JP3296634B2 - 温風テーブル - Google Patents

温風テーブル

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JP3296634B2 JP26110393A JP26110393A JP3296634B2 JP 3296634 B2 JP3296634 B2 JP 3296634B2 JP 26110393 A JP26110393 A JP 26110393A JP 26110393 A JP26110393 A JP 26110393A JP 3296634 B2 JP3296634 B2 JP 3296634B2
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尚 森脇
松尾  茂
哲 山田
哲司 森本
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は布団を掛けての使用と布
団を掛けないでの使用ができる温風テーブルに関し、特
に、布団を掛けないでの使用を検知して温風温度を自動
的に高く保持する温風テーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】テーブル本体にヒータと送風器を有する
温風式ヒータユニットを設け、テーブル内に温風を吹き
出すとともに、テーブル内の空間温度が使用者の設定し
た温度となるようにヒータの通電を制御するようにした
暖房器は、例えば実公昭62−37077号公報に示さ
れているように広く知られている。このような暖房器
は、テーブル本体内空間を外部と断熱するためにテーブ
ル本体に布団を掛けて使用されるが、近年、ライフスタ
イルの変化に伴い、テーブル本体に布団を掛けないで使
用するケースが増加している。このように布団を掛けな
いで使用する場合、通常、テーブル内空間は外気によっ
て冷やされて設定温度に至らないので、温風温度は高い
状態に維持されるが、温度検出器の取り付け状態や使用
条件によっては温度検出器が設定温度を検出し、それに
伴いヒータの発熱量の低下制御が行われて温風温度が低
下してしまうことが生じる。布団を掛けないでの使用の
場合、テーブル内が外気によって冷やされるので常に温
風温度を高温の状態に維持しておくことが必要条件とな
るが、上述のように温風温度が低下するとこの必要条件
が満足されなくなり、十分な暖房効果が得られなくなる
という問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点を考
慮してなされたものであり、布団を掛けないで使用する
場合においても十分な暖房効果を維持することができる
温風テーブルを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、天板とこの天
板を支持する脚体からなるテーブル本体と、ヒータと送
風機を備えて前記テーブル本体に取り付けられた温風式
ヒータユニットと、使用者の温度設定に基づいて前記ヒ
ータユニットの温度制御を行う制御手段とからなる温風
テーブルにおいて、前記天板に布団が掛けられているか
否かを検知する布団検知手段を設けるとともに、前記制
御手段は、この布団検知手段によって布団が掛けられて
いることが検知されると使用者の設定に基づいた制御を
行い、布団が掛けられていないことが検知されると温風
温度を使用者の設定した温度よりも高く保持する制御を
行う構成としたものである。
【0005】
【作用】本発明は上記のように、天板に布団が掛けられ
ているか否かを検知する布団検知手段を設けるととも
に、この布団検知手段によって布団が掛けられているこ
とが検知されると使用者の設定に基づいた制御を行い、
布団が掛けられていないことが検知されると温風温度を
使用者の設定した温度よりも高く保持する制御手段を備
えるので、布団を掛けての使用を行うと、布団検知手段
によってそれが検知されて通常の温度制御が実行され、
一方、布団を掛けないでの使用を行うと、布団検知手段
によってそれが検知されて使用者の設定温度よりも高温
の温風温度を保持する温度制御が実行される。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図2に示すように、テーブル本体1は、天板2と、
この天板2を支持する複数の脚体3,3により構成して
いる。前記天板2の中央部には温風式のヒータユニット
4を取り付けている。このヒータユニット4はその上面
が天板2の上面と同一面をとなるように天板2に取り付
けられている。ヒータユニット4は後述する加熱用のヒ
ータと、送風器を備え、送風器によって送風される空気
をヒータで加熱して温風化し、天板2の下方空間に温風
を吹き出す構成としている。天板2の上面の一部を成す
ヒータユニット4の上面中央には、布団検知用のボタン
5を出没自在に設けている。このボタン5は通常上方に
突出し、天板2に布団が掛けられると下降してヒータユ
ニット4内に埋没するように、所定の力で上方に付勢し
ている。ボタン5の下方には、通常は閉じていて、ボタ
ン5の埋没によって開けられる布団検知用のスイッチ6
(図1に示す)を配置している。
【0007】次に回路構成について図1を参照して説明
する。ヒータユニット4内に設けた加熱用のヒータ7
は、直列接続された温度設定用のサーモスタット8によ
って温度制御されるとともに、強弱切換回路9によっ
て、供給電力の切り換えが行われる。前記サーモスタッ
ト8には、その開閉接点と並列に常閉の前記布団検知ス
イッチ6が接続され、この検知スイッチ6が閉じている
間はサーモスタット8に対して使用者が行った温度設定
に係わらず、ヒータ7に通電され続けるようにしてい
る。ヒータユニット4内の送風器を構成するモータ10
は、電源スイッチの投入によって回転開始し、強弱切換
回路9によって回転数が切り換えられる。強弱切換回路
9は、2極双投型の切換スイッチ11を備え、このスイ
ッチの可動接点11a,11aを固定接点11b,11
b側に切り換えると、ヒータ7の発熱量とモータ10の
回転数が増加する「強」設定となり、一方、可動接点1
1a,11aを固定接点11c,11c側に切り換える
と、ヒータ7の発熱量とモータ10の回転数が減少する
「弱」設定となるように構成している。
【0008】12は電源スイッチ、13はこの電源スイ
ッチ12の状態を表示する電源表示回路、14は温風選
択スイッチ、15はこの温風選択スイッチ14の状態を
表示する温風選択表示回路、16は前記強弱切換回路9
の状態を表示する強弱表示回路である。これらのスイッ
チ11,12,14や表示回路13,15,16はヒー
タユニット4の一部に配置してもよいが、電源コードに
設けたリモコン操作部に配置することが望ましい。17
は温度異常時に開くリミッタである。
【0009】上記構成において、図3に示すようにテー
ブル本体1に布団18を掛け、また、図4に示すように
布団18の上に化粧テーブル19を置いて電気コタツと
して使用する場合は、布団18の重さによって、また、
その上に置いた化粧テーブル19の重さによって布団検
知用のボタン5が下向きに押されてユニット4内に埋没
し、このボタン5によって布団検知用のスイッチ6が開
けられる。そして、電源スイッチ12と温風選択スイッ
チ14を閉じ、強弱切換回路9を「強」設定にしておく
と、サーモスタット8を介してヒータ7に全通電されヒ
ータ7が急速発熱するとともに、モータ10にも全通電
されてファンが高速回転し、強温風がヒータユニット4
から吹き出す。テーブル本体1内部が温度上昇して予め
設定されたサーモスタット8の動作温度に上昇すると、
サーモスタット8が開放してヒータ7への通電が停止さ
れ、以後通常の場合と同様にヒータ7の通電と通電遮断
が繰り返されて設定温度が維持される。
【0010】一方、図2に示すように、テーブル本体1
に布団を掛けないで、温風テーブルとして使用する場合
は、布団検知用のボタン5が下向きに押されないので、
布団検知用のスイッチ6は閉じたままの状態にある。し
たがって、上述したのと同じ設定で使用すると、スイッ
チ6とサーモスタット8を介してヒータ7に全通電され
ヒータ7が急速発熱するとともに、モータ10にも全通
電されてファンが高速回転し、強温風がヒータユニット
4から吹き出す。テーブル内部が温度上昇して予め設定
されたサーモスタット8の動作温度に上昇すると、サー
モスタット8が開放するが、サーモスタット8はスイッ
チ6によって短絡されているので、ヒータ7への通電が
継続され、使用者の温度設定に係わらず、温風温度が最
高の状態に保持される。すなわち、使用者の設定した温
風温度よりも高温の温風を吹き出すことができる。
【0011】このように布団を掛けないで使用すると
き、テーブル本体1の上面から突出したボタン5が邪魔
にならないようにするために、例えば図5に示すよう
に、ボタン5が遊挿される穴20を下面に設けた化粧テ
ーブル19’を設け、この化粧テーブル19’を天板2
の上に配置して使用するようにしてもよい。
【0012】上記のように、布団の有無を検知し、使用
者の温度設定に基づくヒータ制御と、使用者の設定した
温度よりも高温の温風を発生するヒータ制御を自動的に
設定することができるので、布団を掛けないで使用する
場合においても十分な暖房効果を維持することができ、
使い勝手を良好とすることができる。
【0013】なお、上記実施例においては、温度制御に
サーモスタットを用いたが、本発明は温度検出にサーミ
スタ等の感熱素子を用い、これによって検出した温度
と、使用者の操作によって電気的に設定された温度を比
較してヒータの通電制御を行ういわゆる電子制御式、マ
イコン制御式のものにも適用することができる。この場
合、布団が掛けられておらず、布団検出手段が布団なし
の検出を行うと、使用者によって設定された温度を自動
的に何段階か上昇、もしくは最高の温度に再設定する設
定温度変更手段を設けることで、上記実施例と同様な制
御を行うことができる。また、使用者によって設定され
た温度を自動的に上昇する代わりに、布団なしの検出が
行われると、温度検出出力を実際の温度より5〜20℃
程度低く再設定して出力する検出温度変更手段を設けて
も同様である。
【0014】また、上記のように温度検出に感熱素子を
用いた場合、布団の有無を上記ボタン5によって検出す
る代わりに、温度上昇特性の違いによって判別すること
もできる。すなわち、布団を掛けた場合は内部温度の上
昇速度が早く、布団を掛けない場合は上昇速度が遅いの
で、例えば通電開始から一定時間の上昇温度が所定温度
以上か否かを判別する手段を設けて布団の有無を検出す
ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明は、布団の有無を検
知し、使用者の温度設定に基づくヒータ制御と、使用者
の設定した温度よりも高温の温風を発生するヒータ制御
を自動的に設定することができるので、布団を掛けない
で使用する場合においても十分な暖房効果を維持するこ
とができ、使い勝手を良好とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気回路図である。
【図2】本発明の一実施例の温風テーブルの正面図であ
る。
【図3】同実施例の使用状態例を示す一部破断正面図で
ある。
【図4】同実施例の使用状態例を示す一部破断正面図で
ある。
【図5】同実施例の使用状態例を示す一部破断正面図で
ある。
【符号の説明】
1 テーブル本体 2 天板 3 脚体 4 ヒータユニット 5 布団検知用ボタン 6 布団検知用スイッチ 7 ヒータ 8 サーモスタット 10 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松尾 茂 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (72)発明者 山田 哲 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (72)発明者 森本 哲司 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−34733(JP,A) 特開 平7−110132(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 3/04 305 F24C 7/04 - 7/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板とこの天板を支持する脚体からなる
    テーブル本体と、ヒータと送風機を備えて前記テーブル
    本体に取り付けられた温風式ヒータユニットと、使用者
    の温度設定に基づいて前記ヒータユニットの温度制御を
    行う制御手段とからなる温風テーブルにおいて、前記天
    板に布団が掛けられているか否かを検知する布団検知手
    段を設けるとともに、前記制御手段は、この布団検知手
    段によって布団が掛けられていることが検知されると使
    用者の設定に基づいた制御を行い、布団が掛けられてい
    ないことが検知されると温風温度を使用者の設定した温
    度よりも高く保持する制御を行う構成としたことを特徴
    とする温風テーブル。
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