JP2745904B2 - トイレ装置 - Google Patents

トイレ装置

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JP2745904B2
JP2745904B2 JP3303011A JP30301191A JP2745904B2 JP 2745904 B2 JP2745904 B2 JP 2745904B2 JP 3303011 A JP3303011 A JP 3303011A JP 30301191 A JP30301191 A JP 30301191A JP 2745904 B2 JP2745904 B2 JP 2745904B2
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通行 藤島
茂 山崎
圭介 小野
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は家庭用に用いられている
温風機能付のトイレ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のトイレ装置は、図３，図
４に示すように、操作部５の室温設定つまみ６を手動で
セットし運転スイッチ１２を入れると、ファンモータ３
が作動し、吸い込み口４より室内の空気を吸い込み、セ
ラミックヒータ２で加熱され吹き出し口７より温風が吹
き出される。吸い込み口４に設けられた室温センサー８
と予め手動でセットされた室温つまみとの入力電圧を集
積回路１０が比較し、リレー１１に信号を与えこの信号
電圧の大小でファンモータ３とセラミックヒータ２の動
作が制御されるようになっていた。つまり、室温センサ
ー８で検知される室温が予め手動でセットされた室温値
をこえるとファンモータ３とセラミックヒータ２が停止
されるようになっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来構成では、手動で設定された室温にトイレ内が
暖房されるため、設定値によっては暑すぎたり、寒かっ
たりするという欠点や、その調節をその都度変えねばな
らないという欠点があった。
【０００４】本発明はかかる従来の課題を解消するもの
で、トイレ内の暖房温度を自動的に行い快適なトイレ暖
房を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明のトイレ装置は、水源に接続される給水管と、前
記給水管の末端に設けられた洗浄ノズルと、前記給水管
と前記洗浄ノズルの途中に設けられた水加熱装置と、給
水温を検知する水温検知装置と、前記水温検知装置で得
られた給水温度にもとづいて室温を自動的に演算する室
温演算手段と、室内を加熱する温風発生装置と、室温を
検知する室温検知手段と、前記室温演算手段で演算され
た室温にもとづいて温風発生装置を制御する制御装置と
を備えたものである。
【０００６】
【作用】本発明は上記した構成によって、水温検知装置
によって得られた水温に基づいて室温設定値が自動的に
演算され、トイレ内の暖房温度を自動的に制御すること
ができる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面にもとづいて説
明する。図１，図２において、運転スイッチ１２を入れ
ておくと、給水口１３に設けられた水温センサー９で水
温を検知する。集積回路１０では（表１）のようにあら
かじめ水温と設定室温の相関をメモリーされてあり、水
温が検知されると集積回路１０で自動的に室温設定値が
演算される。
【０００８】
【表１】
【０００９】この室温設定値より室温センサー４で得ら
れた温度の方が低ければ自動的にセラミックヒータ２と
ファンモータ３が動作し、トイレ内の暖房を開始する。
そして、室温センサー４で得られる室温が集積回路１０
で演算された室温設定値に達すると暖房を停止する。水
温センサー９で得られる水温は予め（表１）のような相
関で設定室温に変換されるよう集積回路１０にメモリー
されていると、水温が高い夏場には暖房が停止され、水
温の低い時期には室温設定値を高めに、室温が少し低い
春、秋の中間期には室温を少し低めにというように、季
節感に応じた暖房温度を設定することができる。
【００１０】上記構成において、水温センサー９が水温
を検知し、集積回路１０で自動的に室温を演算する作用
を有し、トイレ内の暖房温度を自動的に制御することが
できる。
【００１１】
【発明の効果】以上のように、本発明のトイレ装置によ
れば次の効果が得られる。 （１）水温検知装置でトイレ内暖房温度を自動的に決定
するので、温度調節の手間が省け、季節感に応じた快適
な暖房が得られる。 （２）水温が０℃以下になる極寒期でも、自動的にトイ
レ内を暖房することで、トイレ装置の給水管の凍結を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示すトイレ装置の外観図
【図２】実施例の電気回路図
【図３】従来例のトイレ装置の外観図
【図４】従来例の電気回路図
【符号の説明】
２ セラミックヒータ ３ ファンモータ ８ 室温センサー ９ 水温センサ １０ 集積回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】水源に接続される給水管と、前記給水管の
    末端に設けられた洗浄ノズルと、前記給水管と前記洗浄
    ノズルの途中に設けられた水加熱装置と、給水温を検知
    する水温検知装置と、前記水温検知装置で得られた給水
    温度にもとづいて室温を自動的に演算する室温演算手段
    と、室内を加熱する温風発生装置と、室温を検知する室
    温検知手段と、前記室温演算手段で演算された室温にも
    とづいて温風発生装置を制御する制御装置とを備えたト
    イレ装置。
  2. 【請求項２】水温検知装置は給水口に設けられた給水サ
    ーミスタで構成される請求項１記載のトイレ装置。
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