JPH08112670A - 温度制御機能付きハンダごて及びハンダごての温度制御装置 - Google Patents
温度制御機能付きハンダごて及びハンダごての温度制御装置Info
- Publication number
- JPH08112670A JPH08112670A JP24542594A JP24542594A JPH08112670A JP H08112670 A JPH08112670 A JP H08112670A JP 24542594 A JP24542594 A JP 24542594A JP 24542594 A JP24542594 A JP 24542594A JP H08112670 A JPH08112670 A JP H08112670A
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- JP
- Japan
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- soldering iron
- iron
- temperature
- touch sensor
- soldering
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハンダごての使用中と待機中を判別すること
により、不要な電力消費を抑制した温度制御機能付きハ
ンダごて及びハンダごての温度制御装置を提供する。 【構成】 こての柄の部分1にタッチセンサ20を設け
る。タッチセンサ20では、その柄の部分に何か触れて
いるか、何も物が触れていないかを検出し、その結果を
出力する。タッチセンサ20に何かが触れているという
結果が出力された場合、ハンダごては使用中であると判
断し、ヒータ制御部21により、こて先ヒータ22を最
大の出力で温める。反対に、タッチセンサ20が何も触
れてないという結果を出力した時には、ハンダごては待
機中であると判断し、こて先の温度を落とす。
により、不要な電力消費を抑制した温度制御機能付きハ
ンダごて及びハンダごての温度制御装置を提供する。 【構成】 こての柄の部分1にタッチセンサ20を設け
る。タッチセンサ20では、その柄の部分に何か触れて
いるか、何も物が触れていないかを検出し、その結果を
出力する。タッチセンサ20に何かが触れているという
結果が出力された場合、ハンダごては使用中であると判
断し、ヒータ制御部21により、こて先ヒータ22を最
大の出力で温める。反対に、タッチセンサ20が何も触
れてないという結果を出力した時には、ハンダごては待
機中であると判断し、こて先の温度を落とす。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温度制御機能付きハン
ダごて及びハンダごての温度制御装置に関するものであ
る。
ダごて及びハンダごての温度制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から知られているハンダごては、電
源を投入すると、そのハンダごて固有の一定の温度、ま
たは使用者が予め設定した温度を保つように構成されて
いる。
源を投入すると、そのハンダごて固有の一定の温度、ま
たは使用者が予め設定した温度を保つように構成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、最初にコンセントを入れてから最後に抜くま
で常に電源は入りっぱなしになり、こて先は常に高い温
度になるため、次のような欠点があった。
来例では、最初にコンセントを入れてから最後に抜くま
で常に電源は入りっぱなしになり、こて先は常に高い温
度になるため、次のような欠点があった。
【0004】(1)ハンダごての使用中あるいは、待機
中に拘らず多くのヒータ電流を消費するため非常に不経
済である。
中に拘らず多くのヒータ電流を消費するため非常に不経
済である。
【0005】(2)電源が入っているかどうか一目で確
認できないため、電源の切り忘れが考えられる。
認できないため、電源の切り忘れが考えられる。
【0006】(3)電源の切り忘れがあると、高温で放
置されることになり、火災安全性の面で非常に危険であ
る。
置されることになり、火災安全性の面で非常に危険であ
る。
【0007】よって本発明の目的は、ハンダごての使用
中と待機中を判別することにより、不要な電力消費を抑
制した温度制御機能付きハンダごて及びハンダごての温
度制御装置を提供することにある。
中と待機中を判別することにより、不要な電力消費を抑
制した温度制御機能付きハンダごて及びハンダごての温
度制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明に係る温度制御機能付きハンダごては、こ
て先ヒータへの通電量を制御する制御手段を有するハン
ダごてにおいて、該ハンダごてが使用中であるか否かを
判別する判別手段を備え、前記判別手段の出力に応じて
前記制御手段を駆動するものである。ここで、前記判別
手段として、ハンダごてのグリップ部に設けたタッチセ
ンサ、または、こて台に設けた検出スイッチを用いるの
が好適である。
めに、本発明に係る温度制御機能付きハンダごては、こ
て先ヒータへの通電量を制御する制御手段を有するハン
ダごてにおいて、該ハンダごてが使用中であるか否かを
判別する判別手段を備え、前記判別手段の出力に応じて
前記制御手段を駆動するものである。ここで、前記判別
手段として、ハンダごてのグリップ部に設けたタッチセ
ンサ、または、こて台に設けた検出スイッチを用いるの
が好適である。
【0009】また、本発明に係るハンダごての温度制御
装置は、ハンダごてが使用中であるか待機中であるかを
判別する判別手段と、前記判別手段の出力に応じて、前
記ハンダごてのこて先温度を制御する制御手段とを具備
したものである。ここで、前記判別手段として、ハンダ
ごてのグリップ部に設けたタッチセンサ、または、こて
台に設けた検出スイッチを用いるのが好適である。
装置は、ハンダごてが使用中であるか待機中であるかを
判別する判別手段と、前記判別手段の出力に応じて、前
記ハンダごてのこて先温度を制御する制御手段とを具備
したものである。ここで、前記判別手段として、ハンダ
ごてのグリップ部に設けたタッチセンサ、または、こて
台に設けた検出スイッチを用いるのが好適である。
【0010】
【作用】本発明によれば、ハンダごて自体あるいはその
他の場所にタッチセンサ等の判別手段を設け、そのハン
ダごてが使用中か待機中かを判別し、その判別結果に応
じてこて先の温度を制御するものである。
他の場所にタッチセンサ等の判別手段を設け、そのハン
ダごてが使用中か待機中かを判別し、その判別結果に応
じてこて先の温度を制御するものである。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0012】実施例1 図1は、本発明を適用したハンダごての外観図である。
図2は、ハンダごての内部に収納されている制御回路を
示す。ここで、図1に示した1の部分がハンダごてを使
用する時、持つ部分(グリップ部)である。この部分1
にタッチセンサ20を設ける。タッチセンサ20では、
グリップ部1に何か触れているか、何も物が触れていな
いかを検出し、その結果を出力する。タッチセンサ20
に何かが触れているという結果が出力された場合、ハン
ダごては使用中であると判断し、ヒータ制御部21によ
り、こて先ヒータ22を最大の出力で温める。反対に、
タッチセンサ20が何も触れてないという結果を出力し
た時には、ハンダごては待機中であると判断し、こて先
の温度を落とす。
図2は、ハンダごての内部に収納されている制御回路を
示す。ここで、図1に示した1の部分がハンダごてを使
用する時、持つ部分(グリップ部)である。この部分1
にタッチセンサ20を設ける。タッチセンサ20では、
グリップ部1に何か触れているか、何も物が触れていな
いかを検出し、その結果を出力する。タッチセンサ20
に何かが触れているという結果が出力された場合、ハン
ダごては使用中であると判断し、ヒータ制御部21によ
り、こて先ヒータ22を最大の出力で温める。反対に、
タッチセンサ20が何も触れてないという結果を出力し
た時には、ハンダごては待機中であると判断し、こて先
の温度を落とす。
【0013】実施例2 図3は、本発明の第2の実施例を示す。本実施例では、
ハンダごて本体にLED2を追加して、電源が入るとL
ED2が点灯するようにする。従って、このLED2の
点灯状態により電源が入っているかどうかを一目で確認
できるため、電源の切り忘れによってハンダごてが高温
で放置されるということが少なくなる。
ハンダごて本体にLED2を追加して、電源が入るとL
ED2が点灯するようにする。従って、このLED2の
点灯状態により電源が入っているかどうかを一目で確認
できるため、電源の切り忘れによってハンダごてが高温
で放置されるということが少なくなる。
【0014】実施例3 図4および図5は、第3の実施例によるハンダごて台お
よびその制御回路を示す。
よびその制御回路を示す。
【0015】本実施例では、ハンダごてが使用中か待機
中の判別は、ハンダごて台な取りつけられた検出スイッ
チ3で行う。また、ハンダごてを台に置くと、電源が切
られてハンダごてへの加熱が中断される。しかし、こて
先の加熱された部分は保温材5で囲まれた受け台に覆わ
れ、保温される。また、こて台には温度センサ4を設
け、ハンダごての温度が下がり過ぎた時は再び通電を行
い、ハンダごてを加熱する。
中の判別は、ハンダごて台な取りつけられた検出スイッ
チ3で行う。また、ハンダごてを台に置くと、電源が切
られてハンダごてへの加熱が中断される。しかし、こて
先の加熱された部分は保温材5で囲まれた受け台に覆わ
れ、保温される。また、こて台には温度センサ4を設
け、ハンダごての温度が下がり過ぎた時は再び通電を行
い、ハンダごてを加熱する。
【0016】こて台からハンダごてを抜くと、スイッチ
3でそのこてが判別されて再び電源が入り、ハンダごて
は少しの経過時間で使用可能な温度になる。
3でそのこてが判別されて再び電源が入り、ハンダごて
は少しの経過時間で使用可能な温度になる。
【0017】実施例4 図6および図7は、第4の実施例によるハンダごて台お
よびその制御回路を示す。ここで、図6はハンダごて台
に保温用ヒータを内蔵した状態を示す。上記実施例3に
おいては、ハンダごて台にハンダごてを置くと、時間の
経過によってハンダごては冷めてしまう。しかし本実施
例では、ハンダごてを台に置くと、スイッチ7によって
それを判別し、ハンダごてヒータ72への通電を停止す
ると共に、こて先保温用ヒータ6で保温する。これによ
り、ハンダごてを常時保温することができる。
よびその制御回路を示す。ここで、図6はハンダごて台
に保温用ヒータを内蔵した状態を示す。上記実施例3に
おいては、ハンダごて台にハンダごてを置くと、時間の
経過によってハンダごては冷めてしまう。しかし本実施
例では、ハンダごてを台に置くと、スイッチ7によって
それを判別し、ハンダごてヒータ72への通電を停止す
ると共に、こて先保温用ヒータ6で保温する。これによ
り、ハンダごてを常時保温することができる。
【0018】その他の実施例 上述した実施例3,4は、現在一般に使われているハン
ダごてに容易に対応することができる。すなわち、こて
先の部分を図4,図6に示したこて台に収納してやれ
ば、現在一般的に使われているハンダごてを使用するこ
とが可能である。
ダごてに容易に対応することができる。すなわち、こて
先の部分を図4,図6に示したこて台に収納してやれ
ば、現在一般的に使われているハンダごてを使用するこ
とが可能である。
【0019】また本発明の各実施例は、いずれもハンダ
ごてのこて先の温度を変える手段を持つものである。し
たがって、温度が低い時から高くなる時にはハンダを溶
かす熱が十分でなく使用できない場合が考えられる。そ
こで、これを判別するために、ハンダごてが使用可能に
なるある一定の温度になると点灯するLED等を設ける
ことも可能である。
ごてのこて先の温度を変える手段を持つものである。し
たがって、温度が低い時から高くなる時にはハンダを溶
かす熱が十分でなく使用できない場合が考えられる。そ
こで、これを判別するために、ハンダごてが使用可能に
なるある一定の温度になると点灯するLED等を設ける
ことも可能である。
【0020】さらに、ハンダごてのこて先の温度を表示
する温度計を、ハンダごての柄の部分またはハンダごて
台に設置することもできる。
する温度計を、ハンダごての柄の部分またはハンダごて
台に設置することもできる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、従
来ではハンダごてを使っていない待機時にも消費してい
た電流を節約することができるので、経済的であるばか
りでなく、こて先ヒータの寿命・安全性の点でも、きわ
めて有用である。
来ではハンダごてを使っていない待機時にも消費してい
た電流を節約することができるので、経済的であるばか
りでなく、こて先ヒータの寿命・安全性の点でも、きわ
めて有用である。
【図1】本発明の第1実施例によるハンダごての外観を
示す図である。
示す図である。
【図2】第1の実施例における制御ブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図5】第3の実施例における制御ブロック図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示す図である。
【図7】第4の実施例における制御ブロック図である。
1 こての柄の部分 2 LED 3 検出スイッチ 4 温度センサ 5 保温材 6 保温用ヒータ 7 検出スイッチ
Claims (4)
- 【請求項1】 こて先ヒータへの通電量を制御する制御
手段を有するハンダごてにおいて、 該ハンダごてが使用中であるか否かを判別する判別手段
を備え、 前記判別手段の出力に応じて前記制御手段を駆動するこ
とを特徴とする温度制御機能付きハンダごて。 - 【請求項2】 請求項1において、前記判別手段とし
て、ハンダごてのグリップ部に設けたタッチセンサ、ま
たは、こて台に設けた検出スイッチを用いることを特徴
とする温度制御機能付きハンダごて。 - 【請求項3】 ハンダごてが使用中であるか待機中であ
るかを判別する判別手段と、 前記判別手段の出力に応じて、前記ハンダごてのこて先
温度を制御する制御手段とを具備したことを特徴とする
ハンダごての温度制御装置。 - 【請求項4】 請求項3において、前記判別手段とし
て、ハンダごてのグリップ部に設けたタッチセンサ、ま
たは、こて台に設けた検出スイッチを用いることを特徴
とするハンダごての温度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24542594A JPH08112670A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 温度制御機能付きハンダごて及びハンダごての温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24542594A JPH08112670A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 温度制御機能付きハンダごて及びハンダごての温度制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08112670A true JPH08112670A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17133471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24542594A Pending JPH08112670A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 温度制御機能付きハンダごて及びハンダごての温度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08112670A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6111222A (en) * | 1998-06-23 | 2000-08-29 | Japan Unix Co., Ltd. | Soldering apparatus with safety device |
JP2009515700A (ja) * | 2005-11-14 | 2009-04-16 | エルサ ゲーエムベーハー | コンピュータベースセンサシステムを有するはんだ付け装置 |
JP2011245555A (ja) * | 2010-05-26 | 2011-12-08 | Cooper Tools Gmbh | 半田付け装置 |
CN107511553A (zh) * | 2017-08-23 | 2017-12-26 | 马远强 | 一种安全电烙铁 |
-
1994
- 1994-10-11 JP JP24542594A patent/JPH08112670A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6111222A (en) * | 1998-06-23 | 2000-08-29 | Japan Unix Co., Ltd. | Soldering apparatus with safety device |
JP2009515700A (ja) * | 2005-11-14 | 2009-04-16 | エルサ ゲーエムベーハー | コンピュータベースセンサシステムを有するはんだ付け装置 |
JP2011245555A (ja) * | 2010-05-26 | 2011-12-08 | Cooper Tools Gmbh | 半田付け装置 |
CN107511553A (zh) * | 2017-08-23 | 2017-12-26 | 马远强 | 一种安全电烙铁 |
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