JPH0515896U - ハンドドライヤー装置 - Google Patents

ハンドドライヤー装置

Info

Publication number
JPH0515896U
JPH0515896U JP6570591U JP6570591U JPH0515896U JP H0515896 U JPH0515896 U JP H0515896U JP 6570591 U JP6570591 U JP 6570591U JP 6570591 U JP6570591 U JP 6570591U JP H0515896 U JPH0515896 U JP H0515896U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hand
temperature
heater
atmospheric humidity
hand dryer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6570591U
Other languages
English (en)
Inventor
雅昭 永田
Original Assignee
株式会社イナツクス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナツクス filed Critical 株式会社イナツクス
Priority to JP6570591U priority Critical patent/JPH0515896U/ja
Publication of JPH0515896U publication Critical patent/JPH0515896U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吹出口より温風を吹き出して乾燥を行うハン
ドドライヤー装置において、大気湿度に応じてヒータ出
力を制御することができるようにする。 【構成】 手感知センサ18により差し出された手を感
知させて吹出口16より温風を吹き出させるようにした
ハンドドライヤー装置10において、湿度センサ24及
び差し出された手の温度を検知する手温度検知センサ2
0を設ける。大気湿度が高いほどヒータ15への通電量
を多くし、逆に大気湿度が低いほど通電量を少なくす
る。 【効果】 大気湿度の変動があっても一定時間で手が乾
燥されるようになる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は濡れた手に温風を吹き付けて乾燥させるハンドドライヤー装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
近年、手洗後の濡れた手を差し出すと手感知センサがこれを感知して吹出口よ り温風を自動的に吹き出すハンドドライヤー装置が公共トイレその他において広 く用いられている。
【0003】 このハンドドライヤー装置は非接触で濡れた手を乾かすことができ、衛生的で 望ましい。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このハンドドライヤー装置においては、気象条件によって乾燥時間が変動する 。即ち、大気湿度が高いと手の乾燥に長い時間がかかり、大気湿度が低いと乾燥 時間が短かくなる。
【0005】 そのため、いつも同じハンドドライヤー装置を使用している使用者にとって、 同じ時間だけ手を差し出しても、大気湿度に応じ手が乾燥したり、乾燥しなかっ たりするという不便があった。また、手が乾燥したにもかかわらず差し出しつづ けていると温風を熱く感じ不快感を覚えるという問題も生じる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1のハンドドライヤー装置は、空気加熱用のヒータ及び送風フ ァンを備えたハンドドライヤー本体と、差し出された手を感知するハンドセンサ と、該ハンドセンサの感知信号に基いて前記ハンドドライヤー本体を作動させる 制御装置とを備えたハンドドライヤー装置において、大気湿度を検出する湿度セ ンサが設置されると共に、前記制御装置は大気湿度の上昇に応じて前記ヒータへ の通電量を増大させるものである。
【0007】 本考案の請求項2のハンドドライヤー装置は、請求項1のハンドドライヤー装 置において、前記制御装置は、大気湿度の上昇に比例してヒータへの通電量を増 大させるものである。
【0008】 本考案の請求項3のハンドドライヤー装置は、請求項1又は2のハンドドライ ヤー装置において、差し出された手の温度を検知する手温度検知センサを設け、 前記手温度検知センサにより検知される手温度が予め定めた設定温度に到達した 後、該手温度を該設定温度以下にする様温風吹出しを行わせるべく制御装置にお いてヒータ及びファンの少なくとも一方の作動を制御させるものである。
【0009】
【作用】
本考案のハンドドライヤー装置においては、大気湿度に応じてヒータへの通電 量を制御するため、高湿時には温風温度が高められ低湿時には温風温度が低下さ れる。この結果、大気湿度が変動しても手の乾燥時間が平準化する。
【0010】 なお、ヒータ出力は湿度の上昇に応じて2段階又は3段階以上の多段階に上昇 させてもよいが、請求項2のように比例させるのが最も好適である。
【0011】 請求項3のハンドドライヤー装置によると、手温度検知センサにて検知される 手温度に基づき、ヒータ及びファンの少なくとも一方の作動を制御して手温度が 一定に保持されるように温風の吹出しをコントロールする。従って、乾燥が終わ った手をそのまま吹出口に差し出しておいても熱く感じることが防止される。
【0012】
【実施例】
次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
【0013】 図1において、10はトイレの手洗場等に独立した形態で設置されるハンドド ライヤー装置であって、ハウジング12の内部にファン14とファン14による 送風通路上にヒータ15(図2)とが設けられ、ハウジング12下面のスリット 状吹出口16から温風を下向きに吹き出すようになっている。
【0014】 このハンドドライヤー10には、大気湿度を検出する湿度センサ24のほか、 差し出された手を感知する手感知センサ18及び手の温度を検知する手温度検知 センサ20、更にファン14,ヒータ15の作動を制御する制御装置22等が設 けられている。
【0015】 制御装置22はマイクロコンピュータを主要素として構成されたもので、図2 に示しているようにこの制御装置22には湿度センサ24,手感知センサ18, 手温度検知センサ20及びファン14,ヒータ15,メインスイッチ26が接続 されている。
【0016】 この制御装置22は、手感知センサ18からの感知信号を受けてファン14, ヒータ15を作動開始させるとともに、湿度センサ24からの信号を受けてヒー タ15への通電量を設定する。また、手温度検知センサ20からの信号を受けて ヒータ15のオン・オフ制御を行う。
【0017】 この制御装置22による具体的な制御の手順が図3にフローチャートとして示 してある。
【0018】 図示のようにこの例では、手感知センサ18により差し出された手が感知され ると(ステップS2)、まずファン14が起動される(ステップS3)とともに 、大気湿度Hを湿度センサ24から取り込み(ステップS4)、ヒータ15の出 力(通電電流)を設定する(ステップS5)。次いで、手温度検知センサ20に より検知される手温度の取り込みが行われ(ステップS6)、そして検知された 手温度と設定値(この例では38℃に設定)との比較が行われる(ステップS7 )。
【0019】 当初は当然に手温度は設定値に達していないから、ここでヒータ15が起動さ れ(ステップS6)、吹出口16より温風が吹き出される。
【0020】 このとき、大気湿度が高いほどこれに比例してヒータ15への通電電流が多く され、吹出温風の温度が高くされる。逆に、大気湿度が低いほどヒータ15への 通電電流が少なくされ、吹出温風の温度が低下される。そして、これにより、手 が乾燥するまでに要する時間が一定とされる。
【0021】 手を差し出してからしばらくの間は、差し出された手は一般に濡れた状態にあ るので、吹き出された温風の温度が高くても熱いと感じることはない。
【0022】 さて温風の吹出しにより手の乾燥が進行し、手温度は(具体的には表面温度) 徐々に上昇する。この手温度が設定値T0 に達すると、ヒータ15がオフとされ る(ステップS9)。
【0023】 この時点で手表面の温度上昇は中断し、一旦吹出空気の作用等により温度が若 干低下する。すると再びヒータ15がオン作動して吹出空気の温度を上昇させる 。そして以後これらの動作が繰り返されて乾燥が終了する。
【0024】 尚ステップS2において手感知信号がなかったときにはファン14,ヒータ1 5は当然オフ状態とされる(ステップS10)。
【0025】 以上のように本実施例によれば、大気湿度の高低にかかわらず、手がほぼ一定 時間で乾燥される。また。本実施例では、手の温度を一定に保つことができるの で手に熱さを感じさせず、使用感に優れる。
【0026】 以上本考案の実施例を詳述したがこれはあくまで一例である。
【0027】 本考案では、例えば湿度センサ24で検出した湿度を液晶パネル等を用いて表 示するようにしても良い。また、検出された手の温度を表示するようにしても良 い。
【0028】 更に乾燥が終了したら乾燥終了信号をディスプレイ表示又は音声表示すること も可能である。
【0029】 なお、本考案は、石鹸液の吐出,混合温水の吐出及び温風の吹出しを順次に且 つ自動的に行う自動手洗器のハンドドライヤー装置に適用することも可能である 。
【0030】
【考案の効果】
以上の通り、本考案のハンドドライヤー装置によると、手の付着水量が同量で ある限り、大気湿度の高低にかかわりなく常に一定時間で手の乾燥を行うことが できる。また、低湿度時に徒に高温風を吹き出すことがないため、省電力を図る こともできる。
【0031】 請求項2のハンドドライヤー装置によれば、この乾燥時間が精度良く一定にな る。
【0032】 請求項3のハンドドライヤー装置によれば、乾燥終了近く又は乾燥終了後にお いて、手が熱いと感じることが防止されるようになり、使用感が著しく向上され る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるハンドドライヤーの一
部切欠側面図である。
【図2】同じハンドドライヤーにおける制御機構のブロ
ック図である。
【図3】同じハンドドライヤーにおける制御装置の制御
内容をフローチャートで示す図である。
【符号の説明】
10 ハンドドライヤー 14 ファン 15 ヒータ 16 吹出口 18 手感知センサ 20 手温度検知センサ 22 制御装置 24 湿度センサ 26 メインスイッチ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気加熱用のヒータ及び送風ファンを備
    えたハンドドライヤー本体と、差し出された手を感知す
    るハンドセンサと、該ハンドセンサの感知信号に基いて
    前記ハンドドライヤー本体を作動させる制御装置とを備
    えたハンドドライヤー装置において、大気湿度を検出す
    る湿度センサが設置されると共に、前記制御装置は大気
    湿度の上昇に応じて前記ヒータへの通電量を増大させる
    ことを特徴とするハンドドライヤー装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のハンドドライヤー装置におい
    て、前記制御装置は、大気湿度の上昇に比例してヒータ
    への通電量を増大させることを特徴とするハンドドライ
    ヤー装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のハンドドライヤー装置
    において、差し出された手の温度を検知する手温度検知
    センサを設け、前記手温度検知センサにより検知される
    手温度が予め定めた設定温度に到達した後、該手温度を
    該設定温度以下にする様温風吹出しを行わせるべく制御
    装置においてヒータ及びファンの少なくとも一方の作動
    を制御させることを特徴とするハンドドライヤー装置。
JP6570591U 1991-08-20 1991-08-20 ハンドドライヤー装置 Pending JPH0515896U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6570591U JPH0515896U (ja) 1991-08-20 1991-08-20 ハンドドライヤー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6570591U JPH0515896U (ja) 1991-08-20 1991-08-20 ハンドドライヤー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0515896U true JPH0515896U (ja) 1993-03-02

Family

ID=13294708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6570591U Pending JPH0515896U (ja) 1991-08-20 1991-08-20 ハンドドライヤー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0515896U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3662801A1 (en) 2015-04-07 2020-06-10 Mitsubishi Electric Corporation Hand dryer

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59218128A (ja) * 1983-05-27 1984-12-08 松下電器産業株式会社 便座装置
JPH03136626A (ja) * 1989-10-24 1991-06-11 Koito Ind Ltd 温風乾燥装置における温風温度の制御方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59218128A (ja) * 1983-05-27 1984-12-08 松下電器産業株式会社 便座装置
JPH03136626A (ja) * 1989-10-24 1991-06-11 Koito Ind Ltd 温風乾燥装置における温風温度の制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3662801A1 (en) 2015-04-07 2020-06-10 Mitsubishi Electric Corporation Hand dryer
US10765275B2 (en) 2015-04-07 2020-09-08 Mitsubishi Electric Corporation Hand dryer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0515896U (ja) ハンドドライヤー装置
JPH10141684A (ja) 浴室等の暖房装置
JPH1019323A (ja) 周辺温度による加湿器の温度調節方法
JP3859026B2 (ja) 衣類乾燥装置
JPS603329A (ja) 衛生洗浄装置
JPH0715883U (ja) 温風乾燥装置
JP3622780B2 (ja) 加湿装置を備えた電気暖房機器
JP2002372252A (ja) 浴室暖房機
JPH059397U (ja) ハンドドライヤー装置
JP2018178413A (ja) 衛生洗浄装置
JP2700749B2 (ja) ハンドドライヤー
JP2745904B2 (ja) トイレ装置
JP3791365B2 (ja) 加湿器
JP3460175B2 (ja) 便座装置
KR0157743B1 (ko) 초음파 히터식 가습기의 가습모드 선택방법
JPH06248679A (ja) 温風暖房装置
JP2778226B2 (ja) 温風暖房機
JP2002267197A (ja) 浴室自動暖房装置
JP2002081669A (ja) トイレ暖房装置
JP2998381B2 (ja) トイレ装置
JPH06248680A (ja) 室内暖房装置
KR200227586Y1 (ko) 팬코일 유니트의 가습 제어장치
JP3879921B2 (ja) 人体局部洗浄装置
JPH04221522A (ja) 手乾燥装置
JPH06181860A (ja) ハンドドライヤー