JPH05156762A - 採光装置 - Google Patents

採光装置

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JPH05156762A
JPH05156762A JP34991791A JP34991791A JPH05156762A JP H05156762 A JPH05156762 A JP H05156762A JP 34991791 A JP34991791 A JP 34991791A JP 34991791 A JP34991791 A JP 34991791A JP H05156762 A JPH05156762 A JP H05156762A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受枠部材の溶接作業やその接合部の仕上げ作
業を省いて受枠の組み立てを簡単に行なえ、受枠の防食
上有利な採光装置を提供すること。 【構成】 躯体側の天井に設けられた開口部3と、前記
開口部3の周囲を囲む壁部5と、前記壁部5の上部に取
着された受枠7と、前記受枠7上に配設され前記開口部
3を覆うドーム本体9とを備える採光装置において、前
記ドーム本体9に、前記受枠7の上方を覆い且つ前記受
枠7の最も外側に位置する部分1109を覆う外縁部9
11を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多目的ホール、工場、
倉庫等の建物の天井に設置される採光装置に関し、より
詳細には、この採光装置を構成するドーム本体の構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】建物の天井に開口部を設け、この開口部
を、光透過率と光拡散性に優れる合成樹脂等からなるド
ーム本体で覆うようにした採光装置は、実公昭63ー3
9306号で開示されており、また、多目的ホール、工
場、倉庫等で広く用いられている。このような採光装置
は、図4に示すように、躯体側の天井に設けられた開口
部51と、前記開口部51の周囲を囲むコンクリート製
の壁部53と、前記壁部53の上部に取着された受枠5
5と、前記受枠55上に配設され前記開口部51を覆う
ドーム本体57とを備える。
【0003】開口部51の多くは断面が矩形状に形成さ
れ、これに対応して開口部51の周囲の壁部53も、矩
形の四辺を構成するように枠状に膨出形成されている。
また、この壁部53の上部に取着される受枠55は、該
壁部53の輪郭に対応した四つのアルミ材製の受枠部材
59を枠状に組み付けて構成されている。各受枠部材5
9は、ドーム本体57を支持する支持面部5901を備
え、ドーム本体7の外周の受け面5701部がパッキン
5903を介して支持面部5901上に載置され、ボル
ト61、ナット63により支持面部5901と受け面部
5701は締結される。また、各受枠部材59の内側に
は、ドーム本体57の下面から落下する結露を受取り、
水抜き孔5903から外部に排出する水受け面部590
5が形成されている。受枠部材59はその下面部590
7が、壁部53中に埋め込まれたアンカー金具65の頭
部65Aに係合され、受枠部材59の最も外側に位置す
る外面部5909と壁部53との間には充填材67が埋
め込まれる。
【0004】このような従来の採光装置において、ドー
ム本体57の最も外側に位置する部分57Aは、上方か
ら見て、受枠55の内側に位置するように設けられてい
る。従って、受枠55は雨水にさらされるため、受枠5
5には防食処理が必要となる。そこで従来では、四つの
受枠部材59を溶接により接合し矩形の枠に組み立てて
受枠55を構成し、接合部の仕上げ処理を施した後、ア
ルマイト処理等の防食処理を施している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来構造では、防食処理が確実になされるように接
合部の仕上げ処理を綿密に施す必要があり、この接合部
の仕上げ処理は手間が掛って面倒である不具合があっ
た。また、枠状に組み立てられた受枠は大きく既存の防
食処理槽を使用できないため、新たに大型の防食処理槽
を製作しなければならず、更には、防食処理に時間と手
間も掛ってコスト高となる問題があった。本発明は前記
事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、
複数の受枠部材の溶接作業やその接合部の仕上げ作業を
省いて受枠の組み立てを簡単に行なえ、更には、受枠の
防食上有利な採光装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、躯体側の天井に設けられた開口部と、前
記開口部の周囲を囲む壁部と、前記壁部の上部に取着さ
れた受枠と、前記受枠上に配設され前記開口部を覆うド
ーム本体とを備える採光装置において、前記ドーム本体
に、前記受枠の上方を覆い且つ前記受枠の最も外側に位
置する部分を覆う外縁部を形成したことを特徴とする。
また、本発明は、前記受枠が、ドーム本体を支持する支
持面部と、最も外側に位置し下方に屈曲された外面部と
を備え、前記ドーム本体の外縁部は受け部材を介して前
記支持面部上で支持される受け面部と、受け面部の外端
から下方に屈曲し前記外面部を覆う外面部とで構成され
ていることを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例に係る採光装置の要部断面
図、図2は同正面図、図3は受枠部材の結合部分の平面
図を示す。1は採光装置で、採光装置1は、躯体側の天
井に設けられた開口部3と、前記開口部3の周囲から上
方に膨出するコンクリート製の壁部5と、前記壁部5の
上部に取着された受枠7と、前記受枠7上に配設され前
記開口部3を覆う合成樹脂製のドーム本体9とを備え
る。前記開口部3は断面が矩形状に形成され、これに対
応して前記壁部5は、矩形の四辺を構成するように枠状
に膨出形成されている。
【0008】前記受枠7は、アルミ素材からなる四つの
受枠部材11で構成され、各受枠部材11は、図3に示
すように、コーナー金具13及びねじ15により連結さ
れている。各受枠部材11は、壁部5中に埋め込まれた
アンカー金具17の頭部17Aにより壁部5上に固定さ
れる下面部1101と、下面部1101の内端から起立
する内縦面部1103と、下面部1101の外端寄りか
ら下方に屈曲された外縦面部1105と、内縦面部11
03の内側箇所から外縦面部1105の外側にわたり斜
め下方に傾斜して延出された支持面部1107と、支持
面部1107の外端から斜め下方に屈曲され、中間部が
前記下面部1101に接続する外面部1109とを備え
る。前記支持面部1107の内端には上方に屈曲された
屈曲面部1111が形成され、ドーム本体9の下面から
落下する結露を支持面部1107で受取り、受枠7の外
部に排出するように形成されている。
【0009】前記ドーム本体9は受枠7の上方を覆う大
きさで形成され、ドーム本体9は、開口部3に対応した
大きさで上方に凸の湾曲面により平面視矩形状に形成さ
れた湾曲面部901と、湾曲面部901の外周から外方
に延出する受け面部903と、受け面部903の外端か
ら斜め下方に延出する外面部905とを備える。受け面
部903は前記支持面部1107の上方に位置し、外面
部905は前記外面部1109の外方に位置し、この実
施例では受け面部903と外面部905が、受枠7の上
方を覆い且つ前記受枠7の最も外側に位置する部分を覆
う外縁部911に相当している。
【0010】前記支持面部1107と受け面部903と
の間、及び両外面部1109,905の間に夫々パッキ
ン21が介装され、両外面部1109,905の間のパ
ッキン21を挿通したボルト23、ワッシャ25、ナッ
ト27により両外面部1109,905が締結され、外
面部905の内側と壁部5間に充填材29が埋め込まれ
る。
【0011】本実施例は前記のように構成したので、ド
ーム本体9の外縁部911により受枠7の全ての部分が
覆われ、受枠7が雨水にさらされなくなる。従って、受
枠7には簡単な防食処理を施せば足り、防食処理上有利
となる。また、防食処理を確実に施すための、四つの受
枠部材11を溶接により接合する作業や、接合部の仕上
げ作業を省け、実施例のようにコーナー金具13を用い
て連結するだけでも防食上の問題は生ぜず、受枠7の組
み立てを簡単に行なうことが可能となる。更に、個々の
受枠部材11毎に防食処理を行なえるので、既存の防食
処理槽を用いて防食処理を簡単に行なうことが可能とな
る。また、アルミニウム製の受枠7を合成樹脂製のドー
ム本体9により覆っているため、断熱性が向上する。
【0012】尚、実施例では、ドーム本体9が受枠7上
に固定された固定型の採光装置1に適用した場合につい
て説明したが、本発明は、ドーム本体9が揺動する開閉
型の採光装置にも適用可能である。
【0013】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、躯体側の天井に設けられた開口部と、前記開口部
の周囲の壁部上に取着された受枠と、前記受枠上に配設
されたドーム本体とを備える採光装置において、ドーム
本体に、受枠の上方を覆い且つ前記受枠の最も外側に位
置する部分を覆う外縁部を形成したので、複数の受枠部
材の溶接作業やその接合部の仕上げ作業を省いて受枠の
組み立てを簡単に行なえ、更には、受枠の防食上有利な
採光装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る採光装置の要部断面図で
ある。
【図2】本発明の実施例に係る採光装置の正面図であ
る。
【図3】本発明の実施例に係る受枠部材の結合部分の平
面図である。
【図4】従来の採光装置の要部断面図である。
【符号の説明】
1 採光装置 3,51 開口部 5,53 壁部 7,55 受枠 9,57 ドーム本体 11,59 受枠部材 911 外縁部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 躯体側の天井に設けられた開口部と、 前記開口部の周囲を囲む壁部と、 前記壁部の上部に取着された受枠と、 前記受枠上に配設され前記開口部を覆うドーム本体と、 を備える採光装置において、 前記ドーム本体に、前記受枠の上方を覆い且つ前記受枠
    の最も外側に位置する部分を覆う外縁部を形成した、 ことを特徴とする採光装置。
  2. 【請求項2】 前記受枠は、ドーム本体を支持する支持
    面部と、最も外側に位置し下方に屈曲された外面部とを
    備え、前記ドーム本体の外縁部は、受け部材を介して前
    記支持面部上で支持される受け面部と、受け面部の外端
    から下方に屈曲し前記外面部を覆う外面部とで構成され
    ている請求項1記載の採光装置。
JP34991791A 1991-12-10 1991-12-10 採光装置 Expired - Fee Related JP3177687B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014218798A (ja) * 2013-05-02 2014-11-20 俊雄 喜田 透明板付き防潮壁

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