底棚をセットするセットスイッチ
13、及び、電動モータ3を強制的に連続巻上げ動作さ
せるスタートスイッチ14を設け、次のような操作手順
を採っている。図6のフローチャートで示すように、モ
ードスイッチとしてそのさそいスイッチを操作してさそ
い学習モードに設定し、さそい学習途中で当たりがある
とモードスイッチを操作する(ステップ1)。そうする
とさそい学習が停止し、アラームが4秒間作動する。こ
の状態ではさそいモードとなっている。そこで、更に、
モードスイッチを操作することによって、さそいモード
を解除する(ステップ2)。この状態で、スタートスイ
ッチを操作すると、電動モータで連続まきあげが可能に
なる。(ステップ3)
対処手段を提案した。つまり、図3に示すように、さそ
いモードとさそい学習モードとを設定するさそいスイッ
チ兼用のモードスイッチ11、後記する底棚等を表示す
る表示スイッチ12、底棚をセットするセットスイッチ
13、及び、電動モータ3を強制的に連続巻上げ動作さ
せるスタートスイッチ14を設け、次のような操作手順
を採っている。図6のフローチャートで示すように、モ
ードスイッチとしてそのさそいスイッチを操作してさそ
い学習モードに設定し、さそい学習途中で当たりがある
とモードスイッチを操作する(ステップ1)。そうする
とさそい学習が停止し、アラームが4秒間作動する。こ
の状態ではさそいモードとなっている。そこで、更に、
モードスイッチを操作することによって、さそいモード
を解除する(ステップ2)。この状態で、スタートスイ
ッチを操作すると、電動モータで連続まきあげが可能に
なる。(ステップ3)
【0005】以上のような構成によって、さそい学習途
中であっても、魚の当たりに対して対処できるのである
が、さそい学習モードを解除して電動モータを連続巻上
げ作動させるまでに、モードスイッチに対して複数回の
操作を必要とし、迅速な操作性に欠ける面があった。本
発明の目的はさそい学習途中であっても、魚の当たりに
確実に対処できるとともに、迅速な対処が可能なものを
提供する点にある。
中であっても、魚の当たりに対して対処できるのである
が、さそい学習モードを解除して電動モータを連続巻上
げ作動させるまでに、モードスイッチに対して複数回の
操作を必要とし、迅速な操作性に欠ける面があった。本
発明の目的はさそい学習途中であっても、魚の当たりに
確実に対処できるとともに、迅速な対処が可能なものを
提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による特徴構成
は、前記電動モータを人為的に発停制御させて、模擬的
にさそいモードを作り出しそのさそいモードを前記記憶
手段に記憶させるさそい学習モードを有し、そのさそい
学習モードに前記モータ制御手段を設定するさそい学習
モード設定手段を設けるとともに、前記さそい学習モー
ド設定手段を操作した状態で、さそい学習モードに優先
して、前記電動モータを強制的に連続巻上げ動作させる
べく、前記モータ制御手段を作動させる強制巻上げモー
ド設定手段を設けてある点にあり、その作用効果は次の
通りである。
は、前記電動モータを人為的に発停制御させて、模擬的
にさそいモードを作り出しそのさそいモードを前記記憶
手段に記憶させるさそい学習モードを有し、そのさそい
学習モードに前記モータ制御手段を設定するさそい学習
モード設定手段を設けるとともに、前記さそい学習モー
ド設定手段を操作した状態で、さそい学習モードに優先
して、前記電動モータを強制的に連続巻上げ動作させる
べく、前記モータ制御手段を作動させる強制巻上げモー
ド設定手段を設けてある点にあり、その作用効果は次の
通りである。
【0007】
【作用】つまり、さそい学習途中で魚の当たりがある
と、強制巻上げモード設定手段が作動する為に、電動モ
ータは連続巻上げ状態になり、魚を引き上げることが出
来る。
と、強制巻上げモード設定手段が作動する為に、電動モ
ータは連続巻上げ状態になり、魚を引き上げることが出
来る。
【0008】
【発明の効果】したがって、魚をとりにがすことがな
く、かつ、さそい学習途中で魚の当たりがあるという緊
急時であっても、落ち着いて対処出来る。
く、かつ、さそい学習途中で魚の当たりがあるという緊
急時であっても、落ち着いて対処出来る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図3乃至図4に示すように、左右のサイドケース
1, 1夫々の間に、釣り糸2を巻取る回転体として電動
モータ3内蔵のスプール4、及び、レベルワインド機構
5夫々を配置すると共に、右側のサイドケース1にドラ
グ操作具6、ハンドル7、クラッチレバー8夫々を備
え、又、左右のサイドケース1, 1の上部同士の間に制
御ケース9を備えて電動リールを構成する。ドラグ操作
具6の指あて部6A,6Aをハンドル7側に突出させ
て、指当て面を大きく採るとともに、ハンドル7とドラ
グ操作具6とを近接して配置する為に、指当て部6Aと
干渉するハンドル7の一部分(7A)を凹入させてあ
る。
する。図3乃至図4に示すように、左右のサイドケース
1, 1夫々の間に、釣り糸2を巻取る回転体として電動
モータ3内蔵のスプール4、及び、レベルワインド機構
5夫々を配置すると共に、右側のサイドケース1にドラ
グ操作具6、ハンドル7、クラッチレバー8夫々を備
え、又、左右のサイドケース1, 1の上部同士の間に制
御ケース9を備えて電動リールを構成する。ドラグ操作
具6の指あて部6A,6Aをハンドル7側に突出させ
て、指当て面を大きく採るとともに、ハンドル7とドラ
グ操作具6とを近接して配置する為に、指当て部6Aと
干渉するハンドル7の一部分(7A)を凹入させてあ
る。
【0010】前記制御ケース9には液晶ディスプレイ1
0、さそいスイッチに兼用されているモードスイッチ1
1、表示スイッチ12、セットスイッチ13、スタート
スイッチ14、速度設定スイッチ15夫々が備えられる
と共に、後記するツールTをリールの所定位置に装着す
ると操作される巻上げスイッチ19を、モードスイッチ
11の横側方で、かつ、他のスイッチよりも操作面を突
出させた状態で設け、一対のリードスイッチで成る第1
センサ機構S1 、単一のリードスイッチで成る第2セン
サ機構S2 、電動モータ3を制御するモータ制御手段を
含む制御装置16、記憶手段としてのE2PROM1
7、及びアラーム18が内装されている。各操作スイッ
チは操作時間によって、使い分け使用できる形態を採っ
ており、その詳細は次のようなものである。モードスイ
ッチ11を3秒以上操作すると「さそい」学習モードに
なり、操作を3秒以内に止めると「さそい」モードにな
る。表示スイッチ12を3秒以上操作すると巻上げ時の
自動停止位置(所謂船縁停止)の設定を変更できるモー
ドになり、操作を3秒以内に止めると液晶ディスプレイ
10の表示値を底からの棚位置(所謂底棚表示)に切り
換えるモードにできる。セットスイッチ13を3秒以上
操作すると液晶ディスプレイ10の棚表示値をクリヤす
るモードになり、操作を3秒以内に止めると底棚セット
モードになる。巻上げスイッチ19を3秒以内の操作す
ると「さそい」学習モードにおいて、「さそい」学習モ
ードを解消して即巻上げモードとなり、操作を3秒以上
継続すると糸巻きモードになるようにしてもよい。スタ
ートスイッチ14についてはこのような形態は採ってお
らず巻上げモードだけである。
0、さそいスイッチに兼用されているモードスイッチ1
1、表示スイッチ12、セットスイッチ13、スタート
スイッチ14、速度設定スイッチ15夫々が備えられる
と共に、後記するツールTをリールの所定位置に装着す
ると操作される巻上げスイッチ19を、モードスイッチ
11の横側方で、かつ、他のスイッチよりも操作面を突
出させた状態で設け、一対のリードスイッチで成る第1
センサ機構S1 、単一のリードスイッチで成る第2セン
サ機構S2 、電動モータ3を制御するモータ制御手段を
含む制御装置16、記憶手段としてのE2PROM1
7、及びアラーム18が内装されている。各操作スイッ
チは操作時間によって、使い分け使用できる形態を採っ
ており、その詳細は次のようなものである。モードスイ
ッチ11を3秒以上操作すると「さそい」学習モードに
なり、操作を3秒以内に止めると「さそい」モードにな
る。表示スイッチ12を3秒以上操作すると巻上げ時の
自動停止位置(所謂船縁停止)の設定を変更できるモー
ドになり、操作を3秒以内に止めると液晶ディスプレイ
10の表示値を底からの棚位置(所謂底棚表示)に切り
換えるモードにできる。セットスイッチ13を3秒以上
操作すると液晶ディスプレイ10の棚表示値をクリヤす
るモードになり、操作を3秒以内に止めると底棚セット
モードになる。巻上げスイッチ19を3秒以内の操作す
ると「さそい」学習モードにおいて、「さそい」学習モ
ードを解消して即巻上げモードとなり、操作を3秒以上
継続すると糸巻きモードになるようにしてもよい。スタ
ートスイッチ14についてはこのような形態は採ってお
らず巻上げモードだけである。
【0011】図3に示すように、前記左側のケース1の
内部にはスプール4に形成されたギヤ4Aと噛合して、
スプール4と連係して回転する第1ホイール21が内装
され、前記第1センサ機構S1 は、この第1ホイール2
1に取付けたマグネットMの磁気の作用を受ける。又、
このリールでは糸巻き学習動作を行う際には図3に示す
ツールTを用いるよう構成され、このツールTは、クラ
ンプ22によって制御ケース9に固定されるツール本体
23と、このツール本体23に対して揺動自在に支持さ
れたアーム部24とを有し、このアーム部24にはスプ
ール4に巻回された釣り糸2に接触して回転するローラ
25を有し、このローラ25の回転量は複数のギヤ26
・・を介して第2ホイール27に伝えられ、この第2ホイ
ール27に取付けたマグネットMが第2センサ機構S2
に磁気を作用させる。
内部にはスプール4に形成されたギヤ4Aと噛合して、
スプール4と連係して回転する第1ホイール21が内装
され、前記第1センサ機構S1 は、この第1ホイール2
1に取付けたマグネットMの磁気の作用を受ける。又、
このリールでは糸巻き学習動作を行う際には図3に示す
ツールTを用いるよう構成され、このツールTは、クラ
ンプ22によって制御ケース9に固定されるツール本体
23と、このツール本体23に対して揺動自在に支持さ
れたアーム部24とを有し、このアーム部24にはスプ
ール4に巻回された釣り糸2に接触して回転するローラ
25を有し、このローラ25の回転量は複数のギヤ26
・・を介して第2ホイール27に伝えられ、この第2ホイ
ール27に取付けたマグネットMが第2センサ機構S2
に磁気を作用させる。
【0012】ここでは、糸巻き学習動作について説明す
る。図5に示すように、学習動作は前述のようにツール
Tを取付けて行うものであり、ツールTを取付けた状態
でハンドル7、若しくは、電動モータ3の駆動により釣
り糸2の巻取りを開始した際には、第2センサ機構S2
から極めて短い間隔でパルス信号が出力されるので、こ
の状態を判別して学習動作が自動的に開始される。又
は、ツールTを装着すると、巻上げスイッチ19が3秒
以上操作されることになり、これによって学習動作を自
動的に開始する構成を採ってもよい。(#201〜#206ステ
ップ)。尚、このリールでは#202, #203ステップで成る
ソフトウェアを動作切換手段Aと称し、このように学習
動作が開始されると液晶ディスプレイ10に「学習」の
文字等が表示される。又、この学習動作では第1、第2
センサ機構S1,S2 からの信号に基づくデータがE2P
ROM17に転送されると共に、この動作が、モードス
イッチ11、表示スイッチ12、底棚のセットスイッチ
13のいずれかが操作されるまで継続し(#207〜#209ス
テップ)、スイッチが操作されると、巻取った釣り糸2
の長さを表示し、「OK」の文字を表示し(#210,#211ス
テップ)、表示を「0」にセットした後終了する(#212,#
213ステップ)。尚、この学習動作はスプール4の単位回
転量に対する釣り糸2の出し入れ量の変化の特性を求め
るための処理であり、この処理を行うことにより、後述
する報知動作時においてはスプール4の回転量のみに基
づいてスプール4から繰出された釣り糸2の長さが求ま
る。
る。図5に示すように、学習動作は前述のようにツール
Tを取付けて行うものであり、ツールTを取付けた状態
でハンドル7、若しくは、電動モータ3の駆動により釣
り糸2の巻取りを開始した際には、第2センサ機構S2
から極めて短い間隔でパルス信号が出力されるので、こ
の状態を判別して学習動作が自動的に開始される。又
は、ツールTを装着すると、巻上げスイッチ19が3秒
以上操作されることになり、これによって学習動作を自
動的に開始する構成を採ってもよい。(#201〜#206ステ
ップ)。尚、このリールでは#202, #203ステップで成る
ソフトウェアを動作切換手段Aと称し、このように学習
動作が開始されると液晶ディスプレイ10に「学習」の
文字等が表示される。又、この学習動作では第1、第2
センサ機構S1,S2 からの信号に基づくデータがE2P
ROM17に転送されると共に、この動作が、モードス
イッチ11、表示スイッチ12、底棚のセットスイッチ
13のいずれかが操作されるまで継続し(#207〜#209ス
テップ)、スイッチが操作されると、巻取った釣り糸2
の長さを表示し、「OK」の文字を表示し(#210,#211ス
テップ)、表示を「0」にセットした後終了する(#212,#
213ステップ)。尚、この学習動作はスプール4の単位回
転量に対する釣り糸2の出し入れ量の変化の特性を求め
るための処理であり、この処理を行うことにより、後述
する報知動作時においてはスプール4の回転量のみに基
づいてスプール4から繰出された釣り糸2の長さが求ま
る。
【0013】図1に示すように、「さそい」学習動作は
モードスイッチ11が3秒以上ON操作された際に、さ
そい学習モードに切換えられ、再度、モードスイッチ1
1がON操作されることで開始され、この開始時にはタ
イマが動作すると共に深さ表示部10Aにタイマの値と
して「19」という数字が表示され、又、「学習」の文字
も表示される(#101〜#105ステップ)。モードスイッチ1
1への操作が3秒以内であれば、さそいモードになり、
さそい動作による実釣りに入る(#114ステップ) 。この
「19」という数字は学習動作を行い得る最大の秒数であ
り、釣り人はモータ3の駆動、ハンドル7の操作、或い
は、夫々を併用した操作等を行うことで、釣り糸2の巻
上げ方向の動作がE2PROM17に転送され、データ
として保持され(#106 ステップ)、この学習動作はモー
ドスイッチ11が再度ON操作される、若しくは、19秒
の時間が経過することにより終了し、「OK」の文字が
表示される(#109〜#113ステップ)。又、前述した学習動
作における学習形態の1つとして、釣りを行う以前にお
いて、前記クラッチレバー8の操作によりスプール4か
ら釣り糸2を繰出し得る状態にセットし、かつ、釣り糸
2の端部を家屋の柱等の固定物に結び付けた状態で釣り
竿をしゃくり操作し、この操作時にスプール4から繰出
される釣り糸2の長さ、繰出し速度等をデータとしてE
2PROM17に転送する形態も存在する。
モードスイッチ11が3秒以上ON操作された際に、さ
そい学習モードに切換えられ、再度、モードスイッチ1
1がON操作されることで開始され、この開始時にはタ
イマが動作すると共に深さ表示部10Aにタイマの値と
して「19」という数字が表示され、又、「学習」の文字
も表示される(#101〜#105ステップ)。モードスイッチ1
1への操作が3秒以内であれば、さそいモードになり、
さそい動作による実釣りに入る(#114ステップ) 。この
「19」という数字は学習動作を行い得る最大の秒数であ
り、釣り人はモータ3の駆動、ハンドル7の操作、或い
は、夫々を併用した操作等を行うことで、釣り糸2の巻
上げ方向の動作がE2PROM17に転送され、データ
として保持され(#106 ステップ)、この学習動作はモー
ドスイッチ11が再度ON操作される、若しくは、19秒
の時間が経過することにより終了し、「OK」の文字が
表示される(#109〜#113ステップ)。又、前述した学習動
作における学習形態の1つとして、釣りを行う以前にお
いて、前記クラッチレバー8の操作によりスプール4か
ら釣り糸2を繰出し得る状態にセットし、かつ、釣り糸
2の端部を家屋の柱等の固定物に結び付けた状態で釣り
竿をしゃくり操作し、この操作時にスプール4から繰出
される釣り糸2の長さ、繰出し速度等をデータとしてE
2PROM17に転送する形態も存在する。
【0014】次に、「さそい」学習時に魚の当たりがあ
った場合の処理について説明する。学習時に魚の当たり
があったことを釣り人が気がついた場合には、巻上げス
イッチ19を操作することによって、「さそい」学習モ
ード状態を解消し、即仕掛の巻上げを開始できる(#110
〜#111ステップ)。 〔別実施例〕本発明の前記実施例ではスイッチ操作によ
り「さそい」学習動作を終了していたが、例えば、魚の
当たりを検出するセンサを設け、このセンサの検出結果
にもとずいて自動的に学習動作を終了させるよう実施す
ることも可能である。ここに、モードスイッチ11を利
用した手動設定、又は、センサを利用してソフト上で設
定することを総称して、強制巻上げモード設定手段とい
う。また、同様に「さそい」動作及び「さそい」学習動
作においても、モードスイッチ11を利用した手動設
定、又は、ソフト上で処理することを、夫々、「さそ
い」モード設定手段、「さそい」学習モード設定手段と
総称する。
った場合の処理について説明する。学習時に魚の当たり
があったことを釣り人が気がついた場合には、巻上げス
イッチ19を操作することによって、「さそい」学習モ
ード状態を解消し、即仕掛の巻上げを開始できる(#110
〜#111ステップ)。 〔別実施例〕本発明の前記実施例ではスイッチ操作によ
り「さそい」学習動作を終了していたが、例えば、魚の
当たりを検出するセンサを設け、このセンサの検出結果
にもとずいて自動的に学習動作を終了させるよう実施す
ることも可能である。ここに、モードスイッチ11を利
用した手動設定、又は、センサを利用してソフト上で設
定することを総称して、強制巻上げモード設定手段とい
う。また、同様に「さそい」動作及び「さそい」学習動
作においても、モードスイッチ11を利用した手動設
定、又は、ソフト上で処理することを、夫々、「さそ
い」モード設定手段、「さそい」学習モード設定手段と
総称する。
【0015】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】さそいモードとさそい学習モードにおける強制
巻上げ動作を示すフロー図
巻上げ動作を示すフロー図
【図2】制御構成図
【図3】電動リールの平面図
【図4】電動リールの縦断側面図
【図5】糸巻き学習動作を示すフロー図
【図6】さそい学習モードにおける強制巻上げ動作の比
較例を示すフロー図
較例を示すフロー図
3 電動モータ 4 スプール 17 記憶手段
Claims (1)
- 【請求項1】 釣り糸巻き取り用の回転体(4)を巻上
げ作動させる電動モータ(3)と、前記電動モータ
(3)の作動・停止状態を制御するモータ制御手段と、
電動モータ(3)が作動・停止を繰り返すさそいパター
ンを記憶する記憶手段(17)とを備え、前記さそいパ
ターンに従って前記電動モータ(3)を駆動するさそい
モードを有し、そのさそいモードに前記モータ制御手段
を設定するさそいモード設定手段を設けてある電動リー
ルであって、 前記電動モータ(3)を人為的に発停制御させて、模擬
的にさそいモードを作り出しそのさそいモードを前記記
憶手段(17)に記憶させるさそい学習モードを有し、
そのさそい学習モードに前記モータ制御手段を設定する
さそい学習モード設定手段を設けるとともに、前記さそ
い学習モード設定手段を操作した状態で、さそい学習モ
ードに優先して、前記電動モータ(3)を強制的に連続
巻上げ動作させるべく、前記モータ制御手段を作動させ
る強制巻上げモード設定手段を設けてある電動リール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32937191A JPH05161440A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 電動リール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32937191A JPH05161440A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 電動リール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05161440A true JPH05161440A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18220708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32937191A Pending JPH05161440A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 電動リール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05161440A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002247943A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-03 | Shimano Inc | 電動リールのモータ制御装置 |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP32937191A patent/JPH05161440A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002247943A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-03 | Shimano Inc | 電動リールのモータ制御装置 |
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