JPH0451925A - 温風乾燥装置及び温風温度の制御方法 - Google Patents

温風乾燥装置及び温風温度の制御方法

Info

Publication number
JPH0451925A
JPH0451925A JP15842590A JP15842590A JPH0451925A JP H0451925 A JPH0451925 A JP H0451925A JP 15842590 A JP15842590 A JP 15842590A JP 15842590 A JP15842590 A JP 15842590A JP H0451925 A JPH0451925 A JP H0451925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
hot air
air
heater
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15842590A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Rikihisa
力久 勝利
Nagao Tanaka
田中 長男
Mitsuhiro Higuchi
樋口 満博
Hiroshi Yamamoto
宏史 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Kyushu Electric Power Co Inc
Original Assignee
Toto Ltd
Kyushu Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd, Kyushu Electric Power Co Inc filed Critical Toto Ltd
Priority to JP15842590A priority Critical patent/JPH0451925A/ja
Publication of JPH0451925A publication Critical patent/JPH0451925A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感知センサによって人の手を感知して温風を
自動的に供給する温風乾燥装置に係り、外界の温度にマ
ツチした快適な温風を供給するようにした装置及びその
制御方法に関する。
〔従来の技術〕
従来から、手をかざすだけで温風を自動的に吹き出させ
るようにした温風乾燥装置が利用されている。この温風
乾燥装置は、人の手を感知する感知センサと発熱用のヒ
ータ及び温風発生用のファンを備えることが基本構成で
あり、手を器具に触れないままで温風が得られるように
なっている。
そして、乾燥条件にバリエーションを持たせるため、た
とえばヒータの発熱量を手動で変えたり、風量も段階的
に変更できるようにしたものも既に開発されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、温風乾燥装置は、食堂や病院またはその他の
様々な施設に据え付けられるので、設置現場の温度環境
も一様ではない。また、夏と冬等のように大気温度も変
化するので、温風温度の変更幅が狭いと快適な乾燥が行
えない。たとえば、ヒータの発熱量を一定とした場合、
大気温度が高い夏では温風の温度は高く逆に冬では低く
なる。
このように、温風乾燥装置の周りの環境温度によって、
空気温度の相違から温風温度も変化し、ヒータの発熱量
を一定としたり段階的な発熱量及び風量の手動設定では
使い勝手が悪い。
そこで、本発明は、温風乾燥装置に吸引されて加熱され
る空気の温度を知ることによって、最終的に吹き出され
る温風の温度を適正に設定して全自動コントロールで快
適な乾燥が行えるようにすることを目的とする。
〔課題を解法するための手段〕
本発明の温風乾燥装置は、手を感知する感知センサと、
送風用のファンを回転させる回転数可変の電動機と、放
出前の空気を加熱する発熱量可変のヒータと、前記感知
センサからの信号によって前記電動機及びヒータを作動
させる制御系とを備え、該制御系に前記ファンによって
吸気される前の大気温度を検知する温度センサを設け、
更に該温度センサによる大気温度検知信号によって温風
温度の運転パターンを選択して前記電動機の回転数及び
ヒータの発熱量を制御運転する制御系を備えたものであ
る。
また、この温風乾燥装置における大気温度に応じた温風
温度の制御方法は、前記温度センサによる大気温度検知
値と温風温度値との差を、大気温度が低くなるに連れて
大きく設定することを特徴とする。
〔作用〕
温度センサによってファンで吸気される前の空気の大気
温度を検知し、この大気温度に応じて制御系によってフ
ァンの送風量及びヒータの発熱量が設定される。たとえ
ば、冬期等のように大気温度が低いときはヒータの能力
を上げた設定とし、放出される空気すなわち温風温度を
上昇させる。
逆に、夏期等にように大気温度が高いときは、ヒータの
能力を落として放出する温風の温度を低く抑える。この
ように大気温度の状態によって、放出する温風温度設定
を変更でき、たとえば最も快適とされる温風の温度に対
して適当な温度幅を持たせ、冬期では少し高めに夏期で
は少し低めに温度設定することができる。したがって、
夏は涼しく冬は暖かく手を乾かすことができ、四季を通
じて環境温度に影響されず常に快適な温風温度が得られ
る。
〔実施例〕
第1図は温風乾燥装置の縦断面図である。
図において、ケーシング1の背部が壁へに衝き当てて固
定されている。このケーシング1の背部側にはほぼ全周
に吸気口1aを設け、前面側の下端には温風吹出口1b
を開けている。ケーシング1の内部には電動8!2が固
定され、その出力軸2aにファン3を取り付けている。
電動機2は回転数を自在に変えることができ、たとえば
2段階に風量を切り換えることができるものとする。フ
ァン3の周りには前後に区画するジャケラl−3aを設
け、このジャケット3aによって吸気口1aから温風吹
出口1bまでの空気流路が形成される。この空気流路の
終端の温風吹出口1bとジャケット3aとの間にはダク
トICが設けられ、このダクトlcの中にコイル状に巻
いたフィラメ′ント式のヒータ4が組み込まれている。
温風の吹出は人の手を感知して自動供給する方式であり
、この制御のためのコントローラ5がジャケラ)3aの
前面に固定され、温風吹出口1bには人の手を感知する
ための感知センサ6を組み込んでいる。また、ケーシン
グ1の背部には電源スィッチ7を設け、通電時に感知セ
ンサ6が人の手を検知するとコントローラ5によって電
動機2及びヒータ4がそれぞれ駆動される。
ケーシング1の上端側に開けた吸気口1aには、大気温
度を検知するための温度センサ8が組み込まれる。この
温度センサ8は、吸気口1aから流れ込む外界空気の温
度を検知してコントローラ5に伝え検知した環境温度に
合った温風温度を適切に設定するために設けたものであ
る。また、温風吹出口1bには放出される温風温度を検
知して設定された温風温度で制御運転を行うための温風
温度センサ9が設けられる。
第2図は電動機2及びヒータ4のコントローラ5による
制御を示す概略ブロック図である。コントローラ5は、
感知センサ6及び温度センサ8からの信号を受けるセン
サ回路5a、 5bを備え、温度センサ8のセンサ回路
5bを比較器として機能させる。また、これらのセンサ
回路5a、 5bからの信号を受けてカウントを開始す
るタイマ5Cが組み込まれ、予め設定した時間経過(カ
ウント)により後述する温風吹出の温風温度パターンを
設定する。
更に、ヒータ4の発熱量を制御する温風温度制御回路5
d及び電動機2の回転数を制御する電動機回転数制御回
路5eが設けられる。温風温度制御回路5dはヒータ4
への電流値を変化させることによって発熱量を調整可能
としたものである。
第3図は感知センサ6による手感知後の電動機2及びヒ
ータ4の作動タイムチャートである。時刻T。で感知セ
ンサ6が人の手を感知すると、電動機2及びヒータ4へ
通電されて温風吹出口1bから温風が放出される。作動
開始後の時刻T+ (10秒経過時)までのヒータ4へ
の通電量は最大に設定され、時刻T2 (20秒経過時
)までと時刻T、 (120秒経過時)までは段階的に
通電量を減らしてゆく。
また、電動機2は時刻T2まで高い回転速度でファン3
を回転させ、時刻T、からT、までは落とした回転速度
として風量を切り換える。このような電動機2及びヒー
タ4の制御によって、作動開始直後では温度が高くて風
量も多い温風が供給され、その後次第に温度を下げて風
量も小さい温風が放出される。なお、時刻T0〜T2ま
での風速は30a+/s程度であり、時刻T2〜T、ま
でのそれは2On/s程度に設定しておいて制御運転を
行う。
以上の電動機2及びヒータ4の作動に加えて、温風吹出
口1bから放出される温風の温度は、大気温度に応じて
制御設定される。この制御は、吸気口1aに組み込んだ
温度センサ8によってケーシング1内に吸引される空気
の温度を検知し、この検知信号をコントローラ5に入力
して大気温度に応じた温風温度の制御パターンを設定す
る。設定された温風温度の制御については、温風温度セ
ンサ9により実際の吹出し温度が何度であるかを検出し
てコントローラ5に人力し、コントローラ5からの信号
により温風温度を制御することにより運転を行う。
第4図に大気温度に応じた温度設定パターンを示す。
第4図(a)は大気温度が11〜24℃の常温の場合の
パターンであり、横軸の時間は第3図の電動機2及びヒ
ータ4の作動タイムに合わせている。時刻T0からT2
まではファン3からの風量が大きく、温度は時刻T1ま
では73℃程度であり時刻T、2までは60℃程度に設
定される。そして、時刻T2から時刻T。
までは40℃まで下降した温風温度となっている。
第41!I(b)は大気温度が25℃以上の夏期を想定
した場合ではあり、時刻T2までは常温の場合と同じパ
ターンであるが、時刻T2から時刻T、までの設定温度
は30℃まで落とされている。
更に、第4図(C)は大気温度が10℃以下の冬期を想
定したもので、時刻T、から時刻T2までは先の2パタ
ーンと同様にヒータ4ヘフル通電し、温風温度は60℃
程度が達成される。そして、時刻T、から時刻T、まで
は温風温度を50℃まで下降させたパターンとなってい
る。
このような温度パターンで共通しているのは、作動開始
から一定時刻までの温風温度を高く設定し、この時刻後
は温度降下させる点である。そして、常温の場合は日本
の春や秋の快適な季節に相当し、この場合、温風の供給
開始から20秒程度経過した以降の温風の温度は第4図
(a)で示したように40℃程度が快適であるとされて
いる。このことから、この40℃の値に幅を持たせて、
夏期では涼しく感じるように30℃及び冬期では暖かく
感じるように50℃に設定した。もし、ヒータ4の発熱
量やファン3の送風量を一定にした場合、夏期では温風
の温度が高くなり逆に冬期では低くなる等のように大気
温度の影響を受ける。これに対し、大気温度に合わせて
ヒータ4やファン3を作動させることで、快適な温度の
温風を放出させることができるほか、特に夏期では温風
温度を下げて涼しくするので、ヒータ4の電力消費も少
なくなり、経済的にもなる。
なお、温度センサ8の取付は位置は第1図のようなケー
シング1の上端部の吸気口1aのほか、下端部は側面等
に開けた吸気口1aに臨ませて組み込んでもよい。この
場合、ヒータ4からの温風や内蔵した電動機20発熱等
の影響を受けない場所とすることが必要であり、吸気口
1aに流れ込む前の空気の温度を検知できるようにする
ことが重要である。
〔発明の効果〕
本発明では、加熱する前の大気温度を検知し、これに基
づいて最終的に放出される温風の温度を制御している。
このため、大気温度が高いときには涼しく感じるような
温度に設定したり、逆に大気温度が低いときは暖かく感
じるような温度に設定することができる。したがって、
ヒータの発熱量等を段階的に手動で調整する場合に比べ
ると、大気温度の高い低いに影響されない快適な乾燥が
行える。また、手を触れずに1年を通じて全自動コント
ローるされることが特長である温風乾燥機なので、手動
で温度設定することはこの利点を損ね兼ねないのに対し
、このような温度設定は一切不要となり清潔に使うこと
ができ、パブリック用として更に好適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の温風乾燥装置の縦断面図、第2図は制
御系の概略ブロック図、第3Il!lはファンとヒータ
の作動タイムチャート、第4図は大気温度による異なる
温度パターンの線図である。 1:ケーシング   1a:吸気口 1b:温風吹出口   IC:ダクト 2:電動機 3:ファン     3a:ジャケット4:ヒータ 5:コントローラ  5a:センサ回路(アンプ)5b
:センサ回路(比較器) 5C:タイマ 5d:温風温度制御回路 5e:電動機回転数制御回路 6:感知センサ   7:電源スイッチ8:11度セン
サ   9:温風温度センサ第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、手を感知する感知センサと、送風用のファンを回転
    させる回転数可変の電動機と、放出前の空気を加熱する
    発熱量可変のヒータと、前記感知センサからの信号によ
    って前記電動機及びヒータを作動させる制御系とを備え
    、該制御系に前記ファンによって吸気される前の大気温
    度を検知する温度センサを設け、更に該温度センサによ
    る大気温度検知信号によって前記電動機の回転数及びヒ
    ータの発熱量を変更する制御系を備えたことを特徴とす
    る温風乾燥装置。 2、手を感知する感知センサと、送風用のファンを回転
    させる回転数可変の電動機と、放出前の空気を加熱する
    発熱量可変のヒータと、前記感知センサからの信号によ
    って前記電動機及びヒータを作動させる制御系とを備え
    、該制御系に前記ファンによって吸気される前の大気温
    度を検知する温度センサを設けた温風乾燥装置において
    、前記温度センサによる大気温度検知値と温風温度値と
    の差を、大気温度が低くなるに連れて大きく設定するこ
    とを特徴とする温風温度の制御方法。
JP15842590A 1990-06-15 1990-06-15 温風乾燥装置及び温風温度の制御方法 Pending JPH0451925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15842590A JPH0451925A (ja) 1990-06-15 1990-06-15 温風乾燥装置及び温風温度の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15842590A JPH0451925A (ja) 1990-06-15 1990-06-15 温風乾燥装置及び温風温度の制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0451925A true JPH0451925A (ja) 1992-02-20

Family

ID=15671481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15842590A Pending JPH0451925A (ja) 1990-06-15 1990-06-15 温風乾燥装置及び温風温度の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0451925A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2190873A1 (es) * 2001-04-20 2003-08-16 Mediclinics S A Secador de manos

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2190873A1 (es) * 2001-04-20 2003-08-16 Mediclinics S A Secador de manos

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0451925A (ja) 温風乾燥装置及び温風温度の制御方法
JP2002048468A (ja) 浴室乾燥システム
JP2777831B2 (ja) 温風乾燥装置における温風温度の制御方法
JPH0646921A (ja) ドライヤ
JPH02271900A (ja) 衣類乾燥機
JP3522916B2 (ja) 浴室乾燥装置の運転方法及びその装置
JPH0614849A (ja) 温風乾燥装置
JP2633438B2 (ja) 温風暖房機
JPH05237045A (ja) 手乾燥器
JP2909973B2 (ja) 布団乾燥機
JP2909974B2 (ja) 布団乾燥機
JP3216177B2 (ja) 衣類乾燥機
JPH08117146A (ja) ハンドドライヤー
JP2913561B2 (ja) 布団乾操機
JP2814708B2 (ja) トイレ用暖房装置
JP2973328B2 (ja) 布団乾燥機
JPS63143446A (ja) 空気調和機
JP2777830B2 (ja) 温風乾燥装置における温風温度の制御方法
JPH0966005A (ja) 温風乾燥装置
JP2745904B2 (ja) トイレ装置
JPH0223918A (ja) エアタオル
JPH03106397A (ja) 衣類乾燥機
JP2742452B2 (ja) 衣類乾燥機
JPH06225993A (ja) 衣類乾燥機
JPH10305191A (ja) 浴室換気乾燥機の制御方法