JPH0321536Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0321536Y2 JPH0321536Y2 JP15021785U JP15021785U JPH0321536Y2 JP H0321536 Y2 JPH0321536 Y2 JP H0321536Y2 JP 15021785 U JP15021785 U JP 15021785U JP 15021785 U JP15021785 U JP 15021785U JP H0321536 Y2 JPH0321536 Y2 JP H0321536Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dome
- fixing frame
- bolt
- base frame
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、家屋の屋根に設けられる天窓に関す
る。
る。
従来の技術
近時、都市近効においては隣合う住宅が互いに
接近し、側窓からの採光だけでは室内に充分な採
光量を得ることが難しい等の理由から、屋根に天
窓を設けてここから採光することが普及してき
た。かかる天窓の一般的なものとしては、例えば
第5図及び第6図に示すように、屋根の開口部に
設けた基枠21の上端にアルミ製のドーム固定枠
22を被着し、このドーム固定枠22の上面に突
設した取付辺23にパツキン24等を介してドー
ム25の周縁部をビス止めした構造のものが知ら
れているが、このような構造の天窓では次のよう
な問題があつた。
接近し、側窓からの採光だけでは室内に充分な採
光量を得ることが難しい等の理由から、屋根に天
窓を設けてここから採光することが普及してき
た。かかる天窓の一般的なものとしては、例えば
第5図及び第6図に示すように、屋根の開口部に
設けた基枠21の上端にアルミ製のドーム固定枠
22を被着し、このドーム固定枠22の上面に突
設した取付辺23にパツキン24等を介してドー
ム25の周縁部をビス止めした構造のものが知ら
れているが、このような構造の天窓では次のよう
な問題があつた。
従来の技術の問題点
即ち、かかる従来の天窓では、アルミ製のドー
ム固定枠22が外部に露出するため、冬期などに
おいて外気温が室内温度よりも著しく低くなつた
場合、該ドーム固定枠22の室内側表面に結露を
生じ、これが室内に滴下するという問題があつ
た。しかも、ドーム25をその周縁部において多
数のビスを用いて固定しているため、パツキン処
理を施しても、このビス止め部26から水が侵入
する可能性が高いという問題があり、また、ビス
止め作業に手間がかかるという問題もあつた。
ム固定枠22が外部に露出するため、冬期などに
おいて外気温が室内温度よりも著しく低くなつた
場合、該ドーム固定枠22の室内側表面に結露を
生じ、これが室内に滴下するという問題があつ
た。しかも、ドーム25をその周縁部において多
数のビスを用いて固定しているため、パツキン処
理を施しても、このビス止め部26から水が侵入
する可能性が高いという問題があり、また、ビス
止め作業に手間がかかるという問題もあつた。
問題点を解決するための手段
上記問題を解決するため、本考案の天窓は、内
側に開口壁を形成した基枠の上端開口部に、ボル
ト螺合孔を中央部に備えたドーム固定枠を嵌着固
定し、前記基枠の上端開口部をドームで覆うと共
に、該ドームの中央部にボルトを貫通させて前記
ボルト螺合孔に螺合緊締する構成としたことを要
旨とするものである。
側に開口壁を形成した基枠の上端開口部に、ボル
ト螺合孔を中央部に備えたドーム固定枠を嵌着固
定し、前記基枠の上端開口部をドームで覆うと共
に、該ドームの中央部にボルトを貫通させて前記
ボルト螺合孔に螺合緊締する構成としたことを要
旨とするものである。
作 用
かかる構成とすれば、アルミニウム等の金属で
製作されるドーム固定枠が基枠内側の断熱性に富
む材料、例えば木材等の開口壁で囲まれ、外部に
全く露出しないので、外気温が室内温度より低く
なつても、該トーム固定枠が外気によつて冷却さ
れることは殆どなく、従つて該ドーム固定枠の室
内側表面に結露を生じることはなくなる。しかも
ドームを一本のボルトでドーム固定枠に固定する
ので、ドーム固定作業が頗る簡単となり、またこ
のボルト止めしたドーム中央部のみをパツキン材
等で防水処理すれば、水の侵入をほぼ完全に防止
することもできる。
製作されるドーム固定枠が基枠内側の断熱性に富
む材料、例えば木材等の開口壁で囲まれ、外部に
全く露出しないので、外気温が室内温度より低く
なつても、該トーム固定枠が外気によつて冷却さ
れることは殆どなく、従つて該ドーム固定枠の室
内側表面に結露を生じることはなくなる。しかも
ドームを一本のボルトでドーム固定枠に固定する
ので、ドーム固定作業が頗る簡単となり、またこ
のボルト止めしたドーム中央部のみをパツキン材
等で防水処理すれば、水の侵入をほぼ完全に防止
することもできる。
実施例
以下、本考案を図示した実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は本考案による天窓の一実施例を示した
分解斜視図であり、1は基枠、2はドーム固定
枠、3はドームである。
分解斜視図であり、1は基枠、2はドーム固定
枠、3はドームである。
基枠1は屋根に形成した開口部の周縁に取付け
られるもので、内側の開口壁8と、該開口壁8の
外周部を第3図に示すように耐水ベニヤ5あるい
は防水シート6等を介して覆う金属カバー7とで
構成されている。そしてこの基枠1の上端にはフ
ランジ部9が形成されている。
られるもので、内側の開口壁8と、該開口壁8の
外周部を第3図に示すように耐水ベニヤ5あるい
は防水シート6等を介して覆う金属カバー7とで
構成されている。そしてこの基枠1の上端にはフ
ランジ部9が形成されている。
ドーム固定枠2は、例えばアルミニウム等の金
属にて製作されたもので、上記基枠1の上端開口
部に嵌合できる寸法の「田」字形枠に構成されて
おり、その中心の交叉部にボルト螺合孔11が形
成されている。このドーム固定枠2は第2図に示
すように基枠1の上端開口部にすつぽりと嵌着さ
れ、水平方向に螺込まれるビス12によつて前記
開口壁8に固定される。
属にて製作されたもので、上記基枠1の上端開口
部に嵌合できる寸法の「田」字形枠に構成されて
おり、その中心の交叉部にボルト螺合孔11が形
成されている。このドーム固定枠2は第2図に示
すように基枠1の上端開口部にすつぽりと嵌着さ
れ、水平方向に螺込まれるビス12によつて前記
開口壁8に固定される。
ドーム3は前記基枠1の上部開口部を覆うもの
で、ポリカーボネイト等の合成樹脂にて傘状に成
形されている。このドーム3の中央部には、前記
ドーム固定枠2に形成されたナツト11に螺合す
ることのできるボルト13が貫通されており、こ
のボルト13とナツト11を螺合緊締することに
よつてドーム3は取付固定される。また基枠1の
上端、即ちフランジ部9とドーム3の当接部には
第3図に示すようにパツキン10が介装されてお
り、ボルト13を締め付けることによつて確実な
シーリングが行われるようになつている。尚、1
4はボルト13のワツシヤ、15はボルト13の
貫通部からの水もれを防止するフエルトパツキン
である。
で、ポリカーボネイト等の合成樹脂にて傘状に成
形されている。このドーム3の中央部には、前記
ドーム固定枠2に形成されたナツト11に螺合す
ることのできるボルト13が貫通されており、こ
のボルト13とナツト11を螺合緊締することに
よつてドーム3は取付固定される。また基枠1の
上端、即ちフランジ部9とドーム3の当接部には
第3図に示すようにパツキン10が介装されてお
り、ボルト13を締め付けることによつて確実な
シーリングが行われるようになつている。尚、1
4はボルト13のワツシヤ、15はボルト13の
貫通部からの水もれを防止するフエルトパツキン
である。
上記の実施例では「田」字形のドーム固定枠4
を使用しているが、これに代えて、第4図に示す
ような枠内を比較的細かい格子状に構成したドー
ム固定枠2′を使用すれば、入射した光がこの格
子状ドーム固定枠2′によつて適度に拡散され、
和らいだ光を室内に送り込むことができるように
なる。またドームを光の透過率の良いアウタード
ームと乳白半透明のインナードームの二重構造に
すれば、断熱性が向上し、透過光も和らぐように
なる。
を使用しているが、これに代えて、第4図に示す
ような枠内を比較的細かい格子状に構成したドー
ム固定枠2′を使用すれば、入射した光がこの格
子状ドーム固定枠2′によつて適度に拡散され、
和らいだ光を室内に送り込むことができるように
なる。またドームを光の透過率の良いアウタード
ームと乳白半透明のインナードームの二重構造に
すれば、断熱性が向上し、透過光も和らぐように
なる。
考案の効果
以上の説明から明らかなように、本考案の天窓
によれば、アルミニウム等の金属で製作されるド
ーム固定枠が外部に全く露出せず、基枠内側の開
口壁で囲まれ、外気によつて冷却されることが殆
どないので、該ドーム固定枠の室内側表面に結露
が生じ、室内に滴下するのを充分に防止すること
ができる。また、ドームを中央部の一本のボルト
のみで固定できるので、従来のように多数のビス
を用いてドーム周縁部を固定する場合に比べる
と、部品数が少なくドームの取付作業が簡単とな
り、しかもこのボルト止めしたドーム中央部をパ
ツキン材等で防水処理するだけで水の侵入が防止
されるので、防水処理も簡単且つ確実に行うこと
ができる。更に、ドーム固定枠を外部に露出させ
ない構造であると、ドーム固定枠に腐食防止用の
アルマイト処理等が不要になり、上記した部品数
の減少、施工性の向上等と関連してトータルコス
トを低減させることが可能となる。
によれば、アルミニウム等の金属で製作されるド
ーム固定枠が外部に全く露出せず、基枠内側の開
口壁で囲まれ、外気によつて冷却されることが殆
どないので、該ドーム固定枠の室内側表面に結露
が生じ、室内に滴下するのを充分に防止すること
ができる。また、ドームを中央部の一本のボルト
のみで固定できるので、従来のように多数のビス
を用いてドーム周縁部を固定する場合に比べる
と、部品数が少なくドームの取付作業が簡単とな
り、しかもこのボルト止めしたドーム中央部をパ
ツキン材等で防水処理するだけで水の侵入が防止
されるので、防水処理も簡単且つ確実に行うこと
ができる。更に、ドーム固定枠を外部に露出させ
ない構造であると、ドーム固定枠に腐食防止用の
アルマイト処理等が不要になり、上記した部品数
の減少、施工性の向上等と関連してトータルコス
トを低減させることが可能となる。
第1図は本考案天窓の一実施例を示す分解斜視
図、第2図は基枠にドーム固定枠を嵌着した状態
を示す斜視図、第3図は同実施例の天窓の要部断
面図、第4図はドーム固定枠の他の例を示す斜視
図、第5図は従来の天窓の分解斜視図、第6図は
同天窓の要部断面図である。 1……基枠、2……ドーム固定枠、3……ドー
ム、8……開口壁、11……ボルト螺合孔、13
……ボルト。
図、第2図は基枠にドーム固定枠を嵌着した状態
を示す斜視図、第3図は同実施例の天窓の要部断
面図、第4図はドーム固定枠の他の例を示す斜視
図、第5図は従来の天窓の分解斜視図、第6図は
同天窓の要部断面図である。 1……基枠、2……ドーム固定枠、3……ドー
ム、8……開口壁、11……ボルト螺合孔、13
……ボルト。
Claims (1)
- 内側に開口壁を形成した基枠の上端開口部に、
ボルト螺合孔を中央部に備えたドーム固定枠を嵌
着固定し、前記基枠の上端開口部をドームで覆う
と共に、該ドームの中央部にボルトを貫通させて
前記ボルト螺合孔に螺合緊締して成る天窓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15021785U JPH0321536Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15021785U JPH0321536Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6259220U JPS6259220U (ja) | 1987-04-13 |
JPH0321536Y2 true JPH0321536Y2 (ja) | 1991-05-10 |
Family
ID=31066158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15021785U Expired JPH0321536Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0321536Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5945032B1 (ja) * | 2015-05-07 | 2016-07-05 | 本間 悦子 | 天窓改良工法 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP15021785U patent/JPH0321536Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6259220U (ja) | 1987-04-13 |
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