JPS6130313Y2 - - Google Patents

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JPS6130313Y2
JPS6130313Y2 JP1981061649U JP6164981U JPS6130313Y2 JP S6130313 Y2 JPS6130313 Y2 JP S6130313Y2 JP 1981061649 U JP1981061649 U JP 1981061649U JP 6164981 U JP6164981 U JP 6164981U JP S6130313 Y2 JPS6130313 Y2 JP S6130313Y2
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JP
Japan
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glass cover
edge
protrusions
case
present
Prior art date
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JP1981061649U
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JPS57175470U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電力計量、タイムスイツチ、リツプル
コントロール装置の受信器などの電気機器のガラ
スカバーの改良に関するものである。
最近の電力量計は、雨線内もしくは計器ボツク
スに収納して、屋外に取り付けるのではなく、電
力量計本体のまま屋外の雨線外に外付けする完全
屋外形電力量計の需要が多くなり、計器内に雨水
又は塵埃の侵入を完全に防止する構造が要求され
る。そこでケースの縁部とガラスカバーの接合縁
部との間にパツキングを用い、封印ねじにて締付
けを行つているが、締付力の管理及びガラスカバ
ーの接合縁部の平坦精度をより向上しなければな
らない。
一方、ガラスカバーの自動製造工程において、
ガラスカバーは製造直後の熱いうちに、接合縁部
を下に向けて台上に置かれるが、台上に接合縁部
が密接すると、ガラスカバーは急激に冷やされ
て、ひびが入ることがある。
本考案の目的は、上述した問題点を解決し、接
合縁部の平坦精度をより向上させる必要なしに、
雨水又は塵埃の侵入を完全に防止することがで
き、しかも、自動製造工程におけるひび割れを防
止することができる電気機器のガラスカバーを提
供することである。
この目的を達成するために、本考案は、接合縁
部上に、ガラスカバーからケースへ最も突出する
複数の線条の突起を形成し、以て、該突起によ
り、雨水又は塵埃の侵入防止作用と、自動製造工
程での急冷防止作用とをあわせて行わせるように
したことを特徴とする。
以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
第1図は本考案によるガラスカバー1を用いた
電力量計の外殻部分を示すもので、金属製のケー
ス2の縁部2aには合成ゴム製のパツキング3を
介して椀状のガラスカバー1の接合縁部1aが接
合する。ガラスカバー1の接合縁部1a上には、
第2図に示されるように2本の連続線条の突起4
が形成される。ケース2には取付金具5が固設さ
れる。ガラスカバー1は、段部1bに係止された
カバー締付用枠6及び封印ねじ7を備える。封印
ねじ7が取付金具5のねじ穴に螺入されることに
よつて、ガラスカバー1はケース2に取り付けら
れるが、封印ねじ7の締付けにより突起4はパツ
キング3に喰い込み、雨水又は塵埃の侵入が完全
に防止される。
第3図は本考案の他の実施例を示し、ガラスカ
バー1の接合縁部1a上には、2本の途切れた線
条の突起8が形成される。2本の突起8は、途切
れた部分が重ならないように形成される。これに
よつても雨水又は塵埃の侵入が完全に防止され
る。
ガラスカバー1の自動製造工程において、ガラ
スカバー1は製造直後の熱いうちに、接合縁部1
aを下に向けて台上に置かれるが、台上に接合縁
部1aが密接すると、ガラスカバー1は急激に冷
やされて、ひびが入ることがある。突起4又は8
が形成されることによつて、台上に置かれる際に
台に接触するのは突起4又は8のみとなり、接触
面積が小さいため、急激な冷却がなくなり、ひび
が入るのを防ぐことができる。
突起4又は8は2本には限らず、3本以上でも
よい。
なお、突起が1本の場合には、自動製造工程に
おいて、ガラスカバーが台上に置かれる際に、台
に衝突して突起の一部が欠けることがあり、その
場合には欠けた部分から雨水又は塵埃が侵入して
しまうので、突起は複数あることが必要である。
以上説明したように、本考案によれば、接合縁
部上に、ガラスカバーからケースへ最も突出する
複数の線条の突起を形成したから、ケースの縁部
にパツキングを介して接合する際に、突起がパツ
キングに喰い込むことによつて、雨水又は塵埃の
侵入を完全に防止することができる。したがつ
て、接合縁部の平坦精度をそれ程高くしなくても
済ますことができる。更に、自動製造工程におい
て、ガラスカバーの急冷を防ぎ、ひびが入るのを
防ぐことができる。
更に、突起を複数にしたから、自動製造工程に
おいてガラスカバーが台上に置かれる際に、台に
衝突して突起の一部が欠けることがあつても、他
の突起によつて雨水又は塵埃の侵入を防ぐことが
でき、歩留りを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を用いた電力量計の
外殻部分を示す断面図、第2図イ,ロは本考案の
一実施例を示す断面図及び背面図、第3図イ,ロ
は本考案の他の実施例を示す断面図及び背面図で
ある。 1……ガラスカバー、1a……接合縁部、2…
…ケース、2a……縁部、3……パツキング、4
……突起、8……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気機器のケースの縁部にパツキングを介して
    接合する接合縁部を有するガラスカバーにおい
    て、接合縁部上に、ガラスカバーからケースへ最
    も突出する複数の線条の突起を形成したことを特
    徴とする電気機器のガラスカバー。
JP1981061649U 1981-04-30 1981-04-30 Expired JPS6130313Y2 (ja)

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JP1981061649U JPS6130313Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

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Publication Number Publication Date
JPS57175470U JPS57175470U (ja) 1982-11-05
JPS6130313Y2 true JPS6130313Y2 (ja) 1986-09-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6522886B2 (ja) * 2014-04-25 2019-05-29 フクダ電子株式会社 医療電子機器の筐体構造
JP7172866B2 (ja) * 2019-06-12 2022-11-16 株式会社デンソー 電子装置

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JPS5562087U (ja) * 1978-10-19 1980-04-26

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JPS57175470U (ja) 1982-11-05

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